JPH0933285A - 指針式表示装置 - Google Patents

指針式表示装置

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Publication number
JPH0933285A
JPH0933285A JP7182701A JP18270195A JPH0933285A JP H0933285 A JPH0933285 A JP H0933285A JP 7182701 A JP7182701 A JP 7182701A JP 18270195 A JP18270195 A JP 18270195A JP H0933285 A JPH0933285 A JP H0933285A
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JP
Japan
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current
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Withdrawn
Application number
JP7182701A
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English (en)
Inventor
Noriaki Misaki
憲明 見崎
Yuichi Kobayashi
裕一 小林
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Indicating Measured Values (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの振動により表示指針のぶれが生じ
た場合に、制御上の指示位置と実際の指示位置とのずれ
を少なくすることができる指針式表示装置を提供する。 【解決手段】 駆動パルスに応じて表示指針11を現在
指示位置から目標指示位置まで駆動するステップモータ
14と、前記表示指針11の制御上認識されている制御
指示位置と前記表示指針11の実際に指示している現在
指示位置とを一致させる補正動作を行う指示位置補正手
段21aと有する指針式表示装置において、前記目標指
示位置と現在指示位置とを比較し、その比較結果を出力
する比較手段21bと、前記比較手段21bからの比較
結果により、前記目標指示位置と現在指示位置とが一致
している場合に、前記指示位置補正手段21aによる補
正動作を禁止させる補正動作禁止手段21cとを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示指針により情
報を表示する指針式表示装置に係り、特にステップモー
タを用いて表示指針を駆動する方式の指針式表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車速を表示するスピードメータあるいは
エンジンの回転数を表示するタコメータに代表される針
式表示装置において、ステップモータを用いて表示指針
を駆動するものが知られている。このステップモータは
入力されたステップ数に応じて回転するもので、ステッ
プあたりの回転量が正確でかつその制御が容易であると
いう特徴を有している。
【0003】このステップモータを上記針式表示装置に
用いる場合には、例えば、速度センサなどの速度検出手
段から送出されてくる速度信号を演算処理することによ
り、速度に対応したステップ数を算出し、このステップ
数に相当する駆動信号をステップモータに入力する構成
としていた。すなわち、現在の指示速度に相当する表示
指針の現在指示位置と検出された速度に相当する表示指
針の目標指示位置間の相対位置(速度差)に相当するス
テップ数を算出し、この算出したステップ数の駆動パル
スをステップモータに入力し、表示指針を現在指示位置
から目標指示位置まで移動させる構成としていた。
【0004】このように構成された針式表示装置におい
ては、誤った駆動信号あるいは電源電圧の低下等の要因
により、制御を司る制御部にて認識されている表示指針
の指示位置(以下、制御上の指示位置という)と、実際
の表示指針の指示位置との間に差異が生じてしまうこと
があった。そして、この針式表示装置では、表示指針を
相対位置で制御しているので、この位置の差異は累積さ
れて大きな位置ずれとなり、正確な表示を行うことがで
きなくなっていた。
【0005】このような不都合に対処するため、針式表
示装置には上述した表示指針の位置ずれが発生した場合
に、この位置ずれを補正する手段が設けられているもの
があった。例えば、実開昭64−2158号(以下、従
来装置という)では、表示指針を支持するシャフトに取
り付けられたギアの所定位置に突起を配置するとともに
この突起に当接可能なマイクロスイッチを設け、表示指
針が0km/hといった指針検出位置に位置付けられた
ときに突起とマイクロスイッチとを当接させてマイクロ
スイッチから検出信号を発生する構成とし、このマイク
ロスイッチから検出信号が発生したとき、ステップモー
タに入力したステップ数をこの指針検出位置に応じたス
テップ数(例えば0ステップ)に再設定する動作を実行
する位置ずれ補正手段を設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
指針式表示装置においては、外部からの振動を受けるこ
とにより、表示指針が元の指示位置から瞬間的に移動し
た後元の位置に復帰するいわゆるぶれが生じることがあ
る。そして、この表示指針のぶれによる瞬間的な移動に
より、表示指針が所定の指針検出位置に位置した場合に
おいても上述した位置ずれ補正動作が行われる。この位
置ずれ補正動作は、表示指針の状態に関わらず行われる
ので、表示指針のぶれの直前において制御上の指示位置
と実際の指示位置とが一致していた場合には、この補正
動作の実行により、動作以前の状態において一致してい
た制御上の指示位置と実際の指示位置とが相違してしま
うことになる。本発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、外部からの振動により表示指針のぶれ
が生じた場合に、制御上の指示位置と実際の指示位置と
のずれを少なくすることができる指針式表示装置を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明によりなされた指針式表示装置は、図1の基
本構成図に示すように、駆動パルスに応じて表示指針1
1を現在指示位置から目標指示位置まで駆動するステッ
プモータ14と、前記表示指針11の制御上認識されて
いる制御指示位置と前記表示指針11の実際に指示して
いる現在指示位置とを一致させる補正動作を行う指示位
置補正手段21aと有する指針式表示装置において、前
記目標指示位置と現在指示位置とを比較し、その比較結
果を出力する比較手段21bと、前記比較手段21bか
らの比較結果により、前記目標指示位置と現在指示位置
とが一致している場合に、前記指示位置補正手段21a
による補正動作を禁止させる補正動作禁止手段21cと
を設けたことを特徴としている。
【0008】また、計測量に基づき表示指針11の相対
移動量の大きさに対応した制御周期を算出する制御周期
算出手段21dと、前記制御周期算出手段21dからの
制御周期毎に、前記ステップモータ14に駆動パルスを
送出する駆動パルス送出手段21eとを有し、前記駆動
パルス送出手段21eが駆動パルスを送出する毎に、前
記指示位置補正手段21aによる補正動作を実行するよ
うに構成したことを特徴としている。
【0009】また、前記表示指針11が指示する指示範
囲を示すコード信号を出力する指針位置検出手段12
と、前記ステップモータ14に送出された駆動パルスに
対応して計数値をアップダウンするカウンタ手段41か
らのカウント値を前記制御指示位置として取得する制御
位置取得手段21fと、前記指針位置検出手段12から
のコード信号に基づき、当該コード信号が変化した位置
に相当する規定のカウント値を規定指示位置として取得
する規定位置取得手段21gとを設け、前記比較手段2
1bは、前記制御指示位置として取得されたカウント値
と、前記規定指示位置として取得されたカウント値に基
づいて両指示位置の相違を判定し、前記指示位置補正手
段21aは、前記両指示位置が相違していた場合に、前
記カウンタ手段41に保持されたカウント値を前記規定
のカウント値に書き換えることを特徴としている。
【0010】また、前記指針位置検出手段12がエンコ
ーダであることを特徴としている。
【0011】上記構成において、比較手段21bは、表
示指針11の次の指示位置となる目標指示位置と前記現
在指示位置とをその位置を示すカウント値などを利用し
て比較し、その比較結果すなわち両指示位置が一致して
いるか否かのといった情報を出力する。補正動作禁止手
段21cは、目標指示位置と現在指示位置とが一致して
いる場合に、前記指示位置補正手段による補正動作を禁
止させる。
【0012】すなわち、表示指針の現在の指示位置であ
る現在指示位置と表示指針の次の指示位置である目標指
示位置とを比較し、両者が一致している場合には、制御
上認識されている制御指示位置と実際に指示している現
在指示位置についての補正動作を禁止するように構成し
たので、表示指針のぶれによる瞬間的な移動により、所
定の指針検出位置に位置した場合であって、このぶれの
直前において制御上の指示位置と実際の指示位置とが一
致していた(表示指針の移動量が「0」)場合には、補
正動作は行われずに制御上の指示位置と実際の指示位置
とは一致した状態を維持する。
【0013】また、指示位置補正手段21aによる補正
動作を、表示情報の大きさに対応したパルス送出周期で
ある制御周期毎に実行する構成としたので、いわゆる周
波数変調方式の指針式表示装置に有効に適用することが
できる。
【0014】また、表示指針11の現在指示位置をコー
ド信号を出力するエンコーダ12からのコード信号に基
づき当該コード信号の変化点に相当する規定のカウント
値として取得し、制御指示位置をステップモータ14に
送出されたパルスに対応して計数値をアップダウンする
カウンタ手段41からのカウント値として取得し、比較
手段21bは両カウント値に基づき両指示位置の相違を
判定するので、表示指針11の現在指示位置と制御指示
位置との相違を簡単に判定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。まず、図2を参照する。同
図は本発明による例示装置の構成を示した図である。こ
こでは、針式表示装置として、走行センサからの速度情
報を表示指針により表示するいわゆるスピードメータを
例に挙げて説明する。同図において、1は表示部、2は
制御部である。
【0016】表示部1は、表示指針11と、この表示指
針11とともに回転することにより表示指針11の指示
位置に応じた信号を出力するエンコーダ12と、表示指
針11の指示位置に対応した速度の情報を示す目盛りが
形成された目盛り板13と、ドライバ143からの駆動
信号により表示指針11を回転駆動するステップモータ
14から構成されている。
【0017】表示指針11は、その回転中心が指針側シ
ャフト123に取り付けられており、この指針側シャフ
ト123が回転することにより、表示指針11は表示す
べき情報に応じた所定の指示位置に位置付けられる。そ
して、エンコーダ12も指針側シャフト123に取り付
けられ、表示指針11とともに回転する構成となってい
る。このエンコーダ12からの出力はエンコーダ用I/
Oポート128を介して制御部2(後述するCPU2
1)に入力される。
【0018】さらに、指針側シャフト123には回転伝
達手段としての指針側ギア111が取り付けられてお
り、この指針側ギア111は、ステップモータ14のモ
ータ側シャフト141に取り付けられたモータ側ギア1
42に対して減速ギア112を介して連結される。ま
た、ステップモータ14は、ステップにより制御される
もので、このステップに応じてモータ側シャフト141
を正逆方向に回転させる。そして、ドライバ143はこ
のステップに対応した駆動パルスをステップモータ14
に対して送出する。
【0019】このような構成においては、ステップモー
タ14にドライバ143からの駆動パルスが入力される
と、モータ側シャフト141はその回転方向に応じた単
位角度分だけ回転する。そして、このモータ側シャフト
141の回転をモータ側ギア142、減速ギア112及
び指針側ギア111を介して適宜減速して指針側シャフ
ト123に伝達し、表示指針11を車両の速度に応じた
所定の角度位置に位置付ける。
【0020】次に、図3を参照して、エンコーダ12に
ついて説明する。まず、図3(A)及び図3(B)を参
照する。図3(A)はエンコーダ12の内部構成を示す
断面図、図3(B)はスリット円盤121の構成を示す
図である。このエンコーダ12は、異径の同心円上に所
定のパターンで形成された複数のスリット122を有す
るスリット円盤121を備え、このスリット円盤121
の中心にはこのスリット円盤121を支持する指針側シ
ャフト123が接合されている。
【0021】そして、この指針側シャフト123は、軸
受け124を介してホルダ127に回転自在に取り付け
られている。さらに、この指針側シャフト123の先端
部はホルダ127外部に突出するよう取り付けられてお
り、この先端部に上述した表示指針11が組み付けられ
る。またスリット円盤121は、このホルダ127の内
部に形成された空間に配置されており、モータ側シャフ
ト123とともに回転する構成となっている。
【0022】さらに、このホルダ127には、スリット
円盤121が配置された空間を挟んでその上部には複数
の受光素子125が、同様に下部には複数の発光素子1
26が設けられている。これらの受光素子125と発光
素子126は互いに対をなしてフォトインタラプタを構
成しており、上記スリット122に関連した位置、すな
わち異径の同心円上にそれぞれ配置されている。従っ
て、スリット円盤121が回転し、これらの受光素子1
25及び発光素子126の配置された場所にスリット1
22が到来すると、発光素子126からの光を受光して
受光素子125は所定の出力を発生する。このようにエ
ンコーダ12は、スリット円盤121の回転量すなわち
表示指針11の指示位置に応じて所定のコード信号が生
成される構成となっている。
【0023】このエンコーダ12からの出力信号に関
し、図3(C)を参照して説明する。図3(C)はスピ
ードメータにおける速度とエンコーダ出力の関係を示し
た模式図であり、スリット122が5段になっているも
の、すなわち発光素子126及び受光素子125の対を
5組備えたものを例示している。同図において、第1と
あるのは第1番目の発光・受光素子対の出力を、第2と
あるのは第2番目の発光・受光素子対の出力を示してい
る。このように、第1乃至第5とあるのは各発光・受光
素子対の出力を示している。そして、これら第1乃至第
5の各出力は、第1の出力が第1桁目のビットに、第2
の出力が第2桁目のビットに、・・・といったように、
それぞれが各桁のビットに対応し、5ビットのコードを
形成している。以下、このコードのことをグレイコード
という。
【0024】そして、車速が0km/h以上乃至5km
/h未満のときのグレイコードは「00000」であ
り、車速が5km/hに達した時点(図中符号Aにて示
す時点)では第1の出力がオン状態すなわち「1」に変
化し、これによりグレイコードは「00001」とな
る。そして、この状態は車速が10km/h未満の間継
続され、車速が10km/hに達した時点(同符号B
点)で、第2の出力がオン状態となりグレイコードは
「00011」に変化する。同様に15km/h時点
(同符号C点)ではグレイコードは「00010」に変
化する。
【0025】以下、このグレイコードは5km/h毎に
切り替わり、120km/h時点(同符号E点)でのグ
レイコードは「10100」となる。なお、このグレイ
コードは各速度範囲に1つのグレイコードが割り当てら
れており、例えば車速50km/h以上乃至55km/
h未満(同符号D−D’間)には、グレイコード「01
111」が割り当てられている。以上のように、エンコ
ーダ12からは、グレイコードにより表示指針11の指
示範囲が出力される。なお、以後の説明において、上述
したA点,B点,C点・・・のようなグレイコードが変
化する点をレンジ切替点、レンジ切換点に挟まれた区間
をレンジということにする。
【0026】再度図2を参照する。制御部2は、中央処
理装置としてのCPU21と、CPU21が各種制御を
実行するために必要な制御プログラム等が格納されたR
OM22と、CPU21による演算過程において必要な
データを保持するRAM23とから構成されている。こ
のCPU21には、各種設定情報などが格納された不揮
発メモリ3(以下、NVM3いう)と、動作において必
要なカウント情報をカウントするカウンタ4が付設され
ている。また、CPU21には、走行センサ用のI/O
ポート5を介して図示しない走行センサから送出される
パルス信号PSが入力される。
【0027】そして、制御部2は、走行センサ用I/O
ポート5を介して入力される走行パルスPSの入力周期
tに応じて、表示指針11を移動させる位置すなわち目
標指示角度θM を算出し、この目標指示角度θM と表示
指針11が現在指示している位置すなわち現在指示角度
θP との差分角度θD に応じて、表示指針11を目標指
示角度θM まで回転移動させるために必要な駆動パルス
数及び表示指針11の回転方向を算出し、これらの情報
をドライバ143に送出する。
【0028】次に、図4を参照して、RAM23、NV
M3及びカウンタ4の構成について説明する。RAM2
3は、図4(A)に示すように、その一部領域が、走行
パルスPSの入力周期tを保持する走行パルス入力周期
保持領域231と、上述した目標指示角度θM を保持す
る目標指示角度保持領域232と、同じく上述した差分
角度θ D を保持する差分角度保持領域233と、ステッ
プモータ14に送出する駆動パルスの送出間隔すなわち
制御周期TS を保持する制御周期保持領域234と、表
示指針の回転方向を規定するフラグFを保持するフラグ
保持領域235として使用されている。
【0029】NVM3は、図4(B)に示すように、そ
の一部領域が、予め規定された駆動パルスの送出間隔す
なわち規定周期TA が保持された規定周期保持領域31
と、差分角度θD から制御周期TS を算出するための第
1の定数KA を保持する第1定数保持領域32と、走行
パルスPSの入力周期tから目標指示角度θM をを算出
するための第2の定数KB を保持する第2定数保持領域
33と、エンコーダ12からの出力により規定されるレ
ンジ切換点毎に、表示指針11の現在位置を示すカウン
ト値の規定値(以下規定カウント値という)が保持され
た変化点データ保持領域34と、エンコーダ12の各レ
ンジの中央点に相当するカウント値(以下、規定中央カ
ウント値という)が保持された中央値データ保持領域3
5として使用されている。
【0030】また、カウンタ4は、図4(C)に示すよ
うに、その一部領域が、表示指針11の制御上の指示位
置を示す現在位置カウンタ領域41と、次周期の指針駆
動処理までの時間を計時する計時カウンタ領域42と、
走行パルスPSの入力間隔をカウントする走行パルス間
隔カウント領域43として使用されている。
【0031】そして、現在位置カウンタ領域41は、制
御部2がステップモータ14に対して送出した駆動パル
スの数に応じ、表示指針11が正方向に回転する場合に
はカウントアップされ、また負方向に回転する場合には
カウントダウンされるカウンタ領域とされている。
【0032】計時カウンタ領域42は上述した制御周期
S あるいは規定周期TA がカウント値Tとしてセット
され、このカウント値Tが順次カウントダウンされるカ
ウンタ領域とされ、走行パルス間隔カウント領域43は
走行パルスPSの入力毎にカウントを開始し、次の走行
パルスPSが入力されるまでの時間を計時するカウンタ
領域となっている。
【0033】次に、図5を参照して、表示指針11の実
際の指示位置である現在指示位置と、上述したグレイコ
ードとの関係について説明する。同図は、表示指針11
の実際の指示位置すなわち上述したエンコーダ12より
出力されるグレイコードと、規定の現在位置カウンタの
カウント値(規定カウント値)との関係の例を示した図
である。
【0034】すなわち、車両速度で0km/h以上5k
m/h未満の範囲においては規定カウント値は「0」
(「0000000」)乃至「3」(「000001
1」)となり、対応するエンコーダ12のグレイコード
は「00000」となる。また、車両速度で5km/h
以上10km/h未満の範囲においては規定カウント値
は「4」(「0000100」)乃至「7」(「000
0111」)となり、対応するエンコーダ12のグレイ
コードは「00001」となる。このような対応関係が
車両(表示装置)の最大表示速度範囲まで予め定義され
ている。
【0035】そして、NVM3の変化点データ保持領域
34には規定カウント値としてエンコーダ12の各レン
ジ切換点毎のカウント値が保持されている。例えば、図
5に示した例の場合には、グレイコードが「0000
0」から「00001」に変化するレンジ切換点〔図3
(C)におけるA点に相当〕に対応して規定カウント値
「0000100」が保持され、グレイコードが「00
001」から「00011」に変化するレンジ切換点
〔同B点〕に対応して規定カウント値「000100
0」が保持されている。同様に、グレイコードが「00
011」から「00001」に変化するレンジ切換点
〔同B点〕に対応して規定カウント値「000011
1」が保持され、グレイコードが「00001」から
「00000」に変化するレンジ切換点〔同A点〕に対
応して規定カウント値「0000011」が保持されて
いる。
【0036】また、NVM3の変化点データ保持領域3
4には規定カウント値としてエンコーダ12の各レンジ
切換点毎のカウント値が保持されている。例えば、図5
に示した例の場合には、グレイコード「00000」の
中央値として規定カウント値「0000010」が、グ
レイコード「00001」の中央値として規定カウント
値「0000110」がといったように、各グレイコー
ドに対応した中央値が保持されている。
【0037】以下、上述した構成を有する例示装置の動
作について説明する。この例示装置の動作は、目標指示
角度算出処理と、この目標指示角度算出処理と別個に行
われる指針駆動処理に大別される。ここでは、まず目標
指示角度算出処理について説明する。この目標指示角度
算出処理は、走行パルスPSの入力周期tに基づき、表
示指針11の目標指示角度θM を算出する処理で、具体
的には、図6のフローチャートに基づきなされる。
【0038】この目標指示角度算出処理では、まずステ
ップS110にて走行パルスが入力される。すなわち、
このステップS110では、制御部2のCPU21に、
I/Oポート5を介して走行センサ(図示せず)からの
n番目の走行パルスPSn が入力される。同時に、カウ
ンタ4の走行パルス間隔カウント領域43は、直前に入
力された走行パルスPSn-1 との入力間隔tを出力する
とともに次の走行パルスPSn+1 のためのカウント動作
を開始する。
【0039】そして、引き続くステップS120では、
CPU21は、この走行パルスPS n が入力されると、
走行パルス間隔カウント領域43から出力された入力間
隔tの値をRAM23の走行パルス入力周期保持領域2
31に格納する。この入力間隔tの格納により、このス
テップS120の処理を終了し、ステップS130に移
行する。
【0040】ステップS130では、目標指示角度θM
を算出する。このステップS130では、上記ステップ
S120にて取得した入力間隔tと、NVM3の第2定
数保持領域33に予め保持された第2の定数KB とに基
づき、次式(1)を実行することにより走行パルスPS
の入力周期tに応じた目標指示角度θM を算出する。 θM = KB /t ・・・(1) 上記式中、 θM :目標指示角度 KB :第2の定数 t :走行パルスPSの入力周期
【0041】引き続くステップS140では、上記ステ
ップS130にて算出した目標指示角度θM をRAM2
3の目標指示角度保持領域232に格納し、このステッ
プS140の処理が終了する。以上説明した目標指示角
度算出処理では、上記ステップS110乃至S140の
処理を走行パルスPSが入力される毎に繰り返し実行し
て、最新の走行パルスPSに対応した目標指示角度θM
を算出し目標指示角度保持領域232に格納保持する。
【0042】次に、指針駆動処理について説明する。こ
の指針駆動処理は、算出された目標指示角度θM に基づ
き表示指針を駆動する処理で、具体的には、図7のフロ
ーチャートに基づきなされる。この指針駆動処理では、
まずステップS210にて電源オン処理を行う。そし
て、この電源オン処理は、図8のフローチャートに基づ
きなされるもので、以下、図8のフローチャートを参照
して電源オン処理を説明する。
【0043】ステップS310ではイニシャライズ処理
を行う。このイニシャライズ処理は制御部2のCPU2
1によりなされ、電源がオン状態になったことによりこ
のCPU21は各種設定の初期値などを読み込む。そし
て、ステップS320に移行する。ステップS320で
は、車両が走行状態であるか否かを判定する。このステ
ップS320の判定処理は、I/Oポート5を介して走
行センサからの走行パルスPSに基づきなされ、この走
行パルスPSが入力された場合には走行状態と判定し、
所定期間走行パルスの入力が無い場合には停止状態と判
定する。そして、走行状態(Y)と判定した場合にはス
テップS330に移行し、停止状態(N)と判定した場
合にはステップS360に移行する。
【0044】ステップS330では、エンコーダ12の
出力値読込処理を行う。すなわち、このステップS33
0では、制御部2のCPU21は、エンコーダ12が出
力するグレイコードをI/Oポート128を介して読み
込む。引き続くステップS340では、NVM3の中央
値データ保持領域35から上記ステップS330にて読
み込んだグレイコードに対応する中央値データを読み出
す。
【0045】そして、ステップS350に移行して、上
記ステップS340で読み込んだ中央値データをその時
点におけるCPU21が認識している制御上の指針位置
としてカウンタ4の現在位置カウンタ領域41に書き込
む。このステップS350の書き込み処理が終了すると
一連の電源オン処理を終了し、図7のフローチャートの
ステップS220に移行する。
【0046】次に、上記ステップS320にて車両が走
行状態でない(N)と判定された場合の処理について説
明する。この場合、ステップS360に移行する。そし
て、このステップS360にて駆動系の初期化処理すな
わち表示指針11を移動させて0km/hの位置に位置
付けると同時にカウンタ4の現在位置カウンタ領域41
のカウント値を0リセットする処理を実行する。そし
て、このステップS360の処理が終了すると一連の電
源オン処理を終了して、図7のフローチャートのステッ
プS220に移行する。
【0047】ステップS220では、計時カウンタ領域
42のカウント値Tに基づき、このカウント値Tが
「0」となったか否かを判定する。すなわち、このステ
ップS220では、計時カウンタ領域42のカウント値
Tを参照する動作をカウント値Tが「0」となるまで繰
り返し実行し(N)、このカウント値Tに基づいて現周
期の処理を実行開始まで待機する処理を行う。そして、
カウント値Tが「0」となった場合(Y)にはステップ
S230に移行する。
【0048】このステップS230では、位置監視処理
を行う。この位置監視処理は具体的には図9のフローチ
ャートに基づきなされる。以下、この図9のフローチャ
ートを参照して説明する。この位置監視処理では、まず
ステップS410にて、エンコーダ出力値の変化の有無
を判定する。すなわち、このステップS410では、I
/Oポート128を介して読み込まれたエンコーダ12
の出力値(グレイコード)に基づき、このグレイコード
の変化の有無、換言すれば表示指針11の所定量以上の
移動の有無を判定する。そして、このステップS410
にて、エンコーダ出力(グレイコード)の変化があった
場合(Y)にはステップS411に移行し、一方、エン
コーダ出力の変化がなかった場合(N)にはステップS
440に移行する。
【0049】ここでは、このステップS410において
エンコーダ出力の変化があった場合ついて説明する。こ
の場合、ステップS411にて差分角度θD を取得す
る。この差分角度θDは、現在位置カウンタ領域41の
カウント値として与えられ、表示指針11が現時点で指
示している現在指示角度θP と、上述した目標指示角度
算出処理にて走行パルスPSに基づき算出された目標指
示角度θM との差分値として与えられるもので、後述す
る処理にて算出される。なお、電源オン直後の状態にお
いて、この差分角度θD が算出されていない場合がある
が、この場合には差分角度θD を「0」とみなして以後
の処理を行う。
【0050】引き続くステップS420では、上記ステ
ップS411にて取得した差分角度θD に基づき、この
差分角度θD が「0」であるか否かを判定する。すなわ
ち、このステップS420では、表示指針11の現在指
示角度θP と、この表示指針11の次の移動位置である
目標指示角度θM とが一致しているか否かを判定する。
そして、現在指示角度θP と目標指示角度θM とが一致
している場合、すなわち差分角度θD が「0」(Y)の
場合には、この位置監視処理を終了して図7のステップ
S240に移行する。また、現在指示角度θP と目標指
示角度θM とが一致していない場合、すなわち差分角度
θD が「0以外」(N)の場合には、ステップS421
に移行する。
【0051】ステップS421では、NVM3の変化点
データ保持領域34に保持された変化点データを参照
し、エンコーダ出力(グレイコード)に対応する変化点
データを取得する。引き続くステップS430では、上
記ステップS421で取得した変化点データに基づき、
この変化点データと現在位置カウンタ領域41のカウン
ト値を比較し、双方の値が一致しているか否かを判定す
る。
【0052】このステップS430では、双方の値が一
致していた場合(Y)には、表示指針11の実際の指示
位置(変化点データ)と、制御部2が認識している制御
上の指示位置(現在位置カウンタのカウント値)とが一
致しているとみなし、両者の補正を行わずに位置監視処
理を終了し、図7のステップS240に移行する。ま
た、双方の値が不一致の場合(N)には、表示指針11
の実際の指示位置と、制御部2が認識している制御上の
指示位置との間に差異が生じているとみなす。そして、
この場合には、ステップS450に移行する。
【0053】そして、ステップS450では、上記ステ
ップS421で取得した変化点データを制御部2が認識
している制御上の指示位置とみなし、この変化点データ
を現在位置カウンタ領域41に書き込む補正処理を行
う。この補正処理により、一連の位置監視処理を終了
し、図7のステップS240に移行する。
【0054】次に、上記ステップS410においてエン
コーダ出力の変化がなかった場合(N)の処理について
説明する。この場合、ステップS440に移行する。ス
テップS440では、現在位置カウンタ領域41のカウ
ント値を参照し、このカウント値がエンコーダ12から
のグレイコードに基づくカウント値の範囲内にあるか否
かを判定する。
【0055】すなわち、このステップS440では、現
在位置カウンタ領域41のカウント値が、図5にて説明
したグレイコードと規定カウント値との関係を満たすか
否かを判定する。例えば、グレイコードが「0001
1」であるとき、現在位置カウンタのカウント値が「0
001000」乃至「0001011」の範囲内にある
かを判定する。そして、現在位置カウンタのカウント値
がグレイコードのカウント値の範囲内にあるときには、
表示指針11の実際の指示位置と制御部2が認識してい
る制御上の指示位置とが一致しているとみなし、両者の
補正を行わずに位置監視処理を終了し、図7のステップ
S240に移行する。また、双方の値が不一致の場合
(N)には、両者間に差異が生じているとみなし、ステ
ップS410に移行する。
【0056】ステップS441では、エンコーダ12の
出力値読込処理を行う。すなわち、このステップS33
0では、この時点におけるグレイコードに相当する中央
値データをNVM3の中央値データ保持領域35から読
み出す。引き続くステップS450では、上記ステップ
S441で取得した中央値データを制御部2が認識して
いる制御上の指示位置とみなし、この変化点データを現
在位置カウンタ領域41に書き込む補正処理を行う。こ
の補正処理により、一連の位置監視処理を終了し、図7
のステップS240に移行する。
【0057】以上のように、この指針駆動処理の実行に
より、制御部2が認識している制御上の指示角度(現在
位置カウンタ領域41のカウント値)が表示指針の実際
の指示角度と一致するように補正される。そして、以後
の処理においては、現在位置カウンタ領域41のカウン
ト値を表示指針11の実際の指示位置である現在指示角
度θP として使用することができる。
【0058】また、この指針駆動処理では、表示指針1
1の実際の指示位置である現在指示角度θP と表示指針
11の次の指示位置である目標指示位置θM とを差分角
度θ D を用いて比較し(ステップS411)、両者が一
致している場合には、制御上の指示位置(現在位置カウ
ンタのカウント値)を実際に指示している現在指示位置
とする補正動作をおこなわず位置監視処理を終了する
(ステップS420で「Y」)構成としている。
【0059】この構成により、次の動作周期において表
示指針11が静止状態を維持する場合すなわち差分角度
θD が「0」の場合には、補正動作は行われない。従っ
て、表示指針11のぶれにより、エンコーダ12からの
グレイコードが変化した場合場合には、補正動作は行わ
れずに制御上の指示位置と実際の指示位置とは一致した
状態を維持することができる。
【0060】次に、図7のフローチャートにおけるステ
ップS240の処理について説明する。このステップS
240では、目標指示角度θM と現在指示角度θP の取
得処理を行う。すなわち、このステップS240では、
RAM23の目標指示角度保持領域232に保持された
目標指示角度θM を取得するとともに、カウンタ4の現
在位置カウンタ領域41のカウント値を現在指示角度θ
P として取得する。
【0061】引き続くステップS241では、上記ステ
ップS240で取得した目標指示角度θM と現在指示角
度θP とに基づき、次式(2)の実行により、差分角度
θDを算出する。 θD = θM −θP ・・・(2) 上記式中、 θD :差分角度 θM :目標指示角度 θP :現在指示角度 また、このステップS241においては、算出した差分
角度の正負すなわち回転方向に応じて、フラグ保持領域
235(RAM23)のフラグFの内容を「1」(正方
向)あるいは「0」(負方向)に設定する。そしてステ
ップS250に移行する。
【0062】ステップS250では、上記ステップS2
41で算出した差分角度θD に基づき、この差分角度θ
D が「0」以外かそれとも「0」かを判定する。すなわ
ち、このステップS250では、表示指針11の現在指
示角度θP と目標指示角度θ M とが一致しているかを判
定する。そして「0」以外の場合(Y)には、ステップ
S260に移行し、表示指針11を駆動する処理を行
い、一方、「0」の場合(N)の場合には、ステップS
280にて、予め定められた次の動作周期すなわち規定
周期TA を読み出すとともにカウンタ4の計時カウンタ
領域42にこの規定周期TA をセットする。そして、こ
のステップS280で規定周期TA をセットすると、ス
テップS220に移行し、セットした規定周期TA の期
間待機した後に次周期の処理を実行する。
【0063】一方、ステップS260では、制御周期T
S を算出する。すなわち、このステップS260では、
上記ステップS241にて算出した差分角度θD と、N
VM3の第1定数保持領域32に保持された第1の定数
A に基づき、次式(3)を実行することにより、差分
角度θD に応じた制御周期TS を算出する。 TS = |KA /θD | ・・・(3) 上記式中、 TS :制御周期 KA :第1の定数 θD :差分角度
【0064】引き続くステップS261では、上記ステ
ップS260にて算出した制御周期TS をカウンタ4の
計時カウンタ領域42にをセットし、ステップS270
に移行する。ステップS270では、ドライバ143を
介してステップモータ14に1パルス送出し、表示指針
11を目標指示角度θM の方向に単位角度駆動させる。
そして、ステップS271では、カウンタ4の現在位置
カウンタ領域41のカウント値を±1する。すなわち表
示指針11の回転方向が正方向であった場合にはカウン
ト値をカウントアップ(+1)し、負方向であった場合
にはカウントダウン(−1)する。このステップS27
1の処理を行った後、ステップS220に移行して、上
記ステップS261でセットした制御周期TS の期間待
機した後に次周期の処理を実行する。
【0065】以上の説明から明らかなように、本発明の
基本構成と例示装置のフローチャートとは次の対応関係
を有している。すなわち、本発明の基本構成における指
示位置補正手段21aは、図9のフローチャートのステ
ップS430乃至S450に対応し、比較手段21b
は、同フローチャートのステップS411に対応し、補
正動作禁止手段21cは、同フローチャートのステップ
S420に対応している。
【0066】また、制御周期算出手段21dは、図7の
フローチャートにおけるステップS260に対応し、駆
動パルス送出手段21eは、同フローチャートにおける
ステップS270に対応している。また、制御指示位置
取得手段21fは、図9のフローチャートのステップS
440に対応し、規定指示位置取得手段21gは、同フ
ローチャートのステップS421に対応している。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の指針式表示装置によれば、表示指針の現在の指示位置
である現在指示位置と表示指針の次の指示位置である目
標指示位置とを比較し、両者が一致している場合には、
制御上認識されている制御指示位置と実際に指示してい
る現在指示位置についての補正動作を禁止するように構
成したので、表示指針のぶれによる瞬間的な移動によ
り、所定の指針検出位置に位置した場合であって、この
ぶれの直前において制御上の指示位置と実際の指示位置
とが一致していた(表示指針の移動量が「0」)場合に
は、補正動作は行われずに制御上の指示位置と実際の指
示位置とは一致した状態を維持する。
【0068】また、指示位置補正手段による補正動作
を、表示情報の大きさに対応したパルス送出周期である
制御周期毎に実行する構成としたので、いわゆる周波数
変調方式の指針式表示装置に有効に適用することができ
る。
【0069】また、表示指針の現在指示位置をコード信
号を出力するエンコーダからのコード信号に基づき当該
コード信号の変化点に相当する規定のカウント値として
取得し、制御指示位置をステップモータに送出されたパ
ルスに対応して計数値をアップダウンするカウンタ手段
からのカウント値として取得し、比較手段は両カウント
値に基づき両指示位置の相違を判定するので、表示指針
の現在指示位置と制御指示位置との相違を簡単に判定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を説明する図である。
【図2】例示装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】例示装置のエンコーダを説明する図である。
【図4】RAM、NVM(不揮発メモリ)、及び、カウ
ンタを説明する図である。
【図5】エンコーダ出力と現在位置カウンタの規定値の
関係を説明する図である。
【図6】目標指示角度算出処理を説明するフローチャー
トである。
【図7】指針駆動処理を説明するフローチャートであ
る。
【図8】指針駆動処理における電源オン処理を説明する
フローチャートである。
【図9】指針駆動処理における位置監視処理を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
1 表示部 11 表示指針 12 エンコーダ 14 ステップモータ 2 制御部 21 CPU 22 ROM 23 RAM 3 NVM(不揮発メモリ) 4 カウンタ 41 現在位置カウンタ領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動パルスに応じて表示指針を現在指示
    位置から目標指示位置まで駆動するステップモータと、
    前記表示指針の制御上認識されている制御指示位置と前
    記表示指針の実際に指示している現在指示位置とを一致
    させる補正動作を行う指示位置補正手段と有する指針式
    表示装置において、 前記目標指示位置と現在指示位置とを比較し、その比較
    結果を出力する比較手段と、 前記比較手段からの比較結果により、前記目標指示位置
    と現在指示位置とが一致している場合に、前記指示位置
    補正手段による補正動作を禁止させる補正動作禁止手段
    とを設けたことを特徴とする指針式表示装置。
  2. 【請求項2】 計測量に基づき表示指針の相対移動量の
    大きさに対応した制御周期を算出する制御周期算出手段
    と、 前記制御周期算出手段からの制御周期毎に、前記ステッ
    プモータに駆動パルスを送出する駆動パルス送出手段と
    を有し、 前記駆動パルス送出手段が駆動パルスを送出する毎に、
    前記指示位置補正手段による補正動作を実行するように
    構成したことを特徴とする請求項1記載の指針式表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表示指針が指示する指示範囲を示す
    コード信号を出力する指針位置検出手段と、 前記ステップモータに送出された駆動パルスに対応して
    計数値をアップダウンするカウンタ手段からのカウント
    値を前記制御指示位置として取得する制御位置取得手段
    と、 前記指針位置検出手段からのコード信号に基づき、当該
    コード信号が変化した位置に相当する規定のカウント値
    を規定指示位置として取得する規定位置取得手段とを設
    け、 前記比較手段は、前記制御指示位置として取得されたカ
    ウント値と、前記規定指示位置として取得されたカウン
    ト値に基づいて両指示位置の相違を判定し、 前記指示位置補正手段は、前記両指示位置が相違してい
    た場合に、前記カウンタ手段に保持されたカウント値を
    前記規定のカウント値に書き換えることを特徴とする請
    求項2記載の指針式表示装置。
  4. 【請求項4】 前記指針位置検出手段がエンコーダであ
    ることを特徴とする請求項3記載の指針式表示装置。
JP7182701A 1995-07-19 1995-07-19 指針式表示装置 Withdrawn JPH0933285A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011093477A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Denso Corp メータシステム
JP2013200183A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Honda Motor Co Ltd 車両におけるエンジン回転数表示装置
CN109445265A (zh) * 2018-12-21 2019-03-08 烟台持久钟表有限公司 一种大型钟表的指针位置实时监测装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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