JPH0934677A - 複数表示画面の選択表示方法 - Google Patents

複数表示画面の選択表示方法

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JPH0934677A
JPH0934677A JP7181169A JP18116995A JPH0934677A JP H0934677 A JPH0934677 A JP H0934677A JP 7181169 A JP7181169 A JP 7181169A JP 18116995 A JP18116995 A JP 18116995A JP H0934677 A JPH0934677 A JP H0934677A
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JP
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screen
data
display
screen data
personal computer
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JP7181169A
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Yukiko Kashiwagi
雪子 柏木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のパーソナルコンピュータ2の表示画面
をパーソナルコンピュータ1が集中してモニタするとと
もに、パーソナルコンピュータ1のプロセッサ負荷を軽
減する。 【構成】 全画面データ4はパーソナルコンピュータ1
及び他パーソナルコンピュータ2の全画面データを格納
する。画面バッファ管理部8は各パーソナルコンピュー
タ2から全画面データに対する更新データを受信し、バ
ッファ管理テーブル6を参照して当パーソナルコンピュ
ータ2に対応するバッファ5上のバッファ領域に格納す
る。画面表示部9はマウス12を介していずれかのパー
ソナルコンピュータの表示画面が選択されたとき、バッ
ファ管理テーブル6を参照して選択された表示画面に対
応するバッファ領域から更新データを取り出し、この更
新データによって全画面データ4を更新して表示装置1
3に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の情報処理装置の
表示装置に各々表示される表示画面の画面データを他の
情報処理装置が集中して保存し、いずれかの画面データ
を選択して他の情報処理装置の表示装置に表示する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置で動作する複数のプログラ
ムが1台の表示装置を共用するシステムが知られてい
る。例えば特開昭62−63333号「画面情報制御方
式」では、各プログラムごとに仮想画面を設けて画面デ
ータを仮想画面情報記憶機構に書き込み、表示装置の制
御権をもつプログラムの画面データを仮想画面情報の中
から選択して表示装置に表示する制御方式を開示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によれば、
単一の情報処理装置において複数のプログラムが1台の
表示装置を共用することは可能であるが、ネットワーク
を介して結合された複数の情報処理装置の各々の表示装
置に表示される画面データを集中して1台の表示装置上
でモニタする方法について言及されていない。また各情
報処理装置からモニタする情報処理装置へ最初に全画面
データを送付しておき、画面データが更新されたとき差
分の更新データをモニタする情報処理装置へ送りネット
ワークの負荷を軽減するにしても、モニタする情報処理
装置は各全画面データを集中して更新しなければなら
ず、そのプロセッサ負荷が大きくなってモニタする情報
処理装置の操作に待ち時間が発生するという問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、複数の情報処理装置の表
示画面を1台の表示装置によって集中してモニタすると
ともに、モニタする情報処理装置のプロセッサ負荷を軽
減する複数表示画面の選択表示方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、モニタする情
報処理装置が複数の他の情報処理装置の更新前の画面デ
ータをそれぞれ全画面データ記憶手段に格納するととも
に、この画面データを更新する更新データを受け取った
ときこの更新データを全画面データ記憶手段とは別の対
応するバッファに格納し、いずれかの表示画面を選択す
る選択指示に応じて選択された表示画面の全画面データ
と対応する更新データとから最新の全画面データを作成
してモニタする情報処理装置の表示装置に表示する複数
表示画面の選択表示方法を特徴とする。
【0006】
【作用】モニタする情報処理装置は、他の情報処理装置
から更新データを受け取ったとき単にバッファに格納す
るだけであり、対応する全画面データを更新する必要が
ない。特定の表示画面が選択されたときに最新の全画面
データを作成すればよいので、モニタする情報処理装置
にプロセッサ負荷が集中するのを避けることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0008】図1は、本実施例のシステムの構成を示す
ブロック図である。1はパーソナルコンピュータであ
り、システム装置15とこのシステム装置15に接続さ
れるキーボード11、マウス12及び表示装置13から
構成される。パーソナルコンピュータ2はネットワーク
16を介してパーソナルコンピュータ1に接続される他
の複数のパーソナルコンピュータであり、各々を区別す
るときにはパーソナルコンピュータ2−1,2−2,・
・・のように符号をつける。ネットワーク16はLAN
(ローカルエリアネットワーク)などのネットワークで
ある。業務プログラム10はシステム装置15で実行さ
れるワープロ、表計算ソフト等のアプリケーションプロ
グラムである。受信部14はパーソナルコンピュータ2
から画面データ及びこの画面データを更新したデータを
受信する。全画面データ4は業務プログラム10が出力
する画面全体のデータ及びパーソナルコンピュータ2か
ら受信した画面全体のデータであり、データは記憶領域
に格納される。バッファ5は他パーソナルコンピュータ
2の各々について全画面データ4に対する更新データを
一時的に格納するバッファである。バッファ管理テーブ
ル6は各々のパーソナルコンピュータについて全画面デ
ータとそのバッファ領域を管理するテーブルである。画
面バッファ管理部8は、受信部14を介して受け取った
パーソナルコンピュータ2からの全画面データを全画面
データ4に格納し、受け取った更新データをそのパーソ
ナルコンピュータ2に対応するバッファ領域に格納し、
バッファ領域の使用量を管理する処理部である。スクロ
ール管理テーブル7はマウス12を介して表示装置13
に表示される画面がスクロールされたときに参照される
テーブルであり、スクロールの方向と移動量とから表示
すべき画面を定義する。キーボード11は業務プログラ
ム10へデータを入力するための入力装置、マウス12
は業務プログラム10へ表示画面上の位置についての情
報を入力するとともに、画面スクロールの方向と移動量
についての情報を入力する入力装置である。表示装置1
3は、全画面データ4に格納され業務プログラム10が
出力する画面データを表示するとともに、スクロールに
よって選択された他パーソナルコンピュータ2の画面デ
ータを表示する。画面表示部9はマウス12を介する画
面のスクロール操作に応答してスクロール管理テーブル
7を参照して表示すべき画面を決定し、バッファ管理テ
ーブル6を参照して当画面についての全画面データを格
納する全画面データ4上の領域及び更新データを格納す
るバッファ5上の領域を決定し、両データから最新の画
面データを作成して表示装置13上に表示する処理部で
ある。画面バッファ管理部8、画面表示部9及び業務プ
ログラム10はシステム装置15の記憶装置に格納され
るプログラムを実行することによって実現される。受信
部14はシステム装置15に設けられる通信制御関係の
ハードウェア/ソフトウェアによって実現される。また
全画面データ4、バッファ5、バッファ管理テーブル6
及びスクロール管理テーブル7は、システム装置15内
の記憶装置又は接続される記憶装置に格納されるデータ
及びテーブルである。
【0009】パーソナルコンピュータ1は業務プログラ
ム10を実行し、表示装置13に表示する画面データを
全画面データ4に格納する。他パーソナルコンピュータ
2もそのシステム装置で業務プログラム10を実行し、
最初の画面データをネットワーク16を介してパーソナ
ルコンピュータ1へ送信する。画面バッファ管理部8は
受信部14を介してこの画面データを受け取り、全画面
データ4に格納する。その後各パーソナルコンピュータ
2が最初の画面データを更新したときこの更新データを
ネットワーク16を介してパーソナルコンピュータ1へ
送信する。画面バッファ管理部8は受信部14を介して
この更新データを受け取り、バッファ管理テーブル6を
参照して格納すべきバッファ領域を得てバッファ5上の
領域に格納する。マウス12を介して画面のスクロール
が指示されたとき、画面表示部9はスクロール管理テー
ブル7を参照して選択された画面を決定し、バッファ管
理テーブル6を参照して全画面データ4及びバッファ5
からそれぞれ選択された画面の全画面データ及び更新デ
ータを得て両データから最新の画面データを作成して表
示装置13上に表示する。
【0010】図2は、仮想画面の概念を説明する図であ
る。複数の仮想画面3は表示装置13の表示画面及び各
パーソナルコンピュータ2の表示画面に対応する論理的
に設定された画面である。複数の仮想画面3は図示のよ
うに連結されており、全体として連続する仮想的な領域
を構成する。各仮想画面3を区別するために仮想画面3
−1,3−2,・・・のように符号をつける。仮想画面
3の内の1つ、例えば仮想画面3−1はパーソナルコン
ピュータ1自身の表示画面に対応する仮想画面であり、
他の仮想画面3はそれぞれパーソナルコンピュータ2−
1,2−2,・・・の表示画面に対応する仮想画面であ
る。点線31は表示装置13に表示する実画面の位置、
すなわち現在表示中の仮想画面を示すものである。表示
中の画面をスクロールすることによって実画面の位置を
上下方向又は左右方向に配列された隣の仮想画面に移動
することができる。なお仮想画面3の数及びその配列の
仕方は、パーソナルコンピュータ2の数、仮想画面に対
応する全画面データ及び更新データを収容する記憶装置
の記憶容量、隣の仮想画面にスクロールする操作性の面
から決定すればよい。
【0011】図3は、バッファ管理テーブル6のデータ
形式の例を示す図である。仮想画面番号61は各仮想画
面を識別する番号である。パーソナルコンピュータ62
は各仮想画面に対応するパーソナルコンピュータ1又は
パーソナルコンピュータ2を識別する番号である。全画
面データ領域63は全画面データ4を格納する記憶領域
の中で当仮想画面に対応する全画面データを格納する領
域の先頭アドレスである。バッファ領域64はバッファ
5の中で当仮想画面に対応する更新データを格納する領
域の先頭アドレスである。バッファ使用量65は当仮想
画面に割当てられたバッファ領域について更新データの
格納によって使用されている記憶容量である。なおパー
ソナルコンピュータ1自身の表示画面に対応する画面デ
ータは業務プログラム10によってその都度更新される
ので更新データをバッファ5に格納することはなく、そ
の仮想画面に対応するバッファ領域64及びバッファ使
用量65は該当しない。
【0012】図4は、画面データとバッファ5内のバッ
ファ領域に格納される更新データのデータ形式の例を示
す図である。バッファのデータ形式はアプリケーション
に依存する。本例は業務プログラム10が表計算ソフト
の場合の例である。図4(a)は表示画面に表示される
最初の画面データであり、全画面データ4の当仮想画面
に対応する全画面データ領域に格納される画面データの
例である。図でX座標によって表の列番号を示し、Y座
標によって行番号を示す。X座標とY座標によって表中
のセルの位置を示すことができる。図4(b)はバッフ
ァ領域の内容を示すものである。種別51はデータの更
新、追加及び削除の区別を示し、X座標52及びY座標
53は更新の対象とするセルの位置を示し、更新データ
54は更新後のデータを示す。最初のデータは(1,
2)の位置にあるBBBのデータをEEEに更新するこ
とを示し、次のデータは(3,2)の位置にあるFFF
のデータを追加することを示す。アプリケーションがワ
ープロの場合には、種別51はデータの更新、追加及び
削除の区別を示し、更新位置は文書の行番号,文字位置
又は行番号,文字位置の範囲で指示し、更新データ54
として更新又は追加する文字列となる。
【0013】図5は、表示装置13に表示されるスクロ
ールバーの形式とスクロール管理テーブル7のデータ形
式の例を示す図である。図5(a)は表示装置13に表
示されるスクロールバーの例を示す図である。71はマ
ウス12によってドラッギング操作され画面をX座標方
向に移動させるためのスクロールボタンであり、72は
マウス12によって操作され画面をY座標方向に移動さ
せるためのスクロールボタンである。Lは物理的表示画
面の横の長さであり、1画素を1ドットとするドット数
で表現する。Mは物理的表示画面の縦の長さであり、同
様にドット数で表現する。図5(b)はスクロール管理
テーブル7のデータ形式の例を示す図である。現仮想画
面73は現在実画面として表示装置13に表示されてい
る仮想画面の番号を示し、移動量74はX座標方向にス
クロールボタン71を移動させる量又はY座標方向にス
クロールボタン72を移動させる量の条件を示す。選択
する仮想画面75は移動量74の条件が満足されたとき
に選択される仮想画面の番号を設定する。X座標におけ
る移動量74の+はスクロールボタン71を右方向に移
動することを示し、−はスクロールボタン71を左方向
に移動することを示す。Y座標における移動量74の+
はスクロールボタン72を上方向に移動することを示
し、−はスクロールボタン72を下方向に移動すること
を示す。L/2及びM/2はスクロールボタン71及び
72をそれぞれL及びMの長さの半分以上移動させると
いう条件を示す。選択する仮想画面75のなしは対象と
する仮想画面がなく、操作エラーとなる場合を示す。例
えば現在実画面として表示中の仮想画面が仮想画面3−
2である場合に、スクロールボタン72を下方向にM/
2以上移動させると仮想画面3−5を実画面として表示
する。またスクロールボタン71を右方向にL/2以上
移動させると仮想画面3−3を実画面として表示する。
【0014】初期設定の段階における画面バッファ管理
部8の動作は次の通りである。パーソナルコンピュータ
1が起動され、業務プログラム10が動作すると、表示
画面データが作成され、全画面データ4に格納されると
ともに表示装置13に表示される。キーボード11から
入力されるデータによって全画面データ4中の画面デー
タが更新されるとともに表示装置13に表示される。画
面バッファ管理部8は他パーソナルコンピュータ2のた
めの全画面データ4の記憶領域及びバッファ5の記憶領
域を確保し、バッファ管理テーブル6の全画面データ領
域63及びバッファ領域64に各パーソナルコンピュー
タ対応にその先頭アドレスを設定する。またバッファ使
用量65にそれぞれ0を設定する。画面表示部9を介し
て現在の実画面をパーソナルコンピュータ1自身の表示
画面に対応する仮想画面3−1に設定する。最後に各パ
ーソナルコンピュータ2に要求して最初の全画面データ
を受信し、それぞれパーソナルコンピュータ62に対応
する全画面データ領域63が示す記憶領域に格納する。
【0015】図6は、更新データをバッファ5に格納す
る画面バッファ管理部8の処理の流れを示すフローチャ
ートである。他のパーソナルコンピュータ2では最初の
全画面データを送信した後に画面データの更新を検出し
たとき、更新データをパーソナルコンピュータ1に送信
する。画面バッファ管理部8はネットワーク16及び受
信部14を介してこの更新データを受信し(ステップ8
1)、バッファ管理テーブル6を検索し当パーソナルコ
ンピュータ2に対応する仮想画面番号61、バッファ領
域64及びバッファ使用量65を参照する(ステップ8
2)。バッファ領域が一杯、すなわちバッファ使用量6
5が所定値以上でなければ(ステップ83NO)、バッ
ファ領域64とバッファ使用量65とから更新データを
追加するバッファ5上のアドレスを求めて更新データを
格納する(ステップ84)。最後にバッファ使用量65
に更新データの長さを加算することによってバッファ使
用量65を更新する(ステップ85)。バッファ領域が
一杯であれば(ステップ83YES)、仮想画面番号6
1をパラメータとして画面表示部9へ表示要求を行い、
画面表示部9から戻った後にステップ84及び85の処
理を行う。
【0016】図7は、指定された仮想画面3に対応する
画面データを表示する画面表示部9の処理の流れを示す
フローチャートである。画面表示部9はマウス12によ
ってスクロールボタン71がL/2以上又はスクロール
ボタン72がM/2以上操作されたことを検出すると
(ステップ91)、スクロール管理テーブル7を参照し
て現仮想画面73に対応する次に選択する仮想画面75
を取り出す(ステップ92)。次に現在表示中の仮想画
面3を記憶するレジスタの内容を更新する(ステップ9
3)。次にバッファ管理テーブル6を参照して新しい仮
想画面番号61に対応するパーソナルコンピュータ6
2、全画面データ領域63及びバッファ領域64を取り
出す(ステップ94)。パーソナルコンピュータ62に
よって新しい仮想画面3がパーソナルコンピュータ1自
身の仮想画面でなければ(ステップ95NO)、バッフ
ァ領域64で指定されるバッファ領域から更新データを
読み出して(ステップ96)、全画面データ領域63で
指定される全画面データ4上の全画面データを更新する
とともにその内容を表示装置13に表示する(ステップ
97)。最後に当バッファ領域をクリアして(ステップ
98)、現仮想画面に対応するバッファ使用量65を0
にリセットする(ステップ99)。新しい仮想画面3が
パーソナルコンピュータ1自身の仮想画面であれば(ス
テップ95YES)、全画面データ領域63で指定され
る全画面データ4上の当パーソナルコンピュータ1に関
する全画面データを表示する(ステップ100)。画面
バッファ管理部8から表示要求を受けたとき(ステップ
101)、ステップ93〜99の処理を行った後に画面
バッファ管理部8に戻る。なお表示装置13の表示画面
上に現在表示中の仮想画面3の番号又はパーソナルコン
ピュータの番号や上下左右に隣接する仮想画面3の番号
又はパーソナルコンピュータの番号をガイダンス表示す
るとよい。
【0017】上記実施例では、最初の全画面データを各
パーソナルコンピュータ2からパーソナルコンピュータ
1へ送信したが、すべてのパーソナルコンピュータが最
初同一の全画面データから出発するのであれば、パーソ
ナルコンピュータ1がこれを準備することにし、パーソ
ナルコンピュータ2からパーソナルコンピュータ1への
全画面データの送信は不要である。また仮想画面を選択
するためにスクロールボタンを用いたが、各仮想画面又
はパーソナルコンピュータの番号に対応する画面切り換
え用のアイコンを表示装置13上に表示し、キーボード
11又はマウス12を介していずれかのアイコンを指定
することによって目的のパーソナルコンピュータの画面
を選択してもよい。この場合にはスクロール管理テーブ
ル7は不要となる。また情報処理装置としてパーソナル
コンピュータの場合の例を挙げたが、パーソナルコンピ
ュータに限られるものではなく、パーソナルコンピュー
タ1及びパーソナルコンピュータ2のいずれか一方又は
両方がワークステーションや入力装置と表示装置を有す
る一般の計算機であっても本発明の主旨を逸脱するもの
ではない。
【0018】すべての仮想画面について、パーソナルコ
ンピュータ1がパーソナルコンピュータ2から更新デー
タを受信するごとに全画面データを更新していたのでは
システム装置15内のプロセッサの負荷が大きくなる。
本実施例によれば、表示のために仮想画面を選択すると
きだけ全画面データを更新するためのプロセッサの負荷
がかかり、選択しないときには更新データをバッファ5
に格納するための負荷だけであり、パーソナルコンピュ
ータ1全体としてプロセッサの負荷の集中を避けられる
とともに業務プログラム10の処理のために有効にプロ
セッサを使用することができる。これによってパーソナ
ルコンピュータ1の操作者の待ち時間を少なくできる。
【0019】図8は、仮想画面数とプロセッサ負荷の関
係を示す図である。図は横軸に仮想画面数をとり、縦軸
に仮想画面の表示処理をするためにシステム装置15の
プロセッサにかかる負荷をとる。少なくともパーソナル
コンピュータ1自身の表示画面があるので仮想画面の最
小値は1である。17はパーソナルコンピュータ2から
更新データを受信するごとに全画面データを更新する場
合であり、追加の仮想画面数に比例して全画面データを
更新するためのプロセッサ・オーバヘッドがかかる。1
8は上記実施例の場合を示すものであり、仮想画面数に
比例して更新データをバッファ5に格納するプロセッサ
・オーバヘッドがかかり、表示のために仮想画面が選択
されたとき全画面データを更新するためのプロセッサ・
オーバヘッドがかかるが、仮想画面1つ当りの平均のオ
ーバヘッドは少ないため、全体として17の場合よりプ
ロセッサ負荷が少ない。しかも仮想画面の数に比例して
効果が大きくなる様子を示している。
【0020】本発明は、他パーソナルコンピュータ2で
行っている文書等の作成をパーソナルコンピュータ1で
集中してモニタするようなアプリケーションに適用でき
る。例えば管理者又は教師がパーソナルコンピュータ1
を使用し、担当者又は生徒が各パーソナルコンピュータ
2を使用し、パーソナルコンピュータ2がワープロソフ
ト、表計算ソフト等を介して作成した文書をパーソナル
コンピュータ1の使用者がチェックする場合などであ
る。発明の効果からみて文書の同一ページに対するデー
タの更新が多いアプリケーションに向いている。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、複数の情報処理装置か
らモニタする情報処理装置へ全画面データの差分である
更新データを送信すればよいから、両者を結合するネッ
トワークの負荷を軽減できるとともに、モニタする情報
処理装置は表示画面が選択されたときに最新の全画面デ
ータを作成するのでプロセッサ負荷が集中するのを避け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシステムの構成図である。
【図2】仮想画面の概念を説明する図である。
【図3】実施例のバッファ管理テーブル6のデータ形式
を示す図である。
【図4】画面データとバッファ5に格納される更新デー
タのデータ形式の例を示す図である。
【図5】実施例のスクロールバーとスクロール管理テー
ブル7のデータ形式を示す図である。
【図6】実施例の画面バッファ管理部8の処理の流れを
示すフローチャートである。
【図7】実施例の画面表示部9の処理の流れを示すフロ
チャートである。
【図8】本発明の効果を説明する図である。
【符号の説明】 1:パーソナルコンピュータ、2:パーソナルコンピュ
ータ、4:全画面データ、5:バッファ、6:バッファ
管理テーブル、8:画面バッファ管理部、9:画面表示
部、13:表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の情報処理装置の表示装置に各々表示
    される表示画面の画面データを、モニタする情報処理装
    置が集中して保存し、いずれかの表示画面の選択指示に
    応じて選択された表示画面の画面データをモニタする情
    報処理装置の表示装置に表示する選択表示方法であっ
    て、 モニタする情報処理装置が更新前の該画面データをそれ
    ぞれ保存するとともに該画面データを更新する更新デー
    タを複数の情報処理装置の1つから受け取ったとき該更
    新データを対応する別のバッファに保存し、 該選択指示に応じて選択された表示画面の画面データと
    対応する該更新データとから最新の画面データを作成し
    てモニタする情報処理装置の表示装置に表示することを
    特徴とする複数表示画面の選択表示方法。
  2. 【請求項2】さらにモニタする情報処理装置自身が業務
    プログラムの実行に伴って表示する表示画面の画面デー
    タを自画面データとして保存し、該自画面データに対す
    る更新が発生したとき発生の都度該自画面データを更新
    し、自身の表示画面が選択されたとき保存された該自画
    面データをそのままモニタする情報処理装置の表示装置
    に表示することを特徴とする請求項1記載の複数表示画
    面の選択表示方法。
  3. 【請求項3】最新の画面データを作成した後、対応する
    バッファの内容をクリアすることを特徴とする請求項1
    記載の複数表示画面の選択表示方法。
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