JPH0936612A - ストリップ線路回路 - Google Patents

ストリップ線路回路

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JPH0936612A
JPH0936612A JP7185885A JP18588595A JPH0936612A JP H0936612 A JPH0936612 A JP H0936612A JP 7185885 A JP7185885 A JP 7185885A JP 18588595 A JP18588595 A JP 18588595A JP H0936612 A JPH0936612 A JP H0936612A
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JP
Japan
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port
strip
strip conductor
connection terminal
strip line
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JP7185885A
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English (en)
Inventor
Sukeyuki Masuno
祐之 升野
Kazuhiro Mukai
一裕 向井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリップ線路回路のストリップ導体方向の
寸法を縮小し、ストリップ線路回路を組み込んだ装置を
小型化する。 【解決手段】 信号の入力用ポート3または出力用ポー
ト4の少なくとも一つを、ストリップ導体を含む面に対
して所定のポート角度に設ける。入力用ポート3または
出力用ポート4はポート用ストリップ線路、同軸線路等
からなる。ストリップ線路とポートは、可撓性を有する
部材13、接続端子14等により接続される。ポートは
ストリップ線路のストリップ導体を被着しない側にも設
けることができる。上記により入力用ポート3または出
力用ポート4の位置および方向を任意に設定することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストリップ線路回
路、特に信号の入力用または出力用ポートを有するマイ
クロ波用ストリップ線路回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロ波信号が入力用ポートか
ら入力され、ストリップ線路に導かれて、出力用ポート
より出力されるストリップ線路回路が用いられている。
図15は、このようなストリップ線路回路の一例として
トリプレート3分配器の構成を示す概略図である。
【0003】図15において、誘電体基板6には両面に
ストリップ導体が所定のパターンを形成するように被着
されている。本従来例はトリプレート3分配器であり、
ストリップ導体のパターンは3分配器を形成している。
誘電体基板6の上下両面に、片面に導体を被着した誘電
体基板5が導体を外側にして重ね合わされている。この
誘電体基板6および2枚の誘電体基板5と被着された各
導体によりトリプレート型ストリップ線路が構成され
る。
【0004】誘電体基板5および6はケース1およびカ
バー2に納められており、かかる状態で、誘電体基板5
に被着された導体がケース1およびカバー2に接触して
いる。
【0005】また、入力用ポート3および3個の出力用
ポート4が、誘電体基板6上のストリップ導体に接続し
て設けられている。ここで、図15に示すように入力用
ポート3および出力用ポート4は、誘電体基板6に被着
されたストリップ導体の形成するパターンを含む平面
(以下この平面をストリップ導体平面という)の方向に
設けられている。
【0006】以上の構成を有するストリップ線路回路を
用いたトリプレート3分配器においては、入力用ポート
3より入力されたRF信号が、誘電体基板5および6に
より構成されたトリプレート型ストリップ線路を導かれ
る過程で、ストリップ導体のパターンにて形成される分
配器により3分配され、出力用ポート4より出力され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のス
トリップ線路回路では、ストリップ導体平面の方向に入
力用および出力用ポートが設けられている。従って、ス
トリップ線路回路を組み込んだ装置を上記パターンの方
向に小型化しようとする場合、ストリップ線路と上記ポ
ートを含むストリップ線路回路の大きさにより装置の大
きさの設定が制約を受け、装置の小型化が妨げられると
いう問題がある。
【0008】本発明の目的は、上記の問題に対応し、ス
トリップ線路回路の入力用および出力用ポートにより制
限を受けることなく、ストリップ線路回路を組み込んだ
装置を小型化することが可能となるストリップ線路回路
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のストリップ線路回路は、誘電体基板および
前記誘電体基板上に被着され所定のパターンを形成する
ストリップ導体を含むストリップ線路と、前記パターン
を形成するストリップ導体に接続される信号の入力用ま
たは出力用ポートと、を含むストリップ線路回路におい
て、少なくとも一つの前記ポートは前記パターンを形成
するストリップ導体を含む平面に対して所定のポート角
度に設けられているものである。
【0010】上記構成によれば、ストリップ線路回路の
信号入力用または出力用ポートがストリップ導体を含む
平面に対して所定のポート角度に設けられ、このポート
の方向に接続部品が接続され信号が入力または出力され
る。従って、ポートの位置および角度が変更されたこと
により、ストリップ線路回路のストリップ導体を含む平
面方向の寸法が縮小される。
【0011】なお、ここでポート角度とは、前記入力用
または出力用ポートのうち、前記所定のパターンを形成
するストリップ導体を含む面に平行でないポートが、こ
のストリップ導体を含む面となす角度をいう。
【0012】また本発明のストリップ線路回路は、さら
に信号を入力または出力する前記ポートはポート用スト
リップ線路からなるものである。
【0013】上記構成によれば、ポートを構成するポー
ト用ストリップ線路により信号が入力または出力され
る。
【0014】また一方本発明のストリップ線路回路は、
さらに、信号を入力または出力する前記ポートは同軸線
路からなるものである。
【0015】上記構成によれば、ポートを構成する同軸
線路により信号が入力または出力される。
【0016】また本発明のストリップ線路回路では、前
記所定のポート角度に設けられたポートを構成するポー
ト用ストリップ線路は、前記ポート角度に設けられたポ
ート用誘電体基板および前記ポート用誘電体基板上に被
着されるポート用ストリップ導体を含み、前記ポート用
ストリップ導体は可撓性を有する部材により前記パター
ンを形成するストリップ導体と接続される。
【0017】上記構成によれば、ポート用のストリップ
導体と所定のパターンを形成するストリップ導体が可撓
性を有する部材により接続され、かかる可撓性を有する
部材により信号が方向を変えて導かれる。
【0018】また本発明のストリップ線路回路では、前
記所定のポート角度に設けられたポートを構成するポー
ト用ストリップ線路は、前記ポート角度に設けられたポ
ート用誘電体基板および前記ポート用誘電体基板上に被
着されるポート用ストリップ導体を含み、前記ポート用
ストリップ導体上に設けられた接続端子取付部に、前記
パターンを形成するストリップ導体を含む平面の方向に
接続端子が取り付けられ、前記接続端子により、前記ポ
ート用ストリップ導体と前記パターンを形成するストリ
ップ導体が接続される。
【0019】上記構成によれば、ポート用ストリップ導
体に取り付けられた接続端子の取付角により、ポート用
ストリップ線路をパターンを形成するストリップ線路に
取り付ける角度が定まる。また、上記接続端子によりポ
ート用ストリップ導体とパターンを形成するストリップ
導体が接続され、この接続部で信号が方向を変えて導か
れる。
【0020】また本発明のストリップ線路回路では、前
記所定のポート角度に設けられたポートを構成するポー
ト用ストリップ線路は、前記ポート角度に設けられたポ
ート用誘電体基板および前記ポート用誘電体基板上に被
着されるポート用ストリップ導体を含み、前記パターン
を形成するストリップ導体上に設けられた接続端子取付
部に、前記ポート用ストリップ導体を含む平面の方向に
接続端子が取り付けられ、前記接続端子により、前記ポ
ート用ストリップ導体と前記パターンを形成するストリ
ップ導体が接続される。
【0021】上記構成によれば、パターンを形成するス
トリップ導体に取り付けられた接続端子の取付角によ
り、ストリップ線路にポート用ストリップ線路が取り付
けられる角度が定まる。また、上記接続端子によりポー
ト用ストリップ導体とパターンを形成するストリップ導
体が接続され、この接続部で信号が方向を変えて導かれ
る。
【0022】また本発明のストリップ線路回路では、前
記ポート用ストリップ線路は、前記ストリップ線路の前
記パターンを形成するストリップ導体が被着されない側
に配置され、前記接続端子取付部は、前記誘電体基板を
貫通するスルーホールを含み、前記スルーホールに通し
て取り付けた接続端子により前記ポート用ストリップ導
体と前記パターンを形成するストリップ導体が接続され
る。
【0023】上記構成によれば、ポート用ストリップ線
路がパターンを形成するストリップ線路のストリップ導
体を被着しない側に配置された場合でも、誘電体基板を
貫通するスルーホールに通して取り付けられた接続端子
により、パターンを形成するストリップ導体とポート用
ストリップ導体が接続され、この接続部で信号が方向を
変えて導かれる。
【0024】また本発明のストリップ線路回路は、前記
所定のポート角度に設けられたポートを構成する同軸線
路の芯線と、前記パターンを形成するストリップ導体と
を可撓性を有する部材で接続したものである。
【0025】上記構成によれば、ポートを構成する同軸
線路の芯線とパターンを形成するストリップ導体が可撓
性を有する部材により接続され、かかる可撓性を有する
部材により信号が方向を変えて導かれる。
【0026】また本発明のストリップ線路回路は、前記
パターンを形成するストリップ導体上に接続端子取付部
が設けられ、前記所定のポート角度に設けられたポート
を構成する同軸線路の芯線が接続端子として前記接続端
子取付部に取り付けられるものである。
【0027】上記構成によれば、ポートを構成する同軸
線路の芯線が接続端子としてパターンを形成するストリ
ップ導体に接続され、この接続部で信号が方向を変えて
導かれる。
【0028】また本発明のストリップ線路回路では、前
記所定のポート角度に設けられたポートを構成する同軸
線路は、前記ストリップ線路の前記パターンを形成する
ストリップ導体を被着しない側に配置され、前記接続端
子取付部は、前記誘電体基板を貫通するスルーホールを
含み、前記同軸線路の芯線が前記スルーホールを通して
接続端子として前記パターンを形成するストリップ導体
と接続される。
【0029】上記構成によれば、ポートを構成する同軸
線路がパターンを形成するストリップ線路のストリップ
導体を被着しない側に配置された場合でも、誘電体基板
を貫通するスルーホールを通して同軸線路の芯線がスト
リップ導体と接続され、この接続部で信号が方向を変え
て導かれる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づき説明する。以下の説明では、ストリップ
線路回路の一つであるトリプレート型ストリップ線路を
用いた3分配器において本発明を実施した場合について
説明する。なお、以下の説明において、前述の図15に
示す要素に付した符号と同一符号を付した要素は同一機
能を有し、説明は省略する。
【0031】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す斜視図で
ある。第1の実施の形態は、本発明においてストリップ
線路回路の入力用ポート3および出力用ポート4として
同軸線路を用いた場合の一例である。
【0032】図1に示すように、入力用ポート3および
出力用ポート4は同軸コネクタからなり、ストリップ導
体平面に対して垂直に、カバー2上に設けられている。
【0033】本実施の形態のトリプレート型3分配器に
おいても、従来例と同様に、入力用ポート3より入力さ
れたRF信号が、誘電体基板5および6により構成され
たトリプレート型ストリップ線路に導かれる過程で、ス
トリップ導体のパターンにて形成される分配器により3
分配され、出力用ポート4より出力される。ただし、従
来例と異なり、信号の入力および出力方向はストリップ
導体平面に垂直な方向である。
【0034】本実施の形態に示すように、本発明では入
力用ポート3および出力用ポート4がストリップ導体平
面の方向と異なる方向に設けられ、このストリップ導体
平面方向のストリップ線路回路の寸法が従来例に比べて
縮小されている。従って、ストリップ線路回路を組み込
んだ装置を前記平面方向に小型化することが可能とな
る。
【0035】また、本実施の形態では前記ポートの方向
に対応して、ストリップ導体平面の方向と垂直方向に接
続部品が接続される。このように、従来のストリップ線
路回路への接続部品の取付方向がストリップ導体平面方
向に制限されていたのと異なり、本発明のストリップ線
路回路ではかかる制限を受けず、従って、ストリップ線
路回路を組み込んだ装置において、より自由な位置に部
品を配置することが可能となる。
【0036】上記に示した本実施の形態により得られる
効果は、以下に示す第2〜第12の実施の形態において
も同様に得ることができる。
【0037】なお、本実施の形態は入力用ポート3およ
び出力用ポート4を構成する同軸線路に同軸コネクタを
用いているが、セミリジットケーブル等の他の同軸線路
を用いることも可能である。
【0038】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す斜視図で
ある。第2の実施の形態は、本発明において入力用ポー
ト3または出力用ポート4の一部のポートのみがストリ
ップ導体平面に対して所定のポート角度に設けられた場
合の一例である。
【0039】図2に示すように、本実施の形態において
入力用ポート3はストリップ導体平面の方向に設けら
れ、また、出力用ポート4はストリップ導体平面に垂直
に設けられている。ポートの設定方向以外については第
1の実施の形態と同様である。
【0040】本実施の形態に示されるように、本発明に
おいては、ストリップ線路回路に接続される部品の形状
および配置等の要求に応じて、一部のポートのみをスト
リップ導体平面方向と異なる所定のポート角度に設ける
ことが可能である。
【0041】(第3の実施の形態)図3は本発明の第3
の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す斜視図で
ある。第3の実施の形態は、入力用ポート3または出力
用ポート4がストリップ導体平面に対し任意のポート角
度に設けられた場合の一例である。
【0042】図3に示すように、本実施の形態において
入力用ポート3はストリップ導体平面の方向に設けら
れ、また、出力用ポート4はストリップ導体平面に対し
て45゜の角度に設けられている。本実施の形態では第
2の実施の形態に対して出力用ポート4の設定方向が異
なるが、その他の構成については第2の実施の形態と同
様である。なお、本発明におけるポートの設置角度は、
本実施の形態のポート設置角度、すなわちストリップ導
体平面に対して45゜の角度に限られるものではない。
【0043】本実施の形態に示されるように、本発明に
おいては、ストリップ線路回路に接続される部品の形
状、配置等の要求に応じて、入力用ポート3または出力
用ポート4を任意のポート角度に設けることが可能であ
る。
【0044】(第4の実施の形態)図4は本発明の第4
の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す斜視図で
ある。第4の実施の形態は、本発明において入力用ポー
ト3または出力用ポート4としてポート用ストリップ線
路が用いられた場合の一例である。
【0045】図4に示すように、本実施の形態において
入力用ポート3および出力用ポート4はマイクロストリ
ップ線路からなり、ストリップ導体平面に対して所定の
ポート角度に設けられている。本実施の形態は、ポート
にマイクロストリップ線路を用いる点と、各ポートの設
置角度が異なる点の他は第1の実施の形態と同様であ
る。本実施の形態においては、入力用ポート3および出
力用ポート4に、MIC(マイクロ波集積回路)部品等
を可撓性を有する部材を用いて接続することが可能であ
る。
【0046】なお、本実施の形態ではポート用ストリッ
プ線路としてマイクロストリップ線路が用いられている
が、本発明においては、サスペンデット線路等の他のス
トリップ線路を用いることも可能である。
【0047】(第5の実施の形態)図5は本発明の第5
の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す断面図で
ある。第5の実施の形態は、入力用ポート3にポート用
ストリップ線路を用い、このポート用ストリップ線路と
パターンを形成するストリップ線路が可撓性を有する部
材により接続される場合の一例である。
【0048】図5に示すように、入力用ポート3はポー
ト用誘電体基板11および前記基板11上に被着された
ポート用ストリップ導体12を含むマイクロストリップ
線路で構成される。ポート用誘電体基板11はストリッ
プ導体平面に垂直に設けられ、ポート用ストリップ導体
12と誘電体基板6に被着されたストリップ導体7が可
撓性を有する部材13(たとえば金リボン、金銀リボ
ン)により接続されている。
【0049】本実施の形態では、入力信号が、ポート用
ストリップ線路からストリップ線路へ、可撓性を有する
部材13により方向を90゜変えられて導かれる。
【0050】なお、図5においては出力用ポート4は図
示されていない。また、本実施の形態に関して入力用ポ
ート3のみについて説明したが、出力用ポート4につい
ても上記と同様の構成とすることができる。これらの点
については、以下において説明する第6〜第12の実施
の形態および図6〜図14において同様である。
【0051】(第6の実施の形態)図6は本発明の第6
の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す断面図で
ある。第6の実施の形態は、第5の実施の形態と同様の
構成であるが、入力用ポート3がストリップ導体平面に
対して任意のポート角度に設けられた場合の一例であ
る。
【0052】図6に示すように、本実施の形態では、ケ
ース1の側壁1aがストリップ導体平面に対して60゜
の方向に設けられている。この側壁1a上にマイクロス
トリップ線路よりなる入力用ポート3のポート用誘電体
基板11が設置され、その結果入力用ポート3はストリ
ップ導体平面に対して60゜の方向に設けられている。
本実施の形態は、上記側壁1aの形状および入力用ポー
ト3の設定方向以外については、前記第5の実施の形態
と同様の構成である。なお、本発明におけるポートの設
置角度は、本実施の形態のポート設置角度、すなわちス
トリップ導体平面に対して60゜の角度に限られるもの
ではない。
【0053】本実施の形態に示されるように、本発明で
は、ストリップ線路回路に接続される部品の形状、配置
等の要求に応じて、ストリップ線路よりなる入力用ポー
ト3を任意のポート角度に設けることができる。
【0054】(第7の実施の形態)図7は本発明の第7
の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す断面図で
あり、図8は本実施の形態の入力用ポート3部分の斜視
図である。第7の実施の形態は入力用ポート3にポート
用ストリップ線路を用い、このポート用ストリップ線路
とパターンを形成するストリップ線路が接続端子により
接続される場合の一例である。
【0055】図7に示すように、本実施の形態において
も、入力用ポート3は第5の実施の形態と同様のマイク
ロストリップ線路で構成される。図8に示すように、ポ
ート用誘電体基板11に対して垂直に開けられた穴から
なる接続端子取付部15がポート用ストリップ導体12
上に設けられている。同図に示すように、棒上の部材か
らなる接続端子14が接続端子取付部15に挿入され、
ポート用ストリップ導体12とはんだ付けされる。さら
に、接続端子14の接続端子取付部15の穴より突き出
した部分がパターンを形成するストリップ導体7にはん
だ付けされる。
【0056】上記によりポート用ストリップ導体12と
ストリップ導体7の間が接続端子14により接続され、
接続端子14を介してポート用ストリップ線路からスト
リップ線路に信号が導かれる。
【0057】また、上記のように接続端子取付部15の
穴はポート用ストリップ導体12上に垂直に設けられて
おり、従ってこの取付部15に挿入された接続端子14
はポート用ストリップ線路に垂直な方向に取り付けられ
ている。ここで、この接続端子14がストリップ導体7
に平行になるようにはんだ付けされているので、その結
果ポート用ストリップ線路からなる入力用ポート3の設
定方向はストリップ導体平面に垂直になっている。この
ように、本実施の形態において入力用ポート3の設定方
向は、接続端子取付部15の形状とこの接続端子取付部
15に接続端子14を取り付ける角度によって定められ
る。
【0058】なお、本実施の形態では、接続端子取付部
15はポート用ストリップ導体12上に設けられた穴か
らなるが、本発明においては、その他の形状の接続部、
たとえば、ポート用ストリップ導体上に立設され接続端
子14を挿入可能な筒等とすることも可能である。
【0059】(第8の実施の形態)図9は本発明の第8
の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す断面図で
あり、図10は本実施の形態の入力用ポート3部分の斜
視図である。第8の実施の形態は、第7の実施の形態と
同様の構成であるが、接続端子取付部15がパターンを
形成するストリップ導体7上に設けられる点で異なる。
【0060】図9および図10に示すように、本実施の
形態では、接続端子14がストリップ導体7に設けられ
た接続端子取付部15に取り付けられ、接続端子14の
前記取付部15から突き出した部分がポート用ストリッ
プ導体12にはんだ付けされる。その他の構成について
は、第7の実施の形態と同様である。
【0061】このように接続端子取付部15は、ストリ
ップ線路回路の組立上の要求等により、ポート用ストリ
ップ導体12上に設けることも、パターンを形成するス
トリップ導体7上に設けることも可能である。
【0062】(第9の実施の形態)図11は本発明の第
9の実施の形態に係るストリップ線路回路の入力用ポー
ト3部分の斜視図である。第9の実施の形態はポート用
ストリップ線路からなる入力用ポート3をストリップ線
路のパターンを形成するストリップ導体7が被着されな
い側に配置した場合の一例である。
【0063】図11に示すように、本実施の形態におい
て、ポート用ストリップ線路12がストリップ線路のス
トリップ導体7を被着しない側に配置されている。接続
端子取付部15はストリップ導体7および誘電体基板6
を貫通するスルーホールからなり、接続端子14がこの
スルーホールに挿入され、ストリップ導体7とはんだ付
けされている。また、接続端子14の前記スルーホール
から突き出した部分がポート用ストリップ導体12には
んだ付けされている。
【0064】上記のように、本実施の形態では入力用ポ
ート3がストリップ線路のストリップ導体7を被着しな
い側に配置された場合にも、入力信号をポート用ストリ
ップ導体12からストリップ導体7に導くことが可能で
ある。
【0065】さらに、多層基板を用いたストリップ線路
回路において、接続端子が外側の基板に設けられたスル
ーホールを貫通して、内部のストリップ線路のストリッ
プ導体と接続される構成にすることにより、この内部の
ストリップ線路に信号を入力する場合にも、入力用ポー
トをストリップ導体平面方向と異なる角度に設けること
が可能となる。この場合、外側の基板のために接続端子
による信号の伝導が妨げられることのないように、基板
と接続端子の接触を防止する等の各部構造および配置の
設定が行われる。
【0066】(第10の実施の形態)図12は本発明の
第10の実施の形態に係るストリップ線路回路の断面図
である。第10の実施の形態は入力用ポート3に同軸線
路を用い、この同軸線路の芯線とパターンを形成するス
トリップ導体が可撓性を有する部材により接続される場
合の一例である。
【0067】図12に示すように、本実施の形態におい
て、入力用ポート3は同軸コネクタ19からなり、スト
リップ導体平面に対して垂直になるようにカバー2に固
定されている。同軸コネクタ19の芯線20はストリッ
プ導体7と可撓性を有する部材13により接続されてい
る。
【0068】本実施の形態では、入力信号が、同軸コネ
クタ19の芯線20からストリップ導体7へ、可撓性を
有する部材13により方向を90゜変えられて導かれ
る。
【0069】(第11の実施の形態)図13は本発明の
第11の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す断
面図である。第11の実施の形態は、第10の実施の形
態と同様であるが、入力用ポートがストリップ導体平面
に対して任意のポート角度に設けられた場合の一例であ
る。
【0070】図13に示すように、本実施の形態では、
カバー2の同軸コネクタ19を固定する面がストリップ
導体平面に対して30゜の角度に設定されている。従っ
て、カバー2に固定される入力用ポート3はストリップ
導体平面に対して120゜の角度に設けられる。本実施
の形態では、上記カバー2の形状および入力用ポート3
の設定方向以外の構成は前記第10の実施の形態と同様
である。なお、本発明におけるポートの設置角度は、本
実施の形態のポート設置角度、すなわちストリップ導体
平面に対して120゜の角度に限られるものではない。
【0071】本実施の形態に示されるように、本発明で
は、ストリップ線路回路に接続される部品の形状、配置
等の要求に応じて、同軸線路よりなる入力用ポート3を
任意のポート角度に設けることができる。
【0072】(第12の実施の形態)図14は本発明の
第12の実施の形態に係るストリップ線路回路を示す断
面図である。第12の実施の形態は入力用ポート3に同
軸線路を用い、この同軸線路の芯線が接続端子としてパ
ターンを形成するストリップ導体と接続される場合の一
例である。
【0073】図14に示すように、本実施の形態では入
力用ポート3は同軸コネクタ19からなり、カバー2に
固定されている。また、ストリップ導体平面に垂直に開
けられた穴からなる接続端子取付部15が、ストリップ
導体7上に設けられている。同軸コネクタ19の芯線2
0がこの接続端子取付部15に接続端子として挿入さ
れ、ストリップ導体7にはんだ付けされている。
【0074】本実施の形態においては、入力信号が同軸
コネクタ19の芯線20とストリップ導体7の接続部分
で方向を90゜変えられて導かれる。
【0075】なお、本実施の形態においては、接続端子
取付部15は誘電体基板6を貫通するスルーホールと
し、第9の実施の形態と同様に、ストリップ線路のスト
リップ導体7が被着されない側に同軸コネクタ19から
なる入力用ポート3を配置することも可能である。この
場合、同軸コネクタ19の芯線20が前記スルーホール
を通してストリップ導体7とはんだ付けされる。
【0076】以上の説明おいては、本発明に係るストリ
ップ線路回路の実施の形態としてトリプレート型3分配
器を示している。ただし、本発明は3分配器以外の回路
にも適用することも可能である。すなわち、本発明は2
分配器あるいは4分配以上の分配器にも適用され、ま
た、分配器以外の方向性結合器等の回路にも適用され
る。さらに、本発明は実施の形態に示したトリプレート
型ストリップ線路を用いたストリップ線路回路以外のス
トリップ線路回路にも適用することが可能である。すな
わち、サスペンデッド型等の他のストリップ線路を用い
たストリップ線路回路にも適用され、多層基板等の多層
で構成されるストリップ線路にも適用される。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、ストリップ線路回路の
信号入力用または出力用ポートがストリップ導体を含む
平面に対して所定のポート角度に設けられる。従ってポ
ートの位置および角度が変更され、ストリップ線路回路
のストリップ導体を含む平面方向の寸法が縮小される。
このように寸法が縮小されるのでストリップ線路回路を
組み込んだ装置を小型化することが可能となる。また、
上記のように設定されたポートの方向に、接続部品が接
続され、信号が入力または出力される。従ってストリッ
プ線路回路への接続部品の取付方向がストリップ導体平
面方向に制限されないので、ストリップ線路回路を組み
込んだ装置においてより自由な位置に部品を配置するこ
とが可能となる。
【0078】また本発明によれば、信号の入力用または
出力用ポートはポート用ストリップ線路からなり、この
ストリップ線路により信号が入力または出力される。従
ってストリップ線路回路のポートがポート用ストリップ
線路からなる場合にこのポートの位置および角度を変更
することが可能となる。
【0079】また本発明によれば、信号の入力用または
出力用ポートは同軸線路からなり、この同軸線路により
信号が入力または出力される。従ってストリップ線路回
路のポートが同軸線路からなる場合にこのポートの位置
および角度を変更することが可能となる。
【0080】また本発明によれば、ポート用ストリップ
線路からなる入力用または出力用ポートを有するストリ
ップ線路回路において、ポート用ストリップ導体と所定
のパターンを形成するストリップ導体が可撓性を有する
部材により接続され、かかる可撓性を有する部材により
信号が方向を変えて導かれる。従って、このような簡単
な構成により、部品点数の増加を抑えて、ポートの位置
および角度を変更することが可能となる。
【0081】また本発明によれば、ポート用ストリップ
線路からなる入力用または出力用ポートを有するストリ
ップ線路回路において、ポート用ストリップ導体に取り
付けた接続端子を用いて前記ポートとパターンを形成す
るストリップ線路が接続され、かかる接続端子により信
号が方向を変えて導かれる。従って、このような簡単な
構成により、部品点数の増加を抑えて、ポートの位置お
よび角度を変更することが可能となる。さらに本発明に
よれば、ポート用ストリップ導体に取り付けられた接続
端子の取付角により、ポート用ストリップ線路がパター
ンを形成するストリップ線路に対して取り付けられる角
度が定まる。従ってストリップ線路回路製造時のポート
設置角度の設定が容易になるので、ストリップ線路回路
の生産性が向上する。
【0082】また本発明によれば、ポート用ストリップ
線路からなる入力用または出力用ポートを有するストリ
ップ線路回路において、パターンを形成するストリップ
導体に取り付けた接続端子を用いて前記ポートとストリ
ップ線路を接続することにより、上記と同様の効果が得
られる。すなわち、簡単な構成により、部品点数の増加
を抑えて、ポートの位置および角度が変更され、また、
ストリップ線路回路製造時のポート設置角度の設定が容
易になり、ストリップ線路回路の生産性が向上する。こ
のように、ストリップ線路回路の組立順序等に応じて接
続端子の設置部位および設置方向が最適に設定されるの
で、ストリップ線路回路の生産性をさらに向上させるこ
とが可能となる。
【0083】また本発明によれば、ポート用ストリップ
線路からなる入力用または出力用ポートを有するストリ
ップ線路回路において、ポート用ストリップ線路がパタ
ーンを形成するストリップ線路のストリップ導体を被着
しない側に配置された場合でも、誘電体基板とストリッ
プ導体を貫通するスルーホールに取り付けられた接続端
子により、ストリップ導体とポート用ストリップ導体が
接続され、この接続部で信号が方向を変えて導かれる。
このように、ポート用ストリップ線路をストリップ線路
のストリップ導体が被着されない側に配置することがで
き、ストリップ線路のどちらの側にも入力用または出力
用ポートを設けることが可能となるので、ストリップ線
路回路におけるポートの位置および角度をより自由に設
定することが可能となる。
【0084】また本発明によれば、同軸線路からなる入
力用または出力用ポートを有するストリップ線路回路に
おいて、ポートを構成する同軸線路の芯線と所定のパタ
ーンを形成するストリップ導体が可撓性を有する部材に
より接続され、かかる可撓性を有する部材により信号が
方向を変えて導かれる。従って、このような簡単な構成
により、部品点数の増加を抑えて、ポートの位置および
角度を変更することが可能となる。
【0085】また本発明によれば、同軸線路からなる入
力用または出力用ポートを有するストリップ線路回路に
おいて、ポートを構成する同軸線路の芯線が接続端子と
してパターンを形成するストリップ導体に接続され、こ
の接続部で信号が方向を変えて導かれる。従って、この
ような簡単な構成により、部品点数の増加を抑えて、ポ
ートの位置および角度を変更することが可能となる。
【0086】また本発明によれば、同軸線路からなる入
力用または出力用ポートを有するストリップ線路回路に
おいて、ポートを構成する同軸線路がパターンを形成す
るストリップ線路のストリップ導体を被着しない側に配
置された場合でも、誘電体基板とストリップ導体を貫通
するスルーホールを通して同軸線路の芯線がストリップ
導体と接続され、この接続部で信号が方向を変えて導か
れる。このように、同軸線路をストリップ線路のストリ
ップ導体が被着されない側に配置することができ、スト
リップ線路のどちらの側にも入力用または出力用ポート
を設けることが可能となるので、ストリップ線路回路に
おけるポートの位置および角度をより自由に設定するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるストリッ
プ線路回路の斜視図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態におけるストリッ
プ線路回路の斜視図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態においてストリッ
プ線路回路の斜視図である。
【図4】 本発明の第4の実施の形態におけるストリッ
プ線路回路の斜視図である。
【図5】 本発明の第5の実施の形態におけるストリッ
プ線路回路の断面図である。
【図6】 本発明の第6の実施の形態におけるストリッ
プ線路回路の断面図である。
【図7】 本発明の第7の実施の形態におけるストリッ
プ線路回路の断面図である。
【図8】 本発明の第7の実施の形態におけるストリッ
プ線路回路の入力用ポート部分の斜視図である。
【図9】 本発明の第8の実施の形態におけるストリッ
プ線路回路の断面図である。
【図10】 本発明の第8の実施の形態におけるストリ
ップ線路回路の入力用ポート部分の斜視図である。
【図11】 本発明の第9の実施の形態におけるストリ
ップ線路回路の入力用ポート部分の斜視図である。
【図12】 本発明の第10の実施の形態におけるスト
リップ線路回路の断面図である。
【図13】 本発明の第11の実施の形態におけるスト
リップ線路回路の断面図である。
【図14】 本発明の第12の実施の形態におけるスト
リップ線路回路の断面図である。
【図15】 従来のストリップ線路回路の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース、2 カバー、3 入力用ポート、4 出力
用ポート、5、6 誘電体基板、7 ストリップ導体、
11 ポート用誘電体基板、12 ポート用ストリップ
導体、13 可撓性を有する部材、14 接続端子、1
5 接続端子取付部、19 同軸コネクタ、20 芯
線。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板および前記誘電体基板上に被
    着され所定のパターンを形成するストリップ導体を含む
    ストリップ線路と、 前記パターンを形成するストリップ導体に接続される信
    号の入力用または出力用ポートと、 を含むストリップ線路回路において、 少なくとも一つの前記ポートは前記パターンを形成する
    ストリップ導体を含む平面に対して所定のポート角度に
    設けられていることを特徴とするストリップ線路回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストリップ線路回路にお
    いて、 信号を入力または出力する前記ポートはポート用ストリ
    ップ線路からなることを特徴とするストリップ線路回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のストリップ線路回路にお
    いて、 信号を入力または出力する前記ポートは同軸線路からな
    ることを特徴とするストリップ線路回路。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のストリップ線路回路にお
    いて、 前記所定のポート角度に設けられたポートを構成するポ
    ート用ストリップ線路は、 前記ポート角度に設けられたポート用誘電体基板および
    前記ポート用誘電体基板上に被着されるポート用ストリ
    ップ導体を含み、 前記ポート用ストリップ導体は可撓性を有する部材によ
    り前記パターンを形成するストリップ導体と接続される
    ことを特徴とするストリップ線路回路。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のストリップ線路回路にお
    いて、 前記所定のポート角度に設けられたポートを構成するポ
    ート用ストリップ線路は、 前記ポート角度に設けられたポート用誘電体基板および
    前記ポート用誘電体基板上に被着されるポート用ストリ
    ップ導体を含み、 前記ポート用ストリップ導体上に設けられた接続端子取
    付部に、前記パターンを形成するストリップ導体を含む
    平面の方向に接続端子が取り付けられ、 前記接続端子により、前記ポート用ストリップ導体と前
    記パターンを形成するストリップ導体が接続されること
    を特徴とするストリップ線路回路。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のストリップ線路回路にお
    いて、 前記所定のポート角度に設けられたポートを構成するポ
    ート用ストリップ線路は、 前記ポート角度に設けられたポート用誘電体基板および
    前記ポート用誘電体基板上に被着されるポート用ストリ
    ップ導体を含み、 前記パターンを形成するストリップ導体上に設けられた
    接続端子取付部に、前記ポート用ストリップ導体を含む
    平面の方向に接続端子が取り付けられ、 前記接続端子により、前記ポート用ストリップ導体と前
    記パターンを形成するストリップ導体が接続されること
    を特徴とするストリップ線路回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のストリップ線路回路にお
    いて、 前記ポート用ストリップ線路は、前記ストリップ線路の
    前記パターンを形成するストリップ導体が被着されない
    側に配置され、 前記接続端子取付部は、前記誘電体基板を貫通するスル
    ーホールを含み、 前記スルーホールに通して取り付けた接続端子により前
    記ポート用ストリップ導体と前記パターンを形成するス
    トリップ導体が接続されることを特徴とするストリップ
    線路回路。
  8. 【請求項8】 請求項3記載のストリップ線路回路にお
    いて、 前記所定のポート角度に設けられたポートを構成する同
    軸線路の芯線と、前記パターンを形成するストリップ導
    体とを可撓性を有する部材で接続したことを特徴とする
    ストリップ線路回路。
  9. 【請求項9】 請求項3記載のストリップ線路回路にお
    いて、 前記パターンを形成するストリップ導体上に接続端子取
    付部が設けられ、 前記所定のポート角度に設けられたポートを構成する同
    軸線路の芯線が接続端子として前記接続端子取付部に取
    り付けられることを特徴とするストリップ線路回路。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のストリップ線路回路に
    おいて、 前記所定のポート角度に設けられたポートを構成する同
    軸線路は、前記ストリップ線路の前記パターンを形成す
    るストリップ導体を被着しない側に配置され、 前記接続端子取付部は、前記誘電体基板を貫通するスル
    ーホールを含み、 前記同軸線路の芯線が前記スルーホールを通して接続端
    子として前記パターンを形成するストリップ導体と接続
    されることを特徴とするストリップ線路回路。
JP7185885A 1995-07-21 1995-07-21 ストリップ線路回路 Pending JPH0936612A (ja)

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