JP2002321707A - 流体充填機の充填ノズル - Google Patents

流体充填機の充填ノズル

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JP2002321707A JP2001128027A JP2001128027A JP2002321707A JP 2002321707 A JP2002321707 A JP 2002321707A JP 2001128027 A JP2001128027 A JP 2001128027A JP 2001128027 A JP2001128027 A JP 2001128027A JP 2002321707 A JP2002321707 A JP 2002321707A
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filling nozzle
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、充填ノズルから吐出される充填液の
流れを均一な層流にし、充填液の充填時に容器内の充填
液の発泡などの発生を防止するとともに、充填液の充填
後にノズル先端部から充填液が滴下する液垂れ現象の発
生を防止できる流体用充填機の充填ノズルを提供するこ
とを最も主要な特徴とする。 【解決手段】充填ノズル7のノズル先端メッシュ16を
充填液の流れ方向に沿って4段のメッシュ構成体17,
18,19,20の積層体によって形成し、メッシュ構
成体17,18,19,20の網目の粗さを積層体の各
段毎に変化させ、上流側に比べて下流側の網目を細かく
する。さらに、最下流位置の第4のメッシュ構成体20
に吐出口15a周縁の取付け部21の段差を埋める小径
部22を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、調味液
や、洗剤、薬品などの液体の商品などの流体をボトル容
器に充填する流体充填機の充填ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば合成樹脂、ガラス製等の
ボトル容器内に調味液や、洗剤、薬品などの液体の商品
を所定容量充填する作業を行なう流体充填機の充填ノズ
ルでは、図6に示すようにノズルaの先端に金網状のメ
ッシュbを取り付け、充填ノズルaから吐出される充填
液の流れをノズルaの先端のメッシュbを通過させるこ
とにより整流して発泡を抑制することは従来から行われ
ている。
【0003】また、従来の充填ノズルaでは図6に示す
ように筒状の充填ノズル本体cの吐出口dの周縁部位に
内方向に向けて爪状の取付け部(メッシュ止め堰)eが
突設されている。そして、充填ノズル本体cの筒体内に
挿入されたノズル先端メッシュbをこの取付け部eに突
き当てた状態で取付ける構成になっている。
【0004】さらに、網目構造のノズル先端メッシュb
を充填ノズル本体cに固定する他の固定構造としては図
7に示すように充填ノズル本体cの先端部にノズル先端
メッシュbをカシメ加工することにより、取付ける構成
のものもある。この場合、充填ノズル本体cの先端部に
はノズル先端メッシュbのカシメ加工部fが充填ノズル
本体cの吐出口dの周縁部位に内方向に向けて突設され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の流体充
填機の充填ノズルでは充填ノズル本体cの吐出口dの周
縁部位に爪状の取付け部eや、カシメ加工部fが内方向
に向けて突設されているので、ノズル先端メッシュbを
充填ノズル本体cの吐出口dの周縁部位に取付けた際
に、充填ノズル本体cにおける吐出口dの取付け部e
や、カシメ加工部fの部分に図6および図7に示すよう
に取付け部eや、カシメ加工部fの厚さ分の段差S1,
S2が形成される。そのため、このようなノズル先端メ
ッシュbの取付け構造では充填ノズル本体cの吐出口d
に露出されるノズル先端メッシュbの端面の位置と、充
填ノズル本体cにおける吐出口dの周縁部位の端面の位
置、すなわち吐出口dの取付け部eや、カシメ加工部f
の外端面の位置との間には段差が形成されているので、
流体充填機の充填ノズルからの充填液の充填後、充填液
の供給が停止された際に、ノズル先端メッシュbの端面
と、充填ノズル本体cにおける吐出口dの周縁部位の端
面との間の段差部のノズル内壁面に充填液が付着したま
ま残留するおそれがある。このような場合には充填液の
充填後に充填ノズルの先端部のノズル内壁面に付着した
充填液が滴下する液垂れ現象が発生し易く、容器や機械
に液を付着させて不良品の発生やトラブルの原因となる
問題がある。
【0006】また、上記従来構成の流体充填機の充填ノ
ズルでは充填ノズル本体cの吐出口dに装着されるノズ
ル先端メッシュbが1段であるため、充填ノズルの吐出
口dから吐出されるノズル吐出液の偏流(偏った流れ)
が発生するおそれがある。この場合には、充填ノズルの
吐出口dから吐出される充填液の流れの断面が真円にな
りにくいので、充填ノズルの吐出口dから吐出される充
填液の流れが不均一な流れとなるため、層流になりにく
く、充填液の充填時に容器内の充填液の発泡などが発生
する問題がある。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、充填ノズルの吐出口から吐出される充
填液の流れを均一な層流にすることができ、充填液の充
填時に容器内の充填液の発泡などの発生を防止すること
ができるとともに、充填液の充填後にノズル先端部から
充填液が滴下する液垂れ現象の発生を防止することがで
きる流体用充填機の充填ノズルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、充
填液を流す液体管路の吐出端部に筒状の充填ノズルの本
体が配設されるとともに、前記充填ノズル本体内に充填
液の流れを整流して発泡を抑制する網目構造のノズル先
端メッシュが配設され、かつ前記筒状の充填ノズル本体
の吐出口の周縁部位に前記ノズル先端メッシュを取付け
る取付け部が内方向に向けて突設された流体充填機の充
填ノズルにおいて、前記ノズル先端メッシュを充填液の
流れ方向に沿って複数段のメッシュ構成体を積層させた
積層体によって形成するとともに、前記メッシュ構成体
の網目の粗さを前記積層体の各段毎に変化させ、前記充
填液の流れの上流側に比べて下流側に網目の細かい前記
メッシュ構成体を配設し、かつ前記充填液の流れの最下
流位置の前記メッシュ構成体に前記充填ノズル本体の吐
出口周縁の取付け部の段差を埋めて前記充填ノズル本体
の吐出口に前記充填ノズル本体の先端面と前記メッシュ
構成体の端面とを同一面に並べた平滑面を形成する平滑
面形成部を設けたことを特徴とする流体充填機の充填ノ
ズルである。そして、本請求項1の発明では、充填ノズ
ル本体の内部で充填液を複数段のメッシュ構成体を積層
させた積層体における上流側の網目の粗いメッシュ構成
体から下流側の網目の細かいメッシュ構成体に順次浸透
させることにより、充填液の流れを効果的に整流して層
流化し、発泡を抑制する。さらに、充填液の流れの最下
流位置のメッシュ構成体の平滑面形成部を充填ノズル本
体の吐出口周縁の取付け部の段差部に挿入させることに
より、充填ノズル本体の吐出口周縁の取付け部の段差を
埋めて充填ノズル本体の吐出口に充填ノズル本体の先端
面とメッシュ構成体の端面とを同一面に並べた平滑面を
形成するようにしたものである。
【0009】請求項2の本発明は、前記平滑面形成部
は、前記充填ノズル本体の吐出口の前記取付け部の形状
と対応する形状の突出部を前記メッシュ構成体の端面に
突設させ、前記メッシュ構成体の突出部を前記充填ノズ
ル本体の前記取付け部に嵌合させたものであることを特
徴とする請求項1に記載の流体充填機の充填ノズルであ
る。そして、本請求項2の発明では、メッシュ構成体の
端面に突設させた突出部を充填ノズル本体の取付け部に
嵌合させることにより、充填ノズル本体の吐出口周縁の
取付け部の段差を埋めて充填ノズル本体の吐出口に平滑
面を形成するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照して説明する。図1は本実施の形態の流体
充填機1の概略構成を示すものである。この流体充填機
1には、例えば、調味液や、洗剤、薬品などの液体の供
給路2に接続された充填バルブ3が設けられている。こ
の充填バルブ3のバルブハウジング4内には略L字状に
屈曲された充填液の流路(流体室)5が形成されてい
る。この充填液流路5には略水平方向に延設された水平
方向流路5aと、略鉛直方向に延設された鉛直方向流路
(液体管路)5bとが設けられている。なお、このバル
ブハウジング4は、流体充填機1の機体(図示せず)に
取り付けられていて、その下側に、流体を容器23内へ
充填する充填ノズル7が配設されている。
【0011】また、バルブハウジング4には水平方向流
路5aの外端部に充填液の流入口6、鉛直方向流路5b
の下端部に充填ノズル7がそれぞれ配設されている。さ
らに、流入口6には液体供給路2の一端部が連結されて
いる。この液体供給路2の他端部は調味液や、洗剤、薬
品などの供給液体を貯留する液体タンク8に接続されて
いる。そして、液体タンク8から液体供給路2を介して
流入口6よりバルブハウジング4の充填液流路5内に液
体が供給されて、流入した流体がこの充填液流路5内に
所定量蓄溜されるようになっている。
【0012】また、図2に示すようにバルブハウジング
4内には水平方向流路5aと、鉛直方向流路5bとの間
の交差部に円形の流体流通口9aを備えたリング状の弁
座部9が形成されている。さらに、弁座部9よりも下側
の鉛直方向流路5b内にはこの弁座部9に接離可能に当
接されるバルブ本体10が配設されている。そして、こ
のバルブ本体10が鉛直方向に進退駆動されることによ
り、弁座部9に対して接離操作されるようになってい
る。このとき、バルブ本体10が鉛直方向に移動される
バルブストロークに応じて弁座部9の流体流通口9aの
開度(開口面積)が変化し、充填ノズル7から外部に吐
出される液体流量が変化するようになっている。
【0013】また、充填バルブ3の上側にはこの充填バ
ルブ3のバルブ本体10を駆動するバルブ駆動部11が
配設されている。このバルブ駆動部11は例えば空圧回
路等によって駆動される流体シリンダによって形成され
ている。さらに、このバルブ駆動部11の流体シリンダ
のピストンロッド11aの下部に位置するロッド12の
下端部にバルブ本体10が固定されている。そして、バ
ルブ駆動部11によってバルブ本体10が図5(C)に
示す停止位置から複数段、本実施の形態では例えば図5
(A)に示す大流量ストロークと、図5(B)に示す小
流量ストロークの2段階のバルブストロークに移動さ
れ、このバルブ本体10の移動動作に応じて弁座部9の
流体流通口9aの開度を調整して充填ノズル7からの液
体の吐出流量を制御するようになっている。
【0014】なお、バルブ駆動部11の流体シリンダの
ロッド12は、充填バルブ3とバルブ駆動部11との間
に配設された中間の支持部材13に設けた圧縮コイルば
ね14により常に上方へ付勢されるように取り付けられ
ている。これにより、バルブ本体10が常時閉塞(停止
位置)方向に付勢されるため、液垂れを生ずることがな
く安定に保たれる。
【0015】また、充填ノズル7には充填バルブ3のバ
ルブハウジング4の下端部に連結された筒状の充填ノズ
ル本体15が設けられている。この充填ノズル本体15
内には充填液の流れを整流して発泡を抑制する網目構造
のノズル先端メッシュ16が配設されている。このノズ
ル先端メッシュ16は図3に示すように充填液の流れ方
向に沿って複数段、本実施の形態では4段のメッシュ構
成体17,18,19,20を積層させた積層体によっ
て形成されている。
【0016】さらに、4段のメッシュ構成体17,1
8,19,20の網目の粗さはノズル先端メッシュ16
の積層体の各段毎に変化させ、充填液の流れの上流側に
比べて下流側に網目の細かいメッシュ構成体を配設する
ように設定されている。例えば、本実施の形態では充填
液の流れの最上流位置の第1のメッシュ構成体17はス
トレートメッシュによって形成されている。この最上流
位置メッシュ構成体17のストレートメッシュは例えば
水道の蛇口に入っているような薄板を折り曲げて形成さ
れている。また、最上流位置メッシュ構成体17の下段
の第2のメッシュ構成体18は20メッシュの上段クロ
スメッシュによって形成されている。さらに、この第2
のメッシュ構成体18の下段の第3のメッシュ構成体1
9は30メッシュの中段クロスメッシュ、この第3のメ
ッシュ構成体19の下段の第4のメッシュ構成体20は
40メッシュの下段クロスメッシュによってそれぞれ形
成されている。なお、第2〜4の各メッシュ構成体1
8,19,20のデータは次の表1の通りである。
【0017】
【表1】
【0018】すなわち、本実施の形態のノズル先端メッ
シュ16の積層体は、充填ノズル本体15内における充
填液の流れの最下流位置に網目ピッチが0.64mm
で、充填ノズル本体15の吐出口15aの開口面積に対
するメッシュ構成体における充填液の流路面積の比であ
る開孔面積比が51.7%の下段メッシュ構成体20、
この下段メッシュ構成体20の上に網目ピッチが0.8
5mmで、開孔面積比が49.8%の中段メッシュ構成
体19、この中段メッシュ構成体19の上に網目ピッチ
が1.27mmで、開孔面積比が50.2%の上段メッ
シュ構成体18、この上段メッシュ構成体18の上に薄
板を折り曲げて形成され、充填液の流路方向に沿って充
填液の流れを整流する最上段のストレートメッシュ構成
体17がそれぞれ積層されている。
【0019】また、図4(A)に示すように充填ノズル
本体15の吐出口15aの周縁部位にはノズル先端メッ
シュ16の積層体を取付ける取付け部21が内方向に向
けて突設されている。この取付け部21は充填ノズル本
体15の吐出口15aの周縁部位を内方向に向けて略直
角に折り返した状態に曲げ加工されたリング状の段付部
によって形成されている。
【0020】さらに、図4(B)に示すように充填液の
流れの最下流位置の第4のメッシュ構成体20の下端面
には他の部分よりも小径な小径部(平滑面形成部)22
が突設されている。この小径部22の外径寸法D2は充
填ノズル本体15の吐出口15aの周縁の取付け部21
の内径寸法D1とほぼ同径に設定されている。なお、こ
の第4のメッシュ構成体20の小径部22の高さT2は
取付け部21の厚さ(段差の高さ)T1と同等に設定さ
れている。そして、第4のメッシュ構成体20の小径部
22は充填ノズル本体15の吐出口15a周縁の取付け
部21の内部に嵌合させた状態で取付けられている。こ
れにより、充填ノズル本体15の吐出口15aの周縁の
取付け部21の段差を埋めて充填ノズル本体15の吐出
口15aに充填ノズル本体15の先端面と第4のメッシ
ュ構成体20の端面とを同一面に並べた平滑面が形成さ
れている。
【0021】また、充填ノズル7の下方には充填液が充
填されるガラスやプラスチック製の容器23を搬送する
容器搬送路24が配設されている。この容器搬送路24
には容器23を1本ずつ載せるテーブル25が配設され
ている。このテーブル25にはロードセル等による計量
手段26が装着されている。
【0022】そして、本実施の形態では流体充填機1の
駆動時には容器搬送路24のテーブル25に載った容器
23が充填ノズル7の下方位置に搬送されるようになっ
ている。このとき、充填ノズル7は容器23の口元の上
側に離れた位置で停止され、この離れた位置の充填ノズ
ル7からテーブル25上の容器23に充填液を充填させ
る口外充填方式が採用されている。そして、この状態
で、充填ノズル7から吐出される充填液が容器23の内
部に充填されるようになっている。
【0023】また、充填液の充填後、充填液が充填済み
の容器23は次の工程に搬送され、充填ノズル7の下に
は次の空の容器23がセットされ、以後、充填ノズル7
から吐出される充填液が容器23の内部に充填される充
填液の充填作業が同様に繰り返されるようになってい
る。
【0024】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の流体充填機1の通常運転時には図1に示
すように液体タンク8から液体の供給路2を介して調味
液や、洗剤、薬品などの液体の商品を流体充填機1に給
液する動作が行われる。
【0025】また、充填バルブ3のバルブ本体10はバ
ルブ駆動部11によって図5(C)に示す停止位置から
複数段、本実施の形態では例えば図5(A)に示す大流
量ストロークと、図5(B)に示す小流量ストロークの
2段階のバルブストロークに移動された状態に切換え操
作される。ここで、充填バルブ3のバルブ本体10が図
5(C)に示す停止位置で保持されている場合にはバル
ブ本体10が弁座部9に当接され、弁座部9の流体流通
口9aが閉塞された状態で保持される。そのため、この
状態では充填ノズル7からの液体の吐出は停止された状
態で保持される。
【0026】また、充填バルブ3のバルブ本体10がバ
ルブ駆動部11によって弁座部9から離れる方向に移動
されると弁座部9の流体流通口9aが開放され、充填ノ
ズル7からの液体の吐出が開始される。このとき、充填
バルブ3のバルブ本体10は図5(A)に示す大流量ス
トロークと、図5(B)に示す小流量ストロークの2段
階のバルブストロークに移動される。そして、このバル
ブ本体10の移動動作に応じて弁座部9の流体流通口9
aの開度を調整して充填ノズル7からの液体の吐出流量
が制御される。このとき、充填ノズル7から吐出される
充填液は容器23の内部に充填される。
【0027】また、充填液の充填後、充填液が充填済み
の容器23は次の工程に搬送され、充填ノズル7の下に
は次の空の容器23がセットされる。そして、以後、充
填ノズル7から吐出される充填液が容器23の内部に充
填される充填液の充填作業が同様に繰り返される。
【0028】また、充填ノズル7から充填液が吐出され
る充填液の充填時に充填ノズル7内を流れる充填液は充
填ノズル本体15の内部の4段のメッシュ構成体17,
18,19,20を順次介して充填ノズル本体15の吐
出口15aから外部に吐出される。このとき、充填ノズ
ル本体15の内部の4段のメッシュ構成体17,18,
19,20を通る充填液は上流側の網目の粗いメッシュ
構成体から下流側の網目の細かいメッシュ構成体の順に
順次透過される。すなわち、最上流位置の第1のメッシ
ュ構成体17のストレートメッシュから20メッシュの
上段クロスメッシュである第2のメッシュ構成体18、
30メッシュの中段クロスメッシュである第3のメッシ
ュ構成体19、40メッシュの下段クロスメッシュであ
る最下段位置の第4のメッシュ構成体20の順に順次透
過させることにより、充填液の流れを効果的に整流して
層流化することができる。そのため、充填ノズル7から
テーブル25上の容器23に充填液が充填された際に、
容器23の充填液が発泡することを抑制することができ
る。
【0029】また、充填ノズル7から容器23内に充填
液を所定容量充填する液体充填作業の終了後には、バル
ブ駆動部11によって充填バルブ3のバルブ本体10が
図5(C)に示す停止位置に移動され、弁座部9の流体
流通口9aが閉操作される。このとき、充填液の流れの
最下流位置の第4のメッシュ構成体20の小径部22を
充填ノズル本体15の吐出口15a周縁の取付け部21
の段差部に挿入させることにより、充填ノズル本体15
の吐出口15a周縁の取付け部21の段差を埋めて充填
ノズル本体15の吐出口15aに充填ノズル本体15の
先端面と第4のメッシュ構成体20の端面とを同一面に
並べた平滑面が形成されている。そのため、流体充填機
1の充填ノズル7からの充填液の充填後、充填液の供給
が停止された際に、従来のように充填ノズル本体15の
吐出口15aの周縁の取付け部21の段差内に充填液が
付着したまま残留することを防止することができるの
で、充填後の液垂れを極小に抑えることができる。
【0030】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態の流体充填機1の
充填ノズル7では充填ノズル本体15内に配設されてい
る網目構造のノズル先端メッシュ16を4段のメッシュ
構成体17,18,19,20を積層させた積層体によ
って形成し、充填ノズル本体15の内部の4段のメッシ
ュ構成体17,18,19,20を通る充填液を上流側
の網目の粗いメッシュ構成体である最上流位置の第1の
メッシュ構成体17のストレートメッシュから下流側の
網目の細かいメッシュ構成体、すなわち20メッシュの
上段クロスメッシュである第2のメッシュ構成体18、
30メッシュの中段クロスメッシュである第3のメッシ
ュ構成体19、40メッシュの下段クロスメッシュであ
る最下段位置の第4のメッシュ構成体20の順に順次透
過させるようにしたものである。そのため、充填ノズル
7から吐出される充填液の流れを効果的に整流して層流
化し、充填液の流れの断面が真円で、かつ落下していっ
ても拡がらない均一なクロスカット状の充填液の流れに
することができる。これにより、1段のノズル先端メッ
シュのみを使用する従来の充填ノズルのように充填ノズ
ルからの吐出液の偏流(偏った流れ)が発生するおそれ
がないので、充填ノズル7からテーブル25上の容器2
3に充填液が充填された際に、容器23内の充填液が発
泡することを抑制することができる。
【0031】さらに、充填ノズル7から吐出される充填
液の流れを層流化することができるので、容器23の口
元の上側に離れた位置の充填ノズル7から容器23に充
填液が充填される口外充填方式を採用した場合であって
も充填ノズル7から吐出される充填液が容器23の外部
に漏れることを防止することができる。そのため、充填
ノズル7を容器23内に挿入しないため、容器23の口
元と充填ノズル7とが接触するおそれがなく、容器23
の口元の汚染や、口元の欠けによる異物混入などを防ぐ
ことができる。
【0032】また、本実施の形態では口外充填方式を採
用できるので、充填ノズル7の上下機構が不要となる。
そのため、充填ノズル7の振動による液垂れを回避する
ことができ、なおかつ、装置全体の構成を簡素化するこ
とができる。
【0033】さらに、本実施の形態では充填液の流れの
最下流位置の第4のメッシュ構成体20の小径部22を
充填ノズル本体15の吐出口15a周縁の取付け部21
の段差部に挿入させることにより、充填ノズル本体15
の吐出口15a周縁の取付け部21の段差を埋めて充填
ノズル本体15の吐出口15aに充填ノズル本体15の
先端面と第4のメッシュ構成体20の端面とを同一面に
並べた平滑面が形成されている。そのため、流体充填機
1の充填ノズル7からの充填液の充填後、充填液の供給
が停止された際に、従来のように充填ノズル本体15の
吐出口15aの周縁の取付け部21の段差内に充填液が
付着したまま残留することを防止することができるの
で、充填後の充填ノズル7からの充填液の液垂れを大幅
に減少させることができる。
【0034】さらに、本実施の形態では充填ノズル7の
ノズル口径を大径化し、充填ノズル7から吐出される充
填液の流速を極力下げる事ができるので、充填ノズル本
体15の吐出口15aの周縁の取付け部21の段差内に
付着したまま残留する充填液の付着量を大幅に減少させ
ることができる。そのため、充填ノズル本体15の吐出
口15aから吐出される充填液の流れに対する整流効果
が大きくなり、容器23内の充填液の発泡を減少させる
ことができる。
【0035】また、次の表2、3は本実施の形態の構成
の充填ノズル7を使用して容器23に充填液を充填する
実験を行なった際の実験結果、表4、5は従来構成の充
填ノズルを使用して容器23に充填液を充填する実験を
行なった際の実験結果をそれぞれ示す。ここで、表2〜
5の各実験で使用される充填液の種類は低粘度高発泡液
(醤油等)である。さらに、ヘッドスペースは図1に示
すように容器23の天面から容器23内に充填された液
面までの高さHである。
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】ここで、従来構成の充填ノズルでは表4、
5に示すようにノズルからの充填終了時にノズルの一部
の内壁面から片寄った液垂れが生じ、液垂れた後に充填
終了する状況が確認された。これに対し、本実施の形態
の構成の充填ノズル7を使用した場合には表2、3に示
す通りとなる。この表2、3から最先端の網をノズルの
先端部まで押し出すことにより、液垂れに関しても、解
消されていることは明らかである。
【0041】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ノズル先端メ
ッシュを充填液の流れ方向に沿って複数段のメッシュ構
成体を積層させた積層体によって形成し、充填ノズル本
体の内部で充填液を積層体における上流側の網目の粗い
メッシュ構成体から下流側の網目の細かいメッシュ構成
体に順次浸透させることにより、充填ノズルの吐出口か
ら吐出される充填液の流れを効果的に整流して層流化
し、発泡を抑制することができる。さらに、充填液の流
れの最下流位置のメッシュ構成体の平滑面形成部を充填
ノズル本体の吐出口周縁の取付け部の段差部に挿入させ
ることにより、充填ノズル本体の吐出口周縁の取付け部
の段差を埋めて充填ノズル本体の吐出口に充填ノズル本
体の先端面とメッシュ構成体の端面とを同一面に並べた
平滑面を形成するようにしたので、充填液の充填後にノ
ズル先端部から充填液が滴下する液垂れ現象の発生を防
止することができる。
【0043】請求項2の発明によれば、メッシュ構成体
の端面に突設させた突出部を充填ノズル本体の取付け部
に嵌合させることにより、充填ノズル本体の吐出口周縁
の取付け部の段差を埋めて充填ノズル本体の吐出口に平
滑面を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における流体充填機
に組み込まれた充填ノズルの概略構成を示す縦断面図。
【図2】第1の実施の形態の流体充填機の充填ノズルの
縦断面図。
【図3】第1の実施の形態の流体充填機の充填ノズルの
要部の縦断面図。
【図4】(A)は第1の実施の形態の流体充填機の充填
ノズルにおける充填ノズル本体の吐出口周縁の取付け部
を示す縦断面図、(B)は最下流位置のメッシュ構成体
の突出部を示す縦断面図。
【図5】第1の実施の形態の流体充填機の充填ノズルの
作用を説明するもので、(A)は大流量充填中の液の流
れを示す縦断面図、(B)は小流量充填中の液の流れを
示す縦断面図、(C)は充填ノズルのバルブ閉塞状態を
示す縦断面図。
【図6】従来の流体充填機の充填ノズルにおけるノズル
先端メッシュの取付け状態を示す要部の縦断面図。
【図7】図6とは異なるノズル先端メッシュの取付け状
態を示す要部の縦断面図。
【符号の説明】
1 流体充填機 5 充填液の流路(流体室) 5b 鉛直方向流路(液体管路) 7 充填ノズル 15 充填ノズル本体 15a 吐出口 16 ノズル先端メッシュ 17,18,19,20 メッシュ構成体 22 小径部(平滑面形成部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E055 AA01 CB10 DA08 DA20 EA01 EA07 EB02 FA04 3E079 AB01 BB02 DD02 3E118 AA02 AB14 BA08 CA04 CA05 DA02 DA03 EA02 EA03 FA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填液を流す液体管路の吐出端部に筒状
    の充填ノズルの本体が配設されるとともに、前記充填ノ
    ズル本体内に充填液の流れを整流して発泡を抑制する網
    目構造のノズル先端メッシュが配設され、かつ前記筒状
    の充填ノズル本体の吐出口の周縁部位に前記ノズル先端
    メッシュを取付ける取付け部が内方向に向けて突設され
    た流体充填機の充填ノズルにおいて、 前記ノズル先端メッシュを充填液の流れ方向に沿って複
    数段のメッシュ構成体を積層させた積層体によって形成
    するとともに、 前記メッシュ構成体の網目の粗さを前記積層体の各段毎
    に変化させ、前記充填液の流れの上流側に比べて下流側
    に網目の細かい前記メッシュ構成体を配設し、 かつ前記充填液の流れの最下流位置の前記メッシュ構成
    体に前記充填ノズル本体の吐出口周縁の取付け部の段差
    を埋めて前記充填ノズル本体の吐出口に前記充填ノズル
    本体の先端面と前記メッシュ構成体の端面とを同一面に
    並べた平滑面を形成する平滑面形成部を設けたことを特
    徴とする流体充填機の充填ノズル。
  2. 【請求項2】 前記平滑面形成部は、前記充填ノズル本
    体の吐出口の前記取付け部の形状と対応する形状の突出
    部を前記メッシュ構成体の端面に突設させ、前記メッシ
    ュ構成体の突出部を前記充填ノズル本体の前記取付け部
    に嵌合させたものであることを特徴とする請求項1に記
    載の流体充填機の充填ノズル。
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