JP2711607B2 - ディスク式スチ―ムトラップ - Google Patents
ディスク式スチ―ムトラップInfo
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- JP2711607B2 JP2711607B2 JP6140892A JP6140892A JP2711607B2 JP 2711607 B2 JP2711607 B2 JP 2711607B2 JP 6140892 A JP6140892 A JP 6140892A JP 6140892 A JP6140892 A JP 6140892A JP 2711607 B2 JP2711607 B2 JP 2711607B2
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- JP
- Japan
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- valve seat
- valve
- outer ring
- inlet
- lid member
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気配管系に発生する復
水を自動的に排出するディスク式スチ―ムトラップに関
し、特に、弁ディスクや内外輪弁座の弁座面が摩耗した
りスケ―ル等の異物の付着によって閉止できなくなって
も再利用できるようにしたものに関する。
水を自動的に排出するディスク式スチ―ムトラップに関
し、特に、弁ディスクや内外輪弁座の弁座面が摩耗した
りスケ―ル等の異物の付着によって閉止できなくなって
も再利用できるようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のディスク式スチ―ムトラップは、
本体と蓋部材とで内部に変圧室を形成し、入口及び出口
の変圧室側開口端に内外輪弁座からなる弁座面を形成
し、変圧室に弁ディスクを配置したもので、変圧室の圧
力変化によって弁ディスクを自力的に制御して弁座面に
離着座させることにより、復水を自動的に排出するもの
である。
本体と蓋部材とで内部に変圧室を形成し、入口及び出口
の変圧室側開口端に内外輪弁座からなる弁座面を形成
し、変圧室に弁ディスクを配置したもので、変圧室の圧
力変化によって弁ディスクを自力的に制御して弁座面に
離着座させることにより、復水を自動的に排出するもの
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ディスク式スチ―ムト
ラップは、弁ディスクが内外輪弁座の弁座面に衝撃的に
離着座するので、比較的短時間に弁ディスクと弁座面が
摩耗したり、また流体中のスケ―ル等の異物が付着した
りして、閉止できなくなる問題がある。摩耗や異物の付
着が生じた場合には、本体と蓋部材を分解し、弁ディス
クや内外輪弁座の弁座面を形成する部材を交換するので
あるが、一度の使用のみで廃棄することは非常経済的で
ある。本発明の技術的課題は、従って、弁ディスクや内
外輪弁座の弁座面が摩耗したり異物の付着によって閉止
できなくなっても、再利用できるディスク式スチ―ムト
ラップを得ることである。
ラップは、弁ディスクが内外輪弁座の弁座面に衝撃的に
離着座するので、比較的短時間に弁ディスクと弁座面が
摩耗したり、また流体中のスケ―ル等の異物が付着した
りして、閉止できなくなる問題がある。摩耗や異物の付
着が生じた場合には、本体と蓋部材を分解し、弁ディス
クや内外輪弁座の弁座面を形成する部材を交換するので
あるが、一度の使用のみで廃棄することは非常経済的で
ある。本発明の技術的課題は、従って、弁ディスクや内
外輪弁座の弁座面が摩耗したり異物の付着によって閉止
できなくなっても、再利用できるディスク式スチ―ムト
ラップを得ることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、入口と出口を
形成した本体に蓋部材を取り付けて内部に入口と出口が
開口する変圧室を形成し、入口及び出口の変圧室側開口
端に内外輪弁座からなる弁座面を形成し、内外輪弁座の
弁座面に離着座する弁ディスクを変圧室に配置したもの
において、蓋部材の外面に研磨部材を取り付けたもので
ある。
するために講じた本発明の技術的手段は、入口と出口を
形成した本体に蓋部材を取り付けて内部に入口と出口が
開口する変圧室を形成し、入口及び出口の変圧室側開口
端に内外輪弁座からなる弁座面を形成し、内外輪弁座の
弁座面に離着座する弁ディスクを変圧室に配置したもの
において、蓋部材の外面に研磨部材を取り付けたもので
ある。
【０００５】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
弁ディスクや内外輪弁座の弁座面が摩耗したり異物の付
着によって閉止できなくなった場合、蓋部材を本体から
分解し、蓋部材に取り付けた研磨部材で弁ディスクや内
外輪弁座の弁座面を研磨し直す。
弁ディスクや内外輪弁座の弁座面が摩耗したり異物の付
着によって閉止できなくなった場合、蓋部材を本体から
分解し、蓋部材に取り付けた研磨部材で弁ディスクや内
外輪弁座の弁座面を研磨し直す。
【０００６】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する（図１参照）。本体１に同一軸上に設けた入口２
と出口３と、弁座部材４を取り付ける凹部５を形成す
る。入口２はスクリ―ン６を介して凹部５の中央に連通
し、出口３は凹部５の周辺に連通する。凹部５に弁座部
材４を配置し、凹部５の内周壁にねじ結合した蓋部材７
で本体１に締結する。弁座部材４と蓋部材７との間に変
圧室８を形成する。
明する（図１参照）。本体１に同一軸上に設けた入口２
と出口３と、弁座部材４を取り付ける凹部５を形成す
る。入口２はスクリ―ン６を介して凹部５の中央に連通
し、出口３は凹部５の周辺に連通する。凹部５に弁座部
材４を配置し、凹部５の内周壁にねじ結合した蓋部材７
で本体１に締結する。弁座部材４と蓋部材７との間に変
圧室８を形成する。
【０００７】弁座部材４の中央を貫通して噴出孔９を設
けて入口２と変圧室８を連通させる。噴出孔９の周囲に
環状溝１１を設け、環状溝１１と排出孔１２を介して変
圧室８を出口３に連通させる。噴出孔９と環状溝１１と
の間が内輪弁座１３を成し、環状溝の外側が外輪弁座１
４を成す。内輪弁座１３と外輪弁座１４は同心円状でそ
の上面は同一平面の弁座面を成す。変圧室８に内外輪弁
座１３、１４の弁座面に離着座して噴出孔９と環状溝１
１を開閉し、入口２と出口３を連通あるいは遮断する弁
ディスク１５を配置する。
けて入口２と変圧室８を連通させる。噴出孔９の周囲に
環状溝１１を設け、環状溝１１と排出孔１２を介して変
圧室８を出口３に連通させる。噴出孔９と環状溝１１と
の間が内輪弁座１３を成し、環状溝の外側が外輪弁座１
４を成す。内輪弁座１３と外輪弁座１４は同心円状でそ
の上面は同一平面の弁座面を成す。変圧室８に内外輪弁
座１３、１４の弁座面に離着座して噴出孔９と環状溝１
１を開閉し、入口２と出口３を連通あるいは遮断する弁
ディスク１５を配置する。
【０００８】外輪弁座１４の外周にテ―パ―面を形成
し、エア―バインディング解消用の有端のバイメタルリ
ング１６と保持リング１７を配置する。蓋部材７の上面
に凹部を形成し、研磨部材としての砥石１８を接着剤で
取り付ける。蓋部材７を覆ってキャップ１９を本体１に
嵌め込み、蓋部材７とキャップ１９との間に空気保温室
２０を形成する。
し、エア―バインディング解消用の有端のバイメタルリ
ング１６と保持リング１７を配置する。蓋部材７の上面
に凹部を形成し、研磨部材としての砥石１８を接着剤で
取り付ける。蓋部材７を覆ってキャップ１９を本体１に
嵌め込み、蓋部材７とキャップ１９との間に空気保温室
２０を形成する。
【０００９】弁ディスク１５や内外輪弁座１３、１４の
弁座面が摩耗したり異物の付着によって閉止できなくな
った場合、蓋部材７を本体１から外し、弁ディスク１５
と弁座部材４を取り出し、蓋部材７を本体１にねじ結合
する。そして、蓋部材７の上面に取り付けた研磨部材１
８の上で弁ディスク１５や弁座部材４の弁座面を研磨す
る。その後、蓋部材７を本体１から外し、弁座部材４と
弁ディスク１５を配置し、蓋部材７を本体１にねじ結合
する。内外輪弁座１３，１４の弁座面が本体１の上面よ
りも突出している場合は、弁座部材４を取り出さずに研
磨することもできる。
弁座面が摩耗したり異物の付着によって閉止できなくな
った場合、蓋部材７を本体１から外し、弁ディスク１５
と弁座部材４を取り出し、蓋部材７を本体１にねじ結合
する。そして、蓋部材７の上面に取り付けた研磨部材１
８の上で弁ディスク１５や弁座部材４の弁座面を研磨す
る。その後、蓋部材７を本体１から外し、弁座部材４と
弁ディスク１５を配置し、蓋部材７を本体１にねじ結合
する。内外輪弁座１３，１４の弁座面が本体１の上面よ
りも突出している場合は、弁座部材４を取り出さずに研
磨することもできる。
【００１０】
【発明の効果】本発明は下記の特有の効果を生じる。上
記のように本考案によれば、蓋部材に研磨部材を取り付
けておくことにより、弁ディスクや内外輪弁座の弁座面
を研磨し直して再利用することができる。蓋部材に研磨
部材を取り付けているので、研磨部材を持ち歩く不便や
紛失の心配がない。
記のように本考案によれば、蓋部材に研磨部材を取り付
けておくことにより、弁ディスクや内外輪弁座の弁座面
を研磨し直して再利用することができる。蓋部材に研磨
部材を取り付けているので、研磨部材を持ち歩く不便や
紛失の心配がない。
【図１】本発明の実施例のディスク式スチ―ムトラップ
の断面図である。
の断面図である。
１ 本体 ２ 入口 ３ 出口 ４ 弁座部材 ７ 蓋部材 ８ 変圧室 １３ 内輪弁座 １４ 外輪弁座 １５ 弁ディスク １８ 研磨部材
Claims (1)
- 【請求項１】 入口と出口を形成した本体に蓋部材を取
り付けて内部に入口と出口が開口する変圧室を形成し、
入口及び出口の変圧室側開口端に内外輪弁座からなる弁
座面を形成し、内外輪弁座の弁座面に離着座する弁ディ
スクを変圧室に配置したものにおいて、蓋部材の外面に
研磨部材を取り付けたディスク式スチ―ムトラップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6140892A JP2711607B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ディスク式スチ―ムトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6140892A JP2711607B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ディスク式スチ―ムトラップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231590A JPH05231590A (ja) | 1993-09-07 |
| JP2711607B2 true JP2711607B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=13170280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6140892A Expired - Fee Related JP2711607B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ディスク式スチ―ムトラップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2711607B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010255763A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Yoshitake Inc | スチームトラップの保温カバー |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5643661B2 (ja) * | 2011-01-17 | 2014-12-17 | 株式会社テイエルブイ | ディスク式スチームトラップ |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP6140892A patent/JP2711607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010255763A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Yoshitake Inc | スチームトラップの保温カバー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05231590A (ja) | 1993-09-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |