JPH09331017A - 過電流保護装置 - Google Patents

過電流保護装置

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JPH09331017A
JPH09331017A JP14600196A JP14600196A JPH09331017A JP H09331017 A JPH09331017 A JP H09331017A JP 14600196 A JP14600196 A JP 14600196A JP 14600196 A JP14600196 A JP 14600196A JP H09331017 A JPH09331017 A JP H09331017A
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JP
Japan
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current
light emitting
emitting element
resistor
transistor
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JP14600196A
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Hideki Fukazawa
秀木 深澤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度に影響されず良好な過電流検出感度を有す
ると共に消費電力の少ない過電流保護装置を提供する。 【解決手段】駆動装置20で駆動される発光素子部21
に保護装置70を介して電源を供給する。保護装置70
の過電流検出抵抗器704に生じた電圧降下をトランジ
スタ707,708からなる差動増幅器で増幅する。発
光素子部21に過電流が流れ接続点PAの電圧が低下す
ると、トランジスタ707が非飽和動作となり接続点P
Bの電圧が低下する。接続点PBの電圧を分圧してトラ
ンジスタ707のベースに供給するので、抵抗器704
で生じる電圧降下が減少するようにトランジスタ702
が制御されて電流が減少する。発光素子部21の光放射
パワーが所望の範囲を越えることを防止できる。接続点
PA,PBの電圧を用いて差動増幅器で電流制限を行う
ので、温度に影響されず良好な過電流検出感度が得ら
れ、抵抗器704の消費電力も小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過電流保護装置に
関する。詳しくは、発光素子を定電流駆動して、発光素
子に流れる電流を電流検出手段で検出し、電流検出手段
の検出結果に基づいて発光素子に流れる電流が所定の値
を越えたか否かを判別すると共に、この判別動作の温度
特性による変動を補償するものとし、所定の値を越える
電流が流れたときには、流れる電流を所定の値よりも小
さい電流値に制限することにより、温度の影響を受ける
ことなく過電流保護動作を行うものである。また、電流
検出手段の消費電力を少ないものとすると共に、所定の
値すなわち故障時において電流制限を開始する電流値で
ある制限電流値を正常時の電流値である正常電流値に近
づけて良好な過電流検出感度を得るものである。
【0002】
【従来の技術】赤外光を用いてデジタルデータを空間伝
送する技術は、テレビやビデオのリモコン装置や電子手
帳の光通信リンク、コンピュータ機器における光データ
通信などで広く利用されている。また、赤外光を用いて
アナログの音声信号、映像信号を空間伝送する技術は、
コードレスヘッドホンやコードレスAV伝送装置などで
広く利用されている。
【0003】これらの赤外光を用いた光空間伝送装置に
おける送信機の発光部には、コスト面および安全面から
インコヒーレントな光を発光する赤外発光ダイオードが
通常用いられる。
【0004】また、一般にデジタルデータ伝送では、例
えば伝送するデータ信号に応じて赤外発光ダイオードを
オン/オフさせたり、あるいは副搬送波による変調を行
った上で赤外発光ダイオードをオン/オフさせてデータ
伝送が行われる。アナログ信号伝送では副搬送波を信号
で周波数変調し、さらに直流バイアスを加えて赤外発光
ダイオードに変調電流が供給される。この変調電流によ
って赤外発光ダイオードが駆動されることによりアナロ
グ信号の伝送が行われる。この場合、複数の周波数の異
なる副搬送波を用いることにより、音声の右チャネルと
左チャネル、映像信号といった異なる信号を周波数多重
して同時に伝送することも可能とされる。
【0005】このような光空間伝送装置において、伝送
距離を伸ばすためには、送信機の赤外発光ダイオードか
ら出力される赤外光が人体の目に影響のない光放射パワ
ーの範囲とされると共に、赤外発光ダイオードに流れる
電流は最大定格を越えることなく可能な限り大きいもの
とされる。
【0006】然るに、何らかの原因で赤外発光ダイオー
ドの定電流駆動装置が故障して流れる電流が増加した場
合、光放射パワーは増大し、また赤外発光ダイオードに
流れる電流が最大定格を越えて赤外発光ダイオードが破
壊する恐れがある。これを解決するため、赤外発光ダイ
オードに流れる電流を制限する方法が提案されている。
【0007】例えば特開昭59−205820公報「定
電流駆動回路」の如く、発光素子に定電流駆動装置とし
てのMOSFETと電流制限用の抵抗器を直列に接続す
ることにより、MOSFETのドレイン、ソース間が短
絡した時に電流を抵抗器により制限する方法や、特開平
3‐175778公報「発光素子駆動装置」の如く、発
光素子と定電流駆動装置との間に発光素子の最大耐電流
値以内に電流を制限する電流制限装置を設け、定電流駆
動装置が故障した場合にも発光素子および定電流駆動装
置に過電流が流れることを防止する方法等が用いられて
いる。
【0008】また、特開平5‐299739公報「発光
素子の保護回路」の如く、電流検出用抵抗器の両端に生
ずる電圧でホトカプラの発光素子を点灯させて過電流保
護装置の動作を行うものや、特開平7−221377公
報「発光素子駆動回路」の如く、電流供給手段と発光素
子との間に電流制限手段を設置し、電流制限手段を構成
する電流検出用抵抗器を回路に直列に挿入して通過電流
により生ずる電圧ドロップによりトランジスタのベース
−エミッタ間が導通することで、突入電流を含む異常電
流を検出すると共に制限して発光素子を破壊から防ぐ方
法等も用いられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開昭59
−205820公報「定電流駆動回路」では、正常時の
電流値に対して短絡時の電流値の増分割合は、正常時に
おけるMOSFETのドレイン−ソース間電圧を抵抗器
の両端の電圧で割った値であるため、その値を小さく抑
えたい場合は正常時に多くの無駄な電力を抵抗器で消費
させなければならい。
【0010】また、特開平3‐175778公報「発光
素子駆動装置」や特開平7−221377公報「発光素
子駆動回路」の如く、電流検出用抵抗器を回路に直列に
挿入して通過電流により生ずる電圧ドロップによりトラ
ンジスタのベース−エミッタ間が導通することで過電流
を制限しているため、故障時において電流制限を開始す
る電流値である制限電流値と正常時の電流値である正常
電流値の比を1に近付けようとすると、正常電流時の電
流検出用抵抗器の両端に生じる電圧がべース−エミッタ
間の導通電圧である約0.65Vに接近し、正常時に無
駄な電力を抵抗器で消費することになる。また、トラン
ジスタのベース−エミッタ間電圧は温度特性を持ち、高
温で小さくなるので、低温から高温までの範囲で誤動作
を防止するために制限電流値と正常電流値の比を1に近
付けることが困難である。
【0011】さらに、特開平5‐299739公報「発
光素子の保護回路」では、通過電流による電圧ドロップ
は一層大きく、正常時の無駄な電力の消費は一層顕著と
なる。
【0012】このように、発光素子に対する従来の過電
流保護では、制限電流値と正常電流値の比が大きく、電
流検出部分での消費電力も大きいものとされていた。
【0013】しかしながら、光空間伝送装置の送信機は
携帯可能なように電池で駆動される場合が多く、動作可
能時間を長時間とするために消費電力が少ないことが望
ましい。また、伝送距離を伸ばすために、赤外発光ダイ
オードから出力される赤外光が人体の目に影響のない光
放射パワーの範囲であると共に流れる電流が最大定格を
越えることなく可能な限り大きいものとすると、電流値
が正常電流値よりも増加したときに、直ちに電流を制限
できるように過電流検出感度を高めることが必要とされ
る。すなわち、制限電流値を正常電流値に近づけて制限
電流値と正常電流値の比が1に近いことが必要とされ
る。
【0014】そこで、この発明では、温度による過電流
検出動作の特性の変動を補償すると共に制限電流値と正
常電流値の比を1に近い値とすることで、温度に影響さ
れず良好な過電流検出感度を有すると共に消費電力の少
ない過電流保護装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る過電流保
護装置は、発光素子を定電流駆動する駆動手段と、発光
素子に流れる電流を検出する電流検出手段と、電流検出
部の検出結果に基づき発光素子に流れる電流を制限する
電流制限手段とを備え、電流制限手段では、電流検出手
段の検出結果に基づいて発光素子に流れる電流が所定の
値を越えたか否かを判別する判別動作を行うと共に、こ
の判別動作の温度特性による変動を補償するものとし、
発光素子に流れる電流が所定の値を越えたことが判別さ
れた時には、発光素子に流れる電流を所定の値よりも小
さい電流値に制限するものである。
【0016】また、電流制御手段では、発光素子に流れ
る電流の制限が行われた後、発光素子に流れる電流が所
定の値を越えていないことが判別された時には、発光素
子に流れる電流の制限を停止するものである。
【0017】また、電流制限手段は記憶回路を備え、電
流検出手段では、発光素子に流れる電流が所定の値を越
えたことが判別された時には、この判別結果を記憶回路
に記憶するものとし、この記憶回路に記憶された判別結
果に基づいて発光素子に流れる電流を制限するものであ
る。
【0018】さらに、電流検出手段は抵抗器で構成され
ると共に、電流制御手段は増幅器を有し、抵抗器の端子
間には、発光素子に流れる電流に基づく電圧を発生させ
ると共に、発光素子に流れる電流が所定の値を越えたと
きには、抵抗器の端子間に発生される電圧をトランジス
タが導通状態とされるべース−エミッタ電圧よりも小さ
い電圧とし、電流制御手段では抵抗器の端子間に発生さ
れる電圧を増幅器で増幅して、発光素子に流れる電流が
所定の値を越えたか否かを判別するものである。
【0019】この発明においては、駆動手段で発光素子
が定電流駆動されて、発光素子に流れる電流が電流検出
手段で検出される。この電流検出手段での検出結果に基
づき流れる電流が所定の値を越えたか否かが電流制限手
段で判別される。また判別動作の温度特性による変動が
補償されて、所定の値を越える電流が流れたときには、
流れる電流を所定の値よりも小さい電流値に制限され
る。また、電流制限手段では電流検出手段での検出結果
を増幅して電流が所定の値を越えたか否かが判別される
ので、故障時において電流制限を開始する電流値である
制限電流値を正常時の電流値である正常電流値に近づけ
ることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る過電流保護装
置について、図を用いて詳細に説明する。
【0021】図1はアナログの映像信号および音声信号
を伝送する光空間アナログ伝送装置である。
【0022】光空間アナログ伝送装置の送信機10にお
いて、映像入力端子11に入力された映像信号VINは、
シンクチップクランプ部12でシンクチップの直流電位
が一定値にクランプされる。このシンクチップクランプ
部12でクランプ処理された映像信号VINは、FMモジ
ュレータ部13によって、例えばシンクチップが11.
5MHz、100%白レベルが13.5MHzのFM信
号に変調されて映像FM信号VTMとされる。FMモジュ
レータ部13で生成された映像FM信号VTMは、バンド
パスフィルタ(BPF)14で必要な帯域の信号が取り
出されて、混合器15に入力される。
【0023】音声入力端子16に入力された音声信号A
INは、自動レベル調整器17で信号レベルが調整され
る。この信号レベルが調整された音声信号AINは、FM
モジュレータ部18で例えば中心周波数2.3MHzの
FM信号に変調されて音声FM信号ATMとされる。FM
モジュレータ部18で生成された音声FM信号ATMは、
バンドパスフィルタ19で必要な帯域の信号が取り出さ
れて混合器15に入力される。
【0024】混合器15では、バンドパスフィルタ14
を介して供給された映像FM信号VTMとバンドパスフィ
ルタ19を介して供給された音声FM信号ATMが混合さ
れて駆動制御信号DRが生成される。この駆動制御信号
DRは駆動手段である定電流駆動装置20に供給され
る。定電流駆動装置20には発光素子部21が接続され
ており、発光素子部21には過電流保護装置70を介し
て電源供給部22から電源が供給される。この定電流駆
動装置20によって、発光素子部21が混合器15から
供給された駆動制御信号DRと、定電流駆動装置20で
加えられる直流バイアスに基づいて駆動されて、発光素
子部21から赤外線信号IRSが放射される。
【0025】一方、受信機30では赤外線信号IRSを
受光素子31で受けて、光電変換により受信信号RSが
生成される。この受信信号RSは、プリアンプ32で増
幅されバンドパスフィルタ33,34に供給される。バ
ンドパスフィルタ33では、受信信号RSから映像FM
信号VRMが取り出される。映像FM信号VRMはリミッタ
アンプ35で増幅されると共にリミッタ動作されて、さ
らにデモジュレータ部36で復調されて、映像出力信号
VOUTとして映像出力端子37から出力される。
【0026】バンドパスフィルタ34では、受信信号R
Sから音声FM信号ARMが取り出される。音声FM信号
ARMもリミッタアンプ38で増幅されると共にリミッタ
動作されて、さらにデモジュレータ部39で復調され
て、音声出力信号AOUTとして音声出力端子40から出
力される。
【0027】また、図2は赤外線通信の相互接続性を向
上するために設けられた米国の標準化団体lrDAで定
めたlrDA−1規格に準拠した光空間データ伝送装置
である。
【0028】図2において、光空間データ伝送装置の送
信側情報端末機器である送信装置50のマイクロコンピ
ュータ(以下「マイコン」という)51から出力された
パラレルデータDTは、ユニバーサル・アシンクロナス
・レシーバ/トランスミッタと呼ばれるパラレル−シリ
アル変換器(以下「UART」という)52で非同期の
シリアルデータDSTとされてモジュレータ部53に供
給される。
【0029】モジュレータ部53では、例えばデータが
「0」の時はパルス幅が(3/16)ビット周期の正パ
ルス、「1」の時はパルスの発生を停止して変調信号D
MTが生成される。
【0030】モジュレータ部53で生成された変調信号
DMTは、ドライブ回路54に供給される。ドライブ回
路54には発光素子55が接続されており、発光素子5
5には過電流保護装置70を介して電源供給部56から
電源が供給される。このドライブ回路54によって、発
光素子55がモジュレータ部53から供給された変調信
号DMTに基づいて駆動されることにより、発光素子5
5から赤外線信号IRTが放射される。
【0031】一方、受信側情報端末機器である受信装置
60においては、赤外線信号IRTを受光素子61で受
けて、光電変換により受信信号RDが生成される。この
受信信号RDはプリアンプ62で増幅されてバンドパス
フィルタ63に供給される。バンドパスフィルタ63で
は受信信号RDから変調信号DMRが取り出されて、ア
ンプ64を介してデモジュレータ部65に供給される。
デモジュレータ部65では、供給された変調信号DMR
のパルスのエッジ検出を行い、変調信号DMRが復調さ
れてシリアルデータDSRとされる。例えば、パルス幅
が(3/16)ビット周期の正パルスである時にはシリ
アルデータDSRの信号レベルは「0」、パルス無しの
時は「1」される。このシリアルデータDSRは、UA
RT66でパラレルデータDTRに変換されてマイコン
67に供給される。
【0032】図3は図2におけるモジュレータ部53の
入力であるシリアルデータDSTと変調信号DMTの関係
を示している。図3Aに示すシリアルデータDSTは、
例えばスタートビットが「0」、ストップビットが
「1」、1ワードのデータのビット長が8ビットとさ
れ、合計10ビットでUARTフレームが構成される。
この各ビットに対応して図3Bに示すようにパルスが形
成され、変調信号DMTのIRフレームが形成される。
すなわち、UARTフレームのビットが「0」の時は、
パルス幅が(3/16)ビット周期の正パルスが生成さ
れる。また、ビットが「1」の時はパルスの発生が停止
されて変調信号DMTが生成される。
【0033】図4は図1に示す光空間アナログ伝送装置
の過電流保護装置70の構成を示した図である。なお、
図4においては、定電流駆動装置20と発光素子部21
の構成も示している。
【0034】図4に示す過電流保護装置70の電源端子
701には、PNP形トランジスタ702のエミッタと
抵抗器703およびNPN形トランジスタ707のコレ
クタに接続される。トランジスタ702のコレクタは発
光素子部21に流れる電流を検出するための電流検出用
抵抗器704を介して発光素子部21の例えば赤外発光
ダイオード21aのアノードに接続される。トランジス
タ702のベースは、NPN形トランジスタ708のコ
レクタに接続される。
【0035】なお、発光素子部21は、例えば4つの赤
外発光ダイオード21a,21b,21c,21dが直
列に接続されているものとする。
【0036】トランジスタ707,708のエミッタは
互いに接続されて、抵抗器709を介して接地される。
トランジスタ707のベースは抵抗器705を介してト
ランジスタ702のコレクタに接続されると共に、抵抗
器706を介して接地される。トランジスタ708のベ
ースは、発光素子部21と接続されている電流検出用抵
抗器704の端子(以下「接続点PA」という)に接続
される。このトランジスタ707、708を用いて差動
増幅器が構成される。
【0037】また、接続点PAにはコンデンサ710の
一方の端子が接続され、コンデンサ710の他方の端子
は接地される。
【0038】定電流駆動装置20の電源端子201は、
NPN形トランジスタ202のコレクタに接続される。
トランジスタ202のコレクタとベース間には抵抗器2
03が接続される。また、トランジスタ202のベース
には抵抗器204の一方の端子が接続されており、抵抗
器204の他方の端子はダイオード206のアノードに
接続される。ダイオード206のカソードはダイオード
207のアノードに接続され、ダイオード207のカソ
ードは接地される。このため、抵抗器203,204お
よびダイオード206,207によってトランジスタ2
02のベースにバイアスが印加される。さらに、トラン
ジスタ202のベースは、コンデンサ204を介して混
合器15に接続されて、混合器15から駆動制御信号D
Rが供給される。
【0039】トランジスタ202のエミッタは、NPN
形トランジスタ209のベースに接続されると共に、抵
抗器208を介して接地される。トランジスタ209の
コレクタは発光素子部21の赤外発光ダイオード21d
のカソードに接続されると共に、エミッタは抵抗器21
0を介して接地される。
【0040】次に過電流保護装置70の動作について説
明する。例えば過電流保護装置70の電源供給端子70
1に9ボルトの電圧を印加し、定電流駆動装置20の電
源端子201に5ボルトを印加すると、抵抗器203,
204とダイオード206,207からなるバイアス回
路によりエミッタホロワとしてのトランジスタ202を
通してトランジスタ209のエミッタが所定の直流電圧
となり、抵抗器210によって定まる直流電流がトラン
ジスタ209のエミッタ電流となる。トランジスタ20
9は非飽和動作状態であるから、エミッタ電流とコレク
タ電流は略同じ大きさであり、このコレクタ電流が発光
素子部21の赤外発光ダイオード21a〜21dを流れ
る直流電流となる。
【0041】接続点PAの電圧は、正常動作時の直流電
流に基づき電流検出用抵抗器704で発生する電圧降下
によって、トランジスタ702のコレクタの電圧(以下
「接続点PBの電圧」とする)に比べて低いものとな
る。ここで、トランジスタ707,708で構成される
差動増幅器では、接続点PAの電圧と接続点PBの電圧
を抵抗器705と抵抗器706で分圧した電圧が比較さ
れるので、トランジスタ707のベースの電圧は接続点
PAの電圧よりも低い電圧とされる。このため、トラン
ジスタ708はオン状態とされて電流が流れ、トランジ
スタ707はオフ状態されて電流が流れない。このトラ
ンジスタ708に流れる電流により、抵抗器703の端
子間にはトランジスタ702をオン状態とするのに充分
な電圧が生じるので、トランジスタ702にべース電流
が流れてオン状態となって飽和動作とされる。
【0042】このとき、過電流保護装置70は非動作状
態であり、過電流保護装置70の電源端子701に印加
された電圧はトランジスタ702のエミッタ−コレクタ
間飽和電圧分だけ電圧が降下されると共に、電流検出用
抵抗器704によって電圧降下されて赤外発光ダイオー
ド21aのアノードに供給される。
【0043】ここで、トランジスタ202のベースに混
合器15から駆動制御信号DRが入力されると、トラン
ジスタ202,209が駆動制御信号DRに基づいて駆
動されることにより発光素子部21に流れる電流は時間
的に変化される。しかし、この電流の変化分は、コンデ
ンサ710から供給されるので、電流検出用抵抗器70
4を流れる平均直流電流は変化せず、過電流保護装置7
0での電流制限動作が行われることはない。
【0044】次に、例えばトランジスタ209のコレク
タ−エミッタ間の短絡等が生じて発光素子部21に流れ
る電流が増加すると、電流検出用抵抗器704の電圧降
下が大きくなる。ここで、流れる電流が制限電流値に達
して接続点PAの電圧が低下し、差動増幅器のトランジ
スタ707に電流が流れ始めると、トランジスタ708
の電流が減少されて、トランジスタ702に流れていた
べース電流が減少される。このため、トランジスタ70
2は非飽和動作状態となり、エミッタ−コレクタ間の電
圧降下が大きくなって、接続点PBの電圧が低下するこ
とになる。さらに、差動増幅器が動作状態であることか
ら、トランジスタ707とトランジスタ708の両ベー
ス電圧差は微小な範囲に保たれるように電流制限が働
く。ここで、制限電流値はトランジスタ707のベース
電圧、すなわち抵抗器705の抵抗値と抵抗器706の
抵抗値の比でもって設定されるので、抵抗器705と抵
抗器706によって制限電流値と正常電流値の比を1に
近づけることができる。
【0045】トランジスタ707のべースの電圧降下
は、接続点PBの電圧低下を抵抗器705,706で分
圧した大きさになるので、接続点PAの電圧も分圧した
電圧とほぼ同じとなるように電流検出用抵抗器704の
電圧降下が小さくされる。つまり、電流制限が働くと制
限電流値が小さくなるので発光素子部21の赤外発光ダ
イオード21a〜21dに流れる電流も小さくされる。
すなわち、より多くの電流が流れるような重い負荷にな
るに従い、流れる電流が小さくなるように電流制限動作
が行われる。
【0046】また、差動増幅器で接続点PAと接続点P
Bの電圧を比較、増幅しているから、トランジスタのべ
ース、エミッタ間電圧の温度特性の影響を受けないと同
時に、電流検出用抵抗器704の電圧降下を小さく設定
しても過電流の検出、保護動作が可能であり、電流検出
用抵抗器704の電圧降下とトランジスタ702のエミ
ッタ−コレクタ間飽和電圧を合わせても、トランジスタ
702のべース−エミッタ間を導通させるのに必要な約
0.65V以下の電圧とすることが可能である。
【0047】従って、赤外発光ダイオードから出力され
る赤外光が人体の目に影響のない光放射パワーの範囲で
あると共に流れる電流が最大定格を越えることなく可能
な限り大きいものとしても、制限電流値が正常電流値よ
りも小さいものとされるので、赤外光が所望の光放射パ
ワーの範囲を越えて大きくされることを防止できる。ま
た、トランジスタの温度特性の影響を受けることなく安
定した電流制限動作を行うことができる。さらに、電流
検出用抵抗器704の電圧降下を小さく設定しても過電
流の検出や保護動作が可能であるので、電流検出部分の
消費電力を減少させて、長時間の電池動作を行うことが
できる。
【0048】また、過電流保護装置は、図5に示す構成
としてもよい。なお、図5において図1と対応する部分
については同一符号を付している。
【0049】図5に示す過電流保護装置70aの電源端
子701には、電流検出用抵抗器704を介してPNP
形トランジスタ713,716,718のエミッタが接
続される。また抵抗器711を介してPNP形トランジ
スタ712のエミッタが接続される。
【0050】トランジスタ712,713のベースは互
いに接続されると共に、トランジスタ712,713の
ベースはトランジスタ712のコレクタに接続される。
また、トランジスタ712のコレクタは抵抗器714を
介して接地される。このトランジスタ712,713を
用いてカレントミラー回路が構成される。
【0051】トランジスタ713のコレクタは、トラン
ジスタ718のベースに接続されると共に、抵抗器71
5を介してNPN形トランジスタ722のコレクタに接
続される。さらに、抵抗器715,721を介してNP
N形トランジスタ725のベースに接続される。このト
ランジスタ722のベースはコンデンサ723を介して
接地される。またトランジスタ722,725のエミッ
タも接地される。
【0052】トランジスタ718のコレクタは抵抗器7
19を介してトランジスタ722のベースに接続される
と共に抵抗器724を介してトランジスタ725のコレ
クタに接続される。このトランジスタ722,725を
用いて記憶回路であるフリップフロップ回路が構成され
る。
【0053】トランジスタ716のエミッタ−ベース間
には抵抗器717が接続される。トランジスタ716の
ベースは、抵抗器720を介してトランジスタ725の
コレクタに接続される。またトランジスタ716のコレ
クタと接地間にはコンデンサ710が接続される。な
お、トランジスタ716のコレクタとコンデンサ710
の接続点は接続点PAとする。
【0054】次に過電流保護装置70aの動作について
説明する。例えば過電流保護装置70aの電源投入と同
時に電源端子701に電源、例えば9ボルトが印加され
ると、トランジスタ722,725で構成されるフリッ
ププロップは、コンデンサ723の電圧の初期値が接地
レベルであるため、トランジスタ722がオフ状態、ト
ランジスタ725がオン状態とされる。トランジスタ7
25がオン状態であるからトランジスタ716にはベー
ス電流が流れてオン状態とされる。このトランジスタ7
16がオン状態とされることにより、過電流保護装置7
0aの電源端子701に印加された電圧が、トランジス
タ716のエミッタ−コレクタ間飽和電圧分だけ降下さ
れて発光素子部21に供給される。
【0055】ここで、発光素子部21に電圧が印加され
て、流れる電流が正常値であるときに電流検出用抵抗器
704で生じる電圧降下は、抵抗器711による電圧降
下に比べて小さいものとされて、トランジスタ712と
トランジスタ713からなる検出電流値の温度補償を兼
ねたカレントミラー回路のトランジスタ713はオン状
態、かつ飽和動作状態とされる。従って、トランジスタ
718はオフ状態とされて、トランジスタ722,72
5を用いて構成されるフリップフロップは初期状態が保
持される。
【0056】次に発光素子部21に流れる電流が増加し
て制限電流値に達すると、トランジスタ713が飽和動
作状態から非飽和動作状態へと変わり、トランジスタ7
13のコレクタ−エミッタ間電圧が増えるのでトランジ
スタ718がオン状態とされる。その結果トランジスタ
722がオン状態とされると共に、トランジスタ725
がオフ状態とされてフリップフロップの状態が反転され
る。このトランジスタ725がオフ状態とされると、ト
ランジスタ716のベース電流が流れなくなる。従っ
て、トランジスタ716はオフ状態とされて発光素子部
21への電流の供給が停止される。
【0057】その後、電源端子701への電源供給が一
度停止されて再び電源供給が開始されることによりフリ
ップフロップが初期状態とされるまでは、トランジスタ
716のオフ状態が保持されて発光素子部21への電流
の供給が停止される。
【0058】このように、電流検出用抵抗器704によ
って得られる検出電圧は増幅されるので、電流検出用抵
抗器704の電圧降下を小さく設定しても過電流の検
出、保護動作が可能であり、トランジスタ716のエミ
ッタ−コレクタ間飽和電圧と電流検出用抵抗器704の
電圧降下を合わせてもトランジスタを導通させるのに必
要な約0.65V以下の電圧とすることができる。
【0059】従って、赤外発光ダイオードから出力され
る赤外光が人体の目に影響のない光放射パワーの範囲で
あると共に流れる電流が最大定格を越えることなく可能
な限り大きいものとしても、電流検出用抵抗器704に
よって得られる検出電圧が増幅されるので、電流値が正
常電流値よりも増加したときに、直ちに電流を制限する
ことができる。さらに、電流検出用抵抗器704の電圧
降下を小さく設定しても過電流の検出や保護動作が可能
であるので、電流検出部分の消費電力を小さくすること
が可能となり、電池動作での動作可能時間を長時間とす
ることができる。
【0060】なお、上述の実施の形態では、過電流保護
装置を光空間アナログ伝送装置に用いる場合について説
明したが、光空間データ伝送装置にも過電流保護装置7
0,70aを用いることができる。
【0061】さらに、上述の実施の形態では1つの定電
流駆動装置を用いるものとし、発光素子部21は複数の
赤外発光ダイオードを直列接続して構成するものとした
が、これらを複数個設けて、それぞれに供給される電流
の合計値に基づき過電流を検出を行うものとしても良い
ことは勿論である。また、発光素子だけでなく他の素子
や装置等に流れる電流を、この過電流保護装置で制限す
ることもできる。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、電流検出手段で発光
素子に流れる電流が検出されて、電流制限手段によって
電流検出手段の検出結果に基づき発光素子に流れる電流
が所定の値を越えたか否か判別されて電流制限動作が行
われると共に、判別動作の温度特性による変動が補償さ
れる。このため、温度特性の影響を受けることなく安定
して電流制限動作を行うことができる。
【0063】また、電流制限手段では電流検出手段での
検出結果を増幅して電流が所定の値を越えたか否かが判
別されるので、故障時において電流制限を開始する電流
値である制限電流値を正常時の電流値である正常電流値
に近づけることが可能となる。このため、良好な過電流
検出感度を得ることができ、故障時には直ちに電流制限
が行われて、発光素子から出力される赤外光が所望の光
放射パワーの範囲を越えて大きくされることを防止でき
る。また、制限電流値を正常電流値に近づけることによ
り電流検出手段の消費電力を小さくできるので、電池で
駆動される装置に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光空間アナログ伝送装置の構成を示す図であ
る。
【図2】光空間データ伝送装置の構成を示す図である。
【図3】モジュレータ部53の動作を説明するための図
である。
【図4】この発明に係る過電流保護装置70の構成を示
す図である。
【図5】この発明に係る過電流保護装置70aの構成を
示す図である。
【符号の説明】
10・・・送信機、20・・・定電流駆動装置、21,
55・・・発光素子部、22,56・・・電源供給部、
30・・・受信機、50・・・送信装置、54・・・ド
ライブ回路、60・・・受信装置、70,70a・・・
過電流保護装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子を定電流駆動する駆動手段と、 上記発光素子に流れる電流を検出する電流検出手段と、 上記電流検出部の検出結果に基づき上記発光素子に流れ
    る電流を制限する電流制限手段とを備え、 上記電流制限手段では、上記電流検出手段の検出結果に
    基づいて上記発光素子に流れる電流が所定の値を越えた
    か否かを判別する判別動作を行うと共に、この判別動作
    の温度特性による変動を補償するものとし、上記発光素
    子に流れる電流が上記所定の値を越えたことが判別され
    た時には、上記発光素子に流れる電流を上記所定の値よ
    りも小さい電流値に制限することを特徴とする過電流保
    護装置。
  2. 【請求項2】 上記電流制御手段では、上記発光素子に
    流れる電流の制限が行われた後、上記発光素子に流れる
    電流が所定の値を越えていないことが判別された時に
    は、上記発光素子に流れる電流の制限を停止することを
    特徴とする請求項1に記載の過電流保護装置。
  3. 【請求項3】 上記電流制限手段は記憶回路を備え、 上記電流検出手段では、上記発光素子に流れる電流が上
    記所定の値を越えたことが判別された時には、この判別
    結果を上記記憶回路に記憶するものとし、この記憶回路
    に記憶された判別結果に基づいて上記発光素子に流れる
    電流を制限することを特徴とする請求項1に記載の過電
    流保護装置。
  4. 【請求項4】 上記電流検出手段は抵抗器で構成される
    と共に、上記電流制御手段は増幅器を有し、 上記抵抗器の端子間には、上記発光素子に流れる電流に
    基づく電圧を発生させると共に、上記発光素子に流れる
    電流が所定の値を越えたときには、上記抵抗器の端子間
    に発生される電圧をトランジスタが導通状態とされるべ
    ース−エミッタ電圧よりも小さい電圧とし、 上記電流制御手段では、上記抵抗器の端子間に発生され
    る電圧を上記増幅器で増幅して、上記発光素子に流れる
    電流が上記所定の値を越えたか否かを判別することを特
    徴とする請求項2記載の過電流保護装置。
  5. 【請求項5】 上記電流検出手段は抵抗器で構成される
    と共に、上記電流制御手段は増幅器を有し、 上記抵抗器の端子間には、上記発光素子に流れる電流に
    基づく電圧を発生させると共に、上記発光素子に流れる
    電流が所定の値を越えたときには、上記抵抗器の端子間
    に発生される電圧をトランジスタが導通状態とされるべ
    ース−エミッタ電圧よりも小さい電圧とし、 上記電流制御手段では、上記抵抗器の端子間に発生され
    る電圧を上記増幅器で増幅して、上記発光素子に流れる
    電流が上記所定の値を越えたか否かを判別することを特
    徴とする請求項3記載の過電流保護装置。
  6. 【請求項6】 上記発光素子と上記駆動手段を複数備
    え、 上記電流検出手段では、上記複数の駆動手段から上記複
    数の発光素子に流れる合計の電流を検出することを特徴
    とする請求項1記載の過電流保護装置。
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