JPH09331512A - マルチメディア通信端末装置の異常検出システム - Google Patents

マルチメディア通信端末装置の異常検出システム

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JPH09331512A
JPH09331512A JP15051696A JP15051696A JPH09331512A JP H09331512 A JPH09331512 A JP H09331512A JP 15051696 A JP15051696 A JP 15051696A JP 15051696 A JP15051696 A JP 15051696A JP H09331512 A JPH09331512 A JP H09331512A
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチメディア通信端末装置側で送信側から
送られてくる画像の表示が停止する場合の異常検出を信
頼性よく行うようにする。 【解決手段】 マルチメディア通信端末装置22では、
映像データ復号部に映像が1枚、すなわち1ピクチャ分
だけ復号されるたびにカウントアップするデコードカウ
ンタ49を配置し、CPU41はソフトウェアカウンタ
を用いてそのカウント値を時間を置いて監視している。
そして、時間的に異なる2つのカウント値が等しい場合
や、時間的に異なる3つのカウント値がすべて等しく
て、しかもチェックする時間を変えても同様の結果の場
合には、表示側の装置に異常が発生したものとして、上
位装置にこれを通知したり、ユーザに異常を知らせて対
処させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信回線を介して送
られてくる映像データの再生を行うマルチメディア通信
端末装置に係わり、特に映像の再生中に生じる異常を検
出するようにしたマルチメディア通信端末装置の異常検
出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報に対する個人または企業の要求
の多様化と共に、ケーブルテレビジョン(CATV)等
の通信回線を利用した画像の受信サービスが普及してい
る。特にこれらの通信回線を利用した画像情報の通信シ
ステムでは、VOD(Video OnDemand :要求に応じた
テレビジョン)と呼ばれるインタラクティブなテレビジ
ョンサービスについての技術開発が活発化している。
【0003】図9は特開平4−324784号公報に開
示されたCATVシステムの概要を表わしたものであ
る。このシステムは、要求に応じたビデオサービスを簡
易な構成で実現するためのものである。このシステム
で、ヘッドエンド装置11と呼ばれるマルチメディアの
供給および供給の制御を行う記録媒体あるいは記録装置
は、伝送ライン12の一端に接続されており、他端は個
々の加入者宅にそれぞれ設置されたセットトップボック
ス(STB)13に接続されている。セットトップボッ
クス13は、マルチメディア通信端末装置であり、ディ
スプレイおよびインタフェースを有するテレビジョン装
置あるいはテレビジョン受信機14に接続されている。
セットトップボックス13には、チャネル選択機構(S
CS)15がそれぞれ配置されている。
【0004】この提案のCATVシステムでは、加入者
が特定の時間帯の特定のテレビジョン番組を指定すると
ヘッドエンド装置11の提供者は、それぞれの加入者位
置に配置された図示しないスイッチング装置を遠隔制御
して、その特定のチャネルに該当するセットトップボッ
クス13を同調させる。加入者は、セットトップボック
ス13のチャネル選択機構15を操作することによっ
て、特定のテレビジョンチャネルによる希望の番組を見
ることができる。このようなシステムの開発が各方面で
進められており、特に娯楽用や教育用としての使用が期
待されている。
【0005】このようなシステムでは、ユーザ側の装置
としてのマルチメディア通信端末装置以外の装置が正常
動作中であっても、予期せぬ障害によってマルチメディ
ア通信端末装置に異常が発生する場合がある。そこで、
このような異常を検出するための提案が行われている。
これには、再生画像の異常から装置の異常を検出するよ
うにしたものや、ソフトウェアの動作から装置の異常を
判断するようなものがある。
【0006】特開昭63−45698号公報では、前者
の方法で異常の検出を行っている。すなわち、この提案
では動画像から取り込んだ1枚の画像をA/D変換(ア
ナログ・ディジタル変換)し、更にこれよりも0.5秒
から1秒前に同様に取り込んだ画像のA/D変換後のも
のとの輝度を比較する。この際には、しきい値を持たせ
たあるレベル以上で輝度の比較を行う。また、前後の2
画面だけでは判定が正確に行えない可能性があるので、
ある一定時間の間、同様の2画面での比較を連続して行
う。この結果、この一定時間の間の輝度比較で両画面に
輝度の変化が見られないと判断された場合には、マルチ
メディア通信端末装置の異常と判断するようにしてい
る。
【0007】特開昭60−51141号公報では、後者
の提案としてソフトウェアの動作から装置の異常を判断
している。この提案では、ある定期的な優先度の低い割
込パルスによって動作するソフトウェア暴走監視用プロ
グラムを、メインプログラムとは別に備えている。そし
て、このソフトウェア暴走監視用プログラムが正常に終
了すると、動作確認パルスが発生し、動作確認パルス計
数用の動作確認パルス計数装置が発生パルス数をカウン
トするようになっている。ソフトウェア暴走監視用プロ
グラムが正常に終了しなかった場合には、動作確認パル
スが発生しないので、この提案では一定時間ごとに割り
込みを行い、割り込みの回数と動作確認パルス計数装置
のカウントした発生パルス数とを比較する。そして、そ
の結果がある条件を満たす場合には、ソフトウェアの暴
走と判断し、マルチメディア通信端末装置の異常を検出
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来提案さ
れた異常検出システムでは、一定時間の間、2つの画面
の比較を連続して行ったり、あるいは定期的にソフトウ
ェア暴走監視用プログラムを実行して動作確認パルスの
チェックを行うようにしているので、マルチメディア通
信端末装置に応用してこれらを組み込むことは装置の特
殊性やシステム規模から非常に困難であった。また、た
とえ異常が検出されても、利用者であるユーザ側にとっ
て特に気にならないような異常もあり、これらにまで一
々対処することはユーザにとって煩雑な場合も多かっ
た。
【0009】そこで本発明の目的は、利用者であるユー
ザとのインタフェースを考慮して、マルチメディア通信
端末装置側で送信側から送られてくる画像の表示が停止
する場合の異常検出を信頼性よく行うようにしたマルチ
メディア通信端末装置の異常検出システムを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)通信回線を介して送られてくる映像データを
復号する映像データ復号手段と、(ロ)この映像データ
復号手段によって映像データが1ピクチャ分だけ復号さ
れるたびにこれをカウントするデコードカウンタと、
(ハ)このデコードカウンタのカウント値の進行状態に
よって映像の再生状態の異常の有無を判別する再生状態
異常判別手段とをマルチメディア通信端末装置の異常検
出システムに具備させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、通信回
線を介して送られてくる映像データを1ピクチャ分だけ
復号するたびにカウント値を変化させるデコードカウン
タを用意し、このデコードカウンタのカウント値の進行
状況で復号が順調に行われているかどうかを判別する。
したがって、例えば映像データの送信側の装置との通信
ケーブルが外れる等の事故によって映像データが途絶え
ると、映像データの復号が行われなくなり、カウント値
がその状態で固定されるので、映像の再生状態に異常が
発生したかどうかを判別することができる。
【0012】請求項2記載の発明では、(イ)通信回線
を介して送られてくる映像データを復号する映像データ
復号手段と、(ロ)この映像データ復号手段によって映
像データが1ピクチャ分だけ復号されるたびにこれをカ
ウントするデコードカウンタと、(ハ)このデコードカ
ウンタのカウント値の進行状態によって映像の再生状態
の異常の有無を判別する再生状態異常判別手段と、
(ニ)この再生状態異常判別手段が映像の再生状態の異
常を判別したとき通信回線を介して映像データを送信す
る送信元に対して映像データの送出を停止させる映像デ
ータ送出停止指示手段とをマルチメディア通信端末装置
の異常検出システムに具備させる。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、通信回
線を介して送られてくる映像データを1ピクチャ分だけ
復号するたびにカウント値を変化させるデコードカウン
タを用意し、このデコードカウンタのカウント値の進行
状況で復号が順調に行われているかどうかを判別し、異
常と判別されたときには、映像データを送信する送信元
に対して映像データの送出を停止させるようにしてい
る。
【0014】請求項3記載の発明では、(イ)通信回線
を介して送られてくる映像データを復号する映像データ
復号手段と、(ロ)この映像データ復号手段によって映
像データが1ピクチャ分だけ復号されるたびにこれをカ
ウントするデコードカウンタと、(ハ)このデコードカ
ウンタのカウント値の進行状態によって映像の再生状態
の異常の有無を判別する再生状態異常判別手段と、
(ニ)この再生状態異常判別手段が映像の再生状態の異
常を判別したとき通信回線を介して映像データを送信す
る送信元に対して映像データの送出を停止させる映像デ
ータ送出停止指示手段と、(ホ)再生状態異常判別手段
が映像の再生状態の異常を判別したときこれを表示する
異常発生表示手段と、(ヘ)この異常発生表示手段が異
常発生を表示した後に異常状態が解消したことが判別さ
れたとき送信先に対して映像データの送出を再開させる
映像データ送出再開指示手段とをマルチメディア通信端
末装置の異常検出システムに具備させる。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、通信回
線を介して送られてくる映像データを1ピクチャ分だけ
復号するたびにカウント値を変化させるデコードカウン
タを用意し、このデコードカウンタのカウント値の進行
状況で復号が順調に行われているかどうかを判別し、異
常と判別されたときには、映像データを送信する送信元
に対して映像データの送出を停止させると共に、受信側
の装置のユーザが分かるように異常が発生したことを表
示することにしている。表示は、モニタ等のディスプレ
イを使用して視覚的に行ってもよいし、ブザーを鳴動さ
せるように音によって行ってもよい。ユーザが異常の元
となる原因を取り除く等によって異常状態が解消したと
きには、例えばユーザが所定のキーを押す等によって装
置側が異常の解消を判別することができる。このように
異常状態が解消した場合には、映像データ送出再開指示
手段が送信先に対して映像データの送出を再開させるこ
とになる。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載のマルチメディア通信端末装置の異常検出シス
テムで再生状態異常判別手段は、所定の時間間隔でデコ
ードカウンタのカウント値を読み取り、連続した2つの
読み取られたカウント値が等しくなったとき再生状態の
異常と判別することを特徴としている。時間を置いた2
つのカウント値が等しい場合には、その間、1ピクチャ
分も復号されなかったことになるので、データの再生に
異常が発生したものとすることにしたのである。
【0017】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載のマルチメディア通信端末装置の異常検出シス
テムで再生状態異常判別手段は、所定の時間間隔でデコ
ードカウンタのカウント値を読み取り、連続した3つ以
上の読み取られたカウント値がすべて等しい状態が所定
の時間にわたって継続して発生したとき再生状態の異常
と判別することを特徴としている。時間を置いて並べら
れた2つ以上のカウント値が等しいときには請求項4記
載の発明と同様の考え方からそれだけで異常が発生した
と判別することもできるが、この状態が更に一定時間以
上連続したことをもって異常を判別することで、伝送ラ
インの瞬間的な回線断による復号の一時的な停止等のあ
る種の異常の発生で、それが一時的なものである場合に
は異常と判別しないことにして、ユーザ側の許容できる
トラブルについては特に異常として検出しないようにし
ている。
【0018】
【発明の実施の形態】
【0019】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例におけるマルチメ
ディア通信端末装置の異常検出システムの構成の概要を
表わしたものである。このシステムは、ヘッドエンド装
置21とマルチメディア通信端末装置22とを伝送ライ
ン23および制御信号線24で接続した構成となってい
る。ここでマルチメディア通信端末装置22は、図9で
も示したように、例えばマルチメディアデータの供給や
供給の制御を行うための記録媒体あるいは記録装置で構
成されている。伝送ライン23は映像データ等のマルチ
メディアデータの伝送を行うラインであり、制御信号線
24はこの伝送のための制御信号の受け渡しを行うライ
ンである。
【0021】図2は、本実施例におけるマルチメディア
通信端末装置の構成を表わしたものである。マルチメデ
ィア通信端末装置22は、映像データ入力端子31と制
御信号入出力端子32を備えている。映像データ入力端
子31は図1に示した伝送ライン23と接続されてお
り、図1に示したヘッドエンド装置21から送られてく
る映像データを受信するようになっている。また、制御
信号入出力端子23は図1に示した制御信号線24を介
してヘッドエンド装置21との間で制御信号の入出力を
行うようになっている。
【0022】映像データ入力端子31から入力されるマ
ルチメディアデータ33は複数チャネル分のデータであ
り、チューナ34で希望のチャネルが選択され、入力信
号システム処理回路35に入力されるようになってい
る。入力信号システム処理回路35は、入力されたマル
チメディアデータを、映像データと音声データおよびそ
の他のデータに分離するようになっている。また、制御
信号入出力端子32は通信回路36と接続されており、
制御信号37が制御信号入出力端子32を介して入出力
されるようになっている。
【0023】これら入力信号システム処理回路35およ
び通信回路36は、バス39に接続されている。バス3
9には、このマルチメディア通信端末装置22全体の制
御を行うCPU(中央処理装置)41や、入力信号シス
テム処理回路35によって分離された後の映像データの
処理を行う映像データ処理部42や、処理後の映像デー
タをモニタ43に表示させるための表示回路44ならび
に入力信号システム処理回路35によって分離された後
の音声データの処理を行う音声データ処理部45が接続
されている。映像データ処理部42は、入力信号システ
ム処理回路35の出力する映像データを一時的に蓄える
映像データバッファメモリ47と、これから出力される
映像データの復号を行う映像データ復号部48を備えて
おり、復号後の映像データが表示回路44に入力される
ことになる。映像データ復号部48にはデコードカウン
タ49が備えられている。デコードカウンタ49は映像
が1枚、すなわち1ピクチャ分だけ復号されるたびにカ
ウントアップを行うようになっており、このカウント値
は、CPU41の要求があったときにバス39を介して
これに供給されるようになっている。
【0024】これに対して、入力信号システム処理回路
35から出力される音声データは音声データ処理部45
内の音声データバッファメモリ51に入力されて一時的
に蓄えられる。そして、音声データ復号部52に入力さ
れて復号され、音声データ処理部45の外に設けられた
増幅回路53で増幅されてスピーカ54から音声が出力
される。バス39には、CPU41の制御のためのプロ
グラムを格納した図示しないROM(リード・オンリ・
メモリ)や、そのプログラム実行過程で処理されるデー
タを一時的に格納する図示しないRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)も接続されている。また、CPU41
にはキーボード等によって構成される入力装置56から
必要な指示が入力されるようになっている。
【0025】図3は、以上のような構成のマルチメディ
ア通信端末装置で異常検出時の割込制御が行われる様子
を表わしたものである。図1および図2と共に、この割
込処理の様子を説明する。この装置による異常検出のタ
イミングの設定は、図示しないクロック信号をカウント
するソフトウェアタイマを用いてCPU41に対して周
期的な割り込みをかけることによって実現される。この
ソフトウェアタイマによる割り込みの周期は、映像が1
枚以上、すなわち1ピクチャ分以上復号されるだけの長
さが必要とされる。本実施例では更に後に説明する理由
によって、マルチメディア通信端末装置22からマルチ
メディアデータ33の再送要求を行ってからヘッドエン
ド装置21がこれを再送し、映像の再現が行われるまで
の時間以上の長さの時間が必要とされる。
【0026】マルチメディアデータの再生が開始する
と、ソフトウェアタイマがカウントを開始する。この結
果、CPU41に対して割込入力があると(スター
ト)、CPU41はこの割込入力を確認する(ステップ
S101)。そして、その割り込みが再生開始後の最初
のものであるかどうかを判別する(ステップS10
2)。割り込みの回数の管理は、例えば再生開始時に前
記したRAMに格納する割込回数に関する数値をクリア
し、その後に割り込みがあるたびにこの値を読み出して
は“1”ずつカウントアップしてこのRAMに格納する
ことによって実現することができる。
【0027】1回目の割り込みであった場合(Y)、C
PU41はデコードカウンタ49のカウント値を読み取
り(ステップS103)、そのカウント値を前記したR
AMの所定の領域に格納して(ステップS104)、こ
の割込処理を終了させる(エンド)。そして、次の割込
処理まで待機状態となる。この段階ではまだデコードカ
ウンタ49のカウント値を比較する対象がない。
【0028】ステップS102で1回目の割り込みでは
ないと判別された場合には(N)、デコードカウンタ4
9の値が読み取られる(ステップS105)。この読み
取られた値は、前々回のソフトウェアタイマからの割り
込みの発生時に読み取って既に格納されているRAM上
のカウント値に上書きして格納する(ステップS10
6)。そして、この今回の割り込み発生時に読み取って
上書きしたデコードカウンタ49の値と、前回のソフト
ウェアタイマからの割り込みの発生時に読み取ってRA
Mに格納したカウント値(こちらの方はまだ上書きされ
ていない)とが等しいかどうかの判別を行う(ステップ
S107)。ここで、カウント値が等しくないと判別さ
れた場合には(N)、映像が1枚以上、すなわち1また
は複数ピクチャ分だけ復号されており、画像の再生が停
止状態とはなっていない。したがって、この段階で異常
は検出されないので、この割込処理自体は終了し、次の
割込処理まで異常検出が待機状態となる(エンド)。
【0029】ステップS107で両者のカウント値が等
しいと判別された場合(Y)、CPU41は画像の復号
が停止したことによる異常が発生したと判断する。そし
て、映像データ復号部48に対して、表示回路44に送
出される映像信号をブルーバックにする処理を行わせる
(ステップS108)。そして、モニタ43に出力され
ている異常をきたした再生画像のマスク処理を行う。そ
の後、CPU41は上位装置としてのヘッドエンド装置
21に対して異常が発生したことを異常検出メッセージ
で通知する(ステップS109)。この異常検出メッセ
ージは、通信回路36から制御信号37として出力さ
れ、図1に示した制御信号線24を介してヘッドエンド
装置21に伝達される。更にCPU41はソフトウェア
タイマを停止させる処理を行い(ステップS110)、
この割込処理を終了させる(エンド)。ソフトウェアタ
イマを停止させたのは、次以降の割込処理で異常の検出
が連続して行われる事態を防止するためである。
【0030】図4は、マルチメディア通信端末装置から
の異常検出のメッセージを受けたヘッドエンド装置の処
理の流れを表わしたものである。図1および図2と共に
この処理を説明する。上位装置であるヘッドエンド装置
21は図示しないがCPUやプログラムを格納した磁気
ディスク等の記憶媒体およびRAM等の作業用メモリを
備えており、CPUによるプログラムの実行によって各
種の制御を行うようになっている。このヘッドエンド装
置21が異常検出のメッセージを受信すると(ステップ
S202;Y)、装置内のCPUがマルチメディア通信
端末装置22に対するマルチメディアデータ33の送信
を停止させる(ステップS202)。そして、制御信号
線24に対してマルチメディアデータ33の送信が停止
した旨の応答を送出して、データ送信のための一連の処
理を終了させる(エンド)。
【0031】図5は、ヘッドエンド装置に対して異常検
出のメッセージを送信した後のマルチメディア通信端末
装置の処理の流れを表わしたものである。図1および図
2と共にこの処理を説明する。マルチメディア通信端末
装置22内のCPU41はヘッドエンド装置21に対し
て異常検出のメッセージを送出した後、ステップS20
3による応答が受信されるのを待機している(ステップ
S301)。そして、ヘッドエンド装置21から応答が
来たら(Y)、表示回路44に対して異常検出確認情報
をモニタ43に表示させる指示を与える(ステップS3
02)。これはマルチメディア通信端末装置22の現在
の状態を操作者であるユーザに通知するためである。
【0032】ユーザは、この異常検出確認情報をモニタ
43を通して受け取ることで、現在のマルチメディア通
信システムの状態を把握することができる。また、異常
検出確認情報として、異常の生じる可能性の高い原因を
表示してその確認を促すことが可能である。例えば配線
の接続状態の確認を促すようにすれば、ユーザは伝送ラ
イン23等の配線のゆるみや外れに対する確認が可能に
なる。本実施例では、ユーザがこれらの確認を行って入
力装置56から確認済みを示すキー入力を行うまで(ス
テップS303;Y)、処理は次のステップに進まな
い。
【0033】ユーザが確認済みを示すキー入力を行った
ら、CPU41はマルチメディア通信端末装置22の入
力データの処理を行う部分の初期化処理を実行し(ステ
ップS304)、映像データ復号部48を再生状態にす
る(ステップS305)。これにより画像の再生が可能
な状態になるので、この時点でCPU41は再びソフト
ウェアタイマの計時動作を開始させる(ステップS30
6)。そして、上位装置であるヘッドエンド装置21に
対してマルチメディアデータ33の再送信を要求するこ
とになる(ステップS307)。
【0034】図6は、本実施例のマルチメディア通信端
末装置とヘッドエンド装置との間の異常検出とリカバリ
に至る処理シーケンスをマルチメディア通信端末装置
(STB)側のハードウェアとCPUの処理機能(ソフ
トウェア)との関係を中心として表わしたものである。
図3〜図5ですでに説明した処理ステップについてはそ
の記号を記入している。図5のステップS307でマル
チメディアデータ33の再送信を要求したら、ヘッドエ
ンド装置21は、これに対して応答して(図6ステップ
S401)、再びマルチメディア通信端末装置22に対
してマルチメディアデータ33の送信を行うことになる
(ステップS402)。
【0035】このように本実施例のマルチメディア通信
端末装置の異常検出システムでは、マルチメディア通信
端末装置22側の画像停止をソフトウェアカウンタを用
いて検出することによって装置の異常を検出することに
し、かつリカバリ処理を行った後に再びマルチメディア
データ33の再生を開始させることにした。この実施例
では通常速度の再生を前提として説明を行ったが、スロ
ー再生等の特殊な再生を行っている状態で生じる異常に
対しても同様の処理シーケンスを適用することができ
る。
【0036】変形例
【0037】図7は、実施例で説明した割込処理に対す
る変形例としての処理の前半部分を表わしたものであ
る。図1および図2と共に、この割込処理の様子を説明
する。この装置による異常検出のタイミングの設定は、
実施例で説明したソフトウェアタイマを用いてCPU4
1に対して周期的な割り込みをかけることによって実現
される。
【0038】マルチメディアデータの再生が開始する
と、ソフトウェアタイマがカウントを開始する。この結
果、CPU41に対して割込入力があると(スター
ト)、CPU41はこの割込入力を確認する(ステップ
S501)。そして、その割り込みが再生開始後の最初
のものであるかどうかを判別する(ステップS50
2)。割り込みの回数の管理は、例えば再生開始時に前
記したRAMに格納する割込回数に関する数値をクリア
し、その後に割り込みがあるたびにこの値を読み出して
は“1”ずつカウントアップしてこのRAMに格納する
ことによって実現することができる。
【0039】1回目の割り込みであった場合(Y)、C
PU41はデコードカウンタ49のカウント値を読み取
り(ステップS503)、そのカウント値を前記したR
AMの所定の領域に格納して(ステップS504)、こ
の割込処理を終了させる(エンド)。そして、次の割込
処理まで待機状態となる。この段階ではまだデコードカ
ウンタ49のカウント値を比較する対象がない。
【0040】ステップS102で1回目の割り込みでは
ないと判別された場合には(N)、割込入力が2回目の
ものであるかどうかを判別する(ステップS505)。
2回目の割り込みであった場合(Y)、デコードカウン
タ49の値が読み取られ(ステップS505)、このカ
ウント値は前記したRAMの他の所定の領域に格納する
(ステップS507)。そして、同様に次の割込処理ま
で待機状態となる。
【0041】図8は、図7のステップS505で2回目
以降の割り込みであると判別された場合のその後の処理
の流れを表わしたものである。2回目以降の割り込みで
あると判別された場合には(ステップS505;N)、
デコードカウンタ49のカウント値が読み取られ(ステ
ップS508)、これを前々々回のソフトウェアタイマ
からの割り込みの発生時に読み取って既に格納されてい
るRAM上のカウント値に上書きして格納する(ステッ
プS509)。そして、この今回の割り込み発生時に読
み取って上書きしたデコードカウンタ49の値と、前回
のソフトウェアタイマからの割り込みの発生時に読み取
ってRAMに格納したカウント値とを比較し、更に前回
のソフトウェアタイマからの割り込みの発生時に読み取
ってRAMに格納したカウント値と前々回のソフトウェ
アタイマからの割り込みの発生時に読み取ってRAMに
格納したカウント値とを比較する(ステップS51
0)。そして、これら今回、前回および前々回の割り込
み時におけるデコードカウンタ49の3つの値がすべて
等しいかどうかの判別を行う(ステップS511)。
【0042】これらの値のいずれか1つでも相違してい
れば(N)、前記したRAM内に新たに設けたカウント
値格納用の領域に記憶するソフトウェア的なカウンタ
(以下画像復号停止カウンタという。)のカウント値を
“0”に設定する(ステップS512)。この状態では
映像の取り込みの回数が時間的に変化しているので、画
像の復号が完全に停止していない可能性が高い。このた
め、この画像復号停止カウンタの内容をクリアし、割込
処理を終了させて、ソフトウェアタイマによる割り込み
の待機状態となる(エンド)。
【0043】これに対して、デコードカウンタ49のカ
ウントした3種類のカウント値がすべて等しい場合には
(ステップS511;Y)、画像復号停止カウンタのカ
ウント値を“1”だけインクリメントする(ステップS
513)。そして、このカウント値が所定の2以上の整
数であるかどうかのチェックが行われる(ステップS5
14)。本実施例ではこの整数を“10”に設定してい
る。“10”に到達していない場合には(N)、まだ異
常の発生によって画像の復号が完全に停止したと判断す
るには早いものとされる。したがって、この場合には割
込処理が終了し、ソフトウェアタイマによる割り込みの
待機状態となる(エンド)。
【0044】これに対して画像復号停止カウンタのカウ
ント値が“10”となった場合(ステップS514;
Y)、CPU41は画像の復号が停止したことによる装
置の異常であると判断する。そして、映像データ復号部
48に対して表示回路44に送出される映像信号をブル
ーバックにする処理を行わせる(ステップS515)。
そして、モニタ43に出力されている異常をきたした再
生画像のマスク処理を行う。その後、CPU41は上位
装置としてのヘッドエンド装置21に対して異常が発生
したことを異常検出メッセージで通知する(ステップS
516)。この異常検出メッセージは、通信回路36か
ら制御信号37として出力され、図1に示した制御信号
線24を介してヘッドエンド装置21に伝達される。更
にCPU41はソフトウェアタイマを停止させる処理を
行い(ステップS517)、この割込処理を終了させる
(エンド)。
【0045】ソフトウェアタイマを停止させたのは、カ
ウント値がいつまでも増大するのを防止するためであ
る。ステップS514では画像復号停止カウンタのカウ
ント値が“10”となった場合のみ異常を検出している
ので、次以降の割込処理で異常の検出が連続して行われ
ることはない。ただし、ステップS514で画像復号停
止カウンタのカウント値が“10”以上であるかどうか
の判別を行うようにすれば、先の実施例と同様にステッ
プS517の処理は次以降の割込処理で異常の検出が連
続して行われることを防止する意味をもつことになる。
【0046】以上説明したように実施例と変形例では割
込処理に若干の相違がある。実施例で示した割込処理
は、割込タイミングが比較的長い場合に特に好ましい。
例えば割込発生タイミングが10秒であった場合で1秒
間に30枚の画像が復号されるものとすると、マルチメ
ディア通信端末装置22ではこの10秒間に300枚の
画像を復号する必要がある。この10秒間の間にデコー
ドカウンタ49のカウント値に変化が見られないなら
ば、明らかに異常と判別することができる。
【0047】これに対して、割込タイミングが比較的短
い場合には変形例の割込処理が好適な場合が多い。例え
ば割込タイミングが0.5秒で、伝送ライン23に瞬間
的な回線断が発生したものとする。この後は伝送ライン
23が正常にマルチメディアデータ33の送信を行うも
のとすると、ユーザは瞬間的な画像の停止を認識するも
のの、その後は正常な再生が行われるので、異常検出処
理を行ってその表示を行うことはユーザに却って不自然
な印象を与えてしまう。このような不都合を回避するた
めには、短い検出タイミングに加えて、前後2画面のみ
の比較による異常検出の判定では不十分である。そこで
変形例では3画面分の比較を行い、更に一定時間の間
(実施例では画像復号停止カウンタのカウント値が“1
0”以上となるまで)、異常検出の判定を継続するよう
にしている。これにより、割込タイミングが比較的短い
ようなマルチメディア通信端末装置22でであっても、
十分な精度で異常の検出が可能になる。
【0048】この変形例の割込処理では、デコードカウ
ンタ49が映像を再生する際に発生する垂直同期信号
(V−SYNC)を基準に動作する場合、次のような内
容に変更することで対処することができる。すなわち、
正常に画像の復号が行われている場合にはそのカウント
を行わず、画像が停止したときにこの垂直同期信号の発
生タイミングでカウントを行うような場合に、ステップ
S511の判断基準を「3回の値がすべて異なるか」と
いう内容に変更すればよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、通信回線を介して送られてくる映像データを
1ピクチャ分だけ復号するたびにカウント値を変化させ
るデコードカウンタを用意し、このデコードカウンタの
カウント値の進行状況で復号が順調に行われているかど
うかを判別することにしたので、静止画像が送られてき
たような場合にも、復号自体は行われるので、誤って異
常であると判別することがなく、信頼性のある異常検出
システムを構成することができる。
【0050】また、請求項2記載の発明によれば常と判
別されたときには、映像データを送信する送信元に対し
て映像データの送出を停止させるようにしているので、
マルチメディアデータ等のデータ送信側でも受信側で異
常が発生したことを検知することができ、受信側のユー
ザと共働してシステムの復旧に努めることができ、異常
事態の回復をより迅速に行うことができる。
【0051】更に請求項3記載の発明によれば、異常と
判別されたときには、映像データを送信する送信元に対
して映像データの送出を停止させると共に、受信側の装
置にユーザが分かるように異常が発生したことを表示す
るようにしたので、ユーザが見逃したような異常に対し
てもユーザに適切な処置を採らせることができる。ま
た、異常事態が解消したときこれを検出できるように
し、このときには送信先に対して映像データの送出を再
開させる映像データ送出再開指示を行うことにしたの
で、ユーザの同様な措置を不要とし、また映像の表示の
再開までの時間を短縮することができる。
【0052】また、請求項4あるいは請求項5記載の発
明によれば、カウント値の比較を行って異常の有無を判
別するので、従来の装置と比較して装置の構成が単純と
なり、しかも信頼性の高い検出結果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるマルチメディア通信
端末装置の異常検出システムのシステム構成図である。
【図2】本実施例におけるマルチメディア通信端末装置
の構成を表わしたブロック図である。
【図3】本実施例のマルチメディア通信端末装置で異常
検出時の割込制御が行われる様子を表わした流れ図であ
る。
【図4】マルチメディア通信端末装置からの異常検出の
メッセージを受けたヘッドエンド装置の処理の流れを表
わした流れ図である。
【図5】ヘッドエンド装置に対して異常検出のメッセー
ジを送信した後のマルチメディア通信端末装置の処理の
流れを表わした流れ図である。
【図6】異常検出とリカバリに至る処理シーケンスをマ
ルチメディア通信端末装置側のハードウェアとCPUの
処理機能との関係を中心として表わしたシーケンス説明
図である。
【図7】本発明の変形例における割込処理の前半部分を
示した流れ図である。
【図8】本発明の変形例における割込処理の後半部分を
示した流れ図である。
【図9】従来提案されたCATVシステムの概要を表わ
したシステム構成図である。
【符号の説明】
21 ヘッドエンド装置 22 マルチメディア通信端末装置 23 制御信号入出力端子 33 マルチメディアデータ 41 CPU 42 映像データ処理部 43 モニタ 44 表示回路 48 映像データ復号部 49 デコードカウンタ 56 入力装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して送られてくる映像デー
    タを復号する映像データ復号手段と、 この映像データ復号手段によって映像データが1ピクチ
    ャ分だけ復号されるたびにこれをカウントするデコード
    カウンタと、 このデコードカウンタのカウント値の進行状態によって
    映像の再生状態の異常の有無を判別する再生状態異常判
    別手段とを具備することを特徴とするマルチメディア通
    信端末装置の異常検出システム。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して送られてくる映像デー
    タを復号する映像データ復号手段と、 この映像データ復号手段によって映像データが1ピクチ
    ャ分だけ復号されるたびにこれをカウントするデコード
    カウンタと、 このデコードカウンタのカウント値の進行状態によって
    映像の再生状態の異常の有無を判別する再生状態異常判
    別手段と、 この再生状態異常判別手段が映像の再生状態の異常を判
    別したとき前記通信回線を介して映像データを送信する
    送信元に対して映像データの送出を停止させる映像デー
    タ送出停止指示手段とを具備することを特徴とするマル
    チメディア通信端末装置の異常検出システム。
  3. 【請求項3】 通信回線を介して送られてくる映像デー
    タを復号する映像データ復号手段と、 この映像データ復号手段によって映像データが1ピクチ
    ャ分だけ復号されるたびにこれをカウントするデコード
    カウンタと、 このデコードカウンタのカウント値の進行状態によって
    映像の再生状態の異常の有無を判別する再生状態異常判
    別手段と、 この再生状態異常判別手段が映像の再生状態の異常を判
    別したとき前記通信回線を介して映像データを送信する
    送信元に対して映像データの送出を停止させる映像デー
    タ送出停止指示手段と、 前記再生状態異常判別手段が映像の再生状態の異常を判
    別したときこれを表示する異常発生表示手段と、 この異常発生表示手段が異常発生を表示した後に異常状
    態が解消したことが判別されたとき前記送信先に対して
    映像データの送出を再開させる映像データ送出再開指示
    手段とを具備することを特徴とするマルチメディア通信
    端末装置の異常検出システム。
  4. 【請求項4】 前記再生状態異常判別手段は、所定の時
    間間隔でデコードカウンタのカウント値を読み取り、連
    続した2つの読み取られたカウント値が等しくなったと
    き再生状態の異常と判別することを特徴とする請求項1
    〜請求項3記載のマルチメディア通信端末装置の異常検
    出システム。
  5. 【請求項5】 前記再生状態異常判別手段は、所定の時
    間間隔でデコードカウンタのカウント値を読み取り、連
    続した3つ以上の読み取られたカウント値がすべて等し
    い状態が所定の時間にわたって継続して発生したとき再
    生状態の異常と判別することを特徴とする請求項1〜請
    求項3記載のマルチメディア通信端末装置の異常検出シ
    ステム。
JP15051696A 1996-06-12 1996-06-12 マルチメディア通信端末装置の異常検出システム Expired - Lifetime JP3109439B2 (ja)

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JP15051696A JP3109439B2 (ja) 1996-06-12 1996-06-12 マルチメディア通信端末装置の異常検出システム
US08/872,905 US6075552A (en) 1996-06-12 1997-06-11 Monitoring system of multimedia communication terminal
AU24817/97A AU716341B2 (en) 1996-06-12 1997-06-11 Monitoring system of multimedia communication terminal
EP97304129A EP0813341B1 (en) 1996-06-12 1997-06-12 Multimedia communication terminal monitoring system

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7272356B1 (en) 2000-10-19 2007-09-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Information delivery system
US7602727B2 (en) 2003-10-01 2009-10-13 Nec Corporation Method and apparatus for resolving deadlock of auto-negotiation sequence between switches
JP2013066231A (ja) * 2012-12-05 2013-04-11 Casio Comput Co Ltd 動画制御装置及びプログラム

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JP2013066231A (ja) * 2012-12-05 2013-04-11 Casio Comput Co Ltd 動画制御装置及びプログラム

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