JPH09327506A - 自動発香方法とその発香システム装置 - Google Patents

自動発香方法とその発香システム装置

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JPH09327506A
JPH09327506A JP8168701A JP16870196A JPH09327506A JP H09327506 A JPH09327506 A JP H09327506A JP 8168701 A JP8168701 A JP 8168701A JP 16870196 A JP16870196 A JP 16870196A JP H09327506 A JPH09327506 A JP H09327506A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は多くの香りをコンパクトに、かつ、
短時間で任意の香気を発香することができる自動発香方
法とその発香システム装置に関する。 【解決手段】 少なくとも一種類以上の香りカプセルを
埋設若しくは塗布した香りカードの平面上を、電気信号
の入力により1次元的若しくは2次元的に駆動するカプ
セル崩壊子を移動せしめて、指定した位置の香りカプセ
ルを破壊して任意の香気を発生させることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多くの香りをコンパ
クトに、かつ、短時間で任意の香気を発香することがで
きる自動発香方法とその発香システム装置に関し、延い
ては、キーボード情報を制御信号としてフィードバック
することにより、ストレス緩和、リラックスなどの効果
を持つ香りを発香したり、更には、画像情報に対応し
て、画像にふさわしい香りを供給することができる自動
発香方法とその発香システム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発香システム装置は、瓶等の容器
本体内に液状若しくは個体の芳香剤を封入してなり、同
容器本体の開閉自在な芳香口を開口させることにより、
任意の香りが外界へ芳香するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の発香システム装置にあっては、前記容器本体が
瓶等の容器であるため、嵩張ってしまうといった問題を
有すると共に、その都度、前記芳香口を手で開閉しなけ
ればならず、また、一旦、開口した場合には、芳香剤が
なくなるまで、無駄に放置されてしまうといった問題を
も有するものであった。
【0004】しかも、瓶等の容器本体にあっては、通
常、一種類の芳香剤しか封入できないため、その時の雰
囲気や環境に合わせて香りを変えることができず、趣向
性及び対応性に欠けるものであった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、多くの香りをコンパクトに、かつ、短時間で任意
の香りを芳香することができる他、延いては、外部装置
のキーボード情報を制御信号としてフィードバックする
ことにより、自動的にストレス緩和、リラックスなどの
効果を持つ香りを発香したり、更には、外部装置の画像
情報に対応して、その画像にふさわしい香りを選択的に
供給することができる自動発香方法とその発香システム
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、少なくとも一種以上の香りカプセルを埋設若
しくは塗布した香りカードの平面上を、電気信号の入力
により1次元的若しくは2次元的に駆動するカプセル崩
壊子を移動せしめて、指定した位置の香りカプセルを破
壊して任意の香気を発生させることを特徴とする自動発
香方法に存する。
【0007】また、テレビゲーム、ワードプロセッサー
若しくはコンピューター等の外部装置における指定キー
の入力により、予め設定されている発香システム装置の
カプセル崩壊子を作動せしめて、任意の香気を発生させ
るようにシステム化しても良い。
【0008】更に、インターネット等の通信手段により
予め設定されている遠隔地の発香システム装置を制御す
るようにしても良い。
【0009】一方、この方法を実施するための本発明に
よる発香システム装置は、少なくとも一種類以上の香り
カプセルを埋設若しくは塗布した香りカードと前記香り
カプセルを崩壊させるカプセル崩壊子とを有する発香ユ
ニットと、該発香ユニットにて霧化若しくは気化した香
料を外部に向けて強制的に放出せしめる送風ユニット
と、該送風ユニット並びに前記発香ユニットの動作を制
御せしめる制御ユニットとを備えてなる発香システム装
置に存する。
【0010】また、前記発香ユニットは、少なくとも一
種以上の香りカプセルを埋設若しくは塗布した香りカー
ドと、前記香りカプセルを熱崩壊、圧崩壊、又は光崩壊
させるカプセル崩壊子と、前記香りカードを保持するた
めの保持部と、前記カプセル崩壊子を駆動させる駆動部
とを備えるのが良い。
【0011】さらに、本発明方法は、香りカードに限ら
ず、芳香剤若しくは香料の入った少なくとも一種以上の
容器を、ゲーム機等の遊戯具、テレビゲーム、ワードプ
ロセッサー若しくはコンピューター等の外部装置に付設
し、これら外部装置の電気信号、キーボード情報若しく
はインターネット等の通信手段により、前記容器を連続
若しくは時限的に解放せしめて前記外部装置の周辺に指
定の香気を発生させるようにしても良い。
【0012】このように構成される本発明では、少なく
とも一種類以上の香りカプセルを埋設若しくは塗布した
香りカードの平面上を、電気信号の入力により1次元的
若しくは2次元的に駆動するカプセル崩壊子を移動せし
めて指定した位置の香りカプセルを破壊して任意の香気
を発生させることによって、コンパクト、かつ、短時間
にして簡単に発香し得ることとなり、延いては、外部装
置のキーボード情報を制御信号としてフィードバックさ
せることにより、ストレス緩和、リラックスなどの効果
を持つ香りを発香したり、更には、外部装置の画像情報
に対応して、その画像にふさわしい香りを供給し得るこ
ととなる。以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、主としてゲーム機等の
遊戯具、テレビゲーム、ワードプロセッサー若しくはコ
ンピューター等の外部装置に付設して、その画像にふさ
わしい香りを発香させたり或いは疲労回復の香りを芳香
させることを意図するものであるが、これに限定される
ことなく、クーラーやファンヒーターなどの芳香器とし
ても応用できることは云うまでもない。
【0014】本発香方法の第1工程について説明する。
先ず最初に、所定大きさのカードの表面に、少なくとも
一種以上の香りカプセルを埋設若しくは塗布して香りカ
ードを形成する。カードの素材としては、主として合成
樹脂材等の適宜素材が使用されるものであるが、必要に
応じ、金属、厚紙、織布、不織布若しくはこれらの複合
素材を使用できる。因に、この香りカプセルは、同カー
ド表面上にバインダーを介して装着させても良い。
【0015】また他の実施態様としては、香りカードを
円盤状に形成しておき、この円盤を回転可能な状態で支
持させ、円盤表面の対面位置に設置された崩壊器具で香
りカプセルを崩壊させるべく、円盤状香りカードを回転
させるようにすることも可能である。
【0016】また、香りカプセルの担体としては、香料
を封入したマイクロカプセルを使用するのが好ましく、
更には、一枚の香りカードで、例えば、森の香り、草原
の香り、土の香り、花の香り等が得られるように、香り
の種類毎にブロック分けして同カプセルを担持させるの
が良い。
【0017】因に、森の香りとしては、ウッデイ、グリ
ーンを基調にして、シトラス、フローラル、スパイシ
ー、オリエンタル、オイリー、フルーティーなどの香気
を合わせることにより、ナチュラルな感じで芳香できる
のである。
【0018】次いで、第2工程について説明する。第1
工程で得た香りカードの平面上を、電気信号の入力によ
り1次元的若しくは2次元的に駆動するカプセル崩壊子
を移動せしめる。このカプセル崩壊子としては、熱、
光、圧力等の物理的刺激で前記香りカプセルを任意に破
壊できるものであれば如何なるもので良く、例えば熱崩
壊子、圧崩壊子、光崩壊子等を使用するのが好ましい。
【0019】また、電気信号の入力手段としては、手動
的なスイッチングによる入力よりも、ゲーム機等の遊戯
具(図1参照)、テレビゲーム(図2参照)、ワードプ
ロセッサー若しくはコンピューター(図3参照)等の外
部装置に接続し、これらの電気信号、キーボード情報若
しくはインターネット等の通信手段により、自動的に入
力できるようにシステム化するのが好ましい。
【0020】次いで、第3工程について説明する。指定
した位置の香りカプセルを破壊して任意の香気を発生さ
せる。換言すれば、香りの種類毎にブロック分けされた
前記香りカード上をカプセル崩壊子が、例えば、X動作
軸、Y動作軸を介して縦横に移動することにより(図5
参照)、予め用意された多種類の芳香の中から特定種類
の香りが選定され、次いで、同カプセル崩壊子がその香
りカプセル上にヒートプレス状に接触することにより、
同カプセルが熱崩壊して、中に封じ込められていた香気
が外界へと芳香するのである。
【0021】また、本発明の芳香手段としては、香りカ
プセルを装着した香りカードのみに限定されるものでは
なく、例えば、香料の入った少なくとも一種以上の容器
を、ゲーム機等の遊戯具、テレビゲーム、ワードプロセ
ッサー若しくはコンピューター等の外部装置に付設し、
これら外部装置の電気信号、キーボード情報若しくはイ
ンターネット等の通信手段により、前記香料容器を連続
若しくは時限的に解放せしめて前記外部装置の周辺に指
定の香気を発生させるようにシステム化しても良い(図
8〜図13参照)。
【0022】次に、本発明に係る発香システム装置の第
1実施例を図1〜図6を参照しながら説明する。図1は
本発香システム装置Aを香り伝送管1を介してゲーム機
2に接続した状態を示す説明図、図2は発香システム装
置Bをテレビゲーム3を介してテレビ4に接続した状態
を示す説明図、図3は発香システム装置Cをインターフ
ェイスボード5を介してパーソナルコンピューター6に
接続させた状態を示す説明図である。
【0023】この発香システム装置A、B、Cは、図4
に示すように、発香ユニット7と、該発香ユニット7に
て霧化若しくは気化した香料を外部に向けて強制的に放
出せしめる送風ユニット(図示せず)と、該送風ユニッ
ト並びに前記発香ユニット7の動作を制御せしめる制御
ユニット(図示せず)とを備えている。
【0024】前記発香ユニット7は、少なくとも一種以
上の(マイクロカプセルからなる)香りカプセル8,8
…(図4(d)参照)を埋設若しくは塗布してなる香り
カード9と、前記香りカプセル8,8…を熱崩壊させる
カプセル崩壊子10と、前記香りカード9を保持するた
めの保持部11と、前記カプセル崩壊子10を駆動させ
る駆動部12とを備えている。
【0025】該駆動部12は、前記カプセル崩壊子10
を香りカード9に対し水平方向に案内せしめるX動作軸
13と、垂直方向に案内せしめるY動作軸14と、スト
ッパー15並びにケーブル16とを備えており、前記X
・Y動作軸13,14の相関位置により、カプセル崩壊
子10は香りカード9上を上下左右に移動できる。
【0026】また、前記香りカード9には、図4に示す
ように、多種類の香りカプセル8,8…をそれぞれ水平
方向に塗布してなる帯状のトラック9a,9b,9c…
により、森の香り9A、草原の香り9B、土の香り9
C、花の香り9Dの領域にブロック分けされている。
【0027】例えば、森の香り9Aの領域としては、図
4(a)に示すように、トラック9a〜9hに、それぞ
れウッデイ、グリーンを基調にしてシトラス、フローラ
ル、スパイシー、オリエンタル、オイリー、フルーティ
ーなどの香気を集合せることにより、ナチュラルな芳香
を醸し出すことができる。
【0028】また、この香りカード9としては、これに
限定されることなく、図6(a)、図6(b)に示すよ
うに、異形状にブロック分けされた2種類の香りカード
を予め用意しておき、これらシートを前記発香ユニット
7に入れ替え使用することにより、より多種類の芳香が
得られるのである。
【0029】このように構成される発香システム装置
は、ゲーム機1、テレビゲーム3、ワードプロセッサー
若しくはコンピューター6等の外部装置に接続すること
により、これらの電気信号、キーボード情報若しくはイ
ンターネット等の通信手段により、カプセル崩壊子10
が、香りの種類毎にブロック分けされた前記香りカード
9上を、前記X動作軸13、Y動作軸14を介して縦横
に移動した後、同カプセル崩壊子10がその香りカプセ
ル8,8…を崩壊し、その中に封じ込められている香気
を外界へと芳香することができる。
【0030】従って、予め、疲れてミスキー操作が増え
た場合、OA作業が一定量を超えた場合等のキーボード
情報を制御信号として制御ユニットにフィードバックさ
せておけば、自動的にストレス緩和、リラックスなどの
効果を持つ香りを発香させたり、休憩の時期を香りで告
げることができる。
【0031】また、テレビゲーム3等の外部装置に接続
して、その画像、画面にふさわしい香りを選択的に供給
させたり、シンセサイザー等の楽器に接続して音楽に合
わせた香りの散布、更には、人の心拍、呼吸、皮膚温度
などの電気情報を制御ユニットにフィードバックして、
その空間の香り環境を制御させるシステムをも可能にな
るのである。
【0032】次に、本発明に係る発香システム装置の第
2実施例を図7〜図13を参照しながら説明する。尚、
理解を容易にするため、前述した第1実施例と同一部分
は同一符号で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を
付して以下に説明する。
【0033】図7は、発香システム装置Dをインターフ
ェイスユニット17を介してコンピューター8に接続し
た状態を示す説明図である。この発香システム装置D
は、匂い逆戻り防止型の発香システム装置であり、図8
に示すように、中空箱状の発香ユニット18と、該発香
ユニット18内に配設された蓋付きの内装容器19と、
該内装容器19に送風管20を介して連通された圧縮器
21とを備えている。
【0034】前記内装容器19は、合成樹脂材等の適宜
素材から形成されており、中に固形若しくは液体状の香
料Kが封入されている。また、この内装容器19の蓋体
19aには、前記発香ユニット18の外側に配設された
排気管22と連通する逆止弁23が装着されている。
【0035】この逆止弁23は、内装容器19から排気
方向のみに開弁するように形成された逆止弁(好ましく
は低圧作動型)であり、芳香が逆戻りしないようになっ
ている。
【0036】また、この発香システム装置Dは、本実施
例に限定されることなく、図9〜図10に示すように、
単独作動型(図9参照)や遠隔操作型(図10参照)の
発香システム装置を使用しても良い。因に、図中24は
電池、25はコンピュータ制御端子、26は電源供給又
は制御ライン端子である。
【0037】さらには、図11に示すように、複数の発
香システム装置D,D…を制御ケーブル27を介して連
結し、多種類の芳香が得られるように形成したり、図1
2に示すように、モーターファン制御ボード28、モー
ターファン29を介して強制的に芳香を送風するように
構成しても良い。
【0038】このように構成される発香システム装置D
は、目的とする香りの内装容器19にエアを導きバブリ
ングして香気を発生させることができるものであり、環
境や好みに応じた芳香を得ることができるものである。
【0039】尚、本発明はこれら実施例に限定されるこ
となく、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得る
ものであり、本発明はそれらの全てを包摂するものであ
る。例えば、図13に示すように、発香ユニット18に
それぞれ香りの違う複数の内装容器19,19…を内装
し、各内装容器19に配設させた圧縮器21若しくはフ
ァン29で強制的に送風させても良い。
【0040】また、コンピューター6をインターネット
やその他のネットワークに交信させることにより、予め
設定されている相手方の遠隔地のコンピューターに接続
されている前述の発香システム装置A,B,C,Dを制
御するようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上のように構成される本発明に係る自
動発香方法とその発香システム装置は、多くの香りをコ
ンパクトに、かつ、短時間で任意の香気を発香すること
ができるといった効果を奏すると共に、延いては、外部
装置のキーボード情報や電気情報を制御信号としてフィ
ードバックすることにより、ストレス緩和、リラックス
などの効果を持つ香りを発香したり、更には、外部装置
の画像情報に対応して、その画像にふさわしい香りを供
給することができるなどの優れた効果を奏するものであ
る。
【0042】このように本発明は、嵩張ることなく多く
の香りをコンパクトに、かつ、短時間でその環境、好み
に応じた香気を発香することができる他、自動的に他種
類の芳香の中から任意の香りを選択的に発香したり、更
には、手を煩わすことなく連続的或いは時限的に自由に
芳香できるため、従来の如き無駄な芳香使用が阻止でき
るものであり、また、構成が単純であるため大量生産に
適し、価格も低廉なものとして需要者に供給できるな
ど、本発明を実施することはその実益的価値が甚だ大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発香システム装置Aを、伝送管を
介してゲーム機に接続した状態を示す説明図である。
【図2】本発明に係る発香システム装置Bを、テレビゲ
ームを介してテレビに接続した状態を示す説明図であ
る。
【図3】本発明に係る発香システム装置Cを、インター
フェイスボードを介してパーソナルコンピューターに接
続させた状態を示す説明図である。
【図4】図4(a)は本発明に係る発香システム装置に
使用する香りカードの説明図であり、図4(b)は各種
の香り領域を示す同香りカードの説明図であり、また図
4(c)は発香ユニットの説明図であり、図4(d)は
同香りカードの横断面図である。
【図5】本実施例で使用する発香ユニットの説明図であ
る。
【図6】図6(a)は本実施例で使用する香りカードの
他の実施例を示す説明図、図6(b)は各種の香り領域
を示す説明図であり、図6(c)は香りカードを挿着し
た状態を示す発香ユニットの簡略図である。
【図7】本発明に係る発香システム装置Dを、インター
フェイスユニットを介してコンピューターに接続させた
状態を示す説明図である。
【図8】本発明に係る発香システム装置( 匂い逆戻り防
止型) の、第2実施例を示す説明図である。
【図9】本実施例で使用する、単独作動型の発香システ
ム装置を示す説明図である。
【図10】本実施例で使用する、遠隔操作型の発香シス
テム装置を示す説明図である。
【図11】複数の発香システム装置を、制御ケーブルを
介して連結させた実施例を示す説明図である。
【図12】モーターファンを、モーターファン制御ボー
ドを介してコンピューターに接続させた状態を示す説明
図である。
【図13】図13(a)は発香ユニット内にそれぞれ香
りの違う複数の内装容器を配設してなる発香システム装
置の説明図であり、図13(b)は圧縮器を装着した内
装容器の説明図、図13(c)は振動子とファンを利用
した内装容器の説明図である。
【符号の説明】
A 発香システム装置 B 発香システム装置 C 発香システム装置 D 発香システム装置 K 香料 S 制御ソフト 1 伝送管 2 ゲーム機 3 テレビゲーム 4 テレビ 5 インターフェイスボード 6 コンピューター 7 発香ユニット 8 香りカプセル 9 香りカード 9a トラック(シトラス) 9b トラック(フローラル) 9c トラック(ウッデイ) 9d トラック(グリーン) 9e トラック(スパイシー) 9f トラック(オリエンタル) 9g トラック(オイリー) 9h トラック(フルーティー) 9A 森の香り 9B 草原の香り 9C 土の香り 9D 花の香り 9E 海の香り 9F オイルの香り 10 カプセル崩壊子 11 保持部 12 駆動部 13 X動作軸 14 Y動作軸 15 ストッパー 16 ケーブル 17 インターフェイスユニット 18 発香ユニット 19 内装容器 19a 蓋体 20 送風管 21 圧縮器 22 排気管 23 逆止弁 24 電池 25 コンピュータ制御端子 26 電源供給又は制御ライン端子 27 制御ケーブル 28 モーターファン制御ボード 29 モーターファン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一種類以上の香りカプセルを埋
    設若しくは塗布した香りカードの平面上を、電気信号の
    入力により1次元的若しくは2次元的に駆動するカプセ
    ル崩壊子を移動せしめて、指定した位置の香りカプセル
    を破壊して任意の香気を発生させることを特徴とする自
    動発香方法。
  2. 【請求項2】テレビゲーム、ワードプロセッサー若しく
    はコンピューター等の外部装置における指定キーの入力
    により、予め設定されている発香システム装置のカプセ
    ル崩壊子を作動せしめて、任意の香気を発生させること
    を特徴とする請求項1に記載の自動発香方法。
  3. 【請求項3】インターネット等の通信手段により予め設
    定されている遠隔地の発香システム装置を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の自動発香方法。
  4. 【請求項4】少なくとも一種類以上の香りカプセルを埋
    設若しくは塗布した香りカードと、前記香りカプセルを
    崩壊させるカプセル崩壊子とを有する発香ユニットと、
    該発香ユニットにて霧化若しくは気化した香料を外部に
    向けて強制的に放出せしめる送風ユニットと、該送風ユ
    ニット並びに前記発香ユニットの動作を制御せしめる制
    御ユニットとを備えてなることを特徴とする発香システ
    ム装置。
  5. 【請求項5】前記発香ユニットは、少なくとも一種類以
    上の香りカプセルを埋設若しくは塗布した香りカード
    と、前記香りカプセルを熱崩壊、圧崩壊、又は光崩壊さ
    せるカプセル崩壊子と、前記香りカードを保持するため
    の保持部と、前記カプセル崩壊子を駆動させる駆動部と
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載の発香シ
    ステム装置。
  6. 【請求項6】香料の入った少なくとも一種類以上の容器
    を、ゲーム機等の遊戯具、テレビゲーム、ワードプロセ
    ッサー若しくはコンピューター等の外部装置に付設し、
    これら外部装置の電気信号、キーボード情報若しくはイ
    ンターネット等の通信手段により、前記香料容器を連続
    若しくは時限的に解放せしめて前記外部装置の周辺に指
    定の香気を発生させることを特徴とする自動発香方法。
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