JPH0937560A - インバータ制御装置 - Google Patents

インバータ制御装置

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JPH0937560A
JPH0937560A JP7182345A JP18234595A JPH0937560A JP H0937560 A JPH0937560 A JP H0937560A JP 7182345 A JP7182345 A JP 7182345A JP 18234595 A JP18234595 A JP 18234595A JP H0937560 A JPH0937560 A JP H0937560A
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JP
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carrier frequency
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JP7182345A
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Hiroshi Kaneko
広志 金子
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E40/40Arrangements for reducing harmonics

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 系統に流れ込む電流のリプルを低減すること
のできるインバータ制御装置を提供する。 【構成】 本発明のインバータ制御装置は、連系リアク
トルと、インバータトランスと、交流フィルタとを介し
て系統に接続されるインバータの各相の指令値を演算す
る指令値演算手段10と、指令値とキャリア周波数とを基
にゲート信号を生成するゲート信号発生手段13A〜13C
とを有するインバータ制御装置において、各相の系統電
圧の大きさを検出する系統電圧検出手段14A〜14Cと、
系統電圧検出手段の出力に応じたキャリア周波数を出力
するキャリア周波数発生手段14A〜14Cとを有したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統と連系される
インバータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の電力系統と連系されるイ
ンバータの構成図である。系統の電圧は、連系リアクト
ル1を介し、インバータトランス2に供給され、インバ
ータトランス2の直流巻線電圧はインバータ3により整
流され、インバータ3の直流側に接続されている直流コ
ンデンサ4と電池5に供給される。また、インバータ3
のスイッチングにより発生し、系統に流れ込むリプル電
流を低減するために連系リアクトル1とインバータトラ
ンス2との間に交流フィルタ6が設けられている。
【0003】次にインバータ3の制御について説明す
る。系統電圧を検出する系統電圧検出器7の出力と、系
統へ流れ込む電流を検出する系統電流検出器8の出力
と、直流巻線電流を検出するインバータ電流検出器9の
出力とを基に指令値演算回路10により、インバータ3の
U、V、W相の指令値が算出される。
【0004】また、発振器11により出力されるクロック
信号を基にU相キャリア信号発生回路12A、V相キャリ
ア信号発生回路12B、W相キャリア信号発生回路12Cで
は、それぞれU相キャリア信号、V相キャリア信号、W
相キャリア信号が出力される。
【0005】更に、U相ゲート信号発生回路13Aでは、
U相指令値とU相キャリア信号とを基にU相ゲート信号
が生成され、V相ゲート信号発生回路13Bでは、V相指
令値とV相キャリア信号とを基にV相ゲート信号が生成
され、W相ゲート信号発生回路13Cでは、W相指令値と
W相キャリア信号とを基にW相ゲート信号が生成され
る。そして、これらゲート信号よりインバータ3は制御
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インバータがスイッチ
ングを行なうとリプルが発生し、系統にリプル電流が流
れ込んでしまう。そのために、交流フィルタの容量を増
やす、トランスのインピーダンスを増やす、連系リアク
トルのリアクトル値を増やす等によりリプル電流を低減
することができるが装置が大型化してしまう。
【0007】また、インバータのスイッチング周波数を
上げることによって、リプル電流を低減することができ
るが、インバータの素子等の損失が大きくなってしま
う。よって、本発明では、系統に流れ込む電流のリプル
を低減することのできるインバータの制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載のインバータ制御装置では、電
力系統に接続されるインバータの各相の指令値を演算す
る指令値演算手段と、上記指令値とキャリア周波数とを
基にゲート信号を生成するゲート信号発生手段とを有す
るインバータ制御装置において、各相の系統電圧の大き
さを検出する系統電圧検出手段と、上記系統電圧検出手
段の出力に応じたキャリア周波数を出力するキャリア周
波数発生手段とを有したことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2記載のインバータ制御装
置では、キャリア周波数発生手段は、発振周波数の異な
る複数の発振器と、系統電圧検出手段の出力に応じて上
記複数の発振器の出力のうちいずれかを選択する周波数
選択手段と、上記周波数選択手段の出力を基にキャリア
周波数を生成するキャリア周波数生成手段とからなるこ
とを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3記載のインバータ制御装
置では、キャリア周波数発生手段は、系統電圧検出手段
の出力に応じた周波数を出力する発振器と、上記発振器
の出力を基にキャリア周波数を生成するキャリア周波数
生成手段とからなることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4記載のインバータ制御装
置では、キャリア周波数発生手段は、発振器と、上記発
振器の出力を基に異なるキャリア周波数を生成する複数
のキャリア周波数生成手段と、系統電圧検出手段の出力
に応じて上記複数のキャリア周波数生成手段の出力のう
ちいずれかを選択するキャリア周波数選択手段とからな
ることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項5記載のインバータ制御装
置では、キャリア周波数発生手段は、系統電圧検出手段
の各相の出力のうち最大値を選択する系統電圧最大値選
択手段と、発振周波数の異なる複数の発振器と、上記系
統電圧最大値選択手段の出力に応じて上記複数の発振器
の出力のうちいずれかを選択する周波数選択手段と、上
記周波数選択手段の出力を基にキャリア周波数を生成す
るキャリア周波数生成手段とからなることを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明の請求項1記載のインバータ制御装置で
は、系統電圧が変化すると、それに応じてキャリア周波
数を変化させることにより、電流リプルを低減すること
ができる。
【0014】本発明の請求項2記載のインバータ制御装
置では、系統電圧が変化すると、異なる発振周波数で動
作している複数の発振器の出力のうちいずれかを選択
し、その値でキャリア周波数生成手段にキャリア周波数
を生成させることによりキャリア周波数を変化させるこ
とができ、電流リプルを低減することができる。
【0015】本発明の請求項3記載のインバータ制御装
置では、系統電圧が変化すると、それに応じて発振器の
発振周波数を変化させ、その値でキャリア周波数生成手
段にキャリア周波数を生成させることによりキャリア周
波数を変化させることができ、電流リプルを低減するこ
とができる。
【0016】本発明の請求項4記載のインバータ制御装
置では、系統電圧が変化すると、異なるキャリア周波数
を生成している複数のキャリア周波数生成手段の出力の
うちいずれかを選択することにより、キャリア周波数を
変化させることができ、電流リプルを低減することがで
きる。
【0017】本発明の請求項5記載のインバータ制御装
置では、系統電圧の最大値を選択し、その値があるレベ
ルになると、異なる発振周波数で動作している複数の発
振器の出力のうちいずれかを選択し、その値でキャリア
周波数生成手段にキャリア周波数を生成させることによ
りキャリア周波数を変化させることができ、電流リプル
を低減することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の第1の実施例の構成図である。
尚、図9と同一部には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0019】インバータ3の制御回路は、系統電圧を検
出する系統電圧検出器7の出力と、系統へ流れ込む電流
を検出する系統電流検出器8の出力と、直流巻線電流を
検出するインバータ電流検出器9の出力を基にU、V、
W相の指令値を求める指令値演算回路10と、発振周波数
の異なる発振器11A〜11Nと、この発振器11A〜11Nの
出力とU相系統電圧とが入力され、U相系統電圧を基に
上記発振器11A〜11Nの出力のうちいずれかを選択する
U相選択回路14Aと、発振器11A〜11Nの出力とV相系
統電圧とが入力され、V相系統電圧を基に上記発振器11
A〜11Nの出力のうちいずれかを選択するV相選択回路
14Bと、発振器11A〜11Nの出力とW相系統電圧とが入
力され、W相系統電圧を基に上記発振器11A〜11Nの出
力のうちいずれかを選択するW相選択回路14Cとを有す
る。
【0020】更に、U相選択回路14Aの出力を基にU相
キャリア信号を出力するU相キャリア信号発生回路12A
と、V相選択回路14Bの出力を基にV相キャリア信号を
出力するV相キャリア信号発生回路12Bと、W相選択回
路14Cの出力を基にW相キャリア信号を出力するW相キ
ャリア信号発生回路12Cと、上記U相指令値と上記U相
キャリア信号とを基にU相ゲート信号を生成するU相ゲ
ート信号発生回路13Aと、上記V相指令値と上記V相キ
ャリア信号とを基にV相ゲート信号を生成するV相ゲー
ト信号発生回路13Bと、上記W相指令値と上記W相キャ
リア信号とを基にW相ゲート信号を生成するW相ゲート
信号発生回路13Cとを有する。
【0021】上記構成により、制御回路は、各相の系統
電圧に対応したスイッチング周波数のゲート信号を出力
し、インバータを制御する。ここで、具体的にどの程度
のリプルが低減できるのか述べる。尚、ここでは、リプ
ルの検討回路としては図2に示す回路を用い、制御回路
の発振器の数は2個とする。
【0022】図2のリプルの検討回路では、図1に示し
た回路から連系リアクトル1と交流フィルタ6とを除外
し、指令値が系統電圧と比例すると仮定する。また、ス
イッチング周波数のキャリア信号は図3に示すように、
U相系統電圧が判定レベル1より大きい場合または、U
相系統電圧が判定レベル2より小さい場合にはクロック
信号Aを選択し、スイッチング周波数fcaのキャリアと
し、U相系統電圧が判定レベル1より小さくかつU相系
統電圧が判定レベル2より大きい場合はクロック信号B
を選択して、スイッチング周波数fcbのキャリア信号と
する。ここではU相について説明したが、V相、W相に
ついても同様である。以上より、検討条件を、
【0023】
【数1】直流電圧 Vd= 420〔V〕 インバータトランス2のインピーダンス L= 145
〔μH〕 インバータトランス2の巻線比 1:1 制御率 M= 0.8 とする。
【0024】このとき、スイッチング周波数をA区間、
B区間ともにf とするとA区間での最大電流リプル
は、VAC=0〔V〕のときにリプルが最大になるので、
図4のU相指令値が0〔V〕のときのU相インバータ電
流のリプルよりパルス幅は、
【0025】
【数2】 となる。よって、リプルは
【0026】
【数3】 となる。
【0027】また、B区間での最大電流リプルは、U相
指令値の大きさが小さいほど電流リプルは大きくなるの
で、図5において、U相指令値が判定レベル1または判
定レベル2のとき、つまり、
【0028】
【数4】VAC=VACP −sin 60° のときにリプルが最大となる。このときのパルス幅は図
5より、
【0029】
【数5】 となる。よってリプルは、
【0030】
【数6】 となる。よって、スイッチング周波数がA区間、B区間
で同じであるときには、次式より、A区間の最大電流リ
プルは最大電流リプルの 1.53 倍となる。
【0031】
【数7】 ここで、平均スイッチング周波数を変えずに、U相指令
値の大きさを基に区間のスイッチング周波数を変えた場
合について考える。A区間のスイッチング周波数をfc
からfcaに変更し、B区間のスイッチング周波数をfc
からfcbに変更すると、
【0032】
【数8】 より fca= 1.30 fccb= 0.85 fc となる。よって、A区間の最大電流リプルは、
【0033】
【数9】 となり、B区間の最大電流リプルは、
【0034】
【数10】 となる。以上より、系統電圧の大きさによりスイッチン
グ周波数を変更することにより、上記の場合で最大電流
リプルは、
【0035】
【数11】 低減される。
【0036】また、最大電流リプルが低減されることに
よって、交流フィルタ6の容量を低減することができ
る。次に本発明の第2の実施例を図6を参照して説明す
る。
【0037】図6は第2の実施例の構成図である。尚、
図1と同一部には同一符号を符して説明を省略する。イ
ンバータ3の制御回路は、指令値演算回路10と、U相系
統電圧の大きさを基に後述する発振器16Aの周波数指令
値を出力するU相判定回路15Aと、V相系統電圧の大き
さを基に後述する発振器16Bの周波数指令値を出力する
V相判定回路15Bと、W相系統電圧の大きさを基に後述
する発振器16Cの周波数指令値を出力するW相判定回路
15Cと、U相判定回路15Aからの周波数指令値に対応し
た周波数のクロック信号Aを出力する発振器16Aと、V
相判定回路15Bからの周波数指令値に対応した周波数の
クロック信号Bを出力する発振器16Bと、W相判定回路
15Cからの周波数指令値に対応した周波数のクロック信
号Cを出力する発振器16Cと、クロック信号Aを基にU
相キャリア信号を出力するU相キャリア信号発生回路12
Aと、クロック信号Bを基にV相キャリア信号を出力す
るV相キャリア信号発生回路12Bと、クロック信号Cを
基にW相キャリア信号を出力するW相キャリア信号発生
回路12Cと、U相ゲート信号発生回路13Aと、V相ゲー
ト信号発生回路13Bと、W相ゲート信号発生回路13Cと
からなる。
【0038】このように構成することにより、系統電圧
の大きさにより発振器の周波数を変えることができ、キ
ャリア周波数を変えることができるので第1の実施例と
同様にインバータ電流のリプルを低減することができ、
また、交流フィルタ容量を低減することも可能となる。
【0039】次に本発明の第3の実施例を図7を参照し
て説明する。図7は、第3の実施例の構成図である。
尚、図1と同一部には同一符号を符し説明を省略する。
【0040】インバータ3の制御回路は、指令値演算回
路10と、一定の周波数のクロック信号を出力する発振器
11と、U相系統電圧の大きさを検出するU相判定回路17
Aと、V相系統電圧の大きさを検出するV相判定回路17
Bと、W相系統電圧の大きさを検出するW相判定回路17
Cと、発振器11からのクロック信号が入力され、それぞ
れ異なるキャリア周波数を持つキャリア信号を出力する
U相キャリア信号発生回路18A〜18Nと、発振器11から
のクロック信号が入力され、それぞれ異なるキャリア周
波数を持つキャリア信号を出力するV相キャリア信号発
生回路19A〜19Nと、発振器11からのクロック信号が入
力され、それぞれ異なるキャリア周波数を持つキャリア
信号を出力するW相キャリア信号発生回路20A〜20N
と、U相判定回路17Aの出力とU相キャリア信号発生回
路18A〜18Nの出力とが入力され、U相判定回路17Aの
出力を基にU相キャリア信号発生回路18A〜18Nの出力
のうちいずれかを選択し、出力するU相切換回路21A
と、V相判定回路17Bの出力とV相キャリア信号発生回
路19A〜19Nの出力とが入力され、V相判定回路17Bの
出力を基にV相キャリア信号発生回路19A〜19Nの出力
のうちいずれかを選択し、出力するV相切換回路21B
と、W相判定回路17Cの出力とW相キャリア信号発生回
路20A〜20Nの出力とが入力され、W相判定回路17Cの
出力を基にW相キャリア信号発生回路20A〜20Nの出力
のうちいずれかを選択し、出力するW相切換回路21C
と、U相ゲート信号発生回路13Aと、V相ゲート信号発
生回路13Bと、W相ゲート信号発生回路13Cとからな
る。
【0041】このように構成することにより、系統電圧
の大きさに応じたキャリア周波数を持つキャリア信号を
選択することができるので、本発明の第1の実施例と同
様の効果を得ることができる。
【0042】次に本発明の第4の実施例を図8を参照し
て説明する。図8は第4の実施例の構成図である。尚、
図1と同一部分には、同一符号を符して説明を省略す
る。
【0043】インバータ3の制御回路は、指令値演算回
路10と、発振周波数の異なる発振器11A〜11Nと、U、
V、W相の系統電圧のうち最大のものを選択する最大値
選択回路22と、最大値選択回路22の出力の大きさを検出
する判定回路23と、発振器11A〜11Nからのクロック信
号と判定回路23の出力とが入力され、判定回路23の出力
に応じたクロック信号を選択し、出力する選択回路24
と、選択回路24の出力を基にU相キャリア信号を出力す
るU相キャリア信号発生回路12Aと、選択回路24の出力
を基にV相キャリア信号を出力するV相キャリア信号発
生回路12Bと、選択回路24の出力を基にW相キャリア信
号を出力するW相キャリア信号発生回路12Cと、U相ゲ
ート信号発生回路13Aと、V相ゲート信号発生回路13B
と、W相ゲート信号発生回路13Cとからなる。
【0044】このように構成することにより、系統電圧
の大きさに応じてキャリア周波数を変えることができる
ので、本発明の第1の実施例と同様の効果を得ることが
きる。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のインバータ制御
装置では、系統電圧が変化すると、それに応じてキャリ
ア周波数を変化させることにより、電流リプルを低減す
ることができる。
【0046】本発明の請求項2記載のインバータ制御装
置では、系統電圧が変化すると、異なる発振周波数で動
作している複数の発振器の出力のうちいずれかを選択
し、その値でキャリア周波数生成手段にキャリア周波数
を生成させることによりキャリア周波数を変化させるこ
とができ、電流リプルを低減することができる。
【0047】本発明の請求項3記載のインバータ制御装
置では、系統電圧が変化すると、それに応じて発振器の
発振周波数を変化させ、その値でキャリア周波数生成手
段にキャリア周波数を生成させることによりキャリア周
波数を変化させることができ、電流リプルを低減するこ
とができる。
【0048】本発明の請求項4記載のインバータ制御装
置では、系統電圧が変化すると、異なるキャリア周波数
を生成している複数のキャリア周波数生成手段の出力の
うちいずれかを選択することにより、キャリア周波数を
変化させることができ、電流リプルを低減することがで
きる。
【0049】本発明の請求項5記載のインバータ制御装
置では、系統電圧の最大値を選択し、その値があるレベ
ルになると、異なる発振周波数で動作している複数の発
振器の出力のうちいずれかを選択し、その値でキャリア
周波数生成手段にキャリア周波数を生成させることによ
りキャリア周波数を変化させることができ、電流リプル
を低減することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図
【図2】リプル検討回路の構成図
【図3】キャリア周波数の変更境界図
【図4】A区間での最大電流リプル検討図
【図5】B区間での最大電流リプル検討図
【図6】本発明の第2の実施例の構成図
【図7】本発明の第3の実施例の構成図
【図8】本発明の第4の実施例の構成図
【図9】従来のインバータ制御装置の構成図
【符号の説明】
1…連系リアクトル 2…インバータトランス 3…インバータ 6…交流フィルタ 10…指令値演算回路 11A〜11N,16A〜16B…発振器 12A〜12C,18A〜18N,19A〜19N,20A〜20N…キ
ャリア信号発生回路 13A〜13C…ゲート信号発生回路 14A〜14C,24…選択回路 15A〜15C,17A〜17C…判別回路 21A〜21C…切換回路 22…最大値選択回路 23…判定回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統に接続されるインバータの各相
    の指令値を演算する指令値演算手段と、前記指令値とキ
    ャリア周波数とを基にゲート信号を生成するゲート信号
    発生手段とを有するインバータ制御装置において、各相
    の系統電圧の大きさを検出する系統電圧検出手段と、前
    記系統電圧検出手段の出力に応じたキャリア周波数を出
    力するキャリア周波数発生手段とを具備したことを特徴
    とするインバータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリア周波数発生手段は、発振周
    波数の異なる複数の発振器と、前記系統電圧検出手段の
    出力に応じて前記複数の発振器の出力のうちいずれかを
    選択する周波数選択手段と、前記周波数選択手段の出力
    を基にキャリア周波数を生成するキャリア周波数生成手
    段とからなることを特徴とする請求項1記載のインバー
    タ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリア周波数発生手段は、前記系
    統電圧検出手段の出力に応じた周波数を出力する発振器
    と、前記発振器の出力を基にキャリア周波数を生成する
    キャリア周波数生成手段とからなることを特徴とする請
    求項1記載のインバータ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリア周波数発生手段は、発振器
    と、前記発振器の出力を基に異なるキャリア周波数を生
    成する複数のキャリア周波数生成手段と、前記系統電圧
    検出手段の出力に応じて前記キャリア周波数生成手段の
    出力のうちいずれかを選択するキャリア周波数選択手段
    とからなることを特徴とする請求項1記載のインバータ
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記キャリア周波数発生手段は、前記系
    統電圧検出手段の各相の出力のうち最大値を選択する系
    統電圧最大値選択手段と、発振周波数の異なる複数の発
    振器と、前記系統電圧最大値選択手段の出力に応じて前
    記複数の発振器の出力のうちいずれかを選択する周波数
    選択手段と、前記周波数選択手段の出力を基にキャリア
    周波数を生成するキャリア周波数生成手段とからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
JP7182345A 1995-07-19 1995-07-19 インバータ制御装置 Pending JPH0937560A (ja)

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Cited By (7)

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