JPH0936777A - 送信電力出力制御回路 - Google Patents

送信電力出力制御回路

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JPH0936777A
JPH0936777A JP7181368A JP18136895A JPH0936777A JP H0936777 A JPH0936777 A JP H0936777A JP 7181368 A JP7181368 A JP 7181368A JP 18136895 A JP18136895 A JP 18136895A JP H0936777 A JPH0936777 A JP H0936777A
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JP
Japan
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transmission
signal
burst signal
amplifier
voltage
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JP7181368A
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English (en)
Inventor
Masataka Kuroda
雅隆 黒田
Yoshitake Takahashi
由毅 高橋
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バースト状で送信する送信信号に対して的確
な電力増幅を行い、一定電力の送信信号として出力す
る。 【解決手段】 例えば送信スロットで送信される第1
のバースト信号の検波電圧及び送信スロットで送信さ
れる第2のバースト信号の検波電圧を各々ピークホール
ド回路186,187に保持し、第1のバースト信号の
送信時にはピークホールド回路187の出力電圧と基準
電圧とを比較する一方、第2のバースト信号の送信時に
はピークホールド回路186の出力電圧と基準電圧とを
比較し、これらの比較結果を送信アンプ181へ与え送
信バースト信号を増幅させる。この結果、送信アンプで
増幅されるバースト信号の電力を一定値に保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は狭帯域TDMA(T
ime Division MuitipleAcce
ss)無線通信において送信する無線信号の送信電力を
制御する送信電力出力制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のTDMA無線通信において無線
信号の送信電力を制御する場合、従来は、電源電圧,入
力電圧及び温度等の諸条件が変動しても図4に示す自動
電力制御回路により、送信電力を一定に保持して送信す
るようにしている。図4において、200は発振器、2
01は送信アンプ、202は方向性結合器、203は方
向性結合器の出力の一部を検波する検波回路、204は
比較誤差アンプである。
【0003】ところで、このように構成された自動電力
制御回路において、発振器200からの出力は、送信ア
ンプ201で電力増幅されて方向性結合器202を介し
無線送信信号TXとして外部へ出力される。この場合、
方向性結合器202により送信信号の一部を分岐してコ
ンデンサC1を介し検波回路203へ与える。
【0004】検波回路203では、分岐された送信信号
の一部をダイオードD,コンデンサC2及び抵抗R2か
らなる回路により検波電圧Vdet を生成し、比較誤差ア
ンプ204へ出力する。この場合、比較誤差アンプ20
4では、この検波電圧Vdetと基準電圧Vref とを比較
し、その比較結果に応じた制御電圧VAPC を送信アンプ
201へ与え、送信アンプ201の増幅度を制御する。
このようにして、この自動電力制御回路では送信電力を
制御するための負帰還ループを形成し、無線信号を一定
の送信電力で送信するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような自動電力制
御回路が用いられる狭帯域TDMA無線通信では、送信
信号はバースト状に送信される。このため、送信波の立
ち上がり及び立ち下がり部分についても正確な電力増幅
を行なって一定のレベルのバースト波を出力しなければ
ならない。そして、こうしたバースト波に対する出力変
動を抑制するためには、図4の検波回路203において
その出力電圧を平滑するためのコンデンサC2及び抵抗
R2からなる平滑回路の時定数を大きくする必要があ
る。しかし、平滑回路の時定数を大きくすると、形成さ
れている負帰還ループにより、制御信号VAPC の伝達に
遅れが生じて応答速度が低下するという欠点があり、従
って送信アンプ側では送信するバースト波に対し的確な
電力増幅を行うことができないという問題があった。従
って本発明は、狭帯域TDMAにおける無線通信のよう
な、バースト状で送信する送信信号に対しても的確な電
力増幅を行い、一定電力の送信信号を出力することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、複数の各タイムスロットを介して送
信されるバースト信号の送信電力を制御する送信電力出
力制御回路において、バースト信号の送信電力を増幅度
に応じて増幅する送信増幅器と、送信増幅器の出力信号
を検波する検波回路と、連続するタイムスロットを介し
て送信された各バースト信号の検波回路を介する各検波
電圧を交互に蓄積保持する第1及び第2のピークホール
ド回路と、バースト信号の送信時にはこのバースト信号
の1タイムスロット前に送信されたバースト信号の検波
電圧を蓄積保持したピークホールド回路の検波電圧と基
準電圧とを比較し、この比較結果を上記増幅度として送
信増幅器へ与える比較器とを設けたものである。この結
果、比較器においては、送信増幅器が例えば或タイムス
ロットのバースト信号を増幅して出力する場合は、直接
この送信バースト信号の検波電圧と基準電圧とを比較せ
ずに、このバースト信号の1つ前のタイムロットで送信
されたバースト信号の検波電圧と基準電圧とを比較する
ため、送信するバースト信号の検波電圧に変動が生じて
も常に安定した増幅度を送信増幅器に与えることがで
き、従って送信増幅器で増幅されるバースト信号の電力
を一定値に保持することができる。また、第1及び第2
のピークホールド回路は比較器により基準電圧との比較
の終了後はそれぞれ蓄積保持している検波電圧を消去す
るようにしたものである。この結果、蓄積保持されてい
る検波電圧にさらに次のバースト信号による検波電圧が
加算されるようなことがなく、従って各ピークホールド
回路では正確な検波電圧を蓄積保持できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図3は本発明に係る送信電力出力制御回
路が適用される装置の実施の形態を示すブロック図であ
る。なお、この装置は、図示しない各移動局(各子機)
とTDMA無線通信を行う基地局である。
【0008】図3において、1はアンテナATを介して
各子機と無線通信を行う無線送受信部、2は無線送受信
部1からの無線信号の中からデジタル音声信号等を復調
するモデム復調器、3は復調信号の中から指定されたタ
イムスロットの信号を抽出するチャネルコーディック、
4はチャネルコーディック3で抽出されたデジタル信号
をアナログ信号に変換する音声コーディック、5A,5
Bはそれぞれ有線回線L1,L2に接続され音声コーデ
ィック4からのアナログ信号を2線の信号に変換して各
有線回線L1,L2側へ出力すると共に有線回線L1,
L2側からの信号を4線の信号として音声コーディック
4へ出力する2線4線変換部である。
【0009】また、6は音声コーディック4を介する有
線回線側からのデジタル信号の中から指定されたタイム
スロットの信号を抽出するチャネルコーディック、7は
チャネルコーディック6からのデジタル信号を変調して
無線送受信部1へ出力するモデム変調器、8は基地局の
全制御を行うCPUである。
【0010】次に、無線送受信部1は次のように構成さ
れている。即ち、12はアンテナAT及びアンテナスイ
ッチ11を介し子機側から送信されてくる周波数1.9
GHz帯の無線信号を増幅する受信増幅部、13は受信
増幅部12の出力信号と後述のPLLシンセサイザから
の例えば周波数1.6GHz帯の信号とを混合して周波
数240MHz帯の信号として出力する第1ミキサ、1
4は第1ミキサ13の信号とPLLシンセサイザからの
例えば周波数230MHz帯の信号とを混合して周波数
10.8MHz帯の信号として出力する第2ミキサ、1
5Aは第2ミキサ14の出力信号を入力して例えば周波
数10.8MHz帯の信号としてモデム復調器2へ出力
する中間周波増幅部、15Bは子機側の電波の有無を検
出するキャリア検出部である。
【0011】また、16はモデム変調器7からの信号を
PLLシンセサイザからの例えば周波数230MHz帯
の信号に基づき変調し周波数240MHz帯の信号とし
て出力する直交変調器、17は直交変調器16からの信
号とPLLシンセサイザからの例えば周波数1.6GH
z帯の信号とを混合して周波数1.9GHz帯の送信信
号として出力する第3ミキサ、18は周波数1.9GH
z帯の送信信号Aを増幅してアンテナスイッチ11及び
アンテナATを介し各子機側へ出力する送信増幅部であ
る。
【0012】次にこのように構成された基地局の動作に
ついて説明する。アンテナATを介し各子機からの周波
数1.9GHz帯の無線信号が無線送受信部1に入力さ
れると、無線送受信部1では、受信増幅部12でこれを
増幅し、さらにこの信号を、第1ミキサ13,第2ミキ
サ14,及び中間周波増幅部15Aで例えば10.8M
Hz帯の信号としてモデム復調器2へ出力する。この周
波数10.8MHz帯の受信信号はモデム復調器2で復
調され、さらに指定されたタイムスロットの復調信号が
チャネルコーディック3で抽出され、CPU8及び音声
コーディック4へ与えられる。音声コーディック4へ与
えられた音声信号は、音声コーディック4でアナログ音
声信号に変換されて有線回線側へ送出される。
【0013】一方、有線回線側からの音声信号は音声コ
ーディック4でデジタル信号に変換され、指定されたタ
イムスロットのデジタル信号がチャネルコーディック6
で抽出された後、モデム変調器7で変調されて無線送受
信部1へ送られる。無線送受信部1では、この入力信号
を直交変調器16及び第3ミキサ17により周波数1.
9GHz帯の信号としたうえ、送信増幅部18で増幅
し、子機側へ無線信号として伝送する。また、有線回線
側からの着信信号等は、図示しない回線インタフェース
を介してCPU8に与えられ、この場合CPU8は、着
信データをチャネルコーディック6へ与えて子機側へ伝
送する。
【0014】なお、無線送受信部1内には、上述したP
LLシンセサイザ19が設けられており、PLLシンセ
サイザ19は、第1ミキサ13及び第3ミキサ17に対
し例えば周波数1.6GHz帯の信号を出力するVCO
(電圧制御発振器)19A、第2ミキサ13及び直交復
調器16に対し例えば周波数230MHz帯の信号を出
力するVCO19B、VCO19Aの出力信号の位相と
基準信号の位相とを比較して位相差に応じた電圧をVC
O19Aへ出力するPLL部19C、及び、VCO19
Bの出力信号の位相と基準信号の位相とを比較して位相
差に応じた電圧をVCO19Bへ出力するPLL部19
Dから構成される。
【0015】ところで送信増幅部18は、上述したよう
に、周波数1.9GHz帯の送信信号Aを電力増幅して
アンテナスイッチ11及びアンテナATを介し各子機側
へ出力している。しかし、このような送信信号Aはバー
スト状の信号であるため、的確な電力増幅を行うことが
できない。このため、このような狭帯域TDMA無線通
信で送受されるバースト状の送信信号に対しても的確に
電力増幅を行い、一定レベルの送信信号を出力できるよ
うにする。
【0016】図1はこのような送信増幅部18の構成を
示すブロック図であり、上述した送信電力出力制御回路
に相当するものである。同図において、181は送信ア
ンプ、182は方向性結合器、183は方向性結合器の
出力の一部を検波する検波回路、184は比較誤差アン
プである。そして、これらの送信アンプ181,方向性
結合器182,検波回路183及び比較誤差アンプ18
4は、各々、図4に示す従来回路の送信アンプ201,
方向性結合器202,検波回路203及び比較誤差アン
プ204に相当する。
【0017】この他、この送信増幅部18には、電流ア
ンプ185、スイッチ186A,186B,コンデンサ
C3及び抵抗R3からなるピークホールド回路186、
スイッチ187A,187B,コンデンサC4及び抵抗
R4からなるピークホールド回路187、及び各ピーク
ホールド回路186,187の出力を選択するスイッチ
188が設けられている。なお、各ピークホールド回路
186,187内の各スイッチ及びスイッチ188はC
PU8の制御により切り替えられる。
【0018】図1において、図3の第3ミキサ17から
出力される周波数1.9GHzの送信信号Aが送信アン
プ181に与えられると、送信アンプ181ではこれを
電力増幅して方向性結合器182を介し無線送信信号T
Xとして外部へ出力する。この場合、方向性結合器18
2により送信信号の一部が分岐されてコンデンサC1を
介し検波回路183へ与えられる。
【0019】検波回路183では、分岐された無線送信
信号TXの一部をダイオードD,コンデンサC2及び抵
抗R2からなる回路により検波電圧Vdet を生成し、電
流アンプ185に与え電流増幅させる。この場合、電流
アンプ185の出力信号は、各ピークホールド回路18
6,187の各スイッチがCPU8により開閉制御され
ることにより、何れかのピークホールド回路のコンデン
サに蓄積され、このコンデンサに蓄積された出力信号
が、CPU8により同様に切替制御されるスイッチ18
8を経由し比較誤差アンプ184に出力される。この結
果、比較誤差アンプ184では、何れかのピークホール
ド回路のコンデンサに蓄積された電流アンプ185の出
力信号と、基準電圧Vref とを比較し、その比較結果に
応じた制御電圧VAPC を送信アンプ181へ与え、送信
アンプ181の増幅度を制御する。この結果、送信アン
プ181では送信信号Aを的確に増幅して無線送信信号
TXとして出力することができる。
【0020】次に、本発明の要部を示す各ピークホール
ド回路の動作及びCPU8による各スイッチの切替動作
を図1のブロック図及び図2のタイミングチャートに基
づいてさらに詳細に説明する。一般にこの種の基地局で
は、各子機に対し送信を行う場合、図2(a)に示す
〜の4つの送信タイミング(送信タイムスロット)で
各バースト信号を送信する。また、各子機からのバース
ト信号を受信する場合は、各送信タイミング〜でバ
ースト信号を送信した後の4つの受信タイムスロットで
受信する。そこで、CPU8はまず送信タイミングの
開始時点では、ピークホールド回路186のスイッチ1
86Aを閉結し、スイッチ186Bを開放する。する
と、検波回路183の出力を増幅する電流アンプ185
の出力信号がコンデンサC3に蓄積され、コンデンサC
3の充電が開始される。
【0021】また、このときピークホールド回路187
ではスイッチ187Aは開放状態に制御され、またスイ
ッチ187Bも既に開放状態に制御されて、コンデンサ
C4には既に電流アンプ185の出力信号が十分充電さ
れ、従ってピークホールド回路187には安定した出力
電圧が確保されている。このため、CPU8は送信タイ
ミングの開始時点でスイッチ188を制御しその接点
をb側に切り替える。すると、ピークホールド回路18
7のコンデンサC4に蓄積されている電流アンプ185
の出力電圧がスイッチ188を介し比較誤差アンプ18
4に与えられ、この結果、比較誤差アンプ184から基
準電圧Vref と比較した結果の制御電圧VAPC が送信ア
ンプ181へ与えられる。
【0022】その後、送信タイミングの終了時点にな
ると、CPU8は、スイッチ188を制御してその接点
をb側から切り離す。また、このときCPU8は、ピン
クホールド回路187のスイッチ187Bが閉となるよ
うに制御し、ピンクホールド回路187のコンデンサC
4に蓄積されている出力信号を抵抗R4を通って放電さ
せ、その充電量を「0」にする。この結果、ピンクホー
ルド回路187のコンデンサC4に次の送信タイミング
で電流アンプ184の出力信号を蓄積する場合に正確な
値として蓄積することができる。
【0023】次に送信タイミングの開始時点になる
と、送信タイミングの時点で充電を開始したピークホ
ールド回路186のコンデンサC3には電流アンプ18
5の出力信号が十分蓄積され、従ってピークホールド回
路186から安定した出力電圧が得られることから、C
PU8はスイッチ186Aを開放すると共に、スイッチ
188を制御してその接点をa側に切り替える。する
と、今度はピークホールド回路186のコンデンサC3
に蓄積されている電流アンプ185の出力電圧が比較誤
差アンプ184に与えられる。
【0024】また、このときCPU8はピークホールド
回路187のスイッチ187Aを閉結し、スイッチ18
7Bを開放するように制御する。すると、電流アンプ1
85の出力信号はピークホールド回路187のコンデン
サC4に蓄積され、コンデンサC4の充電が開始され
る。そして送信タイミングの終了時点になると、CP
U8は、スイッチ188を制御してその接点をa側から
切り離す。また、ピンクホールド回路186のスイッチ
186Bを閉に制御することにより、ピンクホールド回
路186のコンデンサC3に蓄積されている出力信号の
電荷を抵抗R3を通って放電させ、その充電量を「0」
にする。
【0025】こうして、送信タイミングが終了して、
次に送信タイミングの時点になると、CPU8は送信
タイミングの時点と同様に各スイッチを制御する。そ
してその後、送信タイミングの時点になると、送信タ
イミングの時点と同様に各スイッチを制御する。この
ように、送信タイミング,で送信されるバースト信
号の検波出力をそれぞれピークホールド回路186でホ
ールドしておき、送信タイミング,で送信するバー
スト信号の電力制御に用いると共に、送信タイミング
,で送信されるバースト信号の検波出力をそれぞれ
ピークホールド回路187にホールドし、送信タイミン
グ,で送信するバースト信号の電力制御に用いるよ
うに構成したものである。
【0026】この結果、比較誤差アンプ184では、直
接、バースト信号の検波電圧と基準電圧Vref とを比較
せず、1つ前のバースト信号の電圧値を保持しているピ
ークホールド回路の出力電圧と基準電圧Vref と比較す
るため、検波電圧に変動が生じても常に安定した制御電
圧VAPC を送信アンプ181へ与えることができ、従っ
て送信アンプ181でバースト信号を増幅する場合の増
幅度を一定に保つことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
続するタイムスロットを介して送信された各バースト信
号の検波回路を介する各検波電圧を交互に第1及び第2
のピークホールド回路に蓄積保持し、比較器は、バース
ト信号の送信時にはこのバースト信号の1タイムスロッ
ト前に送信されたバースト信号に対応する検波電圧を保
持したピークホールド回路の検波電圧と基準電圧とを比
較し、この比較結果を送信増幅器へ与えて、送信バース
ト信号の電力増幅を行わせるようにしたので、直接送信
バースト信号の検波電圧と基準電圧とを比較せずに、こ
のバースト信号の1つ前のバースト信号の検波電圧と基
準電圧とが比較されるため、送信するバースト信号の検
波電圧に変動が生じても安定した増幅度を送信増幅器に
与えることができ、従って送信増幅器で増幅されるバー
スト信号の電力を一定値に保持することができる。ま
た、第1及び第2のピークホールド回路は比較器により
基準電圧との比較の終了後はそれぞれ蓄積保持している
検波電圧を消去するようにしたので、蓄積保持されてい
る検波電圧にさらに次のバースト信号による検波電圧が
加算されるようなことがなく、従って各ピークホールド
回路では常に正確な検波電圧を蓄積保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る送信電力出力制御回路の構成を
示すブロック図である。
【図2】 上記送信電力出力制御回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】 送信電力出力制御回路が適用される装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】 従来回路のブロック図である。
【符号の説明】
1…無線送受信部、8…CPU、11…アンテナスイッ
チ、12…受信増幅部、13,14,17…ミキサ、1
5A…中間周波増幅部、16…直交変調器、18…送信
増幅部、181…送信アンプ、182…方向性結合器、
183…検波回路、184…比較誤差アンプ、185…
電流アンプ、186,187…ピークホールド回路、1
86A,186B,187A,187B,188…スイ
ッチ、A…送信信号、VAPC …制御電圧、Vref …基準
電圧。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の各タイムスロットを介して送信さ
    れる各バースト信号の送信電力を制御する送信電力出力
    制御回路において、 前記バースト信号の送信電力を増幅度に応じて増幅する
    送信増幅器と、送信増幅器の出力信号を検波する検波回
    路と、連続するタイムスロットを介して送信された各バ
    ースト信号の前記検波回路を介する各検波電圧を交互に
    蓄積保持する第1及び第2のピークホールド回路と、バ
    ースト信号の送信時にはこのバースト信号の1タイムス
    ロット前に送信されたバースト信号に対応する検波電圧
    を蓄積保持したピークホールド回路からの蓄積保持され
    ている検波電圧と基準電圧とを比較し、この比較結果を
    前記増幅度として送信増幅器へ与える比較器とを備えた
    ことを特徴とする送信電力出力制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の送信電力出力制御回路に
    おいて、 前記第1及び第2のピークホールド回路は、前記比較器
    により基準電圧との比較の終了後はそれぞれ蓄積保持し
    ている検波電圧を消去することを特徴とする送信電力出
    力制御回路。
JP7181368A 1995-07-18 1995-07-18 送信電力出力制御回路 Pending JPH0936777A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7159236B2 (en) 2000-06-30 2007-01-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Transmission/reception integrated radio-frequency apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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