JPH09331465A - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

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Publication number
JPH09331465A
JPH09331465A JP14697196A JP14697196A JPH09331465A JP H09331465 A JPH09331465 A JP H09331465A JP 14697196 A JP14697196 A JP 14697196A JP 14697196 A JP14697196 A JP 14697196A JP H09331465 A JPH09331465 A JP H09331465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal deflection
horizontal
circuit
resonance
deflection circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14697196A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Morizaki
恵次 森崎
Takuo Otsuki
卓生 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14697196A priority Critical patent/JPH09331465A/ja
Publication of JPH09331465A publication Critical patent/JPH09331465A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン受信機の水平偏向回路におい
て、直線性歪み補正、ピンクッション歪み補正を行わず
に水平偏向を行い、水平偏向回路の部品点数の削減とコ
ストダウンを目的とする。 【解決手段】 テレビジョン受信機が受信した映像信号
を時間軸方向の伸縮処理により適切な形に変形し、水平
偏向回路上で直線性歪み補正と、ピンクッション歪み補
正を行わずにCRT25管面上に出画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
機の水平偏向歪み補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受信機の水平偏向回
路にはNHKテレビ技術教科書[上]236頁図6−5
3(b)に記載されたものが知られている。ここで、従
来の水平偏向回路について図8を用いて簡単に説明を行
う。1は水平出力トランジスタ、2はフライバックトラ
ンス、4は第1の共振回路を構成する共振コンデンサ、
8は第2の共振回路を構成する共振コンデンサ、5は第
1の共振回路の共振をダンピングするダンパダイオー
ド、9は第2の共振回路の共振をダンピングするダンパ
ダイオード、3は水平偏向コイル、6は水平偏向の直線
性歪みを補正するリニアリティコイル、7は水平偏向の
S字補正を行うS字補正コンデンサ、10は第2の共振
回路を構成する水平振幅変調コイル、11は水平振幅変
調を行う水平振幅変調コンデンサ、12は水平振幅制御
信号を出力する水平振幅制御信号出力トランジスタであ
る。
【0003】今、図9に示すように等間隔に配列された
何本かの縦線を表す映像信号をテレビジョン受信機の水
平偏向回路が直線性歪み補正やS字歪み補正を行わずに
出画した場合、実際のCRT管面上では図10のような
映像が出画される。即ち、縦線の間隔は周辺部で拡大
し、縦線の曲率は周辺部で大きくなる。前者は直線性歪
みと呼ばれ、後者はピンクッション歪みと呼ばれる。
【0004】リニアリティコイル6とS字補正コンデン
サ7は水平偏向コイル3を流れる偏向電流を図11のよ
うに変形することにより直線性歪みを補正する作用があ
る。また、水平振幅制御信号出力用トランジスタ12の
ベース端子に垂直偏向周期のパラボラ電圧を印加するこ
とにより、水平偏向コイル3を流れる偏向電流を図12
のように変形し、ピンクッション歪みの補正を行うこと
ができる。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、図8の
ような水平偏向回路では、2つの共振回路を備えている
ため部品点数が多いこと、また、高耐圧、電流容量の大
きな部品が使用されるためそれぞれの部品は大型になる
ことから、水平偏向回路のプリント基板実装時における
面積占有率が大きくなる、水平偏向回路のコストが高く
なるといった課題が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前期課題を解決するため
に、本発明では、水平偏向歪み補正を水平偏向回路上で
行わずに、テレビジョン受信機が受信した映像信号を適
切な形に変形した後にCRT管面上に出画するものであ
る。
【0007】本発明により、水平偏向回路の部品点数の
大幅な削減と、コストダウンが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、受信した映像信号を変形することにより偏向歪み補
正を行うことを特徴とするテレビジョン受信機であり、
水平偏向回路の部品点数を大きく削減する作用を有す
る。
【0009】つぎに、本発明の請求項2に記載の発明
は、受信した映像信号を時間軸方向の伸縮処理により変
形し、水平偏向の直線性歪み補正を行うことを特徴とす
るテレビジョン受信機であり、水平偏向回路中のリニア
リティコイルを削減する作用を有する。
【0010】つぎに、本発明の請求項3に記載の発明
は、受信した映像信号を時間軸方向の伸縮処理により変
形し、水平偏向のピンクッション歪み補正を行うことを
特徴とするテレビジョン受信機であり、水平偏向回路中
の第2の共振回路を構成する共振コンデンサ、水平振幅
変調コイル、水平振幅変調コンデンサと第2の共振回路
の共振をダンピングするダンパダイオード、そして、水
平振幅制御信号出力トランジスタを削減する作用を有す
る。
【0011】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
受信した映像信号を時間軸方向の伸縮処理により変形
し、水平偏向の直線性歪みとピンクッション歪み補正を
行うことを特徴とするテレビジョン受信機であり、水平
偏向回路中のリニアリティコイル、S字コンデンサ、第
2の共振回路を構成する共振コンデンサ、水平振幅変調
コイル、水平振幅変調コンデンサ、そして、第2の共振
回路の共振をダンピングするダンパダイオード、水平振
幅制御信号出力トランジスタを削減する作用を有する。
【0012】(実施の形態1)以下に、本発明の請求項
1および請求項2に記載された発明の実施の形態につい
て、図1、図2、図3を参照しながら説明する。
【0013】本実施の形態は、図1のようにテレビジョ
ン受信機に受信された映像信号が、選局部21、映像受
信部22、色信号再生部23を経た後、幾何学歪補正部
24により時間軸方向の伸縮処理により図2のように変
形され、図3の水平偏向回路によりCRT管面上に出画
されるものである。図2では、等間隔に配列された何本
かの縦線を表す映像信号を幾何学歪み補正部で変形した
場合の映像信号が表す画面である。すなわち、画面の周
辺部で縦線の間隔が大きくなっている。
【0014】かかる構成によれば、水平偏向回路上で直
線性歪み補正を行う必要がなくなり、水平偏向回路中の
リニアリティコイルを削減できる。
【0015】(実施の形態2)以下に、本発明の請求項
1および請求項3に記載された発明の実施の形態につい
て、図1、図4、図5を参照しながら説明する。
【0016】本実施の形態は、図1のようにテレビジョ
ン受信機に受信された映像信号が、選局部、映像受信
部、色信号再生部を経た後、幾何学歪み補正部により時
間軸方向の伸縮処理により図4のように変形され、図5
の水平偏向回路によりCRT管面上に出画されるもので
ある。図4では、等間隔に配列された何本かの縦線を表
す映像信号を幾何学歪み補正部で変形した場合の映像信
号が表す画面である。すなわち、縦線の中央部の間隔は
同じであるが、周辺部の縦線は外側に膨張した曲線に変
形され、かつ、その曲率は周辺部でより大きくなってい
る。
【0017】かかる構成によれば、水平偏向回路上でピ
ンクッション歪み補正を行う必要がなくなり、水平偏向
回路中の第2の共振回路を構成する共振コンデンサ、水
平振幅変調コイル、水平振幅変調コンデンサと第2の共
振回路の共振をダンピングするダンパダイオード、そし
て、水平振幅制御信号出力トランジスタを削減できる。
【0018】(実施の形態3)以下に、本発明の請求項
1および請求項4に記載された発明の実施の形態につい
て、図1、図6、図7を参照しながら説明する。
【0019】本実施の形態は、図1のようにテレビジョ
ン受信機に受信された映像信号が、選局部、映像受信
部、色信号再生部を経た後、幾何学歪み補正部により時
間軸方向の伸縮処理により図6のように変形され、図7
の水平偏向回路によりCRT管面上に出画されるもので
ある。図6では、等間隔に配列された何本かの縦線を表
す映像信号を幾何学歪み補正部で変形した場合の映像信
号が表す画面である。すなわち、縦線の中央部での間隔
は周辺部で大きくなり、しかも、周辺部の縦線は外側に
膨張した曲線に変形され、かつ、その曲率は周辺部でよ
り大きくなっている。
【0020】かかる構成によれば、水平偏向回路上で直
線性歪み補正とピンクッション歪み補正を行う必要がな
くなり、水平偏向回路中のリニアリティコイル、第2の
共振回路を構成する共振コンデンサ、水平振幅変調コイ
ル、水平振幅変調コンデンサと第2の共振回路の共振を
ダンピングするダンパダイオード、そして、水平振幅制
御信号出力トランジスタを削減できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
水平偏向回路上で直線性歪み補正やピンクッション歪み
補正を行う必要がなくなり、水平偏向回路の部品点数の
削減、コストダウンが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3におけるブロッ
ク構成図
【図2】本発明の実施の形態1での幾何学歪み補正部の
動作図
【図3】本発明の実施の形態1での水平偏向回路の回路
【図4】本発明の実施の形態2での幾何学歪み補正部の
動作図
【図5】本発明の実施の形態2での水平偏向回路の回路
【図6】本発明の実施の形態3での幾何学歪み補正部の
動作図
【図7】本発明の実施の形態3での水平偏向回路の回路
【図8】従来の水平偏向回路の回路図
【図9】等間隔に配列された縦線を表す画面の図
【図10】図9を表す映像信号を直線性歪み補正、ピン
クッション歪み補正を行わずにCRT管面上に出画した
場合の画面の図
【図11】直線性歪み補正を行った場合の水平偏向電流
波形図
【図12】ピンクッション歪み補正を行った場合の水平
偏向電流波形図
【符号の説明】
1 水平出力トランジスタ 2 フライバックトランス 3 水平偏向コイル 4 第1の共振コンデンサ 5 第1のダンパダイオード 6 リニアリティコイル 7 S字コンデンサ 8 第2の共振コンデンサ 9 第2のダンパダイオード 10 水平振幅変調コイル 11 水平振幅変調コンデンサ 12 水平振幅制御信号出力トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した映像信号を変形することにより
    偏向歪み補正を行うことを特徴とするテレビジョン受信
    機。
  2. 【請求項2】 受信した映像信号を時間軸方向の伸縮処
    理により変形し、水平偏向の直線性歪み補正を行うこと
    を特徴とするテレビジョン受信機。
  3. 【請求項3】 受信した映像信号を時間軸方向の伸縮処
    理により変形し、水平偏向のピンクッション歪み補正を
    行うことを特徴とするテレビジョン受信機。
  4. 【請求項4】 受信した映像信号を時間軸方向の伸縮処
    理により変形し、水平偏向の直線性歪みとピンクッショ
    ン歪み補正を行うことを特徴とするテレビジョン受信
    機。
JP14697196A 1996-06-10 1996-06-10 テレビジョン受信機 Pending JPH09331465A (ja)

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JP14697196A JPH09331465A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 テレビジョン受信機

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