JPH0933310A - 振動式測定装置 - Google Patents
振動式測定装置Info
- Publication number
- JPH0933310A JPH0933310A JP17903795A JP17903795A JPH0933310A JP H0933310 A JPH0933310 A JP H0933310A JP 17903795 A JP17903795 A JP 17903795A JP 17903795 A JP17903795 A JP 17903795A JP H0933310 A JPH0933310 A JP H0933310A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickups
- disturbance
- pickup
- sensor tube
- phase difference
- Prior art date
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- Pending
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の振動式測定装置は、各ピックアップ
の計測感度を調整するのに手間がかかるといった課題を
解決するものである。 【解決手段】 質量流量計10は、流量演算部30と、
流量計測部31と、流量計測部31を弾力的に支持する
防振部材32とよりなる。流量演算部30は、外乱発振
器35によりセンサチューブ34の中間位置となる接続
部34eが加振されると、振動がセンサチューブ34の
両端に向かって伝播する。流量演算部30は、この振動
伝播を検出したノイズ検出用のピックアップ38a,3
8bの出力信号と流量計測用のピックアップ37a,3
7bの出力信号との位相差を測定し、位相差を測定す
る。流量計測時はその位相差がゼロとなるように位相差
を補正してピックアップ37a,37bの出力信号から
ピックアップ38a,38bの出力信号を減算すること
により外乱を正確にキャンセルできる。
の計測感度を調整するのに手間がかかるといった課題を
解決するものである。 【解決手段】 質量流量計10は、流量演算部30と、
流量計測部31と、流量計測部31を弾力的に支持する
防振部材32とよりなる。流量演算部30は、外乱発振
器35によりセンサチューブ34の中間位置となる接続
部34eが加振されると、振動がセンサチューブ34の
両端に向かって伝播する。流量演算部30は、この振動
伝播を検出したノイズ検出用のピックアップ38a,3
8bの出力信号と流量計測用のピックアップ37a,3
7bの出力信号との位相差を測定し、位相差を測定す
る。流量計測時はその位相差がゼロとなるように位相差
を補正してピックアップ37a,37bの出力信号から
ピックアップ38a,38bの出力信号を減算すること
により外乱を正確にキャンセルできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動式測定装置に係
り、特に被測流体の流量又は密度を計測すると共に、外
部から伝播する外乱を除去するよう構成された振動式測
定装置に関する。
り、特に被測流体の流量又は密度を計測すると共に、外
部から伝播する外乱を除去するよう構成された振動式測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】振動式測定装置の一つとして、計測精度
の高いコリオリ式の質量流量計がある。また、この種の
質量流量計では、塗料が流れるセンサチューブを振動さ
せたときに生ずるコリオリ力が流量に比例し、センサチ
ューブの流入側と流出側とでコリオリ力の作用方向が逆
向きになるため、センサチューブの流入側と流出側との
変位を検出し、その位相差から流量が求まるようになっ
ている。
の高いコリオリ式の質量流量計がある。また、この種の
質量流量計では、塗料が流れるセンサチューブを振動さ
せたときに生ずるコリオリ力が流量に比例し、センサチ
ューブの流入側と流出側とでコリオリ力の作用方向が逆
向きになるため、センサチューブの流入側と流出側との
変位を検出し、その位相差から流量が求まるようになっ
ている。
【0003】センサチューブの変位を検出するセンサと
しては、マグネットとコイルとからなるピックアップが
使用されており、センサチューブの変位に応じてマグネ
ットとコイルとが相対変位すると共に、コイルに励起さ
れる電圧が正弦波となって変化する。
しては、マグネットとコイルとからなるピックアップが
使用されており、センサチューブの変位に応じてマグネ
ットとコイルとが相対変位すると共に、コイルに励起さ
れる電圧が正弦波となって変化する。
【0004】従って、上記のようなコリオリ式の質量流
量計では、センサチューブに外部振動が伝播するとピッ
クアップのコイルとマグネットとの相対位置が変動する
ため、コリオリ力によるセンサチューブの変位と、外部
振動による変位とが重畳された状態の電圧値がピックア
ップのコイルから出力されることになる。そのため、外
部振動がセンサチューブに伝播した場合、ピックアップ
から出力される出力信号に外部振動によるノイズが生
じ、このノイズにより計測誤差が生ずる。
量計では、センサチューブに外部振動が伝播するとピッ
クアップのコイルとマグネットとの相対位置が変動する
ため、コリオリ力によるセンサチューブの変位と、外部
振動による変位とが重畳された状態の電圧値がピックア
ップのコイルから出力されることになる。そのため、外
部振動がセンサチューブに伝播した場合、ピックアップ
から出力される出力信号に外部振動によるノイズが生
じ、このノイズにより計測誤差が生ずる。
【0005】さらに、コリオリ式の質量流量計が可動部
分に取り付けられた場合、可動部分の運動により生ずる
センサチューブの変位が、被測流体の流れによる変位と
同じ方向で同一周期,同一位相で起きる場合、これを分
離させることは難しい。そこで、可動部分の運動による
センサチューブの変位と被測流体の流れによる変位と
は、夫々所定形状に曲げられたセンサチューブの異なる
位置で大きくなるため、この違いに着目して可動部分の
動作によるセンサチューブの変位をキャンセルすること
が考えられている。
分に取り付けられた場合、可動部分の運動により生ずる
センサチューブの変位が、被測流体の流れによる変位と
同じ方向で同一周期,同一位相で起きる場合、これを分
離させることは難しい。そこで、可動部分の運動による
センサチューブの変位と被測流体の流れによる変位と
は、夫々所定形状に曲げられたセンサチューブの異なる
位置で大きくなるため、この違いに着目して可動部分の
動作によるセンサチューブの変位をキャンセルすること
が考えられている。
【0006】このような可動部分に取り付けられた状態
で流量を計測すると共に、外部振動の伝播により生じた
ノイズを除去するよう構成された質量流量計としては、
例えば特開平7−5012号公報により開示されたもの
がある。この公報の質量流量計では、センサチューブの
流入側,流出側の直管部分に被測流体の流れによる変位
を検出する第1,第2のピックアップを設けるととも
に、直管部分の先端より曲げられた曲部分に可動部分の
運動による変位(外乱によるノイズ)を検出する第3,
第4のピックアップを設けた構成となっている。
で流量を計測すると共に、外部振動の伝播により生じた
ノイズを除去するよう構成された質量流量計としては、
例えば特開平7−5012号公報により開示されたもの
がある。この公報の質量流量計では、センサチューブの
流入側,流出側の直管部分に被測流体の流れによる変位
を検出する第1,第2のピックアップを設けるととも
に、直管部分の先端より曲げられた曲部分に可動部分の
運動による変位(外乱によるノイズ)を検出する第3,
第4のピックアップを設けた構成となっている。
【0007】さらに、流入側の直管部に設けられた第1
のピックアップと流入側の曲部に設けられた第3のピッ
クアップとを直列接続し、流出側の直管部に設けられた
第2のピックアップと流出側の曲部に設けられた第4の
ピックアップとが直列接続されており、センサチューブ
の形状が流入側と流出側とで対称でない場合でも第1,
第2のピックアップの出力信号に発生したノイズを除去
することができるように構成されている。
のピックアップと流入側の曲部に設けられた第3のピッ
クアップとを直列接続し、流出側の直管部に設けられた
第2のピックアップと流出側の曲部に設けられた第4の
ピックアップとが直列接続されており、センサチューブ
の形状が流入側と流出側とで対称でない場合でも第1,
第2のピックアップの出力信号に発生したノイズを除去
することができるように構成されている。
【0008】そして、第1のピックアップの信号と第2
のピックアップの信号とを加算した出力と、第3のピッ
クアップの信号と第4のピックアップの信号とを加算し
た出力との位相差より流量を算出する。
のピックアップの信号とを加算した出力と、第3のピッ
クアップの信号と第4のピックアップの信号とを加算し
た出力との位相差より流量を算出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成と
された振動式測定装置では、流入側の第1のピックアッ
プと第3のピックアップとを直列接続し、流出側の第2
のピックアップと第4のピックアップとを直列接続する
ことにより可動部分での外乱をキャンセルすることがで
きるが、各ピックアップを所定の取付位置に正確に取り
付けなければならない。そのため、各ピックアップの取
付作業が面倒であるばかりか、各ピックアップの位置調
整作業が必要であるので組立にかなり時間がかかり生産
効率を高めることが難しかった。
された振動式測定装置では、流入側の第1のピックアッ
プと第3のピックアップとを直列接続し、流出側の第2
のピックアップと第4のピックアップとを直列接続する
ことにより可動部分での外乱をキャンセルすることがで
きるが、各ピックアップを所定の取付位置に正確に取り
付けなければならない。そのため、各ピックアップの取
付作業が面倒であるばかりか、各ピックアップの位置調
整作業が必要であるので組立にかなり時間がかかり生産
効率を高めることが難しかった。
【0010】また、上記のような4個のピックアップを
有する振動式測定装置においては、組立工程で各ピック
アップの計測精度を高めると共に、計測感度を調整する
必要があり、この感度調整に手間がかかり、その調整作
業が面倒であった。そこで、本発明は上記問題を解決し
た振動式測定装置を提供することを目的とする。
有する振動式測定装置においては、組立工程で各ピック
アップの計測精度を高めると共に、計測感度を調整する
必要があり、この感度調整に手間がかかり、その調整作
業が面倒であった。そこで、本発明は上記問題を解決し
た振動式測定装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、被測流体が流れるセンサチューブと、該セ
ンサチューブを振動させる加振器と、ゼロ点調整時に前
記センサチューブに外乱としての振動を印加する外乱発
振器と、前記加振器により加振されたセンサチューブ内
を流れる被測流体の流量に応じて発生するコリオリ力に
よる前記センサチューブの変位及び外乱による変位を検
出する第1,第2のピックアップと、前記センサチュー
ブの外乱による変位を検出する第3,第4のピックアッ
プと、ゼロ点調整時に前記外乱発振器により印加された
外乱と前記第1,第2のピックアップとの位相差を測定
する位相差測定手段と、流量計測時に該位相差測定手段
により測定された位相差に基づいて前記第1,第2のピ
ックアップの出力信号と第3,第4のピックアップの出
力信号との位相差をゼロに補正する位相差補正手段と、
該位相差補正手段により前記位相差をゼロに補正された
後、流入側の前記第1のピックアップの出力値から流入
側の前記第3のピックアップの出力値を減算し、且つ流
出側の前記第2のピックアップの出力値から流出側の前
記第4のピックアップの出力値を減算して前記第1,第
2のピックアップの出力信号に発生した外乱によるノイ
ズを除去するノイズ除去手段と、よりなることを特徴と
するものである。
決するため、被測流体が流れるセンサチューブと、該セ
ンサチューブを振動させる加振器と、ゼロ点調整時に前
記センサチューブに外乱としての振動を印加する外乱発
振器と、前記加振器により加振されたセンサチューブ内
を流れる被測流体の流量に応じて発生するコリオリ力に
よる前記センサチューブの変位及び外乱による変位を検
出する第1,第2のピックアップと、前記センサチュー
ブの外乱による変位を検出する第3,第4のピックアッ
プと、ゼロ点調整時に前記外乱発振器により印加された
外乱と前記第1,第2のピックアップとの位相差を測定
する位相差測定手段と、流量計測時に該位相差測定手段
により測定された位相差に基づいて前記第1,第2のピ
ックアップの出力信号と第3,第4のピックアップの出
力信号との位相差をゼロに補正する位相差補正手段と、
該位相差補正手段により前記位相差をゼロに補正された
後、流入側の前記第1のピックアップの出力値から流入
側の前記第3のピックアップの出力値を減算し、且つ流
出側の前記第2のピックアップの出力値から流出側の前
記第4のピックアップの出力値を減算して前記第1,第
2のピックアップの出力信号に発生した外乱によるノイ
ズを除去するノイズ除去手段と、よりなることを特徴と
するものである。
【0012】従って、本発明によれば、ゼロ点調整時に
外乱発振器により生じた外乱を検出した第1,第2のピ
ックアップの出力信号と第3,第4のピックアップの出
力信号との位相差を測定し、この位相差がゼロとなるよ
うに第1,第2のピックアップの出力信号と第3,第4
のピックアップの出力信号との位相差を補正することに
より、各ピックアップの取付位置のずれによる影響を無
くすことができ、各ピックアップの取付位置の調整作業
を不要にすることができる。そのため、流入側の第1の
ピックアップの出力値から流入側の第3のピックアップ
の出力値を減算し、且つ流出側の第2のピックアップの
出力値から流出側の第4のピックアップの出力値を減算
して第1,第2のピックアップの出力信号に発生した外
乱によるノイズを正確に除去することができる。
外乱発振器により生じた外乱を検出した第1,第2のピ
ックアップの出力信号と第3,第4のピックアップの出
力信号との位相差を測定し、この位相差がゼロとなるよ
うに第1,第2のピックアップの出力信号と第3,第4
のピックアップの出力信号との位相差を補正することに
より、各ピックアップの取付位置のずれによる影響を無
くすことができ、各ピックアップの取付位置の調整作業
を不要にすることができる。そのため、流入側の第1の
ピックアップの出力値から流入側の第3のピックアップ
の出力値を減算し、且つ流出側の第2のピックアップの
出力値から流出側の第4のピックアップの出力値を減算
して第1,第2のピックアップの出力信号に発生した外
乱によるノイズを正確に除去することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に本発明になる振動式測定装
置の一実施例が装着された塗装用ロボット装置を示す。
塗装用ロボット1は多関節型のロボットであり、大略基
台2と、基台2上に設けられた旋回テーブル3と、旋回
テーブル3上に起立する第1アーム4と、第1アーム4
の上端より水平方向に延出する第2アーム5とよりな
る。第2アーム5の先端には手首部6が設けられ、この
手首部6には塗装ガン7が取付けられている。第2アー
ム5は後端部が第1アーム4上端に回動自在に支承され
ている。
置の一実施例が装着された塗装用ロボット装置を示す。
塗装用ロボット1は多関節型のロボットであり、大略基
台2と、基台2上に設けられた旋回テーブル3と、旋回
テーブル3上に起立する第1アーム4と、第1アーム4
の上端より水平方向に延出する第2アーム5とよりな
る。第2アーム5の先端には手首部6が設けられ、この
手首部6には塗装ガン7が取付けられている。第2アー
ム5は後端部が第1アーム4上端に回動自在に支承され
ている。
【0014】8は塗料供給ユニットで、例えば弾性を有
するゴム性の塗料チューブ9a,9bを介して塗装ガン
7と接続され、後述するように塗料を塗装ガン7に供給
する。10はコリオリ式の質量流量計で、塗料チューブ
9aと9bとの間に介在し、且つ第2アーム5の上面5
aにベルト11,12により固定され、塗料チューブ9
aを流れる塗料の流量を計測する。質量流量計10は塗
装ガン7になるべく近接した位置となるように第2アー
ム5に取付けられているので、塗装ガン7までの距離が
短い。よって、質量流量計10から引き出され塗装ガン
7との間を接続する塗料チューブ9aが従来よりも大幅
に短くなり、質量流量計10は塗装ガン7のオン、オフ
による塗料の流量変化を応答性良く計測できる。
するゴム性の塗料チューブ9a,9bを介して塗装ガン
7と接続され、後述するように塗料を塗装ガン7に供給
する。10はコリオリ式の質量流量計で、塗料チューブ
9aと9bとの間に介在し、且つ第2アーム5の上面5
aにベルト11,12により固定され、塗料チューブ9
aを流れる塗料の流量を計測する。質量流量計10は塗
装ガン7になるべく近接した位置となるように第2アー
ム5に取付けられているので、塗装ガン7までの距離が
短い。よって、質量流量計10から引き出され塗装ガン
7との間を接続する塗料チューブ9aが従来よりも大幅
に短くなり、質量流量計10は塗装ガン7のオン、オフ
による塗料の流量変化を応答性良く計測できる。
【0015】14は塗装用ロボット1を制御する制御装
置で、ワークの種類に応じた塗装プログラムが入力され
ている。15は切替バルブ制御部で、後述するように制
御装置14から出力された塗装プログラムの指令により
塗料供給ユニット8の各バルブへ開又は閉信号を出力す
る。塗装用ロボット1は被塗物としてのワーク21がコ
ンベヤ22により塗装開始位置に到着すると、制御装置
14からの指令に基づいてそのワーク形状に応じた塗装
動作を行いながら塗装ガン7より塗料を噴霧する。
置で、ワークの種類に応じた塗装プログラムが入力され
ている。15は切替バルブ制御部で、後述するように制
御装置14から出力された塗装プログラムの指令により
塗料供給ユニット8の各バルブへ開又は閉信号を出力す
る。塗装用ロボット1は被塗物としてのワーク21がコ
ンベヤ22により塗装開始位置に到着すると、制御装置
14からの指令に基づいてそのワーク形状に応じた塗装
動作を行いながら塗装ガン7より塗料を噴霧する。
【0016】図2は塗料供給ユニット8の構成を示す構
成図である。塗料供給ユニット8は、夫々色の異なる塗
料が給送される複数の色替バルブ161 〜168 が並列
に配設された色替バルブユニット16と、色替バルブユ
ニット16から吐出された塗料の供給圧力を所定圧力に
減圧するレギュレータ17と、レギュレータ17からの
塗料を加圧して圧送するギヤポンプ18と、ギヤポンプ
18からの塗料又はパージ用のシンナ、空気源19から
のエアを切替えるバルブ201 〜203 が並列に配設さ
れた洗浄バルブユニット20とよりなる。
成図である。塗料供給ユニット8は、夫々色の異なる塗
料が給送される複数の色替バルブ161 〜168 が並列
に配設された色替バルブユニット16と、色替バルブユ
ニット16から吐出された塗料の供給圧力を所定圧力に
減圧するレギュレータ17と、レギュレータ17からの
塗料を加圧して圧送するギヤポンプ18と、ギヤポンプ
18からの塗料又はパージ用のシンナ、空気源19から
のエアを切替えるバルブ201 〜203 が並列に配設さ
れた洗浄バルブユニット20とよりなる。
【0017】従って、塗装動作時は、色替バルブユニッ
ト16の指定された塗装色に対応する一のバルブが開弁
し、塗料が塗料チューブ25へ吐出される。塗料チュー
ブ25には色替バルブユニット16及びレギュレータ1
7、ギヤポンプ18、洗浄バルブユニット20が配設さ
れており、色替バルブユニット16により選択された一
の塗料がこれらの機器を介して塗料チューブ9bへ圧送
される。
ト16の指定された塗装色に対応する一のバルブが開弁
し、塗料が塗料チューブ25へ吐出される。塗料チュー
ブ25には色替バルブユニット16及びレギュレータ1
7、ギヤポンプ18、洗浄バルブユニット20が配設さ
れており、色替バルブユニット16により選択された一
の塗料がこれらの機器を介して塗料チューブ9bへ圧送
される。
【0018】尚、色替バルブ制御部15は色替バルブユ
ニット16の各バルブ161 〜16 8 を開閉制御すると
ともに、質量流量計10から出力された流量信号に応じ
てギヤポンプ18の駆動部18aに回転制御信号を出力
する。また、洗浄バルブユニット20は、塗装動作時、
色替バルブ制御部15からの制御信号により塗装用のバ
ルブ201 が開弁する。そして、例えばA色からB色に
色替えするとき一旦バルブ201 が閉弁する。このバル
ブ201 が閉弁している間にシンナ用のバルブ202 、
エアパージ用のバルブ203 が順次一定時間開弁し、塗
料チューブ9a,9b、質量流量計10及び塗装ガン7
の残留塗料をパージする。その後、次のB色のバルブ1
62 が開弁し、且つ洗浄バルブユニット20のバルブ2
01 が開弁し塗装作業が再開される。
ニット16の各バルブ161 〜16 8 を開閉制御すると
ともに、質量流量計10から出力された流量信号に応じ
てギヤポンプ18の駆動部18aに回転制御信号を出力
する。また、洗浄バルブユニット20は、塗装動作時、
色替バルブ制御部15からの制御信号により塗装用のバ
ルブ201 が開弁する。そして、例えばA色からB色に
色替えするとき一旦バルブ201 が閉弁する。このバル
ブ201 が閉弁している間にシンナ用のバルブ202 、
エアパージ用のバルブ203 が順次一定時間開弁し、塗
料チューブ9a,9b、質量流量計10及び塗装ガン7
の残留塗料をパージする。その後、次のB色のバルブ1
62 が開弁し、且つ洗浄バルブユニット20のバルブ2
01 が開弁し塗装作業が再開される。
【0019】また、塗装ガン7はエアの供給により塗料
チューブ9bからの塗料を霧化してワーク21に吹き付
ける。そのため、塗装ガン7には空気源19からのエア
を給送するエアチューブ23が接続され、このエアチュ
ーブ23には塗装ガン7の塗装動作をオン、オフするバ
ルブ24が配設されている。
チューブ9bからの塗料を霧化してワーク21に吹き付
ける。そのため、塗装ガン7には空気源19からのエア
を給送するエアチューブ23が接続され、このエアチュ
ーブ23には塗装ガン7の塗装動作をオン、オフするバ
ルブ24が配設されている。
【0020】ここで、上記質量流量計10の構成につい
て説明する。図3は質量流量計10が塗装用ロボット1
の第2アーム5に装着された状態を示す縦断面図、図4
は質量流量計10を上方からみた横断面図、図5は質量
流量計10の要部を示す斜視図である。
て説明する。図3は質量流量計10が塗装用ロボット1
の第2アーム5に装着された状態を示す縦断面図、図4
は質量流量計10を上方からみた横断面図、図5は質量
流量計10の要部を示す斜視図である。
【0021】質量流量計10は、大略、流量演算部30
と、流量計測部31と、流量計測部31を弾力的に支持
する防振部材32とよりなる。尚、流量計測部31の構
成について先に説明し、その後流量演算部30を説明す
る。流量計測部31は、密閉されたケース33内に設け
られており、J字状に曲げ加工されたセンサチューブ3
4と、ゼロ点調整時にセンサチューブ34に外乱として
の振動を印加する外乱発振器35と、流量計測時にセン
サチューブ34を固有振動数で加振する一対の加振器3
6a,36bと、流量計測用の第1,第2ピックアップ
37a,37bと、ノイズ検出用の第3,第4ピックア
ップ38a,38bとを有する。
と、流量計測部31と、流量計測部31を弾力的に支持
する防振部材32とよりなる。尚、流量計測部31の構
成について先に説明し、その後流量演算部30を説明す
る。流量計測部31は、密閉されたケース33内に設け
られており、J字状に曲げ加工されたセンサチューブ3
4と、ゼロ点調整時にセンサチューブ34に外乱として
の振動を印加する外乱発振器35と、流量計測時にセン
サチューブ34を固有振動数で加振する一対の加振器3
6a,36bと、流量計測用の第1,第2ピックアップ
37a,37bと、ノイズ検出用の第3,第4ピックア
ップ38a,38bとを有する。
【0022】ケース33の両側部開口には蓋39,40
が嵌合し固定されている。また、両側の蓋39,40は
ケース33の底面側より折曲されたブラケット41にボ
ルト42を介して締結されている。ケース33の底部に
は蓋39と40との間に横架された支柱57を支持する
底板43が設けられている。
が嵌合し固定されている。また、両側の蓋39,40は
ケース33の底面側より折曲されたブラケット41にボ
ルト42を介して締結されている。ケース33の底部に
は蓋39と40との間に横架された支柱57を支持する
底板43が設けられている。
【0023】塗装ガン7側に設けられた蓋40には流入
側の塗料チューブ9bが接続される流入口44と流出側
の塗料チューブ9aが接続される流出口45とが穿設さ
れている。センサチューブ34は、塗装用ロボット1の
側方からみるとJ字状(図3参照)に形成されており、
第2アーム5の長手方向の軸線5b(1点鎖線で示す)
と平行に延在する流入側の直管部34a、流出側の直管
部34bと、直管部34a,34bの先端よりU字状に
湾曲した曲部34c,34dと、曲部34c,34dと
を接続するU字状の接続部34eとよりなる。また、流
入側の直管部34aの端部は流入口44に連通する孔に
嵌合する。流出側の直管部34bは端部が流出口45に
連通する孔に嵌合する。
側の塗料チューブ9bが接続される流入口44と流出側
の塗料チューブ9aが接続される流出口45とが穿設さ
れている。センサチューブ34は、塗装用ロボット1の
側方からみるとJ字状(図3参照)に形成されており、
第2アーム5の長手方向の軸線5b(1点鎖線で示す)
と平行に延在する流入側の直管部34a、流出側の直管
部34bと、直管部34a,34bの先端よりU字状に
湾曲した曲部34c,34dと、曲部34c,34dと
を接続するU字状の接続部34eとよりなる。また、流
入側の直管部34aの端部は流入口44に連通する孔に
嵌合する。流出側の直管部34bは端部が流出口45に
連通する孔に嵌合する。
【0024】このように、質量流量計10は直管部34
a,34bが第2アーム5の長手方向の軸線5bと平行
となる向きに延在形成されるように取付けられているた
め、第2アーム5に邪魔にならないようにコンパクトに
設けられており、塗装動作を妨げないように設けられて
いる。また、流量計測時、質量流量計10は塗装動作に
伴う上下方向の外部振動が防振部材32により流量計測
部31に伝播することを防止されるとともに、水平方向
(A方向)の外部振動が生じてもピックアップ37a,
37bの出力の位相差を検出する際水平方向の外部振動
はキャンセルされる。
a,34bが第2アーム5の長手方向の軸線5bと平行
となる向きに延在形成されるように取付けられているた
め、第2アーム5に邪魔にならないようにコンパクトに
設けられており、塗装動作を妨げないように設けられて
いる。また、流量計測時、質量流量計10は塗装動作に
伴う上下方向の外部振動が防振部材32により流量計測
部31に伝播することを防止されるとともに、水平方向
(A方向)の外部振動が生じてもピックアップ37a,
37bの出力の位相差を検出する際水平方向の外部振動
はキャンセルされる。
【0025】外乱発振器35は、実質電磁ソレノイドと
同様な構成であり、センサチューブ34の接続部34e
に設けられたマグネット35aと、マグネット35aを
アーム5の延在方向(B方向)に駆動するコイル35b
とよりなる。外乱発振器35のコイル35bは、第2ブ
ラケット56bより延在する第4ブラケット56dによ
り支持されている。そして、外乱発振器35は、後述す
るようにゼロ点調整時にのみコイル35bに駆動電流が
印加され、センサチューブ34の接続部34eを加振し
てセンサチューブ34に外乱としての振動を発生させ
る。
同様な構成であり、センサチューブ34の接続部34e
に設けられたマグネット35aと、マグネット35aを
アーム5の延在方向(B方向)に駆動するコイル35b
とよりなる。外乱発振器35のコイル35bは、第2ブ
ラケット56bより延在する第4ブラケット56dによ
り支持されている。そして、外乱発振器35は、後述す
るようにゼロ点調整時にのみコイル35bに駆動電流が
印加され、センサチューブ34の接続部34eを加振し
てセンサチューブ34に外乱としての振動を発生させ
る。
【0026】また、加振器36a,36bは、上記外乱
発振器35と同様な構成であり、直管部34a,34b
の先端部分に設けられている。すなわち、加振器36
a,36bは、センサチューブ34の直管部34a,3
4bの下端に設けられたマグネット36a1 ,36b1
と、マグネット36a1 ,36b1 をアーム5の移動方
向(A方向)に駆動するコイル36a2 ,36b2 とよ
りなる。尚、加振器36a,36bのコイル36a2 ,
36b2 は第1ブラケット56aに支持されている。
発振器35と同様な構成であり、直管部34a,34b
の先端部分に設けられている。すなわち、加振器36
a,36bは、センサチューブ34の直管部34a,3
4bの下端に設けられたマグネット36a1 ,36b1
と、マグネット36a1 ,36b1 をアーム5の移動方
向(A方向)に駆動するコイル36a2 ,36b2 とよ
りなる。尚、加振器36a,36bのコイル36a2 ,
36b2 は第1ブラケット56aに支持されている。
【0027】また、流量計測用のピックアップ37a,
37bは加振器36a,36bにより加振される直管部
34a,34bに設けられている。ピックアップ37
a,37bは、加振器36a,36bと同様な構成であ
り、マグネット37a1 ,37b1 と、マグネット37
a1 ,37b1 との相対変位に応じた電圧を発生する筒
状のコイル37a2 ,37b2 とよりなり、直管部34
a,34bのコリオリ力によるA方向の変位を検出す
る。尚、ピックアップ37a,37bのコイル37
a2 ,37b2 は第3ブラケット56cに支持されてい
る。
37bは加振器36a,36bにより加振される直管部
34a,34bに設けられている。ピックアップ37
a,37bは、加振器36a,36bと同様な構成であ
り、マグネット37a1 ,37b1 と、マグネット37
a1 ,37b1 との相対変位に応じた電圧を発生する筒
状のコイル37a2 ,37b2 とよりなり、直管部34
a,34bのコリオリ力によるA方向の変位を検出す
る。尚、ピックアップ37a,37bのコイル37
a2 ,37b2 は第3ブラケット56cに支持されてい
る。
【0028】また、ノイズ検出用のピックアップ38
a,38bは加振器36a,36bの上方に位置し、加
振器36a,36bにより加振されない非振動部分であ
る曲部34c,34dに設けられている。ピックアップ
38a,38bは、マグネット38a1 ,38b1 と、
マグネット38a1 ,38b1 との相対変位に応じた電
圧を発生する筒状のコイル38a2 ,38b2 とよりな
り、曲部34c,34dのアーム回動動作によるA方向
の変位を検出する。尚、ピックアップ38a,38bの
コイル38a2 ,38b2 は第2ブラケット56bに支
持されている。
a,38bは加振器36a,36bの上方に位置し、加
振器36a,36bにより加振されない非振動部分であ
る曲部34c,34dに設けられている。ピックアップ
38a,38bは、マグネット38a1 ,38b1 と、
マグネット38a1 ,38b1 との相対変位に応じた電
圧を発生する筒状のコイル38a2 ,38b2 とよりな
り、曲部34c,34dのアーム回動動作によるA方向
の変位を検出する。尚、ピックアップ38a,38bの
コイル38a2 ,38b2 は第2ブラケット56bに支
持されている。
【0029】53はコネクタで、蓋40の上部に固着さ
れ、内部には外乱発振器35,加振器36a,36b及
びピックアップ37a,37b,38a,38bからの
複数のコード54が引き込まれている。55はサポート
板で、直管部34a,34bの端部が貫通し、且つろう
付け等により直管部34a,34b外周に固着されてい
る。
れ、内部には外乱発振器35,加振器36a,36b及
びピックアップ37a,37b,38a,38bからの
複数のコード54が引き込まれている。55はサポート
板で、直管部34a,34bの端部が貫通し、且つろう
付け等により直管部34a,34b外周に固着されてい
る。
【0030】従って、加振器36a,36bにより直管
部34a,34bがA方向に加振されると、直管部34
a,34bはサポート板55を支点としてA方向に振動
する。このように質量流量計10はセンサチューブ34
の直管部34a,34bがアーム5の旋回方向(A方
向)すなわち水平方向に振動するため、塗装用ロボット
1の塗装動作時アーム5の旋回動作による影響を受けに
くい。
部34a,34bがA方向に加振されると、直管部34
a,34bはサポート板55を支点としてA方向に振動
する。このように質量流量計10はセンサチューブ34
の直管部34a,34bがアーム5の旋回方向(A方
向)すなわち水平方向に振動するため、塗装用ロボット
1の塗装動作時アーム5の旋回動作による影響を受けに
くい。
【0031】そして、ピックアップ37a,37bは振
動する直管部34a,34b内を流れる流量に比例した
コリオリ力による水平方向(A方向)の変位を検出する
ため、外部信号の上下方向成分を検出せず流量に応じて
直管部34a,34bの変位を正確に検出する。
動する直管部34a,34b内を流れる流量に比例した
コリオリ力による水平方向(A方向)の変位を検出する
ため、外部信号の上下方向成分を検出せず流量に応じて
直管部34a,34bの変位を正確に検出する。
【0032】57は支柱で、蓋39と40との間に第2
アーム5の長手方向の軸線5bと平行となるように設け
られている。この支柱57には、加振器36a,36b
のコイル36a2 ,36b2 を支持する第1ブラケット
56aと、ピックアップ38a,38bのコイル38a
2 ,38b2 を支持する第2ブラケット56bと、ピッ
クアップ37a,37bのコイル37a2 ,37b2 を
支持する第3ブラケット56cとが固定されている。
アーム5の長手方向の軸線5bと平行となるように設け
られている。この支柱57には、加振器36a,36b
のコイル36a2 ,36b2 を支持する第1ブラケット
56aと、ピックアップ38a,38bのコイル38a
2 ,38b2 を支持する第2ブラケット56bと、ピッ
クアップ37a,37bのコイル37a2 ,37b2 を
支持する第3ブラケット56cとが固定されている。
【0033】また、上記構成になる流量計測部31は4
個の防振部材32に支持された底板43上に横向きに取
付けられている。防振部材32は弾性を有するゴム製で
あり、内部が空気ばね構造になっており、材質自体の弾
性とともに内部の空気圧力によりアーム5から伝播され
る振動を弾力的に吸収する。
個の防振部材32に支持された底板43上に横向きに取
付けられている。防振部材32は弾性を有するゴム製で
あり、内部が空気ばね構造になっており、材質自体の弾
性とともに内部の空気圧力によりアーム5から伝播され
る振動を弾力的に吸収する。
【0034】58は取付板で、防振部材34に対し一体
的に固定されている。また、取付板58は前述したベル
ト11,12により第2アーム5に固定される。塗装時
塗装ガン7に供給される塗料の流量を計測する流量計測
時は、前述の如く加振器36a,36bがセンサチュー
ブ34の直管部34a,34bを水平方向(A方向)に
加振し、一対の直管部34a,34bが互いに近接又は
離間するように水平方向(A方向)に振動する。被測流
体としての塗料はこのように振動するセンサチューブ3
4の直管部34aに流入し曲部34c、接続部34e、
曲部34d、直管部34bを通過して流出口45より下
流側の塗料チューブ9aへ流出する。直管部34a,3
4bでは流量に比例した大きさのコリオリ力が発生し、
流入側と流出側では逆向きのコリオリ力が発生する。
的に固定されている。また、取付板58は前述したベル
ト11,12により第2アーム5に固定される。塗装時
塗装ガン7に供給される塗料の流量を計測する流量計測
時は、前述の如く加振器36a,36bがセンサチュー
ブ34の直管部34a,34bを水平方向(A方向)に
加振し、一対の直管部34a,34bが互いに近接又は
離間するように水平方向(A方向)に振動する。被測流
体としての塗料はこのように振動するセンサチューブ3
4の直管部34aに流入し曲部34c、接続部34e、
曲部34d、直管部34bを通過して流出口45より下
流側の塗料チューブ9aへ流出する。直管部34a,3
4bでは流量に比例した大きさのコリオリ力が発生し、
流入側と流出側では逆向きのコリオリ力が発生する。
【0035】これにより、直管部34aと34bとでは
時間的な遅れが生じ、これがピックアップ37aの出力
信号とピックアップ37bの出力信号との位相差となっ
て検出される。尚、流量計測の原理についての詳細は同
出願人により先に出願された例えば特開昭63−262
526号のものと同じなのでここでは省略する。
時間的な遅れが生じ、これがピックアップ37aの出力
信号とピックアップ37bの出力信号との位相差となっ
て検出される。尚、流量計測の原理についての詳細は同
出願人により先に出願された例えば特開昭63−262
526号のものと同じなのでここでは省略する。
【0036】次に流量演算部30の構成について図6、
図7を併せ参照して説明する。尚、図6は流量演算部3
0の回路図、図7は流量演算部30での波形処理を系統
的に示す図である。流量計測用のピックアップ37a,
37bのコイル37a2 ,37b2 は、増幅器61に接
続され、ノイズ検出用のピックアップ38a,38bの
コイル38a2 ,38b2 は、増幅器62に接続されて
いる。そして、流量計測時、マグネット37a1 ,37
b1 及び38a1 ,38b1 との相対変位によりコイル
37a2 ,37b2 及びコイル38a2 ,38b2 に励
起された電圧は、増幅器61,62で増幅され、出力信
号としてA/Dコンバータ63に出力される。
図7を併せ参照して説明する。尚、図6は流量演算部3
0の回路図、図7は流量演算部30での波形処理を系統
的に示す図である。流量計測用のピックアップ37a,
37bのコイル37a2 ,37b2 は、増幅器61に接
続され、ノイズ検出用のピックアップ38a,38bの
コイル38a2 ,38b2 は、増幅器62に接続されて
いる。そして、流量計測時、マグネット37a1 ,37
b1 及び38a1 ,38b1 との相対変位によりコイル
37a2 ,37b2 及びコイル38a2 ,38b2 に励
起された電圧は、増幅器61,62で増幅され、出力信
号としてA/Dコンバータ63に出力される。
【0037】このA/Dコンバータ63では、ピックア
ップ37a,37b及び38a,38bにより検出され
たアナログ信号をデジタル信号に変換して演算回路64
に出力する。そして、ピックアップ37a,37bは外
乱が含まれたコリオリ力を検出し、ピックアップ38
a,38bは外乱のみを検出する。そのため、演算回路
64は、後述するようにピックアップ37a,37bの
出力信号とピックアップ38a,38bの出力信号との
位相差をゼロに補正すると共に、ピックアップ37a,
37bからの出力信号からピックアップ38a,38b
からの出力信号を差し引いて外乱が除去されたコリオリ
力のみの出力信号を演算する。
ップ37a,37b及び38a,38bにより検出され
たアナログ信号をデジタル信号に変換して演算回路64
に出力する。そして、ピックアップ37a,37bは外
乱が含まれたコリオリ力を検出し、ピックアップ38
a,38bは外乱のみを検出する。そのため、演算回路
64は、後述するようにピックアップ37a,37bの
出力信号とピックアップ38a,38bの出力信号との
位相差をゼロに補正すると共に、ピックアップ37a,
37bからの出力信号からピックアップ38a,38b
からの出力信号を差し引いて外乱が除去されたコリオリ
力のみの出力信号を演算する。
【0038】また、外乱発振器35のコイル35bは、
ドライブアンプ65を介してA/Dコンバータ63に接
続されている。そして、ゼロ点調整スイッチ(図示せ
ず)がオンに操作されると、演算回路64は外乱発振器
35のコイル35bへ駆動電流を出力してセンサチュー
ブ34の接続部34eを加振させる。
ドライブアンプ65を介してA/Dコンバータ63に接
続されている。そして、ゼロ点調整スイッチ(図示せ
ず)がオンに操作されると、演算回路64は外乱発振器
35のコイル35bへ駆動電流を出力してセンサチュー
ブ34の接続部34eを加振させる。
【0039】このように外乱発振器35によりセンサチ
ューブ34の中間位置となる接続部34eが加振される
と、振動がセンサチューブ34の両端に向かって伝播す
る。そのため、演算回路64は、この振動伝播を検出し
たピックアップ38a,38bの出力信号とピックアッ
プ37a,37bの出力信号との位相差を測定し、その
位相差の値を記憶する。
ューブ34の中間位置となる接続部34eが加振される
と、振動がセンサチューブ34の両端に向かって伝播す
る。そのため、演算回路64は、この振動伝播を検出し
たピックアップ38a,38bの出力信号とピックアッ
プ37a,37bの出力信号との位相差を測定し、その
位相差の値を記憶する。
【0040】ここで、演算回路64が実行する処理につ
き図8,図9を併せ参照して説明する。尚、図8はゼロ
点調整時に演算回路64が実行する処理のフローチャー
ト、図9は流量計測時に演算回路64が実行する処理の
フローチャートである。まず、ゼロ点調整時の処理につ
いて説明する。このゼロ点調整処理は、質量流量計10
が設置されたとき、あるいは工場で組立が完了したとき
に行われる処理であり、実行される。
き図8,図9を併せ参照して説明する。尚、図8はゼロ
点調整時に演算回路64が実行する処理のフローチャー
ト、図9は流量計測時に演算回路64が実行する処理の
フローチャートである。まず、ゼロ点調整時の処理につ
いて説明する。このゼロ点調整処理は、質量流量計10
が設置されたとき、あるいは工場で組立が完了したとき
に行われる処理であり、実行される。
【0041】図8において、演算回路64は、ステップ
S1(以下「ステップ」を省略する)において、ゼロ点
調整スイッチ(図示せず)がオンに操作されると、流量
計測モードからゼロ点調整モードに切り替わる。ゼロ点
調整モードが設定されると、外乱発振器35のコイル3
5bに外乱駆動信号を出力してセンサチューブ34の接
続部34eを加振する(S2)。
S1(以下「ステップ」を省略する)において、ゼロ点
調整スイッチ(図示せず)がオンに操作されると、流量
計測モードからゼロ点調整モードに切り替わる。ゼロ点
調整モードが設定されると、外乱発振器35のコイル3
5bに外乱駆動信号を出力してセンサチューブ34の接
続部34eを加振する(S2)。
【0042】センサチューブ34の中間に設けられた外
乱発振器35に加振されてセンサチューブ34に発生し
た振動は、外乱による振動として接続部34eからセン
サチューブ34の両端に向かって伝播する。つまり、セ
ンサチューブ34の接続部34eに印加された振動は、
曲部34c,34dに伝播した後直管部34a,34b
に伝播する。
乱発振器35に加振されてセンサチューブ34に発生し
た振動は、外乱による振動として接続部34eからセン
サチューブ34の両端に向かって伝播する。つまり、セ
ンサチューブ34の接続部34eに印加された振動は、
曲部34c,34dに伝播した後直管部34a,34b
に伝播する。
【0043】従って、外乱発振器35によりセンサチュ
ーブ34の接続部34eに印加された振動は、センサチ
ューブ34の両端に向かって伝播するため、まずノイズ
検出用のピックアップ38a,38bに検出され、次に
流量計測用のピックアップ37a,37bにより検出さ
れる。そのため、ピックアップ37a,37bの出力信
号とピックアップ38a,38bの出力信号の位相差
は、ピックアップ38a,38bと37a,37bとの
取付位置に比例する。
ーブ34の接続部34eに印加された振動は、センサチ
ューブ34の両端に向かって伝播するため、まずノイズ
検出用のピックアップ38a,38bに検出され、次に
流量計測用のピックアップ37a,37bにより検出さ
れる。そのため、ピックアップ37a,37bの出力信
号とピックアップ38a,38bの出力信号の位相差
は、ピックアップ38a,38bと37a,37bとの
取付位置に比例する。
【0044】そして、センサチューブ34が外乱発振器
35により加振された状態で、ピックアップ38a,3
8bのコイル38a2 ,38b2 から出力された外乱の
みのキャンセルセンサ信号をレジスタR0 に取り込む
(S3)。続いて、ピックアップ37a,37bのコイ
ル37a2 ,37b2 から出力された外乱を含むコリオ
リ力に応じた流量センサ信号をレジスタR1 に取り込む
(S4)。
35により加振された状態で、ピックアップ38a,3
8bのコイル38a2 ,38b2 から出力された外乱の
みのキャンセルセンサ信号をレジスタR0 に取り込む
(S3)。続いて、ピックアップ37a,37bのコイ
ル37a2 ,37b2 から出力された外乱を含むコリオ
リ力に応じた流量センサ信号をレジスタR1 に取り込む
(S4)。
【0045】そして、レジスタR0 に入力されたキャン
セルセンサ信号とレジスタR1 に入力された流量センサ
信号との位相のずれ幅(位相差)を算出し、この位相差
を記憶する(S5)。このようにして求められた位相差
は、センサチューブ34の延在方向に沿うピックアップ
37a,37bとピックアップ38a,38bとの離間
距離L(図6参照)に比例しているため、この位相差が
ゼロとなるように出力信号の位相を補正することにより
ピックアップ37a,37bとピックアップ38a,3
8bとの取付位置のずれを相殺することができる。
セルセンサ信号とレジスタR1 に入力された流量センサ
信号との位相のずれ幅(位相差)を算出し、この位相差
を記憶する(S5)。このようにして求められた位相差
は、センサチューブ34の延在方向に沿うピックアップ
37a,37bとピックアップ38a,38bとの離間
距離L(図6参照)に比例しているため、この位相差が
ゼロとなるように出力信号の位相を補正することにより
ピックアップ37a,37bとピックアップ38a,3
8bとの取付位置のずれを相殺することができる。
【0046】上記のようにゼロ点調整スイッチ(図示せ
ず)がオンに操作されるとS1〜S5の処理を実行して
流量計測用のピックアップ37a,37bとノイズ検出
用のピックアップ38a,38bとの取付位置のずれに
より生じる出力信号の位相のずれがゼロとなるように演
算処理を行う。そのため、各ピックアップ37a,37
b及びピックアップ38a,38bを正確に取り付ける
必要がなく、従来のように組立工程で各ピックアップ3
7a,37b及びピックアップ38a,38bの取付位
置が所定の取付位置となるように調整するといった面倒
な作業が不要になり、その分組立時間が短縮され、生産
効率を高めることできる。
ず)がオンに操作されるとS1〜S5の処理を実行して
流量計測用のピックアップ37a,37bとノイズ検出
用のピックアップ38a,38bとの取付位置のずれに
より生じる出力信号の位相のずれがゼロとなるように演
算処理を行う。そのため、各ピックアップ37a,37
b及びピックアップ38a,38bを正確に取り付ける
必要がなく、従来のように組立工程で各ピックアップ3
7a,37b及びピックアップ38a,38bの取付位
置が所定の取付位置となるように調整するといった面倒
な作業が不要になり、その分組立時間が短縮され、生産
効率を高めることできる。
【0047】次に流量計測時に演算回路64が実行する
演算処理について説明する。図9において、流量計測時
の演算回路64は、ピックアップ38a,38bのコイ
ル38a2 ,38b2 から出力された外乱のみのキャン
セルセンサ信号をレジスタR0 に取り込む(S11)。
続いて、S12ではピックアップ37a,37bのコイ
ル37a2 ,37b2 から出力された外乱を含むコリオ
リ力に応じた流量センサ信号をレジスタR1 に取り込
む。
演算処理について説明する。図9において、流量計測時
の演算回路64は、ピックアップ38a,38bのコイ
ル38a2 ,38b2 から出力された外乱のみのキャン
セルセンサ信号をレジスタR0 に取り込む(S11)。
続いて、S12ではピックアップ37a,37bのコイ
ル37a2 ,37b2 から出力された外乱を含むコリオ
リ力に応じた流量センサ信号をレジスタR1 に取り込
む。
【0048】次のS13では、ピックアップ38a,3
8bの出力信号とピックアップ37a,37bの出力信
号との位相差をゼロに補正する。この位相差は、前述し
た図8のゼロ点調整処理により得られた各ピックアップ
37a,37b及びピックアップ38a,38bの離間
距離Lに応じた値である。
8bの出力信号とピックアップ37a,37bの出力信
号との位相差をゼロに補正する。この位相差は、前述し
た図8のゼロ点調整処理により得られた各ピックアップ
37a,37b及びピックアップ38a,38bの離間
距離Lに応じた値である。
【0049】これにより、ピックアップ37a,37b
により検出されたコリオリ力の外乱成分とピックアップ
38a,38bにより検出された外乱成分とを同期する
ように位相差が補正される。さらに、レジスタR1 に入
力されたピックアップ37a,37bの出力信号からレ
ジスタR0 に入力されたピックアップ38a,38bの
出力信号を差し引いて外乱が除去されたコリオリ力のみ
の出力信号aを求める(a=R1 −R0 )。
により検出されたコリオリ力の外乱成分とピックアップ
38a,38bにより検出された外乱成分とを同期する
ように位相差が補正される。さらに、レジスタR1 に入
力されたピックアップ37a,37bの出力信号からレ
ジスタR0 に入力されたピックアップ38a,38bの
出力信号を差し引いて外乱が除去されたコリオリ力のみ
の出力信号aを求める(a=R1 −R0 )。
【0050】その後、S14に進み、上記S13で演算
した演算結果の流量計測データaを出力する。尚、上記
S11〜S14の処理で実行された各出力信号の波形処
理経過は、図7のようになる。このように、演算回路6
4の演算処理によりピックアップ37a,37b及び3
8a,38bの取付位置によるずれが相殺されるため、
各ピックアップ37a,37b及び38a,38bの取
付位置が所定位置からずれていてもノイズの影響を受け
ることなくコリオリ力のみを正確に求めることができ
る。
した演算結果の流量計測データaを出力する。尚、上記
S11〜S14の処理で実行された各出力信号の波形処
理経過は、図7のようになる。このように、演算回路6
4の演算処理によりピックアップ37a,37b及び3
8a,38bの取付位置によるずれが相殺されるため、
各ピックアップ37a,37b及び38a,38bの取
付位置が所定位置からずれていてもノイズの影響を受け
ることなくコリオリ力のみを正確に求めることができ
る。
【0051】尚、上記実施例では、コリオリ式の質量流
量計10を塗装用ロボット1の第2アーム5に設けた構
成を一例として挙げたが、これに限らず、他の可動部分
に質量流量計10を装着する構成にも適用することがで
きるのは勿論である。また、質量流量計10だけでなく
振動式の密度計にも適用することができるのは言うまで
もない。
量計10を塗装用ロボット1の第2アーム5に設けた構
成を一例として挙げたが、これに限らず、他の可動部分
に質量流量計10を装着する構成にも適用することがで
きるのは勿論である。また、質量流量計10だけでなく
振動式の密度計にも適用することができるのは言うまで
もない。
【0052】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ゼロ点調
整時に外乱発振器により生じた外乱を検出した第1,第
2のピックアップの出力信号と第3,第4のピックアッ
プの出力信号との位相差を測定し、この位相差がゼロと
なるように第1,第2のピックアップの出力信号と第
3,第4のピックアップの出力信号との位相差を自動的
に補正するため、各ピックアップの取付位置のずれによ
る影響を無くすことができる。さらに、従来行われてい
た面倒な各ピックアップの取付位置調整作業が不要にな
るため、その分組立時間が短縮され、組立作業が簡略化
されて生産効率を高めることができる。しかも、リアル
タイムで外乱をキャンセルすることができ、流入側の第
1のピックアップの出力値から流入側の第3のピックア
ップの出力値を減算し、且つ流出側の第2のピックアッ
プの出力値から流出側の第4のピックアップの出力値を
減算して第1,第2のピックアップの出力信号に発生し
た外乱によるノイズを正確に除去することができ、コリ
オリ力のみを正確に求めることができる。
整時に外乱発振器により生じた外乱を検出した第1,第
2のピックアップの出力信号と第3,第4のピックアッ
プの出力信号との位相差を測定し、この位相差がゼロと
なるように第1,第2のピックアップの出力信号と第
3,第4のピックアップの出力信号との位相差を自動的
に補正するため、各ピックアップの取付位置のずれによ
る影響を無くすことができる。さらに、従来行われてい
た面倒な各ピックアップの取付位置調整作業が不要にな
るため、その分組立時間が短縮され、組立作業が簡略化
されて生産効率を高めることができる。しかも、リアル
タイムで外乱をキャンセルすることができ、流入側の第
1のピックアップの出力値から流入側の第3のピックア
ップの出力値を減算し、且つ流出側の第2のピックアッ
プの出力値から流出側の第4のピックアップの出力値を
減算して第1,第2のピックアップの出力信号に発生し
た外乱によるノイズを正確に除去することができ、コリ
オリ力のみを正確に求めることができる。
【図1】本発明になる振動式測定装置の一実施例が装着
された塗装用ロボット装置の斜視図である。
された塗装用ロボット装置の斜視図である。
【図2】塗料供給ユニット及び塗料給送経路の構成図で
ある。
ある。
【図3】アーム上の質量流量計を拡大して示す縦断面図
である。
である。
【図4】質量流量計を上方から見た横断面図である。
【図5】質量流量計の要部を示す斜視図である。
【図6】流量演算部の回路図である。
【図7】流量演算部での波形処理を系統的に示す図であ
る。
る。
【図8】ゼロ点調整時に演算回路が実行する処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図9】流量計測時に演算回路が実行する処理のフロー
チャートである。
チャートである。
1 塗装用ロボット 4 第1アーム 5 第2アーム 7 塗装ガン 8 塗料供給ユニット 10 質量流量計 14 制御装置 15 切替バルブ制御部 30 流量演算部 31 流量計測部 34 センサチューブ 35 外乱発振器 36a,36b 加振器 37a,37b,38a,38b ピックアップ 64 演算回路
Claims (1)
- 【請求項1】 被測流体が流れるセンサチューブと、 該センサチューブを振動させる加振器と、 ゼロ点調整時に前記センサチューブに外乱としての振動
を印加する外乱発振器と、 前記加振器により加振されたセンサチューブ内を流れる
被測流体の流量に応じて発生するコリオリ力による前記
センサチューブの変位及び外乱による変位を検出する第
1,第2のピックアップと、 前記センサチューブの外乱による変位を検出する第3,
第4のピックアップと、 ゼロ点調整時に前記外乱発振器により印加された外乱と
前記第1,第2のピックアップとの位相差を測定する位
相差測定手段と、 流量計測時に該位相差測定手段により測定された位相差
に基づいて前記第1,第2のピックアップの出力信号と
第3,第4のピックアップの出力信号との位相差をゼロ
に補正する位相差補正手段と、 該位相差補正手段により前記位相差をゼロに補正された
後、流入側の前記第1のピックアップの出力値から流入
側の前記第3のピックアップの出力値を減算し、且つ流
出側の前記第2のピックアップの出力値から流出側の前
記第4のピックアップの出力値を減算して前記第1,第
2のピックアップの出力信号に発生した外乱によるノイ
ズを除去するノイズ除去手段と、 よりなることを特徴とする振動式測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17903795A JPH0933310A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 振動式測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17903795A JPH0933310A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 振動式測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0933310A true JPH0933310A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16059022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17903795A Pending JPH0933310A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 振動式測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0933310A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021228531A1 (de) * | 2020-05-13 | 2021-11-18 | Endress+Hauser Flowtec Ag | Coriolis-messaufnehmer und coriolis-messgerät |
CN115344063A (zh) * | 2022-10-14 | 2022-11-15 | 天津大学 | 视轴稳定装置、测试系统及测试方法 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP17903795A patent/JPH0933310A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021228531A1 (de) * | 2020-05-13 | 2021-11-18 | Endress+Hauser Flowtec Ag | Coriolis-messaufnehmer und coriolis-messgerät |
CN115344063A (zh) * | 2022-10-14 | 2022-11-15 | 天津大学 | 视轴稳定装置、测试系统及测试方法 |
CN115344063B (zh) * | 2022-10-14 | 2023-02-03 | 天津大学 | 视轴稳定装置、测试系统及测试方法 |
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