JP2561946Y2 - ドレントラップ - Google Patents
ドレントラップInfo
- Publication number
- JP2561946Y2 JP2561946Y2 JP10229291U JP10229291U JP2561946Y2 JP 2561946 Y2 JP2561946 Y2 JP 2561946Y2 JP 10229291 U JP10229291 U JP 10229291U JP 10229291 U JP10229291 U JP 10229291U JP 2561946 Y2 JP2561946 Y2 JP 2561946Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- blow
- screen
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- port
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は蒸気や圧縮空気配管系に
取り付けてそこに発生するドレンを自動的に排出するド
レントラップに関し、特に、ドレントラップにごみ等の
異物を補足するスクリ―ンを備えたものにおいて、ドレ
ントラップを分解せずに、スクリ―ンで補足したゴミ等
の異物を系外にブロ―できるようにしたものに関する。
取り付けてそこに発生するドレンを自動的に排出するド
レントラップに関し、特に、ドレントラップにごみ等の
異物を補足するスクリ―ンを備えたものにおいて、ドレ
ントラップを分解せずに、スクリ―ンで補足したゴミ等
の異物を系外にブロ―できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクリ―ンを備えたドレントラッ
プにおいて、ドレントラップを分解せずに、スクリ―ン
で補足した異物を系外にブロ―できるようにしたものと
して、実公昭48−9230号公報に示されたものがあ
る。これは、蒸気配管系に発生するドレンを自動的に排
出するディスク式スチ―ムトラップであり、弁ケ―シン
グで入口と弁口と出口を形成し、弁ケ―シング内に配置
した弁体で弁口を開閉すると共に、弁ケ―シングに取り
付けたホルダ―で保持したスクリ―ンを入口に配置し、
ホルダ―にブロ―弁口を形成したプラグを取り付け、プ
ラグにブロ―弁体をねじ結合してブロ―弁体をねじ進退
せしめ、ブロ―弁体の先端にブロ―弁口を閉じる弁部を
形成し、ブロ―弁体を緩めたときにブロ―弁口を通して
入口と連通するブロ―通路を弁部の後部に形成したもの
である。通常はブロ―弁体をねじ込んで弁部でブロ―弁
口を閉じた位置に操作して使用する。そして、スクリ―
ンで補足した異物を系外にブロ―するときには、ブロ―
弁体を緩めて弁部でブロ―弁口を開ける。異物は入口か
らの噴出流体と共にブロ―弁口からブロ―通路を通して
系外にブロ―される。
プにおいて、ドレントラップを分解せずに、スクリ―ン
で補足した異物を系外にブロ―できるようにしたものと
して、実公昭48−9230号公報に示されたものがあ
る。これは、蒸気配管系に発生するドレンを自動的に排
出するディスク式スチ―ムトラップであり、弁ケ―シン
グで入口と弁口と出口を形成し、弁ケ―シング内に配置
した弁体で弁口を開閉すると共に、弁ケ―シングに取り
付けたホルダ―で保持したスクリ―ンを入口に配置し、
ホルダ―にブロ―弁口を形成したプラグを取り付け、プ
ラグにブロ―弁体をねじ結合してブロ―弁体をねじ進退
せしめ、ブロ―弁体の先端にブロ―弁口を閉じる弁部を
形成し、ブロ―弁体を緩めたときにブロ―弁口を通して
入口と連通するブロ―通路を弁部の後部に形成したもの
である。通常はブロ―弁体をねじ込んで弁部でブロ―弁
口を閉じた位置に操作して使用する。そして、スクリ―
ンで補足した異物を系外にブロ―するときには、ブロ―
弁体を緩めて弁部でブロ―弁口を開ける。異物は入口か
らの噴出流体と共にブロ―弁口からブロ―通路を通して
系外にブロ―される。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】この場合、スクリ―
ンの内部に溜った異物は入口からの噴出流体によってブ
ロ―できるが、スクリ―ンのこし孔に詰った異物はブロ
―できない。従って、このこし孔に詰った異物を除去す
るために分解しなければならない問題があった。従っ
て、本考案の技術的課題は、ドレントラップを分解せず
にこし孔に詰った異物もブロ―できるようにすることで
ある。
ンの内部に溜った異物は入口からの噴出流体によってブ
ロ―できるが、スクリ―ンのこし孔に詰った異物はブロ
―できない。従って、このこし孔に詰った異物を除去す
るために分解しなければならない問題があった。従っ
て、本考案の技術的課題は、ドレントラップを分解せず
にこし孔に詰った異物もブロ―できるようにすることで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本考案の技術的手段は、弁ケ―シング
で入口と弁口と出口を形成し、弁ケ―シング内に配置し
た弁体で弁口を開閉して入口のドレンを出口に自動的に
排出するドレントラップであって、弁ケ―シングに取り
付けたホルダ―で保持したスクリ―ンを入口に配置し、
ホルダ―にプラグを取り付け、プラグにブロ―弁体をね
じ結合してブロ―弁体をねじ進退せしめるものにおい
て、スクリ―ンのホルダ―側端にブロ―弁口を設け、ブ
ロ―弁体の先端外周にスクリ―ンのブロ―弁口を閉じる
弁部を形成し、弁部の後部にブロ―弁体をねじ込んだと
きにスクリ―ンのブロ―弁口を通して入口と連通するブ
ロ―通路を形成したものである。
するために講じた本考案の技術的手段は、弁ケ―シング
で入口と弁口と出口を形成し、弁ケ―シング内に配置し
た弁体で弁口を開閉して入口のドレンを出口に自動的に
排出するドレントラップであって、弁ケ―シングに取り
付けたホルダ―で保持したスクリ―ンを入口に配置し、
ホルダ―にプラグを取り付け、プラグにブロ―弁体をね
じ結合してブロ―弁体をねじ進退せしめるものにおい
て、スクリ―ンのホルダ―側端にブロ―弁口を設け、ブ
ロ―弁体の先端外周にスクリ―ンのブロ―弁口を閉じる
弁部を形成し、弁部の後部にブロ―弁体をねじ込んだと
きにスクリ―ンのブロ―弁口を通して入口と連通するブ
ロ―通路を形成したものである。
【0005】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
ブロ―弁体の先端外周にスクリ―ンのブロ―弁口を閉じ
る弁部を形成したので、ブロ―弁体をねじ込むときにブ
ロ―弁体の弁部がスクリ―の内周を摺接し、スクリ―ン
のこし孔に詰った異物をスクリ―ンの外部に払い落すこ
とができる。従って、入口からの噴出流体によってスク
リ―ンの外部に溜った異物とこの払い落された異物がブ
ロ―弁口からブロ―通路を通して系外にブロ―される。
ブロ―弁体の先端外周にスクリ―ンのブロ―弁口を閉じ
る弁部を形成したので、ブロ―弁体をねじ込むときにブ
ロ―弁体の弁部がスクリ―の内周を摺接し、スクリ―ン
のこし孔に詰った異物をスクリ―ンの外部に払い落すこ
とができる。従って、入口からの噴出流体によってスク
リ―ンの外部に溜った異物とこの払い落された異物がブ
ロ―弁口からブロ―通路を通して系外にブロ―される。
【0006】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を説明する(図1
参照)。本実施例はディスク式スチ―ムトラップに適用
したものである。本体1に蓋体2をねじ結合して内部に
変圧室3を形成する。本体1に入口4と出口5をほぼ同
一軸上に形成する。本体1の中心に入口4を変圧室3に
連通せしめる内弁口6を形成し、内弁口6の外周囲に変
圧室3を出口5に連通せしめる環状の外弁口7を形成す
る。内弁口6と外弁口7により環状の内輪弁座8と、環
状の外輪弁座9を形成する。内輪弁座8と外輪弁座9は
同心円状でその上面に同一平面の弁座面に形成する。変
圧室3内に内外輪弁座8,9に離着座して内外弁口6,
7を開閉する円板状の弁体10を配置する。
参照)。本実施例はディスク式スチ―ムトラップに適用
したものである。本体1に蓋体2をねじ結合して内部に
変圧室3を形成する。本体1に入口4と出口5をほぼ同
一軸上に形成する。本体1の中心に入口4を変圧室3に
連通せしめる内弁口6を形成し、内弁口6の外周囲に変
圧室3を出口5に連通せしめる環状の外弁口7を形成す
る。内弁口6と外弁口7により環状の内輪弁座8と、環
状の外輪弁座9を形成する。内輪弁座8と外輪弁座9は
同心円状でその上面に同一平面の弁座面に形成する。変
圧室3内に内外輪弁座8,9に離着座して内外弁口6,
7を開閉する円板状の弁体10を配置する。
【0007】内弁口6の下方に円筒状のスクリ―ン11
を配置する。スクリ―ン11はその上面を本位1の壁に
当て、下面を本体1の底壁にねじ結合したホルダ―12
の上面に当てて固定する。スクリ―ン11の下部にはこ
し孔を形成せずにブロ―弁口13を形成する。ホルダ―
12にプラグ14をねじ結合する。中段部に雄ねじ15
を形成したブロ―弁体16をプラグ14に進退自在にね
じ結合する。ブロ―弁体16にはその上部外周に、図1
に示すようにブロ―弁体16をねじ込んだときに、スク
リ―ン11のブロ―弁口13を閉じる弁部17を形成す
る。また弁部17の下方に、図2に示すようにブロ―弁
体16を緩めたときに、ブロ―弁口13に対面するブロ
―通路18を形成する。弁部17の外径はスクリ―ン1
1の内径とほぼ同一である。本体1の底壁とホルダ―1
2の間の気密をガスケット19で保つ。ブロ―弁体16
とホルダ―12の間の気密をパッキング20で保つ。
を配置する。スクリ―ン11はその上面を本位1の壁に
当て、下面を本体1の底壁にねじ結合したホルダ―12
の上面に当てて固定する。スクリ―ン11の下部にはこ
し孔を形成せずにブロ―弁口13を形成する。ホルダ―
12にプラグ14をねじ結合する。中段部に雄ねじ15
を形成したブロ―弁体16をプラグ14に進退自在にね
じ結合する。ブロ―弁体16にはその上部外周に、図1
に示すようにブロ―弁体16をねじ込んだときに、スク
リ―ン11のブロ―弁口13を閉じる弁部17を形成す
る。また弁部17の下方に、図2に示すようにブロ―弁
体16を緩めたときに、ブロ―弁口13に対面するブロ
―通路18を形成する。弁部17の外径はスクリ―ン1
1の内径とほぼ同一である。本体1の底壁とホルダ―1
2の間の気密をガスケット19で保つ。ブロ―弁体16
とホルダ―12の間の気密をパッキング20で保つ。
【0008】通常は図2に示すように、ブロ―弁体16
を緩めて弁部17がスクリ―ン11のブロ―弁口13を
閉じた位置に操作して使用する。入口4の流体はスクリ
―ン11を通って内弁口6へ流れる。周知のディスク式
スチ―ムトラップの作動により、弁体10が自動的に内
外弁口6,7を開閉してドレンを出口5に排出する。ス
クリ―ン11で補足した異物をブロ―するときには第1
図に示すように、ブロ―弁体16をねじ込んでブロ―通
路18とスクリ―ン11のブロ―弁口13を連通せしめ
る位置に操作する。このとき、ブロ―弁体16の弁部1
7がスクリ―ン11の内周に摺接しなら上昇し、スクリ
―ン11のこし孔に詰った異物を外側に払い落す。スク
リ―ン11の外側の異物が入口4の噴出流体によって、
ブロ―弁口13からブロ―通路18を通して系外にブロ
―される。
を緩めて弁部17がスクリ―ン11のブロ―弁口13を
閉じた位置に操作して使用する。入口4の流体はスクリ
―ン11を通って内弁口6へ流れる。周知のディスク式
スチ―ムトラップの作動により、弁体10が自動的に内
外弁口6,7を開閉してドレンを出口5に排出する。ス
クリ―ン11で補足した異物をブロ―するときには第1
図に示すように、ブロ―弁体16をねじ込んでブロ―通
路18とスクリ―ン11のブロ―弁口13を連通せしめ
る位置に操作する。このとき、ブロ―弁体16の弁部1
7がスクリ―ン11の内周に摺接しなら上昇し、スクリ
―ン11のこし孔に詰った異物を外側に払い落す。スク
リ―ン11の外側の異物が入口4の噴出流体によって、
ブロ―弁口13からブロ―通路18を通して系外にブロ
―される。
【0009】
【考案の効果】本考案は下記の特有の効果を生じる。上
記のように本考案によれば、スクリ―ンのこし孔に詰っ
た異物をスクリ―ンの外部に払い落し、入口からの噴出
流体によってブロ―できるので、分解する必要がなく、
ドレントラップの保守管理が容易になる。
記のように本考案によれば、スクリ―ンのこし孔に詰っ
た異物をスクリ―ンの外部に払い落し、入口からの噴出
流体によってブロ―できるので、分解する必要がなく、
ドレントラップの保守管理が容易になる。
【図1】本考案のドレントラップの実施例のディスク式
スチ―ムトラップの断面図である。
スチ―ムトラップの断面図である。
【図2】図1のブロ―弁口の閉弁状態を示す断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 本体 2 蓋体 3 変圧室 4 入口 5 出口 6 内弁口 7 外弁口 10 弁体 11 スクリ―ン 12 ホルダ― 13 ブロ―弁口 14 プラグ 15 雄ねじ 16 ブロ―弁体 17 弁部 18 ブロ―通路
Claims (1)
- 【請求項1】 弁ケ―シングで入口と弁口と出口を形成
し、弁ケ―シング内に配置した弁体で弁口を開閉して入
口のドレンを出口に自動的に排出するドレントラップで
あって、弁ケ―シングに取り付けたホルダ―で保持した
スクリ―ンを入口に配置し、ホルダ―にプラグを取り付
け、プラグにブロ―弁体をねじ結合してブロ―弁体をね
じ進退せしめるものにおいて、スクリ―ンのホルダ―側
端にブロ―弁口を設け、ブロ―弁体の先端外周にスクリ
―ンのブロ―弁口を閉じる弁部を形成し、弁部の後部に
ブロ―弁体をねじ込んだときにスクリ―ンのブロ―弁口
を通して入口と連通するブロ―通路を形成したドレント
ラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10229291U JP2561946Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | ドレントラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10229291U JP2561946Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | ドレントラップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545395U JPH0545395U (ja) | 1993-06-18 |
JP2561946Y2 true JP2561946Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=14323542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10229291U Expired - Fee Related JP2561946Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | ドレントラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561946Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5160395B2 (ja) * | 2008-12-16 | 2013-03-13 | 株式会社テイエルブイ | フロート式ドレントラップ |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP10229291U patent/JP2561946Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0545395U (ja) | 1993-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |