JPH0940089A - 液体充填装置 - Google Patents

液体充填装置

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JPH0940089A
JPH0940089A JP19540295A JP19540295A JPH0940089A JP H0940089 A JPH0940089 A JP H0940089A JP 19540295 A JP19540295 A JP 19540295A JP 19540295 A JP19540295 A JP 19540295A JP H0940089 A JPH0940089 A JP H0940089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
filling
nozzle
tip
filling device
Prior art date
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Pending
Application number
JP19540295A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Kunii
満 国井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH0940089A publication Critical patent/JPH0940089A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体の非充填時における充填ノズルの先端部
からの液体の流れ落ちを確実に抑えることができ、しか
も液切れ性を高めて液体の糸引き時間を短縮させること
ができる液体充填機を提供すること。 【解決手段】 充填ノズル2を通じて液体を容器に充填
する液体充填装置において、上記充填ノズル2の先端部
に、複数のノズル孔22aを設けると共に該ノズル孔2
2aを覆ってメッシュ体23を配設してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充填ノズルを通じ
て液体を容器に充填する液体充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】充填ノズルを通じて液体を容器内に充填
する液体充填装置に関する従来技術としては、実開昭5
6−141200号公報、特開昭63−191797号
公報に記載の液体充填装置が知られている。
【0003】上記公報に記載の液体充填装置は、充填ノ
ズルの先端部に複数のノズル孔を設けることによって、
充填終了時の充填ノズルの先端部における液切れ性を高
めて液体の糸引き時間を短縮させたり、容器に充填され
た液体の泡立ちを抑えるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した液
体充填装置は、容器を移動させている間等の液体を充填
していないときに、上記ノズル孔内の液体の液面に作用
する圧力バランスが崩れて一つのノズル孔からエアーが
侵入し、充填ノズル内部に残った液体が流れ落ちてしま
う問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、液体の非充填時
における充填ノズルの先端部からの液体の流れ落ちを確
実に抑えることができ、しかも液切れ性を高めて液体の
糸引き時間を短縮させることができる液体充填装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、充填ノズルを
通じて液体を容器に充填する液体充填装置において、上
記充填ノズルの先端部に、複数のノズル孔を設けると共
に該ノズル孔を覆ってメッシュ体を配設したことを特徴
とする液体充填装置を提供することにより、上記目的を
達成したものである。
【0007】本発明に係る液体充填装置においては、充
填ノズルの先端部に、複数のノズル孔が設けられている
ので、液切れ性を高めて液体の糸引き時間を短縮させる
ことができる。また、上記ノズル孔を覆ってメッシュ体
を配設したので、ノズル孔の内部の液体に表面張力が作
用し、液体の非充填時における充填ノズルの先端部から
の液体の流れ落ちが確実に抑えられる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図1〜図3は、本発明に係る液体充填装置
の一実施形態を示したものである。図において、符号1
は液体充填装置を示している。
【0010】図1に示したように、上記液体充填装置1
は、充填ノズル2を通じて液体を容器(図示せず)に充
填する液体充填装置である。また、上記液体充填装置1
は、装置本体3と、装置本体3上に設置されたポンプ4
と、ポンプ4の上方に配設された液体供給用のタンク5
とを備えている。
【0011】上記充填ノズル2は上下方向に延びる管体
6の先端部に装着されており、また、この管体6の上下
方向中間部に、上記ポンプ4及びタンク5に通じる管体
7及び8が連結されている。
【0012】上記管体6の上方部には、電動式のピスト
ン・シリンダー機構9が配設されており、上記管体6内
においてこの当該ピストン・シリンダー機構9のピスト
ンロッド90が上下動できるようになしてある。上記ピ
ストンロッド90の先端部には流路切り替え用のバルブ
91が取り付けられており、このバルブ91を上記管体
7との連結口7aよりも下方に位置させて上記タンク5
から液体を一定量ポンプ4に導いたり(図中破線)、或
いは当該バブル91を上記管体7、8との連結口7a、
8aの間に位置させて、上記ポンプ4から液体を充填ノ
ズル2に導いたりできるようになしてある。
【0013】図2に示したように、上記充填ノズル2
は、上記管体6の先端部に嵌着される筒状部材20を主
体として構成されている。この筒状部材20の上方部に
おける内面には段部20aが設けられており、また、筒
状部材20の下端部には内方に突出するフランジ部20
bが設けられている。
【0014】上記筒状部材20の上方部には逆止弁21
が配設されている。この逆止弁21は、上記段部20a
に載置されたスプリング21aと、このスプリング21
aの上端部に配設された弁体21bと、上記筒状部材2
0の上端部に配設された弁座21cとから構成されてお
り、上記スプリング21aが伸縮することによって、上
記弁体21bが上下動し、当該弁体と弁座21cとの間
に隙間が生じた際に、上記ポンプ4から送り出された液
体を充填ノズル2の下端部に供給できるようになしてあ
る。
【0015】上記フランジ部20b上には、図3(a)
及び(b)に示す4つのノズル孔22aを備えたノズル
部材22が取り付けられており、このノズル部材22の
それぞれのノズル孔22a内に、当該ノズル孔22aを
覆ってメッシュ体23が嵌め込まれて固定されている。
【0016】上記ポンプ4は、装置本体3内に配設され
た駆動源(図示せず)によって、ピストン40をリンク
機構41を介してシリンダー42内で水平移動させるこ
とによって、当該シリンダー42内に導かれた一定量の
液体を管路7を通じて充填ノズル2に供給するように設
けられている。
【0017】上記液体充填装置1において、容器に液体
を充填する際には、まず、上記タンク5に液体を貯留さ
せておくとともに、上記充填ノズル2の下方に容器を載
置しておく。
【0018】次いで、上記ピストン・シリンダー機構9
を作動させ、上記ピストンロッド90を伸張させ、その
先端部のバルブ91を管体7との連結口7aの下方に位
置させる。そして、管体8及び7を通じてタンク5から
一定量の液体をポンプ4側に供給する。
【0019】次いで、上記ピストン・シリンダー機構9
を再び作動させ、上記バルブ91を管体7、8との連結
口7a、8aの間に位置させる。そして、上記ポンプ4
のピストン40を一定ストローク量水平移動させてポン
プ4内の液体を押し出す。ピストン40によって押し出
された液体は、管体7を通じて管体6の下方に導かれ
る。そして、この液体によって、上記弁体21bが上方
より押圧され、スプリング21aが収縮し、当該弁体2
1bと弁座21cとの間に隙間が生じて充填ノズル2の
下方に液体が供給され、上記ノズル部材22のノズル孔
22a及びメッシュ体23を通して液体が外部に吐出さ
れる。
【0020】一定量の液体の充填が完了した後、上記ポ
ンプ4のピストン40を基に戻すと、管体6の下方部及
び管体7内が負圧となり、上記弁体21bが上昇し、管
体6から充填ノズル2への液体の供給が遮断される。こ
の際、充填ノズル2内も負圧状態となる。また、充填ノ
ズル2の先端部に配設されたノズル部材22に、複数の
ノズル孔22aが設けられているので、液切れ性が高め
られて液体の糸引き時間が短縮される。また、上記ノズ
ル孔22aを覆うメッシュ体23が配設されているの
で、ノズル孔22aの内部の液体に表面張力が作用し、
次の充填まで充填ノズル2の先端部からの液体の流れ落
ちが確実に抑えられる。
【0021】このように、上記実施形態の液体充填装置
1によれば、液体の非充填時における充填ノズル2の先
端部からの液体の流れ落ちを確実に抑えることができ、
しかも液切れ性を高めて液体の糸引き時間を短縮させる
ことができる。
【0022】本発明に係る液体充填装置において、上記
充填ノズルの先端部に設けるノズル孔の直径R(図3
(b)参照)は、4mm〜7mm、好ましくは、6mm
である。上記ノズル孔の長さL(図3(b)参照)は、
2mm〜50mm、好ましくは2mmである。また、充
填ノズルに設けるノズル孔の数は、充填ノズルの断面積
A(図2(a)における位置Xにおける断面積)に対す
る全ノズル孔の面積Bの比B/Aが、B/A= 0.3
0〜0.37、好ましくは、B/A=0.30となるよ
うに設定される。
【0023】本発明に係る液体充填装置において、上記
ノズル孔を覆って配設するメッシュ体のメッシュサイズ
は、30〜60メッシュ(JIS G3555)、好ま
しくは、50メッシュである。また、メッシュ体の材質
は、特に限定されるものではないが、ステンレス製のも
のが特に好ましい。
【0024】また、本発明に係る液体充填装置において
充填する液体は、シャンプー、リンス、洗剤、クリーム
等の液体であって、その粘度が100cP〜1000c
P、好ましくは100cP〜600cPのものである。
【0025】本発明に係る液体充填装置は、上記実施形
態の液体充填装機1に限定されるものではなく、本発明
の目的を逸脱しない範囲において、その寸法、形状等を
適宜変更することができる。
【0026】例えば、上記実施形態の液体充填装置1で
は、各ノズル孔22aにそれぞれ同ノズル孔22aを覆
ってメッシュ体23を配設したが、ノズル部材22の断
面と略同一面積を有する一枚のメッシュ体をノズル部材
22の下方又は上方に配設して当該ノズル孔22aを全
て覆うようにしてもよく、この場合にも、上記実施形態
の液体充填装置1と同様の効果を奏することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る液体充填装置によれば、液
体の非充填時における充填ノズルの先端部からの液体の
流れ落ちを確実に抑えることができ、しかも液切れ性を
高めて液体の糸引き時間を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体充填装置の一実施形態を示す
一部を断面視した側面図である。
【図2】同実施形態の液体充填装置における充填ノズル
の構成を示す図であり、(a)は充填ノズルの要部側断
面図、(b)は同充填ノズルの下部端面図である。
【図3】同実施形態の液体充填装置における充填ノズル
におけるノズル部材の構成を示す図であり、(a)は平
面図、(b)は側断面図である。
【符号の説明】
1 液体充填装置 2 充填ノズル 22a ノズル孔 23 メッシュ体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填ノズル2を通じて液体を容器に充填
    する液体充填装置において、上記充填ノズル2の先端部
    に、複数のノズル孔22aを設けると共に該ノズル孔2
    2aを覆ってメッシュ体23を配設したことを特徴とす
    る液体充填装置。
JP19540295A 1995-07-31 1995-07-31 液体充填装置 Pending JPH0940089A (ja)

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JP19540295A JPH0940089A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 液体充填装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002321707A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Seiko Corp 流体充填機の充填ノズル
JP2006224973A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Shikoku Kakoki Co Ltd 液体充填ノズル

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