JPH0939881A - パレット輸送船 - Google Patents
パレット輸送船Info
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- JPH0939881A JPH0939881A JP20929695A JP20929695A JPH0939881A JP H0939881 A JPH0939881 A JP H0939881A JP 20929695 A JP20929695 A JP 20929695A JP 20929695 A JP20929695 A JP 20929695A JP H0939881 A JPH0939881 A JP H0939881A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】荷役時にパレッタイズした貨物が破損したり多
くの荷役時間を要した。この荷役時間を大幅に短縮する
とともに安定して貨物の積込や積卸しをする。 【解決手段】貨物を船内に積み込むとき、舷側の一部に
設けたサイドポ−トハッチ4を回動して載貨口5を開
く。貨物エレベ−タ6側に装着してあった船外コンベヤ
12で岸壁18と貨物エレベ−タ6とを連結する。パレ
ッタイズした貨物3を船外コンベヤ12で貨物エレベ−
タ6に移載する。貨物エレベ−タ6をフロア−2cまで
移動し、搬送した貨物3を船内コンベヤ14cに移載す
る。この貨物3を船内にあるフォ−クリフト19で所定
の位置まで移送して積み付ける。
くの荷役時間を要した。この荷役時間を大幅に短縮する
とともに安定して貨物の積込や積卸しをする。 【解決手段】貨物を船内に積み込むとき、舷側の一部に
設けたサイドポ−トハッチ4を回動して載貨口5を開
く。貨物エレベ−タ6側に装着してあった船外コンベヤ
12で岸壁18と貨物エレベ−タ6とを連結する。パレ
ッタイズした貨物3を船外コンベヤ12で貨物エレベ−
タ6に移載する。貨物エレベ−タ6をフロア−2cまで
移動し、搬送した貨物3を船内コンベヤ14cに移載す
る。この貨物3を船内にあるフォ−クリフト19で所定
の位置まで移送して積み付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は段ボ−ル,木箱,
袋類,缶などの容器類に納めた包装貨物をパレットに搭
載して輸送するパレット輸送船、特に荷役作業の高効率
化と積荷の保全に関するものである。
袋類,缶などの容器類に納めた包装貨物をパレットに搭
載して輸送するパレット輸送船、特に荷役作業の高効率
化と積荷の保全に関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボ−ルや木箱等の容器に納めた包装貨
物を船舶で輸送する場合、パレッタイズした貨物や貨物
を収納したコンテナを船舶に搭載したデリック装置や岸
壁に設置されたコンテナクレ−ン等を使用して船舶に積
込んだり積卸したりして、荷役作業を円滑に推進して作
業者の安全と貨物の損傷防止を図るとともに荷役時間を
短縮するようにしている。
物を船舶で輸送する場合、パレッタイズした貨物や貨物
を収納したコンテナを船舶に搭載したデリック装置や岸
壁に設置されたコンテナクレ−ン等を使用して船舶に積
込んだり積卸したりして、荷役作業を円滑に推進して作
業者の安全と貨物の損傷防止を図るとともに荷役時間を
短縮するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにパレッタ
イズした貨物のカ−ゴスリングをフックに掛けて船外か
ら船内あるいは船内から船外に移動しているときに、作
業者の揚貨装置の取扱技術の拙劣や装置及び装具類の不
備により貨物が破損したり、手かぎ等不適当な用具の使
用により包装が損傷するなどの危険性がある。また、パ
レッタイズした貨物を個々に吊り上げて移動するため、
積込みや積卸しに多くの時間を要した。
イズした貨物のカ−ゴスリングをフックに掛けて船外か
ら船内あるいは船内から船外に移動しているときに、作
業者の揚貨装置の取扱技術の拙劣や装置及び装具類の不
備により貨物が破損したり、手かぎ等不適当な用具の使
用により包装が損傷するなどの危険性がある。また、パ
レッタイズした貨物を個々に吊り上げて移動するため、
積込みや積卸しに多くの時間を要した。
【0004】コンテナを利用した場合には、積込みや積
卸しの時間は短縮できるが、コンテナ内に貨物を収納す
るときに貨物を適切に積み付ける必要があり、コンテナ
内に貨物を収納するときに多くの時間を要した。
卸しの時間は短縮できるが、コンテナ内に貨物を収納す
るときに貨物を適切に積み付ける必要があり、コンテナ
内に貨物を収納するときに多くの時間を要した。
【0005】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、荷役時間を大幅に短縮するととも
に、安定して貨物の積込や積卸しをするとともに積荷の
保全と安定した輸送をすることができるパレット輸送船
を得ることを目的とするものである。
されたものであり、荷役時間を大幅に短縮するととも
に、安定して貨物の積込や積卸しをするとともに積荷の
保全と安定した輸送をすることができるパレット輸送船
を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパレット
輸送船は、船内を上下に多段層構造とし、舷側に設けら
れ開閉するサイドポ−トハッチを有する載貨口と、載貨
口の近傍に設けられ、かご床にコンベヤを有する貨物エ
レベ−タと、貨物エレベ−タの載貨口側に上下方向に回
動自在に設けられた船内外間移送用コンベヤと、貨物エ
レベ−タの載貨口と反対側の船内の各フロア−に設けら
れた船内移送用コンベヤとを備えたことを特徴とする。
輸送船は、船内を上下に多段層構造とし、舷側に設けら
れ開閉するサイドポ−トハッチを有する載貨口と、載貨
口の近傍に設けられ、かご床にコンベヤを有する貨物エ
レベ−タと、貨物エレベ−タの載貨口側に上下方向に回
動自在に設けられた船内外間移送用コンベヤと、貨物エ
レベ−タの載貨口と反対側の船内の各フロア−に設けら
れた船内移送用コンベヤとを備えたことを特徴とする。
【0007】上記船内外間移送用コンベヤに設けられ陸
上との間隔を検出する位置センサと、位置センサからの
信号により船内外間移送用コンベヤを昇降させるコンベ
ヤ昇降装置とを有することが好ましい。
上との間隔を検出する位置センサと、位置センサからの
信号により船内外間移送用コンベヤを昇降させるコンベ
ヤ昇降装置とを有することが好ましい。
【0008】船内の各フロア−の左右方向に複数の仕切
壁を設け、相対する仕切壁のうち一方の仕切壁を固定仕
切壁とし、他方の仕切壁を固定仕切壁の方向に可動する
可動仕切壁にすると良い。
壁を設け、相対する仕切壁のうち一方の仕切壁を固定仕
切壁とし、他方の仕切壁を固定仕切壁の方向に可動する
可動仕切壁にすると良い。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のパレット輸送船は船内
を上下に複数のフロア−を有する多段層構造にする。舷
側には舷側の一部を例えば上下方向に回動して開閉する
サイドポ−トハッチを有する載貨口を設け、載貨口の近
傍に貨物エレベ−タを設置する。貨物エレベ−タのかご
床にはコンベヤが設けられ、載貨口側には船内外間移送
用コンベヤが上下方向に回動自在に設け、貨物エレベ−
タの載貨口と反対側の船内の各フロア−にはそれぞれ船
内移送用コンベヤを設けておく。
を上下に複数のフロア−を有する多段層構造にする。舷
側には舷側の一部を例えば上下方向に回動して開閉する
サイドポ−トハッチを有する載貨口を設け、載貨口の近
傍に貨物エレベ−タを設置する。貨物エレベ−タのかご
床にはコンベヤが設けられ、載貨口側には船内外間移送
用コンベヤが上下方向に回動自在に設け、貨物エレベ−
タの載貨口と反対側の船内の各フロア−にはそれぞれ船
内移送用コンベヤを設けておく。
【0010】そして貨物を船内に積み込むときは、サイ
ドポ−トハッチを上方向に回動して載貨口を開き、船内
外間移送用コンベヤを回動して船内外間移送用コンベヤ
で船内と陸上を連結する。この状態で積荷するためパレ
ッタイズした貨物を陸上のフォ−クリフトにより搬送し
て船内外間移送用コンベヤに搭載する。船内外間移送用
コンベヤに搭載された貨物は船内外間移送用コンベヤに
より搬送して貨物エレベ−タに移載する。貨物エレベ−
タに搭載された貨物は貨物エレベ−タの上下移動により
あらかじめ定められた所定のフロア−に送られ、船内移
送用コンベヤに移載して、所定のフロア−に排出する。
所定のフロア−に排出された貨物はフォ−クリフトやス
タッカクレ−ンで積付け位置に移送して積み付ける。
ドポ−トハッチを上方向に回動して載貨口を開き、船内
外間移送用コンベヤを回動して船内外間移送用コンベヤ
で船内と陸上を連結する。この状態で積荷するためパレ
ッタイズした貨物を陸上のフォ−クリフトにより搬送し
て船内外間移送用コンベヤに搭載する。船内外間移送用
コンベヤに搭載された貨物は船内外間移送用コンベヤに
より搬送して貨物エレベ−タに移載する。貨物エレベ−
タに搭載された貨物は貨物エレベ−タの上下移動により
あらかじめ定められた所定のフロア−に送られ、船内移
送用コンベヤに移載して、所定のフロア−に排出する。
所定のフロア−に排出された貨物はフォ−クリフトやス
タッカクレ−ンで積付け位置に移送して積み付ける。
【0011】このように貨物を船内に積み込んでいると
きに、載貨重量や潮位の変化により船内外間移送用コン
ベヤと陸上との間隔が変化して貨物をフォ−クリフトか
ら船内外間移送用コンベヤに移載できなくなる。そこで
船内外間移送用コンベヤに設けた位置センサで陸上との
間隔を検出し、検出した間隔が所定間隔になるように船
外コンベヤ昇降装置で船内外間移送用コンベヤを昇降さ
せて、船内外間移送用コンベヤと陸上との間隔を一定に
保持する。
きに、載貨重量や潮位の変化により船内外間移送用コン
ベヤと陸上との間隔が変化して貨物をフォ−クリフトか
ら船内外間移送用コンベヤに移載できなくなる。そこで
船内外間移送用コンベヤに設けた位置センサで陸上との
間隔を検出し、検出した間隔が所定間隔になるように船
外コンベヤ昇降装置で船内外間移送用コンベヤを昇降さ
せて、船内外間移送用コンベヤと陸上との間隔を一定に
保持する。
【0012】また、船内に積付けた貨物の左右方向の荷
動きを防止するために、船内の各フロア−の左右方向に
相対する固定仕切壁と可動仕切壁を設け、船内荷役をす
るときは可動仕切壁を固定仕切壁と反対方向に移動して
フォ−クリフトの移動範囲を拡大し、運航しているとき
は可動仕切壁を固定仕切壁の方に移動して、積付けた貨
物を固定する。
動きを防止するために、船内の各フロア−の左右方向に
相対する固定仕切壁と可動仕切壁を設け、船内荷役をす
るときは可動仕切壁を固定仕切壁と反対方向に移動して
フォ−クリフトの移動範囲を拡大し、運航しているとき
は可動仕切壁を固定仕切壁の方に移動して、積付けた貨
物を固定する。
【0013】
【実施例】図1,図2はこの発明の一実施例の構成を示
し、図1は断面図、図2は一部を裁断して示した構成図
である。図に示すように、パレット輸送船1は船内を上
下に多段層例えば3層構造とし、各フロア−2a,2
b,2cにパレッタイズした貨物3を積み重ねて輸送す
るものであり、舷側には図3の斜視図に示すように、舷
側の上端部を基準にして上下方向に回動して開閉するサ
イドポ−トハッチ4を有する載貨口5が設けられてい
る。載貨口5の近傍の船内には貨物エレベ−タ6が設け
られている。貨物エレベ−タ6の上下方向に移動するか
ご枠7のかご床8には図4の構成図に示すようにコンベ
ヤ9を有する。貨物エレベ−タ6の載貨口5側には船外
コンベヤ昇降モ−タ10により上下方向に移動するコン
ベヤ昇降機構部11が設けられ、コンベヤ昇降機構部1
1に船内外間移送用コンベヤ(以下、船外コンベヤとい
う)12が上下方向に回動自在に取付けられている。船
外コンベヤ12の先端部には船外コンベヤ12と陸上の
岸壁や桟橋との間隔を検出する位置センサ13が設けら
れている。また、貨物エレベ−タ6の載貨口5と反対側
の船内の各フロア−2a,2b,2cには船内移送用コ
ンベヤ(以下、船内コンベヤという)14a,14b,
14cが設けられている。
し、図1は断面図、図2は一部を裁断して示した構成図
である。図に示すように、パレット輸送船1は船内を上
下に多段層例えば3層構造とし、各フロア−2a,2
b,2cにパレッタイズした貨物3を積み重ねて輸送す
るものであり、舷側には図3の斜視図に示すように、舷
側の上端部を基準にして上下方向に回動して開閉するサ
イドポ−トハッチ4を有する載貨口5が設けられてい
る。載貨口5の近傍の船内には貨物エレベ−タ6が設け
られている。貨物エレベ−タ6の上下方向に移動するか
ご枠7のかご床8には図4の構成図に示すようにコンベ
ヤ9を有する。貨物エレベ−タ6の載貨口5側には船外
コンベヤ昇降モ−タ10により上下方向に移動するコン
ベヤ昇降機構部11が設けられ、コンベヤ昇降機構部1
1に船内外間移送用コンベヤ(以下、船外コンベヤとい
う)12が上下方向に回動自在に取付けられている。船
外コンベヤ12の先端部には船外コンベヤ12と陸上の
岸壁や桟橋との間隔を検出する位置センサ13が設けら
れている。また、貨物エレベ−タ6の載貨口5と反対側
の船内の各フロア−2a,2b,2cには船内移送用コ
ンベヤ(以下、船内コンベヤという)14a,14b,
14cが設けられている。
【0014】図5は上記のように構成された貨物エレベ
−タ6と船外コンベヤ12と船内コンベヤ14a〜14
cの駆動を制御する制御装置の構成を示すブロック図で
ある。主制御装置21は貨物エレベ−タ6の昇降を制御
する。貨物エレベ−タ6のかご床8に設けられたコンベ
ヤ9には荷役をする貨物3の有無を検知する貨物検知セ
ンサ22と各フロア−2a〜2cの位置を検知するフロ
ア−位置検知センサ23と船外コンベヤ12の位置を検
知する船外コンベヤ検知センサ24とを有し、エレベ−
タ用コンベヤ駆動制御装置25は貨物検知センサ22と
フロア−位置検知センサ23と船外コンベヤ検知センサ
24からの検知信号及び主制御装置21からの制御信号
によりコンベヤ9の駆動モ−タ26を制御する。船外コ
ンベヤ12には位置センサ13の他に船外側貨物検知セ
ンサ27と船内側貨物検知センサ28を有し、船外コン
ベヤ駆動制御装置29は船外側貨物検知センサ27と船
内側貨物検知センサ28からの検知信号と主制御装置2
1からの制御信号により船外コンベヤ12の駆動モ−タ
30を制御する。船外コンベヤ位置制御装置31は船外
コンベヤ12に設けた位置検知センサ13からの信号に
より船外コンベヤ昇降モ−タ10を駆動して船外コンベ
ヤ12の上下方向の位置を制御する。各フロア−2a〜
2cに設けた船内コンベヤ14a〜14cにはそれぞれ
エレベ−タ側貨物検知センサ32とフロア−側貨物検知
センサ33が設けられ、船内コンベヤ駆動制御装置34
はエレベ−タ側貨物検知センサ32とフロア−側貨物検
知センサ33からの検知信号と主制御装置21からの制
御信号により船内コンベヤ14a〜14cの各駆動モ−
タ35を制御する。
−タ6と船外コンベヤ12と船内コンベヤ14a〜14
cの駆動を制御する制御装置の構成を示すブロック図で
ある。主制御装置21は貨物エレベ−タ6の昇降を制御
する。貨物エレベ−タ6のかご床8に設けられたコンベ
ヤ9には荷役をする貨物3の有無を検知する貨物検知セ
ンサ22と各フロア−2a〜2cの位置を検知するフロ
ア−位置検知センサ23と船外コンベヤ12の位置を検
知する船外コンベヤ検知センサ24とを有し、エレベ−
タ用コンベヤ駆動制御装置25は貨物検知センサ22と
フロア−位置検知センサ23と船外コンベヤ検知センサ
24からの検知信号及び主制御装置21からの制御信号
によりコンベヤ9の駆動モ−タ26を制御する。船外コ
ンベヤ12には位置センサ13の他に船外側貨物検知セ
ンサ27と船内側貨物検知センサ28を有し、船外コン
ベヤ駆動制御装置29は船外側貨物検知センサ27と船
内側貨物検知センサ28からの検知信号と主制御装置2
1からの制御信号により船外コンベヤ12の駆動モ−タ
30を制御する。船外コンベヤ位置制御装置31は船外
コンベヤ12に設けた位置検知センサ13からの信号に
より船外コンベヤ昇降モ−タ10を駆動して船外コンベ
ヤ12の上下方向の位置を制御する。各フロア−2a〜
2cに設けた船内コンベヤ14a〜14cにはそれぞれ
エレベ−タ側貨物検知センサ32とフロア−側貨物検知
センサ33が設けられ、船内コンベヤ駆動制御装置34
はエレベ−タ側貨物検知センサ32とフロア−側貨物検
知センサ33からの検知信号と主制御装置21からの制
御信号により船内コンベヤ14a〜14cの各駆動モ−
タ35を制御する。
【0015】船内の各フロア−2a〜2cには、図6の
断面図に示すように、左右方向に複数の仕切壁15,1
6を設け、相対する仕切壁15,16のうち一方を固定
仕切壁15とし、他方を固定仕切壁15の方向に可動す
る可動仕切壁16としている。可動仕切壁16は、図7
の斜視図に示すように、例えば油圧で作動する平行クラ
ンク機構を有する可動仕切壁移動装置17を有し、可動
仕切壁移動装置17により固定仕切壁15と可動仕切壁
16の間隔を可変する。
断面図に示すように、左右方向に複数の仕切壁15,1
6を設け、相対する仕切壁15,16のうち一方を固定
仕切壁15とし、他方を固定仕切壁15の方向に可動す
る可動仕切壁16としている。可動仕切壁16は、図7
の斜視図に示すように、例えば油圧で作動する平行クラ
ンク機構を有する可動仕切壁移動装置17を有し、可動
仕切壁移動装置17により固定仕切壁15と可動仕切壁
16の間隔を可変する。
【0016】上記のように構成されたパレット輸送船1
に陸上の岸壁から貨物を積み込むときの動作を図2を参
照して説明する。
に陸上の岸壁から貨物を積み込むときの動作を図2を参
照して説明する。
【0017】貨物を船内に積み込むとき、主制御装置2
1はサイドポ−トハッチ4を上方向に回動して載貨口5
を開く。この状態で貨物エレベ−タ6側に装着してあっ
た船外コンベヤ12を下方に回動して陸上の岸壁18と
貨物エレベ−タ6とを連結する。このように船外コンベ
ヤ12で陸上の岸壁18と貨物エレベ−タ6とを連結し
たときに、船外コンベヤ12に設けた位置センサ13で
岸壁18までの間隔を検出し、検出した間隔が所定間隔
になるように船外コンベヤ昇降モ−タ10でコンベヤ昇
降機構部11を昇降させて船外コンベヤ12と岸壁18
との間隔を一定に保持する。この船外コンベヤ12と岸
壁18との間隔は荷役作業しているときに常時検出して
載貨重量や潮位の変化があっても船外コンベヤ12と岸
壁18との間隔が一定になるようにして、荷役作業が中
断することを防ぐ。
1はサイドポ−トハッチ4を上方向に回動して載貨口5
を開く。この状態で貨物エレベ−タ6側に装着してあっ
た船外コンベヤ12を下方に回動して陸上の岸壁18と
貨物エレベ−タ6とを連結する。このように船外コンベ
ヤ12で陸上の岸壁18と貨物エレベ−タ6とを連結し
たときに、船外コンベヤ12に設けた位置センサ13で
岸壁18までの間隔を検出し、検出した間隔が所定間隔
になるように船外コンベヤ昇降モ−タ10でコンベヤ昇
降機構部11を昇降させて船外コンベヤ12と岸壁18
との間隔を一定に保持する。この船外コンベヤ12と岸
壁18との間隔は荷役作業しているときに常時検出して
載貨重量や潮位の変化があっても船外コンベヤ12と岸
壁18との間隔が一定になるようにして、荷役作業が中
断することを防ぐ。
【0018】船外コンベヤ12で岸壁18と貨物エレベ
−タ6とを連結した後、主制御装置21は貨物エレベ−
タ6のかご枠7を移動してかご床8を船外コンベヤ12
の位置に停止させ、船外コンベヤ駆動制御装置29に貨
物3の積込信号を送る。この状態で積荷するため例えば
平パレットに積み重ねてパレッタイズした貨物3を陸上
のフォ−クリフト19により搬送して船外コンベヤ12
に搭載する。船外コンベヤ駆動制御装置29は主制御装
置21から貨物の積込信号が入力しているときに船外側
貨物検知センサ27から貨物3が搭載されたことを示す
信号を受けると、船外コンベヤ12を貨物エレベ−タ6
側に駆動し、搭載された貨物3を貨物エレベ−タ6まで
搬送して移載する。そして船内側貨物検知センサ28で
貨物3が貨物エレベ−タ6に移載したことを検知する
と、船外コンベヤ駆動制御装置29は船外コンベヤ12
の駆動を停止して待機状態に入り、次の貨物が搭載され
るのを待つ。
−タ6とを連結した後、主制御装置21は貨物エレベ−
タ6のかご枠7を移動してかご床8を船外コンベヤ12
の位置に停止させ、船外コンベヤ駆動制御装置29に貨
物3の積込信号を送る。この状態で積荷するため例えば
平パレットに積み重ねてパレッタイズした貨物3を陸上
のフォ−クリフト19により搬送して船外コンベヤ12
に搭載する。船外コンベヤ駆動制御装置29は主制御装
置21から貨物の積込信号が入力しているときに船外側
貨物検知センサ27から貨物3が搭載されたことを示す
信号を受けると、船外コンベヤ12を貨物エレベ−タ6
側に駆動し、搭載された貨物3を貨物エレベ−タ6まで
搬送して移載する。そして船内側貨物検知センサ28で
貨物3が貨物エレベ−タ6に移載したことを検知する
と、船外コンベヤ駆動制御装置29は船外コンベヤ12
の駆動を停止して待機状態に入り、次の貨物が搭載され
るのを待つ。
【0019】貨物エレベ−タ6に貨物3が搭載されたこ
とをかご床8のコンベヤ9に設けた貨物検知センサ22
で検知すると主制御装置21は所定のフロア−例えばフ
ロア−2cの位置まで貨物エレベ−タ6を移動し、エレ
ベ−タ用コンベヤ駆動制御装置25とフロア−2cの船
内コンベヤ駆動制御装置34cに貨物の積込信号を送
る。エレベ−タ用コンベヤ駆動制御装置25は主制御装
置21から貨物の積込信号が入力しているときに、貨物
エレベ−タ6がフロア−2cの位置まで移動してフロア
−位置検知センサ23でフロア−2cを検出するとコン
ベヤ9をフロア−側に駆動して、搭載している貨物3を
船内コンベヤ14cに移載する。この貨物3を船内コン
ベヤ14cに移載したことを貨物検知センサ22で検知
するとエレベ−タ用コンベヤ駆動制御装置25はコンベ
ヤの駆動を停止し、主制御装置21は貨物エレベ−タ6
を船外コンベヤ12の位置まで移動して、船外コンベヤ
12に貨物の積込信号を送る。
とをかご床8のコンベヤ9に設けた貨物検知センサ22
で検知すると主制御装置21は所定のフロア−例えばフ
ロア−2cの位置まで貨物エレベ−タ6を移動し、エレ
ベ−タ用コンベヤ駆動制御装置25とフロア−2cの船
内コンベヤ駆動制御装置34cに貨物の積込信号を送
る。エレベ−タ用コンベヤ駆動制御装置25は主制御装
置21から貨物の積込信号が入力しているときに、貨物
エレベ−タ6がフロア−2cの位置まで移動してフロア
−位置検知センサ23でフロア−2cを検出するとコン
ベヤ9をフロア−側に駆動して、搭載している貨物3を
船内コンベヤ14cに移載する。この貨物3を船内コン
ベヤ14cに移載したことを貨物検知センサ22で検知
するとエレベ−タ用コンベヤ駆動制御装置25はコンベ
ヤの駆動を停止し、主制御装置21は貨物エレベ−タ6
を船外コンベヤ12の位置まで移動して、船外コンベヤ
12に貨物の積込信号を送る。
【0020】一方、船内コンベヤ駆動制御装置34cは
主制御装置21から貨物の積込信号が入力しているとき
に、エレベ−タ側貨物検知センサ32cで貨物3が搭載
されたことを検知すると、船内コンベヤ14cをフロア
−側に駆動して貨物3を搬送し、船内コンベヤ14cの
フロア側の端部まで搬送したことをフロア−側貨物検知
センサ33cで検出したら船内コンベヤ14cの駆動を
停止させる。この貨物3を船内にあるフォ−クリフト1
9で所定の位置まで移送して積み付ける。この貨物3を
積付けるときに、可動仕切壁16を固定仕切壁15と反
対方向に移動しておき、フォ−クリフト19の移動範囲
を拡大して積付けが容易にできるようにしておく。
主制御装置21から貨物の積込信号が入力しているとき
に、エレベ−タ側貨物検知センサ32cで貨物3が搭載
されたことを検知すると、船内コンベヤ14cをフロア
−側に駆動して貨物3を搬送し、船内コンベヤ14cの
フロア側の端部まで搬送したことをフロア−側貨物検知
センサ33cで検出したら船内コンベヤ14cの駆動を
停止させる。この貨物3を船内にあるフォ−クリフト1
9で所定の位置まで移送して積み付ける。この貨物3を
積付けるときに、可動仕切壁16を固定仕切壁15と反
対方向に移動しておき、フォ−クリフト19の移動範囲
を拡大して積付けが容易にできるようにしておく。
【0021】上記貨物3の積込作業を繰り返して、図8
の斜視図に示すように所定の位置に所定個数の貨物3の
積付けが終了したら、可動仕切壁16を固定仕切壁15
の方に移動して、積付けた貨物3を固定し、運航中の貨
物が移動して荷崩れすることを防ぐ。その後、可動仕切
壁16を固定仕切壁15で固定した貨物3の前面又は後
面に図9に示すようにL字状の固定具20を配置してか
ら積み込まれる貨物3を積付ける。このように可動仕切
壁16と固定仕切壁15で左右方向の荷動きを防止し、
L字状の固定具20で前後方向の荷動きを防止するか
ら、安定して輸送することができる。
の斜視図に示すように所定の位置に所定個数の貨物3の
積付けが終了したら、可動仕切壁16を固定仕切壁15
の方に移動して、積付けた貨物3を固定し、運航中の貨
物が移動して荷崩れすることを防ぐ。その後、可動仕切
壁16を固定仕切壁15で固定した貨物3の前面又は後
面に図9に示すようにL字状の固定具20を配置してか
ら積み込まれる貨物3を積付ける。このように可動仕切
壁16と固定仕切壁15で左右方向の荷動きを防止し、
L字状の固定具20で前後方向の荷動きを防止するか
ら、安定して輸送することができる。
【0022】このようにして貨物3を積み込んでから所
定の港まで輸送して例えばフロア−2cにある貨物3を
荷卸しするときは、船内のフォ−クリフト19で貨物3
を船内コンベヤ14cに移載する。船内コンベヤ駆動制
御装置34cは貨物エレベ−タ6がフロア−2cに停止
して主制御装置21から貨物の積卸信号が入力されてい
るときに、フロア−側貨物検知センサ33cで貨物3が
搭載されたことを検知すると、船内コンベヤ14cを貨
物エレベ−タ6側に駆動して貨物3を搬送し、貨物エレ
ベ−タ6のコンベヤ9に移載する。そして貨物エレベ−
タ6に貨物3を移載したことをエレベ−タ側貨物検知セ
ンサ32cで検出したら船内コンベヤ14cの駆動を停
止させる。
定の港まで輸送して例えばフロア−2cにある貨物3を
荷卸しするときは、船内のフォ−クリフト19で貨物3
を船内コンベヤ14cに移載する。船内コンベヤ駆動制
御装置34cは貨物エレベ−タ6がフロア−2cに停止
して主制御装置21から貨物の積卸信号が入力されてい
るときに、フロア−側貨物検知センサ33cで貨物3が
搭載されたことを検知すると、船内コンベヤ14cを貨
物エレベ−タ6側に駆動して貨物3を搬送し、貨物エレ
ベ−タ6のコンベヤ9に移載する。そして貨物エレベ−
タ6に貨物3を移載したことをエレベ−タ側貨物検知セ
ンサ32cで検出したら船内コンベヤ14cの駆動を停
止させる。
【0023】貨物エレベ−タ6は貨物3が搭載されたこ
とをかご床8のコンベヤ9に設けた貨物検知センサ22
で検知すると主制御装置21は船外コンベヤ12の位置
まで貨物エレベ−タ6を移動し、船外コンベヤ駆動制御
装置29に積卸信号を送る。エレベ−タ用コンベヤ駆動
制御装置25は主制御装置21から貨物の積卸信号が入
力しているときに、船外コンベヤ検知センサ24で船外
コンベヤ12を検出するとコンベヤ9を船外コンベヤ1
2側に駆動して、搭載している貨物3を船外コンベヤ1
2に移載する。この貨物3を船外コンベヤ12に移載し
たことを貨物検知センサ22で検知するとエレベ−タ用
コンベヤ駆動制御装置25はコンベヤ9の駆動を停止
し、主制御装置21は貨物エレベ−タ6をフロア−2c
の位置まで移動して、船内コンベヤ駆動制御装置34c
に貨物の積卸信号を送る。
とをかご床8のコンベヤ9に設けた貨物検知センサ22
で検知すると主制御装置21は船外コンベヤ12の位置
まで貨物エレベ−タ6を移動し、船外コンベヤ駆動制御
装置29に積卸信号を送る。エレベ−タ用コンベヤ駆動
制御装置25は主制御装置21から貨物の積卸信号が入
力しているときに、船外コンベヤ検知センサ24で船外
コンベヤ12を検出するとコンベヤ9を船外コンベヤ1
2側に駆動して、搭載している貨物3を船外コンベヤ1
2に移載する。この貨物3を船外コンベヤ12に移載し
たことを貨物検知センサ22で検知するとエレベ−タ用
コンベヤ駆動制御装置25はコンベヤ9の駆動を停止
し、主制御装置21は貨物エレベ−タ6をフロア−2c
の位置まで移動して、船内コンベヤ駆動制御装置34c
に貨物の積卸信号を送る。
【0024】船外コンベヤ駆動制御装置29は主制御装
置21から貨物の積卸信号が入力しているときに船内側
貨物検知センサ28から貨物3が搭載されたことを示す
信号を受けると、船外コンベヤ12を岸壁18側に駆動
し、搭載された貨物3を搬送する。そして船外側貨物検
知センサ27で貨物3が船外コンベヤ12の岸壁18側
端部まで搬送されたことを検知すると船外コンベヤ12
の駆動を停止する。この船外コンベヤ12に搭載されて
いる貨物3を陸上のフォ−クリフト19で所定の位置ま
で搬送する。
置21から貨物の積卸信号が入力しているときに船内側
貨物検知センサ28から貨物3が搭載されたことを示す
信号を受けると、船外コンベヤ12を岸壁18側に駆動
し、搭載された貨物3を搬送する。そして船外側貨物検
知センサ27で貨物3が船外コンベヤ12の岸壁18側
端部まで搬送されたことを検知すると船外コンベヤ12
の駆動を停止する。この船外コンベヤ12に搭載されて
いる貨物3を陸上のフォ−クリフト19で所定の位置ま
で搬送する。
【0025】この処理を各フロア−2a〜2cに積付け
ている貨物3を順次繰り返して荷降しする。
ている貨物3を順次繰り返して荷降しする。
【0026】なお、上記実施例は船内の各フロア−2
a,2b,2cにパレッタイズした貨物3を直接積み重
ねる場合について説明したが、船内の各フロア−2a,
2b,2cに多段層のドライブインラックや流動ラック
を設け、フォ−クリフトスタッカクレ−ンを使用して貨
物を移送してドライブインラックや流動ラックに搭載す
るようにしても良い。このようにラック構造にすること
により、積重ね加重による損傷を防止することができる
とともに、多様な荷姿の貨物を混載することができる。
a,2b,2cにパレッタイズした貨物3を直接積み重
ねる場合について説明したが、船内の各フロア−2a,
2b,2cに多段層のドライブインラックや流動ラック
を設け、フォ−クリフトスタッカクレ−ンを使用して貨
物を移送してドライブインラックや流動ラックに搭載す
るようにしても良い。このようにラック構造にすること
により、積重ね加重による損傷を防止することができる
とともに、多様な荷姿の貨物を混載することができる。
【0027】また、上記実施例は舷側に設けたサイドポ
−トハッチ4を上下方向に回動して開閉する場合につい
て説明したが、サイドポ−トハッチ4をスイング方式,
観音扉方式,スライド方式で開閉するようにしても良
い。
−トハッチ4を上下方向に回動して開閉する場合につい
て説明したが、サイドポ−トハッチ4をスイング方式,
観音扉方式,スライド方式で開閉するようにしても良
い。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、船内を
上下に複数のフロア−を有する多段層構造にし、舷側に
は開閉するサイドポ−トハッチを有する載貨口を設け、
載貨口の近傍にかご床にはコンベヤが設けられた貨物エ
レベ−タを設置し、貨物を船内に積み込むときは、パレ
ッタイズした貨物を船内外間移送用コンベヤにより搬送
して貨物エレベ−タに移載し、貨物エレベ−タに搭載さ
れた貨物を貨物エレベ−タによりあらかじめ定められた
所定のフロア−に送り、船内移送用コンベヤに移載して
所定のフロア−に排出するようにしたから、パレッタイ
ズした貨物を吊り下げて船内に搬入する必要がなく、短
時間で安定して荷役作業を行うことができる。
上下に複数のフロア−を有する多段層構造にし、舷側に
は開閉するサイドポ−トハッチを有する載貨口を設け、
載貨口の近傍にかご床にはコンベヤが設けられた貨物エ
レベ−タを設置し、貨物を船内に積み込むときは、パレ
ッタイズした貨物を船内外間移送用コンベヤにより搬送
して貨物エレベ−タに移載し、貨物エレベ−タに搭載さ
れた貨物を貨物エレベ−タによりあらかじめ定められた
所定のフロア−に送り、船内移送用コンベヤに移載して
所定のフロア−に排出するようにしたから、パレッタイ
ズした貨物を吊り下げて船内に搬入する必要がなく、短
時間で安定して荷役作業を行うことができる。
【0029】また、船内に設けた船内外間移送用コンベ
ヤと貨物エレベ−タ及び船内移送用コンベヤで自動的に
貨物を搬送するから、作業人員を大幅に削減することが
できでき、荷役作業費を低減することができる。
ヤと貨物エレベ−タ及び船内移送用コンベヤで自動的に
貨物を搬送するから、作業人員を大幅に削減することが
できでき、荷役作業費を低減することができる。
【0030】さらに、パレッタイズした貨物を何ら加工
せずにそのまま搬送することができるから荷痛みを防止
することができるとともに貨物の保全を確実に行うこと
ができる。
せずにそのまま搬送することができるから荷痛みを防止
することができるとともに貨物の保全を確実に行うこと
ができる。
【0031】また、貨物を船内に積み込んでいるとき
に、船内外間移送用コンベヤに設けた位置センサで陸上
との間隔を検出し、検出した間隔が所定間隔になるよう
にコンベヤ昇降装置で船内外間移送用コンベヤを昇降さ
せて、船内外間移送用コンベヤと陸上との間隔を一定に
保持するようにしたから、載貨重量や潮位の変化により
船内外間移送用コンベヤと陸上との間隔が変化しても安
定して貨物を陸上から船内あるいは船内から陸上に移載
することができる。
に、船内外間移送用コンベヤに設けた位置センサで陸上
との間隔を検出し、検出した間隔が所定間隔になるよう
にコンベヤ昇降装置で船内外間移送用コンベヤを昇降さ
せて、船内外間移送用コンベヤと陸上との間隔を一定に
保持するようにしたから、載貨重量や潮位の変化により
船内外間移送用コンベヤと陸上との間隔が変化しても安
定して貨物を陸上から船内あるいは船内から陸上に移載
することができる。
【0032】また、船内に積付けた貨物の左右方向の荷
動きを防止するために、船内の各フロア−の左右方向に
相対する固定仕切壁と可動仕切壁を設け、船内荷役をす
るときは可動仕切壁を固定仕切壁と反対方向に移動して
フォ−クリフトの移動範囲を拡大し、運航しているとき
は可動仕切壁を固定仕切壁の方に移動して、積付けた貨
物を固定することにより、貨物の積付作業を容易に行う
ことができるとともに安定して運航を行うことができ
る。
動きを防止するために、船内の各フロア−の左右方向に
相対する固定仕切壁と可動仕切壁を設け、船内荷役をす
るときは可動仕切壁を固定仕切壁と反対方向に移動して
フォ−クリフトの移動範囲を拡大し、運航しているとき
は可動仕切壁を固定仕切壁の方に移動して、積付けた貨
物を固定することにより、貨物の積付作業を容易に行う
ことができるとともに安定して運航を行うことができ
る。
【図1】この発明の実施例の構成を示す断面図である。
【図2】上記実施例の一部を裁断して示した構成図であ
る。
る。
【図3】上記実施例を示す斜視図である。
【図4】上記実施例の貨物エレベ−タと船外コンベヤの
構成図である。
構成図である。
【図5】上記実施例の制御装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図6】上記実施例の船内の断面図である。
【図7】可動仕切壁の構成を示す斜視図である。
【図8】船内における左右方向の貨物の積付状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図9】船内における前後方向の貨物の積付状態を示す
配置図である。
配置図である。
1 パレット輸送船 2 フロア− 3 貨物 4 サイドポ−トハッチ 5 載貨口 6 貨物エレベ−タ 8 かご床 9 コンベヤ 10 船外コンベヤ昇降モ−タ 11 コンベヤ昇降機構部 12 船内外間移送用コンベヤ(船外コンベヤ) 13 位置センサ 14 船内移送用コンベヤ(船内コンベヤ) 15 固定仕切壁 16 可動仕切壁 17 可動仕切壁移動装置 20 固定具
Claims (3)
- 【請求項1】 船内を上下に多段層構造としたパレット
輸送船であって、 舷側に設けられ開閉するサイドポ−トハッチを有する載
貨口と、載貨口の近傍に設けられ、かご床にコンベヤを
有する貨物エレベ−タと、貨物エレベ−タの載貨口側に
上下方向に回動自在に設けられた船内外間移送用コンベ
ヤと、貨物エレベ−タの載貨口と反対側の船内の各フロ
ア−に設けられた船内移送用コンベヤとを備えたことを
特徴とするパレット輸送船。 - 【請求項2】 上記船内外間移送用コンベヤに設けられ
陸上との間隔を検出する位置センサと、位置センサから
の信号により船内外間移送用コンベヤを昇降させるコン
ベヤ昇降装置とを有する請求項1記載のパレット輸送
船。 - 【請求項3】 船内の各フロア−の左右方向に複数の仕
切壁を設け、相対する仕切壁のうち一方の仕切壁を固定
仕切壁とし、他方の仕切壁を固定仕切壁の方向に可動す
る可動仕切壁とした請求項1又は2記載のパレット輸送
船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20929695A JPH0939881A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | パレット輸送船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20929695A JPH0939881A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | パレット輸送船 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0939881A true JPH0939881A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16570605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20929695A Pending JPH0939881A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | パレット輸送船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0939881A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002293438A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Kawasaki Steel Corp | 物品の搬出方法その方法に使用する搬出用治具 |
JP2008528355A (ja) * | 2005-01-21 | 2008-07-31 | マクレガー (エスダブリューイー) アーベー | 貨物船舶における貨物取扱装置及びシステム |
DE202011108861U1 (de) | 2011-12-12 | 2012-12-13 | Schuster Engineering Gmbh | Palette |
CN105883330A (zh) * | 2016-05-11 | 2016-08-24 | 河海大学 | 软包装袋装货物自动装车机及其装车方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49128482A (ja) * | 1973-04-16 | 1974-12-09 | ||
JPH0550981A (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-02 | Kayaba Matsukuguregoo Nabiiles Kk | 船舶の重量貨物搬出入装置 |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP20929695A patent/JPH0939881A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49128482A (ja) * | 1973-04-16 | 1974-12-09 | ||
JPH0550981A (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-02 | Kayaba Matsukuguregoo Nabiiles Kk | 船舶の重量貨物搬出入装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008528355A (ja) * | 2005-01-21 | 2008-07-31 | マクレガー (エスダブリューイー) アーベー | 貨物船舶における貨物取扱装置及びシステム |
DE202011108861U1 (de) | 2011-12-12 | 2012-12-13 | Schuster Engineering Gmbh | Palette |
CN105883330A (zh) * | 2016-05-11 | 2016-08-24 | 河海大学 | 软包装袋装货物自动装车机及其装车方法 |
CN105883330B (zh) * | 2016-05-11 | 2018-01-30 | 河海大学 | 软包装袋装货物自动装车机及其装车方法 |
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