JP3222665B2 - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

印刷装置および印刷方法

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JP3222665B2 JP29848893A JP29848893A JP3222665B2 JP 3222665 B2 JP3222665 B2 JP 3222665B2 JP 29848893 A JP29848893 A JP 29848893A JP 29848893 A JP29848893 A JP 29848893A JP 3222665 B2 JP3222665 B2 JP 3222665B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置および印刷方
法に関するものであり、特にスケーラブルフォントを使
用する印刷装置および印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、トナーあるいはインクを用い
て永久文字画像を形成する際に、線幅のバラツキ等を抑
える技法の一つとしてヒント処理(ヒンティング)が知
られている。
【0003】このヒント処理(ヒンティング)は、日本
規格協会発行の「新フォント関連用語集」によると、
「アウトラインフォントから低画素密度のビットマップ
フォントを生成する際に、線幅情報を持たせることによ
り、線幅のバラツキ等を抑える技法。」と定義されてい
る。さらに、同書の解説欄には、次の内容が記載されて
いる。
【0004】「解説:アウトラインフォントから低画素
密度のビットマップフォントを生成する際に、丸め誤差
により線の太さ、線と線の間隔等の不揃いが生じる場合
がある。通常、字形を構成するドット数が大きい場合
は、誤差によって線幅が1ドット増減しても線幅に対す
る誤差の割合が小さいので問題とならないが、字形を構
成するドット数が小さくなると線幅の1ドットの差が許
容できなくなり、このヒンティングと呼ばれる補正処理
が必要となる。」こういったヒント処理の内容は、画像
形成装置ごとに固定されており、トナーあるいはインク
の状況に応じてヒント処理の内容を切り替えるといった
制御は未だ知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では解像度やトナー粒子の大きさが変化した場合、
形成画像が悪化する場合があるという欠点があった。
【0006】具体的にはトナー粒子がつぶれた場合、本
来塗りつぶされる領域からはみ出てしまうという問題が
生じる。しかも、印刷品位によっては、つぶれ度合いが
異なってくるという問題も併せて生じてくる。
【0007】また、インクのニジミによっても、同様な
問題が生じてくる。しかし、インクのニジミとトナーの
つぶれではその大きさが違うことから、画一的なヒント
処理では所期のバラツキ抑制効果が得られないという問
題がある。さらに、印刷解像度を切り替えた場合には、
同じヒント処理では充分なバラツキ抑制効果が得られな
いという問題が生じる。
【0008】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
インクあるいはトナーの種類に応じて、適切なヒント処
理に切り替えることにより、印字品質の向上を図った印
刷装置および印刷方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る本発明は、第1の品質のトナー、
または第1の品質より高い第2の品質のトナーを用いて
印刷を行う印刷手段と、前記第1のトナーを用いて印刷
を行う際、スケーラブルフォントデータに基づき第1の
ヒント処理を行い文字パターンを生成し、前記第2のト
ナーを用いて印刷を行う際、スケーラブルフォントデー
タに基づき第2のヒント処理を行い文字パターンを生成
する生成手段とを有する印刷装置である。
【0010】請求項2に係る本発明は、第1の品質のト
ナー、または第1の品質より高い第2の品質のトナーを
用いて印刷を行う印刷手段と、前記第1のトナーを用い
て印刷を行う際、スケーラブルフォントデータに基づき
第1のヒント処理を行い文字パターンを生成し、前記第
2のトナーを用いて印刷を行う際、スケーラブルフォン
トデータに基づき第1のヒント処理を行うことなく文字
パターンを生成する生成手段とを有する印刷装置であ
る。
【0011】請求項3に係る本発明は、インク、または
トナーを用いて印刷を行う印刷手段と、前記インクを用
いて印刷を行う際、スケーラブルフォントデータに基づ
き第1のヒント処理を行い文字パターンを生成し、前記
トナーを用いて印刷を行う際、スケーラブルフォントデ
ータに基づき第2のヒント処理を行い文字パターンを生
成する生成手段とを有する印刷装置である。
【0012】請求項4に係る本発明は、インク、または
トナーを用いて印刷を行う印刷手段と、前記インクを用
いて印刷を行う際、スケーラブルフォントデータに基づ
き第1のヒント処理を行い文字パターンを生成し、前記
トナーを用いて印刷を行う際、スケーラブルフォントデ
ータに基づき第1のヒント処理を行うことなく文字パタ
ーンを生成する生成手段とを有する印刷装置である。
【0013】請求項5に係る本発明は、第1の品質のト
ナーを用いて印刷を行うか、または第1の品質より高い
第2の品質のトナーを用いて印刷を行うかを判別する判
別ステップと、前記判別ステップにより第1のトナーを
用いて印刷を行うと判別された場合、スケーラブルフォ
ントデータに基づき第1のヒント処理を行い文字パター
ンを生成し、前記判別ステップにより第2のトナーを用
いて印刷を行うと判別された場合、スケーラブルフォン
トデータに基づき第2のヒント処理を行い文字パターン
を生成する生成ステップとを有する印刷方法である。
【0014】請求項6に係る本発明は、第1の品質のト
ナーを用いて印刷を行うか、または第1の品質より高い
第2の品質のトナーを用いて印刷を行うかを判別する判
別ステップと、前記判別ステップにより第1のトナーを
用いて印刷を行うと判別された場合、スケーラブルフォ
ントデータに基づき第1のヒント処理を行い文字パター
ンを生成し、前記判別ステップにより第2のトナーを用
いて印刷を行うと判別された場合、スケーラブルフォン
トデータに基づき第1のヒント処理を行うことなく文字
パターンを生成する生成ステップとを有する印刷方法で
ある。
【0015】請求項7に係る本発明は、インク用いて印
刷を行うか、またはトナーを用いて印刷を行うかを判別
する判別ステップと、前記判別ステップによりインクを
用いて印刷を行うと判別された場合、スケーラブルフォ
ントデータに基づき第1のヒント処理を行い文字パター
ンを生成し、前記判別ステップによりトナーを用いて印
刷を行うと判別された場合、スケーラブルフォントデー
タに基づき第2のヒント処理を行い文字パターンを生成
する生成ステップとを有する印刷方法である。
【0016】請求項8に係る本発明は、インク用いて印
刷を行うか、またはトナーを用いて印刷を行うかを判別
する判別ステップと、前記判別ステップによりインクを
用いて印刷を行うと判別された場合、スケーラブルフォ
ントデータに基づき第1のヒント処理を行い文字パター
ンを生成し、前記判別ステップによりトナーを用いて印
刷を行うと判別された場合、スケーラブルフォントデー
タに基づき第1のヒント処理を行うことなく文字パター
ンを生成する生成ステップとを有する印刷方法である。
【0017】
【作用】上記の構成を有する本発明では、文字サイズと
は無関係に、インクの種類またはトナーの種類により、
ヒント処理による補正内容を切り替えるので、同じ文字
サイズでもインクあるいはトナーの差を補うことができ
る。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の各実施例を
詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明が適用されるレーザビーム
プリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面
図で、このLBPは不図示のデータ源から文字パターン
の登録や定型書式(フォームデータ)などの登録が行え
る。同図において、1000はLBP本体であり、外部
に接続されているホストコンピュータ(第2図の20
1)から供給される文字情報(文字コード)やフォーム
情報あるいはマクロ命令などを入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォ
ームパターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に
像を形成する。
【0020】1012は操作のためのスイッチおよびL
ED表示器などが配されている操作パネル、1001は
LBP1000の全体の制御およびホストコンピュータ
から供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユ
ニットである。この制御ユニット1001は、主に文字
情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレ
ーザドライバ1002に出力する。
【0021】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレー
ザ光1004をオンオフ切り替えする。レーザ1004
は回転多面鏡1005で左右方向に振られ静電ドラム1
006上を走査する。これにより、静電ドラム1006
上には文字パターンの静電潜像が形成される。
【0022】この潜像は、静電ドラム1006周囲の現
像ユニット1007により現像された後、記録紙に転送
される。この記録紙にはカットシートを用い、カットシ
ート記録紙はLBP1000に装着した用紙カセット1
008に収納され、給紙ローラ1009および搬送ロー
ラ1010と1011とにより装置内に取り込まれて、
静電ドラム1006に供給される。
【0023】また、図2は本実施例の印刷装置を示すブ
ロック図である。本図において、201はホストコンピ
ュータであり、プリントデータ及び制御データからなる
印刷情報を印刷装置202に出力するものである。
【0024】202は印刷装置であり、図1の1000
に相当する。印刷装置202は大きく分けて、フォーマ
ッタ制御部203とプリンタエンジン部204からな
る。
【0025】フォーマッタ制御部203はホストコンピ
ュータ201から受信した印字情報の解析処理を行な
う。そして、印字情報をビットマップデータに展開し、
プリンタエンジン部204に送る。また、フォーマッタ
制御部はフォントスケーラ部205を含む。
【0026】プリンタエンジン部204は、永久画像を
形成させるための印字機能を備えている。また、その解
像度を300dpiと600dpiに切替えることがで
きる。
【0027】フォントスケーラ部205はフォーマッタ
制御部203が指定した文字について、フォントデータ
よりビットマップパターンを生成を行なう。また、ヒン
ト処理調整部206、ヒント処理部207を含む。
【0028】本発明に係るヒント処理調整手段に相当す
るヒント処理調整部206は、プリンタエンジン部20
4から解像度を得、ヒント処理を用いるかどうかについ
て判定する。
【0029】ヒント処理部207はフォントスケーラ部
205で生成されたビットマップパターンについて、ヒ
ント処理調整部206で指定されたヒント処理を行な
う。次に本発明であるヒント処理調整手段を用いた印刷
処理の一例を示す。
【0030】図3は、本実施例におけるヒント処理調整
手順を示したフローチャートであり、図2においてホス
トコンピュータ201から印刷装置202へ印字情報が
送信された時の印刷装置202の印刷処理を示す。
【0031】まずホストコンピュータ201から印字デ
ータを受信する(ステップ301)。
【0032】次のステップ302では、フォーマッタ制
御部203によって印字データを解析する。
【0033】ステップ303では、フォントスケーラ部
205によって文字のビットマップパターンを生成す
る。
【0034】ステップ304では、ヒント処理調整部2
06においてエンジンの解像度を判定する。もしも解像
度が600dpiならば、ヒント処理部207において
ヒント処理を行なわない(ステップ306)。もしも解
像度が600dpiでないならば(300dpiなら
ば)、ヒント処理部207においてステップ303で生
成されたビットマップパターンについてヒント処理を行
なう(ステップ305)。
【0035】ステップ307では、印刷処理を行なう。 その他の実施例 上述した実施例では、ヒント処理調整手段に相当するヒ
ント処理調整部206は、解像度において300dpi
と600dpiの2通りのみ扱っているが、他の解像度
についても判別できるようにしても良い。
【0036】また、上述した実施例では、ヒント処理調
整手段に相当するヒント処理調整部206は、ヒント処
理の使用不使用のみを扱っているが、ヒント処理に対し
て補正の強さなどの指定をするようにしても良い。
【0037】さらに、上述した実施例では、自動的にヒ
ント処理の選択を行なっているが、ユーザーが指定でき
るようにしても良い。
【0038】さらに、上述した実施例では、エンジン特
性は解像度のみを参照しているが、エンジンの種類(レ
ーザビームプリンタまたはインクジェットプリンタ
等)、トナー粒子の大きさ、スムージング処理の有無等
のビットマップデータの形成において影響を与えるデー
タについて参照しても良い。
【0039】以下に、エンジンの種類(レーザビームプ
リンタまたはインクジェットプリンタ)、トナー粒子の
大きさ、スムージング処理の有無について対応したヒン
ト処理調整手段を用いた印刷処理の一例を示す。
【0040】図4はその他の実施例によるヒント処理調
整手順を示したフローチャートであり、図2においてホ
ストコンピュータ201から印刷装置202へ印字情報
が送信された時の印刷装置202の印刷処理を示す。
【0041】図4中、ヒント処理A、ヒント処理B、ヒ
ント処理C、ヒント処理Dはそれぞれ異なるヒント処理
であり、ヒント処理Bはlevel1とlevel2の
2つのモードを持つ。また、トナーの粒子が細かいもの
を高品質とする。また、品質の特定に使われる粒子度は
任意の値とする。
【0042】まず、ステップ401において、ホストコ
ンピュータ201から印字データを受信する。
【0043】次のステップ402では、フォーマッタ制
御部203によって印字データを解析する。
【0044】ステップ403では、フォントスケーラ部
205によって文字のビットマップパターンを生成す
る。
【0045】ステップ404では、ヒント処理調整部2
06においてエンジンの種類について判定する。もしも
レーザビームプリンタではないならば(インクジェット
プリンタであるならば)、ヒント処理Aを行ない(ステ
ップ405)、印刷処理を行なう(ステップ414)。
他方、もしもレーザビームプリンタならば、解像度につ
いて判定する(ステップ406)。
【0046】そしてもしも解像度が600dpiでない
ならば(300dpiならば)、トナー品質について判
定する(ステップ407)。
【0047】トナーが高品質ではないならば、ヒント処
理Bをlevel1で行なう(ステップ408)。
【0048】トナーが高品質ならば、ヒント処理Bをl
evel2で行なう(ステップ409)。
【0049】また、解像度が600dpiならば、トナ
ーの品質の判定を行ない(ステップ410)、トナーが
高品質ではないならば、ヒント処理Cを行なう(ステッ
プ411)。
【0050】トナーが高品質ならば、ヒント処理を行わ
ない。
【0051】次にスムージング処理の有無について調べ
る(ステップ412)。スムージング処理を行なわない
ならば、ヒント処理Dを行なう(ステップ413)。
【0052】印字データをすべてビームマップデータに
展開したら、プリンタエンジン部に送り印字を行なう
(ステップ414)。
【0053】なお、上記の例ではエンジンはレーザビー
ムプリンタのみであるが、1台のプリンタにレーザビー
ムプリンタとインクジェットプリンタの2つのエンジン
を搭載したハイブリッドエンジンとしても良い。この
時、ヒント処理調整部は、どちらのエンジンに出力する
ビームマップパターンであるかという情報もまた、フォ
ーマッタ制御部から得て、ヒント処理を選択する。
【0054】図5は、ハイブリッドエンジン搭載時の印
刷装置を示すブロック図を示す。本図において、501
はホストコンピュータであり、プリントデータ及び制御
データからなる印刷情報を印刷装置502に出力するも
のである。
【0055】502は印刷装置である。印刷装置501
は大きく分けて、フォーマッタ制御部503とプリンタ
エンジン部504からなる。
【0056】フォーマッタ制御部503は、ホストコン
ピュータ501から受信した印字情報の解析処理を行な
う。そして、印字情報をビットマップデータに展開し、
LBPエンジン部508またはIJエンジン部509の
どちらで印字するのかを指定すると共にプリンタエンジ
ン部504に送る。また、フォーマッタ情報部はフォン
トスケーラ部505を含む。
【0057】プリンタエンジン部504は、印字情報部
を永久画像を形成させるための印字機能を備えている。
また、レーザビームプリンタエンジン部508、インク
ジェットプリンタエンジン部509の2つのエンジンを
内蔵しており、フォーマッタ制御部503の指定により
切替えることができる。
【0058】フォントスケーラ部505はフォーマッタ
制御部503が指定した文字について、フォントデータ
よりビットマップパターンを生成を行なう。また、ヒン
ト処理調整部506、ヒント処理部507を含む。
【0059】本発明におけるヒント処理調整手段である
ところのヒント処理調整部506は、レーザビームプリ
ンタエンジン部508及びインクジェットプリンタエン
ジン部509からエンジン情報を得、また、フォーマッ
タ制御部503から、どちらのエンジンを用いるかを
得、ヒント処理を用いるかどうかについて判定する。
【0060】ヒント処理部507はフォントスケーラ部
505で生成されたビットマップパターンについて、ヒ
ント処理調整部506で指定されたヒント処理を行な
う。
【0061】図6は、本実施例におけるヒント処理調整
手順を示したフローチャートであり、図5においてホス
トコンピュータ501から印刷装置502へ印字情報が
送信された時の印刷装置502の印刷処理を示す。
【0062】まず、ステップ601においてホストコン
ピュータ501から印字データを受信する。
【0063】ステップ602では、フォーマッタ解析部
503によって印字データを解析する。
【0064】ステップ603では、フォントスケーラ部
505によって文字のビットマップパターンを生成す
る。
【0065】ステップ604では、ヒント処理調整部5
06においてレーザビームプリンタエンジン部508か
インクジェットプリンタエンジン部509のどちらのエ
ンジンを用いるかを判定する。もしもレーザビームプリ
ンタエンジン部508を用いるならば、ヒント処理部5
07においてステップ503で生成されたビットマップ
パターンについてレーザビームプリンタ用ヒント処理を
行う(ステップ606)。
【0066】他方、もしもインクジェットプリンタエン
ジン部509を用いるならば、ヒント処理部507にお
いてステップ603で生成されたビットマップパターン
についてインクジェットプリンタ用ヒント処理を行なう
(ステップ605)。
【0067】最後に、ステップ607において印刷処理
を行なう。 (実施例の効果) 上述した本実施例によれば、不必要なヒント処理をなく
して必要なヒント処理を行なうことが可能になるほか、
補正の強さを調整することのできるヒント処理について
はその強さの調整が可能となるので、適切なヒント処理
の選択によってより良い画像形成が可能になる。
【0068】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、イ
ンクあるいはトナーの種類に応じて、適切なヒント処理
に切り替えることにより、印字品質の向上を図った印刷
装置および印刷方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による印刷装置(レーザビー
ムプリンタ)を示した断面図である。
【図2】本実施例の基本構成を示したブロック図であ
る。
【図3】本実施例におけるヒント処理調整手順を示した
フローチャートである。
【図4】その他の実施例におけるヒント処理調整手順を
示したフローチャートである。
【図5】ハイブリッドエンジン搭載時の印刷装置を示す
ブロック図である。
【図6】その他の実施例におけるヒント処理調整手順を
示したフローチャートである。
【符号の説明】
1000 レーザビームプリンタ 1001 プリンタ制御ユニット 1002 レーザドライバ 1003 半導体レーザ 1004 レーザ光 1005 回転多面鏡 1006 静電ドラム 1007 現像ユニット 1008 用紙カセット 1009 給紙ローラ 1010 搬紙ローラ 1011 搬紙ローラ 1012 操作パネル 201 ホストコンピュータ 202 印刷装置(レーザビームプリンタ) 203 フォーマッタ制御部 204 ヒント処理調整部 205 ヒント処理部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の品質のトナー、または第1の品質
    より高い第2の品質のトナーを用いて印刷を行う印刷手
    段と、 前記第1のトナーを用いて印刷を行う際、スケーラブル
    フォントデータに基づき第1のヒント処理を行い文字パ
    ターンを生成し、前記第2のトナーを用いて印刷を行う
    際、スケーラブルフォントデータに基づき第2のヒント
    処理を行い文字パターンを生成する生成手段とを有する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 第1の品質のトナー、または第1の品質
    より高い第2の品質のトナーを用いて印刷を行う印刷手
    段と、 前記第1のトナーを用いて印刷を行う際、スケーラブル
    フォントデータに基づき第1のヒント処理を行い文字パ
    ターンを生成し、前記第2のトナーを用いて印刷を行う
    際、スケーラブルフォントデータに基づき第1のヒント
    処理を行うことなく文字パターンを生成する生成手段と
    を有することを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 インク、またはトナーを用いて印刷を行
    う印刷手段と、 前記インクを用いて印刷を行う際、スケーラブルフォン
    トデータに基づき第1のヒント処理を行い文字パターン
    を生成し、前記トナーを用いて印刷を行う際、スケーラ
    ブルフォントデータに基づき第2のヒント処理を行い文
    字パターンを生成する生成手段とを有することを特徴と
    する印刷装置。
  4. 【請求項4】 インク、またはトナーを用いて印刷を行
    う印刷手段と、 前記インクを用いて印刷を行う際、スケーラブルフォン
    トデータに基づき第1のヒント処理を行い文字パターン
    を生成し、前記トナーを用いて印刷を行う際、スケーラ
    ブルフォントデータに基づき第1のヒント処理を行うこ
    となく文字パターンを生成する生成手段とを有すること
    を特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 第1の品質のトナーを用いて印刷を行う
    か、または第1の品質より高い第2の品質のトナーを用
    いて印刷を行うかを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより第1のトナーを用いて印刷を行
    うと判別された場合、スケーラブルフォントデータに基
    づき第1のヒント処理を行い文字パターンを生成し、前
    記判別ステップにより第2のトナーを用いて印刷を行う
    と判別された場合、スケーラブルフォントデータに基づ
    き第2のヒント処理を行い文字パターンを生成する生成
    ステップとを有することを特徴とする印刷方法。
  6. 【請求項6】 第1の品質のトナーを用いて印刷を行う
    か、または第1の品質より高い第2の品質のトナーを用
    いて印刷を行うかを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより第1のトナーを用いて印刷を行
    うと判別された場合、スケーラブルフォントデータに基
    づき第1のヒント処理を行い文字パターンを生成し、前
    記判別ステップにより第2のトナーを用いて印刷を行う
    と判別された場合、スケーラブルフォントデータに基づ
    き第1のヒント処理を行うことなく文字パターンを生成
    する生成ステップとを有することを特徴とする印刷方
    法。
  7. 【請求項7】 インク用いて印刷を行うか、またはトナ
    ーを用いて印刷を行うかを判別する判別ステップと、 前記判別ステップによりインクを用いて印刷を行うと判
    別された場合、スケーラブルフォントデータに基づき第
    1のヒント処理を行い文字パターンを生成し、前記判別
    ステップによりトナーを用いて印刷を行うと判別された
    場合、スケーラブルフォントデータに基づき第2のヒン
    ト処理を行い文字パターンを生成する生成ステップとを
    有することを特徴とする印刷方法。
  8. 【請求項8】 インク用いて印刷を行うか、またはトナ
    ーを用いて印刷を行うかを判別する判別ステップと、 前記判別ステップによりインクを用いて印刷を行うと判
    別された場合、スケーラブルフォントデータに基づき第
    1のヒント処理を行い文字パターンを生成し、前記判別
    ステップによりトナーを用いて印刷を行うと判別された
    場合、スケーラブルフォントデータに基づき第1のヒン
    ト処理を行うことなく文字パターンを生成する生成ステ
    ップとを有することを特徴とする印刷方法。
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