JPH0942205A - 油圧機械のポンプ制御装置 - Google Patents

油圧機械のポンプ制御装置

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JPH0942205A
JPH0942205A JP7190096A JP19009695A JPH0942205A JP H0942205 A JPH0942205 A JP H0942205A JP 7190096 A JP7190096 A JP 7190096A JP 19009695 A JP19009695 A JP 19009695A JP H0942205 A JPH0942205 A JP H0942205A
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JP
Japan
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pump
discharge amount
merging
pumps
target discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP7190096A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Murakami
茂樹 村上
Masatake Arai
誠剛 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd, Yutani Heavy Industries Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP7190096A priority Critical patent/JPH0942205A/ja
Publication of JPH0942205A publication Critical patent/JPH0942205A/ja
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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の油圧ポンプの吐出油を合流させてアク
チュエータに供給する状態で、アクチュエータの必要流
量を確保する。 【解決手段】 合流弁1を開閉制御する合流制御部18
と、ポンプ3,4の目標吐出量を演算してレギュレータ
8に信号を出力する吐出量演算部19とを備えたコント
ローラ17により、合流時に、ポンプ別に演算された目
標吐出量のうち大きい値を両ポンプ共通の目標吐出量と
して吐出量制御を行う構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル等の油
圧機械において、複数の油圧ポンプの吐出油を所定の条
件下で合流させる方式をとるポンプ制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の油圧ポンプを備えた油圧機
械において、ポンプを効率良く使用するために、図5に
示すように、各油圧系(図では二つの系の場合を示して
いる)A,Bのポンプ回路同士を合流弁1を備えた合流
ライン2で接続し、所定の条件下で各ポンプ3,4の吐
出油をこの合流ライン2で合流させてアクチュエータに
供給する合流方式が一般にとられている。
【0003】一方、各ポンプ3,4は、ネガティブコン
トロール方式(以下、通称に従ってネガコン方式とい
う)によって吐出量が個別に制御される。
【0004】このネガコン方式では、ポンプ余剰油をタ
ンクTに戻すネガティブコントロール流路(以下、ネガ
コン流路という)5をポンプ回路に分岐接続し、このネ
ガコン流路5に設けた絞り6の入口圧(以下、ネガコン
圧という)によってポンプ吐出量を制御する構成として
いる。7はリリーフ弁、8,9は各ポンプ3,4の吐出
量を個別に制御するレギュレータである。
【0005】この構成によると、アクチュエータ流量の
増加時(=ネガコン流量の減少時)にはネガコン圧が低
くなってポンプ吐出量が増加し、アクチュエータ流量の
減少時(=ネガコン流量の増加時)にはネガコン圧が高
くなってポンプ吐出量が減少する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
ポンプ吐出量をポンプごと別々に制御する方式をとる
と、合流時に、たとえば第2油圧系Bのアクチュエータ
の負荷圧が高くて油が流れにくい状態となると、第1ポ
ンプ3からの合流油が第2油圧系Bのネガコン流路5に
流入し、同油圧系Bのネガコン圧が上昇して第2ポンプ
4の吐出量制御に影響を与え、結果的に同ポンプ吐出量
が減少してアクチュエータ流量が不足するという問題が
生じていた。
【0007】そこで本発明は、合流時にアクチュエータ
の負荷状態に関係なく必要流量を確保することができる
油圧機械の制御装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、レギュレータ
によって吐出量が個別に制御される複数の可変容量形油
圧ポンプと、この各ポンプのポンプ回路に接続された油
圧アクチュエータと、この各アクチュエータの作動を指
令する作動指令手段と、ポンプ余剰流を絞りを介してタ
ンクに戻すネガティブコントロール流路と、各ポンプの
ポンプ吐出油を合流させる合流ラインと、この合流ライ
ンに設けられた合流弁と、この合流弁および上記レギュ
レータを制御するコントローラとを具備し、このコント
ローラは、(i)上記作動指令手段による作動指令信号
に基づいて上記合流弁を制御する合流制御部と、(ii)
上記ネガティブコントロール流路の圧力に基づいて各ポ
ンプごとに要求されるポンプ別目標吐出量を演算し、上
記レギュレータに対し、合流時以外は上記ポンプ別目標
吐出量を得るための信号を出力し、合流時には上記ポン
プ別目標吐出量のうちの最大値を全ポンプに共通する共
通目標吐出量としてこの共通目標吐出量を得るための信
号を出力する吐出量演算部とを具備してなるものであ
る。
【0009】上記構成によると、合流時に、ポンプ別に
演算された目標吐出量のうちの最大値を各ポンプ共通の
目標吐出量として各ポンプの吐出量制御を行うため、ポ
ンプ吐出量の合計が常にアクチュエータ必要流量の合計
以上となる。従って、負荷状態によってアクチュエータ
流量が不足する事態が生じるおそれがない。
【0010】
【発明の実施形態】本発明の実施の形態を図1〜図4に
よって説明する。
【0011】この実施形態では、従来説明に合わせて、
二つの油圧系A,Bのポンプ吐出油を所定の条件下で合
流させる構成を例にとっている。
【0012】なお、図1において、図5に示す従来技術
と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を
省略する。
【0013】9は第1油圧系Aの油圧アクチュエータと
しての油圧シリンダ、10は第2油圧系Bの油圧アクチ
ュエータとしての油圧シリンダ、11,12はこれら両
シリンダ9,10の作動を個別に制御するパイロット切
換式のコントロールバルブで、この両コントロールバル
ブ11,12は、レバー操作されるリモコン弁13,1
4からのパイロット圧によって切換わり作動する。
【0014】このリモコン弁13,14からのパイロッ
ト圧、すなわちコントロールバルブ11,12の操作量
(=シリンダ流量)と、両油圧系A,Bのネガコン圧P
n1,Pn2は、それぞれ圧力センサ15…、16,1
6によって検出され、これらがコントローラ17に入力
される。
【0015】このコントローラ17は、合流ライン2の
合流弁1を開閉制御する合流制御部18と、両ポンプ
3,4の吐出量を演算してレギュレータ8,8に制御信
号を送る吐出量演算部19とから成っている。
【0016】合流制御部18は、合流弁1に対し、図2
中破線で示すようにリモコン弁13,14のいずれか一
方が操作された時点で合流信号Sを出力し、これにより
合流弁1が図のブロック位置aから合流位置bに切換わ
る。図2中、実線はリモコン弁13,14のレバー操作
量とこれによって発生するパイロット圧の関係を示す。
【0017】あるいは、(イ)図3に示すようにリモコ
ン弁13,14のいずれか一方が所定量以上操作された
こと、(ロ)両リモコン弁13,14の特定の一方が操
作されたこと、(ハ)両リモコン弁13,14が同時に
操作されたことのいずれかを条件として合流信号が出力
されるように設定してもよい。
【0018】また、合流信号Sは吐出量演算部19にも
入力され、次のように、この合流信号Sが入力されたと
き(合流時)と、入力されないとき(非合流時)とに応
じて異なる吐出量演算・出力作用が行われる。
【0019】A.非合流時 このときは、ポンプ別の吐出量制御が行われる。
【0020】すなわち、図4のネガコン圧/吐出量特性
に基づき、圧力センサ16,16によって検出される両
油圧系A,Bのネガコン圧Pn1,Pn2から目標吐出
量Qn1,Qn2が設定され、このポンプ別目標吐出量
Qn1,n2を得るための信号がレギュレータ8,8に
送られる。
【0021】B.合流時 このときは、上記のようにして求められるポンプ別目標
吐出量Qn1,Qn2のうち大きい値が両ポンプ共通の
目標吐出量として選択され、この共通目標吐出量を得る
ための信号が両レギュレータ8,8に送られる。
【0022】この制御により、合流時の総ポンプ吐出量
が、常に、ポンプ別目標吐出流量の合計値(シリンダ
9,10の作動に必要な流量)よりも多くなる。
【0023】従って、合流時に、非合流時と同様のポン
プ別吐出量制御を行う場合のように、負荷状態によって
シリンダ流量が不足するという事態が生じるおそれがな
い。
【0024】ところで、図4のネガコン圧/目標吐出流
量の特性は、両ポンプ3,4に共通としてもよいし、両
ポンプ別々のものとしてもよい。
【0025】また、上記実施形態では1ポンプ−1アク
チュエータ(シリンダ)の油圧系が二つの場合を例示し
たが、本発明は1ポンプ−複数アクチュエータの油圧系
が二つまたは三つ以上の場合にも上記同様に実施するこ
とができる。この場合、合流時にはポンプ別目標吐出量
のうちの最大値が共通目標吐出量として選択される。
【0026】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、合流
時に、ポンプ別に演算される目標吐出量のうちの最大値
を各ポンプ共通の目標吐出量として各ポンプの吐出量制
御を行う構成としたから、ポンプ吐出量の合計が常にア
クチュエータ必要流量の合計以上となり、負荷状態によ
ってアクチュエータ流量が不足する事態が生じるおそれ
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる制御装置の油圧回路
を含む全体構成を示す図である。
【図2】同装置の合流制御部におけるリモコン弁の操作
量と、これによって発生するパイロット圧および合流信
号の関係を示す図である。
【図3】図2と異なる信号特性を示す図である。
【図4】同装置の吐出量演算部におけるネガコン圧/目
標吐出量の特性を示す図である。
【図5】従来装置におけるポンプ吐出量制御系の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 合流弁 2 合流ライン 3,4 油圧ポンプ 5 ネガコン流路 6 ネガコン流路の絞り 8 レギュレータ 9,10 油圧アクチュエータとしての油圧シリンダ 11,12 油圧シリンダの作動を制御するコントロー
ルバルブ 13,14 作動指令手段としてのリモコン弁 17 コントローラ 18 合流制御部 19 吐出量演算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レギュレータによって吐出量が個別に制
    御される複数の可変容量形油圧ポンプと、この各ポンプ
    のポンプ回路に接続された油圧アクチュエータと、この
    各アクチュエータの作動を指令する作動指令手段と、ポ
    ンプ余剰流を絞りを介してタンクに戻すネガティブコン
    トロール流路と、各ポンプのポンプ吐出油を合流させる
    合流ラインと、この合流ラインに設けられた合流弁と、
    この合流弁および上記レギュレータを制御するコントロ
    ーラとを具備し、このコントローラは、 (i)上記作動指令手段による作動指令信号に基づいて
    上記合流弁を制御する合流制御部と、 (ii)上記ネガティブコントロール流路の圧力に基づい
    て各ポンプごとに要求されるポンプ別目標吐出量を演算
    し、上記レギュレータに対し、合流時以外は上記ポンプ
    別目標吐出量を得るための信号を出力し、合流時には上
    記ポンプ別目標吐出量のうちの最大値を全ポンプに共通
    する共通目標吐出量としてこの共通目標吐出量を得るた
    めの信号を出力する吐出量演算部とを具備してなること
    を特徴とする油圧機械のポンプ制御装置。
JP7190096A 1995-07-26 1995-07-26 油圧機械のポンプ制御装置 Pending JPH0942205A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998041765A1 (en) * 1997-03-14 1998-09-24 Komatsu Ltd. Pressure oil supplying apparatus
JP2000325824A (ja) * 1999-05-24 2000-11-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 自走式破砕機の油圧駆動装置
WO2012033721A3 (en) * 2010-09-08 2012-06-07 Caerpillar Inc. Multi-function wheel loader linkage control with optimized power management

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