JP2002012206A - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JP2002012206A
JP2002012206A JP2000200628A JP2000200628A JP2002012206A JP 2002012206 A JP2002012206 A JP 2002012206A JP 2000200628 A JP2000200628 A JP 2000200628A JP 2000200628 A JP2000200628 A JP 2000200628A JP 2002012206 A JP2002012206 A JP 2002012206A
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Japan
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liquid food
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mesh
valve
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JP2000200628A
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Kosaku Ito
康作 伊藤
Yuzo Otsuka
雄三 大塚
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Nihon Tetra Pak KK
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Nihon Tetra Pak KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノズル内の清掃に係る作業を簡素化することが
できるようにする。 【解決手段】計量された液体食品を供給する計量供給管
と、該計量供給管に取り付けられ、下端に液体食品を吐
出するための吐出口Mを備えたノズル61と、該ノズル
61の下端部において、ノズル61に対して着脱自在に
配設された少なくとも一つのメッシュとを有する。ま
た、メッシュをノズル61に対してバネ形状を利用した
ホルダによって容易に着脱することができるので、メッ
シュに付着した液体食品を容易に除去することができ
る。したがって、清掃に係る作業を極めて簡素化するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計量装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液体食品を一定の量ずつ包装容器
のカートンに充填(てん)するために計量装置が配設さ
れる。該計量装置においては、第1の工程においてタン
ク内の液体食品を計量ポンプによって吸引し、第2の工
程において、液体食品を計量し、計量供給管を介してカ
ートンに充填するようになっている。
【0003】この場合、前記第2の工程において、計量
供給管の下端に配設されたノズルがカートン内の液体食
品の液面から離れていると、液面が泡立ち、液体食品内
に気泡が巻き込まれてしまう。したがって、液体食品が
充填されている間、ノズルを常に液体食品内に浸漬(せ
き)させるようにしている。
【0004】ところが、充填が終了してノズルが液体食
品の液面から離れると、ノズルに付着した液体食品が垂
れ落ち、カートン、計量装置の周辺等を汚してしまう。
【0005】そこで、ノズルの下端に複数の多孔板を積
層して配設し、表面張力を利用して液体食品を多孔板に
よって保持し、液体食品が垂れ落ちるのを防止するよう
にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の計量装置においては、計量される液体食品の種類を
変更する際に、計量装置のタンク、計量供給管、ノズル
等を清掃する必要があるが、前記各多孔板に付着した液
体食品、特に各多孔板間に進入して付着した液体食品を
除去するのが困難であるので、清掃に係る作業が極めて
煩わしい。
【0007】本発明は、前記従来の液体食品が垂れ落ち
るのを確実に防止することができ、清掃に係る作業を簡
素化することができる計量装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の計
量装置においては、計量された液体食品を供給する計量
供給管と、該計量供給管に取り付けられ、下端に液体食
品を吐出するための吐出口を備えたノズルと、該ノズル
の下端部において、ノズルに対して着脱自在に配設され
た少なくとも一つのメッシュとを有する。
【0009】本発明の他の計量装置においては、さら
に、前記ノズルは、下端に保持部を備えて成る。そし
て、前記メッシュは、前記ノズル内に収容され、前記保
持部によって保持される。本発明の更に他の計量装置に
おいては、さらに、前記ノズル内に配設されたホルダを
有する。そして、前記メッシュは前記ホルダと前記保持
部との間で保持される。
【0010】本発明の更に他の計量装置においては、さ
らに、前記ホルダーは棒状材を閉ループにした簡単な立
体形状を有すると共にバネ特性を有し、前記ノズルに着
脱する場合は前記バネ特性によりホルダー外形が縮小す
る為、前記ノズル本体への着脱が容易にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図2は本発明の第1の実施の形態における
計量装置の概略図である。
【0013】図において、11は液体食品を収容するタ
ンク、12は該タンク11内の液体食品を計量する往復
動型の計量用ポンプ、13は該計量用ポンプ12に接続
された計量供給管である。前記タンク11内の液体食品
は、前記計量用ポンプ12によって設定量ずつ計量さ
れ、計量供給管13を介して上端が開口された状態のカ
ートン15に充填される。
【0014】この場合、液体食品は、計量用ポンプ12
を駆動して前記タンク11から液体食品を吸い込む吸込
モード、及び吸い込んだ液体食品を前記計量供給管13
に送り出す送出しモードによって計量され、充填され
る。なお、図は送出しモードの状態を示し、液体食品は
矢印方向に送り出される。
【0015】前記タンク11の底部には吐出開口18が
形成され、前記タンク11内は前記吐出開口18及び吸
込弁19を介して前記計量用ポンプ12の計量スペース
20と連通する。そのために、前記吐出開口18の下方
に弁本体22が取り付けられ、該弁本体22の下方に弁
ハウジング23が取り付けられる。そして、該弁ハウジ
ング23にエルボ管24が取り付けられ、該エルボ管2
4の下方に前記計量用ポンプ12が、前記弁ハウジング
23の下方に前記計量供給管13が取り付けられる。
【0016】また、前記計量用ポンプ12は、シリンダ
35及び該シリンダ35内を摺(しゅう)動するピスト
ン36を備え、シリンダ35及びピストン36によって
前記計量スペース20が形成される。そして、該計量ス
ペース20は前記エルボ管24を介して前記弁ハウジン
グ23と連通させられる。前記ピストン36はピストン
ロッド38を介して図示されないピストン作動用駆動装
置と連結される。
【0017】そして、前記吸込弁19が開放されると前
記タンク11内の液体食品は前記吐出開口18から吐出
されて弁本体22を流れ、吸込弁19を介して弁ハウジ
ング23内に供給され、その後、エルボ管24を流れて
前記計量スペース20に供給される。
【0018】そのために、前記吸込弁19は、バルブコ
ーン25及びスプリング26を備え、該スプリング26
によってバルブコーン25が上方向に付勢され、通常、
吸込弁19は閉鎖される。そして、前記計量用ポンプ1
2のピストン36を下降させ、前記弁ハウジング23内
に負圧を発生させると、前記バルブコーン25がスプリ
ング26の付勢力に抗して下降し、吸込弁19は開放さ
れる。
【0019】また、前記計量用ポンプ12の計量スペー
ス20は、吐出弁40を介して計量供給管13内と連通
する。該計量供給管13の下端に、ノズル61が取り付
けられ、該ノズル61は液体食品が充填されるカートン
15の種類に対応させて設定された所定の形状を有す
る。
【0020】前記吐出弁40は、バルブコーン42及び
スプリング43を備え、該スプリング43によってバル
ブコーン42が上方向に付勢され、通常、吐出弁40は
閉鎖される。そして、前記計量用ポンプ12のピストン
36を上昇させ、前記弁ハウジング23内の圧力を高く
すると、前記バルブコーン42がスプリング43の付勢
力に抗して下降し、吐出弁40は開放される。
【0021】なお、前記吸込弁19及び吐出弁40を強
制的に開放するために前記タンク11の上部に弁開放用
駆動装置27が配設され、該弁開放用駆動装置27はタ
ンク11の上壁を貫通して下方に延びる心棒29を備え
る。したがって、前記弁開放用駆動装置27によって心
棒29を下降させることによって、吸込弁19及び吐出
弁40を同時に開放することができる。
【0022】一方、前記タンク11の側壁の下部には液
体食品供給管51が接続される。該液体食品供給管51
は液体食品供給弁52を介して図示されない液体食品供
給源に接続され、前記液体食品供給弁52を開閉するこ
とによって液体食品をタンク11内に矢印方向に供給す
ることができるようになっている。
【0023】また、タンク11の上壁を貫通させて、洗
浄液又は殺菌用蒸気を導入するための配管53が配設さ
れ、該配管53の下端から必要に応じてタンク11内に
洗浄液又は殺菌用蒸気が噴射される。なお、56は前記
タンク11の上壁を貫通させて配設され、タンク11内
の液体食品の液面の高さを検出するレベルセンサであ
る。
【0024】次に、前記構成の計量装置の動作について
説明する。
【0025】図3は本発明の第1の実施の形態における
計量装置の吸込モードの状態図、図4は本発明の第1の
実施の形態における計量装置の送出しモードの状態図で
ある。
【0026】液体食品供給弁52(図2)を開放する
と、図示されない液体食品供給源から供給された液体食
品は液体食品供給管51を通ってタンク11内に供給さ
れる。そして、レベルセンサ56によってタンク11内
の液体食品の液面の高さを検出し、前記液体食品供給弁
52を開閉することによって、液面は常時同じ高さに保
たれる。
【0027】また、吸込モードにおいて、図3に示され
るように、計量用ポンプ12のピストン36はピストン
ロッド38を下降させることによって計量ストロークの
下方の所定位置まで下降させられ、計量スペース20、
エルボ管24及び弁ハウジング23内に負圧が発生させ
られる。このとき、吐出弁40は閉鎖状態を保つが、吸
込弁19は前記弁ハウジング23内の負圧によって開放
される。したがって、タンク11内の液体食品は、計量
スペース20内に吸い込まれる。そして、前記ピストン
36の下降が終了するタイミングに合わせてカートン1
5が上昇させられ、充填開始位置に移動させられる。
【0028】次に、送出しモードにおいて、図4に示さ
れるように、ピストン36はピストンロッド38を上昇
させることによって計量ストロークの上方の所定位置ま
で上昇させられ、前記計量スペース20、エルボ管24
及び弁ハウジング23内の圧力が高くなる。このとき、
前記吸込弁19は閉鎖状態を保つが、前記吐出弁40は
前記弁ハウジング23内の圧力によって開放される。し
たがって、計量スペース20内の液体食品は、計量供給
管13に送り出される。
【0029】該計量供給管13に送り出された液体食品
は、計量供給管13内を流下してノズル61から吐出さ
れ、前記カートン15に充填される。そして、前記ピス
トン36が上昇するのに伴ってカートン15が下降させ
られる。なお、25、42はバブルコーン、26、43
はスプリングである。
【0030】次に、前記カートン15の動作について説
明する。
【0031】図5は本発明の第1の実施の形態における
カートンの動作を示す図である。なお、図の(a)は吸
込モードにおける液体食品の吸込終了時のカートン15
の状態を、(b)は送出しモードにおける充填開始時の
カートン15の状態を、(c)は送出しモードにおける
充填中のカートン15の状態を、(d)は送出しモード
における充填終了時のカートン15の状態を示す。
【0032】図において、13は計量供給管、15はカ
ートン、61はノズルである。
【0033】吸込モードが終了すると、図の(a)に示
されるように、前記カートン15は下端の待機位置から
上昇させられる。
【0034】そして、送出しモードになると、図の
(b)に示されるように、カートン15は上端の充填開
始位置に置かれ、充填が開始される。このとき、カート
ン15の底部はノズル61の下端に最も接近させられ
る。
【0035】そして、図の(c)に示されるように、液
体食品の充填が進むにつれてカートン15は下降させら
れる。この場合、前記ノズル61がカートン15内の液
体食品の液面S1から離れていると、液面S1が泡立
ち、液体食品内に気泡が巻き込まれてしまう。したがっ
て、液体食品が充填されている間、ノズル61を常に液
体食品内に浸漬させるようにしている。
【0036】このようにして、充填が終了すると、図の
(d)に示されるように、カートン15は充填終了位置
に移動させられ、その後、下降させられて図の(a)に
示される待機位置に移動させられ、次の空のカートン1
5と入れ換えられる。
【0037】ところで、充填が終了してノズル61が液
体食品の液面S1から離れたときに、ノズル61に付着
した液体食品が垂れ落ちると、カートン15、計量装置
の周辺等を汚してしまう。
【0038】そこで、ノズル61の下端に図示されない
メッシュを配設し、表面張力を利用して液体食品をメッ
シュによって保持し、液体食品が垂れ落ちるのを防止す
るようにしている。
【0039】図1は本発明の第1の実施の形態における
ノズルの分解斜視図である。
【0040】図において、ノズル61は供給管13(図
2)に対して着脱自在に配設される。そのために、前記
ノズル61の上端に第1の係止部としての係止溝64
が、前記計量供給管13の下端に第2の係止部としての
図示されない係止突起が形成され、該係止突起を係止溝
64に係止させることができるようになっている。
【0041】前記ノズル61は、断面が計量供給管13
の形状に対応させて円形の形状を有する上半部としての
筒状部62a、及び上端の断面が筒状部62aの形状に
対応させて円形の形状を有し、下方になるに従って徐々
に拡大され、下端の断面がカートン15の形状に対応さ
せて正方形の形状を有する下半部としての拡大部62b
から成る。前記筒状部62a及び拡大部62bは互いに
一体に形成される。
【0042】また、前記ノズル61は下端に液体食品を
吐出するための吐出口Mを備える。
【0043】ところで、前記筒状部62bの下端には、
内周端より内側に突出させて保持部71が形成され、該
保持部71の内周縁によって前記吐出口Mが設定され
る。そして、前記保持部71によって、メッシュユニッ
ト72が前記筒状部61b内に収容され、保持される。
そのために、前記メッシュユニット72の四辺は、それ
ぞれ前記筒状部61bの四辺より短く、前記吐出口Mの
内周縁の四辺より長く設定される。
【0044】なお、前記メッシュユニット72は、第1
〜第3のメッシュ74〜76を互いに直接接触させて積
層することによって形成される。
【0045】ノズル61の下端部に第1〜第3のメッシ
ュ74〜76を配設することによって、表面張力を利用
して液体食品を保持し、ノズル61が液面S1(図5)
から離れるときに液体食品が垂れ落ちるのを防止するよ
うにしている。
【0046】図6に示す様に、第1、第2のワイヤ7
9、80の各ピッチは、メッシュサイズで、例えば、
0.8〔mm〕にされる。なお、フレーム78及び第
1、第2のワイヤ79、80は、いずれも金属によって
形成され、フレーム78と第1、第2のワイヤ79、8
0とは溶接される。
【0047】この場合、第1、第3のメッシュ74、7
6における第1、第2のワイヤ79、80と、第2のメ
ッシュ75における第1、第2のワイヤとは、互いに9
0度異なる角度で配設されるので、第1、第3のメッシ
ュ74、76のメッシュサイズと第2のメッシュ75の
メッシュサイズとを異ならせることなく、所望の表面張
力を発生させることができる。
【0048】また、各第1、第2のワイヤは、いずれも
断面が円形の形状を有し、多孔板を使用した場合と比較
して、液体食品と接触する面積が大きいので、十分な表
面張力を発生させることができる。したがって、積層さ
れるメッシュの数を少なくすることができるので、ノズ
ル61の軸方向寸法を小さくすることができる。
【0049】しかも、各第1、第2のワイヤの直径が小
さい(例えば、0.2〔mm〕)ので、第1〜第3のメ
ッシュ74〜76を互いに直接接触させて重ねても、計
量供給管13(図2)内における液体食品の流れに加わ
る抵抗が大きくなることはなく、十分な表面張力を発生
させることができ、ノズル61が液面S1(図5)から
離れるときに液体食品が垂れ落ちるのを確実に防止する
ことができる。
【0050】ところで、例えば、計量される液体食品の
種類を変更する際に、計量装置のタンク11、計量供給
管13、ノズル61等を清掃する必要がある。この場
合、ノズルを計量供給管13から取り外し、キャップ6
1内のメッシュユニット72を取り出すことができる。
【0051】このように、前記キャップ61を計量供給
管13に対して着脱することができるので、前記メッシ
ュユニット72をノズル61に対して容易に着脱するこ
とができる。したがって、メッシュユニット72に付着
した液体食品、特に各第1〜第3のメッシュ74〜76
間に進入して付着した液体食品を容易に除去することが
できるので、清掃に係る作業を極めて簡素化することが
できる。
【0052】図7は本発明の第1の実施の形態における
ホルダーの取付け透視図である。この場合、62bの下
端には、内周端より内側に突出させて保持部71が形成
され、該保持部71の内周縁によって吐出口Mが設定さ
れる。そして、メッシュユニット72は、前記吐出口M
を介してノズル61内に挿入され、前記保持部71によ
って、62bにおいてノズル61の下端側から保持され
る。
【0053】また、ノズル61の上端の開口からホルダ
としてのホルダ91が挿入され、吐出口Mを介してノズ
ル61内に挿入されたメッシュユニット72を、上端側
から保持する。そのために、前記ホルダ91は棒状材を
菱形に閉ループに形成した後、相対する頂点92,92
を結ぶ直線を軸にして残る頂点93,93を折り曲げて
成る立体形状体である。従って2箇所から下方に延びる
脚部93によって各第1〜第3のメッシュ74〜76の
フレーム78(図6)が押圧される。なお、このときの
押圧反力によって、ホルダ91自体がノズル61内の突
起片94において何ら止め具を必要とすることなく保持
される。
【0054】図8、図9は、本発明の第2の実施の形態
におけるノズルとホルダーの装着斜視図及び本発明の第
2の実施の形態におけるホルダー装着透視図である。本
発明の第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明
する。ホルダ91はノズル61の上端の開口から挿入さ
れる時に、一部切り欠いた部分94aを通過した後にホ
ルダを90度回転させノズル61内の突起片94に保持
される。前記ホルダ91の形状は棒状材を閉ループに形
成して長円形(ここでは競技場のトラック状の形状で、
相対する2辺が平行な直線で、残る2辺が略円弧にした
形状とする)にした後、相対する直線のそれぞれ4個所
92、92、92,92において長円面に対して垂直に
折り曲げて、残る円弧部の頂点93、93が対称位置に
くるように加工して成る立体形状体である。従って両端
から下方に延びる頂点93によって各第1〜第3のメッ
シュ74〜76のフレーム78が押圧される。なお、こ
のときの押圧反力によって、ホルダ91自体がノズル6
1内の突起片94において何ら止め具を必要とすること
なく保持される。尚、前記の棒状材は鋼材でも樹脂でも
形成可能である。
【0055】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、計量装置においては、計量された液体食品を供給
する計量供給管と、該計量供給管に取り付けられ、下端
に液体食品を吐出するための吐出口を備えたノズルと、
該ノズルの下端部において、ノズルに対して着脱自在に
配設された少なくとも一つのメッシュとを有する。
【0057】この場合、ノズルの下端部にメッシュを配
設することによって、表面張力を利用して液体食品を保
持し、ノズルが液体食品の液面から離れるときに液体食
品が垂れ落ちるのを防止することができる。
【0058】そして、メッシュをノズルに対して着脱す
ることができるので、メッシュに付着した液体食品を容
易に除去することができる。したがって、清掃に係る作
業を極めて簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるノズルの分
解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における計量装置の
概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における計量装置の
吸込モードの状態図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における計量装置の
送出しモードの状態図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるカートンの
動作を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における第1、第3
のメッシュの平面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるホルダ装着
透視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるノズルとホ
ルダの装着斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるホルダ装着
透視図である。
【符号の説明】
13 計量供給管 61 ノズル 71 保持部 74〜76 第1〜第3のメッシュ 79 第1のワイヤ 80 第2のワイヤ 91 ホルダ M 吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E018 AA03 AB06 BB01 DA02 DA05 EA10 3E055 AA01 BB01 CA08 CB10 EA03 EA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)計量された液体食品を供給する計
    量供給管と、(b)該計量供給管に取り付けられ、下端
    に液体食品を吐出するための吐出口を備えたノズルと、
    (c)該ノズルの下端部において、ノズルに対して着脱
    自在に配設された少なくとも一つのメッシュとを有する
    ことを特徴とする計量装置。
  2. 【請求項2】 (a)前記ノズルは下端に保持部を備
    え、(b)前記メッシュは、前記ノズル内に収容され、
    前記保持部によって保持される請求項1に記載の計量装
    置。
  3. 【請求項3】 (a)前記ノズル内に配設されたホルダ
    を有するとともに、(b)前記ホルダと前記保持部との
    間で前記メッシュが保持される請求項1に記載の計量装
    置。
  4. 【請求項4】 (a)前記ホルダーは棒状材を閉ループ
    にした簡単な立体形状を有すると共に、(b)前記ホル
    ダーはバネ特性を有し(c)前記ノズルに着脱する場合
    は前記バネ特性によりホルダー外形が縮小する為、前記
    ノズルへの着脱が容易にできる請求項1に記載の計量装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011136755A (ja) * 2009-12-05 2011-07-14 Nihon Tetra Pak Kk 充填ノズル
JP2011136756A (ja) * 2009-12-05 2011-07-14 Nihon Tetra Pak Kk 充填ノズル
JP2012232754A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Nihon Tetra Pak Kk 充填ノズル

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