JPH09329132A - 動圧軸受装置及びその製造方法 - Google Patents

動圧軸受装置及びその製造方法

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JPH09329132A
JPH09329132A JP17059996A JP17059996A JPH09329132A JP H09329132 A JPH09329132 A JP H09329132A JP 17059996 A JP17059996 A JP 17059996A JP 17059996 A JP17059996 A JP 17059996A JP H09329132 A JPH09329132 A JP H09329132A
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dynamic pressure
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bearing surface
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転部材、固定部材を簡易に製造し低コスト
化を図ると共に、回転部材、固定部材における軸受面に
対応する表面でのボイドをなくし品質及び信頼性の向上
を図る。 【解決手段】 回転部材36または固定部材の軸受面を
構成する部材36aを、ボイドを有しないアルミの引き
抜き材により構成するようにし、該アルミの引き抜き材
36aにより構成された軸受面でのボイドに起因する種
々の不具合の招来を防止すると共に、回転部材36また
は固定部材を構成する他の部材36bをアルミダイカス
ト成形により上記アルミの引き抜き材36aと一体に成
形するようにし、このアルミダイカスト成形によって、
最終所要形状に近い形状を簡易に製作し得ると共にこの
最終所要形状に近い形状のため仕上げ加工を最低限にし
得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動圧軸受装置及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリゴンミラー駆動用モータやハードデ
ィスク駆動用モータ等は、高精度且つ高速回転が要求さ
れることから、空気或いはオイル等の流体を利用した動
圧軸受装置が用いられつつある。この動圧軸受装置を用
いた装置例として、例えば図1に示されているようなポ
リゴンミラー駆動用モータがある。この図1に示された
ポリゴンミラー駆動用モータは、デジタルコピー、レー
ザプリンタ等におけるレーザスキャナーを構成するもの
であって、10000〜30000RPM以上の高速回
転をするため、軸受には非接触で回転支持可能な空気動
圧軸受が用いられている。
【0003】図1に示される空気動圧軸受型のポリゴン
ミラー駆動用モータは、所謂インナロータ型(軸回転
型)モータである。すなわち、図1において、ベース8
にネジ止め固定された軸受(固定部材)5内に、数μm
〜十数μmの隙間を隔ててロータ(回転部材)2が挿入
されており、当該ロータ2の外周面14に形成されたス
パイラル溝15と軸受5の内周面とで構成される空気動
圧軸受4によって上記ロータ2が高速回転可能に支承さ
れる構成になされている。さらに上記ベース8の中央柱
状部の外周には、駆動コイル9が嵌合固定されており、
その駆動コイル9に周対向するようにして、駆動用の磁
気回路をつくる環状マグネット10が配置されている。
この環状マグネット10は、上記ロータ2の内部に鉄製
のヨーク19を介して配置されており、上記駆動コイル
9と共にモータ駆動部を構成している。
【0004】また、上記ロータ2の先端部(図示上端
部)には凸部13が設けられており、この凸部13に対
してポリゴンミラー1が嵌合されている。このポリゴン
ミラー1上には、波形ばね17を介してバランスプレー
ト16が同軸に載置されており、そのバランスプレート
16側から差し込まれた固定ネジ18がロータ2の凸部
13に螺着されることによってポリゴンミラー1の固定
が行われている。
【0005】さらに上記ベース8の中央柱状部の上部外
周及びバランスプレート16の内周には、一対の環状マ
グネット11,12が周対向するように取り付けられて
いる。これらの各環状マグネット11,12には、軸方
向に極性を逆にして着磁が行われており、これによって
磁気スラスト軸受が構成されている。
【0006】そして、駆動コイル9に所定の駆動電圧が
印加されると、ロータ2と共にポリゴンミラー1が回転
し、このポリゴンミラー1の回転によって該ポリゴンミ
ラー1に収束されたレーザー光が図示されない画像記録
媒体上を走査するようになっている。この時、ロータ2
は、ロータ2と軸受5との間に発生する圧力によってラ
ジアル方向に支持されると共に、一対の環状マグネット
11,12よりなる磁気スラスト軸受によって浮上支持
される。
【0007】ここで、軸受(固定部材)5、ロータ(回
転部材)2を製造する方法としては、ステンレス、セラ
ミックス等の丸棒を切削工法により最終所要形状に製作
する方法、アルミ材を鍛造工法により概略所要形状に製
作し、切削により最終所要形状に製作する方法等が知ら
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステン
レス、セラミックスを加工する前者にあっては、該ステ
ンレス、セラミックスが難加工材であるため加工性が極
端に悪く、高コスト化が避けられないといった問題があ
る。
【0009】また、アルミ鍛造により得る後者にあって
は、鍛造コストが高い上に、鍛造品の寸法精度が悪いた
めに仕上げ加工にも時間を要し、前者と同様に高コスト
化が避けられないといった問題があった。
【0010】そこで、最終所要形状に近い形状を簡易に
製作することができると共に、この最終所要形状に近い
形状のため仕上げ加工を最低限にでき、もって低コスト
化を図ることができるアルミダイカスト工法を採用する
ことが考えられる。
【0011】しかしながら、上記アルミダイカスト工法
では、ボイド(気泡)の発生が避けられず、当該ボイド
が軸受面にも存在することになるため、当該軸受面の剛
性が低下すると共に種々の不具合を招来することにな
り、製品として供することができないといった問題があ
る。
【0012】また、軸受面同士の摺動性を高めるため
に、上記アルミダイカスト工法により成形されたアルミ
材の軸受面に対応する表面に、潤滑性樹脂層を例えば塗
装等により形成することが考えられるが、このような潤
滑性樹脂層を形成すると、当該潤滑性樹脂層の乾燥時
に、アルミ材における軸受面に対応する表面に発生して
いる上記ボイドが膨張して潤滑性樹脂層の軸受面が膨れ
てしまい、焼き付き等を招来することになってしまう。
【0013】このように、低コスト化を図るべくアルミ
ダイカスト工法によって上記軸受5、ロータ2を製造し
ようとしても、アルミ材の軸受面に対応する表面でのボ
イドの発生が避けられないため、このボイドによって製
品に値するものではなくなってしまうといった問題があ
った。
【0014】そこで本発明は、回転部材、固定部材を簡
易に製造でき低コスト化を図ることができると共に、回
転部材、固定部材における軸受面に対応する表面でのボ
イドをなくすことができ品質及び信頼性の向上を図るこ
とができる動圧軸受装置及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の動圧軸受装置は、回転部材に形成された
軸受面と固定部材に形成された軸受面とを対向配置し当
該軸受面間に生じる動圧作用によって前記回転部材を回
転自在に支承する動圧軸受装置において、前記回転部材
または固定部材の前記軸受面を構成する部材として用い
られるアルミの引き抜き材と、アルミダイカスト成形に
より前記アルミの引き抜き材と一体に成形された前記回
転部材または固定部材を構成する他の部材と、を具備し
た。
【0016】上記目的を達成するために、請求項2の動
圧軸受装置は、請求項1記載のアルミの引き抜き材の形
状を、円柱形をした丸棒形状または中空円筒形状とした
ことを特徴としている。
【0017】上記目的を達成するために、請求項3の動
圧軸受装置は、請求項1記載の他の部材を、固定部材の
一部を構成する固定用フレームまたは放熱フィン付き固
定用フレームとしたことを特徴としている。
【0018】上記目的を達成するために、請求項4の動
圧軸受装置は、請求項1記載の他の部材を、回転部材の
一部を構成するモータ用ロータ取付部としたことを特徴
としている。
【0019】上記目的を達成するために、請求項5の動
圧軸受装置は、請求項1記載の他の部材を、回転部材の
一部を構成するミラー用取付部としたことを特徴として
いる。
【0020】上記目的を達成するために、請求項6の動
圧軸受装置は、請求項1記載の軸受面に、潤滑性樹脂層
を設けたことを特徴としている。
【0021】上記目的を達成するために、請求項7の動
圧軸受装置の製造方法は、回転部材に形成された軸受面
と固定部材に形成された軸受面とを対向配置し当該軸受
面間に生じる動圧作用によって前記回転部材を回転自在
に支承する動圧軸受装置を製造する方法において、前記
回転部材または固定部材の前記軸受面を構成する部材
を、アルミの引き抜き材により構成し、前記回転部材ま
たは固定部材を構成する他の部材を、アルミダイカスト
成形により前記アルミの引き抜き材と一体に成形したこ
とを特徴としている。
【0022】このような本発明における動圧軸受装置及
びその製造方法によれば、回転部材または固定部材の軸
受面を構成する部材がアルミの引き抜き材により構成さ
れると、このアルミの引き抜き材にはボイドがないた
め、該アルミの引き抜き材により構成される軸受面には
ボイドが存在することはない。また、回転部材または固
定部材を構成する他の部材がアルミダイカスト成形によ
り上記アルミの引き抜き材と一体に成形されると、この
アルミダイカスト成形によって、最終所要形状に近い形
状が簡易に得られると共にこの最終所要形状に近い形状
のため仕上げ加工が最低限にされる。
【0023】また特に、請求項6の動圧軸受装置によれ
ば、軸受面に潤滑性樹脂層が設けられるため、当該潤滑
性樹脂層によって摺動性が高められるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。本発明の適用形態としては図
1におけるポリゴンミラー駆動用モータがあるが、当該
モータの全体構造は従来技術の欄で既に説明したので省
略することとし、以下、本発明の要部に関する実施形態
を説明する。
【0025】図2に示されている動圧軸受装置はインナ
ロータ型(軸回転型)の空気動圧軸受装置であって、固
定部材としての軸受(ステータ)32に対し、回転部材
としてのロータ30が、空気動圧により回転自在に支承
されるように構成されている。すなわち、上記ロータ3
0の外周面(正確には後述の潤滑性樹脂層34の外周
面)30c及び軸受32の内周面32cによって動圧軸
受35が構成された状態となっている。
【0026】軸受32は、アルミニウム、アルミニウム
合金等のアルミ材よりなる。この軸受32の内周面(軸
受面)には、腐食防止、摩耗防止のために無電解ニッケ
ルメッキが施されている。
【0027】ロータ30は、図4に示されるように、母
材となるロータ素材36と、このロータ素材36の表面
に形成されたアルマイト被膜33と、このアルマイト被
膜33の軸受面に対応する表面に形成された潤滑性樹脂
層34と、から構成されている。なお、図4において
は、図が煩雑になるのを避けるために、動圧発生用溝3
1は省略されている。
【0028】ロータ素材36は、図3に示されるよう
に、ロータ素材36の胴部を構成すると共に軸受面を構
成する部材36aと、この部材36aの図示上端部に設
けられると共に前述したポリゴンミラー1が装着される
ミラー用取付部36bと、から構成されている。部材3
6aは、アルミニウム、アルミニウム合金等よりなり中
空円筒形状をなすアルミの引き抜き材であり、従ってこ
の部材36aにはボイドは存在しない。一方、上記ミラ
ー用取付部36bは、アルミダイカスト工法により該ア
ルミの引き抜き材36aと一体に成形されたものであ
る。
【0029】上記アルミの引き抜き材36a及びミラー
用取付部36bを構成するアルミ材は、その熱伝導率が
240W・m-1・K-1であり、例えばSUSの熱伝導率
(15W・m-1・K-1)、セラミックの熱伝導率(20
W・m-1・K-1)に比して高くなっており、従って放熱
性に優れている。
【0030】アルマイト被膜33は、密着性を高め得る
と共にロータ素材36を構成するアルミ材に対しての防
錆能力を備えている。
【0031】潤滑性樹脂層34は、例えばPTFE(ポ
リ四弗化エチレン)を分散させたポリアミドイミド34
を3μm以上の厚さでコーティングしたものであり、耐
摩耗性、耐焼き付き性に優れている。
【0032】このようなアルマイト被膜33、潤滑性樹
脂層34を有するロータ30を得るにあたっては、先ず
中空円筒形状をなすアルミの引き抜き材36aを用意
し、次いでこのアルミの引き抜き材36aを、ミラー用
取付部36bの形状に対応する(一致する)空間が形成
されたダイカスト型の所定位置に挿入してアルミ溶湯を
型内に流し込み、アルミの引き抜き材36aとミラー用
取付部36bとを一体成形する。次いで、このようなア
ルミダイカスト工法により成形されたロータ素材36と
潤滑性樹脂層34との密着力が高まるように、ロータ素
材36の軸受面に対応する表面を、例えば湿式エッチン
グ、サンドブラスト等によってその表面粗さが3s(J
IS B0031に規定の表面粗さ参照)以上となるよ
うに粗くし、次いでこのロータ素材36の表面に、例え
ば塗布、硫酸浴、スプレー等によってアルマイト被膜3
3を形成する。
【0033】従って、このアルマイト被膜33によっ
て、該アルミ材よりなるロータ素材36の防錆が図られ
ると共に該ロータ素材36と後述の潤滑性樹脂層34と
の密着性が高められる。このロータ素材36と潤滑性樹
脂層34との密着性は、上記ロータ素材36の表面粗さ
を粗すことによって、より高められる。
【0034】次いで、アルマイト被膜33の軸受面に対
応する表面に、PTFEを分散させたポリアミドイミド
34を、例えばスプレー、刷毛塗り、ディッピング、モ
ールディング等によって充分な厚さとなるように付着さ
せ、次いで当該PTFEを分散させたポリアミドイミド
34を高温にて乾燥させ、次いでポリアミドイミド34
の表面を、当該ポリアミドイミド34の最小肉厚が3μ
m以上となるように、例えばレース加工によって仕上げ
ると共に、動圧発生用溝31を所定の形状及び深さとな
るように形成すれば、図2に示したPTFEを分散させ
たポリアミドイミド34、アルマイト被膜33を有する
ロータ30が得られることになる。
【0035】ところで、本実施形態においては、上述し
たようにコーティングしたポリアミドイミド34の厚さ
が3μm以上となるようにしている。この理由を図5を
参照しながら説明する。図5は、アルミの引き抜き材の
面粗さを3sとし、これに上記と同様なアルマイト被膜
を形成し、このアルマイト被膜上にフッ素樹脂を分散さ
せたポリアミドイミドをコーティングし、レース加工に
よりコーティング厚さを1〜7μmとした軸受を7種類
それぞれ得、1種当たり10台のモータを用意して、各
モータ運転時に100回強制的にポリアミドイミドのコ
ーティング面と軸受32の対向面とを接触させ、これに
よって焼き付きに至ったモータ台数を表したものであ
る。
【0036】図5より明らかなように、コーティング厚
さを3μmより薄くすると運転時の接触により焼き付き
が発生してしまい、3μm以上にすると焼き付きは発生
しない。すなわち、本実施形態のように、コーティング
したポリアミドイミドの厚さが3μm以上となるように
すれば、焼き付きが防止されることになる。
【0037】また、本実施形態においては、上述したよ
うに潤滑性樹脂層としてポリアミドイミドを主成分とし
た樹脂を用いている。この理由を図6を参照しながら説
明する。図6は、潤滑性樹脂層34をポリアミドイミド
としたモータ2種(No.5、No.6)と、エポキシ
樹脂としたモータ4種(No.1〜No.4)と、を用
意して、各モータを運転した後の摩耗結果を表したもの
である。なお、実験には、図に示すとおり東洋ドライル
ーブ(株)製のエポキシ樹脂、四国化成工業(株)製の
ポリアミドイミドを使用した。
【0038】図6より明らかなように、潤滑性樹脂層と
してポリアミドイミドを用いた方がエポキシ樹脂を用い
たより耐摩耗性に優れているのが確認できる。
【0039】このように、本実施形態においては、ロー
タ30の軸受面を構成する部材36aを、ボイドを有し
ないアルミの引き抜き材により構成するようにしている
ため、該アルミの引き抜き材36aの軸受面でのボイド
に起因する種々の不具合の招来を防止できるようになっ
ている。
【0040】また、ロータ30を構成する他の部材とし
てのミラー用取付部36bをアルミダイカスト工法によ
り上記アルミの引き抜き材36aと一体に成形している
ため、このアルミダイカスト工法によって、最終所要形
状に近い形状を簡易に製作できると共にこの最終所要形
状に近い形状により仕上げ加工を最低限にできるように
なっており、丸棒を切削工法により最終所要形状にする
もの、アルミ材を鍛造工法により概略所要形状にし切削
により最終所要形状にするもの等の従来技術に比して、
ロータ30をより簡易に得ることができるようになって
いる。
【0041】また、ロータ30の外周面(軸受面)に潤
滑性樹脂層34を形成するようにしているため、当該潤
滑性樹脂層34によって、軸受面の耐摩耗性、耐焼き付
き性を向上できるようになっており、起動停止時に軸受
面同士が接触して摩耗が生じたり、大きな外乱により軸
受面同士が接触して損傷を受け例えば使用時に焼き付き
等が発生することを防止できるようになっている。
【0042】またこの時、ロータ30の軸受面を構成す
る部材36aを、上述したようにボイドを有しないアル
ミの引き抜き材により構成するようにしているため、潤
滑性樹脂層34の乾燥時に、ボイドが膨張して潤滑性樹
脂層34の軸受面が膨れてしまうといった不具合が生じ
ないようになっている。
【0043】また、潤滑性樹脂層34は熱伝導が悪く軸
受部で発生する熱が良好に放熱されずにこもってしまう
が、該潤滑性樹脂層34が形成される部材、すなわちロ
ータ素材36を熱伝導率が高いアルミ材としているた
め、当該アルミ材36によって軸受部で発生する熱を良
好に放熱でき、周辺の他の部材として例えばモータ駆動
部に悪影響を及ぼす畏れを低減できるようになってい
る。また、アルミ材36は加工性に優れていることか
ら、加工を容易に行い得るといった効果もある。
【0044】因に、上記ロータ素材36を、アルミ材よ
り熱伝導率が高い金、銀、銅より構成することも考えら
れるが、これらは非常に高価であるので好ましくない。
【0045】図7は他の実施形態を表したものであり、
この実施形態においては、図2に示される軸受32が、
軸受32の胴部内周側を構成すると共に軸受面を構成す
る部材32aと、軸受32の胴部外周側を構成すると共
にフレームを構成する部材32bと、から構成されてい
る。部材32aは、アルミニウム、アルミニウム合金等
よりなり中空円筒形状をなすアルミの引き抜き材であ
り、部材32bは、アルミダイカスト工法により該アル
ミの引き抜き材32aと一体に成形されたものである。
【0046】そして、軸受32の内周面(軸受面)に
は、先の実施形態で説明したのと同様に、アルマイト被
膜、潤滑性樹脂層が形成されており、これらアルマイト
被膜、潤滑性樹脂層の形成及びアルミダイカスト工法に
よる上記軸受32の成形も、上述した実施形態と同様に
行われるようになっている。
【0047】従って、先の実施形態と同様な効果を得る
ことができるというのはいうまでもない。
【0048】図8はさらに他の実施形態を表したもので
あり、この図8に示される空気動圧軸受型のポリゴンミ
ラー駆動用モータは、所謂アウタロータ型(軸固定型)
モータである。この空気動圧軸受モータは概略、固定組
(ステ−タ組)51と、この固定組51に対して図示上
側から嵌め込むようにして組み付けられた回転組(ロー
タ組)52と、から構成されている。
【0049】このうち固定組51は、該固定組51の主
要部をなす固定部材53を備えている。この固定部材5
3は、図9に示されるように、円板状の固定用フレーム
55と、この固定用フレーム55の略中央に立設される
と共に軸受面を構成する中心固定軸54と、上記固定用
フレーム55の下部に設けられた複数の放熱フィン55
aと、から構成されている。
【0050】中心固定軸54は、図10に示されるよう
に、アルミニウム、アルミニウム合金等よりなり円柱形
をした丸棒形状をなすアルミの引き抜き材であり、上記
固定用フレーム55、放熱フィン55aは、アルミダイ
カスト工法により該アルミの引き抜き材(中心固定軸)
54と一体に成形されたものである。
【0051】すなわち、このような固定部材53は、円
柱形をしたアルミの引き抜き材54を用意し、このアル
ミの引き抜き材54を、固定用フレーム55、放熱フィ
ン55aの形状に対応する(一致する)空間が形成され
たダイカスト型の所定位置に挿入してアルミ溶湯を型内
に流し込み、アルミの引き抜き材54と固定用フレーム
55、放熱フィン55aとを一体成形することによっ
て、得られるようになっている。
【0052】さて、再び図8に戻って、上記固定組51
はまた、中心固定軸54の外周面から半径方向に一定の
距離を隔てて円筒状に取り囲むように上記固定用フレー
ム55に固定された軸受ホルダー56を有している。こ
の軸受ホルダー56の外周にはステータコア57が嵌着
されており、このステータコア57の突極部には駆動コ
イル58が巻回されている。また、上記中心固定軸54
の外周面には、ヘリングボーン型の動圧発生用溝59が
軸方向に2ブロックに分けられて環状に凹設されてい
る。
【0053】なお、中心固定軸54の外周面(軸受面)
には、先に説明した実施形態と同様に、アルマイト被
膜、潤滑性樹脂層が、上記実施形態と同様な方法にて形
成されている。
【0054】上記回転組52は、該回転組52の主要部
をなす回転部材60を備えている。この回転部材60
は、中空円筒状をなすと共に軸受面を構成する中空円筒
部61を有していると共に、この中空円筒部61の外周
面の軸線方向略中央部にカップ状をなすように突設され
た回転体取付部62を有している。この回転体取付部6
2は、後述の駆動マグネットを装着するモータ用ロータ
取付部を構成すると共に、ポリゴンミラーを装着するミ
ラー用取付部を構成している。また、上記中空円筒部6
1は、上述した固定組51の中心固定軸54の外側に回
転可能に装着されている。そして、中心固定軸54の外
周面(軸受面)54aと中空円筒部61の内周面(軸受
面)61aとの間に、空気動圧が発生させられてラジア
ル軸受が形成されるように構成されている。
【0055】上記中心固定軸54にはまた、当該中心固
定軸54の軸端部(図示上端部)から軸方向に延在する
空気供給孔63が設けられており、当該空気供給孔63
は、前記2ブロックの動圧発生用溝59,59の間部分
において中心固定軸54の外側に向かって開口してい
る。さらに、上記中心固定軸54の軸端部(図示上端
部)は、外周部分が軸方向に所定量突出しており、その
突出部分の内周壁に、スラスト浮上用の固定側マグネッ
ト64が環状に装着されている。
【0056】一方、上記回転組52の中空円筒部61の
基部側(図示上端部側)外周には、回転板としての平面
六角形状のポリゴンミラー65が回転板を構成するよう
に嵌着されている。このポリゴンミラー65は、中空円
筒部61から半径方向外方に向かって延出する保持部6
1b上に軸方向に載置されており、螺子85を中空円筒
部61の基部(図示上端部)に螺合して押え板66を図
示下方に押圧することによって、ポリゴンミラー65及
び押え板66の中空円筒部61に対する固着がなされて
いる。
【0057】この回転組52の押え板66における中央
側には、所定の空気流動抵抗を有する細孔状のエアオリ
フィス67がダンパー手段として軸方向に貫通形成され
ており、このエアオリフィス67の通気抵抗によるダン
パー作用によって、回転組52に対する軸方向の衝撃が
緩和されるようになっている。また、回転組52の内部
における空気は、上記空気供給孔63によって動圧発生
用溝59,59の間部分に送給され、動圧発生用溝5
9,59のポンピング作用によって軸方向外側図示上下
方向に流動させられ外部側に排出されるようになってい
る。
【0058】回転組52の押え板66にはまた、その図
示下端面であって上記エアオリフィス67の周囲に、ス
ラスト浮上用の回転側マグネット68が環状に装着され
ている。この回転側マグネット68は、上述した中心固
定軸54側の固定側マグネット64と相互に磁気的吸引
力を生じるように、軸方向(図示上下方向)に着磁され
ており、両者の吸引作用によって回転組52がスラスト
方向に所定量浮上した状態に保持されるように構成され
ている。
【0059】上記回転組52のカップ状の回転体取付部
62は、上述した保持部61bより延出し、上記駆動コ
イル58とポリゴンミラー65との間部分に、これら両
部材58,65から軸方向に空間を隔てて対面するよう
に形成がなされている。すなわち、この回転体取付部6
2は、上記駆動コイル58が配置されたロータ内空間
と、ポリゴンミラー65が配置されたロータ外空間とを
仕切るように配置されている。
【0060】このカップ状をなす回転体取付部62の内
周壁面には、磁性材からなるバックヨーク69を介して
駆動マグネット70が環状に装着されている。この駆動
マグネット70は、前述したステータコア57の外面に
対して半径方向に対向するように配置されている。
【0061】そして、回転組52が回転すると、この回
転に伴って上記動圧発生用溝59,59のポンピング作
用で軸受面54a,61aの間に空気膜が形成され、こ
れによって圧力が発生して回転組52がラジアル方向に
支承されるようになっている。
【0062】このように、本実施形態においては、中心
固定軸54を丸棒形状をなすアルミの引き抜き材とし、
固定用フレーム55、放熱フィン55aを、アルミダイ
カスト工法により該アルミの引き抜き材(中心固定軸)
54と一体に成形するようにしていると共に、中心固定
軸54の外周面に、アルマイト被膜、潤滑性樹脂層を形
成しているので、上記実施形態と同様な効果を得ること
ができる。
【0063】なお、本実施形態においては、アルミダイ
カスト工法によって、アルミの引き抜き材よりなる中心
固定軸54と固定用フレーム55、放熱フィン55aと
を一体成形するようにしているが、アルミダイカスト工
法によって、アルミの引き抜き材よりなる中心固定軸5
4と固定用フレーム55とを一体成形し、放熱フィン5
5aを固定用フレーム55に螺子止めする構成に代える
ことも可能である。因に、このように構成すると、本実
施形態に比して組立コストが増えることになる。
【0064】図11は他の実施形態を表したものであ
り、この実施形態においては、図8に示される中空円筒
部61が、アルミニウム、アルミニウム合金等よりなり
中空円筒形状をなすアルミの引き抜き材により構成さ
れ、回転体取付部62が、アルミダイカスト工法により
該アルミの引き抜き材61と一体に成形されている。
【0065】そして、中空円筒部61の内周面(軸受
面)には、先の実施形態で説明したのと同様に、アルマ
イト被膜、潤滑性樹脂層が形成されており、これらアル
マイト被膜、潤滑性樹脂層の形成及びアルミダイカスト
工法による回転部材61の成形も、上述し実施形態と同
様に行われるようになっている。
【0066】従って、先の実施形態と同様な効果を得る
ことができるというのはいうまでもない。
【0067】なお、上記中空円筒部61を、図7に示し
たように、胴部内周側を構成すると共に軸受面を構成す
るアルミの引き抜き材とし、回転体取付部62を、胴部
外周側を構成すると共に、駆動マグネット70が装着さ
れるモータ用ロータ取付部及びポリゴンミラー65が装
着されるミラー用取付部を構成する部材とし、アルミダ
イカスト工法によりこれら中空円筒部と回転体取付部と
を一体成形するようにしても良い。
【0068】また、図7に説明した部材32aを、図1
1に示したのと同様に、軸受32の胴部全体を構成する
と共に軸受面を構成する部材とし、部材32bを、フレ
ームを構成する部材とし、アルミダイカスト工法により
これら部材同士を一体成形するようにしても良い。
【0069】因に、上記各実施形態においては、図3、
図7、図10、図11に示されるように、アルミの引き
抜き材36a,32a,54,61に環状の切欠が、例
えば機械加工等により形成されており、アルミダイカス
ト工法により一体成形される他の部材との結合性の向上
が図られている。
【0070】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば、上記アルマイト被膜を、クロメート処理によるク
ロム被膜やシランカップリング剤の被膜等に代えるよう
にしても、アルマイト被膜と同様に密着性の向上及びア
ルミ材に対する防錆を図ることができる。また、上記実
施形態においては、このような被膜を母材の表面全体に
形成するようにしているが、母材の軸受面に対応する面
だけに形成するようにしても良い。
【0071】また、上記実施形態においては、潤滑性樹
脂層をPTFEを分散させたポリアミドイミドとしてい
るが、これに限定されるものではなく、エポキシ樹脂等
でも良く、要は潤滑性樹脂であれば良い。
【0072】また、上記実施形態の動圧軸受装置を、ポ
リゴンミラー以外の磁気ディスク、光ディスク等の各種
回転板を回転駆動するためのモータ、空気以外のオイル
等の流体を用いたモータ、さらにはモータ以外の装置に
対しても同様に適用することができる。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の動圧軸受装
置及びその製造方法は、回転部材または固定部材の軸受
面を構成する部材を、ボイドを有しないアルミの引き抜
き材により構成するようにしたものであるから、該アル
ミの引き抜き材により構成された軸受面でのボイドに起
因する種々の不具合の招来を防止でき、品質及び信頼性
の向上を図ることが可能となる。また、回転部材または
固定部材を構成する他の部材をアルミダイカスト成形に
より上記アルミの引き抜き材と一体に成形し、このアル
ミダイカスト成形によって、最終所要形状に近い形状を
簡易に製作し得ると共にこの最終所要形状に近い形状の
ため仕上げ加工を最低限にし得るようにしたものである
から、丸棒を切削工法により最終所要形状にするもの、
アルミ材を鍛造工法により概略所要形状にし切削により
最終所要形状にするもの等の従来技術に比して、回転部
材または固定部材をより簡易に得ることができ、低コス
ト化を図ることが可能となる。
【0074】また特に、請求項6の動圧軸受装置は、軸
受面に潤滑性樹脂層を設け、当該潤滑性樹脂層によって
摺動性を高め得るようにしたものであるから、焼き付き
等を防止でき、本発明効果を一層高めることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した空気動圧軸受型のインナロー
タ型モータを表した半横断面図である。
【図2】図1に示される動圧軸受装置を表した分解横断
面図である。
【図3】図2に示される回転部材の本体部分を表した横
断面図である。
【図4】図2に示される回転部材を表した横断面図であ
る。
【図5】ポリアミドイミドのコーティング厚さと運転時
の接触による焼き付きとの関係を表した線図である。
【図6】コーティング樹脂の摩耗特性を表した線図であ
る。
【図7】図2に示される固定部材の他の実施形態を表し
た横断面図である。
【図8】本発明を適用した空気動圧軸受型のアウタロー
タ型モータを表した半横断面図である。
【図9】図8に示される固定部材を表した斜視図であ
る。
【図10】図8及び図9に示される固定部材を表した横
断面図である。
【図11】図8に示される回転部材の他の実施形態を表
した横断面図である。
【符号の説明】
30c,61a 回転部材の軸受面 32,53 固定部材 32a,36a,54,61 アルミの引き抜き材 32b,36b,55,55a,62 他の部材 32c,54a 固定部材の軸受面 34 潤滑性樹脂層 36(30),60 回転部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転部材に形成された軸受面と固定部材
    に形成された軸受面とを対向配置し当該軸受面間に生じ
    る動圧作用によって前記回転部材を回転自在に支承する
    動圧軸受装置において、 前記回転部材または固定部材の前記軸受面を構成する部
    材として用いられるアルミの引き抜き材と、 アルミダイカスト成形により前記アルミの引き抜き材と
    一体に成形された前記回転部材または固定部材を構成す
    る他の部材と、 を具備した動圧軸受装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアルミの引き抜き材の形
    状は、円柱形をした丸棒形状または中空円筒形状である
    ことを特徴とする動圧軸受装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の他の部材は、固定部材の
    一部を構成する固定用フレームまたは放熱フィン付き固
    定用フレームであることを特徴とする動圧軸受装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の他の部材は、回転部材の
    一部を構成するモータ用ロータ取付部であることを特徴
    とする動圧軸受装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の他の部材は、回転部材の
    一部を構成するミラー用取付部であることを特徴とする
    動圧軸受装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の軸受面に、潤滑性樹脂層
    を設けたことを特徴とする動圧軸受装置。
  7. 【請求項7】 回転部材に形成された軸受面と固定部材
    に形成された軸受面とを対向配置し当該軸受面間に生じ
    る動圧作用によって前記回転部材を回転自在に支承する
    動圧軸受装置を製造する方法において、 前記回転部材または固定部材の前記軸受面を構成する部
    材を、アルミの引き抜き材により構成し、 前記回転部材または固定部材を構成する他の部材を、ア
    ルミダイカスト成形により前記アルミの引き抜き材と一
    体に成形したことを特徴とする動圧軸受装置の製造方
    法。
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JP2003134719A (ja) * 2001-10-23 2003-05-09 Johnson Electric Sa 電気モータ

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