JPH09329093A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH09329093A JPH09329093A JP14909096A JP14909096A JPH09329093A JP H09329093 A JPH09329093 A JP H09329093A JP 14909096 A JP14909096 A JP 14909096A JP 14909096 A JP14909096 A JP 14909096A JP H09329093 A JPH09329093 A JP H09329093A
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- scroll compressor
- sliding surface
- orbiting scroll
- orbiting
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0246—Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
- F04C18/0253—Details concerning the base
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクロール圧縮機を長期間停止した場合で
も、鉛直な摺動面から潤滑油が下方へ流出しないように
して、再起動時の潤滑不足および焼き付きを防止する。 【解決手段】 鉛直な摺動面で相対的に摺動する一対の
構成部材の少なくともその一方の部材の鉛直摺動面に、
油溜め用の凹部を設けた。
も、鉛直な摺動面から潤滑油が下方へ流出しないように
して、再起動時の潤滑不足および焼き付きを防止する。 【解決手段】 鉛直な摺動面で相対的に摺動する一対の
構成部材の少なくともその一方の部材の鉛直摺動面に、
油溜め用の凹部を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はスクロール圧縮機に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１１は従来の横型スクロール圧縮機の
縦断面図である。図において、水平に設置された樽状の
密閉ハウジング８の内部右側にはスクロール型圧縮機構
Ｃが、左側には電動モータＭが内蔵されている。スクロ
ール型圧縮機構Ｃは固定スクロール１、旋回スクロール
２、旋回スクロール２の公転旋回運動を許容するがその
自転を阻止するオルダムリング等の自転阻止機構３、回
転シャフト５、フレーム６、第２フレーム７、回転シャ
フト５を軸支する主軸受７１及び副軸受７２、旋回スク
ロール２を支持する旋回軸受７３及びスラスト軸受７４
等からなる。
縦断面図である。図において、水平に設置された樽状の
密閉ハウジング８の内部右側にはスクロール型圧縮機構
Ｃが、左側には電動モータＭが内蔵されている。スクロ
ール型圧縮機構Ｃは固定スクロール１、旋回スクロール
２、旋回スクロール２の公転旋回運動を許容するがその
自転を阻止するオルダムリング等の自転阻止機構３、回
転シャフト５、フレーム６、第２フレーム７、回転シャ
フト５を軸支する主軸受７１及び副軸受７２、旋回スク
ロール２を支持する旋回軸受７３及びスラスト軸受７４
等からなる。
【０００３】固定スクロール１は端板１１とその内面に
立設されたうず巻体１２とを備え、端板１１には吐出ポ
ート１３が設けられている。旋回スクロール２は端板２
１とこの内面に立設されたうず巻体２２とを備え、この
端板２１の外面に立設されたボス２３内にはドライブブ
ッシュ２５が旋回軸受７３を介して回転自在に嵌装され
ている。このドライブブッシュ２５に穿設された偏心穴
内には回転シャフト５の右端から突出する偏心ピン５３
が回転自在に嵌合されている。固定スクロール１と旋回
スクロール２とを相互に公転旋回半径だけ偏心させ、か
つ、１８０°だけ角度をずらせて噛み合わせることによ
って、うず巻の中心に対して点対称に複数個の密閉空間
２４が形成されている。
立設されたうず巻体１２とを備え、端板１１には吐出ポ
ート１３が設けられている。旋回スクロール２は端板２
１とこの内面に立設されたうず巻体２２とを備え、この
端板２１の外面に立設されたボス２３内にはドライブブ
ッシュ２５が旋回軸受７３を介して回転自在に嵌装され
ている。このドライブブッシュ２５に穿設された偏心穴
内には回転シャフト５の右端から突出する偏心ピン５３
が回転自在に嵌合されている。固定スクロール１と旋回
スクロール２とを相互に公転旋回半径だけ偏心させ、か
つ、１８０°だけ角度をずらせて噛み合わせることによ
って、うず巻の中心に対して点対称に複数個の密閉空間
２４が形成されている。
【０００４】電動モータＭを駆動することによって回転
シャフト５、偏心ピン５３、ドライブブッシュ２５、旋
回軸受７３、ボス２３を介して旋回スクロール２が駆動
され、旋回スクロール２は自転阻止機構３によって自転
を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運
動する。すると、ガスが吸入管８２を経て密閉ハウジン
グ８内に入り、電動モータＭを冷却した後、フレーム６
に穿設された図示しない通路を通って密閉空間２４内に
吸入される。そして、旋回スクロール２の公転旋回運動
により密閉区間２４の容積が減少するのに伴って圧縮さ
れながらうず巻の中央部に至り、吐出ポート１３より吐
出弁１７を押し開いて吐出キャビティー１４に入り、こ
こから吐出管８３を経て外部に吐出される。
シャフト５、偏心ピン５３、ドライブブッシュ２５、旋
回軸受７３、ボス２３を介して旋回スクロール２が駆動
され、旋回スクロール２は自転阻止機構３によって自転
を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運
動する。すると、ガスが吸入管８２を経て密閉ハウジン
グ８内に入り、電動モータＭを冷却した後、フレーム６
に穿設された図示しない通路を通って密閉空間２４内に
吸入される。そして、旋回スクロール２の公転旋回運動
により密閉区間２４の容積が減少するのに伴って圧縮さ
れながらうず巻の中央部に至り、吐出ポート１３より吐
出弁１７を押し開いて吐出キャビティー１４に入り、こ
こから吐出管８３を経て外部に吐出される。
【０００５】密閉ハウジング８の外部下方には樽状の油
タンク９が水平に設置され、この油タンク９は密閉ハウ
ジング８と連結管９２及び吸上管９３によって互いに接
続されている。圧縮機の運転時、回転シャフト５の軸端
に設けられた油ポンプ９１が駆動されると、油タンク９
内の潤滑油は、吸上管９３内を通って吸い上げられ油ポ
ンプ９１によって付勢される。そして、回転シャフト５
の内部に穿設された油路９４を通ってスクロール型圧縮
機構Ｃの所要潤滑個所を潤滑した後、密閉ハウジング８
内底部に滴下する。密閉ハウジング８内底部に滴下した
潤滑油は連結管９２内を通って油タンク９内に入り、こ
の中に貯溜される。
タンク９が水平に設置され、この油タンク９は密閉ハウ
ジング８と連結管９２及び吸上管９３によって互いに接
続されている。圧縮機の運転時、回転シャフト５の軸端
に設けられた油ポンプ９１が駆動されると、油タンク９
内の潤滑油は、吸上管９３内を通って吸い上げられ油ポ
ンプ９１によって付勢される。そして、回転シャフト５
の内部に穿設された油路９４を通ってスクロール型圧縮
機構Ｃの所要潤滑個所を潤滑した後、密閉ハウジング８
内底部に滴下する。密閉ハウジング８内底部に滴下した
潤滑油は連結管９２内を通って油タンク９内に入り、こ
の中に貯溜される。
【０００６】図１２は従来の縦型スクロール圧縮機の縦
断面図である。図において鉛直に設置された樽状の密閉
ハウジング８の内部上側にはスクロール型圧縮機構Ｃ
が、下側には電動モータＭが内蔵されている。スクロー
ル型圧縮機構Ｃは固定スクロール１、旋回スクロール
２、旋回スクロール２の公転旋回運動を許容するがその
自転を阻止するオルダムリング等の自転阻止機構３、回
転シャフト５、フレーム６、下部フレーム７、回転シャ
フト５を軸支する上部軸受７１及び副軸受７２、下部軸
受７５、旋回スクロール２を支持する旋回軸受７３及び
スラスト軸受７４等からなる。
断面図である。図において鉛直に設置された樽状の密閉
ハウジング８の内部上側にはスクロール型圧縮機構Ｃ
が、下側には電動モータＭが内蔵されている。スクロー
ル型圧縮機構Ｃは固定スクロール１、旋回スクロール
２、旋回スクロール２の公転旋回運動を許容するがその
自転を阻止するオルダムリング等の自転阻止機構３、回
転シャフト５、フレーム６、下部フレーム７、回転シャ
フト５を軸支する上部軸受７１及び副軸受７２、下部軸
受７５、旋回スクロール２を支持する旋回軸受７３及び
スラスト軸受７４等からなる。
【０００７】固定スクロール１は端板１１とその内面に
立設されたうず巻体１２とを備え、端板１１には吐出ポ
ート１３が設けられている。旋回スクロール２は端板２
１とこの内面に立設されたうず巻体２２とを備え、この
端板２１の外面に立設されたボス２３内にはドライブブ
ッシュ２５が旋回軸受７３を介して回転自在に嵌装され
ている。このドライブブッシュ２５に穿設された偏心穴
内には回転シャフト５の上端から突出する偏心ピン５３
が回転自在に嵌合されている。固定スクロール１と旋回
スクロール２とを相互に公転旋回半径だけ偏心させ、か
つ、１８０°だけ角度をずらせて噛み合わせることによ
って、うず巻の中心に対して点対称に複数個の密閉空間
２４が形成されている。
立設されたうず巻体１２とを備え、端板１１には吐出ポ
ート１３が設けられている。旋回スクロール２は端板２
１とこの内面に立設されたうず巻体２２とを備え、この
端板２１の外面に立設されたボス２３内にはドライブブ
ッシュ２５が旋回軸受７３を介して回転自在に嵌装され
ている。このドライブブッシュ２５に穿設された偏心穴
内には回転シャフト５の上端から突出する偏心ピン５３
が回転自在に嵌合されている。固定スクロール１と旋回
スクロール２とを相互に公転旋回半径だけ偏心させ、か
つ、１８０°だけ角度をずらせて噛み合わせることによ
って、うず巻の中心に対して点対称に複数個の密閉空間
２４が形成されている。
【０００８】電動モータＭを駆動することによって回転
シャフト５、偏心ピン５３、ドライブブッシュ２５、旋
回軸受７３、ボス２３を介して旋回スクロール２が駆動
され、旋回スクロール２は自転阻止機構３によって自転
を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運
動する。すると、ガスは、吸入管８２を経て密閉ハウジ
ング８内に入り、電動モータＭを冷却した後、フレーム
６に穿設された通路を通って密閉空間２４内に吸入され
る。そして、旋回スクロール２の公転旋回運動により密
閉空間２４の容積が減少するのに伴って圧縮されながら
うず巻の中央部に至り、吐出ポート１３より吐出弁１７
を押し開いて吐出キャビティー１４に入り、ここから吐
出管８３を経て外部に吐出される。
シャフト５、偏心ピン５３、ドライブブッシュ２５、旋
回軸受７３、ボス２３を介して旋回スクロール２が駆動
され、旋回スクロール２は自転阻止機構３によって自転
を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運
動する。すると、ガスは、吸入管８２を経て密閉ハウジ
ング８内に入り、電動モータＭを冷却した後、フレーム
６に穿設された通路を通って密閉空間２４内に吸入され
る。そして、旋回スクロール２の公転旋回運動により密
閉空間２４の容積が減少するのに伴って圧縮されながら
うず巻の中央部に至り、吐出ポート１３より吐出弁１７
を押し開いて吐出キャビティー１４に入り、ここから吐
出管８３を経て外部に吐出される。
【０００９】密閉ハウジング８の底部は潤滑油貯留部と
なっている。圧縮機運転時には回転シャフト５の軸端に
設けられた油ポンプ９１が駆動されハウジング８の底部
から潤滑油を吸い上げ、付勢し、回転シャフト５の内部
に穿設された油路９４を通ってスクロール型圧縮機構Ｃ
の所要潤滑個所を潤滑した後、密閉ハウジング８の底部
に滴下する。
なっている。圧縮機運転時には回転シャフト５の軸端に
設けられた油ポンプ９１が駆動されハウジング８の底部
から潤滑油を吸い上げ、付勢し、回転シャフト５の内部
に穿設された油路９４を通ってスクロール型圧縮機構Ｃ
の所要潤滑個所を潤滑した後、密閉ハウジング８の底部
に滴下する。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】横型スクロール圧縮機
において、圧縮機を停止する時、密閉空間内のガス圧力
とハウジング内ガス圧力の差によって、旋回スクロール
の公転旋回運動が逆転を起こす。この逆転運動は密閉空
間内のガス圧力とハウジング内のガス圧力の差が無くな
ると停止するが、この逆転運動の時、旋回スクロールは
固定スクロールに吸い寄せられ、旋回スクロールの背面
とスラスト軸受の面との摺動面の間に隙間を生じた状態
で止まる。このような状態で長期停止が続くと、鉛直な
隙間となっている上記摺動面から潤滑油が下に落ちる。
その後に圧縮機を再起動すると、密閉空間の圧力は、旋
回スクロールが数回転の旋回をする間に高くなり、ガス
圧縮圧力により旋回スクロール背面の摺動面に荷重がか
かる。しかしながら、旋回スクロールの背面に油ポンプ
から送り込まれる潤滑油が到達するまでには時間がかか
る。この間に潤滑不良や、これに基づく焼き付きが発生
することがある。
において、圧縮機を停止する時、密閉空間内のガス圧力
とハウジング内ガス圧力の差によって、旋回スクロール
の公転旋回運動が逆転を起こす。この逆転運動は密閉空
間内のガス圧力とハウジング内のガス圧力の差が無くな
ると停止するが、この逆転運動の時、旋回スクロールは
固定スクロールに吸い寄せられ、旋回スクロールの背面
とスラスト軸受の面との摺動面の間に隙間を生じた状態
で止まる。このような状態で長期停止が続くと、鉛直な
隙間となっている上記摺動面から潤滑油が下に落ちる。
その後に圧縮機を再起動すると、密閉空間の圧力は、旋
回スクロールが数回転の旋回をする間に高くなり、ガス
圧縮圧力により旋回スクロール背面の摺動面に荷重がか
かる。しかしながら、旋回スクロールの背面に油ポンプ
から送り込まれる潤滑油が到達するまでには時間がかか
る。この間に潤滑不良や、これに基づく焼き付きが発生
することがある。
【００１１】また、縦型スクロール圧縮機においては、
鉛直に設けられた旋回軸受、上部軸受、下部軸受の各摺
動面から停止中に潤滑油が下に落ちる。この状態で圧縮
機を起動すると、潤滑不良や、これに基づく焼き付きが
発生することがある。
鉛直に設けられた旋回軸受、上部軸受、下部軸受の各摺
動面から停止中に潤滑油が下に落ちる。この状態で圧縮
機を起動すると、潤滑不良や、これに基づく焼き付きが
発生することがある。
【００１２】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、圧
縮機が長期間停止していても、各摺動面に潤滑油が保持
されるようにして、再起動時の潤滑不良およびそれによ
る焼き付きを防止しようとするものである。
縮機が長期間停止していても、各摺動面に潤滑油が保持
されるようにして、再起動時の潤滑不良およびそれによ
る焼き付きを防止しようとするものである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、次の特徴を有するスクロール圧縮機
に関するものである。 （１） 駆動部を含む圧縮機構の構成部材のうち、鉛直
な摺動面で相対的に摺動する一対の構成部材の少なくと
もその一方の部材の鉛直摺動面に、油溜め用の凹部を設
けた。 （２） 上記（１）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、油溜め用の凹部として、その鉛直摺動面に水平な凹
溝を設けた。 （３） 上記（１）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、油溜め用の凹部を、その鉛直摺動面に対して斜め上
方に向けて開口するよう同摺動面に対して傾斜して設け
た。 （４） 横型のスクロール圧縮機において、旋回スクロ
ール又は同スクロールと鉛直面で摺動するスラスト軸受
の少なくともその一方の摺動面に、油溜め用の凹部を設
けた。 （５） 上記（４）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、油溜め用凹部として、旋回スクロールの端板背面に
水平な凹溝を設けた。 （６） 横型のスクロール圧縮機において、少なくとも
停止時に、旋回スクロールをそのスラスト軸受面に押し
付ける押し付け手段を設けた。 （７） 上記（６）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、押し付け手段を、旋回スクロールに噛み合う固定ス
クロール側に内蔵して設けられたボールと、同ボールを
押圧するバネとから構成した。 （８） 上記（６）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、押し付け手段を、旋回スクロールまたは同スクロー
ルのスラストを受けるスラスト軸受面の、少なくともそ
の一方に設置された磁石によって構成した。 （９） 縦型のスクロール圧縮機において、駆動軸又は
同駆動軸を支持する軸受の少なくともその一方の鉛直摺
動面に、油溜め用の凹部を設けた。
したものであって、次の特徴を有するスクロール圧縮機
に関するものである。 （１） 駆動部を含む圧縮機構の構成部材のうち、鉛直
な摺動面で相対的に摺動する一対の構成部材の少なくと
もその一方の部材の鉛直摺動面に、油溜め用の凹部を設
けた。 （２） 上記（１）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、油溜め用の凹部として、その鉛直摺動面に水平な凹
溝を設けた。 （３） 上記（１）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、油溜め用の凹部を、その鉛直摺動面に対して斜め上
方に向けて開口するよう同摺動面に対して傾斜して設け
た。 （４） 横型のスクロール圧縮機において、旋回スクロ
ール又は同スクロールと鉛直面で摺動するスラスト軸受
の少なくともその一方の摺動面に、油溜め用の凹部を設
けた。 （５） 上記（４）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、油溜め用凹部として、旋回スクロールの端板背面に
水平な凹溝を設けた。 （６） 横型のスクロール圧縮機において、少なくとも
停止時に、旋回スクロールをそのスラスト軸受面に押し
付ける押し付け手段を設けた。 （７） 上記（６）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、押し付け手段を、旋回スクロールに噛み合う固定ス
クロール側に内蔵して設けられたボールと、同ボールを
押圧するバネとから構成した。 （８） 上記（６）項に記載のスクロール圧縮機におい
て、押し付け手段を、旋回スクロールまたは同スクロー
ルのスラストを受けるスラスト軸受面の、少なくともそ
の一方に設置された磁石によって構成した。 （９） 縦型のスクロール圧縮機において、駆動軸又は
同駆動軸を支持する軸受の少なくともその一方の鉛直摺
動面に、油溜め用の凹部を設けた。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の第１形態に
係る横型スクロール圧縮機の旋回スクロール２の二面図
であり、（ａ）は同スクロールの背面図、（ｂ）は同ス
クロールの側面図である。図において、２１は端板、２
２はうず巻体、２３はボスである。２ａは端板２１の背
面に複数個設けられた油溜め用の穴である。
係る横型スクロール圧縮機の旋回スクロール２の二面図
であり、（ａ）は同スクロールの背面図、（ｂ）は同ス
クロールの側面図である。図において、２１は端板、２
２はうず巻体、２３はボスである。２ａは端板２１の背
面に複数個設けられた油溜め用の穴である。
【００１５】横型スクロール圧縮機においては、旋回ス
クロールの端板背面とスラスト軸受面とは鉛直な摺動面
をなしている。圧縮機停止時に上記摺動面の間に隙間が
出来る。長期間停止状態が続くと、上記隙間が鉛直であ
ることによって潤滑油が下方に落ち、再起動時に潤滑不
良を起し焼き付きが生じる。上記穴２ａは潤滑油の落下
を防ぐために設けられたもので、運転停止が長期になっ
ても潤滑油を保持する効果がある。
クロールの端板背面とスラスト軸受面とは鉛直な摺動面
をなしている。圧縮機停止時に上記摺動面の間に隙間が
出来る。長期間停止状態が続くと、上記隙間が鉛直であ
ることによって潤滑油が下方に落ち、再起動時に潤滑不
良を起し焼き付きが生じる。上記穴２ａは潤滑油の落下
を防ぐために設けられたもので、運転停止が長期になっ
ても潤滑油を保持する効果がある。
【００１６】図２は本発明の実施の第２形態に係る横型
スクロール圧縮機の旋回スクロール２の上記と同様な二
面図である。本実施形態は端板背面に水平方向に伸びる
油溜め用の水平溝２ｂを設けたものであり、運転停止が
長期になった場合でも、一層多くの潤滑油を保持するこ
とができる。
スクロール圧縮機の旋回スクロール２の上記と同様な二
面図である。本実施形態は端板背面に水平方向に伸びる
油溜め用の水平溝２ｂを設けたものであり、運転停止が
長期になった場合でも、一層多くの潤滑油を保持するこ
とができる。
【００１７】図３は本発明の実施の第３形態に係る横型
スクロール圧縮機の旋回スクロール２の上記と同様な二
面図である。本実施形態は、端板背面に対して斜め上方
に向けて開口するよう端板背面に傾斜穴２ｃを設けたも
のである。このようにすることによって、穴の底が液体
に対して容器状になるので、潤滑油の保存が一層確実に
なる。
スクロール圧縮機の旋回スクロール２の上記と同様な二
面図である。本実施形態は、端板背面に対して斜め上方
に向けて開口するよう端板背面に傾斜穴２ｃを設けたも
のである。このようにすることによって、穴の底が液体
に対して容器状になるので、潤滑油の保存が一層確実に
なる。
【００１８】図４は本発明の実施の第４形態に係る横型
スクロール圧縮機の旋回スクロール２の上記と同様な二
面図である。本実施形態は、端板背面に対して斜め上方
に向けて開口すると共に水平に伸びる傾斜水平溝２ｄを
設けたものである。このようにすることによって、潤滑
油の保存を確実にすると共に潤滑油保存量を増加させる
ことができる。
スクロール圧縮機の旋回スクロール２の上記と同様な二
面図である。本実施形態は、端板背面に対して斜め上方
に向けて開口すると共に水平に伸びる傾斜水平溝２ｄを
設けたものである。このようにすることによって、潤滑
油の保存を確実にすると共に潤滑油保存量を増加させる
ことができる。
【００１９】上記第１実施形態〜第４実施形態に述べた
穴２ａ、溝２ｂ、傾斜穴２ｃ、傾斜水平溝２ｄ等の凹部
は旋回スクロール２が摺動する相手側のスラスト軸受の
摺動面に設けても同様な潤滑油を保持する効果がある。
穴２ａ、溝２ｂ、傾斜穴２ｃ、傾斜水平溝２ｄ等の凹部
は旋回スクロール２が摺動する相手側のスラスト軸受の
摺動面に設けても同様な潤滑油を保持する効果がある。
【００２０】図５は本発明の実施の第５形態に係る横型
スクロール圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮
機構の部分縦断面図、（ｂ）は固定スクロールの正面図
である。図において、１は固定スクロール、２は旋回ス
クロール、６はフレーム、７４はフレーム６に設けられ
ているスラスト軸受、１１は固定スクロールの端板、１
００は同端板の旋回スクロールに向き合う面に設けられ
た複数個の孔、１０１はベアリング、１０２はバネであ
る。
スクロール圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮
機構の部分縦断面図、（ｂ）は固定スクロールの正面図
である。図において、１は固定スクロール、２は旋回ス
クロール、６はフレーム、７４はフレーム６に設けられ
ているスラスト軸受、１１は固定スクロールの端板、１
００は同端板の旋回スクロールに向き合う面に設けられ
た複数個の孔、１０１はベアリング、１０２はバネであ
る。
【００２１】本実施形態においては、バネ１０２の作用
で旋回スクロール２は常にスラスト軸受７４の面に押し
付けられているので、圧縮機停止時においても旋回スク
ロールとスラスト軸受との間には隙間は生じない。した
がって圧縮機が長期間停止しても、潤滑油の表面張力で
潤滑油が下方へ落ちることはなく、したがって再起動時
に潤滑油不足を生じることもない。
で旋回スクロール２は常にスラスト軸受７４の面に押し
付けられているので、圧縮機停止時においても旋回スク
ロールとスラスト軸受との間には隙間は生じない。した
がって圧縮機が長期間停止しても、潤滑油の表面張力で
潤滑油が下方へ落ちることはなく、したがって再起動時
に潤滑油不足を生じることもない。
【００２２】図６は本発明の実施の第６形態に係る横型
スクロール圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮
機構の部分縦断面図、（ｂ）は旋回スクロールの背面図
である。本実施形態においては、旋回スクロール２の背
面の、スラスト軸受７４に向き合う部分に円環状磁石１
１０が埋設されている。これによって旋回スクロール２
は常にスラスト軸受７４に引き着けられているので、圧
縮機の長期停止時においても、旋回スクロールとスラス
ト軸受との間の摺動面に隙間が生じない。したがって潤
滑油が下方へ落下することはなく、再起動時の潤滑油不
足が防止される。
スクロール圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮
機構の部分縦断面図、（ｂ）は旋回スクロールの背面図
である。本実施形態においては、旋回スクロール２の背
面の、スラスト軸受７４に向き合う部分に円環状磁石１
１０が埋設されている。これによって旋回スクロール２
は常にスラスト軸受７４に引き着けられているので、圧
縮機の長期停止時においても、旋回スクロールとスラス
ト軸受との間の摺動面に隙間が生じない。したがって潤
滑油が下方へ落下することはなく、再起動時の潤滑油不
足が防止される。
【００２３】図７は本発明の実施の第７形態に係る横型
スクロール圧縮機の旋回スクロール２の背面図である。
本実施形態では、前記実施形態の円環状磁石の代りに、
小型の磁石１１０ａを複数個埋設した例であり、前記実
施形態と同様な効果が得られる。
スクロール圧縮機の旋回スクロール２の背面図である。
本実施形態では、前記実施形態の円環状磁石の代りに、
小型の磁石１１０ａを複数個埋設した例であり、前記実
施形態と同様な効果が得られる。
【００２４】図８は本発明の実施の第８形態に係る横型
スクロール圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮
機構の部分縦断面図、（ｂ）はフレーム６の正面図であ
る。本実施形態は円環状磁石１１１をフレーム６のスラ
スト軸受７４に隣接して装着したものであり、これによ
って常時旋回スクロール２をスラスト軸受７４に引き着
けることができるので、この間に隙間が発生することが
なく、潤滑油の落下もないので、長期停止後の再起動時
における潤滑油不足を防止することができる。
スクロール圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮
機構の部分縦断面図、（ｂ）はフレーム６の正面図であ
る。本実施形態は円環状磁石１１１をフレーム６のスラ
スト軸受７４に隣接して装着したものであり、これによ
って常時旋回スクロール２をスラスト軸受７４に引き着
けることができるので、この間に隙間が発生することが
なく、潤滑油の落下もないので、長期停止後の再起動時
における潤滑油不足を防止することができる。
【００２５】図９は本発明の実施の第９形態に係る横型
スクロール圧縮機のフレームの正面図である。本実施形
態は、前記実施形態の円環状磁石の代りに小型の磁石１
１１ａを複数個フレームに埋設したものであり、前記実
施例と同様な効果が得られる。
スクロール圧縮機のフレームの正面図である。本実施形
態は、前記実施形態の円環状磁石の代りに小型の磁石１
１１ａを複数個フレームに埋設したものであり、前記実
施例と同様な効果が得られる。
【００２６】図１０は本発明の実施の第１０形態に係る
縦型スクロール圧縮機の軸受部の縦断面図であり、
（ａ）は上部の軸受の図、（ｂ）は下部の軸受の図であ
る。図（ａ）において、５は回転シャフト、６はフレー
ム、２は旋回スクロール、２３はボス、５３は回転シャ
フト先端の偏心ピンである。７１はフレーム６に設けら
れている上部軸受、７３は旋回スクロールのボス２３に
設けられている旋回軸受である。２０１は上部軸受７１
に隣接して設けられている油溜め用の環状溝、２０２は
旋回軸受７３に隣接して設けられている油溜め用の環状
溝である。図（ｂ）において、７は下部フレーム、５は
回転シャフト、９１は油ポンプ、７５は下部フレーム７
に設けられている下部軸受、２０３は下部軸受に隣接し
て設けられている油溜め用の環状溝である。
縦型スクロール圧縮機の軸受部の縦断面図であり、
（ａ）は上部の軸受の図、（ｂ）は下部の軸受の図であ
る。図（ａ）において、５は回転シャフト、６はフレー
ム、２は旋回スクロール、２３はボス、５３は回転シャ
フト先端の偏心ピンである。７１はフレーム６に設けら
れている上部軸受、７３は旋回スクロールのボス２３に
設けられている旋回軸受である。２０１は上部軸受７１
に隣接して設けられている油溜め用の環状溝、２０２は
旋回軸受７３に隣接して設けられている油溜め用の環状
溝である。図（ｂ）において、７は下部フレーム、５は
回転シャフト、９１は油ポンプ、７５は下部フレーム７
に設けられている下部軸受、２０３は下部軸受に隣接し
て設けられている油溜め用の環状溝である。
【００２７】本実施形態は縦型スクロール圧縮機に関す
るものである。縦型スクロール圧縮機においては、図に
示した各軸受の摺動面が鉛直であるため、圧縮機の長期
停止時に、これらの部分の潤滑油が下方に落下し、再起
動時に潤滑油不足となる。本実施形態では上記各軸受に
隣接して環状溝が設けられており、ここに潤滑油が溜る
ので、再起動時の各軸受の潤滑油不足を防止することが
できる。なお、上記実施形態では、軸受側に環状溝を設
けたものを示しているが、軸側に環状溝を設けても同様
な効果がもたらされる。
るものである。縦型スクロール圧縮機においては、図に
示した各軸受の摺動面が鉛直であるため、圧縮機の長期
停止時に、これらの部分の潤滑油が下方に落下し、再起
動時に潤滑油不足となる。本実施形態では上記各軸受に
隣接して環状溝が設けられており、ここに潤滑油が溜る
ので、再起動時の各軸受の潤滑油不足を防止することが
できる。なお、上記実施形態では、軸受側に環状溝を設
けたものを示しているが、軸側に環状溝を設けても同様
な効果がもたらされる。
【００２８】
【発明の効果】本発明のスクロール圧縮機においては、
鉛直摺動面の一方の部材に油溜め用の凹部、水平凹溝、
あるいは、摺動面押し付け手段、あるいは摺動部相互吸
着用磁石等を設けてあるので、圧縮機が長期間停止した
場合においても摺動面に潤滑油が保持されるので、再起
動時における潤滑不良あるいはそれに基づく焼き付きを
防止することができる。
鉛直摺動面の一方の部材に油溜め用の凹部、水平凹溝、
あるいは、摺動面押し付け手段、あるいは摺動部相互吸
着用磁石等を設けてあるので、圧縮機が長期間停止した
場合においても摺動面に潤滑油が保持されるので、再起
動時における潤滑不良あるいはそれに基づく焼き付きを
防止することができる。
【図１】本発明の実施の第１形態に係る横型スクロール
圧縮機の旋回スクロールの二面図であり、（ａ）は同ス
クロールの背面図、（ｂ）は同スクロールの側面図であ
る。
圧縮機の旋回スクロールの二面図であり、（ａ）は同ス
クロールの背面図、（ｂ）は同スクロールの側面図であ
る。
【図２】本発明の実施の第２形態に係る横型スクロール
圧縮機の旋回スクロールの二面図であり、（ａ）は同ス
クロールの背面図、（ｂ）は同スクロールの側面図であ
る。
圧縮機の旋回スクロールの二面図であり、（ａ）は同ス
クロールの背面図、（ｂ）は同スクロールの側面図であ
る。
【図３】本発明の実施の第３形態に係る横型スクロール
圧縮機の旋回スクロールの二面図であり、（ａ）は同ス
クロールの背面図、（ｂ）は同スクロールの側面図であ
る。
圧縮機の旋回スクロールの二面図であり、（ａ）は同ス
クロールの背面図、（ｂ）は同スクロールの側面図であ
る。
【図４】本発明の実施の第４形態に係る横型スクロール
圧縮機の旋回スクロールの二面図であり、（ａ）は同ス
クロールの背面図、（ｂ）は同スクロールの側面図であ
る。
圧縮機の旋回スクロールの二面図であり、（ａ）は同ス
クロールの背面図、（ｂ）は同スクロールの側面図であ
る。
【図５】本発明の実施の第５形態に係る横型スクロール
圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮機構の部分
縦断面図、（ｂ）は固定スクロールの正面図である。
圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮機構の部分
縦断面図、（ｂ）は固定スクロールの正面図である。
【図６】本発明の実施の第６形態に係る横型スクロール
圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮機構の部分
縦断面図、（ｂ）は旋回スクロールの背面図である。
圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮機構の部分
縦断面図、（ｂ）は旋回スクロールの背面図である。
【図７】本発明の実施の第７形態に係る横型スクロール
圧縮機の旋回スクロールの背面図である。
圧縮機の旋回スクロールの背面図である。
【図８】本発明の実施の第８形態に係る横型スクロール
圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮機構の部分
縦断面図、（ｂ）はフレームの正面図である。
圧縮機の圧縮機構の図であり、（ａ）は圧縮機構の部分
縦断面図、（ｂ）はフレームの正面図である。
【図９】本発明の実施の第９形態に係る横型スクロール
圧縮機のフレームの正面図である。
圧縮機のフレームの正面図である。
【図１０】本発明の実施の第１０形態に係る横型スクロ
ール圧縮機の軸受部の縦断面図であり、（ａ）は上部の
軸受の図、（ｂ）は下部の軸受の図である。
ール圧縮機の軸受部の縦断面図であり、（ａ）は上部の
軸受の図、（ｂ）は下部の軸受の図である。
【図１１】従来の横型スクロール圧縮機の縦断面図であ
る。
る。
【図１２】従来の縦型スクロール圧縮機の縦断面図であ
る。
る。
１ 固定スクロール ２ 旋回スクロール ５ 回転シャフト ６ フレーム ７ 下部フレーム １１ 固定スクロールの端板 ２１ 旋回スクロールの端板 ２２ 旋回スクロールのうず巻体 ２３ 旋回スクロールのボス ２ａ 穴 ２ｂ 水平溝 ２ｃ 傾斜穴 ２ｄ 傾斜水平溝 ５３ 偏心ピン ７１ 上部軸受 ７３ 旋回軸受 ７４ スラスト軸受 ７５ 下部軸受 ９１ 油ポンプ １０１ ベアリング １０２ バネ １００ 孔 １１０，１１０ａ 磁石 １１１，１１１ａ 磁石 ２０１ 環状溝 ２０２ 環状溝 ２０３ 環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広岡 勝実 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町３丁目 １番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (9)
- 【請求項１】 駆動部を含む圧縮機構の構成部材のう
ち、鉛直な摺動面で相対的に摺動する一対の構成部材の
少なくともその一方の部材の鉛直摺動面に、油溜め用の
凹部を設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項２】 油溜め用の凹部として、その鉛直摺動面
に水平な凹溝を設けたことを特徴とする請求項１に記載
のスクロール圧縮機。 - 【請求項３】 油溜め用の凹部を、その鉛直摺動面に対
して斜め上方に向けて開口するよう同摺動面に対して傾
斜して設けたことを特徴とする請求項１に記載のスクロ
ール圧縮機。 - 【請求項４】 横型のスクロール圧縮機において、旋回
スクロール又は同スクロールと鉛直面で摺動するスラス
ト軸受の少なくともその一方の摺動面に、油溜め用の凹
部を設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項５】 油溜め用凹部として、旋回スクロールの
端板背面に水平な凹溝を設けたことを特徴とする請求項
４に記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項６】 横型のスクロール圧縮機において、少な
くとも停止時に、旋回スクロールをそのスラスト軸受面
に押し付ける押し付け手段を設けたことを特徴とするス
クロール圧縮機。 - 【請求項７】 押し付け手段を、旋回スクロールに噛み
合う固定スクロール側に内蔵して設けられたボールと、
同ボールを押圧するバネとから構成したことを特徴とす
る請求項６に記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項８】 押し付け手段を、旋回スクロールまたは
同スクロールのスラストを受けるスラスト軸受面の、少
なくともその一方に設置された磁石によって構成したこ
とを特徴とする請求項６に記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項９】 縦型のスクロール圧縮機において、駆動
軸又は同駆動軸を支持する軸受の少なくともその一方の
鉛直摺動面に、油溜め用の凹部を設けたことを特徴とす
るスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14909096A JPH09329093A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14909096A JPH09329093A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329093A true JPH09329093A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15467486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14909096A Withdrawn JPH09329093A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09329093A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030040891A (ko) * | 2001-11-16 | 2003-05-23 | 주식회사 엘지이아이 | 스크롤 압축기의 윤활장치 |
| EP1371852A3 (en) * | 2002-06-11 | 2004-08-04 | Tecumseh Products Company | Hermetic compressor lubrication system |
| JP2006152914A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Hitachi Ltd | オイルポンプ |
| US7192261B2 (en) * | 2004-06-01 | 2007-03-20 | Anest Iwata Corporation | Scroll fluid machine having permanent magnets mounted on respective the stationary and orbiting end plates for preventing axial motion of the orbiting scroll |
| CN103470500A (zh) * | 2013-09-30 | 2013-12-25 | 柳州易舟汽车空调有限公司 | 涡旋压缩机 |
| JP2019183711A (ja) * | 2018-04-06 | 2019-10-24 | 応研精工株式会社 | ダイヤフラムポンプ |
-
1996
- 1996-06-11 JP JP14909096A patent/JPH09329093A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030040891A (ko) * | 2001-11-16 | 2003-05-23 | 주식회사 엘지이아이 | 스크롤 압축기의 윤활장치 |
| EP1371852A3 (en) * | 2002-06-11 | 2004-08-04 | Tecumseh Products Company | Hermetic compressor lubrication system |
| US7044717B2 (en) | 2002-06-11 | 2006-05-16 | Tecumseh Products Company | Lubrication of a hermetic carbon dioxide compressor |
| US7192261B2 (en) * | 2004-06-01 | 2007-03-20 | Anest Iwata Corporation | Scroll fluid machine having permanent magnets mounted on respective the stationary and orbiting end plates for preventing axial motion of the orbiting scroll |
| JP2006152914A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Hitachi Ltd | オイルポンプ |
| US8075284B2 (en) | 2004-11-29 | 2011-12-13 | Hitachi, Ltd. | Oil pump |
| CN103470500A (zh) * | 2013-09-30 | 2013-12-25 | 柳州易舟汽车空调有限公司 | 涡旋压缩机 |
| JP2019183711A (ja) * | 2018-04-06 | 2019-10-24 | 応研精工株式会社 | ダイヤフラムポンプ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |