JPH0934867A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH0934867A
JPH0934867A JP7187255A JP18725595A JPH0934867A JP H0934867 A JPH0934867 A JP H0934867A JP 7187255 A JP7187255 A JP 7187255A JP 18725595 A JP18725595 A JP 18725595A JP H0934867 A JPH0934867 A JP H0934867A
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JP
Japan
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impedance
register
microcomputer
clock
power supply
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JP7187255A
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English (en)
Inventor
Toyokatsu Nakajima
豊勝 中島
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
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Publication of JPH0934867A publication Critical patent/JPH0934867A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/324Power saving characterised by the action undertaken by lowering clock frequency
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低消費電力化を図ること。 【構成】 複数のパルス信号からシステムクロックとし
て用いられるパルス信号を選択するクロック回路と、ク
ロック回路で選択されたパルス信号の周波数に応じて電
源端子とマイクロコンピュータの各部との間のインピー
ダンスを制御してマイクロコンピュータの各部に電源を
供給する電源インピーダンス制御回路とを具備するマイ
クロコンピュータである。電源インピーダンス制御回路
は選択されたパルス信号の周波数が高いほど、電源イン
ピーダンスが低くなるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シングルチップマイ
クロコンピュータ等のコンピュータにおける消費電力の
低減に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯機器等に用いられるシングルチップ
マイクロコンピュータは低消費電力化を実現するため
に、種々の低消費電力モードを備えている。その中の1
つにシステムクロックの周波数を選択する機能がある。
【0003】図14は従来のシステムクロックの周波数
を選択する機能を有するシングルチップマイクロコンピ
ュータの発振回路の周辺部の構成を示すブロック図であ
る。同図において、1は所定の周波数のパルス信号を発
振する発振回路、2は発振回路1から出力されたパルス
信号を分周する分周器、3はシングルチップマイクロコ
ンピュータのシステムクロックとして発振回路1から出
力されたパルス信号及び分周器2から出力されたパルス
信号のうちのどちらかを選択するセレクタ、4はセレク
タ3を駆動するための信号を書き込むレジスタである。
例えば、レジスタ4に「H」信号が書き込まれた場合に
は、発振回路1からの出力を選択し、レジスタ4に
「L」信号が書き込まれた場合には分周器2からの出力
を選択するように構成される。
【0004】次に動作について説明する。シングルチッ
プマイクロコンピュータ上で動作するプログラムは、種
々のモジュールから構成されており、モジュール毎に必
要とされる処理速度は異なる。例えば、イベントの受付
けをポーリングしているモジュールなどは処理速度をそ
れほど必要としない。一方、膨大な量の数値計算を実行
するモジュールなどでは、高速な処理が必要になる。従
って、あるプログラムの低速処理モジュールが実行され
る場合には、そのプログラムがレジスタ4に「L」信号
を書き込み、システムクロックとしては分周器2の出力
パルスS2が選択される。このため、低速処理のモジュ
ールが実行される場合には、分周器2の出力パルスS2
をクロックとしてシングルチップマイクロコンピュータ
が動作する。一方、高速処理モジュールが実行される場
合には、プログラムがレジスタ4に「H」信号を書き込
み、システムクロックとしては発振回路1の出力パルス
S1が選択される。このため、高速処理が必要なモジュ
ールが実行される場合には発振回路1の出力パルスS1
をクロックとしてシングルチップマイクロコンピュータ
が動作する。
【0005】すなわち、低速の処理で良い場合には、シ
ステムクロックの周波数を低くしてシングルチップマイ
クロコンピュータ全体の消費電力が少なくなるようにし
ている。
【0006】なお、図15に示すように、2つの分周器
2a、2bを用いて、2ビットのレジスタ4aにデータ
を書き込むことでセレクタ3aが発振器1、分周器2
a、分周器2bの出力信号のうちから1つを選択するよ
うに構成して、システムクロックとして3つの周波数を
用いることも行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータは上記のようにように構成されているので、シス
テムクロックの周波数を可変することで低消費電力化を
図っているが、電池の小型化、長時間にわたる使用への
要求から、さらに、低消費電力化の図られたマイクロコ
ンピュータが望まれている。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、より低消費電力化の図られたマ
イクロコンピュータを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るマ
イクロコンピュータは、それぞれ異なる周波数の複数の
パルス信号を生成するパルス信号生成手段と、入力され
る選択信号に基づいて複数のパルス信号のうち1つのパ
ルス信号を選択し、システムクロックとして供給するパ
ルス信号選択手段と、パルス信号選択手段によって選択
されたパルス信号の周波数に応じて電源端子とマイクロ
コンピュータの各部との間のインピーダンスを制御して
マイクロコンピュータの各部に電源を供給する電源イン
ピーダンス制御手段とを具備している。
【0010】請求項2の発明に係るマイクロコンピュー
タは、それぞれ異なる周波数の複数のパルス信号を生成
するパルス信号生成手段と、入力される選択信号に基づ
いて複数のパルス信号のうち1つのパルス信号を選択
し、システムクロックとして供給するパルス信号選択手
段と、パルス信号選択手段によって選択されたパルス信
号の周波数に応じて電源端子とマイクロコンピュータの
第1の部分の各部との間のインピーダンスを制御して、
電源を第1の部分の各部に供給する電源インピーダンス
制御手段と、電源端子からマイクロコンピュータの第2
の部分の各部に電源を供給する電源供給手段とを具備し
ている。
【0011】請求項3の発明に係るマイクロコンピュー
タは、電源インピーダンス制御手段を選択されたパルス
信号の周波数が高い場合には電源端子と各部との間のイ
ンピーダンスを低くするように構成したものである。
【0012】請求項4の発明に係るマイクロコンピュー
タでは、パルス信号選択手段は前記複数のパルス信号の
うち1つのパルス信号を選択するための情報を格納し、
中央処理回路から書き込み動作が行われるクロックレジ
スタと、クロックレジスタに格納された情報に基づいて
複数のパルス信号のうち1つのパルス信号を選択してシ
ステムクロックとして供給するクロックセレクタとを具
備している。
【0013】請求項5の発明に係るマイクロコンピュー
タは、電源インピーダンス制御手段によるインピーダン
ス制御のための情報を格納し、中央処理回路から書き込
み動作が行われるインピーダンスレジスタと、クロック
レジスタに格納された情報がインピーダンスを高くする
ことを示していてもインピーダンスレジスタに格納され
た情報がインピーダンスを低くすることを示している場
合には、インピーダンスを低くすることを示す信号を出
力する信号変換手段とを具備している。
【0014】請求項6の発明に係るマイクロコンピュー
タは、電源インピーダンス制御手段によるインピーダン
ス制御のための情報を格納し、中央処理回路から書き込
み動作が行われるインピーダンスレジスタと、インピー
ダンスをクロックレジスタに格納される情報に応じて制
御するシステムクロック連動モードと、インピーダンス
をクロックレジスタに格納される情報とは独立にインピ
ーダンスレジスタに格納されている情報に応じて制御す
る独立モードとのうち、どのモードを選択するかを示す
情報を格納し、中央処理回路から書き込み動作が行われ
るモードレジスタと、モードレジスタにシステムクロッ
ク連動モードを示す情報が格納されている場合にはクロ
ックレジスタからの信号を出力し、モードレジスタに独
立モードを示す情報が格納されている場合にはインピー
ダンスレジスタからの信号を出力する信号変換手段とを
具備している。
【0015】請求項7の発明に係るマイクロコンピュー
タは、クロックレジスタはマイクロコンピュータのリセ
ット時に前記複数のパルス信号のうち予め決められた1
つを示す情報を前記クロックレジスタに格納して保持す
る機能を有するものである。
【0016】請求項8の発明に係るマイクロコンピュー
タは、電源インピーダンス制御手段は電源端子に直列に
接続された抵抗体と、抵抗体を介して電源を供給する
か、電源端子から電源を直接供給するかを選択する電源
セレクタとを具備している。
【0017】請求項9の発明に係るマイクロコンピュー
タは、電源インピーダンス制御手段は電源端子に直列に
接続された、それぞれ、オン抵抗の異なる複数のトラン
ジスタと、複数のトランジスタのうち、どのトランジス
タをオンして電源をマイクロコンピュータ内部に供給す
るかを選択する電源セレクタとを具備している。
【0018】請求項10の発明に係るマイクロコンピュ
ータでは、第2の部分はマイクロコンピュータのアナロ
グ回路であり、第1の部分はアナログ回路以外の部分で
あるように構成したものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明の電源インピーダンス制御手段
はパルス信号選択手段によって選択されたパルス信号の
周波数に応じて電源端子とマイクロコンピュータの各部
との間のインピーダンスを制御してマイクロコンピュー
タの各部に電源を供給する。
【0020】請求項2の発明の電源インピーダンス制御
手段はパルス信号選択手段によって選択されたパルス信
号の周波数に応じて電源端子とマイクロコンピュータの
第1の部分の各部との間のインピーダンスを制御して、
電源を第1の部分の各部に供給し、電源供給手段は電源
端子からマイクロコンピュータの第2の部分の各部に電
源を供給する。
【0021】請求項3の発明の電源インピーダンス制御
手段は選択されたパルス信号の周波数が高い場合には電
源端子と各部との間のインピーダンスを低くするように
制御する。
【0022】請求項4の発明のパルス信号選択手段はク
ロックレジスタに格納された情報に基づいて複数のパル
ス信号のうち1つのパルス信号を選択してシステムクロ
ックとして供給する。
【0023】請求項5の発明の信号変換手段はクロック
レジスタに格納された情報がインピーダンスを高くする
ことを示していてもインピーダンスレジスタに格納され
た情報がインピーダンスを低くすることを示している場
合には、インピーダンスを低くすることを示す信号を出
力する。
【0024】請求項6の発明の信号変換手段はモードレ
ジスタにシステムクロック連動モードを示す情報が格納
されている場合にはクロックレジスタからの信号を出力
し、モードレジスタに独立モードを示す情報が格納され
ている場合にはインピーダンスレジスタからの信号を出
力する。
【0025】請求項7の発明のクロックレジスタはマイ
クロコンピュータのリセット時に複数のパルス信号のう
ち予め決められた1つを示す情報をクロックレジスタに
格納して保持する。
【0026】請求項8の発明の電源セレクタは抵抗体を
介して電源を供給するか、電源端子から電源を直接供給
するかを選択する。
【0027】請求項9の発明の電源セレクタは電源端子
に直列に接続された、それぞれ、オン抵抗の異なる複数
のトランジスタのうち、どのトランジスタをオンして電
源をマイクロコンピュータ内部に供給するかを選択す
る。
【0028】請求項10の発明の電源供給手段は電源端
子からマイクロコンピュータのアナログ回路の各部に電
源を供給する。
【0029】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1のシングルチップマイ
クロコンピュータの構成を示すブロック図である。同図
において、100はシングルチップマイクロコンピュー
タ、110はCPU(中央処理回路)、120はプログ
ラム、データ等が予め格納されているROM、130は
CPU110がROM120に格納されているプログラ
ムを実行する際にワーキングエリアなどとして利用され
るRAM、140はタイマ、A/Dコンバータなどの周
辺デバイス、150は外部とのデータの入出力などのた
めの入出力ポートの制御を行うポート制御回路、160
は外部へデータを出力するための出力バッファである。
なお、170はCPU110など各部にシステムクロッ
クを供給するクロック回路、180はCPU110の指
示等により電源インピーダンスを変える電源インピーダ
ンス制御回路(電源インピーダンス制御手段)、190
はシングルチップマイクロコンピュータ100に外部か
ら電源を供給するためのVDD端子(電源端子)である。
【0030】図2は図1に示すクロック回路170と電
源インピーダンス制御回路180の構成を示すブロック
図である。171は水晶振動子などを用いて所定の周波
数のパルス信号S1を発振する発振回路(パルス信号生
成手段)、172は発振回路171からの出力パルス信
号S1を分周する分周器(パルス信号生成手段)、17
3は発振回路171の出力パルス信号S1と分周器17
2の出力パルス信号S2とを選択して出力するクロック
セレクタ(パルス信号選択手段)、174はCPU11
0から「H」信号、「L」信号を書き込むことによって
クロックセレクタ173による信号の選択を制御するク
ロックレジスタである。181は一端がVDD端子190
に接続された抵抗体、182はクロックレジスタ174
に格納された値によりVDD端子190から直接供給され
る電源と、抵抗体181を介した電源とを選択してシン
グルチップマイクロコンピュータ100の内部の各部に
供給する電源セレクタである。
【0031】次に動作について説明する。まず、ROM
120に格納されているプログラムの高速処理のイベン
トが実行される場合には、CPU110はクロック回路
170のクロックレジスタ174に「H」信号を書き込
む。クロックレジスタ174に「H」信号が書き込まれ
るとクロックセレクタ173は発振回路171からの出
力パルス信号S1を選択してシステムクロック信号とし
て出力する。さらに、クロックレジスタ174に「H」
信号が書き込まれると、電源セレクタ182はVDD端子
190から直接供給される電源を選択してシングルチッ
プマイクロコンピュータ100の内部各部に供給する。
したがって、プログラムが高速処理を要求している場合
には、クロックレジスタ174には「H」信号が書き込
まれ、発振回路171からの出力パルス信号S1がシス
テムクロックとして選択され、VDD端子190からの電
源がシングルチップマイクロコンピュータ100の内部
各部に直接供給される。
【0032】一方、ROM120に格納されているプロ
グラムの低速処理でよいイベントが実行される場合に
は、CPU110はクロック回路170のクロックレジ
スタ174に「L」信号を書き込む。クロックレジスタ
174に「L」信号が書き込まれるとクロックセレクタ
173は分周器172からの分周されたパルス信号S2
を選択してシステムクロック信号として出力する。さら
に、電源セレクタ182は抵抗体181を介して内部に
電源供給する。したがって、プログラムが高速処理を必
要とせず消費電力を低減させたい場合は、クロックレジ
スタ174に「L」信号を書き込み、分周器172から
の出力パルス信号S2がシステムクロックとして選択さ
れ、抵抗体181を介して電源が供給される。
【0033】図3は、クロックレジスタ174に書き込
まれる値とシステムクロック、電源インピーダンスの関
係を示す表図である。図に示すように、システムクロッ
クが高速の場合には、電源インピーダンスは低くなる。
電源インピーダンスが低い場合、すなわち抵抗体181
を介さずに内部に電源が供給される場合には内部各トラ
ンジスタの電流供給能力が増し、その結果電源電流も増
加し、消費電力は高くなるが、例えばCPU110など
の内部デバイスは高速の処理が可能になる。一方、シス
テムクロックが低速の場合には、電源インピーダンスは
高くなる。電源インピーダンスが高い場合、すなわち、
抵抗体181を介して内部に電源が供給される場合に
は、内部各トランジスタの電流供給能力が低下し、その
結果、電源電流が減少し、消費電力が低くなる。
【0034】電源に抵抗体181を挿入することで、内
部各部の素子のスイッチング速度が低下するが、システ
ムクロックを低速に切り換えているので、スイッチング
速度が低下したとしても全体の処理速度には影響を与え
ない。すなわち、回路の設計時に、抵抗体181を挿入
したことによってスイッチング速度が低下した各素子の
動作が低速時のシステムクロックで十分動作可能である
ように抵抗体181の抵抗値を決定する必要がある。
【0035】図13は、最大で1MHzのクロック周波
数で動作する4ビットのマイクロコンピュータの電源に
直列に挿入した抵抗値とマイクロコンピュータに供給さ
れる電源電流の値との関係を示したグラフ図である。こ
のグラフ図からわかるように、挿入抵抗値が大きくなれ
ば電源電流が小さくなることがわかる。
【0036】また、クロックレジスタ174の値は上述
した値と逆であっても良い。すなわち、「L」信号を書
き込んだ場合にシステムクロックが高速に、電源インピ
ーダンスが低くなり、「H」信号を書き込んだ場合に、
システムクロックが低速に、電源インピーダンスが高く
なるようにして良い。
【0037】図4は、図2に示すクロックセレクタ17
3をゲート回路で構成した場合の回路図である。20
1、202はアンドゲート(信号変換手段)、203は
インバータ(信号変換手段)、204はオアゲート(信
号変換手段)を示している。クロックレジスタ174に
「L」信号がCPU110によって書き込まれると、ア
ンドゲート201の一方の入力端子には「L」信号が入
力され、アンドゲート202の一方の入力端子には、
「L」信号がインバータ203によって反転されてた
「H」信号が入力される。このため、アンドゲート20
2に入力される信号S2が選択されて、オアゲート20
4から出力される。一方、クロックレジスタ174に
「H」信号がCPU110によって書き込まれると、ア
ンドゲート201に入力される信号S1が選択されてオ
アゲート204から出力される。なお、図4は最もシン
プルな具体例を示しており、実際のシステムではクロッ
ク切り換え時に発生するハザードを禁止するなどの対策
が取られる。
【0038】図5は、図2に示す電源セレクタ182の
具体的構成を示す回路図である。205、206はスイ
ッチング素子であるPチャネルのトランジスタ、207
はインバータである。クロックレジスタ174に「L」
信号がCPU110によって書き込まれると、トランジ
スタ205のゲートには「L」信号が入力されてトラン
ジスタ205はオンする。トランジスタ206のゲート
にはインバータ207によって反転された信号「H」が
入力されてトランジスタ206はオフする。このため、
抵抗体181を介した高インピーダンスの電源ラインが
選択される。一方、クロックレジスタ174に「H」信
号がCPU110によって書き込まれた場合には、トラ
ンジスタ205はオフ、トランジスタ206はオンにな
り、抵抗体181を介さない低インピーダンスラインが
選択される。
【0039】図6は、図2に示す電源セレクタ182の
他の具体的構成を示す回路図である。図4と同一部分に
は同一符号を付し、重複する説明は省略する。この例で
は図5に示す電源セレクタ182のトランジスタ205
を削除してある。このため、低インピーダンスラインを
選択した場合に高インピーダンスラインをオフするのを
省略している。すなわち、クロックレジスタ174に
「H」信号が書き込まれた場合にはトランジスタ206
がオンになり、抵抗体181はこのトランジスタ206
に並列に接続されたままである。しかしながら抵抗体1
81の抵抗値に比べトランジスタ206のオン抵抗値は
きわめて小さいので実質的には図5の回路と同様に動作
する。
【0040】図7は、図2に示す電源インピーダンス制
御回路180の別の具体的構成を示す回路図である。図
6と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略
する。205a、206aはPチャネルのトランジスタ
を示している。そして、トランジスタ205aのオン抵
抗値はトランジスタ206aのオン抵抗値よりも大きく
なるように設定してある。すなわち、トランジスタ20
6aのドライブ能力はトランジスタ205aのドライブ
能力よりも大きい。このため、抵抗を使用せずにトラン
ジスタ205aを含む高インピーダンスラインとトラン
ジスタ206aを含む低インピーダンスラインを実現し
て図2に示す電源インピーダンス制御回路180と同様
の効果を得ることができる。
【0041】実施例2.シングルチップマイクロコンピ
ュータの基本的構成は図1と同様であるので重複する説
明は省略する。
【0042】図8は、この実施例のシングルチップマイ
クロコンピュータ100のクロック回路170及び電源
インピーダンス制御回路180周辺の構成を示すブロッ
ク図である。この実施例では、出力バッファ160(第
2の部分)には、クロックレジスタ174に書き込まれ
る値の如何にかかわらず、常にVDD端子190から供給
される電源を直接供給している。一方、出力バッファ1
60以外の各部(第1の部分)には実施例1の場合と同
様にクロックレジスタ174に書き込まれる値に応じ
て、すなわち、システムクロックの周波数に応じて、低
インピーダンスの電源ラインと高インピーダンスの電源
ラインとのうちのいずれか一方を選択して、選択された
電源ラインを介して電源を供給している。出力バッファ
160は、常に、比較的大きな電力を必要とするので、
本実施例では常にVDD端子190から供給される電源を
直接、出力バッファ160に供給している。
【0043】また、以上の説明では常にVDD端子190
から直接電源が供給される回路を出力バッファ160と
した。しかし、アナログ回路では電源ラインに抵抗を入
れると精度が低くなる場合があるので、A/Dコンバー
タなどのアナログ回路の電源をVDD端子190から直接
供給するように構成するのも効果的である。
【0044】さらに、実施例1の場合のようにシングル
チップマイクロコンピュータ100の各部すべてに電源
インピーダンス制御回路180からの電源を供給する場
合と、本実施例のように一部のデバイスにはVDD端子1
90から直接電源を供給する場合とをレジスタ及びセレ
クタを用いて切り換えるように構成することもできる。
【0045】実施例3.シングルチップマイクロコンピ
ュータの基本的構成は図1と同様であるので重複する説
明は省略する。ただし、クロック回路170に変更を加
えてクロック回路170aとしている。
【0046】図9は、この実施例のクロック回路170
a及び電源インピーダンス制御回路180の構成を示す
ブロック図である。図2と同一部分には同一符号を付
し、重複する説明は省略する。174aはリセット機能
付きのクロックレジスタである。
【0047】この実施例ではクロックレジスタ174a
はシングルチップマイクロコンピュータ100がリセッ
トされた時に、自動的に「H」信号が書き込まれるよう
になっている。このようにすることでリセット直後に起
動させるプログラムが高速動作を要求されている場合
に、プログラムがクロックレジスタ174aに「H」信
号を書き込む動作をすることなく自動的に高速動作モー
ドになる。
【0048】なお、クロックレジスタ174aはシング
ルチップマイクロコンピュータ100がリセットされた
時に、自動的に「L」信号が書き込まれるように構成し
ても良い。この場合は、リセット直後は遅いシステムク
ロックで、高い電源インピーダンスに設定されるので、
システムが消費電力の低減を優先している場合に有効に
なる。なお、上述した実施例2と組み合わせて実施する
ことも可能である。
【0049】実施例4.シングルチップマイクロコンピ
ュータの基本的構成は図1と同様であるので重複する説
明は省略する。ただし、クロック回路170に変更を加
えてクロック回路170bとしている。
【0050】図10は、この実施例のクロック回路17
0b及び電源インピーダンス制御回路180の構成を示
すブロック図である。図2と同一部分には同一符号を付
し、重複する説明は省略する。図において、175は電
源インピーダンス制御回路180における電源インピー
ダンスの選択を指示する値を書き込むインピーダンスレ
ジスタ、176はクロックレジスタ174の出力信号と
インピーダンスレジスタ175の出力信号との論理和を
とるオアゲート(信号変換手段)である。インピーダン
スレジスタ175に「L」信号が書き込まれている場合
には、図1、図2に示す実施例1の動作と同様である。
すなわち、クロックレジスタ174に書き込まれている
値に応じて図3に示すようにシステムクロック、電源イ
ンピーダンスが設定される。しかしながら、インピーダ
ンスレジスタ175に「H」信号が書き込まれるとクロ
ックレジスタ174の値の如何にかかわらずに電源イン
ピーダンスは低く設定される。従って、システムクロッ
クが低い場合に、一時的に電源インピーダンスを低く設
定することが必要な時、例えば、A/Dコンバータを動
作させる時などにインピーダンスレジスタ175に
「H」信号を書き込むことで電源インピーダンスを低く
設定できる。
【0051】なお、上述した実施例2または実施例3と
組み合わせて実施することもできる。さらに、実施例2
及び実施例3と組み合わせて実施することも可能であ
る。
【0052】実施例5.シングルチップマイクロコンピ
ュータの基本的構成は図1と同様であるので重複する説
明は省略する。ただし、クロック回路170に変更を加
えてクロック回路170cとしている。
【0053】図11は、この実施例のクロック回路17
0c及び電源インピーダンス制御回路180の構成を示
す図である。図10と同一部分には同一符号を付し、重
複する説明は省略する。250は電源インピーダンスを
制御する制御モードを切り換えるモード切り換え回路で
ある。モード切り換え回路250は、モードを変えるた
めにデータを書き込むモードレジスタ251、アンドゲ
ート(信号変換手段)252、253、インバータ(信
号変換手段)254とから構成されている。
【0054】次に動作について説明する。この実施例の
シングルチップマイクロコンピュータは、システムクロ
ックの周波数に応じて電源インピーダンスを制御するシ
ステムクロック連動モードと、電源インピーダンスをシ
ステムクロックの周波数とは独立に制御する独立モード
を備えている。
【0055】まず、システムクロック連動モードについ
て説明する。このモードに入るためにはモードレジスタ
251に「L」信号を書き込む。するとアンドゲート2
52の一方の入力端子には「L」信号が入力されるので
アンドゲート252の出力には常に「L」信号が出力さ
れる。従って、インピーダンスレジスタ175からの信
号はマスクされる。このため、上述した実施例1の場合
と同様にクロックレジスタ174の値に応じて電源セレ
クタ182が制御される。
【0056】次に、独立モードについて説明する。この
モードに入るためにはモードレジスタ251に「H」信
号を書き込む。するとアンドゲート253の一方の入力
端子にはインバータ254によって反転された「L」信
号が入力されるのでアンドゲート253の出力は常に
「L」信号となり、クロックレジスタ174からの信号
はマスクされる。従って、電源セレクタ182はシステ
ムクロックの周波数とは独立に、インピーダンスレジス
タ175に書き込まれた値に応じて、低インピーダンス
の電源ラインと高インピーダンスの電源ラインのいずれ
かを選択するように制御される。
【0057】図12は、モードレジスタ251、クロッ
クレジスタ174、インピーダンスレジスタ175に
「L」信号、「H」信号が書き込まれた場合のシステム
クロック、電源インピーダンスの状態をまとめた表図で
ある。この表からわかるようにモードレジスタに「L」
信号が書き込まれた場合にはインピーダンスレジスタ1
75に書き込まれる値は無視されて図3に示した場合と
同様にクロックレジスタ174の値に応じてシステムク
ロック、電源インピーダンスが決定される。また、モー
ドレジスタ251に「H」信号が書き込まれた場合に
は、システムクロックはクロックレジスタ174の値に
よって決定し、電源インピーダンスはインピーダンスレ
ジスタ175の値によって、システムクロックとは独立
に決定する。このようにしてシステムクロックと独立に
制御する場合の1つとしては、電源インピーダンスを高
くすることでコンピュータからの電磁波などの不要輻射
を低減するという場合がある。
【0058】なお、上述した実施例2または実施例3と
組み合わせて実施することもできる。さらに、実施例2
及び実施例3と組み合わせて実施することも可能であ
る。
【0059】また、実施例2から実施例5においても実
施例1で説明したように、図4に示したクロックセレク
タ、図5、図6に示した電源セレクタ、図7に示した電
源インピーダンス制御回路を用いることができる。
【0060】また、実施例1から実施例5では分周回路
を1つしか用いなかったが、2つ以上の分周回路を設
け、3つ以上の周波数のシステムクロックの生成を可能
にするとともに、電源インピーダンスの値も3つ以上設
定するようにしても良い。さらにこの場合には、勿論、
システムクロックの周波数に応じて電源インピーダンス
の値を可変できるようにすることもできる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、システムクロ
ックとして選択されたパルス信号の周波数に応じて電源
端子とマイクロコンピュータの各部との間のインピーダ
ンスを制御してマイクロコンピュータの各部に電源を供
給するように構成したので、より低消費電力化を図るこ
とができる効果がある。
【0062】請求項2の発明によれば、システムクロッ
クとして選択されたパルス信号の周波数に応じて電源端
子とマイクロコンピュータの第1の部分の各部との間の
インピーダンスを制御して、電源を第1の部分の各部に
供給し、電源供給手段は電源端子からマイクロコンピュ
ータの第2の部分の各部に電源を供給するように構成し
たので、低消費電力化を図ることができるとともに第2
の部分には常にインピーダンス制御されない電源を供給
することができる効果がある。
【0063】請求項3の発明によれば、選択されたシス
テムクロックのパルス信号の周波数が高い場合には電源
端子と各部との間のインピーダンスを低く制御するよう
に構成したので、低消費電力化を図ることができる効果
がある。
【0064】請求項4の発明によれば、クロックレジス
タに格納された情報に基づいて複数のパルス信号のうち
1つのパルス信号を選択してシステムクロックとして供
給するように構成したので、低消費電力化を図ることが
できる効果がある。
【0065】請求項5の発明によれば、クロックレジス
タに格納された情報がインピーダンスを高くすることを
示していてもインピーダンスレジスタに格納された情報
がインピーダンスを低くすることを示している場合に
は、インピーダンスを低くすることを示す信号を出力す
るように構成したので、電源インピーダンスの制御の自
由度を増し、特定の処理に対して精度を落とさずに低消
費電力化を図ることができる効果がある。
【0066】請求項6の発明によれば、モードレジスタ
にシステムクロック連動モードを示す情報が格納されて
いる場合にはクロックレジスタからの信号を電源インピ
ーダンス制御回路に出力して、モードレジスタに独立モ
ードを示す情報が格納されている場合にはインピーダン
スレジスタからの信号を電源インピーダンス制御回路に
出力するように構成したので、電源インピーダンスの制
御をシステムクロックとは独立して制御することで低消
費電力化を図ることができるとともに、例えば、電源か
らの電磁波の不要放射を低減することができる効果があ
る。
【0067】請求項7の発明によれば、クロックレジス
タはマイクロコンピュータのリセット時に複数のパルス
信号のうち予め決められた1つを示す情報をクロックレ
ジスタに格納して保持するように構成したので、リセッ
ト直後にクロックレジスタに対する書き込み処理を行う
必要が無くプログラムの処理を低減することができる効
果がある。
【0068】請求項8の発明によれば、抵抗体を介して
電源を供給するか、電源端子から電源を直接内部に供給
するか電源セレクタが選択するように構成したので、低
消費電力化を図ることができる。
【0069】請求項9の発明によれば、電源端子に直列
に接続された、それぞれ、オン抵抗の異なる複数のトラ
ンジスタのうち、どのトランジスタをオンして電源をマ
イクロコンピュータ内部に供給するか電源セレクタが選
択するように構成したので抵抗体を用いずに低消費電力
化を図ることができる。
【0070】請求項10の発明の電源供給手段は電源端
子から、直接、マイクロコンピュータのアナログ回路の
各部に電源を供給するように構成したので、システムク
ロックの周波数が低い場合であっても、アナログ回路の
精度を損なうことを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1のシングルチップマイク
ロコンピュータの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すクロック回路と電源インピーダン
ス制御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施例1においてクロックレジス
タに書き込まれる値とシステムクロック、電源インピー
ダンスの関係を示す表図である。
【図4】 クロックセレクタをゲート回路で構成した場
合の回路図である。
【図5】 電源セレクタの具体的構成を示す回路図であ
る。
【図6】 電源セレクタの他の具体的構成を示す回路図
である。
【図7】 電源インピーダンス制御回路の別の具体的構
成を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施例2のシングルチップマイク
ロコンピュータのクロック回路及び電源インピーダンス
制御回路周辺の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施例3のシングルチップマイク
ロコンピュータのクロック回路及び電源インピーダンス
制御回路の構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施例4のクロック回路及び電
源インピーダンス制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】 この発明の実施例5のクロック回路及び電
源インピーダンス制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】 実施例5においてモードレジスタ、クロッ
クレジスタ、インピーダンスレジスタに「L」信号、
「H」信号が書き込まれた場合のシステムクロック、電
源インピーダンスの状態をまとめた表図である。
【図13】 最大で1MHzのクロック周波数で動作す
る4ビットのマイクロコンピュータの電源に直列に挿入
した抵抗値とマイクロコンピュータに供給される電源電
流の値との関係を示したグラフ図である。
【図14】 従来のシステムクロックの周波数を選択す
る機能を有するシングルチップマイクロコンピュータの
発振回路の周辺部の構成を示すブロック図である。
【図15】 複数の分周器を用いた従来のシステムクロ
ックの周波数を選択する機能を有するシングルチップマ
イクロコンピュータの発振回路の周辺部の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
100 シングルチップマイクロコンピュータ(マイク
ロコンピュータ)、110 CPU(中央処理回路)、
171 発振回路(パルス信号生成手段)、172 分
周器(パルス信号生成手段)、173 クロックセレク
タ(パルス信号選択手段)、174 クロックレジス
タ、175 インピーダンスレジスタ、176,204
オアゲート(信号変換手段)、180 電源インピー
ダンス制御回路(電源インピーダンス制御手段)、18
1 抵抗体、182 電源セレクタ、190 VDD端子
(電源端子)、201,202,252,253 アン
ドゲート(信号変換手段)、203,254 インバー
タ(信号変換手段)、205,206 トランジスタ、
251 モードレジスタ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理回路を有し、システムクロック
    に従って動作が実行されるマイクロコンピュータにおい
    て、外部から前記マイクロコンピュータに電源を供給す
    るための電源端子と、それぞれ異なる周波数の複数のパ
    ルス信号を生成するパルス信号生成手段と、入力される
    選択信号に基づいて前記複数のパルス信号のうち1つの
    パルス信号を選択し、前記システムクロックとして供給
    するパルス信号選択手段と、前記パルス信号選択手段に
    よって選択されたパルス信号の周波数に応じて前記電源
    端子と前記マイクロコンピュータの各部との間のインピ
    ーダンスを制御して前記マイクロコンピュータの各部に
    電源を供給する電源インピーダンス制御手段とを具備す
    ることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 中央処理回路を有し、システムクロック
    に従って動作が実行されるマイクロコンピュータにおい
    て、外部から前記マイクロコンピュータに電源を供給す
    るための電源端子と、それぞれ異なる周波数の複数のパ
    ルス信号を生成するパルス信号生成手段と、入力される
    選択信号に基づいて前記複数のパルス信号のうち1つの
    パルス信号を選択し、前記システムクロックとして供給
    するパルス信号選択手段と、前記パルス信号選択手段に
    よって選択されたパルス信号の周波数に応じて前記電源
    端子と前記マイクロコンピュータの第1の部分の各部と
    の間のインピーダンスを制御して、前記電源を前記第1
    の部分の各部に供給する電源インピーダンス制御手段と
    前記電源端子から前記マイクロコンピュータの第2の部
    分の各部に電源を供給する電源供給手段とを具備するこ
    とを特徴とするマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記電源インピーダンス制御手段は前記
    選択されたパルス信号の周波数が高い場合には前記電源
    端子と前記各部との間のインピーダンスを低くするよう
    に制御することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記パルス信号選択手段は、前記複数の
    パルス信号のうち1つのパルス信号を選択するための情
    報を格納し、前記中央処理回路から書き込み動作が行わ
    れるクロックレジスタと、前記クロックレジスタに格納
    された情報に基づいて前記複数のパルス信号のうち1つ
    のパルス信号を選択して前記システムクロックとして供
    給するクロックセレクタとを具備し、前記電源インピー
    ダンス制御手段は前記クロックレジスタに格納された情
    報に基づいて前記インピーダンスを制御することを特徴
    とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の
    マイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記電源インピーダンス制御手段による
    インピーダンス制御のための情報を格納し、前記中央処
    理回路から書き込み動作が行われるインピーダンスレジ
    スタと、前記クロックレジスタに格納された情報が前記
    インピーダンスを高くすることを示していても前記イン
    ピーダンスレジスタに格納された情報が前記インピーダ
    ンスを低くすることを示している場合には、前記インピ
    ーダンスを低くすることを示す信号を出力する信号変換
    手段とをさらに具備し、前記電源インピーダンス制御手
    段は前記信号変換手段から出力される信号に基づいて前
    記インピーダンスを制御することを特徴とする請求項4
    記載のマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 前記電源インピーダンス制御手段による
    インピーダンス制御のための情報を格納し、前記中央処
    理回路から書き込み動作が行われるインピーダンスレジ
    スタと、前記インピーダンスを前記クロックレジスタに
    格納される情報に応じて制御するシステムクロック連動
    モードと、前記インピーダンスを前記クロックレジスタ
    に格納される情報とは独立に前記インピーダンスレジス
    タに格納されている情報に応じて制御する独立モードと
    のうち、どのモードを選択するかを示す情報を格納し、
    前記中央処理回路から書き込み動作が行われるモードレ
    ジスタと、前記モードレジスタにシステムクロック連動
    モードを示す情報が格納されている場合には前記クロッ
    クレジスタからの信号を出力し、前記モードレジスタに
    独立モードを示す情報が格納されている場合には前記イ
    ンピーダンスレジスタからの信号を出力する信号変換手
    段とをさらに具備し、前記電源インピーダンス制御手段
    は前記信号変換手段から出力される信号に基づいて前記
    インピーダンスを制御することを特徴とする請求項4記
    載のマイクロコンピュータ。
  7. 【請求項7】 前記クロックレジスタは前記マイクロコ
    ンピュータのリセット時に前記複数のパルス信号のうち
    予め決められた1つを示す情報を前記クロックレジスタ
    に格納して保持する機能を有することを特徴とする請求
    項4から請求項6のうちいずれか1項記載のマイクロコ
    ンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記電源インピーダンス制御手段は前記
    電源端子に直列に接続された抵抗体と、前記抵抗体を介
    して電源を供給するか、前記電源端子から電源を直接供
    給するかを選択する電源セレクタとを具備することを特
    徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか1項記載
    のマイクロコンピュータ。
  9. 【請求項9】 前記電源インピーダンス制御手段は前記
    電源端子に直列に接続された、それぞれ、オン抵抗の異
    なる複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタの
    うち、どのトランジスタをオンして電源を前記マイクロ
    コンピュータ内部に供給するかを選択する電源セレクタ
    とを具備することを特徴とする請求項1から請求項7の
    うちいずれか1項記載のマイクロコンピュータ。
  10. 【請求項10】 前記第2の部分は前記マイクロコンピ
    ュータのアナログ回路であり、前記第1の部分は前記ア
    ナログ回路以外の部分であることを特徴とする請求項2
    から請求項9のうちいずれか1項記載のマイクロコンピ
    ュータ。
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