JPH06133553A - Pwmコンバータの制御回路 - Google Patents

Pwmコンバータの制御回路

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JPH06133553A
JPH06133553A JP27471292A JP27471292A JPH06133553A JP H06133553 A JPH06133553 A JP H06133553A JP 27471292 A JP27471292 A JP 27471292A JP 27471292 A JP27471292 A JP 27471292A JP H06133553 A JPH06133553 A JP H06133553A
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JP27471292A
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Ryuji Yamada
隆二 山田
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】過渡期間中における制御の不安定化と、これに
伴う過電流を防止しうるPWMコンバータの制御回路の
提供。 【構成】交流電源電圧VS とコンバータ入力電圧Vi
等しくなるようにし、調節器301によってVi の振
幅、位相を補正することにより入力電流を制御し、負荷
8がごく軽い場合にはリミッタ405によってPWM信
号自体を絞り込んでスイッチングを行わない期間を設
け、電力リプルによる電力の流入を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PWM(パルス幅変
調)方式を用いたAC/DCコンバータの制御性能を改
善したPWMコンバータの制御回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来において用いられているPWMコン
バータの主回路および制御回路の構成を図6に示す。ま
た、図7、図8はその動作を説明するための波形図とベ
クトル図である。図6において、主回路の構成を説明す
る。1,2は1個または複数個の半導体素子によって構
成され、正電圧端子から負電圧端子へ流れる電流のオン
・オフを、制御端子にオン信号又はオフ信号のいずれか
一方を加えることにより制御することが可能で、かつ負
電圧端子から正電圧端子へは前記信号と無関係に導通す
るいわゆる半導体スイッチである。3,4はダイオー
ド、5はリアクトル、6は平滑用のコンデンサ、7は交
流電源、8は負荷、10は駆動回路である。
【0003】半導体スイッチ1の負電圧端子と半導体ス
イッチ2の正電圧端子とを接続し、接続点をaとする。
ダイオード3のアノードとダイオード4のカソードとを
接続し、接続点をbとする。半導体スイッチ1の正電圧
端子とダイオード3のカソードとを接続して接続点cと
し、半導体スイッチ2の負電圧端子とダイオード4のア
ノードとを接続して接続点dとする。接続点aの一端を
リアクトル5に接続し、リアクトル5の他端を交流電源
の一端に接続し、交流電源の他端と接続点bを接続す
る。接続点c,dにコンデンサ6を接続し、コンデンサ
6の両端に負荷8を接続する。
【0004】ここでまず、主回路の動作について説明す
る。交流電源7の電圧をVS 、接続点a,b間の電圧を
i 、リアクトル5に流れる電流をIi 、コンデンサ6
の両端電圧をEとする。VS の正の半サイクルにおいて
は、半導体スイッチ2をオン・オフする。半導体スイッ
チ2がオンの際、電流は交流電源7からリアクトル5→
接続点a→半導体スイッチ2→ダイオード4→接続点b
→交流電源7の経路で流れ、この時Vi は零となるため
リアクトル5の両端電圧VL はVS に等しくなり、リア
クトル電流Ii は増加する(以下においては、この状態
を短絡モードと呼ぶ)。
【0005】次に半導体スイッチ2がオフの際、電流は
交流電源7からリアクトル5→接続点a→半導体スイッ
チ1→コンデンサ6→ダイオード4→接続点b→交流電
源7の経路で流れ、この時Vi はEに等しく、リアクト
ル5の両端電圧VL はVS −Eとなり、リアクトル電流
i は減少する(以下においては、この状態を伝達モー
ドと呼ぶ)。したがって、半導体スイッチ2のオン・オ
フの時間比率を制御することによりリアクトル電流Ii
を任意の波形、例えば交流電源7の電圧VS と同位相の
正弦波とすることも可能である。この方法はPWM(パ
ルス変調)と呼ばれる手法である。
【0006】同様に、電源電圧VS が負の値をとる半サ
イクルにおいては、半導体スイッチ1をオン・オフする
ことで制御を行う。また、従来の制御回路は、リアクト
ル5に流れる電流を検出する電流検出器101、交流電
源7の電源電圧VS を検出する電圧検出器102、電流
検出器出力の絶対値を得るための絶対値回路103、前
記交流電源に同期した正弦波を全波整流した波形である
電流指令値を出力する入力電流指令値発生器105、前
記絶対値回路103の出力と、前記入力電流指令値発生
器105から出力される電流指令値Ii * とを入力する
PI調節器104、鋸状波のキャリアCを発生するキャ
リア発生器106、前記PI調節器104の出力Sとキ
ャリア発生器106の出力Cを比較するコンパレータ1
07、電源電圧VS の極性を判定するコンパレータ10
8、コンパレータ107,108の出力を受けて駆動回
路10へパルスを出力するパルス分配器109から構成
されている。
【0007】ここで、リアクトル電流Ii を電源電圧V
S と同位相の正弦波にするための半導体スイッチ1,2
のオン・オフの時間比率の制御を図7を用いて説明す
る。図7は、電源電圧VS (図7(a))と、電流指令
値Ii * (図7(b))、鋸状波のキャリアC(図7
(c))、PI比較器104の出力S(図7(c))、
接続点a,b間の電圧Vi (図7(f))、リアクトル
電流Ii (図7(g))のそれぞれの波形と、半導体ス
イッチ1,2のオン・オフの状態(図7(d),
(e))を比較できるように示したものである。また、
入力電流指令値発生器105から出力される電流指令値
i * の波形は、図7に示すように、電源電圧VSと同
位相の波形を全波整流した波形となっている。
【0008】図6,7において、電流指令値Ii * から
電流検出器101によって検出されたリアクトル電流I
i の絶対値を減算して電流誤差ΔIを得てPI調節器1
04に入力し、PI調節器104においては、ΔIに比
例した値と、ΔIを積分した値とを加算して、PI調節
器出力Sとして出力する。前記出力Sと鋸状波のキャリ
アCとの大小関係をコンパレータ107で比較し、ま
た、電源電圧VS の極性をコンパレータ108で判定し
て、VS >0 の時 S>C で半導体スイッチ2をオ
ンし、S<C で半導体スイッチ2をオフし、VS <0
の時 S<C で半導体スイッチ1をオンし、S>C
で半導体スイッチ1をオフする。
【0009】このような制御を行うことにより、|Ii
* |>|Ii |のときには、ΔI>0となりSは増加す
るため、半導体スイッチ1,2のオン期間が長くなり、
|I i |は増加する。この結果Ii は電流指令値Ii *
に近づく。|Ii * |<|I i |のときには、ΔI<0
となりSは減少するため、半導体スイッチ1,2のオフ
期間が長くなり、|Ii |は減少し、リアクトル電流I
i は電流指令値Ii *に近づく。よって常にリアクトル
電流Ii を電流指令値Ii * に近い値に保つことができ
る。
【0010】電源電圧VS ,リアクトル電流Ii ,接続
点a,b間の電圧Vi ,およびリアクトル5の両端電圧
L の基本波における、電圧、電流、位相の関係をベク
トル図に表すと図8(a)のようになる。ベクトルVS
と、ベクトルIi は同位相であり、リアクトル5のイン
ダクタンスをL、電源電圧VS の角周波数をωとすると
(1)式が成立する。
【0011】
【数1】
【0012】すなわち、ベクトルVL は、ベクトルVS
に対し90°進み位相となり、ベクトルVi はベクトル
S に対しわずかに遅れ位相となる。Lが小さい場合に
は、ベクトルVL も小さくなり、ベクトルVi とベクト
ルVS の関係はほぼ(2)式に示すようになる。
【0013】
【数2】
【0014】また、ベクトルVi を(3)式に示すよう
に直接制御することでベクトルIiの制御を行うこと
は、原理的には可能である。
【0015】
【数3】
【0016】しかしながら、Lが小さい場合には接続点
a,b間の電圧Vi のわずかな誤差によってリアクトル
電流Ii の電流値と位相に大きな誤差を生ずるので、ベ
クトルVi を直接制御してベクトルIi の制御を行うこ
とは実際には困難である。そこで、図6,7の如くリア
クトル電流Ii をフィードバックして電流指令値Ii *
との誤差を零に近づけるように接続点a,b間の電圧V
i を制御する方法が従来用いられてきた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】これまで述べたよう
に、PI調節器を用いた従来の制御回路では、電源電圧
S の停電時や、コンバータの起動前、リアクトル電流
i の急変時等の、リアクトル電流Ii が電流指令値I
i * に追従できない状態には、調節器出力は正または負
極性の最大出力状態(いわゆる、飽和状態)にある。P
I調節器には積分作用があるため、VS の停電回復後
や、コンバータの起動直後、リアクトル電流I i の急変
直後等の過渡期間にはこの状態が継続し、リアクトル電
流Ii が指令値から大きくはずれる場合がある。
【0018】また、PI調節器をΔIに比例する量のみ
を出力するP調節器に置き換えた場合は、リアクトル電
流Ii を制御するためには接続点a,b間の電圧Vi
高精度で制御する必要があり、P調節器には残留偏差が
存在する。図8(b)はPI調節器をP調節器に置き換
えた場合のベクトル図であり、図8(b)に示すように
残留偏差によって接続点a,b間の電圧Vi に誤差が生
じて、この誤差がリアクトル電流Ii の大きな誤差とな
ってしまう。残留偏差を少なくするために比例ゲインを
大きくとると制御系が不安定となってしまい、PI調節
器と同様にリアクトル電流Ii が指令値から大きくはず
れる場合がある。
【0019】よって、従来の制御回路を用いると、過渡
期間中に入力波形が悪化しこれに伴って生じる過電流に
耐えうる電流耐量をもつ主回路素子が必要となるという
欠点があった。本発明は、上記問題点に鑑みて成された
ものであって、過渡期間中の制御の不安定化とこれに伴
う過電流を防止するPWMコンバータの制御回路の提供
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明においては、入力電流検出器出力と入力
電流指令値との差をP調節器に入力し、設定器より出力
される基準電圧より交流電源電圧の絶対値を差し引いた
入力電圧指令値と前記P調節器の出力との和に半導体ス
イッチのオン期間の長さを比例させる。
【0021】また、第2の発明においては、第1の発明
における入力電流指令値の振幅を、出力電圧検出器出力
と出力電圧指令値との差によって求めた入力電流振幅指
令値と一致させる。さらに、リミッタを設けて入力電流
検出器出力と入力電流指令値との差が零または負となっ
た場合には基準直流電圧を制限する。
【0022】
【作用】第1の発明においては、半導体スイッチのオン
期間の長さを、設定器より出力される基準電圧より交流
電源電圧の絶対値を差し引いた入力電圧指令値と前記P
調節器の出力との和に比例させることにより、リアクト
ル5の両端電圧ベクトルVL が制御される。
【0023】また、第2の発明においては、入力電流指
令値の振幅を、出力電圧検出器出力と出力電圧指令値と
の差によって求めた入力電流振幅指令値と一致させるこ
とにより出力電圧を制御される。さらにリミッタを設け
たことにより、設定器より出力される基準電圧から所定
の値が減算される。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1は第1の発明による実施例を示す図であり、図
6に示した従来技術による制御回路と同一の部分には同
一の符号を付して説明を省略する。また、図3および図
4は制御回路の動作を説明するための波形図と、ベクト
ル図である。
【0025】図1において、301はP調節器、302
は絶対値回路、303は出力電圧設定器である。まず、
交流電源の電圧値VS を絶対値回路302に入力し、図
3(a)に示す電源電圧VS の絶対値を得る。また、キ
ャリア発生器106の出力Cのピーク値に等しい値を持
つ直流量Vofs (図3(b))を出力電圧設定器303
より出力し、前記Vofs よりVS の絶対値を減算したV
i * ' (図3(c))を得る。P調節器301には従来
技術同様、電流指令値Ii * の絶対値より電流検出器1
01の出力の絶対値を差し引いた値が入力され、P調節
器301の出力ΔpI(図3(d))に前記Vi * ' を
加算してS’(図3(e))を得る。
【0026】図1に示した制御回路において、キャリア
発生器106、コンパレータ107以降は図6と同様で
あるため、前記S’が図6におけるSと等しくなればリ
アクトル電流Ii を図6の場合と同様の波形に制御する
ことができる。ΔpIを零とするとS’=Vi * ' とな
る。S’<Cとなる期間が電圧発生期間であり、この長
さはVS の絶対値に比例する。よってVS の検出ゲイン
を適当に設定すればVi =VS となる。
【0027】ΔpIが零の場合、図4に示すように所望
のベクトルVi を得るためには、ベクトルVL に相当す
る相対的に小さい量のみを調節器によって制御する、す
なわち、Vi =VS となるよう調節器出力に電圧指令値
を加算すればよいため残留偏差の影響は小さい。前記V
i * ' に電流指令値Ii * とリアクトル電流Ii の誤差
に比例したΔpIが加わることにより、図4に示す如く
接続点a,b間の電圧Vi は所望のリアクトル電流Ii
を得るための値となる。
【0028】図2は第2の発明による実施例を示す図で
あり、図6に示した従来技術による制御回路と同一の部
分には同一の符号を付して説明を省略する。また、図5
は制御回路の動作を説明するための波形図である。図2
において、401は電圧検出器、402は設定器、40
3はPI調節器、404は乗算器、405はリミッタで
ある。電圧検出器401によりコンバータ主回路の直流
出力電圧Eを検出し、設定器402において直流出力電
圧設定値E * を設定する。EとE* の差ΔEをPI調節
器403に入力してリアクトル電流Ii の振幅指令値I
p * を得る。振幅指令値Ip * とVi の絶対値とを乗算
器404によって乗算することにより電流指令値Ii *
を得る。この電流指令値Ii * の振幅をコンバータ主回
路の直流出力電圧Eに応じて制御することにより、前記
直流出力電圧Eを所望の値に制御する。すなわち、E*
>Eの場合、振幅指令値Ip * は大きくなり、装置の入
力電流が増加するためEも上昇する。E* <Eの場合、
振幅指令値Ip * は小さくなり、直流出力電圧Eは低下
する。
【0029】図2に示した回路において、図1に示した
回路と同様の制御を行うと、コンバータ主回路に接続さ
れた負荷8に流れる電流が非常に小さくなった場合、直
流出力電圧Eを一定に保つべくリアクトル電流Ii もま
た小さくなる。この時電流指令値Ii * はほぼ零とな
り、制御回路はVi =VS となるよう制御され、リアク
トル電流Ii に基本波成分も零となる。リアクトル電流
i はスイッチング動作に起因する高周波成分(リプ
ル)を持っており、Ii * =0の際には正のリプルと負
のリプルが打ち消し合うことなく、リアクトル電流Ii
はリプルのみとなってしまう。このとき図5(c)の如
く、VS >0で半導体スイッチ2がオン・オフする場合
において、ダイオード4の作用により電流は図5(d)
の如く、正方向にのみ流れ、正のリプルのみ存在するこ
とになり、リプル分に相当する電力が流入し、直流出力
電圧Eが上昇し続けてしまう。
【0030】そこで、リミッタ405は振幅指令値Ip
* が零に近づくとVofs から、振幅指令値Ip * が零に
近づく度合いによって求まる量を減算する。例えば
(4)式に示すような値Vlmを求めVofs から減算す
る。
【0031】
【数4】 Vlm=(Ip * −Iplm * )×a (4) ただし、Iplm * はリミッタ405の動作開始レベルを
決定する値であり、aは適当なゲインである。さらに振
幅指令値Ip * が零に近づいてIp * =0となると、設
定器303の出力Vofs よりVofs と等しい量であるV
lmを減算する。
【0032】図5(e),(f)に示すように振幅指令
値Ip * が零に近い場合にはS’が零より小さい期間、
つまりスイッチングの行われない期間(イ),(ロ)が
存在し、Ip * =0となると、S’は全区間において零
より小さくなり、スイッチングは全く行われない。よっ
てリアクトル電流Ii の基本波成分による電力とリプル
分による電力は共に流入しなくなる。
【0033】リミッタ405の動作中は、入力電流を正
弦波に保つことは不可能となるが、リミッタ405の動
作が電流の基本波成分が零に近いときに限られるので問
題にはならない。
【0034】
【発明の効果】以上、述べたように第1の発明において
は、接続点a,b間の電圧ベクトルV L を制御すること
により、ゲインの小さな調節器による制御が可能になる
ため、調節器の飽和や不安定化に起因する過電流を防止
でき、主回路を構成する素子およびこれに付随する保護
回路等に過剰な過電流耐量をもたせる必要がなくなり、
装置の小型化、低コスト化が可能となる。
【0035】また、第2の発明においては、リミッタを
設けて基準直流電圧を制限することにより、負荷電力が
零から定格値まで広範囲に変化するPWMコンバータ
に、第1の発明による制御を適用することが可能とな
り、第1の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明による制御回路の構成図
【図2】第2の発明による制御回路の構成図
【図3】第1の発明による制御回路の動作を説明するた
めの波形図
【図4】第1の発明による制御回路の動作を説明するた
めのベクトル図
【図5】第2の発明による制御回路の動作を説明するた
めの波形図
【図6】従来の技術によるPWMコンバータの制御回路
の構成図
【図7】従来の技術による制御回路の動作を説明するた
めの波形図
【図8】従来の技術による制御回路の動作を説明するた
めのベクトル図
【符号の説明】
1,2 半導体スイッチ 3,4 ダイオード 5 リアクトル 6 コンデンサ 7 交流電源 8 負荷 10 駆動回路 101 電流検出器 102 電圧検出器 103 絶対値回路 104 PI調節器 105 入力電流指令値発生器 106 キャリア発生器 107,108 コンパレータ 109 パルス分配回路 301 P調節器 302 絶対値回路 303 設定器 401 電圧検出器 402 設定器 403 PI調節器 404 乗算器 405 リミッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体スイッチング素子によって構成さ
    れ、前記半導体スイッチング素子のスイッチング動作に
    より、交流電源からの入力電流を正弦波状に制御しつ
    つ、出力端へ直流電圧を出力する機能を有するPWMコ
    ンバータの制御回路において、 前記交流電源の電圧を検出する交流電圧検出器と、 前記交流電源に同期した電流指令値を出力する入力電流
    指令値発生器と、 前記PWMコンバータの主回路への入力電流を検出する
    入力電流検出器と、 前記入力電流指令値発生器の出力の絶対値と前記入力電
    流検出器の出力の絶対値との差を入力とする電流調節器
    と、 基準直流電圧を発生する設定器と、 前記設定器より出力される基準直流電圧より前記交流電
    圧検出器の出力の絶対値を減算し、さらに、前記電流調
    節器出力を加算する演算手段と、 前記演算手段の出力を入力とし、この演算手段の出力に
    基づいてオン・オフ指令パルスを求め、前記PWMコン
    バータ主回路を駆動する駆動回路へ出力するパルス幅変
    調手段と、 を備えたことを特徴とするPWMコンバータの制御回
    路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のPWMコンバータの制御
    回路において、前記入力電流指令値発生器が、 PWMコンバータの出力電圧を検出する出力電圧検出器
    と、 出力電圧指令値を出力する出力電圧設定器と、 前記出力電圧指令値と前記出力電圧検出器の出力との差
    を入力とする電圧調節器と、 前記電圧調節器出力に比例した振幅を持つ正弦波を出力
    する正弦波発生手段と、から構成され、 かつ、前記電圧調節器出力が零または負の値となる場合
    には、前記基準直流電圧から所定の値を減算するリミッ
    タを備えたことを特徴とするPWMコンバータの制御回
    路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09331679A (ja) * 1996-04-12 1997-12-22 Fuji Electric Co Ltd Pwm制御自励式整流装置の制御方法
JP2007300762A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Toshiba Kyaria Kk 直流電源装置
JP2009189114A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Panasonic Corp 直流電源装置

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