JPH093837A - 道路標識装置の清掃装置 - Google Patents

道路標識装置の清掃装置

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JPH093837A
JPH093837A JP7154456A JP15445695A JPH093837A JP H093837 A JPH093837 A JP H093837A JP 7154456 A JP7154456 A JP 7154456A JP 15445695 A JP15445695 A JP 15445695A JP H093837 A JPH093837 A JP H093837A
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JP
Japan
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shaped
pole
cap
cleaning
pin
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JP7154456A
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Kaoru Kuramoto
馨 倉本
Masahiro Marumoto
正洋 丸本
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KURAMOTO DORO KK
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KURAMOTO DORO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯状清掃部材が飛散しても、装置全体の交換
を必要としない道路標識装置の清掃装置を得ることにあ
る。 【構成】 ポールの頂部に固定されるキャップとポール
にそってのびかつポールの周方向にそって複数配置され
た帯状清掃部材とをもつが、帯状清掃部材はキャップか
ら分離されているとともに、キャップに着脱可能に保持
されている。 【効果】 一部の帯状清掃部材が摩耗あるいは飛散して
も、帯状清掃部材が装着されていたピン状部材にあらた
な帯状清掃部材を挿入することによって、本来の状態に
復帰し、従来の装置のように装置全体の交換を必要とし
ない。そして、ポールの汚れに応じて、帯状清掃部材の
数を調節することもでき、装置全体の交換を必要としな
いことと相俟って、清掃作業コストの低減をおこなえ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、道路標識装置の清掃
装置にかかわり、さらに詳しくは、道路標識装置のポー
ルにそってのびかつポールの周方向に複数配置された帯
状清掃部材を車輌の通過時に発生する風によって振らせ
てポールを清掃する装置の改良に関している。
【0002】
【従来の技術】この種の清掃装置は、たとえば日本道路
公団発行の日本道路公団技術情報、第121号、199
4年1月号に記載されているように、道路標識装置を構
成するポールの頂部に固定されるキャップと、ポールに
そってのびかつポールの周方向に複数配置された帯状清
掃部材とからなっている。清掃は、帯状清掃部材が通行
車輌の風圧によって振れ、ポール表面を擦り、ポールの
汚れを落すことによってなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような清掃装置
は、専用洗浄機などと比較して装置自体のコストが低
く、人手による清掃作業に比べて作業コストが低く、交
通規制の頻度も減らすことができる。しかし、設置環境
によっては、ポールを充分に清掃することができず、帯
状清掃部材が一本でも飛散すると、装置全体を交換しな
ければならない。
【0004】本発明の目的は、帯状清掃部材が飛散して
も、装置全体の交換を必要とすることなしに、もとの状
態に復帰させることができる、改良された道路標識装置
の清掃装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の道路標識装置の清掃装置はポールの頂部
に固定されるキャップとポールにそってのびかつポール
の周方向にそって複数配置された帯状清掃部材とをもつ
が、帯状清掃部材はキャップから分離されているととも
に、キャップに着脱可能に取り付けられている。
【0006】
【作用】ポールにたいする装着は、たとえばキャップを
ポールの頂部にはめ、帯状清掃部材をキャップに取り付
けることによってなされる。車輌が通過すると、帯状清
掃部材は風圧によって振れ、ポールを擦って、ポールの
汚れを落す。帯状清掃部材の一部が摩耗したり、飛散し
たりしても、摩耗あるいは飛散した帯状清掃部材が装着
されていた場所にあらたな帯状清掃部材を取り付けるこ
とによってもとの状態に復帰する。また、ポールは設置
場所などによって汚れかたが異なるが、汚れの度合に応
じて、帯状清掃部材の数の調節をおこなって、最適数の
帯状清掃部材でもってポールの清掃をおこなえる。
【0007】本発明の清掃装置において、ポールにたい
する帯状清掃部材の取り付けは、帯状清掃部材の一端に
ある孔と、キャップの周方向に帯をかん合させ、かつ抜
け出しを止めるキャップ上の複数のピン状部材とによっ
ておこなってもよい。ピン状部材は一部が密に配置され
ていてもよく、そうすることによって、複数の帯状清掃
部材をポールにおける汚れのひどい領域上に配置させ
て、この領域の清掃をさらに確実におこなわせることが
できる。また、帯状清掃部材はポールに対面する表面に
凸状払拭部を具備していてもよく、そうすることによっ
て、長手方向にそって配置され、かつ反射材を貼り付け
られた浅い環状溝あるいは環状の凹みを具備するポール
であっても、凸状払拭部が環状溝あるいは環状の凹みの
なかにはいり込み、かつ反射材を擦って、反射材の汚れ
を確実に落せる。さらに、各々の凸状払拭部が表面に多
数の微細突起を具備することによって、反射材の清掃効
果がさらに向上する。そして、帯状清掃部材は下端にむ
かうほど幅広く形成されていてもよく、そうすることに
よって、通行車輌の風圧による帯状清掃部材の振れが大
きくなり、清掃効果が向上する。
【0008】
【実施例】本発明の道路標識装置の清掃装置の実施例
は、以下に、図面を参照して説明する。
【0009】この清掃装置は、図1に示すように、キャ
ップ10と複数の帯状清掃部材20とからなっている。
【0010】キャップ10は、図2ないし図4に示すよ
うに、本体11とピン状部材12とをもつもので、天然
ゴム、SBRなどのゴムや、ウレタン、塩化ビニルなど
の合成樹脂エラストマーの成形物からなっている。本体
11は上端が閉じ、かつ下端が開放された中空円筒の形
態をもっている。ピン状部材12は、本体11の中心に
関して等間隔角度でもって本体11の周面に配置され、
かつ本体11と一体成形されている。ピン状部材12は
たとえば十本あり、各々のピン状部材12は本体側に位
置する軸部と軸部の自由端に位置する頭部とからなって
いる。頭部は、たとえば、軸部にむかうほど直径がしだ
いに大きくなる半球形などに形成されている。
【0011】帯状清掃部材20はキャップ10よりも軟
らかい天然、SBRなどのゴムや、ウレタン、塩化ビニ
ルなどの合成樹脂エラストマーの成形物からなってい
る。本体21は、図5に示すように、幅が上端21Tか
ら下端21Bにむかうほどしだいに広くなるように形成
され、孔22が本体21の上端付近を貫通して設けられ
ている。この貫通孔22は、直径がキャップ10にある
ピン状部材12の軸部の直径よりも大きいが、ピン状部
材12の頭部の直径よりも小さい。さらに、本体21の
片方の表面には複数の凸状払拭部23が一体に形成され
ている。凸状払拭部23は、後述するポールの反射材の
長さに関連する長さをもち、反射材の間隔に対応する間
隔でもって配置されている。さらに、各々の凸状払拭部
23の表面には多数の微細突起24が設けられている。
これらの微細突起24は、図6および図7によく示され
ているように、凸状払拭部23の表面から突出し本体2
1と一体成形された点状突起からなっているとともに、
凸状払拭部23の表面に千鳥形に配列されている。
【0012】道路標識装置30は、公知の形態をもつも
ので、たとえば図1によく示されているように、ポール
31と道路に固定されるベース32とからなっている。
ポール31は、直径が一定した中空円筒形の形態をもつ
が、長手方向にそって等間隔に配置され、かつ直径が小
さく、深さの浅い環状溝あるいは環状の凹み33をもっ
ている。再帰反射シートなどの反射材34がこれらの環
状溝あるいは環状凹み33に巻き付けられかつポール3
1に接着されている。ベース32は、ポールと一体成形
され、底面に道路に埋設された埋め込み脚にねじ込まれ
るボルトなどを具備している。
【0013】この道路標識装置にたいする本発明による
清掃装置の取り付けは、たとえば、キャップ10をポー
ル31の頂部にはめたあと、帯状清掃部材20における
凸状払拭部23のある表面をポール31に対面させて、
帯状清掃部材20をキャップ10にあるピン状部材12
の各々にはめ込むことによってなされる。このときに交
通量、清掃効率および視認性を考慮して、たとえば、道
路標識装置が汚れやすい環境に設置されているときに
は、図1に示すように、帯状清掃部材20をすべてのピ
ン状部材12にたいして取り付け、汚れにくい環境にあ
るときには、帯状清掃部材20を一部のピン状部材12
のみに取り付ける。ピン状部材12にたいする帯状清掃
部材20の装着は、帯状清掃部材の孔22をピン状部材
12の頭にあて、ピン状部材12の根元にむかって帯状
清掃部材20を押し付けることによってなされる。押し
付けられると、孔22がピン状部材12の頭によって拡
径され、ピン状部材12の軸部にはまり込むと縮径さ
れ、ピン状部材12の頭によって抜け出しを阻止され
る。このようにして帯状清掃部材20がピン状部材12
に取り付けられると、各々の帯状清掃部材20にある凸
状払拭部23の各々は、凸状払拭部23が反射材34の
長さに関連する長さをもち、反射材34の間隔に対応す
る間隔でもって配置されているため、各々の反射材上に
位置する。
【0014】車輌が本発明による清掃装置を取り付けた
道路標識装置の付近を通過すると、帯状清掃部材20は
通行車輌の風圧によって振れ、凸状払拭部23がポール
31の環状溝あるいは環状凹み33にはいり、反射材3
4の表面を擦って、汚れを落し、視認性を復帰させる。
このときに、帯状清掃部材20がテーパ状に形成されて
いるため、帯状清掃部材20の下部が重りとなり、帯状
清掃部材20の振れが大きくなって、凸状払拭部23が
反射材34に強く接触し、反射材34の清掃を確実にお
こなえる。清掃効果は、帯状清掃部材20のサイズに支
配され、最適サイズは実験によって決定されるが、本体
21の厚さを1〜2mm、本体21の上端幅を9〜10
mm、本体21の下端幅を14〜15mm、本体21の
全長を350mm前後に、そして、本体21の表面から
の凸状払拭部23の高さを1mm以上とさせると好まし
い結果が得られる。
【0015】さらに、本発明による清掃装置では、帯状
清掃部材20が振れると、凸状払拭部23にある微細突
起24が反射材34の表面に接触し、かつこれを擦って
汚れを確実に除去するとともに、点状突起24のあいだ
にある空間が擦り落された塵埃を溜めて、微細突起24
を常に反射材34の表面を直接に接触させて、反射材3
4の表面を効率よく清掃させる。帯状清掃部材20に付
着した塵埃は、凸状払拭部23がポール31にぶつかっ
たときの衝撃などでもって、点状突起24のあいだから
振り払われ、帯状清掃部材20から落下する。
【0016】ポールの清掃はこのように帯状清掃部材が
ポール31と擦れることによってなされるため、一部の
帯状清掃部材20は摩耗したり、飛散したりする。しか
しながら、本発明による清掃装置では、摩耗した帯状清
掃部材20をピン状部材12からはずし、はずしたピン
状部材12にあらたな帯状清掃部材20を取り付けるこ
とによって、あるいは、飛散した帯状清掃部材20が装
着されていたピン状部材12に、あらたな帯状清掃部材
20を挿入することによって、ただちにもとの状態に復
帰させることができて、清掃装置全体の交換を必須とし
ない。
【0017】図8および図9は本発明の道路標識装置の
ための清掃装置の他の実施例を示している。
【0018】この清掃装置において、キャップは図1な
いし図7に関連して説明した実施例と同様に本体および
ピン状部材を具備しているが、ピン状部材は一部が密に
配置されている。
【0019】キャップ110の本体111は一端が閉じ
た中空円筒の形態をもっている。ピン状部材はピン状部
材112とピン状状部材112Aとからなっている。こ
れらのピン状部材のうち、ピン状部材112はキャップ
110の中心に関して等間隔角度でもってキャップ11
0の周面に配置されているが、ピン状部材112Aはピ
ン状部材112と異なる角度間隔で配置され、いくつか
のピン状部材112にたいして近接して配置されてい
る。ピン状部材112Aは、ピン状部材112と同じ形
状および寸法をもつもので、ピン状部材112とととも
にキャップ110と一体に成形されている。帯状清掃部
材20は前述の清掃装置における帯状清掃部材とおなじ
もので、本体21が下端にむかうほど幅を広く形成さ
れ、凸状払拭部23が本体21の片面に一体に形成さ
れ、微細突起が各々の凸状払拭部23の表面に設けられ
ている。
【0020】道路標識装置も、前述の実施例におけるも
のと同じもので、ベースとベース上に立てられ、かつベ
ースと一体成形されたポールとからなっている。ポール
31は、中空円筒形の形態をもつもので、長手方向にそ
って等間隔に配置された環状溝あるいは環状の凹み33
を具備しているとともに、再帰反射シートなどの反射材
34がこれらの環状溝あるいは環状凹み33に巻き付け
られかつ接着されている。
【0021】ポール31にたいする清掃装置の取り付け
は、たとえば、キャップ110をポール31の頂部には
め、帯状清掃部材20をピン状部材112,112Aの
すべてにはめ込むことによってなされている。キャップ
110をポール31にはめ込むときに、ポール31にお
ける汚れのもっともひどい領域の上部に、ピン状部材対
112,112Aが位置するようにキャップ110を配
置し、すべてのピン状部材112,112Aに帯状清掃
部材20を取り付けることによって、各々の帯状清掃部
材20が通行車輌の風圧によって振れ、凸状払拭部23
およびこれにある微細突起がポール31および反射材3
4の表面を擦って、ポール31の汚れを落すとともに、
ピン状部材112Aに取り付けた帯状清掃部材20が隣
接するピン状部材112に取り付けた帯状清掃部材20
といっしょに汚れのひどい領域を擦り、この領域の清掃
をより確実におこなえる。
【0022】これらの清掃装置において、ポールにたい
するキャップの固定は止めピンをポールに押し込むこと
によってなされている。
【0023】止めピンは、参照符号40でもって示され
ていて、キャップ10の本体11の頂面壁にはめられて
いる。止めピン自体は、図4によく示されているよう
に、軸部と軸部の両端にあるストップ41,42とから
なるもので、これらのストップ41,42を内外に位置
させてキャップ10の本体11の頂部にある孔25には
められている。ストップ41は孔25よりも径の大きな
ほぼ円板の形態に形成されている。ストップ42は、ほ
ぼ円錐台の形態をもつもので、軸部側の径がキャップ1
0の頂面壁にある孔25よりも大きいサイズをあたえら
れている。キャップ10の固定は、ポール31の頂面壁
にストップ42の軸部側の径よりも小さな孔34をあけ
たあと、キャップ10をポール31の頂部にはめ、止め
ピン40のストップ41を押し、ストップ42を変形さ
せつつポール31の孔35にはめ込むことでもってなさ
れている。図8および図9に関連して説明した清掃装置
においても、キャップ110は同様にしてポール31に
固定されている。
【0024】図10および図11はさらに他の清掃装置
を示している。この清掃装置においても、キャップ21
0は本体211およびピン状部材212を具備してい
る。本体211は、一端が閉じた中空円筒の形態に形成
されているが、頂面壁には止めピンのはまる孔を設けれ
られていない。ピン状部材212は、キャップ210の
中心に関して等間隔角度でもってキャップ210の周面
壁上に配置されているとともに、本体211と一体成形
されている。帯状清掃部材20は、他の清掃装置の帯状
清掃部材とおなじもので、本体21が下端にむかうほど
幅広く形成され、凸状払拭部23が本体21の片面に一
体に形成され、多数の微細突起が各々の凸状払拭部23
の表面に設けられている。道路標識装置も、他の道路標
識装置と同じもので、ベースとベース上に立てられ、か
つベースと一体成形されたポールとからなっている。ポ
ール31は、中空円筒形の形態をもつもので、長手方向
にそって等間隔に配置され、かつ直径の小さな環状溝あ
るいは環状の凹み33をもっているとともに、再帰反射
シートなどの反射材34がこれらの環状溝あるいは環状
凹み33に巻き付けられかつ接着されている。
【0025】この清掃装置において、ポール31にたい
するキャップ210の固定は両面接着テープによってな
されている。両面接着テープは、参照符号50でもって
示されていて、たとえば、ポール31の頂部壁の内面に
十字形に貼り付けられているとともに、ポール31の周
面壁の全周に間隔をおいて貼り付けられている。両面接
着テープ自体は、薄葉紙、合成樹脂フィルム、発泡シー
トなどからなる芯材の両面にアクリル樹脂系などの粘着
剤を塗布し、はく離紙によってこれらの粘着剤層を保護
したものからなっている。ポール31への取り付けは、
片方のはく離紙をはがして、ポール31の頂面壁に貼り
付けるとともに、ポール31の周面壁に間隔をおいて貼
り付けることによってなされる。キャップの固定は、ポ
ール上に接着された両面接着テープ50のもう片方のは
く離紙をはがしたあと、キャップ210をポール31に
かぶせ、両面接着テープ50をキャップ210の頂面壁
の内面および周面壁の内面に貼り付けることによってな
されている。また、図示されていないが、キャップ21
0の固定は、両面接着テープをキャップ210にあらか
じめ接着してから、ポール31にはめることによっても
おこなえる。すなわち、片方のはく離紙をはがした両面
接着テープをキャップ210の頂面壁内面に十字形に貼
り付けるとともに、ポール31の周面壁内面に全周にわ
たりかつ間隔をおいて貼り付けたあと、もう片方のはく
離紙をはがし、キャップ210をポール31にはめ込む
ことによって、キャップ210をポール31に固定す
る。帯状清掃部材20はこのようにして固定されたキャ
ップ210のピン状部材212の各々に装着される。
【0026】このような清掃装置は、止めピン40によ
る固定に比較して、ポール31にたいする穿孔作業をま
ったく必要としないので、ポール31にたいする装置の
取り付けをより簡単にかつより迅速におこなえる。
【0027】なお、以上述べた実施例において、帯状清
掃部材20における微細突起41は千鳥に配列された点
状突起24からなっているが、正面から見た形状が直
線、格子、波などからなるとともに、あいだに空間を形
成して配置された連続したあるいは断続した線状突起で
あってもよく、さらに、これらの突起にかわって、凸状
払拭部の表面をブラシ状に成形したものであっても、毛
をブラシ状に凸状払拭部に植毛したものであってもよ
い。また、ポールにたいする固定は止めピンおよび両面
接着テープによっておこなっているが、ボルトのような
他の手段によっておこなってもよい。そして、直径がほ
ぼ一定した円筒形のポールに装着した状態についてのみ
説明したが、全体としてテーパ形に形成されたポールを
もつ道路標識装置に装着しても、同様な清掃効果を得る
ことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の道路標識装置の清掃装置は、以
上説明したように、帯状清掃部材が摩耗や飛散などして
も、装置全体の交換を必要とすることなしに本来の状態
に復帰させることができ、道路標識装置の汚れに応じて
帯状清掃部材の本数を変更することができるため、清掃
作業に要するコストをいちじるしく減少させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の道路標識装置の清掃装置の一実施例を
示し、道路標識装置に取り付けた状態の正面図である。
【図2】拡大平面図である。
【図3】一部を省略された拡大正面図である。
【図4】図2のA−A線にそう拡大断面図である。
【図5】帯状清掃部材の拡大正面図である。
【図6】帯状清掃部材の一部の拡大正面図である。
【図7】図6に対応する側面図である。
【図8】本発明の道路標識装置の清掃装置の他の実施例
を示す平面図である。
【図9】図8に示す清掃装置の一部を省略された正面図
である。
【図10】本発明の道路標識装置の清掃装置のさらに他
の実施例を示す平面図である。
【図11】図10に示す清掃装置のB−B線にそう断面
図である。
【符号の説明】
10,110,210 …キャップ 12,112,112A,212…ピン状部材 20 …帯状清掃部材 22 …孔 23 …凸状払拭部 24 …微細突起 31 …ポール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路標識装置を構成するポールの頂部に
    固定されるキャップとポールにそってのびかつポールの
    周方向にそって複数配置された帯状清掃部材とをもつ道
    路標識装置の清掃装置において、帯状清掃部材がキャッ
    プから分離されているとともに、キャップに着脱可能に
    保持されていること、を特徴とする道路標識装置の清掃
    装置。
  2. 【請求項2】 道路標識装置を構成するポールの頂部に
    固定されるキャップとポールにそってのびかつポールの
    周方向にそって複数配置された帯状清掃部材とをもつ道
    路標識装置の清掃装置において、帯状清掃部材が一端に
    孔を有し、キャップが周方向に帯状清掃部材をかん合さ
    せ、かつ抜け出しを止める複数のピン状部材を具備して
    いること、を特徴とする道路標識装置の清掃装置。
  3. 【請求項3】 ピン状部材の一部が密にキャップに配置
    されている請求項2に記載の清掃装置。
  4. 【請求項4】 帯状清掃部材が表面に間隔をおいて配置
    された複数の凸状払拭部を具備している請求項1あるい
    は請求項2に記載の清掃装置。
  5. 【請求項5】 帯状清掃部材が表面に間隔をおいて配置
    された複数の凸状払拭部を具備し、凸状払拭部が表面に
    多数の微細突起を具備している請求項1あるいは請求項
    2に記載の清掃装置。
  6. 【請求項6】 帯状清掃部材が下端にむかうほど幅広く
    形成されている請求項1あるいは請求項2に記載の清掃
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007314952A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Yunimatekku Kk 標識柱
JP2016107183A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 有限会社西川鉄筋 清掃具

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