JPH0940225A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0940225A JPH0940225A JP20927195A JP20927195A JPH0940225A JP H0940225 A JPH0940225 A JP H0940225A JP 20927195 A JP20927195 A JP 20927195A JP 20927195 A JP20927195 A JP 20927195A JP H0940225 A JPH0940225 A JP H0940225A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 環境条件、転写材質、除電針の使用条件及び
転写材との相対位置などの条件因子に対応して、転写材
分離に最適な除電条件を設定可能な画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 像担持体1のトナー像を、転写ローラ1
0で転写材11に転写し、除電針ユニット15により除
電された転写材11から分離する画像形成装置で、分離
検知センサ23が、転写材11の像担持体1からの分離
不良を検知すると、コントローラ24がスイッチ18を
切換え、除電針16への高圧電源19〜22からのバイ
アス電圧を切換え、環境条件、転写材質、除電針の使用
条件に応じて、最適除電条件が設定され、転写材の湿気
による電荷保持力の変化、像担持体の材質に応じた抵抗
値変化による電荷保持力の変化、除針先端へのトナーの
付着、放電による除電性の劣化に対応して、転写材が最
適条件で除電され像担持体から分離される。
転写材との相対位置などの条件因子に対応して、転写材
分離に最適な除電条件を設定可能な画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 像担持体1のトナー像を、転写ローラ1
0で転写材11に転写し、除電針ユニット15により除
電された転写材11から分離する画像形成装置で、分離
検知センサ23が、転写材11の像担持体1からの分離
不良を検知すると、コントローラ24がスイッチ18を
切換え、除電針16への高圧電源19〜22からのバイ
アス電圧を切換え、環境条件、転写材質、除電針の使用
条件に応じて、最適除電条件が設定され、転写材の湿気
による電荷保持力の変化、像担持体の材質に応じた抵抗
値変化による電荷保持力の変化、除針先端へのトナーの
付着、放電による除電性の劣化に対応して、転写材が最
適条件で除電され像担持体から分離される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電複写機やプリ
ンタなどの静電転写プロセスを利用する画像形成装置に
関する。
ンタなどの静電転写プロセスを利用する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】静電複写機やプリンタなどの静電転写プ
ロセスを利用する画像形成装置では、像担持体上のトナ
ー像を転写材に転写し、トナー像が転写された転写材を
像担持体から分離して、定着処理を施して画像形成が行
われる。
ロセスを利用する画像形成装置では、像担持体上のトナ
ー像を転写材に転写し、トナー像が転写された転写材を
像担持体から分離して、定着処理を施して画像形成が行
われる。
【0003】図7に示すように、像担持体1上のトナー
像の転写材2への転写に転写チャージャ3を使用し、転
写材2の像担持体1からの除電分離に分離チャージャ4
を使用する方式が従来使用されていたが、放電時のオゾ
ンの発生の問題があり、図8に示すように、アースロー
ラ5と駆動ローラ6とにベルト7を巻装し、このベルト
7を像担持体1に対接させ、ベルト7にバイアスローラ
8により所定のバイアスを印加しながら、ベルト7を駆
動ローラ6により移動させ、ベルト7に像担持体1のト
ナー像を静電的に転写し、転写位置から離れた位置に設
けた分離チャージャ4によって、転写材2をベルト7か
ら分離する転写ベルト方式の画像形成装置が使用される
ようになっている。
像の転写材2への転写に転写チャージャ3を使用し、転
写材2の像担持体1からの除電分離に分離チャージャ4
を使用する方式が従来使用されていたが、放電時のオゾ
ンの発生の問題があり、図8に示すように、アースロー
ラ5と駆動ローラ6とにベルト7を巻装し、このベルト
7を像担持体1に対接させ、ベルト7にバイアスローラ
8により所定のバイアスを印加しながら、ベルト7を駆
動ローラ6により移動させ、ベルト7に像担持体1のト
ナー像を静電的に転写し、転写位置から離れた位置に設
けた分離チャージャ4によって、転写材2をベルト7か
ら分離する転写ベルト方式の画像形成装置が使用される
ようになっている。
【0004】さらに、装置の小型化の要請から、転写ベ
ルトに代えて、像担持体とで転写材を挟持して回転自在
に配置される転写ローラを使用する転写ローラ方式の画
像形成装置が広く使用される傾向にある。
ルトに代えて、像担持体とで転写材を挟持して回転自在
に配置される転写ローラを使用する転写ローラ方式の画
像形成装置が広く使用される傾向にある。
【0005】この転写ローラ方式の画像形成装置では、
転写ベルト方式のように、転写位置と分離位置を独立分
離することはできず、転写ニップでの転写処理の直後に
分離位置を設ける必要がある。転写ローラ方式では、曲
率分離を行うことによって、分離位置での除電は不要と
も考えられるが、実際には曲率分離動作自体が不安定で
あり、分離時の放電によるトナー塵、ハニカムなどの発
生で、異常画像が形成されることがあり、転写ローラ方
式の画像形成装置では、占有スペースが狭くメンテナン
スも容易な除電針が除電チャージャとして使用されてい
る。
転写ベルト方式のように、転写位置と分離位置を独立分
離することはできず、転写ニップでの転写処理の直後に
分離位置を設ける必要がある。転写ローラ方式では、曲
率分離を行うことによって、分離位置での除電は不要と
も考えられるが、実際には曲率分離動作自体が不安定で
あり、分離時の放電によるトナー塵、ハニカムなどの発
生で、異常画像が形成されることがあり、転写ローラ方
式の画像形成装置では、占有スペースが狭くメンテナン
スも容易な除電針が除電チャージャとして使用されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、除電針はその
最適除電条件が変化し易く、使用環境の温度や湿度に基
づき、転写材の湿気による電荷保持力が変化し、或い
は、像担持体の材質による抵抗値変化に応じた電荷保持
力が変化することにより、さらには、除電針先端へのト
ナーの付着、放電による除電性の劣化が生じることによ
り、その最適除電条件が様々に変化する。一方、除電針
と転写材の相対位置によっても最適除電条件が変化す
る。
最適除電条件が変化し易く、使用環境の温度や湿度に基
づき、転写材の湿気による電荷保持力が変化し、或い
は、像担持体の材質による抵抗値変化に応じた電荷保持
力が変化することにより、さらには、除電針先端へのト
ナーの付着、放電による除電性の劣化が生じることによ
り、その最適除電条件が様々に変化する。一方、除電針
と転写材の相対位置によっても最適除電条件が変化す
る。
【0007】本発明は、前述したような画像形成装置の
転写材分離動作の現状に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、環境条件、転写材質、除電針の使用条件及び
転写材との相対位置などの条件因子に対応して、転写材
分離に最適な除電条件を設定可能な画像形成装置を提供
することにある。
転写材分離動作の現状に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、環境条件、転写材質、除電針の使用条件及び
転写材との相対位置などの条件因子に対応して、転写材
分離に最適な除電条件を設定可能な画像形成装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、像担持体上のトナー像を、
転写手段により前記像担持体に対接配置される転写材に
転写し、転写後に除電針により前記転写材を除電し、前
記像担持体から分離する画像形成装置において、前記転
写材の前記像担持体からの分離不良を検知する検知手段
と、該検知手段の検知結果に応じて、前記除電針の除電
条件を変更する除電条件変更手段とを有することを特徴
とするものである。
に、請求項1記載の発明は、像担持体上のトナー像を、
転写手段により前記像担持体に対接配置される転写材に
転写し、転写後に除電針により前記転写材を除電し、前
記像担持体から分離する画像形成装置において、前記転
写材の前記像担持体からの分離不良を検知する検知手段
と、該検知手段の検知結果に応じて、前記除電針の除電
条件を変更する除電条件変更手段とを有することを特徴
とするものである。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記除電針に印加するバイアス電圧を変
化させることを特徴とするものである。
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記除電針に印加するバイアス電圧を変
化させることを特徴とするものである。
【0010】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記除電針と前記転写材との距離を変化
させることを特徴とするものである。
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記除電針と前記転写材との距離を変化
させることを特徴とするものである。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記除電針と前記転写手段間の絶縁距離
を変化させることを特徴とするものである。
4記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記除電針と前記転写手段間の絶縁距離
を変化させることを特徴とするものである。
【0012】同様に前記目的を達成するために、請求項
5記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記除電針を支持する部材を、前記除電
針の放電端部に対して相対的に変位させることを特徴と
するものである。
5記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記除電針を支持する部材を、前記除電
針の放電端部に対して相対的に変位させることを特徴と
するものである。
【0013】同様に前記目的を達成するために、請求項
6記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記転写材の走行方向に沿って配置され
た複数の除電針に、選択的にバイアス電圧を印加するこ
とを特徴とするものである。
6記載の発明は、請求項1記載の発明において、除電条
件変更手段が、前記転写材の走行方向に沿って配置され
た複数の除電針に、選択的にバイアス電圧を印加するこ
とを特徴とするものである。
【0014】同様に前記目的を達成するために、請求項
7記載の発明は、請求項1ないし請求項6の何れかに記
載の発明に対して、前記検知手段の検知結果に応じて、
前記除電針の交換を促す警報を発する警報手段が設けら
れていることを特徴とするものである。
7記載の発明は、請求項1ないし請求項6の何れかに記
載の発明に対して、前記検知手段の検知結果に応じて、
前記除電針の交換を促す警報を発する警報手段が設けら
れていることを特徴とするものである。
【0015】
[第1の実施の形態]本発明の第1の実施の形態を図1
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
の要部の構成を示す説明図である。
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
の要部の構成を示す説明図である。
【0016】本実施の形態では、図1に示すように、原
稿画像のトナー像が形成されるドラム状の像担持体1が
回転自在に配置され、この像担持体1に対して、回転自
在な転写ローラ10が近接対向して配置され、転写ロー
ラ10と像担持体1とで、転写材11を挟持した状態
で、転写ローラ10には、高圧電源19からのバイアス
電圧が印加され、このバイアス電圧によって、像担持体
1上のトナー像が転写材11に転写されるように構成さ
れている。
稿画像のトナー像が形成されるドラム状の像担持体1が
回転自在に配置され、この像担持体1に対して、回転自
在な転写ローラ10が近接対向して配置され、転写ロー
ラ10と像担持体1とで、転写材11を挟持した状態
で、転写ローラ10には、高圧電源19からのバイアス
電圧が印加され、このバイアス電圧によって、像担持体
1上のトナー像が転写材11に転写されるように構成さ
れている。
【0017】像担持体1と転写ローラ10との近接対向
位置の転写材11の搬入側の近傍において、転写材11
の搬送をガイドする搬送ガイド13が配設され、搬送ガ
イド13に入口近傍に、転写紙を送り込むレジストロー
ラ14が配設されている。
位置の転写材11の搬入側の近傍において、転写材11
の搬送をガイドする搬送ガイド13が配設され、搬送ガ
イド13に入口近傍に、転写紙を送り込むレジストロー
ラ14が配設されている。
【0018】像担持体1と転写ローラ10との近接対向
位置の転写材11の搬出側の近傍において、除電針ユニ
ット15が配設され、この除電針ユニット15は、像担
持体1の軸芯に平行に延設された板状の除電針16の両
面が絶縁材のホルダー17により保持され、除電針16
の像担持体1と対向する端部には、鋸歯状部が形成され
ている。そして、除電針16の他端部は、切換スイッチ
18のコモン端子t0に接続されており、切換スイッチ
18の切換端子t1、t2、t3とアース間には、それ
ぞれ高圧電源20、21、22が接続されている。ま
た、転写ローラ10とアース間には、スイッチ25を介
して高圧電源19が接続されている。
位置の転写材11の搬出側の近傍において、除電針ユニ
ット15が配設され、この除電針ユニット15は、像担
持体1の軸芯に平行に延設された板状の除電針16の両
面が絶縁材のホルダー17により保持され、除電針16
の像担持体1と対向する端部には、鋸歯状部が形成され
ている。そして、除電針16の他端部は、切換スイッチ
18のコモン端子t0に接続されており、切換スイッチ
18の切換端子t1、t2、t3とアース間には、それ
ぞれ高圧電源20、21、22が接続されている。ま
た、転写ローラ10とアース間には、スイッチ25を介
して高圧電源19が接続されている。
【0019】また、除電針ユニット15に対して、転写
材11の搬送の下流側において、転写材11の分離を検
知する分離検知センサ23が配設されており、この分離
検知センサ23に、切換スイッチ18の切換を制御する
コントローラ24の入力端子が接続され、コントローラ
24の出力端子には切換スイッチ18が接続されてい
る。
材11の搬送の下流側において、転写材11の分離を検
知する分離検知センサ23が配設されており、この分離
検知センサ23に、切換スイッチ18の切換を制御する
コントローラ24の入力端子が接続され、コントローラ
24の出力端子には切換スイッチ18が接続されてい
る。
【0020】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。像担持体1には、図示せぬ露光手段により、原
稿画像の静電潜像が形成され、この静電潜像は、図示せ
ぬ現像ユニットによってトナー像に顕像化され、像担持
体1の回転によって、トナー像の形成位置が転写ローラ
10との対向位置に達するのと同期して、レジストロー
ラ14によって、転写材11が搬送ガイド13を介し
て、像担持体1と転写ローラ10との対向間隙に送り込
まれる。
明する。像担持体1には、図示せぬ露光手段により、原
稿画像の静電潜像が形成され、この静電潜像は、図示せ
ぬ現像ユニットによってトナー像に顕像化され、像担持
体1の回転によって、トナー像の形成位置が転写ローラ
10との対向位置に達するのと同期して、レジストロー
ラ14によって、転写材11が搬送ガイド13を介し
て、像担持体1と転写ローラ10との対向間隙に送り込
まれる。
【0021】そして、スイッチ25がONとなり、転写
ローラ10にバイアス電圧が印加され、像担持体1のト
ナー像が転写材11に転写され、転写後の転写材11に
対して、例えば高圧電源22からバイアス電圧が、除電
針16に印加された除電針ユニット15によって、除電
処理が施され除電処理された転写材11が像担持体1か
ら分離される。
ローラ10にバイアス電圧が印加され、像担持体1のト
ナー像が転写材11に転写され、転写後の転写材11に
対して、例えば高圧電源22からバイアス電圧が、除電
針16に印加された除電針ユニット15によって、除電
処理が施され除電処理された転写材11が像担持体1か
ら分離される。
【0022】本実施の形態では、分離検知センサ23に
よって、分離され搬送される転写材11が検出される
が、分離検知センサ23によって、分離不良が予め設定
した条件で検出されると、コントローラ24によって、
切換スイッチ18の切換が変更され、例えば高圧電源2
1から除電針16にバイアス電圧が印加され、より高電
圧での除電処理が行われる。
よって、分離され搬送される転写材11が検出される
が、分離検知センサ23によって、分離不良が予め設定
した条件で検出されると、コントローラ24によって、
切換スイッチ18の切換が変更され、例えば高圧電源2
1から除電針16にバイアス電圧が印加され、より高電
圧での除電処理が行われる。
【0023】一般に、除電針16に印加するバイアス電
圧が低いと、転写材11の分離が不十分となり、転写材
11が像担持体1に巻き付いてジャムが発生したり、転
写材11の残留電荷が、搬送部材との間で放電してトナ
ー飛散が発生してしまう。逆に除電針16に印加するバ
イアス電圧が高すぎると、転写材11とトナーの静電吸
着力を減退させ、再転写やトナー飛散が発生する。
圧が低いと、転写材11の分離が不十分となり、転写材
11が像担持体1に巻き付いてジャムが発生したり、転
写材11の残留電荷が、搬送部材との間で放電してトナ
ー飛散が発生してしまう。逆に除電針16に印加するバ
イアス電圧が高すぎると、転写材11とトナーの静電吸
着力を減退させ、再転写やトナー飛散が発生する。
【0024】以上に説明したように、本実施の形態によ
ると、所定の不良条件が発生すると、コントローラ24
によって、予め設定したバイアス電圧が除電針16に切
換印加され、常に最適の転写材11の分離条件が設定さ
れ、転写材11の除電分離がスムーズに行われ、分離不
良、ハニカム、転写塵などによる異常のない高品質の画
像形成が可能になる。
ると、所定の不良条件が発生すると、コントローラ24
によって、予め設定したバイアス電圧が除電針16に切
換印加され、常に最適の転写材11の分離条件が設定さ
れ、転写材11の除電分離がスムーズに行われ、分離不
良、ハニカム、転写塵などによる異常のない高品質の画
像形成が可能になる。
【0025】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を図2を参照して説明する。図2は本発明の第2
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
の形態を図2を参照して説明する。図2は本発明の第2
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
【0026】本実施の形態では、図2に示すように、絶
縁材のホルダ17に除電針16が保持された除電針ユニ
ット15には、支持片31が取り付けられ、この支持片
31が、ソレノイド30の駆動軸32の端部に、除電針
ユニット15の軸芯が、ソレノイド30の軸芯に平行に
なるように固定されている。そして、分離検知センサ2
3に接続されるコントローラ24でソレノイド30が駆
動制御されるように構成されている。本実施の形態のそ
の他の部分の構成は、すでに図1を参照して説明した第
1の実施形態と同一である。
縁材のホルダ17に除電針16が保持された除電針ユニ
ット15には、支持片31が取り付けられ、この支持片
31が、ソレノイド30の駆動軸32の端部に、除電針
ユニット15の軸芯が、ソレノイド30の軸芯に平行に
なるように固定されている。そして、分離検知センサ2
3に接続されるコントローラ24でソレノイド30が駆
動制御されるように構成されている。本実施の形態のそ
の他の部分の構成は、すでに図1を参照して説明した第
1の実施形態と同一である。
【0027】本実施の形態では、図2(b)に示す駆動
軸32の突出状態で、除電針ユニット15により除電分
離処理が行われている際に、分離検知センサ23が転写
材11の分離不良を検出すると、その検出条件に応じ
て、コントローラ24によって、ソレノイド30の駆動
軸32が、同図(a)に示すように、転写材11に近付
く方向に駆動される。このために、除電針16が転写材
11に近付いて、より強い除電が行われることになり、
除電能力は大きくなり、ジャムの発生、転写材11の残
留電荷の搬送部材との間での放電によるトナー飛散がな
くなり、最適の除電条件で転写材の除電が行われる。一
方、この除電は、除電能力の過大による転写材11のト
ナーの静電吸着力の減退、再転写やトナー飛散の発生を
防止して行われる。
軸32の突出状態で、除電針ユニット15により除電分
離処理が行われている際に、分離検知センサ23が転写
材11の分離不良を検出すると、その検出条件に応じ
て、コントローラ24によって、ソレノイド30の駆動
軸32が、同図(a)に示すように、転写材11に近付
く方向に駆動される。このために、除電針16が転写材
11に近付いて、より強い除電が行われることになり、
除電能力は大きくなり、ジャムの発生、転写材11の残
留電荷の搬送部材との間での放電によるトナー飛散がな
くなり、最適の除電条件で転写材の除電が行われる。一
方、この除電は、除電能力の過大による転写材11のト
ナーの静電吸着力の減退、再転写やトナー飛散の発生を
防止して行われる。
【0028】このように、本実施の形態によると、所定
の不良条件が発生すると、コントローラ24によって、
予め設定した条件でソレノイド30の駆動軸32が移動
し、除電針16と転写材11間に最適の距離が設定さ
れ、常に最適の転写材11の除電分離条件が設定され、
転写材11の除電分離がスムーズに行われ、分離不良、
ハニカム、転写塵などによる異常のない高品質の画像形
成が可能になる。
の不良条件が発生すると、コントローラ24によって、
予め設定した条件でソレノイド30の駆動軸32が移動
し、除電針16と転写材11間に最適の距離が設定さ
れ、常に最適の転写材11の除電分離条件が設定され、
転写材11の除電分離がスムーズに行われ、分離不良、
ハニカム、転写塵などによる異常のない高品質の画像形
成が可能になる。
【0029】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態を図3を参照して説明する。図3は本発明の第3
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
の形態を図3を参照して説明する。図3は本発明の第3
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
【0030】本実施の形態では、図3に示すように、除
電針ユニット15には、絶縁材のホルダ17に除電針1
6が、同一位置を維持するように保持され、この除電針
ユニット15には、支持片31が取り付けられ、この支
持片31が、ソレノイド30の駆動軸32の端部に、除
電針ユニット15の軸芯が、ソレノイド30の軸芯と平
行になるように固定されている。そして、分離検知セン
サ23に接続されるコントローラ24でソレノイド30
が駆動制御されると、除電針16が同一位置を維持した
状態で、ホルダ17が軸芯方向に移動するように構成さ
れている。 本実施の形態のその他の部分の構成は、す
でに図1を参照して説明した第1の実施形態と同一であ
る。
電針ユニット15には、絶縁材のホルダ17に除電針1
6が、同一位置を維持するように保持され、この除電針
ユニット15には、支持片31が取り付けられ、この支
持片31が、ソレノイド30の駆動軸32の端部に、除
電針ユニット15の軸芯が、ソレノイド30の軸芯と平
行になるように固定されている。そして、分離検知セン
サ23に接続されるコントローラ24でソレノイド30
が駆動制御されると、除電針16が同一位置を維持した
状態で、ホルダ17が軸芯方向に移動するように構成さ
れている。 本実施の形態のその他の部分の構成は、す
でに図1を参照して説明した第1の実施形態と同一であ
る。
【0031】本実施の形態では、図3(a)に示す状態
で、除電針ユニット15により除電分離処理が行われて
いる際に、分離検知センサ23が転写材11の分離不良
を検出すると、その検出条件に応じて、コントローラ2
4によって、ソレノイド30の駆動軸32が、転写材1
1から離れる方向に駆動される。このために、除電針1
6の端部がホルダ17から突出した状態で除電が行われ
ることになり、除電能力は大きくなり、ジャムの発生、
転写材11の残留電荷の搬送部材との間での放電による
トナー飛散がなくなる。一方、この除電は、除電能力の
過大による転写材11のトナーの静電吸着力の減退、再
転写やトナー飛散の発生を防止して、最適の条件で行わ
れる。
で、除電針ユニット15により除電分離処理が行われて
いる際に、分離検知センサ23が転写材11の分離不良
を検出すると、その検出条件に応じて、コントローラ2
4によって、ソレノイド30の駆動軸32が、転写材1
1から離れる方向に駆動される。このために、除電針1
6の端部がホルダ17から突出した状態で除電が行われ
ることになり、除電能力は大きくなり、ジャムの発生、
転写材11の残留電荷の搬送部材との間での放電による
トナー飛散がなくなる。一方、この除電は、除電能力の
過大による転写材11のトナーの静電吸着力の減退、再
転写やトナー飛散の発生を防止して、最適の条件で行わ
れる。
【0032】このように、本実施の形態によると、所定
の不良条件が発生すると、コントローラ24によって、
予め設定した条件でソレノイド30の駆動軸32が移動
し、除電針16の端部に対して、ホルダ17による最適
の遮蔽条件が設定され、常に最適の転写材11の分離条
件が設定され、転写材11の除電分離がスムーズに行わ
れ、分離不良、ハニカム、転写塵などによる異常のない
高品質の画像形成が可能になる。
の不良条件が発生すると、コントローラ24によって、
予め設定した条件でソレノイド30の駆動軸32が移動
し、除電針16の端部に対して、ホルダ17による最適
の遮蔽条件が設定され、常に最適の転写材11の分離条
件が設定され、転写材11の除電分離がスムーズに行わ
れ、分離不良、ハニカム、転写塵などによる異常のない
高品質の画像形成が可能になる。
【0033】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施
の形態を図4を参照して説明する。図4は本発明の第4
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
の形態を図4を参照して説明する。図4は本発明の第4
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
【0034】本実施の形態では、図4に示すように、絶
縁材のホルダ17に除電針16が保持された除電針ユニ
ット15には、支持片31が取り付けられ、この支持片
31が、ソレノイド30の駆動軸32の端部に、除電針
ユニット15の軸芯が、ソレノイド30の軸芯に直角に
なるように固定されている。そして、分離検知センサ2
3に接続されるコントローラ24でソレノイド30が駆
動制御されるように構成されている。本実施の形態のそ
の他の部分の構成は、すでに図1を参照して説明した第
1の実施の形態と同一である。
縁材のホルダ17に除電針16が保持された除電針ユニ
ット15には、支持片31が取り付けられ、この支持片
31が、ソレノイド30の駆動軸32の端部に、除電針
ユニット15の軸芯が、ソレノイド30の軸芯に直角に
なるように固定されている。そして、分離検知センサ2
3に接続されるコントローラ24でソレノイド30が駆
動制御されるように構成されている。本実施の形態のそ
の他の部分の構成は、すでに図1を参照して説明した第
1の実施の形態と同一である。
【0035】本実施の形態では、図4(a)に示す駆動
軸32の突出状態で、除電針ユニット15により除電分
離処理が行われている際に、分離検知センサ23が転写
材11の分離不良を検出すると、その検出条件に応じ
て、コントローラ24によって、ソレノイド30の駆動
軸32が、転写ローラ10から遠ざかる方向に駆動され
る。このために、除電針16が転写ローラ10から遠ざ
かり、除電針16からの電荷が転写ローラ10に逃げる
ことがなくなり、除電針ユニット15の除電能力は高め
られ、ジャムの発生、転写材11の残留電荷の搬送部材
との間での放電によるトナー飛散がなくなり、最適の除
電条件で転写材の除電が行われる。一方、この除電は、
除電能力の過大による転写材11のトナーの静電吸着力
の減退、再転写やトナー飛散の発生を防止して行われ
る。
軸32の突出状態で、除電針ユニット15により除電分
離処理が行われている際に、分離検知センサ23が転写
材11の分離不良を検出すると、その検出条件に応じ
て、コントローラ24によって、ソレノイド30の駆動
軸32が、転写ローラ10から遠ざかる方向に駆動され
る。このために、除電針16が転写ローラ10から遠ざ
かり、除電針16からの電荷が転写ローラ10に逃げる
ことがなくなり、除電針ユニット15の除電能力は高め
られ、ジャムの発生、転写材11の残留電荷の搬送部材
との間での放電によるトナー飛散がなくなり、最適の除
電条件で転写材の除電が行われる。一方、この除電は、
除電能力の過大による転写材11のトナーの静電吸着力
の減退、再転写やトナー飛散の発生を防止して行われ
る。
【0036】このように、本実施の形態によると、所定
の不良条件が発生すると、コントローラ24によって、
ソレノイド30の駆動軸32が移動し、予め設定した条
件で除電針ユニット15と転写ローラ10間に最適の距
離が設定され、常に最適の転写材11の分離条件が設定
され、転写材11の除電分離がスムーズに行われ、分離
不良、ハニカム、転写塵などによる異常のない高品質の
画像形成が可能になる。
の不良条件が発生すると、コントローラ24によって、
ソレノイド30の駆動軸32が移動し、予め設定した条
件で除電針ユニット15と転写ローラ10間に最適の距
離が設定され、常に最適の転写材11の分離条件が設定
され、転写材11の除電分離がスムーズに行われ、分離
不良、ハニカム、転写塵などによる異常のない高品質の
画像形成が可能になる。
【0037】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施
の形態を図5を参照して説明する。図5は本発明の第5
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
の形態を図5を参照して説明する。図5は本発明の第5
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
【0038】本実施の形態では、図5に示すように、絶
縁材のホルダ17によつて、2本の除電針16a、16
bが保持されており、除電針16aとアース間に高圧電
源35が、除電針16bとアース間に高圧電源36が、
それぞれ接続されている。そして、分離検知センサ23
に接続されるコントローラ24が、高圧電源35と高圧
電源36とに接続されている。
縁材のホルダ17によつて、2本の除電針16a、16
bが保持されており、除電針16aとアース間に高圧電
源35が、除電針16bとアース間に高圧電源36が、
それぞれ接続されている。そして、分離検知センサ23
に接続されるコントローラ24が、高圧電源35と高圧
電源36とに接続されている。
【0039】本実施の形態では、一方の除電針16aに
高圧電源35からバイアスが印加された状態での除電分
離動作時に、分離検知センサ23により、転写材11の
分離不良が検出されると、コントローラ24によって、
除電針16bにも高圧電源36からバイアス電圧が印加
され、2本の除電針16a、16bにより、大きな除電
能力で転写材11の除電分離が行われる。このために、
ジャムの発生、転写材11の残留電荷の搬送部材との間
での放電によるトナー飛散がなくなり、最適の除電条件
で転写材の除電が行われる。一方、この除電は、除電能
力の過大による転写材11のトナーの静電吸着力の減
退、再転写やトナー飛散の発生を防止して行われる。
高圧電源35からバイアスが印加された状態での除電分
離動作時に、分離検知センサ23により、転写材11の
分離不良が検出されると、コントローラ24によって、
除電針16bにも高圧電源36からバイアス電圧が印加
され、2本の除電針16a、16bにより、大きな除電
能力で転写材11の除電分離が行われる。このために、
ジャムの発生、転写材11の残留電荷の搬送部材との間
での放電によるトナー飛散がなくなり、最適の除電条件
で転写材の除電が行われる。一方、この除電は、除電能
力の過大による転写材11のトナーの静電吸着力の減
退、再転写やトナー飛散の発生を防止して行われる。
【0040】このように、本実施の形態によると、除電
が弱いために所定の不良条件が発生すると、コントロー
ラ24によって、除電針16a、16bが同時に駆動さ
れ、2本の除電針16a、16bによる強い除電に移行
し、常に転写材11に対して最適の分離条件が設定さ
れ、転写材11の除電分離がスムーズに行われ、分離不
良、ハニカム、転写塵などによる異常のない高品質の画
像形成が可能になる。
が弱いために所定の不良条件が発生すると、コントロー
ラ24によって、除電針16a、16bが同時に駆動さ
れ、2本の除電針16a、16bによる強い除電に移行
し、常に転写材11に対して最適の分離条件が設定さ
れ、転写材11の除電分離がスムーズに行われ、分離不
良、ハニカム、転写塵などによる異常のない高品質の画
像形成が可能になる。
【0041】[第6の実施の形態]本発明の第6の実施
の形態を図6を参照して説明する。図6は本発明の第6
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
の形態を図6を参照して説明する。図6は本発明の第6
の実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
【0042】本実施の形態では、図6に示すように、除
電針ユニット15は、像担持体1の軸芯に平行に延設さ
れた除電針16の一面側が絶縁材のホルダー17により
保持され、除電針16の他面は、転写材11を持ち上げ
るガイド部材40によって保持されている。この除電針
16の転写材11と対向する端部には、図6(b)に示
すように鋸歯状部16aが形成されている。本実施の形
態では、転写ローラ10と除電針ユニット15とには、
図示せぬ高圧電源からバイアス電圧が印加され、転写ロ
ーラ10によって転写材11への像担持体1上のトナー
像の転写が行われ、除電針ユニット15によって、転写
材11に対して分離前の除電が行われるように構成され
ている。また、除電針16とニップ部41間には、マイ
ラなどの薄い絶縁膜45が配置されている。
電針ユニット15は、像担持体1の軸芯に平行に延設さ
れた除電針16の一面側が絶縁材のホルダー17により
保持され、除電針16の他面は、転写材11を持ち上げ
るガイド部材40によって保持されている。この除電針
16の転写材11と対向する端部には、図6(b)に示
すように鋸歯状部16aが形成されている。本実施の形
態では、転写ローラ10と除電針ユニット15とには、
図示せぬ高圧電源からバイアス電圧が印加され、転写ロ
ーラ10によって転写材11への像担持体1上のトナー
像の転写が行われ、除電針ユニット15によって、転写
材11に対して分離前の除電が行われるように構成され
ている。また、除電針16とニップ部41間には、マイ
ラなどの薄い絶縁膜45が配置されている。
【0043】本実施の形態によると、ニップ部41で転
写が行われた転写材11は、搬送の過程でガイド部材4
0によって、像担持体1に近付くように持ち上げられ、
巻き付き幅dで像担持体1に巻き付いており、除電針1
6はこの巻き付き部分に対向している。このために、除
電針ユニット15によって、分離前の転写材11が確実
に除電され、また、除電針16はニップ部41に向けら
れず、除電針16とニップ部41間にマイラなどの薄い
絶縁膜45が配置されているので、転写電界が除電針1
6の電荷によって干渉されることがない。
写が行われた転写材11は、搬送の過程でガイド部材4
0によって、像担持体1に近付くように持ち上げられ、
巻き付き幅dで像担持体1に巻き付いており、除電針1
6はこの巻き付き部分に対向している。このために、除
電針ユニット15によって、分離前の転写材11が確実
に除電され、また、除電針16はニップ部41に向けら
れず、除電針16とニップ部41間にマイラなどの薄い
絶縁膜45が配置されているので、転写電界が除電針1
6の電荷によって干渉されることがない。
【0044】このように、本実施形態によると、転写材
11がガイド部材40によって、像担持体1に巻き付け
られ、この巻き付け部に対して、除電針ユニット15の
除電が行われ、転写材11は分離前に確実に除電され、
また、除電針ユニット15が転写電界に干渉しないの
で、分離不良、ハニカム、転写塵などによる異常のない
高品質の画像形成が可能になる。
11がガイド部材40によって、像担持体1に巻き付け
られ、この巻き付け部に対して、除電針ユニット15の
除電が行われ、転写材11は分離前に確実に除電され、
また、除電針ユニット15が転写電界に干渉しないの
で、分離不良、ハニカム、転写塵などによる異常のない
高品質の画像形成が可能になる。
【0046】なお、第1の実施の形態ないし第5の実施
形態に対して、分離検知センサ23の検知結果により、
除電針16の交換が必要であると判定されると、除電針
16の交換を促す警報を発する警報手段を設けることも
可能である。さらに、第1の実施形態ないし第6の実施
形態においては、像担持体がドラム型の像担持体である
場合を説明したが、像担持体を、転写ローラと近接対向
するローラに巻き掛けられたベルト状の像担持体とする
ことも可能である。
形態に対して、分離検知センサ23の検知結果により、
除電針16の交換が必要であると判定されると、除電針
16の交換を促す警報を発する警報手段を設けることも
可能である。さらに、第1の実施形態ないし第6の実施
形態においては、像担持体がドラム型の像担持体である
場合を説明したが、像担持体を、転写ローラと近接対向
するローラに巻き掛けられたベルト状の像担持体とする
ことも可能である。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、像担持体
上のトナー像を、転写手段によって像担持体に対接配置
される転写材に転写し、転写後に除電針により転写材を
除電して、像担持体から分離する画像形成装置におい
て、検知手段によって、転写材の像担持体からの分離不
良が検知されると、除電条件変更手段によって、検知手
段の検知結果に応じて、除電針の除電条件が変更される
ので、環境条件、転写材質、除電針の使用条件に対応し
て、転写材分離の最適な除電条件が設定され、設定され
た除電条件下で除電針による除電が行われ、転写材の湿
気による電荷保持力の変化、像担持体の材質に応じた抵
抗値変化による電荷保持力の変化、或いは除針先端への
トナーの付着、放電による除電性の劣化に対応して、適
確な条件で転写材が除電され像担持体から分離される。
上のトナー像を、転写手段によって像担持体に対接配置
される転写材に転写し、転写後に除電針により転写材を
除電して、像担持体から分離する画像形成装置におい
て、検知手段によって、転写材の像担持体からの分離不
良が検知されると、除電条件変更手段によって、検知手
段の検知結果に応じて、除電針の除電条件が変更される
ので、環境条件、転写材質、除電針の使用条件に対応し
て、転写材分離の最適な除電条件が設定され、設定され
た除電条件下で除電針による除電が行われ、転写材の湿
気による電荷保持力の変化、像担持体の材質に応じた抵
抗値変化による電荷保持力の変化、或いは除針先端への
トナーの付着、放電による除電性の劣化に対応して、適
確な条件で転写材が除電され像担持体から分離される。
【0048】請求項2記載の発明によると、除電条件変
更手段が、除電針に印加するバイアス電圧を変化させる
ことにより、請求項1記載の発明の効果が得られる。
更手段が、除電針に印加するバイアス電圧を変化させる
ことにより、請求項1記載の発明の効果が得られる。
【0049】請求項3記載の発明によると、除電条件変
更手段が、除電針と転写材との距離を変化させることに
より、請求項1記載の発明の効果が得られる。
更手段が、除電針と転写材との距離を変化させることに
より、請求項1記載の発明の効果が得られる。
【0050】請求項4記載の発明によると、除電条件変
更手段が、除電針と転写手段間の絶縁距離を変化させる
ことにより、請求項1記載の発明の効果が得られる。
更手段が、除電針と転写手段間の絶縁距離を変化させる
ことにより、請求項1記載の発明の効果が得られる。
【0051】請求項5記載の発明によると、除電条件変
更手段が、除電針を支持する部材を、除電針の放電端部
に対して相対的に変位させることにより、請求項1記載
の発明の効果が得られる。
更手段が、除電針を支持する部材を、除電針の放電端部
に対して相対的に変位させることにより、請求項1記載
の発明の効果が得られる。
【0052】請求項6記載の発明によると、除電条件変
更手段が、転写材の走行方向に沿って配置された複数の
除電針に、選択的にバイアス電圧を印加することによ
り、請求項1記載の発明の効果が得られる。
更手段が、転写材の走行方向に沿って配置された複数の
除電針に、選択的にバイアス電圧を印加することによ
り、請求項1記載の発明の効果が得られる。
【0053】請求項7記載の発明によると、請求項1な
いし請求項6の何れかに記載の発明で得られる効果に加
えて、検知手段での検知結果に応じて、警報手段が除電
針の交換を促す警報を発するので、除電針の交換時期を
適確に把握することが可能になる。
いし請求項6の何れかに記載の発明で得られる効果に加
えて、検知手段での検知結果に応じて、警報手段が除電
針の交換を促す警報を発するので、除電針の交換時期を
適確に把握することが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】■本発明の第2の実施の形態の要部の構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】転写チャージャ方式の画像形成装置の要部の構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図8】転写ベルト方式の画像形成装置の要部の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 像担持体 10 転写ローラ 11 転写材 15 除電針ユニット 16 除電針 17 ホルダ 18 切換スイッチ 19〜22 高圧電源 23 分離検知センサ 24 コントローラ 30 ソレノイド 35、36 高圧電源 40 ガイド部材
Claims (7)
- 【請求項1】 像担持体上のトナー像を、転写手段によ
り前記像担持体に対接配置される転写材に転写し、転写
後に除電針により前記転写材を除電し、前記像担持体か
ら分離する画像形成装置において、 前記転写材の前記像担持体からの分離不良を検知する検
知手段と、 該検知手段の検知結果に応じて、前記除電針の除電条件
を変更する除電条件変更手段とを有することを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】 除電条件変更手段が、前記除電針に印加
するバイアス電圧を変化させることを特徴とする請求項
1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 除電条件変更手段が、前記除電針と前記
転写材との距離を変化させることを特徴とする請求項1
記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 除電条件変更手段が、前記除電針と前記
転写手段間の絶縁距離を変化させることを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 除電条件変更手段が、前記除電針を支持
する部材を、前記除電針の放電端部に対して相対的に変
位させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項6】 除電条件変更手段が、前記転写材の走行
方向に沿って配置された複数の除電針に、選択的にバイ
アス電圧を印加することを特徴とする請求項1記載の画
像形成装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れかに記載
の画像形成装置に対して、前記検知手段の検知結果に応
じて、前記除電針の交換を促す警報を発する警報手段が
設けられていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20927195A JPH0940225A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20927195A JPH0940225A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0940225A true JPH0940225A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16570188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20927195A Pending JPH0940225A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0940225A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007003575A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Ricoh Co Ltd | 除電装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2007127677A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | ガイド部材および画像形成装置 |
US8005412B2 (en) | 2007-11-21 | 2011-08-23 | Ricoh Company, Limited | Transfer device and image forming apparatus |
JP2018128513A (ja) * | 2017-02-06 | 2018-08-16 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
KR20190040688A (ko) * | 2017-10-11 | 2019-04-19 | 김성웅 | 정전기 제거가 가능한 포장지 제조장치 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP20927195A patent/JPH0940225A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007003575A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Ricoh Co Ltd | 除電装置及びこれを用いた画像形成装置 |
US7848692B2 (en) | 2005-06-21 | 2010-12-07 | Ricoh Co., Ltd. | Neutralization unit and image forming apparatus having a neutralization unit for removing electric charge |
JP2007127677A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | ガイド部材および画像形成装置 |
US7899386B2 (en) | 2005-10-31 | 2011-03-01 | Ricoh Co., Ltd. | Image forming apparatus and guide therefor capable of reducing toner scattered on recording medium |
US8412089B2 (en) | 2005-10-31 | 2013-04-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and guide therefor capable of reducing toner scattered on recording medium |
US8005412B2 (en) | 2007-11-21 | 2011-08-23 | Ricoh Company, Limited | Transfer device and image forming apparatus |
JP2018128513A (ja) * | 2017-02-06 | 2018-08-16 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
KR20190040688A (ko) * | 2017-10-11 | 2019-04-19 | 김성웅 | 정전기 제거가 가능한 포장지 제조장치 |
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