JPH09420A - 仏 壇 - Google Patents

仏 壇

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Publication number
JPH09420A
JPH09420A JP15645795A JP15645795A JPH09420A JP H09420 A JPH09420 A JP H09420A JP 15645795 A JP15645795 A JP 15645795A JP 15645795 A JP15645795 A JP 15645795A JP H09420 A JPH09420 A JP H09420A
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JP
Japan
Prior art keywords
altar
shutter
buddhist altar
door
engagement means
Prior art date
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Pending
Application number
JP15645795A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Otake
勇 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両側の壁間の幅に近い幅の大型の仏壇を設置
できる仏壇の提供。 【構成】 雨戸11は、上端部の左右両側に仏壇1の左
右内壁面と水平方向に摺動自在に係合する上摺動係合手
段を有する上雨戸2と、下端部の左右両側に仏壇1の左
右内壁面と水平方向に摺動自在に係合する下摺動係合手
段を有する下雨戸3とからなり、上雨戸2は、前記上摺
動係合手段の前端で揺動自在に装着されるとともに、す
おい16と上台14との隙間Aに出し入れ自在に差し込
まれ、下雨戸3は、前記下摺動係合手段の前端で揺動自
在に装着されるとともに、下段17と下台15との隙間
Dに出し入れ自在に差し込まれることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、横幅方向の収納性を
向上させた仏壇に関する。
【0002】
【従来の技術】仏壇は、図9に示す如く、前面に2つ折
りの観音開きとなっている雨戸101を有し、内部に宮
殿、本尊など仏具を収容している。雨戸101の内側に
は、観音開きとなっている障子102が装着されてい
る。このため、住宅の仏間に仏壇設置のための床の間を
設ける場合、両側の壁が近接していると、雨戸101や
障子102を完全に開放することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、壁間の幅を
一杯に有効利用することが不可能であり、幅の狭い小型
の仏壇しか設置できない。この発明の目的は、両側の壁
間の幅に近い幅の大型の仏壇を設置できる仏壇の提供に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、左右前柱、
該左右前柱の上端を連結する上台、前記左右前柱の下端
を連結する下台、前記上台の下方の前記左右前柱間に掛
け渡されたすおい、および前記下台の上方に設置された
下段を有し、前面に雨戸が取り付けられた箱型の仏壇に
おいて、前記雨戸は、上端部の左右両側に仏壇の左右内
壁面と水平方向に摺動自在に係合する上摺動係合手段を
有する上雨戸と、下端部の左右両側に仏壇の左右内壁面
と水平方向に摺動自在に係合する下摺動係合手段を有す
る下雨戸とからなり、前記上雨戸は、前記上摺動係合手
段の前端で揺動自在に装着されるとともに、前記すおい
と前記上台との隙間に出し入れ自在に差し込まれ、前記
下雨戸は、前記下摺動係合手段の前端で揺動自在に装着
されるとともに、前記下段と前記下台との隙間に出し入
れ自在に差し込まれることを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の仏壇は、前記上摺動係合
手段は、前記上雨戸の上端部の左右両側に水平方向に設
けた上突起と、前記仏壇の左右側壁の内面の前記すおい
と前記上台との間に水平方向の上溝とからなり、前記下
摺動係合手段は、前記下雨戸の下端部の左右両側に水平
方向に設けた下突起と、前記仏壇の左右側壁の内面の前
記下段と前記下台との間に水平方向の下溝とからなるこ
とを特徴とする。
【0006】請求項3に記載の仏壇は、前記上摺動係合
手段は、前記上雨戸の左右両側に設けた上溝と、前記仏
壇の左右側壁の内面の前記すおいと前記上台との間に設
けられ前記上溝に摺動自在に嵌め込まれた上突起とから
なり、前記下摺動係合手段は、前記下雨戸の左右両側に
設けた下溝と、前記仏壇の左右側壁の内面の前記下段と
前記下台との間に設けられ前記下溝に摺動自在に嵌め込
まれた下突起とからなることを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の仏壇は、前記上雨戸また
は下雨戸と前記仏壇との係止手段は、前記上雨戸または
下雨戸と前記仏壇とのいずれか一方に取り付けた磁石
と、いずれか他方に取り付けた強磁性体または逆極性の
磁石とからなることを特徴とする。請求項5に記載の仏
壇は、仏壇の左右両側面の前側部に、前縁が自由縁とな
っており、左右方向に開く左右側ドアを設けたことを特
徴とする。
【0008】
【発明の作用・効果】請求項1〜4に記載の仏壇は、上
雨戸は上端を支点として垂直から水平に揺動して開き、
水平状態で仏壇の内部にスライドさせることにより収ま
る。下雨戸は下端を支点として垂直から水平に揺動して
開き、水平状態で仏壇の内部にスライドさせることによ
り収まる。このため、仏壇の両側が壁に近接していて
も、雨戸の開閉に支障はない。この結果、狭いスペース
に幅の広い大型の仏壇を設置できる。請求項5に記載の
仏壇は、斜め前方から内部の視認性が向上でき、高級感
がでる。
【0009】
【実施例】この発明の仏壇を図1〜図7に示す実施例に
基づき説明する。1は仏壇であり、前面に上下開きの雨
戸11が設けられている。上下開きの雨戸11は、閉じ
られた状態において、左右前柱12、13、天井となっ
ている上台14の前縁、および底板となっている下台1
5の前縁からなる前枠部内に収まっている。下台15
は、雑巾擦り1A付敷台1Bに載せられた台1Cに載置
されており、上台14の上には、2段ごみ受け1Dが載
置されている。
【0010】上台14の下方には幅の狭い隙間Aを隔て
るとともに、雨戸11の厚さ分だけ奥に引っ込んで、帯
板状のすおい16が水平に取り付けられている。すおい
16の下方には、彫刻が嵌め込まれる狭間縁Bを隔て
て、うねり長押等の長押Cが水平に取り付けられてい
る。
【0011】下台15の上方には、狭い隙間Dを隔てる
とともに、雨戸11の厚さ分だけ奥に引っ込んで、平板
からなる下段17が水平に取り付けられている。すおい
16と下段17との間には、左右前柱12、13の内側
面に沿って、帯板からなる左右戸当たり18、19が縦
に固定されて取り付けられている。左右戸当たり18、
19の内側には、下端が石築となっている半丸柱10、
10が立設されている。
【0012】上下開き雨戸11は、上雨戸2と下雨戸3
とからなる。上雨戸2は、上端部の左右両側に仏壇1の
左右内壁面と水平方向に摺動自在に係合する上摺動係合
手段2Aにより仏壇1に取り付けられている。下雨戸3
は、下端部の左右両側に仏壇1の左右内壁面と水平方向
に摺動自在に係合する下摺動係合手段2Bにより仏壇1
に取り付けられている。
【0013】この実施例では、上雨戸2は、矩形の戸板
20と、その上端部の左右両側に水平方向の円柱状の上
突起21、22を有する。下雨戸3は、矩形の戸板30
と、その下端部の左右両側に水平方向の円柱状の下突起
31、32を有する。上突起21、22および下突起3
1、32の先端部には、それぞれ滑車3Aが取り付けら
れている。
【0014】滑車3Aは、上雨戸2または下雨戸3を引
出したり、押し込めたりする際の摩擦抵抗の低減と、左
右均等の滑動をガイドする作用を有する。なお、左右均
等の滑動をガイドするためには、滑車3Aの代わりに円
盤状に滑動子を用いてもよい。上雨戸2は、前面下端の
中央部に把手金具23が固着されており、図1に示すよ
うに裏面は格子24となっている。このように、上雨戸
2の裏面に装飾を施すことにより、仏壇の天井の代わり
とすることができ、天井の装飾を省略できる利点があ
る。
【0015】下雨戸3は、裏面先端の両側部に鉄板3
3、34が固定され、裏面3Bは黒漆の磨き面となって
おり、下雨戸3を一部押し込めた状態で飾り棚として使
用できるようになっている。左右戸当たり18、19の
前記鉄板33、34との対応位置には、図5に示す如
く、磁石35、36が固着されている。下雨戸3は、閉
じられた状態で、磁石35、36により鉄板33、34
が吸着されて、垂直に保持されている。
【0016】左右前柱12、13の上端部および下端部
には、上横材42、43および下横材44、45が連結
されている。上台14とすおい16との間の、左右前柱
12、13の上端部の内側面および上横材42、43の
内側面には、水平方向の上溝4A、4Bが形成されてい
る。下段17と下台15との間の、左右前柱12、13
の下端部の内側面および下横材44、45の内側面に
は、水平方向の下溝4C、4Dが形成されている。
【0017】上雨戸2は、上溝4A、4Bの前端で上突
起21、22を支点として揺動自在に装着されるととも
に、上台14とすおい16との隙間Aに出し入れ自在に
差し込まれる。下雨戸3は、下溝4C、4Dの前端で下
突起31、32を支点として揺動自在に装着されるとと
もに、下段17と下台15との隙間Dに出し入れ自在に
差し込まれる。
【0018】図8は他の実施例を示す。この実施例で
は、仏壇1の両側壁の前半部に、後縁を支点として前縁
が開く右側雨戸6および左側雨戸7を設けている。この
実施例においては、仏壇1を幅の広い設置場所に設置し
た場合に、斜め前から内部の装飾を見ることができ、仏
壇1の高級感が向上する。また、内部の備品の出し入れ
や、内部の清掃が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の仏壇の雨戸を開いた状態の斜視図で
ある。
【図2】この発明の仏壇の雨戸を閉じた状態の正面図で
ある。
【図3】この発明の仏壇の雨戸を収容した状態の斜視図
である。
【図4】この発明の仏壇の雨戸の正面図および側面図で
ある。
【図5】この発明の仏壇の雨戸の開閉状態を示す側面断
面図である。
【図6】この発明の仏壇の上溝および下溝の斜視図であ
る。
【図7】この発明の仏壇の上溝の斜視図である。
【図8】この発明の他の実施例にかかる仏壇の斜視図で
ある。
【図9】従来の仏壇の斜視図である。
【符号の説明】
1 仏壇 2 上雨戸 3 下雨戸 11 雨戸 12 左前柱 13 右前柱 14 上台 15 下台 16 すおい 17 下段 21、22 上突起 31、32 下突起 35、36 磁石 2A 上摺動係合手段 2B 下摺動係合手段 4A、4B 上溝 4C、4D 下溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右前柱、該左右前柱の上端を連結する
    上台、前記左右前柱の下端を連結する下台、前記上台の
    下方の前記左右前柱間に掛け渡されたすおい、および前
    記下台の上方に設置された下段を有し、前面に雨戸が取
    り付けられた箱型の仏壇において、 前記雨戸は、上端部の左右両側に仏壇の左右内壁面と水
    平方向に摺動自在に係合する上摺動係合手段を有する上
    雨戸と、下端部の左右両側に仏壇の左右内壁面と水平方
    向に摺動自在に係合する下摺動係合手段を有する下雨戸
    とからなり、 前記上雨戸は、前記上摺動係合手段の前端で揺動自在に
    装着されるとともに、前記すおいと前記上台との隙間に
    出し入れ自在に差し込まれ、前記下雨戸は、前記下摺動
    係合手段の前端で揺動自在に装着されるとともに、前記
    下段と前記下台との隙間に出し入れ自在に差し込まれる
    ことを特徴とする仏壇。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記上摺動係合手段
    は、前記上雨戸の上端部の左右両側に水平方向に設けた
    上突起と、前記仏壇の左右側壁の内面の前記すおいと前
    記上台との間に水平方向の上溝とからなり、 前記下摺動係合手段は、前記下雨戸の下端部の左右両側
    に水平方向に設けた下突起と、前記仏壇の左右側壁の内
    面の前記下段と前記下台との間に水平方向の下溝とから
    なることを特徴とする仏壇。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記上摺動係合手段
    は、前記上雨戸の左右両側に設けた上溝と、前記仏壇の
    左右側壁の内面の前記すおいと前記上台との間に設けら
    れ前記上溝に摺動自在に嵌め込まれた上突起とからな
    り、 前記下摺動係合手段は、前記下雨戸の左右両側に設けた
    下溝と、前記仏壇の左右側壁の内面の前記下段と前記下
    台との間に設けられ前記下溝に摺動自在に嵌め込まれた
    下突起とからなることを特徴とする仏壇。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記上雨戸または下
    雨戸と前記仏壇との係止手段は、前記上雨戸または下雨
    戸と前記仏壇とのいずれか一方に取り付けた磁石と、い
    ずれか他方に取り付けた強磁性体または逆極性の磁石と
    からなることを特徴とする仏壇。
  5. 【請求項5】 請求項1において、仏壇の左右両側面の
    前側部に、前縁が自由縁となっており、左右方向に開く
    左右側ドアを設けたことを特徴とする仏壇。
JP15645795A 1995-06-22 1995-06-22 仏 壇 Pending JPH09420A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6465939B1 (ja) * 2017-09-06 2019-02-06 法月株式会社 仏壇、仏壇における写真台の移動方法、供養具及び供養具における写真台の移動方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6465939B1 (ja) * 2017-09-06 2019-02-06 法月株式会社 仏壇、仏壇における写真台の移動方法、供養具及び供養具における写真台の移動方法
JP2019042350A (ja) * 2017-09-06 2019-03-22 法月株式会社 仏壇、仏壇における写真台の移動方法、供養具及び供養具における写真台の移動方法

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