JP2013223850A - フィルタ - Google Patents

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Shinjiro Suzuki
慎二郎 鈴木
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Abstract

【課題】流体中の金属粉等の異物の除去性能を向上できるフィルタを提供する。
【解決手段】異物を除去するために流体通路に配置されるフィルタ1であって、流体の流れを阻害して流体滞留域20を形成する流れ抵抗部2と、流れ抵抗部2に連設されたフィルタ部3と、異物を吸着する流体滞留域20に面する位置に配置したマグネット5と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として自動車等の内燃機関に用いられるオイルに混入する金属粉等をろ過するためのフィルタに関する。
一般に、自動車等の内燃機関に用いられるオイルには、摩擦、磨耗、燃料の燃焼、あるいはオイル自体の劣化等により、金属粉等が混入する。オイル中の金属粉等は、ピストンやベアリングやオイルポンプの内部の部材等の損傷の原因となる。
そのため、オイルフィルタの上下にドーナツ状の磁石を配設し、この磁石によってオイル中に含有する金属粉等を捕捉して除去するものが存在する(例えば特許文献1参照)。
実開平5−74649公報
しかしながら、特許文献1のフィルタでは、オイルの流れ速度が速い場合にはオイルに対して磁石があまり機能せず、オイル中の金属粉等が十分に除去できない場合がある。
本発明は、流体中の金属粉等の異物の除去性能が向上したフィルタを提供することを目的としている。
本発明のフィルタの第1特徴構成は、異物を除去するために流体通路に配置されるフィルタであって、流体の流れを阻害して流体滞留域を形成する流れ抵抗部と、前記流れ抵抗部に連設されたフィルタ部と、異物を吸着する前記流体滞留域に面する位置に配置したマグネットと、を備えた点にある。
本構成のフィルタによれば、流れ抵抗部によって流体の流れが阻害されて流体滞留域が形成され、流体滞留域に面する位置にはマグネットが配置されているので、流体滞留域に滞留する流体中の異物をマグネットに効率よく吸着させることができる。これにより、フィルタによる流体中の異物の除去性能を向上させることができる。
本発明のフィルタの第2特徴構成は、前記流れ抵抗部が前記マグネットで構成してある点にある。
フィルタにおいて、流れ抵抗部は流体の流れに対向する位置に設けられている。このため、本構成の如く、流れ抵抗部がマグネットで構成してあると、マグネットが流体の流れに対して対向する位置となる。これにより、流体がマグネットに一旦衝突してからフィルタ部を通過することとなる。その結果、マグネットによる流体中の異物の吸着が促進され、流体中の異物の除去性能がより向上する。
本発明のフィルタの第3特徴構成は、前記流れ抵抗部の縁部に流体の流れ方向の上流側に向けて突出する壁部を設けてある点にある。
本構成の如く、流れ抵抗部の縁部に流体の流れ方向の上流側に向けて突出する壁部を設けることにより、流体滞留部において壁部によって流体の流れが遮られる。これにより、流体滞留部における流体の滞留時間が長くなり、マグネットによる流体中の異物の除去性能が向上する。
第1実施形態におけるフィルタの縦断面図である。 第2実施形態におけるフィルタの縦断面図である 第3実施形態におけるフィルタの縦断面図である。 第4実施形態におけるフィルタの縦断面図である
本発明に係るフィルタ1は、例えば自動車等の内燃機関に用いられるオイルに混入する金属粉等をろ過するために用いられる。
以下、本発明に係るフィルタを図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、フィルタ1は、例えば導管10、11の継部内に固定され、流体としてのオイルに混入した異物を除去するために流体通路に配置される。フィルタ1は、流れ抵抗部2と、フィルタ部3と、フランジ部4と、を備える。なお、オイルは導管10から導管11(図1における上部から下部)に向けて流される。
フィルタ1は円錐状であって、底部に流れ抵抗部2が設けられている。流れ抵抗部2は、オイルの流れに対向する位置に配置されており、オイルの流れを阻害して流体滞留域20を形成する。フィルタ部3は、流れ抵抗部2に連設されており、濾紙、金網等の濾材で構成されている。
フィルタ部3の上端にはフランジ部4が備えられている。フィルタ1は、フランジ部4に導管10,11の端面が当接することで導管10,11の内部に保持されている。
フィルタ1は、さらにオイル中の金属粉等の異物を吸着するマグネット5を備えている。本実施形態では、流れ抵抗部2をマグネット5で構成している。これにより、流体滞留域20に面する位置にマグネット5が配置されることとなる。
図1のように導管10,11の内部に配置されたフィルタ1に対し、導管10側から導管11に向けてオイルを流すと、流れ抵抗部2によってオイルの流れが阻害されて流体滞留域20が形成される。このとき、流体滞留域20に面する位置にはマグネット5が配置されているので、流体滞留域20に滞留するオイル中の異物をマグネット5に効率よく吸着させることができる。これにより、フィルタ1による流体中の異物の除去性能を向上させることができる。
[第2実施形態]
本実施形態では、図2に示すように、第1実施形態で示したフィルタ1の流れ抵抗部2の縁部2aに、オイル(流体)の流れ方向の上流側に向けて突出する壁部6を設けてある。壁部6は流体滞留域20において流体の流れを遮るものであるので、流体滞留域20におけるオイルの滞留時間は、壁部6が存在しない場合に比べて長くなる。これにより、マグネット5による流体中の異物の吸着が促進されることとなり、フィルタ1の異物の除去性能が向上する。
[第3実施形態]
図3に示すように、フィルタ1は、底部7と、底部7に連続する筒状のフィルタ部3と、フィルタ部3の上端からその周囲に向けて設けられる流れ抵抗部2と、流れ抵抗部2に連設されるフランジ部4と、を備える。
フランジ部4は、流体の流れ方向に平行な立ち上がり部4aと、導管10に接するフランジ本体4bによって構成されており、立ち上がり部4aの外周領域にはマグネット5が組み込まれている。
図3のように導管10,11の内部に配置されたフィルタ1に対し、導管10側から導管11に向けてオイルを流すと、フィルタ1の外周領域に設けられた流れ抵抗部2によってオイルの流れが阻害されて流体滞留域21が形成される。このとき、流体滞留域21に面する外周位置にはマグネット5が配置されているので、流体滞留域21に滞留するオイル中の異物をマグネット5に効率よく吸着させることができる。これにより、フィルタ1による流体中の異物の除去性能を向上させることができる。
[第4実施形態]
本実施形態では、図4に示すように、第3実施形態で示したフィルタ1の流れ抵抗部2の内周側の縁部2bに、オイル(流体)の流れ方向の上流側に向けて突出する壁部6を設けてある。壁部6は流体滞留域21において流体の流れを遮るものであるので、流体滞留域21におけるオイルの滞留時間は、壁部6が存在しない場合に比べて長くなる。これにより、マグネット5による流体中の異物の吸着が促進されることとなり、フィルタ1の異物の除去性能が向上する。
[その他の実施形態]
上記の第2実施形態及び第4実施形態において、壁部6をマグネット5で構成してもよい。また、流れ抵抗部2及び壁部6をマグネット5で構成してもよい。また、上記の第3実施形態において、流れ抵抗部2をマグネット5で構成してもよい。
本発明に係るフィルタは、各種流体中の異物の除去に広く利用可能である。
1 フィルタ
2 流れ抵抗部
2a 縁部
3 フィルタ部
5 マグネット
6 壁部
20,21 流体滞留部

Claims (3)

  1. 異物を除去するために流体通路に配置されるフィルタであって、
    流体の流れを阻害して流体滞留域を形成する流れ抵抗部と、
    前記流れ抵抗部に連設されたフィルタ部と、
    異物を吸着する前記流体滞留域に面する位置に配置したマグネットと、を備えたフィルタ。
  2. 前記流れ抵抗部が前記マグネットで構成してある請求項1記載のフィルタ。
  3. 前記流れ抵抗部の縁部に流体の流れ方向の上流側に向けて突出する壁部を設けてある請求項1又は2記載のフィルタ。
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