JP3648329B2 - レジスト塗布装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶表示ディスプレイ(LCD)用ガラス基板や半導体ウェハのような基板にレジストを塗布するレジスト塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
LCDの製造工程においては、半導体デバイスの製造工程と同様のフォトリソグラフィ技術を用いて、ガラス基板の上にITO(Indium Tin Oxide)の薄膜電極や回路パターンを形成している。この形成は、先ずガラス基板を洗浄し、アドヒージョン処理し、冷却し、基板上にレジストを塗布することにより行われる。そして、この塗布したレジストをベーキングし、露光し、露光レジストに現像液をかけて現像し、リンスし、乾燥させている。
【0003】
レジストを塗布する工程には、通常、スピンコータが用いられる。スピンコータでは、スピンチャック上に基板を載置し、これを回転させながら上方の供給管から基板の上にレジスト液を滴下している。スピンチャックおよび基板は、回転カップとドレンカップによって周囲を取り囲まれている。このため、基板から遠心分離されるレジスト液は、回転カップとドレンカップによって受けられ、ドレンカップの排液通路を介して外部に排出されるので、周囲を汚染しない。また、ドレンカップには排液通路の他に排気通路が設けられている。この排気通路の排気口は排液通路の排液口よりも高い位置に設けられ、ミスト状の排液が排気口の方に回り込みにくくしている。
【0004】
さらに、回転カップの底面の開口部はスピンチャックシール部によって液密にシールされている。これにより下方の回転機構および昇降機構にレジスト液が付着せず、これらの機構の汚染が防止されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のスピンコータには次のような課題がある。即ち、第1に長期間にわたって使用するうちに、ミスト状の廃液が排液口と排気口との間の高くなっている部分に回り込み、これが排気口の近傍や回転カップの裏面に付着してこれらを汚染してしまう。
【0006】
第2に、スピンチャックの回転機構においては、回転カップとスピンチャックを一つのモータで回転駆動させているため本来は回転カップとスピンチャックとは同期して回転するはずであるが、一般にはベルト駆動であることが多いため実際は起動時などに両者間に回転ズレが生じてしまう。この両者間の回転ズレによって回転カップとスピンチャックとの間で擦れ合いを生じ、スピンチャックシール部が損傷を受ける。損傷したスピンチャックシール部から液漏れを生じると、下方の回転機構や昇降機構がレジスト液で汚染される。また、スピンチャックシール部が摩耗することによってパーティクルが発生し、これがレジスト膜に付着するという問題もある。
【0007】
第3に、図16に示すように、従来のスピンチャックシール部108においては、回転カップ102の溝108AのなかにOリング108Bを挿入し、これをスピンチャック106で押さえつけることにより両部材102、106間をシールしている。しかし、高いシール性を得るためには昇降機構の駆動力を増大させる必要があり、装置が大型化するという問題がある。とくに、パーフロロ(弗化エチレン系樹脂)製のOリング108Bは他のゴム系材料よりも硬いので、Oリング108Bに大きな押圧力を掛けないと高いシール性が発揮されない。
【0008】
本発明の目的とするところは、ドレンカップ内のミスト状の液分が排気口のほうに回り込むのを有効に防止することができるとともに、長期間の使用中に生じたドレンカップ内の汚れを有効に除去することができるレジスト塗布装置を提供することにある。
【0009】
また、本発明の目的とするところは、起動時に回転カップとスピンチャックとの回転ズレを有効に防止することができるレジスト塗布装置を提供することにある。
【0010】
さらに、本発明の目的とするところは、回転カップとスピンチャックとの間のシール部が高いシール性をもつレジスト塗布装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のレジスト塗布装置は、昇降可能に設けられ、受け取った基板を保持し、基板とともにスピン回転するスピンチャックと、前記スピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレジスト液供給手段と、前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピンチャックと連動して回転され、基板から遠心分離されるレジスト液を受ける回転カップと、この回転カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内から放出される廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペースを有するドレンカップと、この集合スペースに開口する排液口を有し、この排液口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうち液分を排出する排液通路と、前記集合スペースに連通する排気口を有し、この排気口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうちガス分を排気する排気通路と、前記ガス分を前記集合スペースから前記排気通路のほうに案内するために、少なくとも前記排液口よりも高い位置に設けられた排気案内通路と、この排気案内通路内に設けられ、前記ガス分を伴なう気流が衝突すると、これに含まれる液分を凝縮させ、液分が前記排気通路の方へ行くことを阻止するフィルタと,前記フィルタに向けてクリーニング液を噴射するノズル手段と,前記排気通路の排気量を計測するセンサと,前記センサによる計測排気量が低下した場合に前記ノズル手段を起動させクリーニング液を噴射させる制御部と,を具備することを特徴とする。
【0012】
ドレンカップの集合スペースに集められた廃物は、レジストおよびその溶剤の他に微小パーティクルやアルカリイオン等の異物をも含むものである。このような廃物中に含まれる液分の大部分はドレン通路を通って排出されるが、その一部はミスト状となって排気通路のほうへ侵入する。しかし、ミスト状の液分は、排気案内通路内で気液分離部材に衝突し、凝縮液化し、ここで侵入が阻止される。
【0013】
ここで、前記レジスト塗布装置は,排気案内通路のうち水平な部分を規定する内壁の下側に設けられたリング状に配された堰部材、排気案内通路のうち水平な部分を規定する内壁の下側に設けられたリング状に配されたパイプ部材、の内の何れか、もしくはそれらの任意の組合わせの気液分離部材をさらに備えていてもよい。前記気液分離部材は,前記堰部材であり,前記排気案内通路において,前記フィルタは,前記堰部材よりも上流側に設けられていてもよい。また、前記排気案内通路を規定する内壁に向けてクリーニング液を噴射するノズル手段、前記集合スペースを取り囲む内壁に向けてクリーニング液を噴射するノズル手段、前記回転カップの下面に向けてクリーニング液を噴射するノズル手段、などを備えても良い。さらにまた、前記排気案内通路を規定する上部壁と前記回転カップの下面との間に形成されたクリアランスに設けられたリング状の堰部材を有することもできる。
さらに,レジスト塗布装置は,前記回転カップと前記スピンチャックとの間に挿入されたシール手段をさらに具備し,前記シール手段は,前記回転カップおよび前記スピンチャックのうち少なくとも一方に形成された溝部と、この溝部のなかに積み重ねられた複数のOリング部材とを備えていてもよい。前記Oリング部材は,弗化エチレン系樹脂製であってもよい。また,レジスト塗布装置は,前記回転カップと前記スピンチャックとが互いに動き回らないようにロックするロック機構を備えていてもよい。
【0014】
なお、前記排気案内通路および排気通路は、ドレンカップの内方に設けても良く、ドレンカップの外方に設けても良い。また、前記クリーニング液は、少なくともレジスト液中の溶剤を成分として含んでいることが好ましい。
【0015】
また、本発明のレジスト塗布装置は、昇降可能に設けられ、受け取った基板を保持し、基板とともにスピン回転するスピンチャックと、前記スピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレジスト液供給手段と、前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピンチャックと連動して回転され、基板から遠心分離されるレジスト液を受ける回転カップと、前記回転カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内から放出される廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペースを有するドレンカップと、前記集合スペースに開口する排液口を有し、この排液口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうち液分を排出する排液通路と、前記集合スペースに連通する排気口を有し、この排気口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうちガス分を排気する排気通路と、前記回転カップと前記スピンチャックとが互いに動き回らないようにロックするロック機構とを具備する。
【0016】
この発明によれば、回転カップとスピンチャックとの間にロック機構を設け、両者を連結して完全同期回転させているので、回転カップとスピンチャックとの間の回転ズレが防止される。
【0017】
そしてまた、本発明のレジスト塗布装置は、昇降可能に設けられ、受け取った基板を保持し、基板とともにスピン回転するスピンチャックと、前記スピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレジスト液供給手段と、前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピンチャックと連動して回転され、基板から遠心分離されるレジスト液を受ける回転カップと、前記回転カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内から放出される廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペースを有するドレンカップと、前記集合スペースに開口する排液口を有し、この排液口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうち液分を排出する排液通路と、前記集合スペースに連通する排気口を有し、この排気口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうちガス分を排気する排気通路と、前記回転カップと前記スピンチャックとの間に挿入されたシール手段と、を具備し、前記シール手段は、前記回転カップおよび前記スピンチャックのうち少なくとも一方に形成された溝部と、この溝部のなかに積み重ねられた複数のOリング部材とを備えている。
【0018】
この発明によれば、シール手段として複数段重ねたOリング部材を回転カップとスピンチャックとの間に挿入するので、硬度の高いOリング部材であっても、小さい押圧力で十分なシール性が確保される。なお,前記Oリング部材は,弗化エチレン系樹脂製であってもよい。
参考例として,昇降可能に設けられ、受け取った基板を保持し,基板とともにスピン回転するスピンチャックと,前記スピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレジスト液供給手段と,前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピンチャックと連動して回転され、基板から遠心分離されるレジスト液を受ける回転カップと,前記回転カップと蓋とで形成される処理スペースと,少なくとも前記回転カップの外周面部又は底部周縁部のいずれか一方に形成され,前記基板からのレジスト液を前記処理スペース内から放出するための排液孔と,前記処理スペース内から放出される廃物が集まる集合スペースと,前記集合スペースに集められた廃物のうち液分を排出する排液通路と,前記集合スペースに集められた廃物のうちガス分を排気通路の方に案内するための排気案内通路と,前記排気案内通路内に設けられ,前記排気案内通路の入り口側に向けてクリーニング液を噴出するノズル手段と,を具備することを特徴とするレジスト塗布装置が提供される。
また,当該レジスト塗布装置は,前記排気通路からの排気量を計測するセンサを具備していてもよい。
さらに,前記レジスト塗布装置は,前記回転カップの下面に向けてクリーニング液を噴出するノズル手段を具備していてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しながら本発明の好ましい実施の形態について説明する。
【0020】
図1に示すように、レジスト処理システムは、ロード/アンロード部(イ)と、二つのプロセス部(ロ)、(ハ)と、二つのインターフェース部(ニ)、(ホ)とを備えている。ロード/アンロード部(イ)にはカセットステージ71が設けられ、複数個のカセットC1、C2がカセットステージ71の上に載置されるようになっている。カセットC1には複数枚の未処理のガラス基板Sが収納され、カセットC2には複数枚の処理済みのガラス基板Sが収納されている。また、ロード/アンロード部(イ)には基板Sを搬入または搬出するための搬出入ピンセット72が設けられている。
【0021】
第1のプロセス部(ロ)はブラシ洗浄ユニット81、ジェット水洗ユニット82、二つのレジスト塗布ユニット83、アドヒージョンユニット84および冷却ユニット85を備えている。また、第1プロセス部(ロ)の中央通路にはメインアーム74が走行可能に設けられている。
【0022】
第2のプロセス部(ハ)は受渡し台75を備えた第1のインターフェース部(ニ)によって第1プロセス部(ロ)に連結されている。第2プロセス部(ハ)は、複数の加熱ユニット86および二つの現像ユニット87を備えている。この第2プロセス部(ハ)の中央通路にもメインアーム74が走行可能に設けられている。
【0023】
さらに、第2インターフェース部(ホ)によって第2のプロセス部(ハ)は露光装置93に連結されている。この第2インターフェース部(ホ)は、基板9を搬入または搬出するための搬出入ピンセット91および受渡し台92を備えている。
【0024】
図2に示すようなレジスト塗布装置が、各レジスト塗布ユニット83内にそれぞれ設けられている。レジスト塗布装置は、スピンチャック6と、回転カップ2と、ドレンカップ50と、排液部96と、排気部97と、クリーニング液供給源98と、制御部95とを備えている。制御部95の出力側はスピンチャック6の回転駆動部24および昇降駆動部12、排気部97の駆動部、クリーニング液供給源98の駆動部にそれぞれ接続されており、これらの駆動部は制御部95によってそれぞれ制御されるようになっている。
【0025】
ドレンカップ50のドレン通路54は排液部96の配管に連通されている。また、ドレンカップ50の排気通路58は排気部97のダクトに連通されている。また、各ノズル64A、64Bにはクリーニング液供給源98の配管98aがそれぞれ接続されている。
【0026】
回転カップ2は駆動機構によって垂直軸14まわりに回転可能に支持されている。一方、スピンチャック6は駆動機構によって垂直軸14まわりに回転可能に、かつ昇降可能に支持されている。回転カップ2の下部は回転カラー2Cによって形成されている。スピンチャック6の垂直軸14は、この回転カラー2Cの中を通って、その下端部が昇降機構部12に連結されている。なお、昇降機構部12はエアシリンダを含む機構である。
【0027】
スピンチャック6の上面部に開口する真空排気通路(図示せず)を備えており、
基板Sを吸着保持する機能を有している。スピンチャック6の真空排気通路は垂直軸14内に形成され、外部の真空ポンプ(図示せず)の吸い込み口に連通している。
【0028】
図3に示すように、基板Sは、メインアーム74によってレジスト塗布ユニット83の内部に搬入され、さらに上昇したスピンチャック6の上に移載されるようになっている。
【0029】
図2に示すように、スピンチャック6の下面側には開口部2Bが形成されており、この開口部2Bの周囲を囲むようにして回転カラー2Cが設けられている。また、回転カップ2には蓋4が被せられ、スピンチャック6の上面側に形成された処理スペース2Aが蓋4によって塞がれるようになっている。なおこの実施の形態では、回転カップ2と蓋4は一体として回転する回転容器をなすものである。
【0030】
図4に示すように、蓋4は昇降機構40のアーム42によって昇降可能に支持されている。この蓋4を回転カップ2に被せることによって、基板Sにレジスト液を塗布するための処理スペース2Aが形成されている。
【0031】
図2および図5に示すように、蓋4の中心部にはノズル36が取り付けられている。このノズル36は希釈液(シンナー)供給源(図示せず)やレジスト液供給源(図示せず)などに連通しており、スピンチャック6上の基板Sに希釈液やレジスト液を噴射することができるようになっている。なお、ノズル36の一部は、先に図4に示した昇降アーム42に固定されている。
【0032】
垂直軸14は、スプライン軸受16、従動プーリ18、駆動ベルト20を介して駆動プーリ22に連結されており、スピンモータ24によって回転駆動力を付与されるようになっている。同様に、回転カラー2Cは、従動プーリ26、駆動ベルト28を介して共通の駆動プーリ30に連結されている。さらに、駆動プーリ22と駆動プーリ30とは共通軸32に配されており、共通のスピンモータ24によって回転駆動力を付与されるようになっている。このため、スピンチャック6と回転カップ2とは同期して回転しうるようになっている。
【0033】
さらに回転カップ2の底部2Dの上面とスピンチャック6の下面との間にはシール機構8が設けられ、このシール機構8によって、スピンチャック6の周囲の気流乱れを防止でき、均一なレジスト膜厚を得ることができる。
【0034】
次に、図6〜11を参照しながら回転カップ2およびドレンカップ50について詳しく説明する。
【0035】
回転カップ2はスピンチャック6上の基板Sを取り囲むように設けられている。さらにドレンカップ50は回転カップ2を取り囲むように設けられている。このドレンカップ50は固定部材(図示せず)に固定されている。
【0036】
なお、回転カップ2の外周面部には多数の排液孔52Aを形成しても良い。そうすれば、基板Sから遠心分離されたレジスト液が排液孔52Aを通って処理スペース2A内から放出されるようになる。また同様に、回転カップ2の底部周縁部にも多数の排液孔52Bを形成しても良い。そうすれば、基板Sから遠心分離されたレジスト液が排液孔52Bを通って処理スペース2A内から放出されるようになる。これらの排液孔52A、52Bを介して処理スペース2A内から放出された廃物は、下部スペース45に集められ、ドレン通路54を介してドレンカップ50から排出される。なお、この廃物にはレジストおよび溶剤の他に微量のパーティクルやアルカリイオン等の異物が含まれている。また、排液孔52A、52Bの形状は、必ずしも真円でなくともよく、横長またはスリット状としてもよい。
【0037】
また、ドレンカップ50の内壁と回転カップ2の外周面部との間には上部クリアランス46が形成されている。この上部クリアランス46は、排液孔52Aを通って放出される液の下方への流れをよくするために、過度に狭くしすぎないようにするほうが好ましい。
【0038】
下部スペース45は、ドレンカップ50の内壁、インナーリング55の外周壁およびボトム内壁50Aによって囲まれている。この下部スペース45はドレン通路54を通って排出される液の下方への流れをよくするために、許される範囲でできるだけ十分に大きくするほうが望ましい。
【0039】
インナーリング55は排気通路58の開口部を覆っており、このインナーリング55とドレンカップ50の丘部56Aとの間に排気案内通路56が形成されている。
【0040】
なお、ドレン通路54の開口部は、排気通路58の開口部よりも低いところに位置している。換言すれば、ドレンカップ50の底面部には丘部56Aが形成され、この丘部56Aはボトム内壁50Aよりも高いところに位置している。さらに換言すれば、排気案内通路56はドレン通路54の開口部よりも高いところに位置している。
【0041】
図6に示すように、排気案内通路56の入口(上流側開口)にはフィルタ62が設けられている。排気通路58へ導かれるミストはフィルタ62によって気液分離され、分離された液分はドレン通路54のほうへ排出される一方で、分離されたガス分は排気通路58のほうへ排出されるようになっている。なお、フィルタ62にはステンレス鋼のような耐食性ワイヤを網目状に配したもの、パンチングメタル、樹脂等の繊維を編んだものを用いることが好ましい。この実施の形態ではオーステナイト系ステンレス鋼製の金網を用いている。
【0042】
図6に示すように、ドレンカップ50の丘部56Aにはリング状の第1のノズル64Aおよび堰部材(気液分離部材)60Aが設けられている。第1のノズル64Aは配管98aを介して、図1に示したクリーニング液供給源98に連通している。クリーニング液供給源98にはクリーニング液としての例えばシンナーなどの溶剤が収容されている。第1のノズル64Aの噴射口は排気案内通路56の入口側に向けられており、第1のノズル64Aからはフィルタ62およびインナーリング55の内壁に向けてクリーニング液が噴射されるようになっている。堰部材60Aは、丘部56Aの適所に設けられ、ミスト気流を衝突させて凝縮液化させるとともに、丘部56Aに乗り上げて堆積しようとする液分をここでせき止める役割をもっている。
【0043】
さらに、インナーリング55の上面と回転カップ底部2Dの下面との間にクリアランス47が形成されているが、このクリアランス47内においてインナーリング55の上面にも廃液が乗り上げて堆積する。このため、クリアランス47内にもリング状の第2のノズル64Bおよび堰部材60Bを設けている。第2のノズル64Bは配管98bを介してクリーニング液供給源98に連通している。第2のノズル64Bの噴射口はドレンカップ50の垂直内壁およびインナーリング55の外面に向けられている。
【0044】
図7〜11は種々の変形例の装置を示したものである。
【0045】
図7に示すように、気液分離部材としてリング状に配されたパイプ60Cを丘部56Aの上に設けてもよい。また、図8に示すように、気液分離部材として1つのフィルタ62を単独で排気案内通路56の入口に設けてもよい。また、図9に示すように、2重のフィルタ62A、62Bを排気案内通路56の入口に設けるとともに、気液分離部材として2重の堰部材60C’、60D’を丘部56Aの上に設けてもよい。また図示はしないが、気液分離部材として二重にリング状に配されたパイプ60C、60Dを丘部56Aの上に設けてもよい。但し、パイプ60C、60Dを設けた場合に比べて、図9に示すように2重の堰部材60C’、60D’を設けた場合の方が気液分離効果が高いと考えられる。
【0046】
ところで、上記の装置を長期間にわたり使用すると、フィルタ62に付着したレジストが乾燥固化し、フィルタ62に目詰まりを生じて、排気効率が低下することがある。そこで、図10に示すように、ノズル264を排気案内通路56のなかで丘部56Aから浮かせてサポート66で支持し、ノズル264から噴射されるクリーニング液がフィルタ62に直接かかるようにする。これによりフィルタ62の目詰まりが解消され、所望の排気効率が得られる。
【0047】
フィルタ洗浄用ノズル264を起動させるタイミングとしては、所定の使用時間経過毎に、または所定ロットの処理前や終了毎に定期的に起動させることが好ましい。あるいは、図2に示すように、排気通路58に排気量センサ99を設置し、排気量をオンラインで計測するようにしてもよい。センサ99よる計測排気量が低下した場合に、自動的に洗浄ノズル64A等を起動させるようにしてもよい。
【0048】
さらに、図10に示すように、ダクト200の直径を大きくして排気通路58を拡張すると、排気効率が上昇する。またさらに、第1の堰部材60Eをノズル264の後方(下流側)に設けると、丘部56Aへの乗り上げた液分の排気通路58のほうへの侵入が防止される。この第1の堰部材60Eは、配管65の端部を折り曲げて形成されている。またさらに、第2の堰部材60Fをクリアランス47に配置している。
【0049】
図11に示すように、大型のダクト300をドレンカップ350の外側に設け、排気通路58をさらに拡張してもよい。また、排気案内通路56内には第1および第2のノズル364、365を設けてもよい。第1のノズル364からはインナーリング355及び垂直仕切壁358のそれぞれにクリーニング液が噴射されるようになっている。第2のノズル365からはドレンカップ垂直壁357天井内壁359及びフィルタ62にクリーニング液が噴射されるようになっている。さらに、第3のノズル360をクリアランス47に設け、回転カップ底部2Dの下面およびインナーリング355の上面に噴射口362からクリーニング液をそれぞれ噴射するようにしてもよい。
【0050】
図12、13に示すように、回転カップ底部2Dとスピンチャック6とはロック機構10によって互いに連結されている。回転カップ底部2Dの上面周縁部には二つの凹所10Aが形成されている。一方、スピンチャック6の下面には突起10Bが形成されている。図13に示すように、突起10Bを各凹所10Aにそれぞれはめ込むと、回転カップ2はスピンチャック6とともに完全に同期回転されるようになる。
【0051】
図14に示すように、回転カップ底部2Dと上面の一部を盛り上げて1対の凸部10Cを形成し、この1対の凸部10Cの相互間に設けられた凹溝10Dにスピンチャック6の突起10Eをはめ込むようにしてもよい。
【0052】
また、図15に示すように、スピンチャック6のほうに凹溝10Gを形成するとともに、回転カップ底部2Dのほうには突起10Fを形成し、この突起10Fを凹溝10Gにはめ込むようにしてもよい。
【0053】
次に、図16〜19を参照しながら回転カップとスピンチャックとを液密にシールするスピンチャックシール機構について説明する。
【0054】
スピンチャックシール機構にゴム系などの軟質のOリングを用いると、長時間使用しているうちにOリングが変形したまま元の形状に復帰しなくなり、所望のシール性が得られなくなるという問題がある。一方、高剛性率のOリングを用いると、従来の昇降機構による押圧力(例えば、8kg程度の荷重)ではOリングが十分均一に変形しないので、高いシール性を得られない。
【0055】
図16に示すように、Oリング108Bの接触面108C、108Dが拡大するように、押圧力を高めると、スピンチャック106や回転カップ102が変形して、所望の平坦度が得られないという問題がある。
【0056】
そこで、図17に示すように、回転カップ2のほうの溝8Aを深くして、溝8Aのなかに二つのOリング8B、8Cを重ねて配置すればよい。このようにすると、押圧力がダブルOリング8B、8Cの変形に分散して作用し、高剛性率のOリングであっても十分変形し良好なシール性を確保することができる。
【0057】
また、図18に示すように、回転カップ2のほうの溝8Aをさらに深くして、溝8Aのなかに3つのOリング8B、8C、8Dを重ねて配置してもよい。
【0058】
さらに、図19に示すように、中空のOリング8Eを溝8Aのなかに挿入配置してもよい。
【0059】
その他、図示の実施の形態では、図10、12に示すようにドレンカップ250、350のそれぞれにも外蓋4Aが被せられるようになっている。この外蓋4Aは昇降機構のアーム(図示せず)によって昇降可能に支持されている。
【0060】
次に、上記のように構成されたレジスト塗布装置の動作について説明する。
【0061】
先ず図4に示すように、蓋4を上昇させて回転カップ2から離しておき、スピンチャック6を上昇させ、メインアーム74からスピンチャック6に基板Sを受け渡す。スピンチャック6は基板Sを吸着保持する。続いてスピンチャック6を降下させ、スピンチャック6を回転カップ2の底部にロック機構10を介して連結する。このとき、シール機構8によりスピンチャック6および回転カップ2の両者は液密にシールされる。図5に示すように、上方ノズル36からレジスト液Rを基板Sの中央部に所定量滴下する。
【0062】
モータ24を起動させ、回転カラー2Cと昇降軸14とを同じ回転速度で回転させる。なお、ロック機構10によって回転カップ2とスピンチャック6とが連結固定されているので、回転カップ2とスピンチャック6は同期回転し、両者間に回転速度のズレが生じない。
【0063】
基板Sから遠心分離された塗布液は、回転カップ2の底部外縁および側部に設けられた排液孔52A、52Bを介してドレンカップ50内に排出される。そして、ドレンカップ50の底部に設けられたドレン孔54より外部に排出される。同時に排気通路58を介してドレンカップ50内の排気も行われるが、排気中に含まれるミスト状の液はフィルタ62および堰部材60によって捕捉または停止され、再凝縮されてドレン孔54より排出される。また、フィルタ62が目詰まりを生じた場合には、ノズル64より洗浄液をフィルタ62に噴射する。
【0064】
上記実施形態ではLCD用基板のレジスト処理システムに本発明のレジスト塗布装置を組み込んだ場合について説明したが、本発明のレジスト塗布液装置は単独の装置としても使用することができる。とくに、回転カップ2とスピンチャック6の回転機構について2系統のベルト駆動式のものを示したが、本発明はかかる駆動形式に限定されず、各種駆動方式に対応可能であり、いずれの場合であっても、回転カップとスピンチャック6とをロックすることにより効果的に回転ズレを防止することができる。さらに上記実施形態ではLCD用ガラス基板にレジスト液を塗布する装置を例に挙げて説明したが、本発明は、半導体ウェハなどの他の基板に対して塗布液を塗布する装置にも用いることができる。
【0065】
【発明の効果】
本発明の第1の観点によれば、ドレンカップ内のミスト状の廃物は気液分離部材により、凝縮液化され、ドレン通路を介して排出される。また、気液分離部材としてフィルタを用いた場合は、洗浄用ノズルからクリーニング液を噴射することにより、凝縮し固化したレジストによるフィルタの目詰まりを解消することができる。
【0066】
本発明の第2の観点によれば、回転カップとスピンチャックとの間にロック機構を設けているので、回転カップとスピンチャックとの間の回転ズレを有効に防止することができる。
【0067】
本発明の第3の観点によれば、複数のシール部材を軸方向に重ねているので、硬度の高いシール部材であっても、比較的弱い押圧力で回転カップとスピンチャックとの間のシール性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】LCD用基板をレジスト処理するためのレジスト処理システムを示す全体概要斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るレジスト塗布装置を示す断面ブロック図である。
【図3】LCD用ガラス基板を保持したメインアームおよびスピンチャックを示す斜視図である。
【図4】レジスト塗布装置の動作を説明するために装置の一部を切り欠いて示す部分断面図である。
【図5】レジスト塗布装置の動作を説明するために装置の一部を切り欠いて示す部分断面図である。
【図6】ドレンカップおよび回転カップの一部をそれぞれ切り欠いて示す拡大断面模式図である。
【図7】他のドレンカップおよび回転カップの一部をそれぞれ切り欠いて示す拡大断面模式図である。
【図8】他のドレンカップおよび回転カップの一部をそれぞれ切り欠いて示す拡大断面模式図である。
【図9】他のドレンカップおよび回転カップの一部をそれぞれ切り欠いて示す拡大断面模式図である。
【図10】他のドレンカップおよび回転カップの一部をそれぞれ切り欠いて示す拡大断面図である。
【図11】他のドレンカップおよび回転カップの一部をそれぞれ切り欠いて示す拡大断面図である。
【図12】ロック機構を備えたスピンチャックおよび回転カップを示す分解斜視図である。
【図13】回転カップをスピンチャックに連結するロック機構を示す拡大断面図である。
【図14】回転カップをスピンチャックに連結する他のロック機構を示す拡大断面図である。
【図15】回転カップをスピンチャックに連結する他のロック機構を示す拡大断面図である。
【図16】従来のスピンチャックシール部を示す拡大断面図である。
【図17】実施の形態に係るスピンチャックシール部を示す拡大断面図である。
【図18】他の実施形態に係るスピンチャックシール部を示す拡大断面図である。
【図19】他の実施形態に係るスピンチャックシール部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
S 基板
2 回転カップ
6 スピンチャック
50 ドレンカップと、
54 ドレイン通路と、
58 排気口

Claims (12)

  1. 昇降可能に設けられ、受け取った基板を保持し、基板とともにスピン回転するスピンチャックと、
    前記スピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレジスト液供給手段と、
    前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピンチャックと連動して回転し、基板から遠心分離されるレジスト液を受ける回転カップと、
    前記回転カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内から放出される廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペースを有するドレンカップと、
    前記集合スペースに開口する排液口を有し、この排液口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうち液分を排出する排液通路と、
    前記集合スペースに連通する排気口を有し、この排気口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうちガス分を排気する排気通路と、
    前記ガス分を前記集合スペースから前記排気通路の方に案内するために、少なくとも前記排液口よりも高い位置に設けられた排気案内通路と、
    前記排気案内通路内に設けられ、前記ガス分を伴なう気流が衝突すると、これに含まれる液分を凝縮させ、液分が前記排気通路の方へ行くことを阻止するフィルタと,
    前記フィルタに向けてクリーニング液を噴射するノズル手段と,
    前記排気通路の排気量を計測するセンサと,
    前記センサによる計測排気量が低下した場合に前記ノズル手段を起動させクリーニング液を噴射させる制御部と,を具備するレジスト塗布装置。
  2. 排気案内通路のうち水平な部分を規定する内壁の下側に設けられたリング状に配された堰部材、
    排気案内通路のうち水平な部分を規定する内壁の下側に設けられたリング状に配されたパイプ部材、
    の内の何れか、もしくはそれらの任意の組合わせからなる気液分離部材をさらに備えてることを特徴とする,請求項1のレジスト塗布装置。
  3. 前記気液分離部材は,前記堰部材であり,
    前記排気案内通路において,前記フィルタは,前記堰部材よりも上流側に設けられていることを特徴とする,請求項2に記載のレジスト塗布装置。
  4. さらに、前記排気案内通路を規定する内壁に向けてクリーニング液を噴射するノズル手段を備えている請求項1,2又は3に記載のレジスト塗布装置。
  5. さらに、前記集合スペースを取り囲む内壁に向けてクリーニング液を噴射するノズル手段を備えている請求項1,2,3又は4に記載のレジスト塗布装置。
  6. さらに、前記回転カップの下面に向けてクリーニング液を噴射するノズル手段を備えている請求項1,2,3,4又は5に記載のレジスト塗布装置。
  7. さらに、前記排気案内通路を規定する上部壁と前記回転カップの下面との間に形成されたクリアランスに設けられたリング状の堰部材を有する請求項1,2,3,4,5又は6に記載のレジスト塗布装置。
  8. 前記回転カップと前記スピンチャックとの間に挿入されたシール手段をさらに具備し,
    前記シール手段は,
    前記回転カップおよび前記スピンチャックのうち少なくとも一方に形成された溝部と、この溝部のなかに積み重ねられた複数のOリング部材とを備えていることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載のレジスト塗布装置。
  9. 前記Oリング部材は,弗化エチレン系樹脂製であることを特徴とする,請求項8に記載のレジスト塗布装置。
  10. さらに,前記回転カップと前記スピンチャックとが互いに動き回らないようにロックするロック機構を備えていることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9に記載のレジスト塗布装置。
  11. 昇降可能に設けられ、受け取った基板を保持し、基板とともにスピ ン回転するスピンチャックと、
    前記スピンチャック上の基板にレジスト液を供給するレジスト液供給手段と、
    前記スピンチャック上の基板を取り囲み、前記スピンチャックと連動して回転され、基板から遠心分離されるレジスト液を受ける回転カップと、
    前記回転カップの周囲に設けられ、前記回転カップ内から放出される廃物を受け、受けた廃物が集まる集合スペースを有するドレンカップと、
    前記集合スペースに開口する排液口を有し、この排液口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうち液分を排出する排液通路と、
    前記集合スペースに連通する排気口を有し、この排気口を介して前記集合スペースに集められた廃物のうちガス分を排気する排気通路と、
    前記回転カップと前記スピンチャックとの間に挿入されたシール手段と、
    を具備し、
    前記シール手段は、
    前記回転カップおよび前記スピンチャックのうち少なくとも一方に形成された溝部と、この溝部のなかに積み重ねられた複数のOリング部材とを備えているレジスト塗布装置。
  12. 前記Oリング部材は,弗化エチレン系樹脂製であることを特徴とする,請求項11に記載のレジスト塗布装置。
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