JPH0939314A - 印刷システム及び印刷装置とその制御方法 - Google Patents

印刷システム及び印刷装置とその制御方法

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JPH0939314A
JPH0939314A JP7190088A JP19008895A JPH0939314A JP H0939314 A JPH0939314 A JP H0939314A JP 7190088 A JP7190088 A JP 7190088A JP 19008895 A JP19008895 A JP 19008895A JP H0939314 A JPH0939314 A JP H0939314A
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JP
Japan
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cache
character image
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control unit
page
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JP7190088A
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Inventor
Akihiko Noda
明彦 野田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタのフォントキャッシュの使用効率を向
上させる。 【解決手段】まず、ホスト装置において、文書データに
出現する単語の頻度を数え、複数回出現する単語につい
てページごとにリストを作成する(171,172)。
この際、複数回出現する単語がなければキャッシュを使
用せず、新たに追加する単語がなければキャッシュの内
容は変更しない旨のフラグも設定する。これらリストと
フラグとを文書データとともに印刷装置に送付する(1
73)。印刷装置ではリストに登録されている文字につ
いては作成した文字画像をキャッシュに登録し、そうで
ない文字はその都度文字画像を作成する。こうすること
で、くり返し出現する文字についてキャッシュを使用で
き、しよう効率が上がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフォントを
用いて文字画像を印刷する印刷装置及びその制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォントを搭載しているプリンタはホス
トコンピュータなどの情報処理システムから文字コード
を受け取る。プリンタは受け取った文字コードをもとに
搭載しているフォントデータを用いて文字の画像データ
(ビットマップデータ)を作成し印字する。この作業を
ラスタライズというが、ラスタライズの処理には時間が
かかり印刷速度に大きく影響する。特にラスタライズに
おいて問題となるのは、同じ文字を印刷する場合に毎回
同様なラスタライズ処理を繰り返さなければいけないた
め効率が悪い点であった。このため1度ラスタライズ処
理により作成したビットマップデータをセーブして再利
用し、印刷効率を向上させるフォントキャッシュ技術が
開発された。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】従来のフォントキ
ャッシュ技術は1文字ごとにキャッシュデータ(ビット
マップデータ)をセーブしている。通常、キャッシュデ
ータは記憶装置が容量的に満たされるまでは無条件でセ
ーブされる。これは二度と出現しない文字のデータもセ
ーブするため、キャッシュ処理に費やす時間が無駄であ
る。それに加え無駄なキャッシュデータをセーブするた
め記憶装置が有効に利用されない。その結果、記憶装置
が容量的に満たされているために出現頻度の高い文字が
キャッシュできない状況が発生する。
【0004】そして、セーブしたデータを利用する場
合、1文字印字するごとに、その文字のキャッシュデー
タの有無に関わらず必ず参照する作業を行う。この処理
を印字する全ての文字に対して行なうため、印字する文
字数が増えるに従い処理効率が顕著に悪くなる。このよ
うな現象は特に文字の種類が多い日本語では顕著に現れ
る。
【0005】以上のように従来の技術では多くの欠点が
あり、十分にフォントキャッシュを活用することができ
ず印刷速度が向上しないという問題点がある。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、フォントキャッシュの利用効率を高めて印刷処理の
効率を向上させ、印刷速度を高めた印刷システム及び印
刷装置とその制御方法を提供することを目的する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の印刷装置は次のような構成からなる。すな
わち、文書データに基づいて印刷出力する印刷装置であ
って、文書データ中の単語の出現頻度を数える計数手段
と、前記計数手段により数えた結果、所定回数を越える
頻度の単語の単語リストを作成する作成手段と、前記文
書データに基づいて文字画像を作成し、作成した文字画
像の内、前記単語リストに含まれる単語の文字画像をフ
ォントキャッシュに格納する文字画像生成手段と、前記
文字画像生成手段により生成された文字画像または前記
フォントキャッシュに格納された文字画像を用いて前記
文書データを印刷出力する出力手段とを備える。
【0008】また、本発明の印刷装置の制御方法は次の
ような構成からなる。すなわち、文書データに基づいて
印刷出力する印刷装置の制御方法であって、文書データ
中の単語の出現頻度を数える計数工程と、前記計数工程
により数えた結果、所定回数を越える頻度の単語の単語
リストを作成する作成工程と、前記文書データに基づい
て文字画像を作成し、作成した文字画像の内、前記単語
リストに含まれる単語の文字画像をフォントキャッシュ
に格納する文字画像生成工程と、前記文字画像生成工程
により生成された文字画像または前記フォントキャッシ
ュに格納された文字画像を用いて前記文書データを印刷
出力する出力工程とを備える。
【0009】また、本発明の印刷システムは次のような
構成からなる。すなわち、文書データに基づいて印刷出
力する印刷システムであって、文書データ中の単語の出
現頻度を、1ページを単位として数える計数手段と、前
記計数手段により数えた結果、所定回数を越える頻度の
単語の単語リストを、注目ページについて、当該ページ
以前のページに対して作成された単語リストに追加する
場合と、追加がない場合と、単語リストがない場合とい
う場合ごとに作成する作成手段と、前記作成手段により
作成された単語リストと前記文書データとを組合わせ、
前記出力手段に通信を介して送付する送付手段とを有す
るホスト装置と、前記単語リストに登録された単語につ
いてはフォントキャッシュに格納されているか調べ、登
録されている場合にはフォントキャッシュに格納されて
いる文字画像を用い、登録されていない場合には前記文
書データに基づいて文字画像を作成し、作成した文字画
像のうち、前記単語リストに含まれる単語の文字画像を
フォントキャッシュに格納する文字画像生成手段と、前
記文字画像生成手段により生成された文字画像または前
記フォントキャッシュに格納された文字画像を用いて前
記文書データを印刷出力する出力手段とを有する印刷装
置とを備える。
【0010】また、本発明のコンピュータ制御装置は次
のような構成からなる。すなわち、メモリ媒体から所定
のプログラムを読み込んでコンピュータを制御するコン
ピュータ制御装置であって、文書データ中の単語の出現
頻度を数える計数工程のモジュールと、前記計数工程に
より数えた結果、所定回数を越える頻度の単語の単語リ
ストを作成する作成工程のモジュールと、前記文書デー
タに基づいて文字画像を作成し、作成した文字画像の
内、前記単語リストに含まれる単語の文字画像をフォン
トキャッシュに格納する文字画像生成工程のモジュール
と、前記文字画像生成工程により生成された文字画像ま
たは前記フォントキャッシュに格納された文字画像を用
いて前記文書データを印刷出力する出力工程とのモジュ
ールを備える。
【0011】上記構成により、予め単語の出現頻度を数
えておき、その出現頻度に従って、文字画像をフォント
キャッシュに格納する。そのため、本来フォントキャッ
シュを使用する必要のない文字によりフォントキャッシ
ュを使用されることがなく、効率良く使用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を適用したプリンタシステ
ムについて図面を参照して説明する。 <図面の簡単な説明>図1および図2は本発明を適用し
た情報処理システムにおける印刷処理の流れ図であり、
ホスト側の制御を示すものである。
【0013】制御は、「p」に1を設定するステップ
(1010)と、pページのデータはあるか調べ判断す
るステップ(1020)と、印刷装置へ印刷データを転
送するステップ(1021)と、単語を選定した結果を
出現回数リストに設定するステップ(1030)と、出
現回数を調べた結果を出現回数リストに設定するステッ
プ(1040)と、全ての単語の出現回数が1か調べ判
断するステップ(2010)と、キャッシュフラグに
「No_Cache」を設定するステップ(2011)
と、マスターキャッシュリストがあるか調べ判断するス
テップ(2020)と、キャッシュフラグに「New_
Cache」を設定するステップ(2021)と、出現
回数リストからpページのキャッシュリストを作成する
ステップ(2022)と、キャッシュリストマスターキ
ャッシュリストに設定するステップ(2023)と、マ
スターキャッシュリストと出現回数リストを比較するス
テップ(2030)と、キャッシュリストを更新する必
要があるか調べ判断するステップ(2040)と、キャ
ッシュフラグに「Update」を設定するステップ
(2050)と、キャッシュフラグに「「No_Upd
ate」を設定するステップ(2041)と、出現回数
リストからpページのキャッシュリストを作成するステ
ップ(2060)と、マスターキャッシュリストにpペ
ージのキャッシュリストを更新するステップ(207
0)と、キャッシュデータを印刷データに追加するステ
ップ(2080)と、「p」に1を加えるステップ(2
090)とを含んでいる。
【0014】図3および図4は、上記情報処理システム
の印刷装置側の制御を示すものである。
【0015】制御は、ホストから印刷データを受け取る
ステップ(3010)と、「p」に1を設定するステッ
プ(3020)と、pページのデータはあるか調べ判断
するステップ(3030)と、キャッシュフラグは「N
ew_Cache」であるか調べ判断するステップ(3
040)と、キャッシュリストの情報をキャッシュテー
ブルに設定するステップ(3041)と、全てのセーブ
フラグを「OFF」に設定するステップ(3042)
と、全てのビットマップデータをクリアするステップ
(3043)と、キャッシュフラグは「Update」
であるか調べ判断するステップ(3050)と、キャッ
シュリストの情報をキャッシュテーブルに更新するステ
ップ(3051)と、更新した単語のセーブフラグを
「OFF」に設定するステップ(3052)と、キャッ
シュフラグは「No_Update」であるか調べ判断
するステップ(3060)と、全ての文字をラスタライ
ズし印字するステップ(3070)と、「p」に1を加
えるステップ(3080)と、pページの全てのデータ
を印字したか調べ判断するステップ(4010)と、
「p」に1を加えるステップ(4011)と、文字列の
データを取得するステップ(4020)と、文字列は単
語であるか調べ判断するステップ(4030)と、ラス
タライズしてビットマップを作成するステップ(403
1)と、キャッシュテーブルを調べるステップ(404
0)と、単語はキャッシュテーブルに設定されているも
のか調べ判断するステップ(4050)と、セーブフラ
グは「ON」か調べ判断するステップ(4060)と、
セーブしてあるビットマップデータを読み込むステップ
(4061)と、ラスタライズしてビットマップデータ
を作成するステップ(4070)と、セーブフラグを
「ON」に設定するステップ(4090)と、文字列を
印字するステップ(4100)とを含んでいる。
【0016】図5は本発明を適用した情報処理システム
の構成を示すブロック図である。この情報処理システム
は、ホスト51の制御部(5010)と、ホスト51の
記憶部(5020)と、ホスト51の接続部(503
0)と、印刷装置52の制御部(5040)と、印刷装
置52の記憶部(5050)と、印刷装置52の印刷部
(5060)と、印刷装置の接続部(5070)と、か
ら主要部が構成されている。
【0017】図6(a)、(b)、(c)、(d)は上
記情報処理システムにより印刷出力する印字データの例
を示す図である。
【0018】図7は上記情報処理システムによる印刷デ
ータの構造を示す図である。
【0019】図8、図9、図10、図11及び図12は
本発明形態における情報処理システムで用いるデータ構
造図である。
【0020】図13は本発明の実施形態における情報処
理システムで用いるフォントデータの一例を示す図であ
る。
【0021】図14及び図15は本発明の実施形態にお
ける情報処理システムで用いるビットマップデータの一
例を示す図である。
【0022】以降、図を参照しながら本実施形態におけ
る情報処理システムによる印刷処理の手順の詳細を説明
する。 <ホスト側での処理>初めにホスト側での処理を、図5
及び図1,図2を参照して説明する。最初にホストの記
憶部(5020)に図6(a)、(b)、(c)、
(d)にそれぞれ示すような4ページの印刷データがセ
ーブされているとする。
【0023】まず、ホストの制御部(5010)は現在
処理しているページを認識するための変数「p」に1を
設定する(ステップ1010)。
【0024】制御部(5010)は第pページ(p=
1)のデータがあるか判断する(ステップ1020)。
この場合、制御部(5010)は記憶部(5020)に
セーブされている印刷データの内容からデータがあると
判断し、ステップ1030に進んで、図6(a)に示す
ような1ページ目の印字データに関して処理を開始す
る。
【0025】次に制御部(5010)はpページ(p=
1)の印刷データに対して単語を選定し、その結果を記
憶部(5020)ヘ図8(a)に示すような出現回数リ
ストのデータ構造で設定する(ステップ1030)。具
体的には制御部(5010)がpページ(p=1)の文
字列の中から「印刷装置」、「プリンタ」、「プロッ
タ」などの単語を選定し、出現回数リストの「単語」の
項目に登録する(ステップ1030)。
【0026】そして、制御部(5010)はpページ
(p=1)の印刷データに対して各単語の出現回数を調
べ、その結果を記憶部(5020)へ図8(a)に示す
ような出現回数リストのデータ構造で登録する(ステッ
プ1040)。具体的には制御部(5010)が各単語
に関して調べた出現回数を出現回数リストの「出現回
数」の項目に設定する。
【0027】次に制御部(5010)は全ての単語の出
現回数が1であるか出現回数リストを調べ判断する(ス
テップ2010)。この場合、制御部(5010)は図
8(a)の内容から1でないと判断する。
【0028】そして制御部(5010)はマスターキャ
ッシュリストが記憶部(5020)にあるか調べ判断す
る(ステップ2020)。初期状態ではマスターキャッ
シュリストは作成されていないので、この場合、ないと
判断し、ステップ2021に進む。
【0029】そして、制御部(5010)は記憶部(5
020)へ図8(b)に示すような構造のキャッシュデ
ータにキャッシュフラグを設定する(ステップ202
1)。具体的には制御部(5010)が、キャッシュフ
ラグとして値「New_Cache」をキャッシュデー
タの「ID」が0の項目に設定する。
【0030】次に制御部(5010)は出現回数リスト
からキャッシュ不要な単語、すなわち1度しか出現して
いない単語を排除しキャッシュ必要な単語、すなわち2
度以上出現する単語を選定する。その後、制御部(50
10)は最終的にpページ(p=1)におけるキャッシ
ュすべき単語の情報を図8(b)に示すキャッシュデー
タの「ID」が1以降の項目にキャッシュリストとして
設定し、キャッシュデータを記憶部(5020)に作成
する(ステップ2022)。この時点でpページ(p=
1)のキャッシュデータ図8(b)が作成されたことに
なる。 そして、制御部(5010)は以降のキャッシ
ュリストを効率的に作成するために、pページ(p=
1)のキャッシュリストをマスターキャッシュリストと
して図8(c)のデータ構造で記憶部(5020)に設
定する(ステップ2023)。この時点でホストにおけ
るマスターキャッシュリスト図8(c)が作成されたこ
とになる。マスターキャッシュリストは、キャッシュリ
ストからキャッシュフラグを除いたものである。
【0031】次に制御部(5010)は記憶部(502
0)にある図8(b)のキャッシュデータを印刷データ
に追加する(ステップ2080)。その結果、図7に示
す様に1ページ目の印刷データは印字データのみで構成
されていたが、キャッシュデータが追加されキャッシュ
データと印字データとで構成される形になる。
【0032】そして、制御部(5010)は変数pに1
を加え、ステップ1020の処理へ戻る(ステップ20
90)。
【0033】継続して制御部(5010)はpページ
(p=2)のデータがあるか判断する(ステップ102
0)。この場合、制御部(5010)は記憶部(502
0)にセーブされている印刷データの内容からデータが
あると判断し、図6(b)に示すような2ページ目の印
字データに関して処理を開始する。
【0034】次に制御部(5010)はpページ(p=
2)の印刷データに対して単語を選定し、その結果を記
憶部(5020)へ図9(a)に示すような出現回数リ
ストのデータ構造で登録する(ステップ1030)。具
体的には制御部(5010)がpページ(p=2)中に
出現する文字の中から選定した「英語」、「大文字」、
「小文字」などの単語を出現回数リストの「単語」の項
目に設定する。
【0035】そして、制御部(5010)はpページ
(p=2)の印刷データに対して各単語の出現回数を調
べ、その結果を記憶部(5020)ヘ図9(a)に示す
ような出現回数リストのデータ構造で設定する(ステッ
プ1040)。具体的には制御部(5010)が各単語
に関して調べた出現回数を出現回数リストの「出現回
数」の項目に設定する。
【0036】次に制御部(5010)は全ての単語の出
現回数が1であるか出現回数リストを調べ判断し(ステ
ップ2010)、この場合、制御部(5010)は図9
(a)の内容から1でないと判断する。
【0037】そして、制御部(5010)はマスターキ
ャッシュリストが記憶部(5020)にあるか調べ判断
する(ステップ2020)。この場合、図8(c)に示
す、1ページ目の印刷データから作成したマスターキャ
ッシュリストが記憶部(5020)に既にあるため、制
御部(5010)は、あると判断する。
【0038】次に制御部(5010)は記憶部(502
0)にある図8(c)のマスターキャッシュリストと図
9(a)とを比較する(ステップ2030)。
【0039】そして、制御部(5010)はpページ
(p=2)のキャッシュリストを「p−1」ページ(p
=2)のキャッシュリストから変更する必要があるか調
べ判断する(ステップ2040)。この場合、まだマス
ターキャッシュリストに登録されておらず、出現回数が
複数の例えば『日本語』といった単語がある。このた
め、制御部(5010)はキャッシュリストを更新する
必要があると判断する。
【0040】そして、制御部(5010)は図9(b)
に示すようなキャッシュデータのデータ構造でキャッシ
ュフラグを設定する(ステップ2050)。具体的には
制御部(5010)が、キャッシュフラグとして値「U
pdate」をキャッシュデータの「ID」が0の項目
に設定する。
【0041】次に制御部(5010)は最終的にpペー
ジにおいて新たにキャッシュすべき単語のみの情報を図
9(b)に示すようなキャッシュデータの「ID」が1
以降の項目にキャッシュリストとして登録し、キャッシ
ュデータを記憶部(5020)に作成する(ステップ2
060)。この場合、制御部(5010)はすでにマス
ターキャッシュリストに登録されている「印刷速度」、
「フォントキャッシュ」などの単語と、出現回数の低い
単語、すなわち本例では1回しか出現しない単語をキャ
ッシュの対象から排除し、出現回数が高く、しかもマス
ターキャッシュリストに登録されていない「日本語」、
「有効」など新たにキャッシュすべき単語を選定する。
【0042】また、制御部(5010)はマスターフォ
ントキャッシュ(記憶装置のフォントキャッシュ)の任
意の単語と新たな単語を置き換えるため、マスターキャ
ッシュリストにある単語の中からキャッシュ不要な単語
を選定してその「ID」を認識する。不要な単語とは、
マスターキャッシュリストには登録されているが、第p
ページには出現していない単語をその候補とし、例えば
マスターキャッシュリストに登録された順序で置き換え
る数だけそのIDを認識する。最後にそのIDを新たに
キャッシュする単語のIDとして割り当てる。なお、不
要な単語がない場合には、マスターキャッシュリストに
登録された最大のID番号の次の番号をIDとしてキャ
ッシュリストに単語を登録する。この時点でpページ
(p=2)のキャッシュデータ図9(b)が作成された
ことになる。
【0043】そして、制御部(5010)は図8(c)
に示すようなマスターキャッシュリストの内容を、図9
(b)に示すpページ(p=2)のキャッシュリストを
使用して置き換える。すなわち、同じID番号を持つ項
目についてはキャッシュリストに登録された単語でマス
ターキャッシュリストの内容を置き換え、同じIDがな
い項目については、新たなIDとして追加する。その結
果、制御部(5010)は図9(c)に示すようなマス
ターキャッシュリストを記憶部(5020)へ設定する
(ステップ2070)。この時点でホストにおけるマス
ターキャッシュリスト図9(c)が更新されたことにな
る。
【0044】次に制御部(5010)は記憶部(502
0)にある図9(b)のキャッシュデータを印刷データ
に追加する(ステップ2080)。その結果、図7に示
すように2ページ目の印刷データは印字データのみで構
成されていたが、キャッシュデータが追加され、キャッ
シュデータと印字データで構成される形になる。
【0045】そして、制御部(5010)は変数pに1
を加えステップ1020の処理へ戻る(ステップ209
0)。
【0046】継続して制御部(5010)はpページ
(p=3)のデータがあるか判断する(ステップ102
0)。この場合、制御部(5010)は記憶部(502
0)にセーブされている印刷データの内容からデータが
あると判断し、図6(c)に示すような3ページ目の印
字データに関して処理を開始する。
【0047】次に制御部(5010)はpページ(p=
3)の印刷データに対して単語を選定し、その結果を記
憶部(5020)へ図10(a)に示すような出現回数
リストのデータ構造で設定する(ステップ1030)。
具体的には制御部(5010)がpページ(p=3)中
に出現する文字の中から選定した「中国語」、「韓国
語」、「英語」などの単語を出現回数リストの「単語」
の項目に設定する。
【0048】そして、制御部(5010)はpページ
(p=3)の印刷データに対して各単語の出現回数を調
べ、その結果を記憶部(5020)ヘ図10(a)に示
す出現回数リストのデータ構造で設定する(ステップ1
040)。具体的には制御部(5010)が各単語に関
して調べた出現回数を出現回数リストの「出現回数」の
項目に設定する。
【0049】次に制御部(5010)は全ての単語の出
現回数が1であるか出現回数リストを調べ判断し(ステ
ップ2010)、この場合、制御部(5010)は図1
0(a)の内容から1でないと判断する。
【0050】そして、制御部(5010)はマスターキ
ャッシュリストが記憶部(5020)にあるか調べ判断
し(ステップ2020)、この場合、2ページ目の印刷
データから作成したマスターキャッシュリストが記憶部
にあると判断する。
【0051】次に制御部(5010)は記憶部(502
0)にある図9(c)のマスターキャッシュリストと図
10(a)の出現回数リストを比較する(ステップ20
30)。
【0052】そして、制御部(5010)はpページ
(p=3)のキャッシュリストを「p−1」ページ(p
=3)のキャッシュリストから変更する必要があるか判
断する(ステップ2040)。この場合、「印刷速
度」、「フォントキャッシュ」などキャッシュすべき単
語が全てマスターキャッシュリストに設定されているた
め、キャッシュリストを更新する必要がないと判断す
る。
【0053】そして、制御部(5010)は図10
(b)に示すキャッシュデータのデータ構造でキャッシ
ュフラグを設定する(ステップ2041)。具体的には
制御部(5010)が「No_Update」をキャッ
シュデータの「ID」が0の項目に設定する。この時点
でpページ(p=3)のキャッシュデータ図10(b)
が作成されたことになる。但し、この場合、制御部(5
010)がキャッシュリストを更新する必要がないと判
断したため、制御部(5010)はキャッシュデータ中
にキャッシュリストを作成しない。つまり、図10
(b)に示すように3ページ目のキャッシュデータはキ
ャッシュフラグのみで構成される。そして、制御部(5
010)はホストにおけるマスターキャッシュリストに
対して処理を行わない。
【0054】次に制御部(5010)は記憶部(502
0)にある図10(b)のキャッシュデータを印刷デー
タに追加する(ステップ2080)。その結果、図7に
示すように3ページ目の印刷データは印字データのみで
構成されていたが、キャッシュデータが追加されキャッ
シュデータ、印字データで構成される形になる。
【0055】そして、制御部(5010)は「p」に1
を加えステップ1020の処理へ戻る(ステップ209
0)。
【0056】継続して制御部(5010)はpページ
(p=4)のデータがあるか調べ判断する(ステップ1
020)。この場合、制御部(5010)は記憶部(5
020)にセーブされている印刷データの内容からデー
タがあると判断し、図6(d)に示すように4ページ目
の印字データに関して処理を開始する。
【0057】次に制御部(5010)はpページ(p=
4)の印刷データに対して単語を選定し、その結果を記
憶部(5020)へ図11(a)に示すような出現回数
リストのデータ構造で設定する(ステップ1030)。
具体的には制御部(5010)が選定した「ネットワー
ク」、「接続」、「場合」などの単語を出現回数リスト
の「単語」の項目に設定する。
【0058】そして、制御部(5010)はpページ
(p=4)の印刷データに対して各単語の出現回数を調
べ、その結果を記憶部(5020)ヘ図11(a)に示
すように出現回数リストのデータ構造で設定する(ステ
ップ1040)。具体的には制御部(5010)が各単
語に関して調べた出現回数を出現回数リストの「出現回
数」の項目に設定する。
【0059】次に制御部(5010)は全ての単語の出
現回数が1であるか出現回数リストを調べ判断し(ステ
ップ2010)、この場合、制御部(5010)は図1
1(a)の内容から全ての単語の出現回数が1であると
判断する。
【0060】そして、制御部(5010)は図11
(b)に示すキャッシュデータのデータ構造でキャッシ
ュフラグを設定する(ステップ2011)。具体的には
制御部(5010)が「No_Cache」をキャッシ
ュデータの「ID」が0の項目に設定する。この時点で
pページ(p=4)のキャッシュデータ図11(b)が
作成されたことになる。但し、この場合、制御部(50
10)がキャッシュする必要がないと判断したため、制
御部(5010)はキャッシュデータ中にキャッシュリ
ストを作成しない。つまり、図11(b)に示すような
4ページ目のキャッシュデータはキャッシュフラグのみ
で構成される。そして、制御部(5010)はホストに
おけるマスターキャッシュリストに対して処理を行わな
い。
【0061】次に制御部(5010)は記憶部(502
0)にある図11(b)のキャッシュデータを印刷デー
タに追加する(ステップ2080)。その結果、図7に
示すように4ページ目の印刷データは印字データのみで
構成されていたが、キャッシュデータが追加されキャッ
シュデータ、印字データで構成される形になる。この場
合、キャッシュデータはキャッシュフラグのみとなりキ
ャッシュリストは印字データに存在しない。
【0062】そして、制御部(5010)は「p」に1
を加えステップ1020の処理へ戻る(ステップ209
0)。
【0063】次に制御部(5010)はpページ(p=
5)のデータがあるか調べ判断する(ステップ102
0)。この場合、制御部(5010)はデータがないと
判断し、キャッシュデータを追加した印刷データ4ペー
ジ分をホストの接続部(5030)を経由して印刷装置
へ転送する(ステップ1021)。
【0064】この時点でホスト側での処理は終了する。
【0065】次に印刷装置側での処理を説明する。 <印刷装置側での処理>次に、ホストから印字データと
キャッシュデータとを含めた印刷データを受信した印刷
装置における処理手順を、図3,図4を参照して説明す
る。
【0066】まず、印刷装置の制御部(5040)はホ
ストから印刷装置の接続部(5070)経由で図7に示
すようなキャッシュデータを含んだ印字データを受け取
り、印刷装置の記憶部(5050)にセーブする(ステ
ップ3010)。
【0067】そして、制御部(5040)は現在処理し
ているページを認識するための変数「p」に1を設定す
る(ステップ3020)。
【0068】制御部(5040)はpページ(p=1)
のデータがあるか記憶部(5050)を調べ判断する
(ステップ3030)。この場合、制御部(5040)
は記憶部(5050)の内容からデータがあると判断す
る。
【0069】次に制御部(5040)はpページ(p=
1)の印刷データに含まれているキャッシュフラグを調
べ、「New_Cache」であるか判断する(ステッ
プ3040)。この場合、pページ(p=1)の印刷デ
ータには図8(b)に示すような内容のキャッシュデー
タが設定されているため、制御部(5040)はYES
と判断する。
【0070】そして、制御部(5040)はpページ
(p=1)のキャッシュリストの情報(「ID」と「単
語」)を記憶部(5050)ヘ図12(a)に示すよう
なキャッシュテーブルのデータ構造で設定する(ステッ
プ3041)。
【0071】次に制御部(5040)はキャッシュテー
ブルの全てのセーブフラグを「OFF」に設定する(ス
テップ3042)。
【0072】そして、制御部(5040)は記憶部(5
050)にセーブされている全てのビットマップデータ
をクリアする(ステップ3043)。この時点で、以
降、フォントを印字する際に活用する図12(a)に示
すキャッシュテーブルが生成され準備できたことにな
る。
【0073】次に制御部(5040)はpページ(p=
1)の全てのデータを印字したか調べ判断する(ステッ
プ4010)。この場合、全てのデータを印字していな
いと判断する。
【0074】次に記憶部(5050)にセーブしてある
pページ(p=1)の印字データから文字列データを取
得する(ステップ4020)。たとえば、図6(a)に
おける1回目に出現する「印刷装置」の文字列を取得し
たとする。
【0075】そして、制御部(5040)はこの文字列
は単語であるか調べ判断する(ステップ4030)。こ
の場合、制御部(5040)はこの文字列を単語である
と判断する。そして、制御部(5040)はこの単語が
キャッシュテーブルに設定されているか判断する(ステ
ップ4040,4050)。
【0076】なお、キャッシュテーブルに登録されてい
る文字列は例外なく単語であるため、ステップ4030
において文字列が単語であるか判定するステップはなく
とも良い。この場合には、ステップ4020に引き続
き、ステップ4040が実行されることになる。
【0077】さて、本例では文字列「印刷装置」を取得
したため、図12(a)を参照すると、キャッシュテー
ブルの「ID」が1の項目に設定されていると、ステッ
プ4050において制御部(5040)は判断する。
【0078】次に制御部(5040)はキャッシュテー
ブルにおいてこの単語のセーブフラグが「ON」である
か調べ判断する(ステップ4060)。この場合、図1
2(a)の内容から「ON」でないと判断する。
【0079】そして、制御部(5040)はこの単語を
印字するために、図13に示すような、印刷装置52の
記憶部5050に記憶されているフォントデータを使用
して各文字をラスタライズし、図14に示すようなビッ
トマップデータを作成する(ステップ4070)。
【0080】そして、制御部(5040)は作成したビ
ットマップデータをそれ以降の処理に再利用するため記
憶部(5050)にセーブする(ステップ4080)。
この際には、キャッシュテーブルの項目と対応するよう
に、ビットマップデータを記憶しておく。そのために、
例えばキャッシュテーブルの各エントリにビットマップ
データへのポインタを設けたり、あるいは、ビットマッ
プデータのヘッダ情報として、キャッシュテーブルのI
D番号を持たせて対応を明確にさせておく。
【0081】そして、この単語のビットマップデータを
保存してあることを示すため、キャッシュテーブル図1
2(a)におけるIDが1の項目のセーブフラグを「O
N」に設定する(ステップ4090)。この時点でキャ
ッシュテーブルは図12(b)の状態になる。
【0082】次に制御部(5040)は印刷装置の印刷
部(5060)へ記憶部(5050)にセーブしてある
ビットマップデータを送りこの文字列(単語)の印字を
行なう(ステップ4100)。なお、この文字列の印字
は直ちに印刷出力するのではなく、1ラインあるいは所
定幅、あるいは1ページごとに印刷すべき画像データを
記憶部5050内のイメージ領域に形成し、所定量の画
像を形成し終えたならそれを印刷部5060から印刷出
力する。
【0083】そして、制御部(5040)はステップ4
010の処理に戻る。
【0084】継続して制御部(5040)はpページ
(p=1)の全てのデータを印字したか、すなわち文字
列を全て画像データに変換し終え、それを印刷部506
0に対して出力し終えたか調べ判断する(ステップ40
10)。
【0085】変換し終えていなければ、次に記憶部(5
050)にセーブしてあるpページ(p=1)の印字デ
ータから続きの文字列のデータを取得する(ステップ4
020)。この場合、図6(a)における「印刷装置」
の文字列に続いて「には」の文字列を取得したとする。
【0086】そして、制御部(5040)はこの文字列
は単語であるか調べ判断する(ステップ4030)。こ
の場合、制御部(5040)はこの文字列を単語でない
と判断する。なお、このステップ4030を前述のよう
になくしても、単語でない文字列はキャッシュテーブル
には登録されていないため、ステップ4050によるチ
ェックで、ステップ4031に分岐するという同じ結果
をもたらすことになる。
【0087】そして、制御部(5040)はこの文字列
を印字するために図13に示すような印刷装置に搭載さ
れているフォントデータをもとにラスタライズして図1
5に示すようなビットマップデータを作成する(ステッ
プ4031)。
【0088】次に制御部(5040)は印刷部(506
0)へ記憶部(5050)にセーブしてあるビットマッ
プデータを送りこの文字列の印字を行なう(ステップ4
100)。
【0089】そして、制御部(5040)はステップ4
010の処理に戻る。以降、ステップ4010からステ
ップ4100の処理を繰り返し、図6(a)における
「プリンタ、プロッタなどがあります。」の文字まで印
字したとする。
【0090】継続して制御部(5040)はpページ
(p=1)の全てのデータを印字したか調べ判断する
(ステップ4010)。この場合、全てのデータを印字
していないと判断する。
【0091】そして、記憶部(5050)にセーブして
あるpページ(p=1)の印字データから文字列のデー
タを取得する(ステップ4020)。この場合、図6
(a)における「プリンタ、プロッタなどがありま
す。」の文字列に続いて、2回目に出現する「印刷装
置」の文字列を取得することになる。
【0092】そして、制御部(5040)はこの文字列
は単語であるか調べ判断する(ステップ4030)。こ
の場合、制御部(5040)はこの文字列を単語である
と判断する。
【0093】次に制御部(5040)はこの単語が図1
2(b)のキャッシュテーブルに設定されているか調べ
る(ステップ4040)。
【0094】次に制御部(5040)はこの単語がキャ
ッシュテーブルに設定されているか判断する(ステップ
4050)。この場合、制御部(5040)はこの単語
が「ID」1の項目に設定されていることを判断する。
【0095】そして、制御部(5040)はキャッシュ
テーブルにおいてこの単語のセーブフラグが「ON」で
あるか調べ判断する(ステップ4060)。この場合、
キャッシュテーブルは図12(b)に示したものである
から、制御部(5040)は図12(b)の内容から
「ON」であると判断する。この場合ラスタライズを行
わず、制御部(5040)は記憶部(5050)から図
14に示すような形でセーブしてある文字列「印刷装
置」のビットマップデータを読み込む(ステップ406
1)。
【0096】次に制御部(5040)は印刷部(506
0)へビットマップデータを送りこの文字列(単語)の
印字を行う(ステップ4100)。
【0097】以降、ステップ4010からステップ41
00の処理を繰り返し、制御部(5040)は印字する
文字列の条件(単語であるか、出現回数など)から「ラ
スタライズして印刷のみ行う処理」、「ラスタライズし
てそのデータをセーブし印刷を行う処理」、「セーブし
てあるビットマップデータを参照して印刷のみを行う処
理」の何れかを選択し、図6(a)に示すような印字デ
ータを全て印字する。
【0098】そして、制御部(5040)はステップ4
010においてpページ(p=1)の全てのデータを印
字したと判断し、「p」に1を加え(ステップ401
1)、ステップ3030の処理に戻る。
【0099】次に制御部(5040)はpページ(p=
2)のデータがあるか記憶部(5050)を調べ判断す
る(ステップ3030)。この場合、制御部(504
0)は記憶部(5050)の内容からデータがあると判
断する。
【0100】次に制御部(5040)はpページ(p=
2)の印刷データに含まれているキャッシュフラグを調
べ、「New_Cache」であるか判断する(ステッ
プ3040)。この場合、制御部(5040)は「Ne
w_Cache」でないと判断する。
【0101】そして、制御部(5040)はキャッシュ
フラグが「Update」であるか判断する(ステップ
3050)。この場合、pページ(p=2)の印刷デー
タには図9(b)に示すような内容のキャッシュデータ
が設定されているため、制御部(5040)はキャッシ
ュフラグが「Update」であると判断する。
【0102】そして、制御部(5040)はpページ
(p=2)のキャッシュリストの情報(「ID」と「単
語」)を記憶部(5050)ヘ図12(c)に示すよう
なキャッシュテーブルのデータ構造で設定する(ステッ
プ3051)。具体的に制御部(5040)は以下の処
理を行なう。まず、キャッシュフラグが「Updat
e」である場合、キャッシュリスト中の単語をキャッシ
ュテーブル更新する。更新する際はキャッシュリストの
IDと同一のIDを持つキャッシュテーブル中の単語と
置き換えて更新する。例えば、制御部(5040)は図
9(b)のキャッシュリストにあるIDが1の単語「日
本語」を認識し、図12(a)のキャッシュテーブルに
設定されているIDが1の単語「印刷装置」を「日本
語」で置き換える。そして、「ID」4の「有効」、
「ID」7の「影響」などキャッシュリストの全ての単
語に対して同様に置き換えを行う。
【0103】次に制御部(5040)は更新した単語の
キャッシュフラグを「OFF」に設定する(ステップ3
052)。具体的にはステップ3051で変更した「I
D」1の「日本語」のセーブフラグを「OFF」に設定
する。そして、「ID」4の「有効」、「「ID」」7
の「影響」などキャッシュリストの全ての単語に対して
キャッシュフラグを「OFF」の設定を行う。この時点
で、これ以降フォントを印字する際に活用することので
きる形の図12(c)に示すようなキャッシュテーブル
に変更されたことになる。
【0104】そして、制御部(5040)はキャッシュ
テーブルの「ID」1(単語「印刷装置」)の項目のた
めにセーブしていた記憶部(5050)のビットマップ
データ図14をクリアする(ステップ3053)。そし
て、「ID」4の「有効」、「ID」7の「影響」な
ど、置き換えられた項目の単語に対応してセーブしてい
たビットマップデータをクリアする。
【0105】次に制御部(5040)はpページ(p=
2)の全てのデータを印字したか記憶部(5050)を
調べ判断する(ステップ4010)。この場合、全ての
データを印字していないと判断する。
【0106】以降、ステップ4010からステップ41
00の処理を繰り返し、制御部(5040)はその時の
データや条件から「ラスタライズして印刷のみ行う処
理」、「ラスタライズしてそのデータをセーブし印刷を
行う処理」、「セーブしてあるビットマップデータを参
照して印刷のみを行う処理」を選択し図6(b)に示す
ような印字データを印字する。
【0107】そして、制御部(5040)はステップ4
010においてpページ(p=2)の全てのデータを印
字したと判断し、「p」に1を加え(ステップ401
1)、ステップ3030の処理に戻る。
【0108】次に制御部(5040)はpページ(p=
3)のデータがあるか調べ判断する(ステップ303
0)。この場合、制御部(5040)は記憶部(505
0)の内容からデータがあると判断する。
【0109】そして、制御部(5040)はpページ
(p=3)の印刷データに含まれているキャッシュフラ
グを調べ、「New_Cache」であるか判断する
(ステップ3040)。この場合、制御部(5040)
は「New_Cache」でないと判断する。
【0110】そして、制御部(5040)はキャッシュ
フラグが「Update」であるか判断する(ステップ
3050)。この場合、制御部(5040)は「Upd
ate」でないと判断する。
【0111】次に制御部(5040)はキャッシュフラ
グが「No_Update」であるか判断する(ステッ
プ3060)。この場合、pページ(p=3)の印刷デ
ータには図10(b)に示すような内容のキャッシュデ
ータが設定されているため、制御部(5040)は「N
o_Update」であると判断する。
【0112】キャッシュフラグが「No_Updat
e」である場合、キャッシュデータにキャッシュリスト
が含まれていないため、制御部(5040)はキャッシ
ュテーブルへの単語の更新は行わず、キャッシュテーブ
ルを前ページと同一の状態で使用する。
【0113】次に制御部(5040)はpページ(p=
3)の全てのデータを印字したか記憶部(5050)を
調べ判断する(ステップ4010)。この場合、すべて
のデータを印字していないと判断する。
【0114】以降、ステップ4010からステップ41
00の処理を繰り返し、制御部(5040)はその時の
データや条件から「ラスタライズして印刷のみ行う処
理」、「ラスタライズしてそのデータをセーブし印刷を
行う処理」、「セーブしてあるビットマップデータを参
照して印刷のみを行う処理」を選択し図6(c)に示す
ような印字データを印字する。
【0115】そして、制御部(5040)はステップ4
010においてpページ(p=3)の全てのデータを印
字したと判断し、「p」に1を加え(ステップ401
1)、ステップ3030の処理に戻る。
【0116】次に制御部(5040)はpページ(p=
4)のデータがあるか調べ判断する(ステップ303
0)。この場合、制御部(5040)は記憶部(505
0)の内容からデータがあると判断する。
【0117】そして、制御部(5040)はpページ
(p=4)の印刷データに含まれているキャッシュフラ
グを調べ、「New_Cache」であるか判断する
(ステップ3040)。この場合、制御部(5040)
は「New_Cache」でないと判断する。
【0118】そして、制御部(5040)はキャッシュ
フラグが「Update」であるか判断する(ステップ
3050)。この場合、制御部(5040)は「Upd
ate」でないと判断する。
【0119】次に制御部(5040)はキャッシュフラ
グが「No_Update」であるか判断する(ステッ
プ3060)。この場合、pページ(p=4)の印刷デ
ータには図11(b)に示すように「No_Cach
e」が設定されているため、制御部(5040)は「N
o_Update」でないと判断する。これは印字デー
タ中にキャッシュすべき単語がなく、かつキャッシュテ
ーブルに設定されている単語も含んでいないことを意味
している。このため、制御部(5040)はキャッシュ
テーブルへの単語の更新及び参照は行わない。
【0120】そして、制御部(5040)は記憶部(5
050)にあるpページ(p=4)の全ての文字に対し
て、図13に示すような印刷装置に搭載されているフォ
ントデータを読み込みこのフォントデータをもとにラス
タライズしてビットマップデータを作成する。そして、
制御部(5040)は印刷部(5060)へビットマッ
プデータを送り全ての文字列の印字を行う(ステップ3
070)。
【0121】そして、制御部(5040)は「p」に1
を加え(ステップ3080)、ステップ3030の処理
に戻る。
【0122】継続して制御部(5040)はステップ3
030においてpページ(p=5)のデータを印字した
と判断し処理を終了する。
【0123】以上のように、複数回出現する単語を予め
検索し、それについてフォントキャッシュに登録するこ
とで、1回だけ出現するため本来キャッシュが不要な文
字のためにキャッシュが無駄に使用されることはない。
また、出現の頻度を単語を単位として数えることで、キ
ャッシュテーブルへの登録数をむやみに増やさずに済
む。ひとつの文書中で同じ文字がくり返し使用される場
合、単語として現れることも多いため、文字ごとに頻度
を数えるよりも効率良くフォントキャッシュを使用でき
る。 <プログラムの構成>上記装置の機能もしくは方法の機
能によって達成される本発明の目的は、前述の本発明を
実施した装置におけるプログラムを記憶させた記憶媒体
によっても達成できる。すなわち、上記装置に、その記
憶媒体を装着し、その記憶媒体から読出したプログラム
自体が本発明の新規な機能を達成するからである。この
ための、本発明に係るプログラムの構造的特徴は図17
及び図18に示す通りである。なお、図5の構成におけ
る記憶部をより詳細に記載した図が図16である。上記
記憶媒体とは、記憶部5020または記憶部5050中
のRAM,ROM,フロッピーディスクや光ディスク、
光磁気ディスクなど取り外し可能な記憶媒体をも含む。
【0124】図17はホスト側の処理手順を図1及び図
2に沿ってモジュール化したもので、モジュール171
はステップ1010〜1040に、モジュール172は
ステップ1050〜2090に、モジュール173はス
テップ1021に対応する。
【0125】また、図18は印刷装置側の処理手順を図
3及び図4に沿ってモジュール化したもので、モジュー
ル181はステップ3010〜4020に、モジュール
182はステップ4030〜4090に、モジュール1
83はステップ4100及び3070に対応する。 <印刷部の構成>次に、図5の印刷部5060について
具体的な構成を例を挙げて説明する。印刷部5060に
は、様々な機構を用いることができるが、ここでは電子
写真方式(レーザビームプリンタ)と、インクジェット
方式とを説明する。
【0126】図19はこの場合のレーザビームプリンタ
(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で、こ
のLBPは、文字パターンデータ等を入力して記録紙に
印刷することができる。
【0127】図において、740はLBP本体であり、
供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録
紙上に像を形成する。700は操作のためのスイツチ及
びLED表示器などが配されている操作パネル、701
はLBP740全体の制御及び文字パターン情報等を解
析するプリンタ制御ユニツトである。このプリンタ制御
ユニツト701は主に文字パターン情報をビデオ信号に
変換してレーザドライバ702に出力する。
【0128】レーザドライバ702は半導体レーザ70
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ703から発射されるレーザ光7
04をオン・オフ切替えする。レーザ光704は回転多
面鏡705で左右方向に振られて静電ドラム706上を
走査する。これにより、静電ドラム706上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
706周囲の現像ユニツト707により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用
い、カツトシート記録紙はLBP740に装着した用紙
カセツト708に収納され、給紙ローラ709及び搬送
ローラ710と711とにより装置内に取込まれて、静
電ドラム706に供給される。
【0129】尚、本実施例の画像形成装置として、レー
ザビームプリンタを例にして説明したが、これに限定さ
れるものでなく、以下で説明するインクジェットプリン
タ等にも適応可能である。 <装置本体の概略説明>図20は、本発明が適用できる
インクジェット記録装置IJRAの概観図である。同図
において、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆
動力伝達ギア5011,5009を介して回転するリー
ドスクリュー5005の螺旋溝5004に対して係合す
るキャリッジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b
方向に往復移動される。このキャリッジHCには、イン
クジェットカートリッジIJCが搭載されている。50
02は紙押え板であり、キャリッジの移動方向に亙って
紙をプラテン5000に対して押圧する。5007,5
008はフォトカプラで、キャリッジのレバー5006
のこの域での存在を確認して、モータ5013の回転方
向切り換え等を行うためのホームポジション検知手段で
ある。5016は記録ヘッドの前面をキャップするキャ
ップ部材5022を支持する部材で、5015はこのキ
ャップ内を吸引する吸引手段で、キャップ内開口502
3を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はク
リーニングブレードで、5019はこのブレードを前後
方向に移動可能にする部材であり、本体支持板5018
にこれらが支持されている。ブレードは、この形態でな
く周知のクリーニングブレードが本例に適用できること
は言うまでもない。又、5021は、吸引回復の吸引を
開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム5
020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力
がクラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御され
る。
【0130】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本実施形態で説明した装置にはいずれも適用でき
る。
【0131】
【実施例】次に、上記実施形態で説明した各部の具体例
を説明する。それぞれつぎに上げるようなものが適用可
能である。
【0132】 ホスト ・・・・・・パーソナルコンピュータ、ワークステーション、ミニ コンピュータ等 印刷装置 ・・・・・・プリンタ、プロッタ等 制御部 ・・・・・・ソフトウェア、ROM、RAM等 記憶部 ・・・・・・メモリ、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置、磁 気テープ装置等 印刷部 ・・・・・・レーザー印刷デバイス、バブルジェット印刷デバイス 、液晶印刷デバイス、ドットインパクト印刷デバイ ス、昇華型印刷デバイス、溶解型印刷デバイス等 接続部 ・・・・・・ネットワークボード、シリアルインターフェース、セ ントロニクスインターフェース等 また、本発明は、ホストコンピュータ、インタフェー
ス、プリンタ等の複数の機器から構成されるシステムに
適用しても、複写機等の1つの機器からなる装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。この場合、本発明を達成す
るためのソフトウェアによって表されるプログラムを格
納した記憶媒体から、該プログラムを該システム或は装
置に読み出すことによって、そのシステム或は装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0133】以上のような実子形態及び実施例で説明し
たシステムは、制御部が「p」に1を設定し、pページ
のデータはあるか調べ判断し、ないと判断した場合、印
刷装置へ印刷データを転送する手段と、制御部が単語を
選定した結果を出現回数リストに設定し、出現回数を調
べた結果を出現回数リストに設定する手段と、制御部が
全ての単語の出現回数が1か調べ判断し、1であると判
断した場合、キャッシュグラフに「No_Cache」
を設定する手段と、制御部がマスターキャッシュリスト
があるか調べ判断し、ないと判断した場合、キャッシュ
グラフに「New_Cache」を設定する手段と、制
御部が出現回数リストからpページのキャッシュリスト
を作成し、キャッシュリストをマスターキャッシュリス
トに設定する手段と、制御部がマスターキャッシュリス
トと出現回数リストを比較し、キャッシュリストを更新
する必要があるか調べ判断し、必要があると判断した場
合、キャッシュフラグに「Update」を設定し、必
要がないと判断した場合、キャッシュフラグに「No_
Update」を設定する手段と、制御部が出現回数リ
ストからpページのキャッシュリストを作成し、マスタ
ーキャッシュリストにpページのキャッシュリストを更
新する手段と、制御部がキャッシュデータを印刷データ
に追加し、「p」に1を加える手段と、制御部がホスト
から印刷データを受け取り、「p」に1を設定し、pペ
ージのデータはあるか調べ判断する手段と、制御部がキ
ャッシュフラグは「New_Cache」であるか調べ
判断し、「New_Cache」であると判断した場
合、キャッシュリストの情報をキャッシュテーブルに設
定する手段と、制御部が全てのセーブフラグを「OF
F」に設定し、全てのビットマップデータをクリアする
手段と、制御部がキャッシュリストは「Update」
であるか調べ判断し、「Update」であると判断し
た場合、キャッシュリストの情報をキャッシュテーブル
に更新する手段と、制御部が更新した単語のセーブフラ
グを「OFF」に設定し、更新した単語のビットマップ
データをクリアする手段と、制御部がキャッシュリスト
は「No_Update」であるか調べ判断し、「No
_Update」でないと判断した場合、全ての文字を
ラスタライズし印字し、「p」に1を加える手段と、制
御部がpページの全てのデータを印字したか調べ判断
し、印字したと判断した場合、「p」に1を加える手段
と、制御部が文字列のデータを取得し、文字列は単語で
あるか調べ判断し、単語でないと判断した場合、ラスタ
ライズしビットマップデータを作成する手段と、制御部
がキャッシュテーブルを調べ、単語はキャッシュテーブ
ルに設定されているものか調べ判断する手段と、制御部
がセーブフラグは「ON」か調べ判断し、「ON」であ
ると判断した場合、セーブしてあるビットマップを読み
込む手段と、制御部がラスタライズしてビットマップデ
ータを作成し、ビットマップデータをセーブし、セーブ
フラグを「ON」に設定する手段と、制御部が文字列を
印字する手段と、を設ける。
【0134】これにより印刷するデータの各ページから
キャッシュデータ(フォントキャッシュテーブル)を作
成するため、繰り返し使用される有効な文字のデータの
みをセーブする形態となる。その結果、記憶部が効率的
に使用されるとともに無用なデータを保存する作業を行
なわない。そして、複数ページの文書を印刷する場合
は、前ページのキャッシュデータを活用するとともに不
必要なデータと新たに必要なデータを置き換えるため、
常に最適なキャッシュデータを保持、参照する形態とな
る。
【0135】また、キャッシュフラグを設けることによ
りキャッシュデータへ参照する作業を軽減することが可
能になる。そして、本発明は単語単位でデータをセーブ
するため、単語の出現頻度が高い日本語の文章に対して
効果が高い。
【0136】これまで従来のフォントキャッシュ技術で
は一台の印刷装置へ同一のユーザが異なる文章を印刷す
る場合、十分にフォントキャッシュで活用できなかっ
た。特にネットワークにより印刷装置を共有する場合な
どでは、複数のユーザが多種多様な文字を使用して印刷
するため、キャッシュデータの利用効率が悪い状態であ
った。
【0137】しかし、本発明はフォントキャッシュ印刷
におけるフォントデータの作成作業及び参照作業の効率
化を図ることが可能であるため、印刷速度を向上させる
効果がある。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る印刷
システム及び印刷装置とその制御方法は、フォントキャ
ッシュの利用効率を高めて印刷処理の効率を向上させ、
印刷速度を高めるという効果を奏する。
【0139】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における印刷システムによる手順であ
り、ホスト側の制御を示すフローチャートである。
【図2】実施形態における印刷システムによる手順であ
り、ホスト側の制御を示すフローチャートである。
【図3】実施形態における印刷システムによる手順であ
り、印刷装置側の制御を示すフローチャートである。
【図4】実施形態における印刷システムによる手順であ
り、印刷装置側の制御を示すフローチャートである。
【図5】実施形態における印刷装置と情報処理システム
の構成を示すブロック図である。
【図6】実施形態における印刷方式の説明に用いる印字
データを示す図である。
【図7】実施形態における印刷方式の説明に用いる印刷
データの構造を示す図である。
【図8】実施形態における印刷方式の説明に用いる、フ
ォントキャッシュに新規に登録するデータ例を示す図で
ある。
【図9】実施形態における印刷方式の説明に用いる、フ
ォントキャッシュを更新するデータ例を示す図である。
【図10】実施形態における印刷方式の説明に用いる、
フォントキャッシュを更新しないデータ例を示す図であ
る。
【図11】実施形態における印刷方式の説明に用いる、
フォントキャッシュを使用しないデータ例を示す図であ
る。
【図12】実施形態における印刷方式の説明に用いる、
印刷装置におけるキャッシュテーブルの構成の一例を示
す図である。
【図13】実施形態における印刷方式の説明に用いる、
印刷装置におけるフォントデータの構成の一例を示す図
である。
【図14】実施形態における印刷方式の説明に用いる、
ビットマップデータの一例を示す図である。
【図15】実施形態における印刷方式の説明に用いる、
ビットマップデータの一例を示す図である。
【図16】実施形態における印刷装置と情報処理システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図17】実施形態における処理手順をプログラムで実
現する場合のプログラム構成を示す図である。
【図18】実施形態における処理手順をプログラムで実
現する場合のプログラム構成を示す図である。
【図19】レーザビームプリンタの構成を示す図であ
る。
【図20】インクジェットプリンタの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
5010 ホストの制御部 5020 ホストの記憶部 5030 ホストの接続部 5040 印刷装置の制御部 5050 印刷装置の記憶部 5060 印刷装置の印刷部 5070 印刷装置の接続部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データに基づいて印刷出力する印刷
    装置であって、 文書データ中の単語の出現頻度を数える計数手段と、 前記計数手段により数えた結果、所定回数を越える頻度
    の単語の単語リストを作成する作成手段と、 前記文書データに基づいて文字画像を作成し、作成した
    文字画像の内、前記単語リストに含まれる単語の文字画
    像をフォントキャッシュに格納する文字画像生成手段
    と、 前記文字画像生成手段により生成された文字画像または
    前記フォントキャッシュに格納された文字画像を用いて
    前記文書データを印刷出力する出力手段とを備えること
    を特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記文字画像生成手段は、前記単語リス
    トに登録された単語については前記フォントキャッシュ
    に格納されているか調べ、登録されている場合にはフォ
    ントキャッシュに格納されている文字画像を用いること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記作成手段により作成された単語リス
    トと前記文書データとを組合わせ、前記出力手段に通信
    を介して送付する送付手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記計数手段は、1ページを単位として
    単語の出現頻度を数え、前記作成手段はページ単位で単
    語リストを作成することを特徴とする請求項1乃至3い
    ずれかに記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記作成手段は、注目ページについて、
    当該ページ以前のページに対して作成された単語リスト
    に追加する場合と、追加がない場合と、単語リストがな
    い場合という場合ごとに単語リストを作成することを特
    徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 文書データに基づいて印刷出力する印刷
    装置の制御方法であって、 文書データ中の単語の出現頻度を数える計数工程と、 前記計数工程により数えた結果、所定回数を越える頻度
    の単語の単語リストを作成する作成工程と、 前記文書データに基づいて文字画像を作成し、作成した
    文字画像の内、前記単語リストに含まれる単語の文字画
    像をフォントキャッシュに格納する文字画像生成工程
    と、 前記文字画像生成工程により生成された文字画像または
    前記フォントキャッシュに格納された文字画像を用いて
    前記文書データを印刷出力する出力工程とを備えること
    を特徴とする印刷装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記文字画像生成工程は、前記単語リス
    トに登録された単語については前記フォントキャッシュ
    に格納されているか調べ、登録されている場合にはフォ
    ントキャッシュに格納されている文字画像を用いること
    を特徴とする請求項6に記載の印刷装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記作成工程により作成された単語リス
    トと前記文書データとを組合わせ、前記出力手段に通信
    を介して送付する送付工程を更に備え、前記文字画像生
    成工程は、前記送付工程により送付されたデータに基づ
    いて文字画像を生成することを特徴とする請求項6また
    は7に記載の印刷装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記計数工程は、1ページを単位として
    単語の出現頻度を数え、前記作成工程はページ単位で単
    語リストを作成することを特徴とする請求項6乃至9い
    ずれかに記載の印刷装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記作成工程は、注目ページについ
    て、当該ページ以前のページに対して作成された単語リ
    ストに追加する場合と、追加がない場合と、単語リスト
    がない場合という場合ごとに単語リストを作成すること
    を特徴とする請求項9に記載の印刷装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 文書データに基づいて印刷出力する印
    刷システムであって、 文書データ中の単語の出現頻度を、1ページを単位とし
    て数える計数手段と、 前記計数手段により数えた結果、所定回数を越える頻度
    の単語の単語リストを、注目ページについて、当該ペー
    ジ以前のページに対して作成された単語リストに追加す
    る場合と、追加がない場合と、単語リストがない場合と
    いう場合ごとに作成する作成手段と、 前記作成手段により作成された単語リストと前記文書デ
    ータとを組合わせ、前記出力手段に通信を介して送付す
    る送付手段とを有するホスト装置と、 前記単語リストに登録された単語についてはフォントキ
    ャッシュに格納されているか調べ、登録されている場合
    にはフォントキャッシュに格納されている文字画像を用
    い、登録されていない場合には前記文書データに基づい
    て文字画像を作成し、作成した文字画像のうち、前記単
    語リストに含まれる単語の文字画像をフォントキャッシ
    ュに格納する文字画像生成手段と、 前記文字画像生成手段により生成された文字画像または
    前記フォントキャッシュに格納された文字画像を用いて
    前記文書データを印刷出力する出力手段とを有する印刷
    装置とを備えることを特徴とする印刷システム。
  12. 【請求項12】 メモリ媒体から所定のプログラムを読
    み込んでコンピュータを制御するコンピュータ制御装置
    であって、 文書データ中の単語の出現頻度を数える計数工程のモジ
    ュールと、 前記計数工程により数えた結果、所定回数を越える頻度
    の単語の単語リストを作成する作成工程のモジュール
    と、 前記文書データに基づいて文字画像を作成し、作成した
    文字画像の内、前記単語リストに含まれる単語の文字画
    像をフォントキャッシュに格納する文字画像生成工程の
    モジュールと、 前記文字画像生成工程により生成された文字画像または
    前記フォントキャッシュに格納された文字画像を用いて
    前記文書データを印刷出力する出力工程とのモジュール
    を備えることを特徴とするコンピュータ制御装置。
JP7190088A 1995-07-26 1995-07-26 印刷システム及び印刷装置とその制御方法 Withdrawn JPH0939314A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018047571A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018047571A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム

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