JPH0934336A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH0934336A
JPH0934336A JP7206803A JP20680395A JPH0934336A JP H0934336 A JPH0934336 A JP H0934336A JP 7206803 A JP7206803 A JP 7206803A JP 20680395 A JP20680395 A JP 20680395A JP H0934336 A JPH0934336 A JP H0934336A
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JP
Japan
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image
process cartridge
magnet roller
developing
image forming
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Application number
JP7206803A
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English (en)
Inventor
Kazufumi Watanabe
一史 渡辺
Atsushi Numagami
敦 沼上
Toru Oguma
徹 小熊
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to EP96305368A priority patent/EP0754984B1/en
Priority to DE69630996T priority patent/DE69630996T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、装置を大型化することなく、マグ
ネットローラ端部と端部シール部材との軸方向の位置ず
れを確実に防止することの出来るプロセスカートリッジ
及び画像形成装置を提供することを目的としている。 【構成】 現像スリーブ10cのフランジ10hに給電
接点10jを接触させ、さらに該給電接点10jと接触
する給電板10kを側板12cに取り付け、該給電板1
0kの一部10k1を板ばね状に形成して、現像スリー
ブ10c内に配設されたマグネットローラ10bを軸方
向に付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に画像を
形成する画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッ
ジ及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタや複写機等の画像形成装置にお
いては、一様に帯電させた像担持体に選択的な露光を行
って潜像を形成し、この潜像を現像剤担持体に担持した
トナーで顕像化すると共に、該現像剤像を記録媒体に転
写して画像記録を行っている。従って、このような装置
にあっては、現像剤が無くなる都度、現像剤を補給しな
ければならないが、この補給作業が煩わしいばかりか、
汚れを伴うこともある。また、各部材のメンテナンスは
専門のサービスマンでなければ行うことが出来ず、ユー
ザには不便を伴うことが多かった。
【0003】そこで、前記像担持体、帯電手段、現像手
段、クリーニング手段等を枠体内にまとめてカートリッ
ジ化し、このカートリッジをユーザーが装置本体に装填
することによって、トナーの補給や寿命に達した像担持
体等の部品交換を可能とし、メンテナンスを容易にした
ものが実用化されている。
【0004】このプロセスカートリッジは、図7に示す
ように、像担持体である電子写真感光体ドラム7の周囲
に、帯電手段8、露光部9、現像手段10、クリーニン
グ手段11を配置し、これらを現像枠体12a及びクリ
ーニング枠体12bからなるハウジングで覆って一体化
し、装置本体(図示せず)に着脱可能に構成している。
【0005】このようなプロセスカートリッジの現像手
段10は、図8に示すように、現像剤担持体たる現像ス
リーブ10c内にマグネットローラ10bを配置してお
り、現像スリーブ10cのフランジ10hは図7に示す
現像枠体12aに取り付けられた軸受部材10gによっ
て回動自在に支持され、マグネットローラ10bは同じ
く現像枠体12aに取り付けられた側板12c、12d
に支持されている。そして、マグネットローラ10bの
軸方向端部付近10b1 には、現像枠体12aに貼り付
けられ、現像スリーブ10cと当接して現像剤が外部に
漏れることを防止する端部シール部材10eが設けられ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
記従来のようなプロセスカートリッジにおいては、マグ
ネットローラ端部10b1 と端部シール部材10eとの
軸方向での位置が部品の寸法精度によって、大きく変わ
ってしまうことがあった。これにより、マグネットロー
ラ10bの端部位置が端部シール部材10eより内側に
なったときには、現像スリーブ10c上に現像剤の保持
力の弱い部分が出来、ここから現像剤が飛散する場合が
あったり、マグネットローラ10bの端部位置が端部シ
ール部材10eより外側になったときには、現像剤が端
部シール部材10eの外のマグネット部分に引かれ、外
部に漏れてしまう場合などがあった。
【0007】これらは、端部シール部材10eを軸方向
に伸ばすことにより解決出来るが、このことにより、プ
ロセスカートリッジが大型化したり、端部シール部材1
0eによる現像スリーブ10cへの負荷が増えて、駆動
トルクが高くなる場合があった。
【0008】そして、マグネットローラ10bの位置バ
ラツキを抑えるために、現像枠体12aに取り付けられ
る軸受や側板の一部を樹脂ばねとすることでマグネット
ローラ10bを軸方向に付勢し、マグネットローラ10
bのガタ取りをする場合もあったが、樹脂ばね部分は成
形上あまり薄くすることが出来ないので、ばね定数が高
く、寸法のばらつきにより付勢力が大きく変動してマグ
ネットローラ10bを変形させたり、経時変化によって
樹脂ばね部分が変形してしまう場合があった。
【0009】さらに、マグネットローラ10bを付勢す
るために、ばね鋼鈑等の別部材を設ける場合もあるが、
この場合には部品点数が増え、コストも高くなるばかり
か、現像スリーブへの給電系統に近すぎるとリークを起
こしたり、これを避けるためにアースに落とすなどの構
成が必要になり、プロセスカートリッジや画像形成装置
が大型化する場合などがあった。
【0010】そこで、本発明は、装置を大型化すること
なく、マグネットローラ端部と端部シール部材との軸方
向の位置ずれを確実に防止することの出来るプロセスカ
ートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、前記目的は、像担持体上の潜像を現像剤で現
像するための中空の現像剤担持体と、該現像剤担持体内
部に配設されたマグネットローラと、前記現像剤担持体
へ給電するための給電部材とを備え、画像形成装置に着
脱自在なプロセスカートリッジにおいて、前記マグネッ
トローラは前記給電部材により軸方向に付勢されている
ことにより達成される。
【0012】また、本出願に係る第2の発明によれば、
前記目的は、像担持体と、該像担持体上の潜像を現像剤
で現像するための中空の現像剤担持体と、該現像剤担持
体内部に配設されたマグネットローラとを備えたプロセ
スカートリッジを、画像形成装置本体に対して着脱自在
に配設し、該プロセスカートリッジの前記現像剤担持体
へ給電するための給電部材を有する画像形成装置におい
て、前記マグネットローラは前記給電部材により軸方向
に付勢されていることにより達成される。
【0013】
【作用】本出願に係る第1の発明によれば、プロセスカ
ートリッジにおいて、現像剤担持体への給電を行うため
の給電部材により、マグネットローラを軸方向に付勢す
るので、従来と比較して部品点数を増加させずに、ばね
定数の小さい給電部材により、部品寸法がバラついて
も、変動の少ない付勢力を与える。
【0014】また、本出願に係る第2の発明によれば、
画像形成装置において、プロセスカートリッジ内の現像
剤担持体への給電を行うための給電部材により、プロセ
スカートリッジ内のマグネットローラを軸方向に付勢す
るので、従来と比較して部品点数を増加させずに、ばね
定数の小さい給電部材により、部品寸法がバラついて
も、変動の少ない付勢力を与える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って本発明の実施
形態について説明する。
【0016】(第1の実施形態)まず、図面に沿って本
発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発
明に係るプロセスカートリッジを装着した画像形成装置
の構成模式説明図、図2はプロセスカートリッジの構成
模式説明図である。
【0017】説明の順序として、まずプロセスカートリ
ッジを装着した装置の全体構成を説明し、次に画像形成
装置A及びプロセスカートリッジBの各部の構成につい
て説明し、次にプロセスカートリッジの現像スリーブ周
りの構成について説明する。
【0018】{全体構成}この画像形成装置Aは、図1
に示すように、光学系1から画像情報に基づいた光像を
照射して像担持体たる感光体ドラム7にトナー像を形成
する。そして前記トナー像の形成と同期して記録媒体2
を搬送手段3によって搬送し、且つプロセスカートリッ
ジBとしてカートリッジ化された画像形成部において、
前記感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段4に
よって記録媒体2に転写し、その記録媒体2を定着手段
5に搬送し、転写トナー像を定着して排出部6へ排出す
る。
【0019】前記画像形成部を構成するプロセスカート
リッジBは、図2に示すように、感光体ドラム7を回転
してその表面を帯電手段8によって一様に帯電し、前記
光学系1からの光像を露光部9を介して感光体ドラム7
に露光して潜像を形成し、現像手段10で前記潜像に応
じたトナー像を形成することにより可視像化する。そし
て前記転写手段4でトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニング手段11によって感光体ドラム7に残
留したトナーを除去する。尚、前記感光体ドラム7など
の各部品はハウジング12を構成する樹脂製のトナー枠
体12aとクリーニング枠体12b内に収納されてカー
トリッジ化されている。
【0020】{画像形成装置}前記画像形成装置Aの各
部の構成について、光学系、搬送手段、転写手段、定着
手段、カートリッジ装着手段の順に説明する。
【0021】(光学系)光学系1は外部装置などから読
み込んだ画像情報に基づいて光照射することによって感
光体ドラム7へ光像を照射するものであり、図1に示す
ように、装置本体13の光学ユニット1a内にレーザー
ダイオード1b、ポリゴンミラー1c、スキャナーモー
ター1d、結像レンズ1eが収納してある。
【0022】そして例えばコンピュータやワードプロセ
ッサ等の外部機器から画像信号が与えられると、レーザ
ーダイオード1bが前記画像信号に応じて発光し、ポリ
ゴンミラー1cに画像光として照射する。このポリゴン
ミラー1cはスキャナーモーター1dによって高速回転
し、該ポリゴンミラー1cで反射した画像光が結像レン
ズ1e及び反射ミラー1fを介して回転する感光体ドラ
ム7へ照射し、該感光体ドラム7の表面を選択的に露光
して画像情報に応じた潜像を形成する。
【0023】(記録媒体搬送手段)次に記録媒体2(例
えば記録紙、OHPシート、布あるいは薄板など)を搬
送するための搬送手段3は、装置本体13にカセット3
aの装着部を有し、この装着部に装着したカセット3a
内の記録媒体2をピックアップローラ3bによって上部
から一枚ずつレジストローラ対3c1 ,3c2 へ給送
し、このレジストローラ対3c1 ,3c2 が画像形成動
作と同期するように記録媒体2を画像転写部に搬送す
る。そして画像転写後の記録媒体2を、搬送ローラ3d
及びガイド板3eによって定着手段5に搬送し、定着後
の記録媒体2を排出ローラ3fによって装置上部に形成
した排出部6に排出する。
【0024】(転写手段)転写手段4は画像形成部で感
光体ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写
するものであり、本実施形態の転写手段4は図1に示す
ように、転写ローラ4によって構成している。即ち、装
着したプロセスカートリッジBの感光体ドラム7に転写
ローラ4によって記録媒体2を押圧し、該転写ローラ4
に感光体ドラム7に形成されたトナー像と逆極性の電圧
を印加することにより、感光体ドラム7上のトナーを記
録媒体2に転写する。
【0025】(定着手段)定着手段5は前記転写ローラ
4の電圧印加によって記録媒体2に転写したトナー像を
定着させるものである。その構成は図1に示すように、
駆動回転する駆動ローラ5aと、内部にヒータ5bを有
し、前記駆動ローラ5aと圧接して駆動回転する定着ロ
ーラ5cとからなる。即ち、画像形成部でトナー像を転
写された記録媒体2が前記駆動ローラ5aと定着ローラ
5c間を通過する際に、両ローラ5a,5cの押圧によ
って圧力が印加され、且つ定着ローラ5cの発熱によっ
て熱を印加され、記録媒体2上のトナーが記録媒体2に
定着する。
【0026】(プロセスカートリッジ装着手段)前記画
像形成装置A内にはプロセスカートリッジBを装着する
ためのカートリッジ装着手段が設けてある。プロセスカ
ートリッジBの装置本体13に対する着脱は、開閉カバ
ー14を開くことによって行う。即ち、装置本体13の
上部にはヒンジ14aによって開閉可能な開閉カバー1
4が取付けてある。そして前記開閉カバー14を開く
と、装置本体13内にはカートリッジ装着スペースが設
けてあり、装置本体左右壁面には左右ガイド部材(図示
せず)が取り付けてある。この左右ガイド部材にはプロ
セスカートリッジBを挿入するためのガイドが設けてあ
り、プロセスカートリッジBを前記ガイドに沿って挿入
し、開閉カバー14を閉じることによってプロセスカー
トリッジBを画像形成装置Aに装着するようにしてい
る。
【0027】{プロセスカートリッジ}次に前記画像形
成装置Aに装着されるプロセスカートリッジBの構成に
ついて説明する。
【0028】このプロセスカートリッジBは像担持体
と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば像担持体の表
面を帯電させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成す
る現像手段、像担持体表面に残留したトナーをクリーニ
ングするためのクリーニング手段などがある。本実施形
態のプロセスカートリッジBは図2に示すように、像担
持体である電子写真感光体ドラム7の周囲に帯電手段
8、露光部9、現像手段10、クリーニング手段11を
配置し、これらを現像枠体12a及びクリーニング枠体
12bからなるハウジングで覆って一体化し、装置本体
13に着脱可能に構成している。
【0029】次にプロセスカートリッジBの各部の構成
を、感光体ドラム7、帯電手段8、露光部9、現像手段
10、クリーニング手段11の順に説明する。
【0030】(感光体ドラム)本実施形態に係る感光体
ドラム7は円筒状のアルミニウムからなるドラム基体の
外周面に有機感光層を塗布して構成している。この感光
体ドラム7を枠体に回転可能に取付け、後述するように
感光体ドラム7の長手方向一方端に固着したフランジギ
アに装置本体側に設けた駆動モータの駆動力を伝達する
ことにより、感光体ドラム7を画像形成動作に応じて図
2の矢印方向へ回転させる。
【0031】(帯電手段)帯電手段は前記感光体ドラム
7の表面を一様に帯電させるためのものであり、本実施
形態では枠体に帯電ローラ8を回動自在に取付けた所謂
接触帯電方法を用いている。帯電ローラ8は金属製のロ
ーラ軸8aに導電性の弾性層を設け、更にその上に高抵
抗の弾性層を設け、更にその表面に保護膜を設けてな
る。導電性の弾性層はEPDMやNBR等の弾性ゴム層
にカーボンを分散したもので構成し、ローラ軸8aに供
給されるバイアス電圧を導く作用をなす。また高抵抗の
弾性層はウレタンゴム等で構成し、微量の導電性微粉末
を含有するものが一例としてあげられ、感光体ドラム7
のピンホール等導電度の高い部分に帯電ローラが相対し
た場合でも感光体ドラム7へのリーク電流を制限してバ
イアス電圧の急降下を防ぐ作用をなす。また、保護層は
N−メチルメトキシ化ナイロンで構成し、導電性弾性層
や高抵抗の弾性層の塑性物質が、感光体ドラム7に触れ
て感光体ドラム7の表面を変質させることがないように
作用する。
【0032】そして前記帯電ローラ8を感光体ドラム7
に接触させ、画像形成に際しては帯電ローラ8が感光体
ドラムの回転に従動して回転し、このとき帯電ローラ8
に直流電流と交流電流とを重畳して印加することによ
り、感光体ドラム7の表面を均一に帯電させる。
【0033】(露光部)露光部9は前記帯電ローラ8に
よって均一に帯電した感光体ドラム7の表面に、光学系
1から照射される光像を露光して該ドラム7表面に静電
潜像を形成するためのものであり、カートリッジ枠体の
上面に前記光像を導くための開口9を設けることによっ
て露光部を構成している。
【0034】(現像手段)現像手段10は、図2に示す
ように、トナーを収納する現像枠体12a内にトナーを
収納してあり、このトナーを送り出すトナー送り部材1
0aが回転可能に設けてある。そして現像枠体12aの
開口部には内部に非回転の磁石10bを有し、回転する
ことによって表面に薄いトナー層を形成する現像スリー
ブ10cが感光体ドラム7と微小間隔を隔てて設けてあ
る。
【0035】現像スリーブ10cはアルミニウム製円筒
状部材の表面をサンドブラスト処理などにより粗面化
し、その上に顔料を分散した導電性塗料を塗布して構成
しており、この現像スリーブ10cの表面にトナー層が
形成されるとき、トナーと現像スリーブ10cとの摩擦
によって感光体ドラム7上の静電潜像を現像するのに十
分な摩擦帯電電荷を得る。またトナーの層厚を規制する
ために現像ブレード10dが設けてある。
【0036】(クリーニング手段)クリーニング手段1
1の構成は、図2に示すように、感光体ドラム7の表面
に接触し、該感光ドラム7に残留したトナーを掻き落と
すためのクリーニングブレード11aと、前記掻き落と
したトナーを掬い取るために前記ブレード11aの下方
に位置し、且つ感光体ドラム7の表面に弱く接触したス
クイシート11bと、前記掬い取った廃トナーを溜める
ための廃トナー溜め11cとで構成している。
【0037】(現像スリーブ周りの構成)次に、現像ス
リーブ周りの構成について、図3、図4を用いて説明す
る。図3に示すように、現像スリーブ10cは、そのフ
ランジ部分10hを現像枠体12aに取り付けられた軸
受10gに回転自在に支持されており、フランジ10h
には給電接点10jが取付けられている。そして、マグ
ネットローラ10bは側板12c,12dに固定、支持
されている。また、枠体12aと現像スリーブ10cの
端部との間にはトナーをシールするための端部シール1
0eが設けられており、マグネットローラ10bの端部
10b1は、長手方向において、端部シール10eの範
囲内にある。
【0038】さらに、側板12cには、給電部材たる給
電板10kが取付けられており、その一部10k2 は給
電接点10jと接触しており、プロセスカートリッジB
が本体に装着されると、本体内の給電接点10mと給電
板10kがプロセスカートリッジBの外部に露出した部
分で接触し現像スリーブ10cへの給電が可能となる。
また、給電板10kには図4に示すような接点部材とし
て板ばね部10k1が設けられており、これがマグネッ
トローラ10bの端部10b3 に接触し付勢している。
【0039】従って、本発明によれば、部品精度によら
ず、マグネットローラ10bと現像端部シール部材10
eとの位置精度を向上させることが出来、これによりト
ナー漏れを防止し、かつ、現像端部シール部材の幅を狭
くできるので、現像スリーブ10cのトルクが上がるこ
となく、プロセスカートリッジBの小型化も可能にな
る。
【0040】また、付勢部材を給電板10kの一部とし
たので、部品点数が増えることなく、コストを低減する
ことが出来る。そして、従来の付勢部材を設けたときの
ように、リーク防止のために、給電板や現像スリーブと
の位置をリークしない距離まで離す必要がなく、アース
をとる構成としなくてもよいので、装置が大型化するこ
とがない。
【0041】さらには、給電部材が薄板ばねであるの
で、部品寸法がバラついても、比較的安定した付勢力を
与えることが出来、ばね部のへたりを防止出来、加えて
マグネットローラ10bの変形も防止すること出来る。
【0042】(第2の実施形態)次に、図5、図6を用
いて本発明の第2の実施形態を説明する。尚、前述の実
施形態と同一の機能を持つものについては同一符号で示
し、説明を省略する。
【0043】本実施形態において、給電板10nは、側
板12cに取付けられており、その一部10n1 は給電
接点10jと接触しており、プロセスカートリッジBが
本体に装着されると、本体内の給電部材たる接点部材1
0mの接点部10m1 がプロセスカートリッジBの外部
に露出した部分で上記給電板10nと接触し現像スリー
ブ10cへの給電が可能となる。また、接点部材10m
には板ばね部10m2が設けてあり、これがマグネット
ローラ10bの端部10b2 に接触し付勢するようにな
っている。従って、前記実施形態と同様の効果を奏する
ことが出来る。
【0044】また、前記実施形態においては、給電部材
を現像スリーブの非駆動側に設けているが、駆動側であ
ってもよい。さらには、マグネットローラは側板に固定
されているが、現像スリーブに相対的に回転する構成で
あってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、現像剤担持体への給電部材の一部によ
り、マグネットローラを軸方向へ付勢するので、マグネ
ットローラと現像端部シール部材との位置精度を向上さ
せることが出来る。そして、これによりトナー漏れを防
止し、かつ、現像端部シール部材の幅を狭くできるの
で、現像剤担持体のトルクが上がることなく、プロセス
カートリッジの小型化も可能になる。また、付勢部材を
給電部材の一部としたので、部品点数が増えることな
く、コストを安くすることが出来る。そして、従来の付
勢部材を設けたときのように、給電部材や現像剤担持体
とのリーク防止のために、これらの位置をリークしない
距離まで離す必要がなく、アースをとる構成としなくて
もよいので、装置が大型化することがない。さらには、
給電部材は薄板ばねであるので、部品寸法がバラついて
も、比較的安定した付勢力を与えることが出来、ばね部
のへたりを防止でき、加えてマグネットローラの変形も
防止することできる。
【0046】また、本出願に係る第2の発明によれば、
現像剤担持体への給電部材の一部により、マグネットロ
ーラを軸方向へ付勢するので、マグネットローラと現像
端部シール部材との位置精度を向上させることが出来
る。そして、これによりトナー漏れを防止し、かつ、現
像端部シール部材の幅を狭くできるので、現像剤担持体
のトルクが上がることなく、画像形成装置の小型化も可
能になる。また、付勢部材を給電部材の一部としたの
で、部品点数が増えることなく、コストを安くすること
が出来る。そして、従来の付勢部材を設けたときのよう
に、給電部材や現像剤担持体とのリーク防止のために、
これらの位置をリークしない距離まで離す必要がなく、
アースをとる構成としなくてもよいので、装置が大型化
することがない。さらには、給電部材は薄板ばねである
ので、部品寸法がバラついても、比較的安定した付勢力
を与えることが出来、ばね部のへたりを防止でき、加え
てマグネットローラの変形も防止することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成説
明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るプロセスカート
リッジの構成説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るマグネットロー
ラ及び端部シール部材並びに給電部材の関係を示す断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る現像剤担持体の
給電部周辺を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るマグネットロー
ラ及び端部シール部材並びに給電部材の関係を示す断面
図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る現像剤担持体の
給電部周辺を示す斜視図である。
【図7】従来の画像形成装置の構成説明図である。
【図8】従来のプロセスカートリッジの構成説明図であ
る。
【符号の説明】
A 画像形成装置 B プロセスカートリッジ 7 感光体ドラム(像担持体) 10b マグネットローラ 10c 現像スリーブ(現像剤担持体) 10k、10n 給電板(給電部材) 10k1 ばね部 10m 接点部材(給電部材) 10m2 ばね部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上の潜像を現像剤で現像するた
    めの中空の現像剤担持体と、該現像剤担持体内部に配設
    されたマグネットローラと、前記現像剤担持体へ給電す
    るための給電部材とを備え、画像形成装置に着脱自在な
    プロセスカートリッジにおいて、前記マグネットローラ
    は前記給電部材により軸方向に付勢されていることを特
    徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 像担持体と、該像担持体上の潜像を現像
    剤で現像するための中空の現像剤担持体と、該現像剤担
    持体内部に配設されたマグネットローラとを備えたプロ
    セスカートリッジを、画像形成装置本体に対して着脱自
    在に配設し、該プロセスカートリッジの前記現像剤担持
    体へ給電するための給電部材を有する画像形成装置にお
    いて、前記マグネットローラは前記給電部材により軸方
    向に付勢されていることを特徴とする画像形成装置。
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US08/683,987 US5768658A (en) 1995-07-21 1996-07-19 Electrode member, developing apparatus, process cartridge and image forming apparatus
EP96305368A EP0754984B1 (en) 1995-07-21 1996-07-22 Process cartridge, sub-assembly thereof, developing apparatus, image forming apparatus
DE69630996T DE69630996T2 (de) 1995-07-21 1996-07-22 Prozesskartusche, Teil davon, Entwicklungsgerät, und Bilderzeugungsgerät
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7450876B2 (en) 2004-03-15 2008-11-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing cartridge, image holding body cartridge, process cartridge and image forming apparatus that are capable of applying a bias voltage to a developing roller without indication of the developing roller
KR20120000570A (ko) * 2009-03-27 2012-01-02 주하이 프린트-라이트ㆍ유니콘 이미지 프로덕츠 컴퍼니 리미티드 프로세스 카트리지

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KR20120000570A (ko) * 2009-03-27 2012-01-02 주하이 프린트-라이트ㆍ유니콘 이미지 프로덕츠 컴퍼니 리미티드 프로세스 카트리지

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