JPH0933561A - 加速度検出装置 - Google Patents

加速度検出装置

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JPH0933561A
JPH0933561A JP18523095A JP18523095A JPH0933561A JP H0933561 A JPH0933561 A JP H0933561A JP 18523095 A JP18523095 A JP 18523095A JP 18523095 A JP18523095 A JP 18523095A JP H0933561 A JPH0933561 A JP H0933561A
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JP
Japan
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acceleration
drive
output
electrode
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP18523095A
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English (en)
Inventor
Akira Nakatsuka
章 中塚
Yasuyuki Nakano
泰之 中野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路部が故障しても加速度検出および自己チ
ェックを行うことができ、信頼性を向上させることがで
きる。 【構成】 振動板3の両面に接合した圧電素子4、5の
電極7にドライブ回路10から駆動信号を印加可能とす
る。圧電素子4の出力電極6に発生した電気信号を複数
の回路部13A、13Bを介してエンジンコントロール
ユニット14に出力する。1つの回路部13A、若しく
は13Bが故障しても加速度検出および自己チェックを
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のエアバッグシ
ステム等に使用する加速度検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4、図5は圧電素子を使用した加速度
センサを示している。図4、図5に示すように、導電性
のベース1はその中央部に支柱2を一体に有し、この支
柱2の先端に円板状の振動板3の中心部が固定されてい
る。振動板3の上面と下面には円形の圧電素子4と5が
それぞれ接合されている。圧電素子4、5の振動板3に
接合されない面には、リング形状の内部電極6、外部電
極7がそれぞれ形成されている。圧電素子4の外部電極
7には端子8が接続され、ベース1には端子9が接続さ
れている。圧電素子4の内部電極6には出力端子11が
接続され、ベース1には出力端子12が接続されてい
る。
【0003】図6は上記のように構成された加速度セン
サを使用した加速度検出装置の概要を示している。図6
において、10は端子8、9に接続されたドライブ回
路、13は低域通過フィルタ(LPF)、高域通過フィ
ルタ(HPF)、増幅回路などからなる回路部であり、
この回路部13はエンジンコントロールユニット(EC
U)14に接続されている。なお、図6において、Pは
加速度センサと回路部13とを収納する筐体を示してい
る。
【0004】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。加速度検出装置に加速度が加わると、振
動板3が振動し、圧電素子4、5が撓み、電気信号が出
力端子11、12間に発生し、この電気信号が回路13
を介してEUC14に入力される。EUC14では入力
された電気信号から加速度の強さが判別され、加速度が
所定値以上であれば、エアバッグを開くための信号を出
力する。
【0005】また、上記加速度検出装置は、自己チェッ
ク機能を具備するものであり、ドライブ回路10から端
子8、9に駆動信号を入力すると、圧電素子4、5は歪
みを発生する。すなわち、駆動信号を入力すると、加速
度センサに加速度が加わったと同様の状態になり、出力
端子11、12間に電気信号が発生する。端子8、9に
駆動信号を入力した際に、出力端子11、12間に電気
信号が発生すれば、加速度センサは正常であるが、加速
度センサが故障していたり、断線がある場合には、駆動
信号を入力して出力端子11、12間に規定の電気信号
が発生しなかったり、電気信号は発生しない。このよう
に端子8、9に駆動信号を加え、出力端子11、12間
に電気信号が発生するか否かをECU14内の判定回路
で判定することにより、加速度センサの正常、異常をチ
ェックすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の加速度検出装置では、加速度センサ、回路部が単
一で構成されているため、自己チェック機能以外に信頼
性を向上することができない問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、信頼性の高い加速度検出装置を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、支持部材により支持された振
動板、この振動板の両面にそれぞれ接合された圧電素
子、上記各圧電素子に設けられた駆動用電極および出力
電極を有し、上記駆動用電極にドライブ回路から出力さ
れる駆動信号が印加可能に構成された加速度センサと、
上記出力電極に発生した電気信号を加速度検出および自
己チェックのために出力する複数の回路部とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0009】上記目的を達成するための本発明の他の技
術的手段は、支持部材により支持された振動板、この振
動板の両面にそれぞれ接合された圧電素子、上記各圧電
素子に設けられた駆動用電極および出力電極を有し、上
記駆動用電極にドライブ回路から出力される駆動信号が
印加可能に構成された加速度センサと、上記出力電極に
発生した電気信号と上記駆動用電極に発生した電気信号
とをそれぞれ加速度検出および自己チェックのために出
力する異なる回路部とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0010】上記目的を達成するための本発明の更に他
の技術的手段は、支持部材により支持された振動板、こ
の振動板の両面にそれぞれ接合された圧電素子、上記各
圧電素子に設けられ、駆動用電極および出力電極を有
し、上記駆動用電極に共通のドライブ回路から出力され
る駆動信号が印加可能に構成された複数の加速度センサ
と、上記各加速度センサの出力電極に発生した電気信号
をそれぞれ加速度検出および自己チェックのために出力
する異なる回路部とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、複数
の回路部の内で1つの回路部が故障していても、加速度
検出、自己チェックを行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0013】まず、本発明の第1の実施例について説明
する。図1は本発明の第1の実施例における加速度検出
装置を示すブロック図である。
【0014】本実施例においては、上記従来例と同様の
構成の単一の加速度センサを使用し、上記従来例と同様
の構成の各回路部13A、13Bを2重にし、加速度セ
ンサの圧電素子4、5の内部電極6から出力される電気
信号を回路部13A、13Bを介してECU14に入力
するように構成した点に特徴を有する。
【0015】図1において、加速度センサに加速度が加
わると、加速度センサから電気信号が発生し、この電気
信号が回路部13A、13Bを介してECU14に入力
される。このように、本実施例では回路部13A、13
Bを2重にしているため、回路部13A、13Bの一方
が故障しても加速度を検出することができる。
【0016】また、ドライブ回路10より出力された駆
動信号を加速度センサに加えると、圧電素子4、5の内
側電極6に電気信号が発生し、この電気信号が回路部1
3A、13Bを介してECU14に入力される。回路部
13A、13Bの出力信号が同一であれば、加速度セン
サ、回路部13A、13B共に正常であり、両出力共な
ければ加速度センサが異常であり、一方の出力がなけれ
ば、一方の回路部13A、若しくは13Bが故障と判定
できる。このように、駆動信号を印加して自己チェック
を行う場合でも、回路部13A、13Bの一方が故障し
ていても自己チェックを行うことができる。
【0017】このように本実施例によれば、信頼性を向
上させることができるとともに、小型化および低コスト
化を図ることができる。
【0018】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は本発明の第2の実施例における加速度検出
装置を示すブロック図である。
【0019】本実施例においては、上記従来例と同様の
構成センサの内部電極6に発生する電気信号を上記従来
例と同様の構成の各回路部15を介してECU14に入
力し、外部電極7に発生する電気信号を上記従来例と同
様の構成の回路部16を介してECU14に入力するよ
うに構成した点に特徴を有する。
【0020】本実施例においても、回路部15、16の
一方が故障していても加速度の検出を行うことができ
る。また、駆動信号を加速度センサに入力すると、回路
部16からは駆動信号が出力され、また、回路部15か
らは圧電素子4、5の歪みによって内部電極6に発生し
た電気信号が出力される。ECU14では、回路部1
5、16から所定の信号が出力されているか否かを判定
することことにより自己チェックを行うことができる。
【0021】このように本実施例によれば、信頼性を向
上させることができるとともに、小型化および低コスト
化を図ることができる。
【0022】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図3は本発明の第3の実施例における加速度検出
装置を示すブロック図である。
【0023】本実施例においては、筐体P内に上記従来
例と同様の構成の2つの加速度センサと、上記従来例と
同様の構成の回路部13A、13Bとを収納し、2つの
加速度センサのそれぞれの外部電極7に共通のドライブ
回路10を接続可能とし、それぞれの加速度センサの内
部電極6に出力される電気信号をそれぞれ回路部13
A、13Bを介してECU14に入力するように構成し
た点に特徴を有する。
【0024】本実施例では、加速度が印加された際に、
両加速度センサの出力がそれぞれ別個の回路部13A、
13Bを介してECU14に入力されるため、一方の加
速度センサ、または一方の回路13A、若しくは13B
が故障していても、加速度を検出することができる。
【0025】また、ドライブ回路10からの駆動信号を
両加速度センサの外部電極7に印加し、その際に内部電
極6から出力される電気信号を回路部13A、13Bを
介してECU14に入力し、回路部13A、13Bから
所定の信号が出力されているか否かを判定することによ
り、自己チェックを行うことができる。
【0026】このように本実施例によれば信頼性を向上
させることができる。なお、上記第1ないし第3の実施
例を組み合わせることにより、振動子2重系、回路部4
重系等の組み合わせも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の回路部の内で1つの回路部が故障していても、加速
度検出および自己チェッックを行うことができ、したが
って、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における加速度検出装置
を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における加速度検出装置
を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における加速度検出装置
を示すブロック図
【図4】加速度センサの正面図
【図5】加速度センサに用いる圧電素子の平面図
【図6】従来例の加速度検出装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 ベース 2 支柱 3 振動板 4 圧電素子 5 圧電素子 6 内部電極(出力電極) 7 外部電極(駆動用電極) 8 端子 9 端子 10 ドライブ回路 11 出力端子 12 出力端子 13、13A、13B 回路部 14 エンジンコントロールユニット(ECU) 15 回路部 16 回路部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材により支持された振動板、この
    振動板の両面にそれぞれ接合された圧電素子、上記各圧
    電素子に設けられた駆動用電極および出力電極を有し、
    上記駆動用電極にドライブ回路から出力される駆動信号
    が印加可能に構成された加速度センサと、上記出力電極
    に発生した電気信号を加速度検出および自己チェックの
    ために出力する複数の回路部とを備えたことを特徴とす
    る加速度検出装置。
  2. 【請求項2】 支持部材により支持された振動板、この
    振動板の両面にそれぞれ接合された圧電素子、上記各圧
    電素子に設けられた駆動用電極および出力電極を有し、
    上記駆動用電極にドライブ回路から出力される駆動信号
    が印加可能に構成された加速度センサと、上記出力電極
    に発生した電気信号と上記駆動用電極に発生した電気信
    号とをそれぞれ加速度検出および自己チェックのために
    出力する異なる回路部とを備えたことを特徴とする加速
    度検出装置。
  3. 【請求項3】 支持部材により支持された振動板、この
    振動板の両面にそれぞれ接合された圧電素子、上記各圧
    電素子に設けられ、駆動用電極および出力電極を有し、
    上記駆動用電極に共通のドライブ回路から出力される駆
    動信号が印加可能に構成された複数の加速度センサと、
    上記各加速度センサの出力電極に発生した電気信号をそ
    れぞれ加速度検出および自己チェックのために出力する
    異なる回路部とを備えたことを特徴とする加速度検出装
    置。
JP18523095A 1995-07-21 1995-07-21 加速度検出装置 Pending JPH0933561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119143A1 (ja) * 2013-02-01 2014-08-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 慣性力検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014119143A1 (ja) * 2013-02-01 2014-08-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 慣性力検出装置
JP2014149218A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Hitachi Automotive Systems Ltd 慣性力検出装置
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