JPH09353U - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH09353U
JPH09353U JP1373496U JP1373496U JPH09353U JP H09353 U JPH09353 U JP H09353U JP 1373496 U JP1373496 U JP 1373496U JP 1373496 U JP1373496 U JP 1373496U JP H09353 U JPH09353 U JP H09353U
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JP
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ink
roller
platen
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sheet
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武 竹本
力男 笠原
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録装置において、蓄積した
インクミストの転写により、用紙に、視認されるような
汚れが生ずることを防止する。 【解決手段】 用紙搬送ローラ(プレッシャローラ24
・25)で用紙22を、プラテン10とそれと対向する
記録ユニット21間に向けて搬送し、その記録ユニット
21でインクをノズルから噴射して該用紙22に記録を
行う。そのようなインクジェット記録装置において、ノ
ズルの近傍に、前記用紙搬送ローラよりもノズルに近付
けて小ローラ61を複数配置する。小ローラ61は、周
面が滑らかで撥水性のよい材料を用い、すぐ上流位置に
ある用紙搬送ローラ(プレッシャローラ24)よりも小
さく形成し、それぞれプラテン10上の用紙22に接触
して回転自在に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、用紙をプラテンとそれに対向する記録ユニット間に向けて搬送し 、その用紙にノズルからインクを噴射して順次記録を行う、たとえばインクジェ ットプリンタのようなインクジェット記録装置に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のインクジェット記録装置では、記録時にインクミストが発生し 、そのインクミストがディフレクタ等に付着する。特に、記録位置に近い、ディ フレクタ等の用紙排出端側には、次第にインクミストが蓄積する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、その用紙排出端に蓄積したインクミストが用紙に付着し、視認され る程度に用紙を汚すこととなる問題点があった。
【0004】 そこで、この考案の目的は、上述した種類のインクジェット記録装置において 、そのような従来技術の問題点を解消し、視認されるような用紙の汚れをなくす ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の考案は、たとえば以下の図示実施の形態に示すと おり、プラテン10とそれと対向する記録ユニット21間に向けて用紙22を搬 送し、その記録ユニット21でインクをノズルから噴射して該用紙22に記録を 行うインクジェット記録装置において、すぐ上流位置にあるプレッシャローラ2 4のような用紙搬送ローラよりも小さな小ローラ61を周面が滑らかで撥水性の よい材料を用いて形成するとともに、前記用紙搬送ローラよりもノズルに近付け てそのノズルの近傍に複数配置し、それら小ローラ61………をそれぞれ用紙2 2に接触して回転自在に設けてなる、ことを特徴とする。
【0006】 請求項2に記載の考案は、そのような請求項1に記載のインクジェット記録装 置において、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、前記小ローラ61を 板ばね60の弾性で前記プラテン10に押し当ててなる、ことを特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この考案の実施の形態につき詳細に説明する。 図4および図5にはこの考案によるインクジェットプリンタを示し、図4はそ のキャリッジ部分の側面図、図5はその内部機構の概略平面図である。
【0008】 図中符号10はプラテンであり、その中心軸10aの両端をそれぞれ左右の側 板11・12で支持する。これらの側板11・12にはまた支持シャフト13お よびリアステ−14を掛け渡し、各々プラテン10と平行とする。それらの支持 シャフト13とリアステ−14は、キャリッジ15を支持する。キャリッジ15 には、タイミングベルト16を取り付ける。タイミングベルト16は、駆動プ− リ17と従動プ−リ18間に掛け渡す。駆動プ−リ17は、スペ−スモ−タ19 のモ−タ軸20に取り付ける。図示実施の形態では、スペ−スモ−タ19は、右 側側板12の外側に固定する。
【0009】 そして、該モ−タ19の駆動で駆動プ−リ17を回転し、タイミングベルト1 6を動かし、キャリッジ15を支持シャフト13で案内してプラテン10に沿っ て往復動する。このとき、キャリッジ15のインクジェット記録ユニット21で プラテン10上の用紙22に順次記録を行うものである。
【0010】 用紙22は、その先端をプラテン10の後方上から図4中矢示するごとく下向 きに挿入し、ディフレクタ23で案内してプラテン10に巻き付け、下方から手 前側を通して上方へと送る。そして、該用紙22を挟んで、プラテン10には下 方から2組のプレッシャロ−ラ24・25を前後に押し当て、手前上方から1組 のベイルロ−ラ26を押し当てる。しかして、プラテン10に対して用紙22を セットする。
【0011】 さて、キャリッジ15の上述したインクジェット記録ユニット21は、たとえ ば図6に示すごとく構成する。図中符号30・31はインクタンクと希釈液タン クであり、適宜交換可能に並べて備え、ともにベロ−ズ状をなし、下部出口には それぞれゴムブッシュ32・33を設ける。そして、各々スプリング34・35 で圧縮して取り付けるが、その取付状態では図示するごとく立設する中空針36 ・37が前述のゴムブッシュ32・33を突き刺し、前述したスプリング34・ 35の圧縮力でそれら両タンク30・31内の液体が該中空針36・37内を通 して外部へ導き出される構成とする。しかして、それらの液体の流れは、それぞ れそれらの中空針36・37に接続するインク供給バルブ38または希釈液供給 バルブ39で制御する。
【0012】 そして、一方のインク供給バルブ38にはインク検出センサ40を接続し、ま た他方の希釈液供給バルブ39には粘度センサ41を接続する。これらの両セン サ40・41は、ともに第2インク室42内に備える。しかして、インク検出セ ンサ40で第2インク室42内のインクが一定量以下となったことを検出すると 、インク供給バルブ38を開いてインクタンク30内のインクを該第2インク室 42内へと入れる。他方、粘度センサ41で第2インク室42内のインク粘度が 所定値以上となったことを検出すると、希釈液供給バルブ39を開いて希釈液タ ンク31内の希釈液を該第2インク室42内へと入れる。
【0013】 ところで、第2インク室42内のインクは、第2フィルタ43でろ過して第2 インク流路44内に入れ、第3インク室45内へと送り込む。いま、記録開始ス イッチをオンすると、そのオンとともにポンプ46が一定時間作動する。そして 、該第3インク室45内のインクを第3フィルタ47でろ過して吸引する。そし て、第3インク流路48から該ポンプ46内を通ってアキュムレ−タ49側へと 送り出し、その送り出し後のアキュムレ−タ49側のインク圧力を高める。しか して、噴射信号の入力とともに電磁バルブ50を開き、インクジェット記録ヘッ ド51へとインクを供給する。
【0014】 該記録ヘッド51では、荷電電極52で電荷を与えてそのノズルからインクを 噴射し、その噴射したインクの一部を偏向電極53で偏向してプラテン10上の 用紙22に当てる。しかして、キャリッジ15の往復動とともに、該用紙22に 順次記録を行うものである。
【0015】 印字に使用しないインクは、ガタ−54で捕獲する。そして、インク回収路5 5を通して第1インク室56へと自然回収する。第1インク室56内のインクは 、第1フィルタ57でろ過して第1インク流路58を通し、再び前述の第2イン ク室42内へと入れて回収する。
【0016】 ところで、図5から判るとおり、図示実施の形態のインクジェットプリンタで は、プラテン10は、プラテン軸10a上に、一定幅の複数のプラテンコロ10 b……を、それらのコロ幅よりやや広めの間隙dを挟んで、所定間隔置きに固定 して構成する。
【0017】 他方、図1から図3に示すとおり、ディフレクタ23には、その用紙排出端2 3a側の、上述したプラテンコロ10b……と対向する位置に、それぞれ板ばね 60……の基端側を、たとえばスポット溶接等の適宜手段で取り付ける。
【0018】 そして、それら板ばね60……の先端側をディフレクタ23の用紙排出端23 aよりも図3中矢示する用紙搬送方向に突出し、それら各突出する先端側で各小 ロ−ラ61のロ−ラ軸61aを保持し、各々小ロ−ラ61……を用紙22の搬送 方向に回転自在に支持する。しかして、それらの各小ロ−ラ61を、それぞれ各 板ばね60の弾性でプラテン10の外周に押し当てる。そうして、用紙排出端2 3aよりも突出して複数の小ロ−ラ61……を配し、それら小ロ−ラ61……の ロ−ラ軸61a……をプラテン軸10aと平行な一直線上に並べて設ける。
【0019】 なお、各小ロ−ラ61は、たとえばポリアセタ−ルやステンレスなどの撥水性 のよい材料を用いてつくり、周面は滑らかに仕上げることとする。
【0020】 よって、この考案によれば、用紙22がディフレクタ23から離れるとき、そ の用紙22の後端が最後まで小ロ−ラ61……に接触し、その後端がディフレク タ23の用紙排出端23aを蹴らないようにする。また、小ロ−ラ61……に付 着したインクミストは、蓄積する前に逐次用紙22に転写するようにする。
【0021】
【考案の効果】
したがって、この考案によれば、インクジェット記録装置において、ノズルの 近傍に、周面が滑らかで撥水性のよい材料を用いて形成した小ロ−ラを配し、そ の小ロ−ラを用紙に接触して回転自在に設けるから、小ロ−ラに付着したインク ミストは逐次用紙に転写することとし、視認される用紙の汚れをなくすことがで きる。
【0022】 つまり、この考案によれば、インクジェット記録装置において、そのように用 紙の汚れを生ずることなく、記録位置の近くで複数の小ローラでもって用紙の浮 き上がりを押さえ、画像品質の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるインクジェットプリンタにおけ
るプラテン周辺の概略側面図である。
【図2】その斜視図である。
【図3】その1つのプラテンコロ部分の拡大斜視図であ
る。
【図4】そのインクジェットプリンタにおけるキャリッ
ジ部分の概略側面図である。
【図5】そのインクジェットプリンタにおける内部機構
の概略平面図である。
【図6】インクジェット記録ユニットの内部機構を模式
的に示す原理説明図である。
【符号の説明】
10 プラテン 21 記録ユニット 22 用紙 23 ディフレクタ 23a 用紙排出端 24・25 プレッシャローラ(用紙搬送ローラ) 60 板ばね 61 小ロ−ラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンとそれに対向する記録ユニット
    間に向けて用紙を搬送し、前記記録ユニットでインクを
    ノズルから噴射して該用紙に記録を行うインクジェット
    記録装置において、すぐ上流位置にある用紙搬送ローラ
    よりも小さな小ローラを周面が滑らかで撥水性のよい材
    料を用いて形成するとともに、前記用紙搬送ローラより
    も前記ノズルに近付けてそのノズルの近傍に複数配置
    し、それら小ローラをそれぞれ前記用紙に接触して回転
    自在に設けてなる、インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記小ローラを板ばねの弾性で前記プラ
    テンに押し当ててなる、請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
JP1996013734U 1996-12-27 1996-12-27 インクジェット記録装置 Expired - Lifetime JP2595960Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154849U (ja) * 1986-03-19 1987-10-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62154849U (ja) * 1986-03-19 1987-10-01

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