JPH09331679A - Pwm制御自励式整流装置の制御方法 - Google Patents

Pwm制御自励式整流装置の制御方法

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JPH09331679A
JPH09331679A JP8178800A JP17880096A JPH09331679A JP H09331679 A JPH09331679 A JP H09331679A JP 8178800 A JP8178800 A JP 8178800A JP 17880096 A JP17880096 A JP 17880096A JP H09331679 A JPH09331679 A JP H09331679A
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章夫 鳥羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】PWM制御自励式整流装置の電流制御系の電圧
指令値を演算するための正弦波信号の振幅調整を自動化
する。 【解決手段】PWM制御自励式整流装置40の電圧指令
値演算回路41に加算器42と、乗算器43r,43
s,43tと、実効値演算回路44と、PI演算器45
r,45s,45tと、保持回路46と、加算器47
r,47s,47tとを備え、該装置の起動時にPI演
算器45r,45s,45tにより基準正弦波発生器1
7,18の出力値に基づく正弦波信号の振幅の調整動作
を行わせ、保持回路46によりこの振幅に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商用電源の交流
電力を自励式整流器により直流電力に変換して負荷に給
電するPWM制御自励式整流装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、この種のPWM制御自励式整流
装置の従来例を示すブロック構成図である。図4におい
て、1は商用電源、10はPWM制御自励式整流装置、
2はPWM制御自励式整流装置10の出力に接続される
インバータなどの負荷である。
【0003】PWM制御自励式整流装置10は、IGB
Tなどの自己消弧形半導体素子とダイオードとを逆並列
接続し、これをブリッジ接続した自励式整流器の主回路
11、自励式整流器の交流リアクトル12、自励式整流
器の出力の平滑用のコンデンサ13、商用電源1の相電
圧を検出する相電圧検出器14、商用電源1のR相の相
電圧を絶縁変換する絶縁変換器15、絶縁変換器15を
介した商用電源1のR相の相電圧の位相に同期した角度
信号(θ,θ=0°〜360°)を発生する角度信号発
生手段16、該角度信号(θ)に基づいた正弦波を発生
する基準正弦波発生器17、該角度信号に120°を加
算した値(θ1 )に基づいた正弦波を発生する基準正弦
波発生器18、電圧設定器19の電圧設定値とコンデン
サ13の両端の直流電圧を絶縁変換器20を介して検出
した電圧検出値との偏差により電圧調節動作をする電圧
調節器21、電圧調節器21の出力と基準正弦波発生器
17の出力とを乗算器22で乗算して得られるR相電流
指令値(iR * )と電圧調節器21の出力と基準正弦波
発生器18の出力とを乗算器23で乗算して得られるT
相電流指令値(iT * )とからS相電流指令値
(iS * )を求め、このiR * ,iS * ,iT * と電流
検出器24で得られたR相電流検出値(iR ),S相電
流検出値(iS ),T相電流検出値(iT )とのそれぞ
れの偏差を電流調節器25,26,27で調節演算を
し、電流調節器25,26,27それぞれの出力と基準
正弦波発生器17の出力と基準正弦波発生器18の出力
とが入力される電圧指令値演算回路28により各相の電
圧指令値を演算し、これらの電圧指令値とキャリア信号
発生器29の出力とにより比較器30においてパルス幅
変調(PWM)制御を行い、この比較器30の出力をゲ
ート駆動回路31により自励式整流器の主回路11のそ
れぞれの自己消弧形半導体素子にゲート信号を与える構
成である。
【0004】図5に、図4に示した電圧指令値演算回路
28の詳細回路構成図を示す。図5においては、基準正
弦波発生器17の出力であるR相基準正弦波信号と基準
正弦波発生器18の出力であるT相基準正弦波信号とか
ら加算器28aによりS相基準正弦波信号を演算し、増
幅器28b,28c,28dそれぞれが有するゲイン調
整機能により振幅が調整された各相の正弦波信号に変換
し、この各相の正弦波信号と電流調節器25,26,2
7それぞれの出力とを加算器28e,28f,28gに
より加算して各相電圧指令値(vR * ,vS *
T * )を生成し、これらの電圧指令値を比較器30に
入力するように構成している。
【0005】図5において、増幅器28b,28c,2
8dそれぞれのゲインは、商用電源1の定格電圧に基づ
いた振幅の正弦波信号になるように調整される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のPWM制御自励
式整流装置10の制御方法によると、電圧指令値演算回
路28が備える増幅器28b,28c,28dそれぞれ
のゲインを商用電源1の定格電圧に基づいて個別に調整
する必要があり、このゲイン調整のアンバランスにより
商用電源1の電流に不平衡が生ずる恐れがあった。
【0007】この発明の目的は、上記問題点を解決する
PWM制御自励式整流装置の制御方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】商用電源の交流電力を自
励式整流器により直流電力に変換して負荷に給電する自
励式整流装置であって、前記自励式整流器の出力の直流
電圧を検出し、この直流電圧が所定の値になるように電
圧の調節演算をし、この電圧の調節演算により得られた
電流指令値(直流量)と前記商用電源の位相に同期した
各相の基準正弦波信号とにより各相電流指令値(交流
量)を演算し、この各相電流指令値に追従するように前
記商用電源の各相電流を検出して電流の調節演算をし、
この各相の電流の調節演算をした出力と前記基準正弦波
信号を所定の振幅に調整した各相の正弦波信号とにより
各相電圧指令値(交流量)を演算し、この各相電圧指令
値とキャリア信号とによりPWM制御された各相ゲート
信号を発生し、この各相ゲート信号により前記自励式整
流器の自己消弧形半導体素子を制御するPWM制御自励
式整流装置の制御方法において、この第1の発明は、前
記各相の正弦波信号を生成するための前記各相の基準正
弦波信号の振幅の調整値を、前記各相電流指令値が零の
ときの前記各相電流の検出値の実効値または整流値を求
め、該実行値または整流値を比例・積分演算した演算値
に設定,保持し、また第2の発明は、前記各相の正弦波
信号を生成するための前記各相の基準正弦波信号の振幅
の調整値を、前記各相電流指令値と前記各相電流の検出
値との偏差の実効値または整流値を求め、該実効値また
は整流値を比例・積分演算した演算値に設定し、さらに
第3の発明は、前記各相の正弦波信号を生成するための
前記各相の基準正弦波信号の振幅の調整値を、前記負荷
への供給電力が零のときに前記電流指令値(直流量)を
比例・積分演算した演算値に設定,保持する。
【0009】また、商用電源の交流電力を自励式整流器
により直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装
置であって、前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出
し、この直流電圧が所定の値になるように電圧の調節演
算をし、この電圧の調節演算により得られた演算値に負
荷電流の検出値を加算した電流指令値(直流量)と前記
商用電源の位相に同期した各相の基準正弦波信号とによ
り各相電流指令値(交流量)を演算し、この各相電流指
令値に追従するように前記商用電源の各相電流を検出し
て電流の調節演算をし、この各相の電流の調節演算をし
た出力と前記基準正弦波信号を所定の振幅に調整した各
相の正弦波信号とにより各相電圧指令値(交流量)を演
算し、この各相電圧指令値とキャリア信号とによりPW
M制御された各相ゲート信号を発生し、この各相ゲート
信号により前記自励式整流器の自己消弧形半導体素子を
制御するPWM制御自励式整流装置の制御方法におい
て、この第4の発明は、前記各相の正弦波信号を生成す
るための前記各相の基準正弦波信号の振幅の調整値を、
前記電圧の調節演算値を比例・積分演算した演算値に設
定する。
【0010】また第5の発明は前記第4の発明におい
て、前記電圧の調節演算値を比例・積分演算した演算値
が所定の判定値以下になったときに前記商用電源が停電
と判定する。この第1〜第4の発明によれば、前記各相
の正弦波信号の振幅は商用電源の電圧に対応した値に自
動的に個別に調整され、各相間の正弦波信号の振幅のア
ンバランスによる商用電源の不平衡電流も解消される。
【0011】さらに第2,第4の発明では前記発明の作
用に加えて、商用電源の電圧の変動に対しても自動的に
追従した前記正弦波信号とすることができる。また第5
の発明は前記第4の発明の作用に加えて、商用電源の停
電が検出することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態を
示すPWM制御自励式整流装置のブロック構成図であ
り、図4に示した従来例と同一機能を有するものには同
一符号を付してその説明を省略する。すなわち図1にお
いて、PWM制御自励式整流装置40には電圧指令値演
算回路41が、PWM制御自励式整流装置50には電圧
指令値演算回路51がそれぞれ備えられている。
【0013】
【実施例】図2は、この発明の第1の実施例を示す図1
のPWM制御自励式整流装置40の電圧指令値演算回路
41の詳細回路構成図である。図2において、電圧指令
値演算回路41には基準正弦波発生器17の出力である
R相基準正弦波信号と基準正弦波発生器18の出力であ
るT相基準正弦波信号とからS相基準正弦波信号を演算
する加算器42と、このR相,S相,T相基準正弦波信
号それぞれを被乗数として入力しされる乗算器43r,
43s,43tと、各相の電流指令値(iR *
S * ,iT * )と各相の電流検出値(iR ,iS ,i
T )とのそれぞれの偏差を入力し、これらの偏差それぞ
れの実効値を演算する実効値演算回路44と、これらの
実効値それぞれを入力して比例・積分演算をするPI演
算器45r,45s,45tと、PI演算器45r,4
5s,45tそれぞれの出力値を外部より入力される保
持指令により保持して乗算器43r,43s,43tの
乗数とする保持回路46と、乗算器43r,43s,4
3tそれぞれの出力である正弦波信号と電流調節器2
5,26,27それぞれの出力とを加算して各相電圧指
令値(vR * ,vS * ,vT * )を生成する加算器47
r,47s,47tとを備えている。
【0014】図1,図2の電圧指令値演算回路41の動
作を以下に説明する。例えばPWM制御自励式整流装置
40の起動時に無負荷の動作状態を設け、該自励式整流
装置の図示しない運転制御回路により前記保持指令の解
除信号が入力され、例えば電圧調節器21の出力が零に
保持されると、前記各相の電流指令値(iR *
S * ,iT * )それぞれも零に保持される。
【0015】このとき、実効値演算回路44には各相の
電流検出値(iR ,iS ,iT )のみが入力されること
になり、実効値演算回路44のそれぞれの実効値による
PI演算器45r,45s,45tそれぞれの出力値
は、保持回路46には前記解除信号が入力されているの
で、乗算器43r,43s,43tそれぞれの乗数とな
り、乗算器43r,43s,43tそれぞれの出力であ
る正弦波信号の振幅は商用電源1の電圧に対応し、各相
の電流検出値(iR ,iS ,iT )それぞれがほぼ零と
なる値に整定されるので、これらの値に前記保持指令に
より保持回路46の出力を保持することで調整動作は完
了して、PWM制御自励式整流装置40は通常の運転状
態に入る。
【0016】図3は、この発明の第2の実施例を示す図
1のPWM制御自励式整流装置50の電圧指令値演算回
路51の詳細回路構成図であり、図2に示した電圧指令
値演算回路41と同一機能を有するものには同一符号を
付している。すなわち図3の電圧指令値演算回路51に
は、図2に示した電圧指令値演算回路41における保持
回路46を削除して、乗算器43r,43s,43tそ
れぞれの乗数はPI演算器45r,45s,45tそれ
ぞれの出力値となるように構成している。
【0017】図1,図3の電圧指令値演算回路51の動
作を以下に説明する。PWM制御自励式整流装置50が
通常の運転状態において、実効値演算回路44には各相
の電流指令値(iR * ,iS * ,iT * )と各相の電流
検出値(iR,iS ,iT )とのそれぞれの偏差が入力
され、実効値演算回路44のそれぞれの実効値によるP
I演算器45r,45s,45tそれぞれの出力値は乗
算器43r,43s,43tそれぞれの乗数となり、乗
算器43r,43s,43tそれぞれの出力である正弦
波信号の振幅は商用電源1の電圧に対応し、前記偏差の
実効値それぞれがほぼ零となる値に整定される。
【0018】すなわちこの電圧指令値演算回路51は、
常時上記整定動作を行っているので商用電源1の電圧の
変動にも対応した整定動作をしている。なお、図2,図
3に示した実効値演算回路44に代えて、整流回路を設
けても目的とする前記整定動作を行うことができる。図
6は、この発明の第3の実施例を示すPWM制御自励式
整流装置のブロック構成図であり、図4に示した従来例
と同一機能を有するものには同一符号を付してその説明
を省略する。
【0019】すなわち図6において、PWM制御自励式
整流装置60には電圧指令値演算回路61が備えられ、
該演算回路61の詳細回路構成図を図7に示す。図7に
おいて、電圧指令値演算回路61には図2に示した電圧
指令値演算回路41と同一機能を有する加算器42、乗
算器43r,43s,43t、加算器47r,47s,
47tの他に、加算器62とPI演算器63と保持回路
64とを備えている。
【0020】図6,図7の電圧指令値演算回路61の動
作を以下に説明する。例えばPWM制御自励式整流装置
60の起動時に無負荷の動作状態を設け、該自励式整流
装置の図示しない運転制御回路により保持指令の解除信
号が入力され、この状態で電圧調節器21の調節動作に
よりコンデンサ13の両端の直流電圧が上昇し、このと
き電圧調節器21の出力値と所定の基準値(零)との偏
差を加算器62を求め、この偏差をPI演算器63で比
例・積分演算し、この演算値が前記解除信号が入力され
ている保持回路64を介して乗算器43r,43s,4
3tそれぞれの乗数となり、乗算器43r,43s,4
3tそれぞれの出力である正弦波信号の振幅は商用電源
1の電圧に対応するように動作をし、その結果電圧調節
器21の出力がほぼ零となる値に整定されるので、この
ときのPI演算器63の出力値に前記保持指令により保
持回路64の出力を保持することで調整動作は完了し
て、PWM制御自励式整流装置60は通常の運転状態に
入る。
【0021】図8は、この発明の第4の実施例を示すP
WM制御自励式整流装置のブロック構成図であり、図4
に示した従来例と同一機能を有するものには同一符号を
付してその説明を省略する。すなわち図8において、P
WM制御自励式整流装置70には、従来のPWM制御自
励式整流装置10に対して負荷2に流れる電流を検出す
る直流電流検出器32と加算器33とが付加され、電圧
調節器21の出力値に直流電流検出器32の検出値を加
算器33で加算し、この加算値を新たな電流指令値(直
流量)としている。この新たな電流指令値(直流量)に
よって該装置を制御することで従来の制御方法に比して
出力電圧の制御性能が改善されることは周知である。
【0022】また、このPWM制御自励式整流装置70
には電圧指令値演算回路71が備えられており、該演算
回路71の詳細回路構成図を図9に示す。図9の電圧指
令値演算回路71には、図7に示した電圧指令値演算回
路61における保持回路64を削除して、乗算器43
r,43s,43tそれぞれの乗数はPI演算器63の
出力値となるように構成し、さらにPI演算器63の出
力値が所定の判定値以下になったか否かを判定する比較
器72を備えている。
【0023】図8,図9の電圧指令値演算回路71の動
作を以下に説明する。PWM制御自励式整流装置70が
通常の運転状態において、電圧調節器21の出力値と所
定の基準値(零)との偏差を加算器62で求め、この偏
差をPI演算器63で比例・積分演算をし、この比例・
積分演算値は乗算器43r,43s,43tそれぞれの
乗数となり、乗算器43r,43s,43tそれぞれの
出力である正弦波信号の振幅は商用電源1の電圧に対応
し、その結果電圧調節器の出力はほぼ零となる値に整定
される。
【0024】すなわちこの電圧指令値演算回路71は、
常時上記整定動作を行っているので商用電源1の電圧の
変動にも対応した整定動作を行い、このときのPI演算
器63の出力は、商用電源1の電圧に相当する値となっ
ているので比較器72の判定値以下の状態では商用電源
1が停電と見做すことができ、この比較器72の出力を
図示しない前記運転制御回路に入力してこの装置を停止
させることがてきる。
【0025】上述のこの発明の実施例では商用電源が3
相の例で説明したが商用電源が単相または多相でも可能
であり、前記PI演算器の比例・積分演算の制御定数は
前記電流調節器による電流制御系の制御応答に対して十
分遅くなるように設定することにより、このPWM制御
自励式整流装置の制御系全体の安定性を損なうことは無
い。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、従来のPWM制御自
励式整流装置の制御方法に対して、簡単な回路機能を付
加することにより、前記各相の正弦波信号の振幅は商用
電源の電圧に対応した値に自動的に個別に調整され、各
相間の正弦波信号の振幅のアンバランスによる商用電源
の不平衡電流も解消される。
【0027】また第3〜第4の発明によれば、電流偏差
の情報を必要とせず、従って電流制御系は従来の制御方
法をそのまま使用できる。さらに第5の発明によれば、
上述の効果に加えて商用電源の停電が検出する機能も備
えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すPWM制御自励式
整流装置のブロック構成図
【図2】この発明の第1の実施例を示す詳細回路構成図
【図3】この発明の第2の実施例を示す詳細回路構成図
【図4】従来例を示すPWM制御自励式整流装置のブロ
ック構成図
【図5】従来例を示す詳細回路構成図
【図6】この発明の第3の実施例を示すPWM制御自励
式整流装置のブロック構成図
【図7】第3の実施例を示す詳細回路構成図
【図8】この発明の第4の実施例を示すPWM制御自励
式整流装置のブロック構成図
【図9】第4の実施例を示す詳細回路構成図
【符号の説明】
1…商用電源、2…負荷、10,40,50,60,7
0…PWM制御自励式整流装置、11…自励式整流器の
主回路、12…交流リアクトル、13…コンデンサ、1
4…相電圧検出器、15…絶縁変換器、16…角度信号
発生手段、17,18…基準正弦波発生器、19…電圧
設定器、20…絶縁変換器、21…電圧調節器、22,
23…乗算器、24…電流検出器、25〜27…電流調
節器、28…電圧指令値演算回路、28a…加算器、2
8b〜28d…増幅器、28e〜28g…加算器、29
…キャリア信号発生器、30…比較器、31…ゲート駆
動回路、32…直流電流検出器、33…加算器、41,
51,61,71…電圧指令値演算回路、42…加算
器、43r,43s,43t…乗算器、44…実効値演
算回路、45r,45s,45t…PI演算器、46…
保持回路、47r,47s,47t…加算器、62…加
算器、63…PI演算器、64…保持回路、72…比較
器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源の交流電力を自励式整流器により
    直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装置であ
    って、 前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流
    電圧が所定の値になるように電圧の調節演算をし、この
    電圧の調節演算により得られた電流指令値(直流量)と
    前記商用電源の位相に同期した各相の基準正弦波信号と
    により各相電流指令値(交流量)を演算し、この各相電
    流指令値に追従するように前記商用電源の各相電流を検
    出して電流の調節演算をし、この各相の電流の調節演算
    をした出力と前記基準正弦波信号を所定の振幅に調整し
    た各相の正弦波信号とにより各相電圧指令値(交流量)
    を演算し、この各相電圧指令値とキャリア信号とにより
    PWM制御された各相ゲート信号を発生し、この各相ゲ
    ート信号により前記自励式整流器の自己消弧形半導体素
    子を制御するPWM制御自励式整流装置の制御方法にお
    いて、 前記各相の正弦波信号を生成するための前記各相の基準
    正弦波信号の振幅の調整値を、前記各相電流指令値が零
    のときの前記各相電流の検出値の実効値または整流値を
    求め、該実効値または整流値を比例・積分演算した演算
    値に設定,保持することを特徴とするPWM制御自励式
    整流装置の制御方法。
  2. 【請求項2】商用電源の交流電力を自励式整流器により
    直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装置であ
    って、 前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流
    電圧が所定の値になるように電圧の調節演算をし、この
    電圧の調節演算により得られた電流指令値(直流量)と
    前記商用電源の位相に同期した各相の基準正弦波信号と
    により各相電流指令値(交流量)を演算し、この各相電
    流指令値に追従するように前記商用電源の各相電流を検
    出して電流の調節演算をし、この各相の電流の調節演算
    をした出力と前記基準正弦波信号を所定の振幅に調整し
    た各相の正弦波信号とにより各相電圧指令値(交流量)
    を演算し、この各相電圧指令値とキャリア信号とにより
    PWM制御された各相ゲート信号を発生し、この各相ゲ
    ート信号により前記自励式整流器の自己消弧形半導体素
    子を制御するPWM制御自励式整流装置の制御方法にお
    いて、 前記各相の正弦波信号を生成するための前記各相の基準
    正弦波信号の振幅の調整値を、前記各相電流指令値と前
    記各相電流の検出値との偏差の実効値を求め、該実効値
    を比例・積分演算した演算値に設定することを特徴とす
    るPWM制御自励式整流装置の制御方法。
  3. 【請求項3】商用電源の交流電力を自励式整流器により
    直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装置であ
    って、 前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流
    電圧が所定の値になるように電圧の調節演算をし、この
    電圧の調節演算により得られた電流指令値(直流量)と
    前記商用電源の位相に同期した各相の基準正弦波信号と
    により各相電流指令値(交流量)を演算し、この各相電
    流指令値に追従するように前記商用電源の各相電流を検
    出して電流の調節演算をし、この各相の電流の調節演算
    をした出力と前記基準正弦波信号を所定の振幅に調整し
    た各相の正弦波信号とにより各相電圧指令値(交流量)
    を演算し、この各相電圧指令値とキャリア信号とにより
    PWM制御された各相ゲート信号を発生し、この各相ゲ
    ート信号により前記自励式整流器の自己消弧形半導体素
    子を制御するPWM制御自励式整流装置の制御方法にお
    いて、 前記各相の正弦波信号を生成するための前記各相の基準
    正弦波信号の振幅の調整値を、前記負荷への供給電力が
    零のときに前記電流指令値(直流量)を比例・積分演算
    した演算値に設定,保持することを特徴とするPWM制
    御自励式整流装置の制御方法。
  4. 【請求項4】商用電源の交流電力を自励式整流器により
    直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装置であ
    って、 前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流
    電圧が所定の値になるように電圧の調節演算をし、この
    電圧の調節演算により得られた演算値に負荷電流の検出
    値を加算した電流指令値(直流量)と前記商用電源の位
    相に同期した各相の基準正弦波信号とにより各相電流指
    令値(交流量)を演算し、この各相電流指令値に追従す
    るように前記商用電源の各相電流を検出して電流の調節
    演算をし、この各相の電流の調節演算をした出力と前記
    基準正弦波信号を所定の振幅に調整した各相の正弦波信
    号とにより各相電圧指令値(交流量)を演算し、この各
    相電圧指令値とキャリア信号とによりPWM制御された
    各相ゲート信号を発生し、この各相ゲート信号により前
    記自励式整流器の自己消弧形半導体素子を制御するPW
    M制御自励式整流装置の制御方法において、 前記各相の正弦波信号を生成するための前記各相の基準
    正弦波信号の振幅の調整値を、前記電圧の調節演算値を
    比例・積分演算した演算値に設定することを特徴とする
    PWM制御自励式整流装置の制御方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のPWM制御自励式整流装
    置の制御方法において、 前記電圧の調節演算値を比例・積分演算した演算値が所
    定の判定値以下になったときに前記商用電源が停電と判
    定することを特徴とするPWM制御自励式整流装置の制
    御方法。
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