JPH0938377A - セルフクリーニング作用を備えた洗濯槽 - Google Patents

セルフクリーニング作用を備えた洗濯槽

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JPH0938377A
JPH0938377A JP7214042A JP21404295A JPH0938377A JP H0938377 A JPH0938377 A JP H0938377A JP 7214042 A JP7214042 A JP 7214042A JP 21404295 A JP21404295 A JP 21404295A JP H0938377 A JPH0938377 A JP H0938377A
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JP
Japan
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stainless steel
tio
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water tank
light
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Withdrawn
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JP7214042A
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English (en)
Inventor
Morihiro Hasegawa
守弘 長谷川
Yoshihiro Uematsu
美博 植松
Toshiro Adachi
俊郎 足立
Wakahiro Harada
和加大 原田
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 TiO2 の光触媒作用を活用し、半永久的な
抗菌性及び脱臭性をもつ洗濯槽を得る。 【構成】 0.1〜0.6%のTiを含み、必要に応じ
0.3〜0.7%のCu及び/又は0.4〜2.5%の
Moを含み、光輝焼鈍で表面層にTiO2 を濃化させた
ステンレス鋼板で、洗濯機の水槽及び内カゴを形成す
る。水槽と内カゴとの間は、TiO2 の光触媒作用を発
現させるため、太陽光,室内蛍光灯又は水銀灯等の光に
照射される。水槽と内カゴとの間に太陽光や室内蛍光灯
からの光が入射するような使用条件では、洗濯槽の蓋を
外し所定時間内部を開放し、又は透明樹脂製の蓋体を透
過した光で洗濯槽内部を照射する。或いは、蓋等の内側
に照射光源を設け、洗濯後の数時間光源をオンし、紫外
線を照射させる。 【効果】 長期間にわたってカビや悪臭の発生がない洗
濯機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TiO2 の光触媒作用
を活用し、セルフクリーニング作用を備えた洗濯槽に関
する。
【0002】
【従来の技術】全自動洗濯機は、プラスチックス又はプ
ラスチックスを被覆した鋼板等で作られた水槽の中に内
カゴを配置した二重構造をもっている。この構造のた
め、不使用時に水槽と内カゴとの間が湿潤雰囲気に放置
され易く、使用条件によっては水槽と内カゴとの間にカ
ビが生えることがある。そのため、カビを水に溶かす作
用を呈する洗濯機用漂白剤の使用が知られているが、数
カ月おきに漂白剤を入れることが必要とされる。或い
は、繁殖したカビを除去するため分解して各部材を清浄
化する場合もあるが、分解に費用がかかり根本的な解決
にはなっていない。最近では、雑菌の繁殖を抑えた材料
として、内カゴ用材料として抗菌剤を混ぜたプラスチッ
クスが使用され始めている。しかし、抗菌剤を混ぜたプ
ラスチックスでは、一定期間が経過すると抗菌剤が損耗
することから、抗菌作用が弱まることが指摘されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ステンレス
鋼は、材料自身のもつ高級感と美麗さが評価され、洗濯
槽の水槽や内カゴに広く使用されるようになってきてい
る。ステンレス鋼は、元来カビが付きにくい長所があ
り、防カビ対策としても有効な材料といえる。しかし、
院内感染等がクローズアップされている最近にあって
は、病原菌等に対してより高度の対策が要求される傾向
にある。この傾向から、病原菌等による汚染がなく、人
体に安全な洗濯物の要求が高く、ステンレス鋼自体に抗
菌性を付与することが望まれている。
【0004】本発明者等は、このような要求に応える材
料として、雑菌や悪臭の元となる硫黄や窒素の化合物等
の分解機能をもつTiO2 に着目し、TiO2 が濃化し
た表面皮膜をステンレス鋼の表面に形成させる方法を検
討しており、その一部を特願平7−21291号として
出願している。この方法では、Tiを含むステンレス鋼
を素材とし、最終焼鈍として制御雰囲気下での光輝焼
鈍、更には焼鈍後にフッ酸−硝酸の混酸溶液中に浸漬す
ることにより、表面皮膜中にTiO2 を濃化させてい
る。TiO2 が濃化した表面層は、ステンレス鋼の耐食
性を損なうことなく、抗菌性及び悪臭分解機能を発揮す
る。本発明は、先願で提案したTiO2 濃化表面層をも
つステンレス鋼の長所を活用し、このステンレス鋼を洗
濯機の水槽や内カゴ用材料として使用することにより、
抗菌性及び悪臭分解機能を半永久的に持続させ、人体及
び環境に安全なステンレス鋼製洗濯槽を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯槽は、その
目的を達成するため、0.1〜0.6重量%のTiを含
み、更に必要に応じて0.3〜0.7重量%のCu及び
/又は0.4〜2.5重量%のMoを含み、光輝焼鈍に
よって表面層にTiO2 を濃化させたステンレス鋼板で
できた水槽及び内カゴを備えていることを特徴とする。
水槽と内カゴとの間は、TiO2 の光触媒作用を発現さ
せるため、太陽光,室内蛍光灯又は水銀灯等の光に照射
される。すなわち、水槽と内カゴとの間に太陽光や室内
蛍光灯からの光が入射する使用条件では、洗濯槽の蓋を
外し所定時間内部を開放し、又は透明樹脂製の蓋体を透
過した光で洗濯槽内部を照射する。或いは、蓋等の内側
に照射光源を設け、洗濯後の数時間光源をオンし、紫外
線を照射させることもできる。
【0006】
【作用】抗菌性を示す金属や酸化物のうち、TiO2
は、太陽光,蛍光灯,水銀灯等から光を照射すると酸素
を活性酸素に変え、病原菌に含まれている酵素を分解
し、細菌を死滅させる光触媒作用を呈することが知られ
ている。TiO2 のこの作用に着目し、食品加工工場等
においてTiO2 の使用が検討されている。TiO2
利用した抗菌作用は、光の照射があったときに初めて発
現されるものではあるが、他の抗菌剤と異なり抗菌作用
が半永久的に持続されることに特徴がある。このような
TiO2 がもつ作用は、本発明が対象とする洗濯機の外
に、衣類乾燥機の内槽,食品保蔵庫,冷蔵庫等の容器
や、水処理,大気処理,土壌処理等の装置材料として使
用されるステンレス鋼にも適用可能である。
【0007】本発明では、光触媒作用を呈するTiO2
層をステンレス鋼表面に別途コーティングするのではな
く、雰囲気が制御された光輝焼鈍によってステンレス鋼
表面にTiO2 濃化層が形成された材料を使用する。T
iO2 の抗菌作用及び悪臭分解機能を発揮させるために
は、酸化物状態のTi濃度に換算して皮膜中のTiO2
濃度を20原子%以上にすることが必要である。このよ
うなTiO2 が濃化した表面皮膜は、0.1〜0.6重
量%のTiを含むステンレス鋼を露点−40〜−65℃
のH2 ガス又は90%以上のH2 −残部N2 の混合ガス
中で850〜1000℃の熱処理を施すことにより形成
される。焼鈍雰囲気としては、他のH2−N2 混合ガ
ス,アンモニア分解ガス,H2 ガス等を使用することも
できる。更に、0.5〜5重量%のフッ酸及び5〜20
重量%の硝酸を含む混酸溶液中に熱処理後のステンレス
鋼を浸漬するとき、TiO2 濃度が一層上昇すると共
に、抗菌性をもつCuが析出する。析出したCuは、光
照射がないときにTiO2に代わって抗菌作用を発現す
る。
【0008】光輝焼鈍によってTiO2 を濃化させた表
面皮膜をもつステンレス鋼を洗濯機の水槽や内カゴ用素
材として使用するとき、耐食性や抗菌性等の機能面に加
え、表面肌が美麗なことが要求される。この点、多量の
Tiを含むステンレス鋼では、表面欠陥の原因となるク
ラスター状介在物が発生し易くなる。そのため、クラス
ター状介在物の発生を可能な限り避けるため、本発明で
使用するステンレス鋼のTi含有量は上限を0.6重量
%に設定した。Cuは、それ自体で抗菌性を呈する元素
であり、光照射のない状態でTiO2の抗菌作用を補完
する。このような作用は、光輝焼鈍後に混酸に軽く浸漬
することによってステンレス鋼表層に析出したCuに由
来し、0.3重量%以上のCu含有量で顕著になる。し
かし、Cu含有量が0.7重量%を超えると、鋼製造時
の熱間加工性が低下する。
【0009】また、洗濯槽では、水滴に乾燥時に生じ易
いシミ状の錆を含め、ステンレス鋼素材の耐赤錆性も重
要な要件である。このような用途に応じた耐食性を確保
するため、必要に応じてMoを添加したステンレス鋼を
使用する。Mo含有量は、必要とする耐食性を確保する
上で0.4〜2.5重量%の範囲が好ましい。0.4重
量%に満たないMo含有量では、耐食性の改善効果が顕
著でない。逆に、Mo含有量が2.5重量%を超える
と、コストの上昇を招くと共に、鋼材が硬質となり成形
性を損ねる。TiO2 の光触媒作用は、太陽光,蛍光,
紫外光が照射されたときに発現される。なかでも、紫外
線照射が光触媒作用の発現に有効である。他方、通常の
洗濯槽は、上部をプラスチックス製の蓋体で覆ってい
る。
【0010】そこで、太陽光,室内蛍光灯等の外部光を
光源として使用する場合、槽内に紫外線等が透過するよ
うに、蓋体を透明プラスチックス製にすることが好まし
い。ただし、太陽光等をTiO2 の賦活に利用する場
合、抗菌作用がその日の日射量に左右されることがあ
る。このような場合、抗菌作用を呈するCuを合金元素
として添加したステンレス鋼を水槽や内カゴの材料とし
て使用することにより、TiO2 の抗菌作用を補完す
る。或いは、照射光源を洗濯機内部に組み込むこともで
きる。たとえば、図1に示すように、水槽1と内カゴ2
との間に臨む位置で、蓋体3の内側に5W程度の蛍光灯
や水銀灯4を設ける。そして、蛍光灯又は水銀灯4から
の光を水槽1及び内カゴ2を形成するステンレス鋼のT
iO2 濃化表面に照射する。この場合、洗濯・脱水用の
メインスイッチをオフした後で蛍光灯や水銀灯4が数時
間点灯されるように、制御回路を蛍光灯や水銀灯4に結
線することが好ましい。
【0011】
【実施例】
実施例1:(TiO2 濃化表面皮膜をもつステンレス鋼
の性能試験) 表1に示すようにTi含有量が異なる17〜18Crフ
ェライト系ステンレス鋼及びMoを添加した18Crフ
ェライト系ステンレス鋼の板厚0.8mmの冷延コイル
を使用し、露点−52〜−60℃の100%H2 ガス中
で950℃の熱処理を施した。得られた皮膜中のTiO
2 濃度,表面疵の状態及び耐食性を表2に示す。表2に
おけるTiO2 濃度は、X線光電子分光分析装置(ES
CA)で皮膜組成を分析し、Cを除いた金属状態の金
属,酸化物及び窒化物状態の金属の総金属分及び酸素の
合計を100原子%として求めた。表面疵は、100m
長さのコイルのうち製品として良好な表面肌が80%を
超えるものを良好と評価した。耐赤錆製は、30℃の
3.5%NaCl水溶液中でJIS G0577に準じ
て孔食電位(Vc' 200)を測定して評価した。
【0012】
【0013】
【0014】表1及び表2に見られるように、Ti含有
量が0.08重量%の鋼種Aを除き、熱処理によって表
面皮膜中に20原子%以上のTiO2 が形成された。し
かし、鋼種Dは、Ti含有量が多いことから疵の発生が
著しく、製品歩留りが80%に達しなかった。孔食電位
をみると、鋼種A〜Dはほぼ同じ0.2V vs.SCEで
あったが、2重量%のMoを含む鋼種Eは0.64V v
s.SCEと高い孔食電位を示した。洗濯用水として上水
を使用する場合、ステンレス鋼の自然電位は0〜0.3
V vs.SCEの範囲にある。鋼種Eは、この自然電位よ
り高い孔食電位を示すことから、通常の使用で赤錆が発
生することはまずないと考えられる。
【0015】実施例2:(洗濯槽に使用する場合の性能
試験) 次のように各種ステンレス鋼に熱処理を施し、洗濯機用
ステンレス鋼の試験片を作製した。 試験片1:鋼種Bのステンレス鋼に100%H2 雰囲気
中で950℃の熱処理 試験片2:鋼種Eのステンレス鋼に同様な熱処理 試験片3:C:0.009重量%,Si:0.26重量
%,Cr:17.35重量%,Ti:0.46重量%,
Cu:0.52重量%及びN:0.012重量%を含む
フェライト系ステンレス鋼(鋼種F)を同じ条件で熱処
理した後、混酸浸漬によってステンレス鋼表面にCuを
析出させた。この試験片では、皮膜中のTiO2 濃度が
26原子%であった。 試験片4:鋼種Aのステンレス鋼に同様な熱処理を施
し、TiO2 濃度が10原子%未満の表面皮膜を形成さ
せたもの。
【0016】各試験片から、0.8mm厚の胴板用サン
プル及び1.6mm厚の底板用サンプルを作り、胴板と
底板とをカシメによって接合し、外径500mm及び高
さ450mmの洗濯槽を組み立てた。洗濯槽の蓋体とし
てプラスチックス製の円盤を作製し、蓋体の内面に5W
の蛍光灯を取り付けた。これら模擬洗濯槽について、次
に示す方法で抗菌試験を行った。予めブイヨン培地で3
5℃,16〜20時間振盪培養した病原性大腸菌(Es
herichia coli)の培養液を滅菌リン酸緩
衝液で20,000倍に希釈した菌液を調製した。この
菌液を洗濯槽の底板表面に1ml滴下し、蓋の内面に取
り付けた蛍光灯を点灯して光照射し、8時間後の生菌数
をコロニー法で測定した。なお、これらの実験は、室温
で行った。測定結果を示す表2にみられるように、皮膜
中のTiO2 濃度が10原子%未満の比較例では、8時
間後の生菌数にほとんど変化がみられなかった。他方、
皮膜中のTiO2 濃度が20原子%以上の本発明例1〜
3では、明らかに生菌数が減少している。また、本発明
例3の光を照射しなかった場合でも、生菌数の減少がみ
られ、Cu添加ステンレス鋼の使用によってTiO2
膜の弱点が補完されることが確認された。
【0017】
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の洗濯槽
においては、抗菌作用及び悪臭分解機能を半永久的に示
すTiO2 を表面層に濃化させたステンレス鋼を洗濯槽
の胴板,底板,内カゴの器材等として使用している。そ
のため、耐食性を始めとしてステンレス鋼特有の美麗な
色調を損なうことなく、湿潤雰囲気に曝されることから
雑菌の繁殖や悪臭の発生原因となり易い洗濯槽や内カゴ
の表面を清潔に維持し、人体及び環境に安全な洗濯槽と
なる。この洗濯槽は、ステンレス鋼自体に抗菌性を持た
せているので、加工後の抗菌処理が不要で、ユーザの経
済的負担を最小限に抑えることができる。また、コスト
的にも従来のステンレス鋼製洗濯槽に比較して同程度或
いは僅かなコストアップに止まり、比較的安価に提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って水槽及び内カゴにTiO2
化表面層をもつステンレス鋼を使用し、照射光源を組み
込んだ洗濯機
【符号の説明】
1:水槽 2:内カゴ 3:蓋体 4:蛍光灯又
は水銀灯(照射光源)
フロントページの続き (72)発明者 原田 和加大 山口県新南陽市野村南町4976番地 日新製 鋼株式会社技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.1〜0.6重量%のTiを含み、光
    輝焼鈍によって表面層にTiO2 を濃化させたステンレ
    ス鋼板でできた水槽及び内カゴを備えていることを特徴
    とするセルフクリーニング作用を備えた洗濯槽。
  2. 【請求項2】 0.1〜0.6重量%のTiを含み、光
    輝焼鈍によって表面層にTiO2 を濃化させたステンレ
    ス鋼板で作製された水槽及び内カゴと、光を透過する透
    明樹脂でできた蓋体とを備えたセルフクリーニング作用
    を備えた洗濯槽。
  3. 【請求項3】 0.1〜0.6重量%のTiを含み、光
    輝焼鈍によって表面層にTiO2 を濃化させたステンレ
    ス鋼板で作製された水槽及び内カゴと、該水槽と内カゴ
    との間に光を照射する光源とを備えたセルフクリーニン
    グ作用を備えた洗濯槽。
  4. 【請求項4】 0.1〜0.6重量%のTiと0.3〜
    0.7重量%のCu及び/又は0.4〜2.5重量%の
    Moを含み、光輝焼鈍によって表面層にTiO2 を濃化
    させたステンレス鋼板でできた水槽及び内カゴを備えて
    いることを特徴とするセルフクリーニング作用を備えた
    洗濯槽。
  5. 【請求項5】 0.1〜0.6重量%のTiと0.3〜
    0.7重量%のCu及び/又は0.4〜2.5重量%の
    Moを含み、光輝焼鈍によって表面層にTiO2 を濃化
    させたステンレス鋼板で作製された水槽及び内カゴと、
    光を透過する透明樹脂でできた蓋体とを備えたセルフク
    リーニング作用を備えた洗濯槽。
  6. 【請求項6】 0.1〜0.6重量%のTiと0.3〜
    0.7重量%のCu及び/又は0.4〜2.5重量%の
    Moを含み、光輝焼鈍によって表面層にTiO2 を濃化
    させたステンレス鋼板で作製された水槽及び内カゴと、
    該水槽と内カゴとの間に光を照射する光源とを備えたセ
    ルフクリーニング作用を備えた洗濯槽。
JP7214042A 1995-07-31 1995-07-31 セルフクリーニング作用を備えた洗濯槽 Withdrawn JPH0938377A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107675424A (zh) * 2017-10-12 2018-02-09 珠海格力电器股份有限公司 一种洗衣机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107675424A (zh) * 2017-10-12 2018-02-09 珠海格力电器股份有限公司 一种洗衣机

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