JPH09330875A - 除振装置及び露光装置 - Google Patents

除振装置及び露光装置

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JPH09330875A
JPH09330875A JP8168367A JP16836796A JPH09330875A JP H09330875 A JPH09330875 A JP H09330875A JP 8168367 A JP8168367 A JP 8168367A JP 16836796 A JP16836796 A JP 16836796A JP H09330875 A JPH09330875 A JP H09330875A
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stage
displacement
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体を機械共振により加振することな
く、外乱振動の抑制(制振)効果を向上させる。 【解決手段】 ステージの移動により装置本体40が振
動すると、この振動が加速度センサ5で検出され、本体
40の変位が変位センサ10で検出される。また、ステ
ージの移動位置は干渉計30X,30Y,30Rにより
計測される。ステージの加減速時には、振動補償系では
ステージ加減速に伴う反力による装置本体の加振を防ぐ
ため、その反力と逆向きの力であるカウンターフォース
の指令値であって装置本体の機械共振周波数成分を含ま
ない値を振動制御系にフィードフォワード入力する。振
動制御系では変位センサ、振動センサの出力、及びフィ
ードフォワード入力された指令値に基づいて除振台の振
動を抑制するようにアクチュエータ7A〜7D,32A
〜32Cを駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除振装置及び露光
装置に係り、更に詳しくは、除振台の振動を打ち消すよ
うにアクチュエータにより除振台を駆動する、いわゆる
アクティブ方式の除振装置及びこの除振装置を備えた露
光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステップ・アンド・リピート方式の縮小
投影型露光装置、即ちいわゆるステッパ等の精密機器の
高精度化に伴い、設置床から定盤(除振台)に作用する
微振動をマイクロGレベルで絶縁する必要が生じてい
る。除振装置の除振台を支持する除振パッドとしてはダ
ンピング液中に圧縮コイルバネを入れた機械式ダンパや
空気式ダンパ等種々のものが使用され、除振パッド自体
がある程度のセンタリング機能を備えている。特に、空
気式ダンパを備えた空気バネ除振装置はバネ定数を小さ
く設定でき、約10Hz以上の振動を絶縁することか
ら、精密機器の支持に広く用いられている。また、最近
では従来のパッシブ除振装置の限界を打破するために、
アクティブ除振装置が提案されている。これは、除振台
の振動をセンサで検出し、このセンサの出力に基づいて
アクチュエータを駆動することにより振動制御を行う除
振装置であり、低周波制御帯域に共振ピークの無い理想
的な振動絶縁効果を持たせることができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ステッパ等では、大き
な加減速を行うXYステージ(ウエハステージ)が除振
パッドに保持された定盤上に搭載されており、XYステ
ージが移動する際、その加減速時に伴う反力が露光装置
本体を加振する。アクティブ除振装置では、ステージ加
減速時に伴う反力と同じ大きさで、逆向きの力すなわち
カウンターフォースをフィードフォワードで入力してい
る。この場合、露光装置本体には6個の加速度計が取り
付けられ、これらの加速度計により6自由度の運動を計
測している。ステージ加減速時にカウンターフォースを
与えるとき、露光装置本体の機械共振を励起し、この振
動数で本体を加振してしまう恐れがあり、特にスキャン
型の露光装置ではこれにより露光時の同期精度が悪化す
る恐れがあるという不都合があった。
【0004】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その目的は装置本体を機械共振により加振すること
がなく、外乱振動の抑制(制振)効果を向上させること
ができる除振装置及びこれを備えた露光装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、少なくとも3個の除振パッドを介して水平に保持さ
れた除振台と;前記除振台上で移動する少なくとも一つ
のステージと;前記除振台を異なる箇所で鉛直方向に駆
動する少なくとも3つのアクチュエータを含む複数のア
クチュエータと;前記除振台の変位を検出する1又は2
以上の変位センサと;前記除振台の振動を検出する1又
は2以上の振動センサと;前記変位センサ及び振動セン
サの出力に基づいて前記除振台の振動を抑制するように
前記各アクチュエータを駆動制御する振動制御系と;前
記各ステージの移動位置を計測する位置計測手段と;前
記ステージ加減速に伴う反力による前記除振台を含む装
置本体の加振を防ぐため、その反力と逆向きの力である
カウンターフォースの指令値を前記振動制御系にフィー
ドフォワード入力する振動補償系とを備え、前記振動補
償系は、前記装置本体の機械共振周波数成分を含まない
前記カウンターフォースの指令値を前記振動制御系にフ
ィードフォワード入力することを特徴とする。
【0006】これによれば、ステージの移動により装置
本体が振動すると、この振動が加速度センサで検出さ
れ、また、この振動に伴う装置本体の変位が変位センサ
で検出される。また、ステージの移動位置は位置計測手
段により計測される。このステージの移動時における加
減速時には、振動補償系ではステージ加減速に伴う反力
による除振台を含む装置本体の加振を防ぐため、その反
力と逆向きの力であるカウンターフォースの指令値であ
って装置本体の機械共振周波数成分を含まない値を振動
制御系にフィードフォワード入力する。
【0007】振動制御系では変位センサ、振動センサの
出力、及びフィードフォワード入力された指令値に基づ
いて除振台の振動を抑制するように各アクチュエータを
駆動制御する。これにより、除振台の振動が効果的に抑
制されると共にフィードフォワード入力された指令値に
基づいて発生されたカウンターフォースによりステージ
の加減速に伴う反力の影響がキャンセルされ、また、装
置本体の機械共振を励起することもない。従って、装置
本体を加振することなく、外乱振動の抑制(制振)効果
を向上させることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、マスクに形成さ
れたパターンを投影光学系を介して基板ステージ上の感
光基板に転写する露光装置であって、前記請求項1に記
載の除振装置を露光装置本体の除振装置として具備する
ことを特徴とする。
【0009】これによれば、除振装置により、露光装置
本体を加振することなく、露光装置本体に対する外乱振
動の抑制(制振)効果を向上させることができるので、
結果的にステージの制御性が向上し、例えば走査型露光
装置の場合は、走査露光時のマスクステージと基板ステ
ージとの同期精度の向上、同期整定時間の短縮が可能と
なり、また例えば一括露光型の露光装置の場合は、基板
ステージの位置決め精度の向上、位置決め整定時間の短
縮が可能となり、いずれにしても露光精度の向上、スル
ープットの向上を図ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1ないし図3に基づいて説明する。
【0011】図1には、一実施形態に係るステップ・ア
ンド・スキャン型の露光装置100の概略斜視図が示さ
れている。この図1において、設置面としての床上に長
方形板状の台座2が設置され、この台座2上に除振パッ
ド4A〜4D(但し、図1では紙面奥側の除振パッド4
Dは図示せず)が設置され、これらの除振パッド4A〜
4D上に除振台としての長方形状の定盤6が設置されて
いる。ここで、後述するように本実施形態の露光装置1
00では投影光学系PLが使用されているため、投影光
学系PLの光軸に平行にZ軸を取り、Z軸に直交する平
面内で定盤6の長手方向にY軸を、これに直交する方向
にX軸を取る。また、それぞれの軸回りの回転方向をZ
θ、Yθ、Xθ方向と定める。なお、以下の説明におい
て、必要に応じ、図1中のX、Y、Z軸を示す各矢印の
示す方向を+X、+Y、+Z方向、これと反対の方向を
−X、−Y、−Z方向と区別して用いるものとする。
【0012】除振パッド4A〜4Dは、それぞれ定盤6
の長方形の底面の4個の頂点付近に配置されている。本
実施形態の露光装置100では、除振パッド4A〜4D
として空気式ダンパが使用され、空気の圧力により除振
パッド4A〜4Dの高さを調整できるため、その空気式
ダンパは上下動機構の役目をも兼ねている。勿論、上下
動機構を別に設けてダンピング液中に圧縮コイルばねを
入れた機械式ダンパ等を除振パッドとして使用してもよ
い。
【0013】台座2と定盤6との間に除振パッド4Aと
並列にアクチュエータ7Aが設置されている。アクチュ
エータ7Aは、台座2上に固定された発磁体より成る固
定子9Aと定盤6の底面に固定されたコイルを含む可動
子8Aとから構成され、制御装置11(図1では図示省
略、図2参照)からの指示に応じて台座2から定盤6の
底面に対するZ方向の付勢力、又は定盤6の底面から台
座2に向かう吸引力を発生する。他の除振パッド4B〜
4Dにおいても、除振パッド4Aと同様にそれぞれ並列
にアクチュエータ7B〜7Dが設置され(但し、図1で
は紙面奥側のアクチュエータ7C、7Dは図示せず)、
これらのアクチュエータ7B〜7Dの付勢力又は吸引力
もそれぞれ制御装置11(図1では図示省略、図2参
照)により設定される。アクチュエータ7A〜7Dの制
御方法については、後述する。
【0014】定盤6の+X方向側の側面には、定盤6の
Z方向加速度を検出する振動センサとしての加速度セン
サ5Z1 、5Z2 が取り付けられている。また、定盤6
上面の+X方向端部には定盤6のX方向加速度を検出す
る振動センサとしての加速度センサ5X1 、5X2 が取
り付けられ、定盤6上面の+Y方向端部には定盤6のY
方向加速度を検出する振動センサとしての加速度センサ
5Yが取り付けられている。これらの加速度センサ5Z
1 、5Z2 、5X1 、5X2 、5Yとしては、例えば半
導体式加速度センサが使用される。これらの加速度セン
サ5Z1 、5Z2 、5X1 、5X2 、5Yの出力も制御
装置11(図1では図示省略、図2参照)に供給されて
いる。
【0015】また、定盤6の+X方向側の側面には、所
定面積の矩形の金属板(導電性材料)231 、232
貼り付けられている。本実施例では、定盤6として非導
電性材料であるセラミックス製の定盤が使用されてお
り、金属板231 、232 に対向する位置に定盤のX方
向変位を検出する変位センサ10X1 、10X2 (図1
では図面の錯綜をさけるため図示省略、図2参照)が設
けられている。これらの変位センサ10X1 、10X2
としては、例えば、渦電流変位センサが使用される。こ
の渦電流変位センサによれば、予め絶縁体に巻いたコイ
ルに交流電圧を加えておき、導電性材料(導電体)から
成る測定対象に近づけると、コイルによって作られた交
流磁界によって導電体に渦電流が発生し、この渦電流に
よって発生する磁界は、コイルの電流によって作られた
磁界と逆方向であり、これら2つの磁界が重なり合っ
て、コイルの出力に影響を与え、コイルに流れる電流の
強さ及び位相が変化する。この変化は、対象がコイルに
近いほど大きくなり、逆に遠いほど小さくなるので、コ
イルから電気信号を取り出すことにより、対象の位置、
変位を知る事ができる。この他、変位センサとして、静
電容量がセンサの電極と測定対象物間の距離に反比例す
ることを利用して非接触でセンサと測定対象物間の距離
を検出する静電容量式非接触変位センサを使用しても良
い。なお、背景光の影響を阻止できる構成にすれば、変
位センサとしてPSD(半導体光位置検出器)を使用す
ることも可能である。
【0016】また、定盤6上面の+X方向端部には所定
面積の金属板233 、234 が貼り付けられている。こ
れらの金属板233 、234 に対向して定盤6のZ方向
変位を検出する渦電流変位センサから成る変位センサ1
0Z1 、10Z2 (図1では図示省略、図2参照)が設
けられている。さらに、定盤6上面の+Y方向の側面に
は所定面積の金属板235 が貼り付けられ、この金属板
235 に対向して定盤6のy方向変位を検出する渦電流
変位センサから成る変位センサ10Y(図1では図示省
略、図2参照)が設けられている。変位センサ10
1 、10X2 、10Z1 、10Z2 、10Yの出力も
制御装置11(図1では図示省略、図2参照)に供給さ
れている。
【0017】定盤6上には図示しない駆動手段によって
XY2次元方向に駆動される基板ステージとしてのウエ
ハステージ20が載置されている。このウエハステージ
20は、定盤6上をY軸方向に移動するウエハY軸ステ
ージ(以下、「WYステージ」という)20Yと、この
WYステージ20Y上をX軸方向に移動するウエハX軸
ステージ(以下、「WXステージ」という)20Xとか
ら構成されている。更に、このWXステージ20X上に
Zレベリングステージ、θステージ(いずれも図示省
略)及びウエハホルダ21を介して感光基板としてのウ
エハWが吸着保持されている。また、定盤6上でウエハ
ステージ20を囲むように第1コラム24が植設され、
第1コラム24の上板の中央部に投影光学系PLが固定
され、第1コラム24の上板に投影光学系PLを囲むよ
うに第2コラム26が植設され、第2コラム26の上板
の中央部にレチクルステージ27を介してマスクとして
のレチクルRが載置されている。
【0018】WYステージ20Yの移動によるWXステ
ージ20XのY方向の移動位置は、位置計測手段として
のY軸用レーザ干渉計30Yによって計測され、WXス
テージ20XのX方向の移動位置は、位置計測手段とし
てのX軸用レーザ干渉計30Xによって計測されるよう
になっており、これらのレーザ干渉計30Y、30Xの
出力は制御装置11(図2参照)及び図示しない主制御
装置に入力されている。Zレベリングステージは、Z軸
方向の駆動及びZ軸に対する傾斜が調整可能に構成さ
れ、θステージはZ軸回りの微小回転が可能に構成され
ている。従って、ウエハステージ20、Zレベリングス
テージ及びθステージによって、ウエハWは3次元的に
位置決めが可能となっている。
【0019】レチクルステージ27は、レチクルRのX
軸方向の微調整、及び回転角の調整が可能に構成されて
いる。また、このレチクルステージ27は、図示しない
駆動手段によってY方向に駆動されるようになってお
り、このレチクルステージ27のY方向位置は位置計測
手段としてのレチクルレーザ干渉計30Rによって計測
され、このレチクルレーザ干渉計30Rの出力も制御装
置11(図2参照)及び図示しない主制御装置に入力さ
れている。
【0020】更に、レチクルRの上方には、図示しない
照明光学系が配置され、図示しない主制御装置ではレチ
クルR及びウエハWの相対位置合わせ(アライメント)
及び図示しない焦点検出系によるオートフォーカスを行
ないつつ、照明光学系からの露光用の照明光ELの下
で、レチクルRのパターンの投影光学系PLを介した像
をウエハWの各ショット領域に順次露光するようになっ
ている。本実施例では、各ショット領域の露光に際して
は主制御装置によりウエハステージ20とレチクルステ
ージ27とがそれぞれの駆動手段を介してY軸方向(走
査方向)に沿って所定の速度比で相対走査される。
【0021】第1コラム24は、4本の脚部24a〜2
4d(但し、図1では紙面奥側の脚部24dは図示せ
ず)により定盤6上に接触している。脚部24bの+Y
方向の側面には、第1コラム24のZ方向の加速度を検
出する加速度センサ5Z3 が取り付けられている。この
加速度センサ5Z3 としては、例えばピエゾ抵抗効果型
あるいは静電容量型の半導体式加速度センサが使用され
る。この加速度センサ5Z3 の出力も制御装置11(図
1では図示省略、図2参照)に入力されている。ま た、
第1コラム24の上板上面の+Y方向端部でかつ+X方
向端部となるコーナーの部分には、所 定面積の金属板2
6 が貼り付けられている。この金属板236 に対向し
て第1コラム24のZ方向変位を検出する渦電流変位セ
ンサから成る変位センサ10Z3 (図1では図示省略、
図2参照)が設けられている。
【0022】更に、第1コラム24の−Y方向の側面に
可動軸35Aが埋め込まれ、可動軸35Aと床上に固定
された図示しない支柱との間にアクチュエータ32Aが
取り付けられている。アクチュエータ32Aは、アクチ
ュエータ7Aと同様に、図示しない支柱に固定された発
磁体よりなる固定子34Aと、可動軸35Aに取り付け
られたコイルを含む可動子33Aとから構成され、制御
装置11から可動子33A内のコイルに流れる電流を調
整することにより、可動軸35Aに対して±X方向に力
を与えることができる。同様に、第1コラム24の+Y
方向の側面に可動軸35Bが埋め込まれ、可動軸35B
と床上に固定された図示しない支柱との間に、アクチュ
エータ32Aと同一構成のアクチュエータ32Bが取り
付けられ、制御装置11からの指示により可動軸35B
に対して±X方向に力を与えることができるようになっ
ている。また、第1コラム24の+Y方向の側面の中央
部と床上の図示しない支柱との間に、アクチュエータ3
2Aと同一構成のアクチュエータ32Cが設置され、制
御装置11からの指示によりアクチュエータ32Cを介
して第1コラム24に対して±Y方向に力を与えること
ができる。制御装置11による、アクチュエータ32A
〜32Cの制御方法についても後述する。
【0023】ここで、露光装置100の設置時の定盤6
の高さ及び水平レベルの調整について簡単に説明する
と、変位センサ10Z1 、10Z2 、10Z3 で計測さ
れた定盤6のZ方向変位(高さ)が図示しない除振パッ
ド4A〜4Dの制御系(図示省略)に伝えられ、これら
のデータを基に除振パッド4A〜4Dの制御系は、定盤
6の高さを予め設定されている値にすると共に水平レベ
ルを維持するための各除振パッド4A〜4Dの高さを算
出する。その後、この制御系は、除振パッド4A〜4D
の高さをそれぞれその算出された高さに設定する。その
後、除振パッド4A〜4Dの高さはそれぞれその設定値
に維持される。これにより、定盤6に歪みが生ずること
がなく、定盤6上のウエハステージ20の位置決め精度
等が高精度に維持される。
【0024】本実施例では、定盤6、ウエハステージ2
0、ウエハホルダ21、第1コラム24、投影光学系P
L、第2コラム26、及びレチクルステージ27等によ
り振動制御の対象となる装置本体としての露光装置本体
40(図2参照)が構成されている。
【0025】次に、この露光装置本体40の除振のため
のアクチュエータ7A〜7D、32A〜32Cの制御系
について、制御装置11を中心に、図3のブロック図に
基づいて説明する。
【0026】制御装置11は、変位センサ10Z1 、1
0Z2 、10Z3 、10X1 、10X2 、10Y及び加
速度センサ5Z1 、5Z2 、5Z3 、5X1 、5X2
5Yの出力に基づいて定盤6を含む露光装置本体40の
振動を抑制するようにアクチュエータ7A、7B、7
C、7D、32A、32B、32Cを駆動制御する振動
制御系と、ウエハステージ20、レチクルステージ27
の移動時、例えばスキャン露光のためのウエハステージ
20、レチクルステージ27の走査時の重心位置の移動
により生じる露光装置本体40の加振量を干渉計30
X、30Y、30Rの出力に基づいて予め計算により予
測しておき、ステージ加減速に伴い露光装置本体40に
作用する反力に対する最適なカウンターフォースの指令
値を振動制御系にフィードフォワード入力する振動補償
系とを有する。
【0027】これを更に詳述すると、振動制御系は、変
位センサ10Z1 、10Z2 、10Z3 、10X1 、1
0X2 、10Yの出力を図示しないA/Dコンンバータ
をそれぞれ介して入力し、露光装置本体40の重心Gの
6自由度方向(X、Y、Z、Xθ、Yθ、Zθ:図1参
照)の変位量(x、y、z、θx 、θy 、θz )に変換
する第1の座標変換部42と、この第1の座標変換部4
2で変換後の重心の6自由度方向の変位量(x、y、
z、θx 、θy 、θz )を目標値出力部44から入力さ
れる6自由度方向の重心位置の目標値(x0 、y0 、z
0 、θx0 、θy0、θz0)からそれぞれ減じて6自由度
のそれぞれの方向の位置偏差(Δx=x0−x、Δy=
0 −y、Δz=z0 −z、Δθx =θx0−θx 、Δθ
y =θy0−θy 、Δθz =θz0−θz )をそれぞれ算出
する6つの減算器46a〜46fと、6自由度のそれぞ
れの方向の位置偏差Δx、Δy、Δz、Δθx 、Δ
θy 、Δθz を動作信号として制御動作を行なうPIコ
ントローラから成る6自由度のそれぞれの方向の位置コ
ントローラXPI、YPI、ZPI、XθPI、YθP
I、ZθPIと、加速度センサ5Z1 、5Z2 、5
3 、5X1 、5X2 、5Yの出力を図示しないA/D
コンバータをそれぞれ介して入力し、重心Gの6自由度
方向の加速度(x”、y”、z”、θx ”、θy ”、θ
z ”)に変換する第2の座標変換部48と、この第2の
座標変換部48で変換後の重心Gの6自由度方向の加速
度x”、y”、z”、θx ”、θy ”、θz ”をそれぞ
れ積分してそれぞれの方向の重心Gの速度x’、y’、
z’、θx 、θy 、θz ’に変換する6つの積分器
50a〜50fと、位置コントローラXPI、YPI、
ZPI、XθPI、YθPI、ZθPIの出力を速度指
令値x0 ’、y0 ’、z0 ’、θx0’、θy0’、θz0
にそれぞれ変換する速度変換ゲイン52a〜52fと、
この変換後の速度指令値x0 ’、y0 ’、z0 ’、
θx0’、θy0’、θz0’から積分器50a〜50fの出
力x’、y’、z’、θx ’、θy ’、θz ’をそれぞ
れ減じて6自由度方向のそれぞれの方向の速度偏差(Δ
x’=x0 ’−x’、Δy’=y0 ’−y’、Δz’=
0 ’−z’、Δθx ’=θx0’−θx ’、Δθy’=
θy0’−θy ’、Δθz ’=θz0’−θz ’)を算出す
る6つの減算器54a〜54fと、6自由度のそれぞれ
の方向の速度偏差Δx’、Δy’、Δz’、Δθx ’、
Δθy ’、Δθz ’を動作信号として制御動作を行なう
PIコントローラから成る6自由度のそれぞれの方向の
速度コントローラVXPI、VYPI、VZPI、VX
θPI、VYθPI、VZθPIと、これらのコントロ
ーラで演算された6自由度のそれぞれの方向の速度制御
量を各アクチュエータの位置で発生すべき速度指令値に
変換するための非干渉化演算を行なう非干渉化計算部5
6と、この非干渉化計算部56で変換後の各アクチュエ
ータの位置で発生すべき速度指令値を各アクチュエータ
で発生すべき推力にそれぞれ変換する推力ゲイン58a
〜58gとを有する。
【0028】即ち、本実施例の振動制御系は、変位セン
サ、位置コントローラ等を含んで構成される位置制御ル
ープの内側に、その内部ループとして加速度センサ、積
分器、速度コントローラ等を含んで構成される速度制御
ループを有する多重ループ制御系となっている。
【0029】また、振動補償系は、レーザ干渉計30
X、30Y、30Rの計測値をモニタし、このときのウ
エハステージ20、レチクルステージ27の移動(各ス
テージ位置の変動)により生じる露光装置本体40の加
振量(各ステージの移動により生じる反力)を演算によ
り予測し、この予測結果に基づいて露光装置本体40の
振動を抑制するのに最適な6自由度の各方向のカウンタ
ーフォースの指令値を演算し、装置本体の重心位置Gと
各ステージの位置関係に応じて定まるそれぞれの方向の
ゲインk1 、k2 、k3 、k4 、k5 、k6 を掛けて、
6自由度方向の速度コントローラVXPI、VYPI、
VZPI、VXθPI、VYθPI、VZθPIの出力
段にそれぞれ設けられた6つの加算器601 、602
603 、604 、605 、606 を介して振動制御系に
フィードフォワード入力するカウンターフォース演算部
66と、前記6つの加算器601 、602 、603 、6
4、605 、606 の出力段にそれぞれ設けられたデ
ジタルフィルタGx 、Gy 、Gz 、Gθx 、Gθy 、G
θz とを含んで構成されている。これらのデジタルフィ
ルタGx 、Gy 、Gz 、Gθx 、Gθy 、Gθz は、加
算器601 、602 、603 、604 、605 、606
を介して非干渉化計算部56に入力されるカウンターフ
ォースの指令値に露光装置本体40の機械共振周波数成
分が含まれている場合にこれを除去する。
【0030】ここで、上記デジタルフィルタの意義を図
3を用いて簡単に説明する。図3には、ステージ加速時
の露光装置本体の振動のシミュレーション結果の一例が
示されている。この図3において、破線はフィルタ無し
の場合、実線はフィルタ有りの場合をそれぞれ示す。こ
の図より明らかなように、実線(フィルタ有り)の方が
破線(フィルタ無し)に比べて本体振動が小さいことが
わかる。これは、カウンターフォースに本体の機械共振
周波数と同じ周波数成分が含まれていてもデジタルフィ
ルタを用いることにより、本体を加振すること無く、ス
テージ加減速時のカウンターフォースの指令値を、より
効果的に与えることができることを意味する。
【0031】なお、デジタルフィルタGx 、Gy
z 、Gθx 、Gθy 、Gθz は、図2の位置に限ら
ず、加算器601 、602 、603 、604 、605
606 とカウンターフォース演算部66との間に、それ
ぞれ設けても良い。
【0032】以上のようにして構成された本実施形態の
露光装置100によれば、例えば、スキャン露光の際
に、ウエハステージ20、レチクルステージ27がY軸
方向に沿って走査され、このステージの移動により露光
装置本体40が振動すると、変位センサ10Z1 、10
2 、10Z3 、10X1 、10X2 、10Y、加速度
センサ5Z1 、5Z2 、5Z3 、5X1 、5X2 、5Y
の出力に基づいて制御装置11の振動制御系によりアク
チュエータ7A、7B、7C、7D、32A、32B、
32Cが駆動され、露光装置本体40の振動が効果的に
抑制される。この場合において、ステージ加減速時のカ
ウンターフォースを与えるとき、そのカウンターフォー
スの指令値が露光装置本体40の機械共振を励起させな
いような特性を有するフィルタを介して非干渉化計算部
56に与えられるので、最終的にアクチュエータでは露
光装置本体40の機械共振を励起することのないカウン
ターフォースを発生する。従って、本実施形態の装置1
00では、露光装置本体40を加振することなく、外乱
振動の抑制(制振)効果を向上させることができる。従
って、本実施形態の露光装置100によると、ステージ
の制御性が向上し、走査露光時のレチクルステージ27
とウエハステージ20との同期精度の向上、同期整定時
間の短縮が可能となり、露光精度の向上、スループット
の向上を図ることができる。
【0033】なお、上記実施形態では本発明に係る除振
装置がステップ・アンド・スキャン方式の走査露光型の
投影露光装置に適用される場合を例示したが、本発明の
除振装置はステッパ方式の投影露光装置であっても定盤
上をステージが移動するものであるから好適に適用でき
るものである。
【0034】また、上記実施例では、7つのアクチュエ
ータを用いて露光装置本体の6自由度方向の揺れを抑制
する場合について例示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、定盤(除振台)の傾斜補正を考慮すれ
ば、アクチュエータとしては、Z方向のアクチュエータ
が少なくとも3つあれば良い。
【0035】さらに、ステージ加減速時のカウンターフ
ォースを与えるとき、そのカウンターフォースの指令値
として装置本体の機械共振周波数成分を含まないカウン
ターフォースの指令値を用いて、装置本体に生ずる反力
の影響を相殺するようにアクチュエータをフィードフォ
ワード制御するという本発明の解決原理は、装置本体の
6自由度方向の揺れを阻止する場合にのみ適用されるも
のではない。例えば、ステージが装置本体の重心位置上
を移動するように構成されている場合には、ステージが
移動しても装置本体は必ずしも6自由度方向に揺動しな
いが、かかる場合であっても本発明の解決原理は、有効
に機能することは明かだからである。かかる意味から、
変位センサ、加速度センサ(振動センサ)の数も6つに
限られるものではない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置本体を加振することなく、外乱振動の抑制(制振)
効果を向上させることができるという従来にない優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る投影露光装置を示す斜視図で
ある。
【図2】アクチュエータの制御系の構成を示す制御ブロ
ック図である。
【図3】ステージ加速時の露光装置本体の振動のシミュ
レーション結果の一例を示す線図である。
【符号の説明】
4A〜4C 除振パッド 5Z1 〜5Z3 ,5X1 ,5X2 ,5Y 加速度セン
サ(振動センサ) 6 定盤(除振台) 7A〜7D,32A〜32C アクチュエータ 10Z1 〜10Z3 ,10X1 ,10X2 ,10Y
変位センサ 11 制御装置(振動制御系) 20 ウエハステージ(基板ステージ) 27 レチクルステージ 30X、30Y、30R レーザ干渉計(位置計測手
段) 40 露光装置本体 66 カウンターフォース演算部(振動補償系の一
部) 100 露光装置 R レチクル(マスク) PL 投影光学系 W ウエハ(感光基板) Gx 、Gy 、Gz 、Gθx 、Gθy 、Gθz デジタル
フィルタ(振動補償系の一部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3個の除振パッドを介して水
    平に保持された除振台と;前記除振台上で移動する少な
    くとも一つのステージと;前記除振台を異なる箇所で鉛
    直方向に駆動する少なくとも3つのアクチュエータを含
    む複数のアクチュエータと;前記除振台の変位を検出す
    る1又は2以上の変位センサと;前記除振台の振動を検
    出する1又は2以上の振動センサと;前記変位センサ及
    び振動センサの出力に基づいて前記除振台の振動を抑制
    するように前記各アクチュエータを駆動制御する振動制
    御系と;前記各ステージの移動位置を計測する位置計測
    手段と;前記ステージ加減速に伴う反力による前記除振
    台を含む装置本体の加振を防ぐため、その反力と逆向き
    の力であるカウンターフォースの指令値を前記振動制御
    系にフィードフォワード入力する振動補償系とを備え、 前記振動補償系は、前記装置本体の機械共振周波数成分
    を含まない前記カウンターフォースの指令値を前記振動
    制御系にフィードフォワード入力することを特徴とする
    除振装置。
  2. 【請求項2】 マスクに形成されたパターンを投影光学
    系を介して基板ステージ上の感光基板に転写する露光装
    置であって、 前記請求項1に記載の除振装置を露光装置本体の除振装
    置として具備することを特徴とする露光装置。
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