JPH09331477A - 映像入力装置 - Google Patents

映像入力装置

Info

Publication number
JPH09331477A
JPH09331477A JP8149032A JP14903296A JPH09331477A JP H09331477 A JPH09331477 A JP H09331477A JP 8149032 A JP8149032 A JP 8149032A JP 14903296 A JP14903296 A JP 14903296A JP H09331477 A JPH09331477 A JP H09331477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
unit
adjusted
adjustment
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8149032A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiko Miyasaka
いち子 宮坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8149032A priority Critical patent/JPH09331477A/ja
Publication of JPH09331477A publication Critical patent/JPH09331477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意のカメラ部と映像処理部とを組み合わせ
た場合でも色再現性のよい映像を得ることができるよう
にする。 【解決手段】 カメラ部100と映像処理部200とが
分離可能な映像入力装置において、前記カメラ部100
の個体差を吸収するための調整データを計算する計算手
段(システム制御部)106と、前記計算された調整デ
ータを記憶するための記憶手段と、前記カメラ部100
が調整済みであるか未調整であるかを示す情報を保存す
るための保存手段と、電源立ち上げ時に前記カメラ部1
00が調整済みであるか否かを判断する調整判断手段
と、前記カメラ部100が調整済みならば前記計算され
た調整データを映像処理部200に出力し、未調整なら
ばデフォルトの調整データを映像処理部200に出力す
るとともに、未調整であることをユーザに報知する通知
手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被写体を映像信号に
変換するための映像入力装置に関し、特に、カメラ部と
映像処理部とが分離可能な映像入力装置に用いて好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の映像入力装置の構成を示
すブロック図である。図5において、400は映像入力
装置本体、500は外部装置であり、映像を表示するた
めのモニタである。
【0003】401はシステム制御部であり、CPU、
ROM、RAM、EEPROM、制御ポート、通信ポー
ト等の機能を有するワンチップマイコンからなり、映像
入力装置本体400の各デバイスを制御し、オートホワ
イトバランス制御等を行う。
【0004】101はレンズ部であり、ズームレンズを
手動で動かすためのズームリング、及びフォーカスレン
ズを手動で動かすためのフォーカスリングを備えてい
る。102はアイリス部であり、前記レンズ部101を
通過する入射光量を調整するアイリスおよび前記アイリ
スを手動で動かすためのアイリスリングを備えている。
【0005】103は撮像素子であり、前記レンズ部1
01及びアイリス部102を通過した映像を光電変換し
て電気信号に変換するCCD等により構成されている。
104はS/H、AGC回路であり、撮像素子103の
蓄積電荷のノイズを低減するためにサンプリングホール
ドを行うとともに、撮像信号のゲインを調整するための
ものであり、アナログ撮像信号114を出力する。
【0006】105は、前記撮像素子103の蓄積動
作、読み出し動作、リセット動作を制御するための撮像
素子駆動回路であり、TG(タイミングジェネレータ)
により構成されている。前記撮像素子駆動回路105
は、システム制御部401により制御されて撮像素子1
03のシャッタースピードを変えることができる。ま
た、前記撮像素子駆動回路105からは映像同期信号1
12が出力される。
【0007】106はシステム制御部であり、前記S/
H、AGC回路104から出力されるアナログ撮像信号
114を、規格化されたデジタル映像信号に変換する処
理を行う。また、入力されたアナログ撮像信号114に
基づいて被写体の露出(明るさ)データ、ホワイトバラ
ンスデータ、フォーカス焦合データ等を計算する。
【0008】これらのデータは、垂直帰還(Vブランキ
ング)毎に、割り込み信号をシステム制御部401に発
生させる。割り込みを認識したシステム制御部401
は、必要に応じてこれらの情報を読み出し、システム制
御部401のRAMエリア(図示せず)に書き込む。
【0009】204はエンコーダ回路であり、前記シス
テム制御部106から出力されるデジタル映像信号を多
重化したコンポジット信号に変換するためももので、前
記変換したコンポジット信号を映像出力コネクタ210
に出力する。501は信号ケーブルであり、前記映像出
力コネクタ210から出力されるコンポジット信号を、
外部装置であるモニタ500に伝送するためのものであ
る。
【0010】前述のように構成された映像入力装置は、
CCD等の撮像素子103のばらつきや、個々の基板
(図示せず)のばらつき等が原因で、カメラヘッド固有
の調整データを有している。前記カメラヘッド固有の調
整データは、各カメラヘッドの個体差を吸収するもので
あり、システム制御部106において、アナログ映像信
号から、規格化されたデジタル映像信号に変換されると
き、ホワイトバランス制御や色調整制御を行うためのパ
ラメータとして用いられる。なお、前記カメラヘッド固
有の調整データは、工場出荷時に調整が行われ、調整結
果はシステム制御部401のEEPROM(図示せず)
に書き込まれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなカメラ部
と映像処理部とが分離可能な映像入力装置においては、
前記カメラ部と映像処理部との組み合わせを任意に行う
ことができるので、ユーザはカメラ部を後から追加購入
する場合がある。このような場合に、ユーザは前記追加
購入したカメラ部の調整を行う必要があるが、前記追加
購入したカメラ部が調整済みか、或いは未調整であるか
を識別することができない。そのため、追加購入したカ
メラ部が未調整である場合には、デフォルトの調整デー
タによる信号処理が行われてしまい、この結果、色再現
性が好ましくない映像が出力されてしまう欠点が生じ
る。
【0012】本発明は前述の問題点にかんがみ、任意の
カメラ部と映像処理部とを組み合わせた場合でも色再現
性のよい映像を得ることができるようにすることを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の映像入力装置
は、カメラ部と映像処理部とが分離可能に構成された映
像入力装置において、前記カメラ部が調整済みであるか
未調整であるかを示すカメラヘッド調整情報を保存する
ための保存手段と、前記保存手段に保存されているカメ
ラヘッド調整情報に基づいて前記カメラ部が調整済みか
否かを電源立ち上げ時に判断する調整判断手段と、前記
調整判断手段の判断の結果、前記カメラ部が未調整なら
ばそれをユーザに報知する報知手段とを具備することを
特徴としている。
【0014】また、本発明の他の特徴とするところは、
カメラ部と映像処理部とが分離可能に構成された映像入
力装置において、前記カメラ部の個体差を吸収するため
の調整データを計算する計算手段と、前記計算手段によ
り計算された調整データを記憶するための記憶手段と、
前記カメラ部が調整済みであるか未調整であるかを示す
カメラヘッド調整情報を保存するための保存手段と、前
記保存手段に保存されているカメラヘッド調整情報に基
づいて前記カメラ部が調整済みか否かを電源立ち上げ時
に判断する調整判断手段と、前記調整判断手段の判断の
結果、前記カメラ部が調整済みならば前記記憶手段に保
存されている計算された調整データを映像処理部に出力
し、前記カメラ部が未調整ならばデフォルトの調整デー
タを映像処理部に出力する調整データ出力手段と、前記
カメラ部が調整済みであるか未調整であるかをユーザに
報知する報知手段とを具備することを特徴としている。
【0015】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、カメラ部
と映像処理部とが分離可能に構成された映像入力装置に
おいて、前記カメラ部が調整済みであるか未調整である
かを示すカメラヘッド調整情報を保存するとともに、前
記保存されているカメラヘッド調整情報に基づいて前記
カメラ部が調整済みか否かを電源立ち上げ時に判断し、
前記カメラ部が未調整ならばそれをユーザに報知するよ
うにしたので、ユーザは、前記カメラ部が未調整である
ことを知らずに撮影することにより、デフォルトの調整
データによる信号処理が行われ、その結果、色再現性が
好ましくない映像が出力されてしまう不都合を防止する
ことができる。
【0016】また、本発明の他の特徴によれば、前記カ
メラ部が調整済みならば、前記カメラ部の個体差を吸収
するために計算された調整データを映像処理部に出力
し、また、前記カメラ部が未調整ならばデフォルトの調
整データが前記映像処理部に出力するとともに、前記カ
メラ部が未調整であることをユーザに報知するので、ユ
ーザはカメラ部が調整済みか、未調整であるかを容易
に、かつ確実に識別することができるとともに、未調整
である場合には、カメラヘッドの個体差を吸収するため
の調整データを計算して良好な調整を行うことができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の映像入力装置の一
実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施の
形態の映像入力装置の構成を示すブロック図である。図
1において、100はカメラ部、200は映像処理部、
300はホスト端末であり、前記カメラ部100と映像
処理部200とは信号ケーブル109を介して接続され
る。
【0018】映像処理部200は、バスi/f208に
より前記ホスト端末300と接続されており、前記バス
i/f208を通して前記ホスト端末300から与えら
れる制御信号により映像処理部200及びカメラ部10
0が制御される。
【0019】次に、カメラ部100の構成について説明
する。101は、レンズ部であり、撮像レンズ、フォー
カスレンズ、フォーカスレンズを手動で動かすためのフ
ォーカスリングを備えている。102は、アイリス部で
あり、レンズ部101を通過する入射光量を調整するた
めのもので、アイリスおよび前記アイリスを手動で動か
すためのアイリスリングを備えている。
【0020】103は、CCD等の撮像素子であり、レ
ンズ部101及びアイリス部102を通して入射した被
写体像を光電変換し、電気信号に変換するためのもので
ある。本実施の形態においては、20万画素を有してい
る。
【0021】104は、撮像素子103の蓄積電荷のノ
イズを低減するためにサンプリングホールドを行うとと
もに、撮像信号のゲインを調整するS/H、AGC回路
であり、アナログ撮像信号114を出力する。システム
制御部106から出力される制御信号111により制御
されて出力するアナログ撮像信号114のゲイン調整を
する。
【0022】105は、撮像素子駆動回路(TG)であ
り、撮像素子103の画素数に応じて蓄積動作、読み出
し動作及びリセット動作を制御するTG等により構成さ
れていて、前記システム制御部106から出力される制
御信号110により制御されて、シャッタースピードを
変える制御を行う。
【0023】システム制御部106は、CPU、RO
M、RAM、制御ポート、通信ポート等の機能を有する
ワンチップマイコンからなっている。このような構成の
システム制御部106は、カメラ部100の各デバイス
を制御し、映像処理部200と双方向通信を行う。
【0024】107は、コネクタであり、信号ケーブル
109を着脱自在に接続するためのものである。108
は、同期信号発生回路(SSG)であり、撮像素子駆動
回路105から供給されるクロックから水平同期信号
(HD)、垂直同期信号(VD)及び映像クロック等の
映像同期信号112を発生する。
【0025】113は、カメラ部100と映像処理部2
00との間で双方向データ通信を行うためのデータ等を
送るデータ線/制御線であり、システム制御部106の
シリアル通信ポートとコネクタ107との間を接続して
いる。
【0026】次に、映像処理部200について説明す
る。250は、システム制御部であり、CPU、RO
M、RAM、制御ポート、通信ポート等の機能を有する
ワンチップマイコンにより構成されており、映像処理部
200の各デバイスの制御、オートホワイトバランス制
御、カメラ部100、150との通信、バスi/f20
8を介したホスト端末300との通信を行う。また、ホ
スト端末300からのコマンドを解釈し、ホスト端末3
00から要求された種々の動作を行う。
【0027】201は、AD変換回路であり、カメラ部
100から信号ケーブル109を介して伝送されたアナ
ログ撮像信号217をデジタル撮像信号218に変換す
るためのものである。202は、信号処理回路であり、
AD変換回路201により変換されたデジタル撮像信号
218を、規格化されたデジタル映像信号219に変換
する処理を行う。
【0028】また、信号処理回路202は、露出制御の
ために使用する被写体の明るさデータ、ホワイトバラン
ス制御のためのホワイトバランスデータ、フォーカス制
御のためのフォーカス焦合データを通知するための割り
込み信号を垂直同期信号の周期でシステム制御部250
に発生させる。
【0029】割り込みを認識したシステム制御部250
は、シリアルデータライン223を介してこれらの情報
を読み出し、システム制御部250のRAMエリア(図
示せず)に書き込む。
【0030】204は、エンコーダ回路であり、規格さ
れたデジタル映像信号219を多重化したコンポジット
信号221に変換するとともに、前記変換したコンポジ
ット信号221を、映像出力コネクタ210に出力す
る。205は、メモリコントローラ回路であり、メモリ
制御信号212を出力して画像メモリ206の読み出し
・書き込みの制御を行うためのものである。
【0031】前記画像メモリ206は、信号処理回路2
02及びスキャンレートコンバータ回路207からのデ
ジタル映像信号を蓄積するためのものである。スキャン
レートコンバータ回路(SRC)207は、映像処理部
200のデジタル映像信号213とホスト端末300の
デジタル映像信号214の縦横比の違いを変換して吸収
するためのものである。
【0032】203は切り替えスイッチであり、エンコ
ーダ回路204へ出力するデジタル信号225として、
信号処理回路202から出力されるデジタル映像信号2
19か、画像メモリ206から読みだされるデジタル映
像信号216の何方かの映像信号を選択するためのもの
であり、制御線224を介してシステム制御部250か
ら送られる制御信号により選択動作を行う。
【0033】バスi/f回路208は、ホスト端末30
0であるコンピュータのバスに接続するためのものであ
る。これにより、ホスト端末300と映像処理部200
との間でデジタル映像信号214及び制御データ226
のデータ通信を行い、ホスト端末300からメモリコン
トローラ回路205、スキャンレートコンバータ回路2
07の制御を行うことが可能となる。
【0034】215は映像同期信号であり、カメラ部1
00の映像同期信号112と対応する映像処理部200
の信号処理回路202、メモリコントローラ回路20
5、エンコーダ回路204に供給される。
【0035】222はシリアルのデータ線/制御線であ
り、カメラ部100と映像処理部200との間で双方向
データ通信を行うためのもので、システム制御部250
のシリアルデータポートに接続されている。このように
構成された本実施の形態の映像入力装置によれば、ユー
ザはカメラ部100を交換することにより、用途に応じ
たカメラヘッドを自由に選択することができる。
【0036】ところで、カメラ部100を交換する場
合、カメラヘッドの種類に応じて信号処理回路202に
パラメータを設定しなければならない。例えば、カメラ
部100が単焦点カメラである場合、撮像素子103の
画素数は20万画素である。
【0037】それに対し、カメラ部100がズームカメ
ラの場合、撮像素子103の画素数は40万画素であ
る。この場合、カメラ部100が接続された場合は20
万画素モードで、カメラ部150が接続された場合は4
0万モードで信号処理回路202を初期化する。
【0038】図2は、カメラ部100の動作を制御する
システム制御部106の構成を示すブロック図である。
前述したように、システム制御部106は、ワンチップ
マイコン及びそれを制御するソフトウエアからなる。
【0039】図2において、251は内部バス、252
はCPU、253はソフトウエアを格納するROM、2
54はソフトウエアのワーク領域として使用するRA
M、255は書き換え可能なROM(EEPROM)で
あり、制御に必要な調整データが格納されている。
【0040】256はタイマ部、257は各種デバイス
を制御するためのI/O制御部、258はシリアル通信
制御部であり、カメラ部100の各デバイスを制御し
て、映像処理部200と双方向通信を行うためのもので
ある。
【0041】次に、本実施の形態の映像入力装置の動作
について説明する。それぞれの映像入力は、CCDなど
の撮像素子103のばらつきや、基板(図示せず)が原
因で、個々のシステムに固有の調整データをもってい
る。この調整データは、信号処理回路202において明
るさやホワイトバランス制御を行うときに使われるパラ
メータである。
【0042】図4に、カメラヘッドの調整動作の手順を
示す。まず、最初のステップS401においてカメラヘ
ッドの調整を行う。この調整は、カメラ部100と映像
処理部200とがペアになったシステムにおいて、ある
決まった色温度のチャートや、カラーバーを用いて行
う。また、調整データであるパラメータは、映像処理部
200のシステム制御部250で計算される。
【0043】次に、ステップS402に進み、映像処理
部200のシステム制御部250は、データ線/制御線
222からコネクタ211及び信号ケーブル109を介
してカメラ部100に前記計算した調整データを出力す
る。カメラ部100は、前記出力された調整データを、
コネクタ107及びデータ線/制御線113を介してシ
ステム制御部106に供給する。
【0044】次に、ステップS403に進み、カメラ部
100のシステム制御部106は、入力された調整デー
タをEEPROM255に保存する。次いで、ステップ
S404に進み、カメラ部100のシステム制御部10
6は、調整が行われたことを示すフラグを調整済みと書
き換え、EEPROM255に保存する。
【0045】以上がカメラヘッドの調整を行ったときの
EEPROM255への書き込み動作であるが、実際に
調整を行ったデータとは別に、デフォルトの調整データ
がROM253に保存されている。
【0046】本実施の形態の映像入力装置は、電源立ち
上げ後の動作として、図3のフローチャートに示すよう
な処理手順により、前記調整データがカメラ部100か
ら映像処理部200のシステム制御部250に出力され
る。
【0047】すなわち、図3に示したように、電源が立
ち上がると、最初のステップS301において、システ
ム制御部106は調整が行われているか否かを識別する
ためのフラグをEEPROM255より読みだし、カメ
ラヘッドが未調整か調整済みかを判別する。
【0048】ステップS301の判別の結果、カメラヘ
ッドが調整済みの場合にはステップS302に進み、E
EPROM255に保存されている前記計算した調整デ
ータを映像処理部200のシステム制御部250に出力
する。
【0049】一方、ステップS301の判別の結果、カ
メラヘッドが未調整の場合には、ステップS303に進
み、ROM253に保存されているデフォルトの調整デ
ータを映像処理部200のシステム制御部250に出力
する。
【0050】次いで、ステップS304に進み、映像処
理部200のシステム制御部250はバスi/f208
を経由してホスト端末300に出力して、未調整である
ことをユーザに知らせる。
【0051】前述したステップS302の処理、または
ステップS304の処理を終了したら、次に、ステップ
S305に進み、システム制御部250は調整データを
用いた映像処理を開始する。
【0052】前述したように、ユーザがカメラ部を後か
ら追加購入した場合、その追加購入したカメラ部と映像
処理部とのペアでは調整は行われていない場合がある。
このような場合、本実施の形態の映像入力装置において
は、カメラ部と映像処理部のペアを接続して電源を立ち
上げたときに、ユーザはカメラヘッドが未調整であるこ
とを容易に認識することができる。
【0053】そして、ユーザは自分でカメラヘッドの調
整を行い、その調整値をEEPROM255に保存する
ことで、次に電源を立ち上げた時にデフォルトの調整デ
ータでなく、接続されたカメラ部と映像処理部の固有の
調整値を用いて映像処理を行った映像を得ることができ
る。
【0054】
【発明の効果】本発明は上述したように、カメラ部と映
像処理部とが分離可能に構成された映像入力装置におい
て、前記カメラ部が調整済みであるか未調整であるかを
示すカメラヘッド調整情報を保存しておき、前記保存し
ておいたカメラヘッド調整情報に基づいて前記カメラ部
が調整済みか否かを電源立ち上げ時に判断し、前記カメ
ラ部が未調整ならばそれをユーザに報知するようにした
ので、ユーザは、前記カメラ部が未調整であることを知
らずに撮影して、デフォルトの調整データによる信号処
理が行われることにより、色再現性が好ましくない映像
が出力されてしまう不都合を防止することができる。
【0055】また、本発明の他の特徴によれば、前記電
源立ち上げ時の判断の結果、カメラヘッドが調整済みな
らば、カメラヘッドの個体差を吸収するために計算され
た調整データを映像処理部に出力し、また、未調整なら
ばデフォルトの調整データを映像処理部に出力し、さら
にユーザにも未調整であることを報知するようにしたの
で、ユーザが後からカメラ部を追加購入した場合に、カ
メラヘッドが調整済みか否かを容易に、かつ確実に認識
することができる。これにより、追加購入したカメラ部
が未調整である場合には、カメラヘッドの個体差を吸収
した調整データを計算して調整を行うことができるの
で、後からカメラ部を追加購入した場合でも色再現性の
よい映像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、映像入力装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】映像処理部のシステム制御部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】電源立ち上げ後の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】カメラヘッド調整時の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】従来の映像入力装置の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
100 カメラ部 101 レンズ部 102 アイリス部 103 撮像素子 104 S/H、AGC回路 105 撮像素子駆動回路 106 システム制御部 107 コネクタ 108 同期信号発生回路 109 信号ケーブル 110 制御信号 111 制御信号 112 映像同期信号 113 データ線/制御線 114 アナログ撮像信号 200 映像処理部 201 AD変換回路 202 信号処理回路 203 切り替えスイッチ 204 エンコーダ回路 205 メモリコントローラ回路 206 画像メモリ 207 スキャンレートコンバータ回路 208 バスi/f 210 映像出力コネクタ 211 コネクタ 212 メモリ制御信号 213 デジタル映像信号 214 デジタル映像信号 215 映像同期信号 216 デジタル映像信号 217 アナログ撮像信号 218 デジタル撮像信号 219 デジタル映像信号 221 コンポジット信号 222 データ線/制御線 223 シリアルデータライン 224 制御線 225 デジタル映像信号 226 制御データ 250 システム制御部 251 内部バス 252 CPU 253 ROM 254 RAM 255 EEPROM 256 タイマ部 257 I/O制御部 258 シリアル通信制御部 300 ホスト端末

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ部と映像処理部とが分離可能に構
    成された映像入力装置において、 前記カメラ部が調整済みであるか未調整であるかを示す
    カメラヘッド調整情報を保存するための保存手段と、 前記保存手段に保存されているカメラヘッド調整情報に
    基づいて前記カメラ部が調整済みか否かを電源立ち上げ
    時に判断する調整判断手段と、 前記調整判断手段の判断の結果、前記カメラ部が未調整
    ならばそれをユーザに報知する報知手段とを具備するこ
    とを特徴とする映像入力装置。
  2. 【請求項2】 カメラ部と映像処理部とが分離可能に構
    成された映像入力装置において、 前記カメラ部の個体差を吸収するための調整データを計
    算する計算手段と、 前記計算手段により計算された調整データを記憶するた
    めの記憶手段と、 前記カメラ部が調整済みであるか未調整であるかを示す
    カメラヘッド調整情報を保存するための保存手段と、 前記保存手段に保存されているカメラヘッド調整情報に
    基づいて前記カメラ部が調整済みか否かを電源立ち上げ
    時に判断する調整判断手段と、 前記調整判断手段の判断の結果、前記カメラ部が調整済
    みならば前記記憶手段に保存されている計算された調整
    データを映像処理部に出力し、前記カメラ部が未調整な
    らばデフォルトの調整データを映像処理部に出力する調
    整データ出力手段と、 前記カメラ部が調整済みであるか未調整であるかをユー
    ザに報知する報知手段とを具備することを特徴とする映
    像入力装置。
JP8149032A 1996-06-11 1996-06-11 映像入力装置 Pending JPH09331477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8149032A JPH09331477A (ja) 1996-06-11 1996-06-11 映像入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8149032A JPH09331477A (ja) 1996-06-11 1996-06-11 映像入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09331477A true JPH09331477A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15466183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8149032A Pending JPH09331477A (ja) 1996-06-11 1996-06-11 映像入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09331477A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7804523B2 (en) Apparatus and system for camera head determination in an image sensing system
US20060061663A1 (en) Digital camera with touch screen display panel usable as remote controller and method of operating the digital camera
JP5436019B2 (ja) 制御装置、制御方法、プログラム及び記録媒体
US6757020B1 (en) Detecting/setting the on/off state of a display in a video camera with manual and automatic function
US9124854B2 (en) Method of controlling digital photographing apparatus and digital photographing apparatus using the same
US8717477B2 (en) Imaging apparatus switching between display of image and enlarged image of focus area
US5745223A (en) Image pick-up device connectable to a pan head
US20140184642A1 (en) Display control device
JP2003319232A (ja) 電子撮像装置およびレンズシステム
JP2004297800A (ja) 携帯用複合装置のウェブカメラモードの設定方法
JPH10290412A (ja) 撮像、記憶、処理、表示、再生、伝送装置及び記録媒体
JPH09331477A (ja) 映像入力装置
JPH09294223A (ja) 撮像装置、映像処理装置及び撮像システム
JPH11146242A (ja) カメラ装置
JP2006211239A (ja) カメラシステム
US6822684B1 (en) Image signal recording system and optical device
JP3554107B2 (ja) 映像入力装置及び映像入力装置の設定方法
JPH11215412A (ja) 映像入力装置
JP2009130671A (ja) 撮像装置の制御装置
KR100563141B1 (ko) 고화소 줌 카메라 시스템
JPH10243262A (ja) 映像入力装置
JPH08223469A (ja) 撮像装置
JPH07240866A (ja) 撮像装置
JP4910594B2 (ja) カメラ、画像表示システムおよびパラメータ調整方法
JP2006229448A (ja) 撮像装置