JPH0938564A - レジスト塗布装置 - Google Patents

レジスト塗布装置

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JPH0938564A
JPH0938564A JP8153233A JP15323396A JPH0938564A JP H0938564 A JPH0938564 A JP H0938564A JP 8153233 A JP8153233 A JP 8153233A JP 15323396 A JP15323396 A JP 15323396A JP H0938564 A JPH0938564 A JP H0938564A
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spin chuck
cup
substrate
exhaust
passage
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公男 元田
Kiyohisa Tateyama
清久 立山
Noriyuki Anai
徳行 穴井
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Tokyo Electron Kyushu Ltd
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Kyushu Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドレンカップ内のミスト状の液分が排気口の
ほうに回り込むのを防止し、ドレンカップ内の汚れを除
去する。 【解決手段】 基板を回転させるスピンチャックと、基
板にレジスト液を供給するレジスト液供給手段と、スピ
ンチャックと連動して回転して基板から遠心分離される
レジスト液を受ける回転カップと、回転カップ内から放
出される廃物を受けた廃物が集まる集合スペースを有す
るドレンカップと、集合スペースに開口する排液口を介
して廃物のうち液分を排出する排液通路と、集合スペー
スに連通する排気口を介して廃物のうちガス分を排気す
る排気通路と、ガス分を集合スペースから排気通路の方
に案内するために、少なくとも前記排液口よりも高い位
置に設けられた排気案内通路と、排気案内通路内に設け
られ、ガス分を伴なう気流が衝突すると、これに含まれ
る液分を凝縮させ、液分が排気通路の方へ行くことを阻
止する気液分離部材とを具備するレジスト塗布装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示ディスプレ
イ(LCD)用ガラス基板や半導体ウェハのような基板
にレジストを塗布するレジスト塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LCDの製造工程においては、半導体デ
バイスの製造工程と同様のフォトリソグラフィ技術を用
いて、ガラス基板の上にITO(Indium Tin
Oxide)の薄膜電極や回路パターンを形成してい
る。この形成は、先ずガラス基板を洗浄し、アドヒージ
ョン処理し、冷却し、基板上にレジストを塗布すること
により行われる。そして、この塗布したレジストをベー
キングし、露光し、露光レジストに現像液をかけて現像
し、リンスし、乾燥させている。
【0003】レジストを塗布する工程には、通常、スピ
ンコータが用いられる。スピンコータでは、スピンチャ
ック上に基板を載置し、これを回転させながら上方の供
給管から基板の上にレジスト液を滴下している。スピン
チャックおよび基板は、回転カップとドレンカップによ
って周囲を取り囲まれている。このため、基板から遠心
分離されるレジスト液は、回転カップとドレンカップに
よって受けられ、ドレンカップの排液通路を介して外部
に排出されるので、周囲を汚染しない。また、ドレンカ
ップには排液通路の他に排気通路が設けられている。こ
の排気通路の排気口は排液通路の排液口よりも高い位置
に設けられ、ミスト状の排液が排気口の方に回り込みに
くくしている。
【0004】さらに、回転カップの底面の開口部はスピ
ンチャックシール部によって液密にシールされている。
これにより下方の回転機構および昇降機構にレジスト液
が付着せず、これらの機構の汚染が防止されるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスピン
コータには次のような課題がある。即ち、第1に長期間
にわたって使用するうちに、ミスト状の廃液が排液口と
排気口との間の高くなっている部分に回り込み、これが
排気口の近傍や回転カップの裏面に付着してこれらを汚
染してしまう。
【0006】第2に、スピンチャックの回転機構におい
ては、回転カップとスピンチャックを一つのモータで回
転駆動させているため本来は回転カップとスピンチャッ
クとは同期して回転するはずであるが、一般にはベルト
駆動であることが多いため実際は起動時などに両者間に
回転ズレが生じてしまう。この両者間の回転ズレによっ
て回転カップとスピンチャックとの間で擦れ合いを生
じ、スピンチャックシール部が損傷を受ける。損傷した
スピンチャックシール部から液漏れを生じると、下方の
回転機構や昇降機構がレジスト液で汚染される。また、
スピンチャックシール部が摩耗することによってパーテ
ィクルが発生し、これがレジスト膜に付着するという問
題もある。
【0007】第3に、図16に示すように、従来のスピ
ンチャックシール部108においては、回転カップ10
2の溝108AのなかにOリング108Bを挿入し、こ
れをスピンチャック106で押さえつけることにより両
部材102、106間をシールしている。しかし、高い
シール性を得るためには昇降機構の駆動力を増大させる
必要があり、装置が大型化するという問題がある。とく
に、パーフロロ(弗化エチレン系樹脂)製のOリング1
08Bは他のゴム系材料よりも硬いので、Oリング10
8Bに大きな押圧力を掛けないと高いシール性が発揮さ
れない。
【0008】本発明の目的とするところは、ドレンカッ
プ内のミスト状の液分が排気口のほうに回り込むのを有
効に防止することができるとともに、長期間の使用中に
生じたドレンカップ内の汚れを有効に除去することがで
きるレジスト塗布装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の目的とするところは、起動
時に回転カップとスピンチャックとの回転ズレを有効に
防止することができるレジスト塗布装置を提供すること
にある。
【0010】さらに、本発明の目的とするところは、回
転カップとスピンチャックとの間のシール部が高いシー
ル性をもつレジスト塗布装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のレジスト塗布装
置は、昇降可能に設けられ、受け取った基板を保持し、
基板とともにスピン回転するスピンチャックと、前記ス
ピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレジスト
液供給手段と、前記スピンチャック上の基板を取り囲
み、前記スピンチャックと連動して回転され、基板から
遠心分離されるレジスト液を受ける回転カップと、この
回転カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内から放
出される廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペース
を有するドレンカップと、この集合スペースに開口する
排液口を有し、この排液口を介して前記集合スペースに
集められた廃物のうち液分を排出する排液通路と、前記
集合スペースに連通する排気口を有し、この排気口を介
して前記集合スペースに集められた廃物のうちガス分を
排気する排気通路と、前記ガス分を前記集合スペースか
ら前記排気通路のほうに案内するために、少なくとも前
記排液口よりも高い位置に設けられた排気案内通路と、
この排気案内通路内に設けられ、前記ガス分を伴なう気
流が衝突すると、これに含まれる液分を凝縮させ、液分
が前記排気通路のほうへいくことを阻止する気液分離部
材と、を具備することを特徴とする。
【0012】ドレンカップの集合スペースに集められた
廃物は、レジストおよびその溶剤の他に微小パーティク
ルやアルカリイオン等の異物をも含むものである。この
ような廃物中に含まれる液分の大部分はドレン通路を通
って排出されるが、その一部はミスト状となって排気通
路のほうへ侵入する。しかし、ミスト状の液分は、排気
案内通路内で気液分離部材に衝突し、凝縮液化し、ここ
で侵入が阻止される。
【0013】ここで、前記気液分離部材は、例えば、排
気案内通路のうち水平な部分を規定する内壁の下側に設
けられたリング状に配された堰部材、排気案内通路のう
ち水平な部分を規定する内壁の下側に設けられたリング
状に配されたパイプ部材、排気案内通路の入口側に設け
られたフィルタ、の内の何れか、もしくはそれらの任意
の組合わせとすることができる。また、前記気液分離部
材としてのフィルタに向けてクリーニング液を噴射する
ノズル手段を備えても良い。さらに、前記排気案内通路
を規定する内壁に向けてクリーニング液を噴射するノズ
ル手段、前記集合スペースを取り囲む内壁に向けてクリ
ーニング液を噴射するノズル手段、前記回転カップの下
面に向けてクリーニング液を噴射するノズル手段、など
を備えても良い。さらにまた、前記排気案内通路を規定
する上部壁と前記回転カップの下面との間に形成された
クリアランスに設けられたリング状の堰部材を有するこ
ともできる。
【0014】なお、前記排気案内通路および排気通路
は、ドレンカップの内方に設けても良く、ドレンカップ
の外方に設けても良い。また、前記クリーニング液は、
少なくともレジスト液中の溶剤を成分として含んでいる
ことが好ましい。
【0015】また、本発明のレジスト塗布装置は、昇降
可能に設けられ、受け取った基板を保持し、基板ととも
にスピン回転するスピンチャックと、前記スピンチャッ
ク上の基板にレジスト液を供給するレジスト液供給手段
と、前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピ
ンチャックと連動して回転され、基板から遠心分離され
るレジスト液を受ける回転カップと、前記回転カップの
周囲に設けられ、前記回転カップ内から放出される廃物
を受け、受けた廃物が集まる集合スペースを有するドレ
ンカップと、前記集合スペースに開口する排液口を有
し、この排液口を介して前記集合スペースに集められた
廃物のうち液分を排出する排液通路と、前記集合スペー
スに連通する排気口を有し、この排気口を介して前記集
合スペースに集められた廃物のうちガス分を排気する排
気通路と、前記回転カップと前記スピンチャックとが互
いに動き回らないようにロックするロック機構とを具備
する。
【0016】この発明によれば、回転カップとスピンチ
ャックとの間にロック機構を設け、両者を連結して完全
同期回転させているので、回転カップとスピンチャック
との間の回転ズレが防止される。
【0017】そしてまた、本発明のレジスト塗布装置
は、昇降可能に設けられ、受け取った基板を保持し、基
板とともにスピン回転するスピンチャックと、前記スピ
ンチャック上の基板にレジスト液を供給するレジスト液
供給手段と、前記スピンチャック上の基板を取り囲み、
前記スピンチャックと連動して回転され、基板から遠心
分離されるレジスト液を受ける回転カップと、前記回転
カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内から放出さ
れる廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペースを有
するドレンカップと、前記集合スペースに開口する排液
口を有し、この排液口を介して前記集合スペースに集め
られた廃物のうち液分を排出する排液通路と、前記集合
スペースに連通する排気口を有し、この排気口を介して
前記集合スペースに集められた廃物のうちガス分を排気
する排気通路と、前記回転カップと前記スピンチャック
との間に挿入されたシール手段と、を具備し、前記シー
ル手段は、前記回転カップおよび前記スピンチャックの
うち少なくとも一方に形成された溝部と、この溝部のな
かに積み重ねられた複数のOリング部材とを備えてい
る。
【0018】この発明によれば、シール手段として複数
段重ねたOリング部材を回転カップとスピンチャックと
の間に挿入するので、硬度の高いOリング部材であって
も、小さい押圧力で十分なシール性が確保される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の好ましい実施の形態について説明する。
【0020】図1に示すように、レジスト処理システム
は、ロード/アンロード部(イ)と、二つのプロセス部
(ロ)、(ハ)と、二つのインターフェース部(ニ)、
(ホ)とを備えている。ロード/アンロード部(イ)に
はカセットステージ71が設けられ、複数個のカセット
C1、C2がカセットステージ71の上に載置されるよ
うになっている。カセットC1には複数枚の未処理のガ
ラス基板Sが収納され、カセットC2には複数枚の処理
済みのガラス基板Sが収納されている。また、ロード/
アンロード部(イ)には基板Sを搬入または搬出するた
めの搬出入ピンセット72が設けられている。
【0021】第1のプロセス部(ロ)はブラシ洗浄ユニ
ット81、ジェット水洗ユニット82、二つのレジスト
塗布ユニット83、アドヒージョンユニット84および
冷却ユニット85を備えている。また、第1プロセス部
(ロ)の中央通路にはメインアーム74が走行可能に設
けられている。
【0022】第2のプロセス部(ハ)は受渡し台75を
備えた第1のインターフェース部(ニ)によって第1プ
ロセス部(ロ)に連結されている。第2プロセス部
(ハ)は、複数の加熱ユニット86および二つの現像ユ
ニット87を備えている。この第2プロセス部(ハ)の
中央通路にもメインアーム74が走行可能に設けられて
いる。
【0023】さらに、第2インターフェース部(ホ)に
よって第2のプロセス部(ハ)は露光装置93に連結さ
れている。この第2インターフェース部(ホ)は、基板
9を搬入または搬出するための搬出入ピンセット91お
よび受渡し台92を備えている。
【0024】図2に示すようなレジスト塗布装置が、各
レジスト塗布ユニット83内にそれぞれ設けられてい
る。レジスト塗布装置は、スピンチャック6と、回転カ
ップ2と、ドレンカップ50と、排液部96と、排気部
97と、クリーニング液供給源98と、制御部95とを
備えている。制御部95の出力側はスピンチャック6の
回転駆動部24および昇降駆動部12、排気部97の駆
動部、クリーニング液供給源98の駆動部にそれぞれ接
続されており、これらの駆動部は制御部95によってそ
れぞれ制御されるようになっている。
【0025】ドレンカップ50のドレン通路54は排液
部96の配管に連通されている。また、ドレンカップ5
0の排気通路58は排気部97のダクトに連通されてい
る。また、各ノズル64A、64Bにはクリーニング液
供給源98の配管98aがそれぞれ接続されている。
【0026】回転カップ2は駆動機構によって垂直軸1
4まわりに回転可能に支持されている。一方、スピンチ
ャック6は駆動機構によって垂直軸14まわりに回転可
能に、かつ昇降可能に支持されている。回転カップ2の
下部は回転カラー2Cによって形成されている。スピン
チャック6の垂直軸14は、この回転カラー2Cの中を
通って、その下端部が昇降機構部12に連結されてい
る。なお、昇降機構部12はエアシリンダを含む機構で
ある。
【0027】スピンチャック6の上面部に開口する真空
排気通路(図示せず)を備えており、基板Sを吸着保持
する機能を有している。スピンチャック6の真空排気通
路は垂直軸14内に形成され、外部の真空ポンプ(図示
せず)の吸い込み口に連通している。
【0028】図3に示すように、基板Sは、メインアー
ム74によってレジスト塗布ユニット83の内部に搬入
され、さらに上昇したスピンチャック6の上に移載され
るようになっている。
【0029】図2に示すように、スピンチャック6の下
面側には開口部2Bが形成されており、この開口部2B
の周囲を囲むようにして回転カラー2Cが設けられてい
る。また、回転カップ2には蓋4が被せられ、スピンチ
ャック6の上面側に形成された処理スペース2Aが蓋4
によって塞がれるようになっている。なおこの実施の形
態では、回転カップ2と蓋4は一体として回転する回転
容器をなすものである。
【0030】図4に示すように、蓋4は昇降機構40の
アーム42によって昇降可能に支持されている。この蓋
4を回転カップ2に被せることによって、基板Sにレジ
スト液を塗布するための処理スペース2Aが形成されて
いる。
【0031】図2および図5に示すように、蓋4の中心
部にはノズル36が取り付けられている。このノズル3
6は希釈液(シンナー)供給源(図示せず)やレジスト
液供給源(図示せず)などに連通しており、スピンチャ
ック6上の基板Sに希釈液やレジスト液を噴射すること
ができるようになっている。なお、ノズル36の一部
は、先に図4に示した昇降アーム42に固定されてい
る。
【0032】垂直軸14は、スプライン軸受16、従動
プーリ18、駆動ベルト20を介して駆動プーリ22に
連結されており、スピンモータ24によって回転駆動力
を付与されるようになっている。同様に、回転カラー2
Cは、従動プーリ26、駆動ベルト28を介して共通の
駆動プーリ30に連結されている。さらに、駆動プーリ
22と駆動プーリ30とは共通軸32に配されており、
共通のスピンモータ24によって回転駆動力を付与され
るようになっている。このため、スピンチャック6と回
転カップ2とは同期して回転しうるようになっている。
【0033】さらに回転カップ2の底部2Dの上面とス
ピンチャック6の下面との間にはシール機構8が設けら
れ、このシール機構8によって、スピンチャック6の周
囲の気流乱れを防止でき、均一なレジスト膜厚を得るこ
とができる。
【0034】次に、図6〜11を参照しながら回転カッ
プ2およびドレンカップ50について詳しく説明する。
【0035】回転カップ2はスピンチャック6上の基板
Sを取り囲むように設けられている。さらにドレンカッ
プ50は回転カップ2を取り囲むように設けられてい
る。このドレンカップ50は固定部材(図示せず)に固
定されている。
【0036】なお、回転カップ2の外周面部には多数の
排液孔52Aを形成しても良い。そうすれば、基板Sか
ら遠心分離されたレジスト液が排液孔52Aを通って処
理スペース2A内から放出されるようになる。また同様
に、回転カップ2の底部周縁部にも多数の排液孔52B
を形成しても良い。そうすれば、基板Sから遠心分離さ
れたレジスト液が排液孔52Bを通って処理スペース2
A内から放出されるようになる。これらの排液孔52
A、52Bを介して処理スペース2A内から放出された
廃物は、下部スペース45に集められ、ドレン通路54
を介してドレンカップ50から排出される。なお、この
廃物にはレジストおよび溶剤の他に微量のパーティクル
やアルカリイオン等の異物が含まれている。また、排液
孔52A、52Bの形状は、必ずしも真円でなくともよ
く、横長またはスリット状としてもよい。
【0037】また、ドレンカップ50の内壁と回転カッ
プ2の外周面部との間には上部クリアランス46が形成
されている。この上部クリアランス46は、排液孔52
Aを通って放出される液の下方への流れをよくするため
に、過度に狭くしすぎないようにするほうが好ましい。
【0038】下部スペース45は、ドレンカップ50の
内壁、インナーリング55の外周壁およびボトム内壁5
0Aによって囲まれている。この下部スペース45はド
レン通路54を通って排出される液の下方への流れをよ
くするために、許される範囲でできるだけ十分に大きく
するほうが望ましい。
【0039】インナーリング55は排気通路58の開口
部を覆っており、このインナーリング55とドレンカッ
プ50の丘部56Aとの間に排気案内通路56が形成さ
れている。
【0040】なお、ドレン通路54の開口部は、排気通
路58の開口部よりも低いところに位置している。換言
すれば、ドレンカップ50の底面部には丘部56Aが形
成され、この丘部56Aはボトム内壁50Aよりも高い
ところに位置している。さらに換言すれば、排気案内通
路56はドレン通路54の開口部よりも高いところに位
置している。
【0041】図6に示すように、排気案内通路56の入
口(上流側開口)にはフィルタ62が設けられている。
排気通路58へ導かれるミストはフィルタ62によって
気液分離され、分離された液分はドレン通路54のほう
へ排出される一方で、分離されたガス分は排気通路58
のほうへ排出されるようになっている。なお、フィルタ
62にはステンレス鋼のような耐食性ワイヤを網目状に
配したもの、パンチングメタル、樹脂等の繊維を編んだ
ものを用いることが好ましい。この実施の形態ではオー
ステナイト系ステンレス鋼製の金網を用いている。
【0042】図6に示すように、ドレンカップ50の丘
部56Aにはリング状の第1のノズル64Aおよび堰部
材(気液分離部材)60Aが設けられている。第1のノ
ズル64Aは配管98aを介して、図1に示したクリー
ニング液供給源98に連通している。クリーニング液供
給源98にはクリーニング液としての例えばシンナーな
どの溶剤が収容されている。第1のノズル64Aの噴射
口は排気案内通路56の入口側に向けられており、第1
のノズル64Aからはフィルタ62およびインナーリン
グ55の内壁に向けてクリーニング液が噴射されるよう
になっている。堰部材60Aは、丘部56Aの適所に設
けられ、ミスト気流を衝突させて凝縮液化させるととも
に、丘部56Aに乗り上げて堆積しようとする液分をこ
こでせき止める役割をもっている。
【0043】さらに、インナーリング55の上面と回転
カップ底部2Dの下面との間にクリアランス47が形成
されているが、このクリアランス47内においてインナ
ーリング55の上面にも廃液が乗り上げて堆積する。こ
のため、クリアランス47内にもリング状の第2のノズ
ル64Bおよび堰部材60Bを設けている。第2のノズ
ル64Bは配管98bを介してクリーニング液供給源9
8に連通している。第2のノズル64Bの噴射口はドレ
ンカップ50の垂直内壁およびインナーリング55の外
面に向けられている。
【0044】図7〜11は種々の変形例の装置を示した
ものである。
【0045】図7に示すように、気液分離部材としてリ
ング状に配されたパイプ60Cを丘部56Aの上に設け
てもよい。また、図8に示すように、気液分離部材とし
て1つのフィルタ62を単独で排気案内通路56の入口
に設けてもよい。また、図9に示すように、2重のフィ
ルタ62A、62Bを排気案内通路56の入口に設ける
とともに、気液分離部材として2重の堰部材60C’、
60D’を丘部56Aの上に設けてもよい。また図示は
しないが、気液分離部材として二重にリング状に配され
たパイプ60C、60Dを丘部56Aの上に設けてもよ
い。但し、パイプ60C、60Dを設けた場合に比べ
て、図9に示すように2重の堰部材60C’、60D’
を設けた場合の方が気液分離効果が高いと考えられる。
【0046】ところで、上記の装置を長期間にわたり使
用すると、フィルタ62に付着したレジストが乾燥固化
し、フィルタ62に目詰まりを生じて、排気効率が低下
することがある。そこで、図10に示すように、ノズル
264を排気案内通路56のなかで丘部56Aから浮か
せてサポート66で支持し、ノズル264から噴射され
るクリーニング液がフィルタ62に直接かかるようにす
る。これによりフィルタ62の目詰まりが解消され、所
望の排気効率が得られる。
【0047】フィルタ洗浄用ノズル264を起動させる
タイミングとしては、所定の使用時間経過毎に、または
所定ロットの処理前や終了毎に定期的に起動させること
が好ましい。あるいは、図2に示すように、排気通路5
8に排気量センサ99を設置し、排気量をオンラインで
計測するようにしてもよい。センサ99よる計測排気量
が低下した場合に、自動的に洗浄ノズル64A等を起動
させるようにしてもよい。
【0048】さらに、図10に示すように、ダクト20
0の直径を大きくして排気通路58を拡張すると、排気
効率が上昇する。またさらに、第1の堰部材60Eをノ
ズル264の後方(下流側)に設けると、丘部56Aへ
の乗り上げた液分の排気通路58のほうへの侵入が防止
される。この第1の堰部材60Eは、配管65の端部を
折り曲げて形成されている。またさらに、第2の堰部材
60Fをクリアランス47に配置している。
【0049】図11に示すように、大型のダクト300
をドレンカップ350の外側に設け、排気通路56をさ
らに拡張してもよい。また、排気通路56内には第1お
よび第2のノズル364、365を設けてもよい。第1
のノズル364からはインナーリング355、垂直仕切
壁357およびフィルタ62のそれぞれにクリーニング
液が噴射されるようになっている。第2のノズル365
からはドレンカップ垂直壁357および天井内壁359
とにクリーニング液が噴射されるようになっている。さ
らに、第3のノズル360をクリアランス47に設け、
回転カップ底部2Dの下面およびインナーリング355
の上面に噴射口362からクリーニング液をそれぞれ噴
射するようにしてもよい。
【0050】図12、13に示すように、回転カップ底
部2Dとスピンチャック6とはロック機構10によって
互いに連結されている。回転カップ底部2Dの上面周縁
部には二つの凹所10Aが形成されている。一方、スピ
ンチャック6の下面には突起10Bが形成されている。
図13に示すように、突起10Bを各凹所10Aにそれ
ぞれはめ込むと、回転カップ2はスピンチャック6とと
もに完全に同期回転されるようになる。
【0051】図14に示すように、回転カップ底部2D
と上面の一部を盛り上げて1対の凸部10Cを形成し、
この1対の凸部10Cの相互間に設けられた凹溝10D
にスピンチャック6の突起10Eをはめ込むようにして
もよい。
【0052】また、図15に示すように、スピンチャッ
ク6のほうに凹溝10Gを形成するとともに、回転カッ
プ底部2Dのほうには突起10Fを形成し、この突起1
0Fを凹溝10Gにはめ込むようにしてもよい。
【0053】次に、図16〜19を参照しながら回転カ
ップとスピンチャックとを液密にシールするスピンチャ
ックシール機構について説明する。
【0054】スピンチャックシール機構にゴム系などの
軟質のOリングを用いると、長時間使用しているうちに
Oリングが変形したまま元の形状に復帰しなくなり、所
望のシール性が得られなくなるという問題がある。一
方、高剛性率のOリングを用いると、従来の昇降機構に
よる押圧力(例えば、8kg程度の荷重)ではOリング
が十分均一に変形しないので、高いシール性を得られな
い。
【0055】図16に示すように、Oリング108Bの
接触面108C、108Dが拡大するように、押圧力を
高めると、スピンチャック106や回転カップ102が
変形して、所望の平坦度が得られないという問題があ
る。
【0056】そこで、図17に示すように、回転カップ
2のほうの溝8Aを深くして、溝8Aのなかに二つのO
リング8B、8Cを重ねて配置すればよい。このように
すると、押圧力がダブルOリング8B、8Cの変形に分
散して作用し、高剛性率のOリングであっても十分変形
し良好なシール性を確保することができる。
【0057】また、図18に示すように、回転カップ2
のほうの溝8Aをさらに深くして、溝8Aのなかに3つ
のOリング8B、8C、8Dを重ねて配置してもよい。
【0058】さらに、図19に示すように、中空のOリ
ング8Eを溝8Aのなかに挿入配置してもよい。
【0059】その他、図示の実施の形態では、図10、
12に示すようにドレンカップ250、350のそれぞ
れにも外蓋4Aが被せられるようになっている。この外
蓋4Aは昇降機構のアーム(図示せず)によって昇降可
能に支持されている。
【0060】次に、上記のように構成されたレジスト塗
布装置の動作について説明する。
【0061】先ず図4に示すように、蓋4を上昇させて
回転カップ2から離しておき、スピンチャック6を上昇
させ、メインアーム74からスピンチャック6に基板S
を受け渡す。スピンチャック6は基板Sを吸着保持す
る。続いてスピンチャック6を降下させ、スピンチャッ
ク6を回転カップ2の底部にロック機構10を介して連
結する。このとき、シール機構8によりスピンチャック
6および回転カップ2の両者は液密にシールされる。図
5に示すように、上方ノズル36からレジスト液Rを基
板Sの中央部に所定量滴下する。
【0062】モータ24を起動させ、回転カラー2Cと
昇降軸14とを同じ回転速度で回転させる。なお、ロッ
ク機構10によって回転カップ2とスピンチャック6と
が連結固定されているので、回転カップ2とスピンチャ
ック6は同期回転し、両者間に回転速度のズレが生じな
い。
【0063】基板Sから遠心分離された塗布液は、回転
カップ2の底部外縁および側部に設けられた排液孔52
A、52Bを介してドレンカップ50内に排出される。
そして、ドレンカップ50の底部に設けられたドレン孔
54より外部に排出される。同時に排気通路58を介し
てドレンカップ50内の排気も行われるが、排気中に含
まれるミスト状の液はフィルタ62および堰部材60に
よって捕捉または停止され、再凝縮されてドレン孔54
より排出される。また、フィルタ62が目詰まりを生じ
た場合には、ノズル64より洗浄液をフィルタ62に噴
射する。
【0064】上記実施形態ではLCD用基板のレジスト
処理システムに本発明のレジスト塗布装置を組み込んだ
場合について説明したが、本発明のレジスト塗布液装置
は単独の装置としても使用することができる。とくに、
回転カップ2とスピンチャック6の回転機構について2
系統のベルト駆動式のものを示したが、本発明はかかる
駆動形式に限定されず、各種駆動方式に対応可能であ
り、いずれの場合であっても、回転カップとスピンチャ
ック6とをロックすることにより効果的に回転ズレを防
止することができる。さらに上記実施形態ではLCD用
ガラス基板にレジスト液を塗布する装置を例に挙げて説
明したが、本発明は、半導体ウェハなどの他の基板に対
して塗布液を塗布する装置にも用いることができる。
【0065】
【発明の効果】本発明の第1の観点によれば、ドレンカ
ップ内のミスト状の廃物は気液分離部材により、凝縮液
化され、ドレン通路を介して排出される。また、気液分
離部材としてフィルタを用いた場合は、洗浄用ノズルか
らクリーニング液を噴射することにより、凝縮し固化し
たレジストによるフィルタの目詰まりを解消することが
できる。
【0066】本発明の第2の観点によれば、回転カップ
とスピンチャックとの間にロック機構を設けているの
で、回転カップとスピンチャックとの間の回転ズレを有
効に防止することができる。
【0067】本発明の第3の観点によれば、複数のシー
ル部材を軸方向に重ねているので、硬度の高いシール部
材であっても、比較的弱い押圧力で回転カップとスピン
チャックとの間のシール性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】LCD用基板をレジスト処理するためのレジス
ト処理システムを示す全体概要斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るレジスト塗布装置を示
す断面ブロック図である。
【図3】LCD用ガラス基板を保持したメインアームお
よびスピンチャックを示す斜視図である。
【図4】レジスト塗布装置の動作を説明するために装置
の一部を切り欠いて示す部分断面図である。
【図5】レジスト塗布装置の動作を説明するために装置
の一部を切り欠いて示す部分断面図である。
【図6】ドレンカップおよび回転カップの一部をそれぞ
れ切り欠いて示す拡大断面模式図である。
【図7】他のドレンカップおよび回転カップの一部をそ
れぞれ切り欠いて示す拡大断面模式図である。
【図8】他のドレンカップおよび回転カップの一部をそ
れぞれ切り欠いて示す拡大断面模式図である。
【図9】他のドレンカップおよび回転カップの一部をそ
れぞれ切り欠いて示す拡大断面模式図である。
【図10】他のドレンカップおよび回転カップの一部を
それぞれ切り欠いて示す拡大断面図である。
【図11】他のドレンカップおよび回転カップの一部を
それぞれ切り欠いて示す拡大断面図である。
【図12】ロック機構を備えたスピンチャックおよび回
転カップを示す分解斜視図である。
【図13】回転カップをスピンチャックに連結するロッ
ク機構を示す拡大断面図である。
【図14】回転カップをスピンチャックに連結する他の
ロック機構を示す拡大断面図である。
【図15】回転カップをスピンチャックに連結する他の
ロック機構を示す拡大断面図である。
【図16】従来のスピンチャックシール部を示す拡大断
面図である。
【図17】実施の形態に係るスピンチャックシール部を
示す拡大断面図である。
【図18】他の実施形態に係るスピンチャックシール部
を示す拡大断面図である。
【図19】他の実施形態に係るスピンチャックシール部
を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
S 基板 2 回転カップ 6 スピンチャック 50 ドレンカップと、 54 ドレイン通路と、 58 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穴井 徳行 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能に設けられ、受け取った基板を
    保持し、基板とともにスピン回転するスピンチャック
    と、 前記スピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレ
    ジスト液供給手段と、 前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピンチ
    ャックと連動して回転し、基板から遠心分離されるレジ
    スト液を受ける回転カップと、 前記回転カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内か
    ら放出される廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペ
    ースを有するドレンカップと、 前記集合スペースに開口する排液口を有し、この排液口
    を介して前記集合スペースに集められた廃物のうち液分
    を排出する排液通路と、 前記集合スペースに連通する排気口を有し、この排気口
    を介して前記集合スペースに集められた廃物のうちガス
    分を排気する排気通路と、 前記ガス分を前記集合スペースから前記排気通路の方に
    案内するために、少なくとも前記排液口よりも高い位置
    に設けられた排気案内通路と、 前記排気案内通路内に設けられ、前記ガス分を伴なう気
    流が衝突すると、これに含まれる液分を凝縮させ、液分
    が前記排気通路の方へ行くことを阻止する気液分離部材
    とを具備するレジスト塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記気液分離部材は、 排気案内通路のうち水平な部分を規定する内壁の下側に
    設けられたリング状に配された堰部材、 排気案内通路のうち水平な部分を規定する内壁の下側に
    設けられたリング状に配されたパイプ部材、 排気案内通路の入口側に設けられたフィルタ、の内の何
    れか、もしくはそれらの任意の組合わせである請求項1
    のレジスト塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記気液分離部材としてのフィルタに向
    けてクリーニング液を噴射するノズル手段を備えている
    請求項2のレジスト塗布装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記排気案内通路を規定する内
    壁に向けてクリーニング液を噴射するノズル手段を備え
    ている請求項1、2または3の何れかのレジスト塗布装
    置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記集合スペースを取り囲む内
    壁に向けてクリーニング液を噴射するノズル手段を備え
    ている請求項1、2、3または4の何れかのレジスト塗
    布装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記回転カップの下面に向けて
    クリーニング液を噴射するノズル手段を備えている請求
    項1、2、3、4または5の何れかのレジスト塗布装
    置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記排気案内通路を規定する上
    部壁と前記回転カップの下面との間に形成されたクリア
    ランスに設けられたリング状の堰部材を有する請求項
    1、2、3、4、5または6の何れかのレジスト塗布装
    置。
  8. 【請求項8】 昇降可能に設けられ、受け取った基板を
    保持し、基板とともにスピン回転するスピンチャック
    と、 前記スピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレ
    ジスト液供給手段と、 前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピンチ
    ャックと連動して回転され、基板から遠心分離されるレ
    ジスト液を受ける回転カップと、 前記回転カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内か
    ら放出される廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペ
    ースを有するドレンカップと、 前記集合スペースに開口する排液口を有し、この排液口
    を介して前記集合スペースに集められた廃物のうち液分
    を排出する排液通路と、 前記集合スペースに連通する排気口を有し、この排気口
    を介して前記集合スペースに集められた廃物のうちガス
    分を排気する排気通路と、 前記回転カップと前記スピンチャックとが互いに動き回
    らないようにロックするロック機構とを具備するレジス
    ト塗布装置。
  9. 【請求項9】 昇降可能に設けられ、受け取った基板を
    保持し、基板とともにスピン回転するスピンチャック
    と、 前記スピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレ
    ジスト液供給手段と、 前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピンチ
    ャックと連動して回転され、基板から遠心分離されるレ
    ジスト液を受ける回転カップと、 前記回転カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内か
    ら放出される廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペ
    ースを有するドレンカップと、 前記集合スペースに開口する排液口を有し、この排液口
    を介して前記集合スペースに集められた廃物のうち液分
    を排出する排液通路と、 前記集合スペースに連通する排気口を有し、この排気口
    を介して前記集合スペースに集められた廃物のうちガス
    分を排気する排気通路と、 前記回転カップと前記スピンチャックとの間に挿入され
    たシール手段と、を具備し、 前記シール手段は、 前記回転カップおよび前記スピンチャックのうち少なく
    とも一方に形成された溝部と、この溝部のなかに積み重
    ねられた複数のOリング部材とを備えているレジスト塗
    布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007335758A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Tokyo Electron Ltd 液処理装置および液処理方法
JP2009038082A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
CN108745803A (zh) * 2018-08-07 2018-11-06 湖南普照信息材料有限公司 一种涂胶台

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