JPH0935683A - 低圧水銀蒸気放電ランプとこの点灯装置およびこのランプを用いた照明装置ならびに原稿読取り装置 - Google Patents

低圧水銀蒸気放電ランプとこの点灯装置およびこのランプを用いた照明装置ならびに原稿読取り装置

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JPH0935683A
JPH0935683A JP7182569A JP18256995A JPH0935683A JP H0935683 A JPH0935683 A JP H0935683A JP 7182569 A JP7182569 A JP 7182569A JP 18256995 A JP18256995 A JP 18256995A JP H0935683 A JPH0935683 A JP H0935683A
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JP
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lamp
emitter
voltage
mercury vapor
low
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JP7182569A
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English (en)
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Akio Watanabe
昭男 渡辺
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エミッタが枯渇した寿命末期に電極が異常に温
度上昇するのを抑止した低圧水銀蒸気放電ランプとこの
点灯装置およびこのランプを用いた照明装置ならびに原
稿読取り装置を提供する。 【解決手段】バルブ1内にエミッタが付着された電極5
が封装されているとともに、水銀および希ガスを封入し
た低圧水銀蒸気放電ランプ1において、上記電極5にエ
ミッタが残っているときの放電開始電圧Vrms が始動回
路20の二次開放電圧以下であり、電極5からエミッタ
が消失したときの放電開始電圧が上記始動回路20の二
次開放電圧以上であることを特徴とする。これによれ
ば、エミッタが残っている正常な状態であれば放電開始
電圧が低いので始動が可能であり、エミッタが消失した
寿命末期になると放電開始電圧が高くなるから始動が不
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプに代表
される低圧水銀蒸気放電ランプとこの点灯装置およびこ
れを用いた照明装置ならびにOA機器等の原稿読取り装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、複写機やファクシミリ等のOA機
器では原稿読取り用光源として管形蛍光ランプが用いら
れている。管形蛍光ランプは所定の長さに形成すること
ができるのでOA機器等の原稿読取り用光源として使用
すれば、原稿用紙の大きさに応じた長さにすることがで
き、原稿用紙の読取り走査が容易になる。
【0003】このような原稿読取り用光源に用いられる
蛍光ランプは、光束の立上がりが素早く、かつ大きな光
出力が必要となる。このような要請に応えるため、この
種の蛍光ランプは、バルブ径を細くして機器に対する実
装効率を高めたり、大きなランプ電流を流して高負荷で
点灯する等の改良が進んでいる。また一般に、蛍光ラン
プは、これを数10kHzの高周波で点灯すると、商用
周波数で点灯する場合に比べて陽極降下電圧が下がるの
でランプ電圧を下げることができ、よってランプの発光
効率が向上する。このため、OA機器用の蛍光ランプ
は、トランジスタインバータ等からなる高周波点灯回路
により、例えば20〜50kHz程度の高周波電力で点
灯する高負荷点灯のものが多く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような高負荷で使用される蛍光ランプは、寿命末期にな
って電極に塗布されているバリウムなどのエミッタ(電
子放射物質)がスパッタリングしたり蒸発していずれか
一方の電極のエミッタが消失した場合、電極でのエネル
ギー損失が増大し、電極温度が過剰に上昇するようにな
る。このような電極温度の異常上昇は、周辺部品を加熱
して熱劣化させるおそれがある。また電極温度が過剰に
上昇すると、電極やウエルズが溶断し、これがバルブに
付着してバルブのクラックを招くという心配もある。
【0005】従来、このような不具合を防止するため、
インバータ回路にランプ電流やランプ電圧を検出するこ
とで寿命末期を検出する回路を設け、ランプが寿命末期
に至った場合には上記の検出により点灯回路を遮断して
放電を停止させる、または始動を不能にさせるなどの手
段が検討されている。しかしながら、このような安全対
策はインバータ回路に格別な安全回路を付加しなければ
ならず、部品点数が増して高価になるという問題があ
る。
【0006】また、一般に蛍光ランプでは電気特性にば
らつきがあるため、ランプ電流やランプ電圧を検出する
方法では精度が高くて確実な寿命末期を検出するのは不
可能である。
【0007】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするのは、点灯回路に格別な安全
手段を設けることなく、エミッタが枯渇した寿命末期に
電極やウエルズが溶断するのを未然に抑止ができる低圧
水銀蒸気放電ランプとこの点灯装置およびこのランプを
用いた照明装置ならびに原稿読取り装置を提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、両電極に
エミッタが残っている正常な状態のランプと、片側の電
極のエミッタが枯渇した寿命末期のランプとでは、図8
に示すように、放電開始電圧(点灯電圧)に大きな差が
生じ、寿命末期の放電開始電圧は正常時の放電開始電圧
より高くなることに注目した。しかし、従来のランプの
場合、正常時と寿命末期とで放電開始電圧に差が生じる
といえどもその差は、図8の特性Bから判るように僅か
である。ランプの始動電圧ばらつきを考慮すると、イン
バータ回路の二次開放電圧(点灯電圧)は寿命末期のラ
ンプの放電開始電圧よりも高く設定しておかなければな
らず、このため寿命末期であってもランプが点灯し、前
述のような不具合が発生するという問題があった。
【0009】このため本発明者等は、ランプの封入ガス
について研究し、封入ガスを変更することにより図7の
特性Aに示すように、正常時の放電開始電圧と寿命末期
の放電開始電圧の差を大きくすることができることを見
出だした。この電圧差はランプの始動電圧ばらつきに比
べて十分大きな電圧差である。そしてインバータ回路の
二次開放電圧を正常時の放電開始電圧と寿命末期の放電
開始電圧との間に設定することにより、正常時には確実
に点灯し、寿命末期のランプでは点灯せず、前述した従
来の不具合を解消した点灯装置を実現することができた
ものである。
【0010】請求項1の発明は、バルブ内にエミッタが
付着された電極が封装されているとともに、水銀および
希ガスを封入した低圧水銀蒸気放電ランプにおいて、上
記電極にエミッタが残っているときの放電開始電圧が始
動回路の二次開放電圧以下であり、電極からエミッタが
消失したときの放電開始電圧が上記始動回路の二次開放
電圧以上であることを特徴とする低圧水銀蒸気放電ラン
プである。
【0011】請求項2の発明は、バルブと;上記バルブ
内に封装され、エミッタが付着された電極と;上記バル
ブに封入された水銀と;上記バルブに封入され、ネオン
を20〜100%含み、封入圧が0.5〜4.5Torrと
された希ガスと;を具備したことを特徴とする低圧水銀
蒸気放電ランプである。
【0012】請求項3の発明は、バルブ長をLmmとした
場合、電極にエミッタが残っているときの放電開始電圧
が(0.42×L+185)ボルト以下であり、電極か
らエミッタが消滅したときの放電開始電圧が上記(0.
42×L+185)ボルト以上であることを特徴とする
請求項1または請求項2に記載の低圧水銀蒸気放電ラン
プである。
【0013】請求項4の発明は、バルブ長Lが190mm
以上460mm以下であることを特徴とする請求項1ない
し請求項3のいずれか一に記載の低圧水銀蒸気放電ラン
プである。
【0014】請求項5の発明は、バルブの外径が10mm
以上25.5mm以下であることを特徴とする請求項1な
いし請求項4のいずれか一に記載の低圧水銀蒸気放電ラ
ンプである。
【0015】請求項6の発明は、エミッタは、バリウ
ム、ストロンチウムまたはカルシウムの酸化物うちの少
なくとも1種であることを特徴とする請求項1ないし請
求項5のいずれか一に記載の低圧水銀蒸気放電ランプで
ある。
【0016】請求項7の発明は、上記請求項1ないし請
求項6のいずれか一に記載の低圧水銀蒸気放電ランプ
と;この低圧水銀蒸気放電ランプを点灯させる高周波点
灯回路と;を具備したことを特徴とする低圧水銀蒸気放
電ランプの点灯装置である。
【0017】請求項8の発明は、上記高周波点灯回路の
二次開放電圧は、(0.36×L+40)ボルト以上
(0.42×L+185)ボルト以下であることを特徴
とする請求項7に記載の低圧水銀蒸気放電ランプの点灯
装置である。
【0018】請求項9の発明は、請求項7または請求項
8に記載の低圧水銀蒸気放電ランプの点灯装置と;この
点灯装置を備える照明器具と;を具備したことを特徴と
する照明装置である。請求項10の発明は、請求項7ま
たは請求項8に記載の低圧水銀蒸気放電ランプの点灯装
置を備えることを特徴とする原稿読取り装置である。
【0019】
【作用】請求項1の発明によれば、図7の特性Aのよう
に、エミッタが残っている正常な状態であれば放電開始
電圧は低く、エミッタが消失した寿命末期になると放電
開始電圧は高くなる。このため、従来の点灯回路を変更
することなく、ランプが正常状態では始動が確実に行わ
れ、しかしランプが寿命末期になると始動が不能にな
る。
【0020】ここで始動および放電開始というのは、ア
ーク放電を生じるということであり、エミッタが消失し
た寿命末期にフィラメントやウエルズなどが冷陰極とな
ってグロー放電を発することがある。しかし、このよう
なグロー放電は、ランプ電流が数 mA程度であり、点灯
回路への入力電流も定格電流の1/5程度であるから、
ランプおよび点灯回路の発熱は僅かであり、よってこの
状態は不点灯と同様とみなすことができ、本発明で言う
始動または放電開始ではないものとする。
【0021】請求項2の発明によれば、エミッタが残っ
ている正常な状態であれば放電開始電圧が低く、エミッ
タが消失した寿命末期になると放電開始電圧が高くな
る。このため、従来の点灯回路を変更することなく、ラ
ンプが正常状態では始動が可能になり、しかしランプが
寿命末期になると始動は不能になる。
【0022】すなわち、ランプが正常点灯するときは、
フィラメントの表面にエミッタがあるから電極は熱陰極
として動作する。これに対しフィラメントの表面からエ
ミッタがスパッタや蒸発により消失すると、ランプ電流
はフィラメントまたはウエルズから供給され、フィラメ
ントまたはウエルズの表面に水銀イオンが衝突してフィ
ラメントまたはウエルズを構成するタングステン金属ま
たは鉄にニッケルメッキした金属から電子が叩き出さ
れ、すなわち二次電子放出がなされ、これは冷陰極とし
て動作する。
【0023】従来の低圧水銀蒸気放電ランプの場合は、
アルゴンArが5Torr以上封入されていたのでエミッタ
が残存している正常ランプとエミッタが枯渇した寿命末
期のランプとでは図8に示すように、放電開始電圧の差
が小さい。
【0024】これに対し請求項2のランプは、バルブ内
にネオンNeを主体とし、つまり少なくともネオンを2
0〜100%、その他をアルゴンにした希ガスを封入し
たから、図7の特性Aのように、ネオンの放電抑制作用
により寿命末期の放電開始電圧が上昇する。すなわち、
ネオンはアルゴンに比べて衝突断面積が大きい:ネオン
はアルゴンに比べて電離電圧が高い:およびネオンは水
銀とアルゴンのペニング効果を抑制する作用がある:こ
のような作用により、寿命末期のランプでは、一方の電
極が冷陰極として作動する状態の場合、グロー放電から
アーク放電に移行するときの電圧が高くなり、ネオンガ
スまたはネオンにアルゴンを混合した希ガスを使用した
ランプでは放電開始電圧が上昇する。なお、ネオンの混
合比が20%未満であると、上記の作用を期待できな
い。
【0025】また、このようなネオンガスまたはネオン
にアルゴンを混合した希ガスは、封入ガス圧が高くなる
とアルゴンのガス圧が増えることによるペニング効果の
抑制作用がネオンによる抑制作用に比べて無視できなく
なるため、正常時と寿命末期の放電開始電圧の差が小さ
くなる。このため、上記したネオンの作用を生かすため
には、封入圧を0.5〜4.5Torrに設定することが必
要である。
【0026】封入圧が0.5Torr未満であると、緩衝ガ
スとしての機能を果たせなくなり、また、封入圧が4.
5Torrを越えると、特に周囲温度が低くなった場合に正
常ランプと寿命末期ランプとで放電開始電圧の差が小さ
くなり、上記の作用が期待できなくなる。
【0027】請求項3の発明によれば、請求項1の低圧
水銀蒸気放電ランプは、エミッタが残っているときの放
電開始電圧を(0.42×L+185)ボルト以下と
し、エミッタが消失したときの放電開始電圧を上記
(0.42×L+185)ボルト以上としたから、点灯
回路を変更することなく寿命末期において放電開始を不
能にすることができる。
【0028】すなわち、(0.42×L+185)ボル
トは、従来の点灯回路の二次開放電圧の上限値であり、
この二次開放電圧の上限値より高い放電開始電圧である
とランプは始動不能である。上記ランプは寿命末期の放
電開始電圧が上記二次開放電圧の上限値より高くなるか
ら、寿命末期に始動が不能になる。
【0029】請求項4の発明によれば、バルブ長Lを1
90mm以上460mm以下にしたから、OA機器の原稿読
取り用光源に用いる場合、原稿用紙の大きさに対応で
き、ライン走査が可能になる。
【0030】請求項5の発明によれば、バルブの外径が
10mm以上、25.5mm以下であるから、電極として熱
陰極を用いたとしてもバルブが相対的に太いためバルブ
の異常過熱が抑制される。
【0031】請求項6の発明は、エミッタとして、バリ
ウムBa、ストロンチウムSrまたはカルシウムCaの
酸化物うちの少なくとも1種を用いたので、寿命中の始
動が容易になる。
【0032】請求項7の発明によれば、請求項1ないし
請求項6のいずれか一に記載の低圧水銀蒸気放電ランプ
を高周波点灯回路を用いて高周波点灯するから、陽極降
下電圧が下がり、ランプ電圧を下げることができ、よっ
てランプの発光効率を向上させることができる。
【0033】請求項8の発明によれば、高周波点灯回路
の二次開放電圧を、(0.36×L+40)ボルト以
上、(0.42×L+185)ボルト以下にしたから、
請求項1ないし請求項6の低圧水銀蒸気放電ランプをエ
ミッタが消失した寿命末期になったとき確実に始動不能
にすることができ、安全性が高くなる。請求項9の照明
装置および請求項10の原稿読取り装置によれば、いず
れも請求項1ないし請求項6の低圧水銀蒸気放電ランプ
の利点を生かすことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下本発明について、図面に示す
一実施例にもとづき説明する。図1は直管形蛍光ランプ
10の構成を示す図、図2は直管形蛍光ランプ10とこ
の蛍光ランプ10を高周波点灯させる高周波点灯回路2
0からなる蛍光ランプの点灯装置を示す図、図3は上記
蛍光ランプ点灯装置を用いた複写機の原稿読取り装置を
示す図である。
【0035】上記蛍光ランプ10は、図1に示される通
り、直管形のソーダライムガラスからなる透明なバルブ
1を有し、このバルブ1は外径dが10mm以上、25.
5mm以下であり、具体例としては外径15.5mmとなっ
ている。また、このランプ10は、複写用紙のB5〜A
4サイズに対応できるように、バルブ長Lが190mm以
上460mm以下に設定されており、具体例としてはバル
ブ長Lが215mmに形成されている。
【0036】バルブ1の内面には蛍光体層2が形成され
ており、この蛍光体層2は例えばアンチモン・マンガン
付活ハロりん酸塩蛍光体(Ca5 (PO43 (F,C
l):Sb,Mn)や、3波長発光形蛍光体により形成
されている。
【0037】上記バルブ1の端部はステム3、3によっ
て閉塞されており、これらステム3、3にはウエルズ4
…が気密に貫通されている。各ウエルズ4…には電極
5、5が取着されている。これら電極5、5はタングス
テンフィラメントからなる2重コイルまたは3重コイル
により形成された熱陰極であり、これら電極5、5には
図示しないBaO、SrO、CaOのうちの少なくとも
1種からなるエミッタ(電子放射物質)が塗布等の手段
で付着されている。
【0038】上記バルブ1の端部には口金6、6が被着
され、これら口金6、6には口金ピン7…が突設されて
おり、これら口金ピン7…は上記ウエルズ4…と電気的
に接続されている。そして、発光管1内には所定量の水
銀と所定圧の希ガスが封入されている。希ガスはネオン
Neを主体としており、ネオンが20〜100%の範囲
で使用されている。ネオンを100%使用しない場合の
ネオン以外のガスはアルゴンArである。また、上記希
ガスの封入圧は0.5〜4.5Torrに設定されている。
【0039】具体例としては、水銀が20mg、ネオンが
30%で残りアルゴンとした混合ガスが3Torr封入され
ている。このような蛍光ランプ10は、エミッタが残っ
ているときの放電開始電圧が(0.42×L+185)
ボルト以下となり、エミッタが消失したときの放電開始
電圧を上記(0.42×L+185)ボルト以上とな
り、具体的には正常状態では放電開始電圧Vrms は12
0Vであり、エミッタが消失した寿命末期の状態になる
と放電開始電圧Vrms は260Vになる。
【0040】このような構成の蛍光ランプ10は、図2
に示す通り、トランジスタインバータ回路などからなる
高周波点灯回路20に接続されている。高周波点灯回路
20は商用電源21に接続されている。上記高周波点灯
回路20は公知であるから詳細な構成の説明を省略する
が、上記蛍光ランプ10のそれぞれフィラメント電極
5、5は上記高周波点灯回路20に接続されており、点
灯中に例えば20〜50kHz程度の高周波電力が供給
されるようになっている。
【0041】この場合、高周波点灯回路20は、蛍光ラ
ンプ10側に供給する二次開放電圧(Vrms )が、バル
ブ長をLmmとした場合、 0.36×L+40≦Vrms (ボルト)≦0.42×L
+185 となるように設定されている。
【0042】このような構成の蛍光ランプ10は、図3
に示すように、OA機器、例えば電子複写機の原稿読取
り用光源として用いることができる、図3に示す複写機
の原稿読取り装置について説明すると、この原稿読取り
装置は、露光用光源として前記蛍光ランプ10を有し、
この蛍光ランプ10から出た光を反射する反射体30
と、この反射体30から出た光が照射される複写原稿3
1を載置するためのガラス等からなる透光性載置板32
と、原稿31により反射された反射光を制御して感光ド
ラム33に結像させるためのレンズやプリズムなどから
なる光学系34を備えている。
【0043】反射体30は、略樋形に形成された主反射
鏡部35と、スリット36を備えた平板形状の補助反射
鏡部37とを有し、これら主反射鏡部35と補助反射鏡
部37は、例えばアルミニウム板を曲げプレス成形する
ことにより一体に形成されており、これら主反射鏡部3
5および補助反射鏡部37は全面に亘り反射面38が形
成されている。これら主反射鏡部35および補助反射鏡
部37は別体に構成されていてもよい。
【0044】主反射鏡部35は断面が2次曲線をなして
いるとともに一側が開口された長尺形状をなし、したが
ってあたかも樋形状に似ている。この主反射鏡部35に
は、図1に示す蛍光ランプ10が、管軸を主反射鏡部3
5の焦点に位置して収容されている。
【0045】上記蛍光ランプ10から放射された光は上
記反射体30で反射されて透光性載置板32に向かわさ
れ、複写原稿31の下面に集光される。よって原稿31
の下面が照射され、この光は複写原稿31の下面で反射
される。この反射光は上記スリット36を透過してレン
ズやプリズムなどからなる光学系34を介して感光ドラ
ム33に結像されるようになっている。したがって、複
写原稿31の下面に描かれた画像は感光ドラム33に結
像され、この感光体ドラム33を通じて複写用紙に転写
される。
【0046】上記のような構成の原稿読取り装置におい
ては、露光光源として用いた蛍光ランプ10が、一般照
明用蛍光ランプに比べて細く形成されているから、見掛
け上の発光面が反射体30の焦点に接近し、したがって
透光性載置板32に乗せられた複写原稿31の下面に集
光する割合が高くなる。このことは、複写原稿31の下
面に光が集中するので集光特性が向上する。しかも、こ
の種の蛍光ランプ10は大きなランプ電流を流して高負
荷で点灯するから、光量が多くなり、かつ20〜50k
Hz程度の高周波電力で点灯されるから、発光効率がよ
い。このため、原稿の読取り精度が向上するとともに、
原稿31にて反射された反射光の広がりも小さくするこ
とができ、解像度も向上する。
【0047】ところで、前記蛍光ランプ10は、電極5
にエミッタが残っている正常状態で点灯するときは、エ
ミッタから電子が放出されるので電極5は熱陰極として
動作し、放電し易く放電開始電圧Vrms は比較的低い。
しかし、スパッタや蒸発により電極5の表面からエミッ
タが消失すると、フィラメントのタングステンワイヤや
ウエルズ4が放電の起点となり、これらタングステンワ
イヤやウエルズ4からランプ電流が供給され、これらの
金属表面に水銀イオンが衝突してタングステンワイヤや
ウエルズ4から電子が叩き出され、二次電子放出がなさ
れるようになり、これは冷陰極として動作する。
【0048】この場合、本実施例の蛍光ランプ10は、
バルブ1内にネオンNeを主体とし、つまり少なくとも
ネオンを20〜100%、その他をアルゴンにした希ガ
スを封入したから、ネオンの放電抑制作用によりエミッ
タが消失した寿命末期のランプでは放電開始電圧が上昇
する。これはネオンがアルゴンに比べて衝突断面積が大
きい:ネオンはアルゴンに比べて電離電圧が高い:およ
びネオンは水銀とアルゴンのペニング効果を抑制する作
用がある:このような作用により、エミッタが消失して
しまった寿命末期のランプでは、エミッタが枯渇した電
極5が冷陰極として作動するとき、グロー放電からアー
ク放電に移行するときに電圧が高くなり、ネオンガスま
たはネオンにアルゴンを混合した希ガスを使用したラン
プでは放電開始電圧が上昇するものである。
【0049】図4は、ネオンの混合比と放電開始電圧V
rms との関係を調べた特性図である。図4から、エミッ
タが残っている正常ランプVI の場合、アルゴンに対す
るネオンの混合比を増加させても放電開始電圧Vrms の
変化割合は小さい。しかし、エミッタが消失してしまっ
た寿命末期のランプVE では、アルゴンに対するネオン
の混合比を増加させる程、つまりネオンの割合が多くな
るほど放電開始電圧Vrms の変化が大きくなる。そし
て、ネオンの混合割合が20%未満である場合は、正常
ランプと寿命末期のランプでは放電開始電圧Vrms の変
化は大差がなく、したっがってネオンの混合割合は20
%以上であることが必要である。
【0050】また、上記ネオンガスまたはネオンにアル
ゴンを混合した希ガスは封入圧が高くなると、アルゴン
のガス圧が増えることによるペニング効果の抑制作用が
ネオンを混合したことによる抑制作用に比して無視でき
なくなるため、正常時と寿命末期の放電開始電圧の差が
小さくなる。このため、ネオンにアルゴンを混合したガ
スを用いても本発明の効果は期待できなくなる。
【0051】図5は、封入圧と放電開始電圧Vrms との
関係を調べた特性図である。図5から封入圧が低い程、
エミッタが残っている正常ランプVI と、エミッタが消
失した寿命末期のランプVE とでは放電開始電圧Vrms
の差が大きくなる。
【0052】封入圧が0.5Torr未満であると、緩衝ガ
スとしての機能を果たせなくなり、また、封入圧が4.
5Torrを越えると、アルゴンのガス圧が増えることによ
るペニング効果の抑制作用が、ネオンを混合したことに
よるペニング効果の抑制作用に比して無視できなくな
り、正常ランプと寿命末期ランプとでは放電開始電圧の
差が小さくなる。特に、周囲温度が低くなった場合には
この傾向は顕著である。
【0053】よって、上記したネオンガスまたはネオン
を混合したアルゴンガスの作用を生かすためには、封入
圧を0.5〜4.5Torrに設定することが必要である。
このような封入希ガスの条件を規制することにより、本
実施例の蛍光ランプは、エミッタが残っている正常状態
では放電開始電圧Vrms が120V程度で、比較的低
く、しかしながらエミッタが消失した寿命末期の状態に
なると放電開始電圧Vrms が260Vを越えて高くな
る。
【0054】このため、本実施例の蛍光ランプは、図7
に示す特性Aから理解できるように、正常状態のランプ
I では放電開始電圧Vrms が高周波点灯回路20の二
次開放電圧、例えば220Vより低いためアーク放電を
誘起して始動が可能になるが、エミッタが枯渇した寿命
末期のランプVE は放電開始電圧Vrms が高周波点灯回
路20の二次開放電圧(220V)より高くなるからこ
の二次開放電圧では始動が不能になり、例え冷陰極とし
て作動してもグロー放電止まりであり、アーク放電への
移行が不能になる。
【0055】よって、高周波点灯回路20を変更するこ
となく、ランプが寿命末期になると始動が不能になるか
ら、電極の温度が過剰に上昇するのを未然に防止し、電
極5やウエルズ4の溶断を防止し、バルブ1にクラック
等が生じるのを回避することができる。
【0056】これに対し、従来の蛍光ランプの場合は、
図8に示す特性Bのように、正常状態のランプおよびエ
ミッタが枯渇した寿命末期のランプのいずれも放電開始
電圧Vrms が高周波点灯回路20の二次開放電圧、この
場合は160Vより低く設定されているから、エミッタ
が枯渇した寿命末期のランプであっても高周波点灯回路
20の二次開放電圧を受けて放電を誘起し、始動され
る。この結果、電極の異常加熱が生じ、電極やウエルズ
が溶断し、バルブが加熱されてクラックが生じるという
不具合を招く。
【0057】また、本実施例の蛍光ランプ10は、エミ
ッタが残っているときの放電開始電圧を(0.42×L
+185)ボルト以下とし、エミッタが消失したときの
放電開始電圧を上記(0.42×L+185)ボルト以
上としたから、点灯回路を変更することなく寿命末期に
おいて放電開始を不能にすることができる。すなわち、
(0.42×L+185)ボルトは、点灯回路20の二
次開放電圧の上限値であり、この二次開放電圧の上限値
より高い放電開始電圧であるとランプ10は始動不能で
ある。上記ランプ10はエミッタが消失した寿命末期の
放電開始電圧が上記二次開放電圧の上限値より高くなる
から、寿命末期に始動が不能になる。
【0058】そして、バルブ長Lは、190mm以上46
0mm以下にしたから、OA機器の原稿読取り用光源に用
いる場合、原稿用紙の大きさに対応し、ライン走査が可
能になる。図6はバルブ長Lと放電開始電圧の関係を示
し、正常ランプVI も寿命末期ランプVE もバルブ長L
が長い程放電開始電圧が高くなる傾向を示す。また、正
常ランプVI に比べて寿命末期ランプVE の方が放電開
始電圧が高くなることが判る。
【0059】また、バルブ1の外径を10mm以上、2
5.5mm以下にすると、バルブ1が相対的に太いから電
極5が加熱されてもバルブ1の異常過熱を抑制すること
ができる。さらに、エミッタとして、バリウムBa、ス
トロンチウムSrまたはカルシウムCaの酸化物うちの
少なくとも1種を用いたので、寿命中の始動が容易にな
る。
【0060】上記蛍光ランプ10は高周波点灯回路20
を用いて高周波点灯するから、陽極降下電圧および陰極
降下電圧が下がり、ランプ電圧を下げることができ、よ
ってランプの発光効率を向上させることができる。上記
高周波点灯回路20の二次開放電圧は、図7のCで示す
範囲のように、(0.36×L+40)ボルト以上、
(0.42×L+185)ボルト以下に設定すれば、実
施例の蛍光ランプ10はエミッタが消失した寿命末期に
なったときに確実に始動不能にすることができ、安全性
が高くなる。
【0061】なお、上記蛍光ランプは、複写機などのO
A機器の原稿読取り用光源に使用されることに限定され
るものではなく、一般照明用の光源としても使用でき
る。図9は本発明の蛍光ランプ10を照明器具に取り付
けて構成した照明装置の例を示す。すなわち、図におい
て80は天井直付け形照明器具の装置本体であり、この
装置本体80の長手方向両端にはランプソケット81、
81が相互に対向して配置されている。これらソケット
81、81間に、図1に示す蛍光ランプ10が、その口
金6、6の口金ピン7…を係合させて取り付けられてい
る。装置本体80にはランプを点灯させるための高周波
点灯回路20が収容されている。上記蛍光ランプ10は
上記高周波点灯回路20を介して高周波点灯される。
【0062】このような照明装置によれば、光源として
の蛍光ランプ10が、エミッタの蒸発、飛散により枯渇
して寿命末期になった場合に放電開始電圧が高くなるか
ら、始動不能になり、電極やウエルズの過度な過熱によ
る溶断が防止され、バルブ破損などのような不具合を未
然に防ぐことができる。
【0063】なお、本発明は上記実施例の構造に制約さ
れるものではない。すなわち、本発明のランプは、ラン
プ形状が直管形に限らず、環形蛍光ランプやU字形、H
字形に形成されたコンパクト形蛍光ランプなどであって
もよい。さらに、低圧水銀蒸気放電ランプは蛍光ランプ
に限らず、紫外線放出用などに用いられる紫外線ランプ
であってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、エミッタが残っている正常な状態であれば放電開
始電圧が低く、エミッタが消失した寿命末期になると放
電開始電圧が高くなるから、従来の点灯回路を変更する
ことなく、ランプが正常状態では始動が可能になり、し
かしエミッタが消失したランプの寿命末期になると始動
は不能になる。したがって寿命末期に電極が異常加熱し
て電極やウエルズが溶断するのを防止し、バルブのクラ
ックを防止することができ、しかも点灯回路に格別な安
全手段を設ける必要がない。
【0065】また、請求項2の発明によれば、上記請求
項1の発明と同様に、従来の点灯回路を変更することな
く、ランプが正常状態では始動が可能になり、しかしエ
ミッタが消失したランプが寿命末期になると始動は不能
になる。
【0066】請求項3の発明によれば、請求項1の低圧
水銀蒸気放電ランプは、エミッタが残っているときの放
電開始電圧を(0.42×L+185)ボルト以下と
し、エミッタが消失したときの放電開始電圧を上記
(0.42×L+185)ボルト以上としたから、点灯
回路を変更することなく寿命末期において放電開始を不
能にすることができる。
【0067】請求項4の発明によれば、バルブ長Lを1
90mm以上460mm以下にしたから、OA機器の原稿読
取り用光源に用いる場合、原稿用紙の大きさに対応で
き、ライン走査が可能になる。
【0068】請求項5の発明によれば、バルブの外径が
10mm以上、25.5mm以下であるから、電極として熱
陰極を用いたとしてもバルブが相対的に太いためバルブ
の異常過熱が抑制される。
【0069】請求項6の発明は、エミッタとして、バリ
ウムBa、ストロンチウムSrまたはカルシウムCaの
酸化物うちの少なくとも1種を用いたので、寿命中の始
動が容易になる。
【0070】請求項7の発明によれば、請求項1ないし
請求項6のいずれか一に記載の低圧水銀蒸気放電ランプ
を高周波点灯回路を用いて高周波点灯するから、陽極降
下電圧および陰極降下電圧が下がり、ランプ電圧を下げ
ることができ、よってランプの発光効率を向上させるこ
とができる。
【0071】請求項8の発明によれば、高周波点灯回路
の二次開放電圧を、(0.36×L+40)ボルト以
上、(0.42×L+185)ボルト以下にしたから、
請求項1ないし請求項6の低圧水銀蒸気放電ランプをエ
ミッタが消失した寿命末期になったとき確実に始動不能
にすることができ、安全性が高くなる。請求項9の照明
装置および請求項10の原稿読取り装置によれば、いず
れも請求項1ないし請求項6の低圧水銀蒸気放電ランプ
の利点を生かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す蛍光ランプの側面図。
【図2】同実施例の蛍光ランプと高周波点灯回路からな
る点灯装置の回路構成図。
【図3】同実施例の蛍光ランプを露光用光源として用い
た複写機の構成図。
【図4】ネオンの混合比と放電開始電圧との関係を示す
特性図。
【図5】希ガスの封入圧と放電開始電圧との関係を示す
特性図。
【図6】ランプ長と放電開始電圧との関係を示す特性
図。
【図7】本発明のランプにおける点灯時間と放電開始電
圧との関係を示す特性図。
【図8】従来のランプにおける点灯時間と放電開始電圧
との関係を示す特性図。
【図9】本発明の第2の実施例を示し、蛍光ランプを光
源として用いた照明装置の側面図。
【符号の説明】
1…バルブ 2…蛍光体層 3…ステム 4…ウエルズ 5…電極 10…蛍光ランプ 20…高周波点灯回路 80…照明装置本体、 81…ランプソケット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ内にエミッタが付着された電極が
    封装されているとともに、水銀および希ガスを封入した
    低圧水銀蒸気放電ランプにおいて、 上記電極にエミッタが残っているときの放電開始電圧が
    始動回路の二次開放電圧以下であり、電極からエミッタ
    が消失したときの放電開始電圧が上記始動回路の二次開
    放電圧以上であることを特徴とする低圧水銀蒸気放電ラ
    ンプ。
  2. 【請求項2】 バルブと;上記バルブ内に封装され、エ
    ミッタが付着された電極と;上記バルブに封入された水
    銀と;上記バルブに封入され、ネオンを20〜100%
    含み、封入圧が0.5〜4.5Torrとされた希ガスと;
    を具備したことを特徴とする低圧水銀蒸気放電ランプ。
  3. 【請求項3】 バルブ長をLmmとした場合、電極にエミ
    ッタが残っているときの放電開始電圧が(0.42×L
    +185)ボルト以下であり、電極からエミッタが消滅
    したときの放電開始電圧が上記(0.42×L+18
    5)ボルト以上であることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の低圧水銀蒸気放電ランプ。
  4. 【請求項4】 バルブ長Lmmが、190mm以上460mm
    以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれか一に記載の低圧水銀蒸気放電ランプ。
  5. 【請求項5】 バルブの外径が10mm以上25.5mm以
    下であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
    ずれか一に記載の低圧水銀蒸気放電ランプ。
  6. 【請求項6】 エミッタは、バリウム、ストロンチウム
    またはカルシウムの酸化物うちの少なくとも1種である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一
    に記載の低圧水銀蒸気放電ランプ。
  7. 【請求項7】 上記請求項1ないし請求項6のいずれか
    一に記載の低圧水銀蒸気放電ランプと;この低圧水銀蒸
    気放電ランプを点灯させる高周波点灯回路と;を具備し
    たことを特徴とする低圧水銀蒸気放電ランプの点灯装
    置。
  8. 【請求項8】 上記高周波点灯回路の二次開放電圧は、
    (0.36×L+40)ボルト以上(0.42×L+1
    85)ボルト以下であることを特徴とする請求項7に記
    載の低圧水銀蒸気放電ランプの点灯装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の低圧水
    銀蒸気放電ランプの点灯装置と;この点灯装置を備える
    照明器具と;を具備したことを特徴とする照明装置。
  10. 【請求項10】 請求項7または請求項8に記載の低圧
    水銀蒸気放電ランプの点灯装置を備えることを特徴とす
    る原稿読取り装置。
JP7182569A 1995-07-19 1995-07-19 低圧水銀蒸気放電ランプとこの点灯装置およびこのランプを用いた照明装置ならびに原稿読取り装置 Withdrawn JPH0935683A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009005292A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Brother Ind Ltd 画像読取装置

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