JP2007131744A - 匂い放出装置用の匂い源キット、及び、制御信号挿入装置 - Google Patents

匂い放出装置用の匂い源キット、及び、制御信号挿入装置 Download PDF

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キム・ドンウク
Kazushi Nishimoto
一志 西本
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Abstract

【課題】 個人や家庭レベルのコンテンツデータの加工においてコンテンツに同期させて匂いを放出可能とするものであり、コンテンツデータの出力と同期して匂いを放出する匂い放出装置に使用される匂い源を簡単に作ることができ、且つ、取り扱いも容易である匂い放出装置用の匂い源キット、及び、その匂い源キットからの匂いの放出を制御する制御信号をコンテンツデータに挿入する制御信号挿入装置を提供する。
【解決手段】 設定された種類の匂いを設定されたタイミングで放出可能な匂い放出装置40に匂い源として使用される匂い放出装置用の匂い源キット10を、匂いが付されたシート状素子11と、当該シート状素子11を二つ以上着脱可能なベース12とを備えるものとする。制御信号挿入装置は、匂いを放出させるシート状素子11の選択、及び、匂いの放出開始と放出停止を制御する制御信号を入力可能な制御信号入力手段と、当該制御信号入力手段により入力された制御信号をコンテンツデータに挿入する制御信号挿入手段を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、設定された種類の匂いを設定されたタイミングで放出可能な匂い放出装置に使用される匂い放出装置用の匂い源キット、及び、その匂い源キットからの匂いの種類や放出タイミングを制御する制御信号を動画像や音声などのコンテンツデータに挿入する制御信号挿入装置に関する。
近年、動画像や音声などのコンテンツに同期して匂いが放出される匂い放出装置が開発されている。たとえば、放送側からコンテンツの映像・音声信号に重畳して匂いの放出を制御する制御信号を送信し、受信側でこの制御信号を映像・音声信号と分離し、これをテレビに内蔵された匂い放出装置に渡し、制御信号によって指定された匂いを指定されたタイミングで発生するシステムなどが挙げられる。そのほか、映画館において映画と同期して匂いを放出するシステムや、特定のリンクをクリックすると情報端末装置に接続されている匂い放出装置が稼働し、クリックされたコンテンツに応じた香りを放出するシステムや、料理コンテンツに合わせて香りを提供するシステムなど、コンテンツに合わせて匂いを放出するシステムは多数提案されている。
かかる匂い放出装置は、匂いを放出するための匂い源が装着され、その匂い源から匂いが放出される構成をとる。匂い源は様々な形態で装置に装着可能となっており、例えば、匂いを有する液体や固体を収納した容器や、匂いを付けたシートなどが用いられている。
下記特許文献1には、匂い放出装置に用いられて匂い源となる匂いカートリッジが開示されている。このカートリッジは、収納ケースに設けられる補充口から液体状の匂い物質が収納されるものであり、ヒーターによって匂い物質が気化されることにより匂いを放出する。複数の匂いを放出させたい場合は、その匂いの種類に応じて複数のカートリッジを準備して用いる。
特開2002−200157号公報
また、下記特許文献2には、匂い放出装置に用いられて匂い源となる香りカードが開示されている。この香りカードは香りカプセルが一枚のカードに塗布又は埋設されおり、カプセル崩壊子によりカプセルが熱崩壊、圧崩壊、又は光崩壊されると香りを放出するようになっている。一枚のカードで複数の匂いを放出させたい場合は、匂いごとにブロック分けしてマイクロカプセルを埋設又は塗布する。
特開平9−327506号公報
ところで、近年は、家庭用の映像撮像装置を用いて撮像された動画像に文字や音楽を挿入するなど、個人や家庭レベルで動画像や音声などのコンテンツデータを独自に加工する傾向にある。現在は、画像や音声に対する加工が主流であるが、個人や家庭レベルでのコンテンツの加工においても、より多様な機能が望まれており、その一つとしてコンテンツデータに匂いを付加する機能が挙げられる。
しかしながら、例えば上記特許文献1の装置を家庭や個人レベルで導入した場合、ユーザが収納ケースの収納口から匂い物質を充填し、更に匂い物質の蒸発を防止するために各口を塞ぎ、これを必要な匂いの種類分だけ繰り返す必要があり、大変な手間が必要である。上記特許文献2の場合は、匂いカプセルをカードに塗布や埋設したり、特に一枚のカードに複数の匂いを付するためには、位置や範囲に注意しながら匂いごとにブロック分けして塗布又は埋設したりする必要があり、大変な手間が生じる。また、収納ケースに収納する物質は液体であり、香りカードに塗布又は埋設される香りカプセルも液状や粉状として提供されると想定され、取り扱いも不便である。
さらに、これらのカートリッジや香りカードを匂い放出装置に装着して、動画像や音声などのコンテンツデータの出力に同期させながら匂いを放出させるためには、決められた匂いを決められたタイミングで放出させる制御が必要である。これを個人や家庭レベルで行うには、動画像や音声などのコンテンツに同期させて匂いの種類や放出タイミングを制御する制御信号を簡単な手段で生成する必要がある。しかしながら、このような制御信号の生成手段については未だ提案されていない。
そこで、本発明の目的は、個人や家庭レベルのコンテンツデータの加工においてコンテンツデータの出力に同期させて匂いを放出可能とするものであり、コンテンツデータの出力と同期して匂いを放出する匂い放出装置に使用される匂い源を簡単に作ることができ、且つ、取り扱いも容易である匂い放出装置用の匂い源キット、及び、その匂い源キットからの匂いの放出を制御する制御信号をコンテンツデータに挿入する制御信号挿入装置を提供する。
本発明の匂い放出装置用の匂い源キットは、設定された種類の匂いを設定されたタイミングで放出可能な匂い放出装置に匂い源として使用される匂い放出装置用の匂い源キットであり、匂いが付されたシート状素子と、当該シート状素子を二つ以上着脱可能なベースとを備えることを特徴とする。
この発明によれば、匂いが付されたシート状素子を組み合わせてベースに着脱するだけで所望の匂いを組み合わせた匂い源を簡単に作ることができる。匂いが付された素子はシート状であるため、匂いごとにシートの状態で取り扱うことが可能であり、粉状や液状等と比較して取り扱いも容易である。
本発明の指示信号挿入装置は、上記匂い源キットのベースに装着されたシート状素子のうち匂いを放出させるシート状素子の選択、及び、匂いの放出開始と放出停止を制御する制御信号を入力可能な制御信号入力手段と、当該制御信号入力手段により入力された制御信号をコンテンツデータに挿入する制御信号挿入手段を備えることが好ましい。これによれば、制御信号入力手段によりシート状素子の選択や匂いの放出開始や放出停止を制御する制御信号を入力するだけで、その制御信号がコンテンツデータに挿入され、所望の制御信号を簡単に生成することができる。このコンテンツデータを出力させるとともに、上記匂い源キットを匂い放出装置に使用すれば、制御信号により匂いの放出が制御され、コンテンツデータに合わせて上記匂い源キットから所望の匂いを所望のタイミングで放出させることができる。
上記制御信号挿入手段は、前記制御信号を断続的又は連続的にコンテンツデータに挿入することが好ましい。これによれば、制御信号が断続的又は連続的にコンテンツデータに挿入されるため、コンテンツデータの途中から出力を開始した場合でも、その出力開始時点に挿入される制御信号によりコンテンツデータに合わせて遅滞なく匂いの放出が制御される。
本発明の匂い放出装置用の匂い源キットによれば、シート状素子をベースに着脱することにより所望の匂いを組み合わせた匂い源を簡単に作ることができる。コンテンツデータに合わせて匂いを放出させる場合は、コンテンツデータごとに必要な匂いの種類が異なるが、本発明によれば、コンテンツデータに合わせて匂いを組み合わせることにより、簡単にそのコンテンツデータ専用の匂い源を作ることができる。ベースは再利用可能であり、シート状素子を取り替えて異なる組み合わせとしたり、消失した匂いがあればその匂いのシート状素子のみを取り替えたりすればよく、効率的である。
また、本発明の制御信号挿入装置によれば、シート状素子の選択及び匂いの放出開始や放出停止を制御する制御信号を入力するだけで、その制御信号がコンテンツデータに挿入され、コンテンツデータに合わせて所望の匂いを所望のタイミングで放出する制御信号を生成することができる。本発明の匂い源キットを匂い放出装置に使用し、本発明の制御信号挿入装置により制御信号が挿入されたコンテンツデータを出力すれば、その出力に合わせて匂いの種類や放出タイミングが制御され、例えば動画像や音楽のシーンに合わせて匂いが放出されたり、クリックされたリンク先のコンテンツに応じて匂いが放出されたりする。
また、制御信号挿入手段が制御信号を断続的又は連続的にコンテンツデータに挿入することにより、コンテンツデータの途中から出力を開始した場合等でも、その出力開始時点に挿入されている制御信号により匂いの放出が遅滞なく制御される。たとえば、動画像データや音声データの途中から再生を開始したり、早送りや巻き戻し等をしても、そのシーンに合わせて遅滞なく匂いの放出が開始されたり停止される。
そして、本発明の匂い源キットや制御信号挿入装置を用いることにより、簡単な作業でコンテンツデータの出力に同期させて匂いを放出させることができる。これにより、家庭や個人レベルでのコンテンツデータの加工においても、画像や音声を加工するほかに、匂いを連動させることができ、より多様な加工が可能となる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る匂い源キット10及び制御信号挿入装置20について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態の匂い源キット10と、制御信号挿入装置20の使用状態の例を示す図である。本実施の形態では、まず、ユーザAが匂い放出装置40に匂い源キット10を装着して、情報端末装置30でコンテンツデータDを出力装置に出力すると、匂い放出装置40がコンテンツデータDに合わせて匂い源キット10から匂いを放出する場合について説明する。つぎに、ユーザBが制御信号挿入装置20により動画像等のコンテンツデータDに制御信号を挿入する場合を例に説明する。
パーソナルコンピュータやゲーム装置などの情報端末装置30には、匂い放出装置40及び出力装置50が無線又は有線により接続されている。本発明の匂い源キット10は、この匂い放出装置40に装着されて使用される。情報端末装置30にはインターネットなどのネットワークNETを介して制御信号挿入装置20が接続されている。なお、情報端末装置30と制御信号挿入装置20とはコンテンツデータDを受け渡し可能であれば良く、両装置20,30を非接続として、コンテンツデータDをCDやDVDやハードディスクなどの記憶メディアによる受け渡しとしても良い。また、テレビ放送やラジオ放送などの放送による受け渡しとしても良い。
匂い源キット10は、匂いが付されたシート状素子11と、シート状素子11を二つ以上着脱可能なベース12とを備える。図2(a)は、ベース12の斜視図であり、(b)はベース12を開いてシート状素子11を並べた状態の斜視図であり、(c)はシート状素子11を並べたベース12を閉じた状態の斜視図である。
匂い源キット10のシート状素子11は、匂い放出装置40に用いられたときに匂いの放出と停止が制御可能なように匂いが付されたものであれば良い。たとえば、熱、光、圧力等の物理的刺激により匂いが放出されるものである。匂いが付された素子11はシート状であるため、匂いごとにシートの状態で取り扱うことが可能であり、粉状や液状等と比較して取り扱いも容易である。本実施の形態では、芳香剤をゼラチン等で固めたものを用い、加熱・吸熱により匂いが放出・停止されるものとした。シート状素子11は、匂いの放出と停止の制御が可能であればよく、例えば、マイクロカプセルに香料を封入したものを塗布あるいは印刷した厚紙や樹脂シートなどとして、カプセルを熱崩壊,圧崩壊又は光崩壊させて匂いを放出させるものでも良い。
匂い源キット10のベース12は、二つの薄板12a,12bが一辺側において蝶番等の連結手段で連結され、両薄板12a,12bを接離させることでベースが開閉可能となっている。両薄板12a,12bには、シート状素子11よりも一回り小さな開口12cが複数並んで設けられている。各開口12cの付近にはガイド12dが設けられており、そのガイド12dに合わせてシート状素子11を嵌め込むことが可能となっている。ガイド12dは他方の薄板12aの対向位置に設けられた嵌合開口に嵌合して留具の役割も果たし、両薄板12a,12bを閉じると閉状態を維持できるようになっている。ガイド12dに合わせてシート状素子11を並べた後にベース12を閉じると、シート状素子11がベース12に押さえられて位置が固定されるとともに、両薄板12a,12bに設けられる開口12cからシート状素子11が露出する状態となる。なお、本実施の形態は各シート状素子11から各々独立して匂いの放出を行うため、ベース12は熱伝導率の低いものであることが好ましい。また、ガイド12dは上記形態に限らず、ベース12にシート状素子11が着脱可能であれば良く、例えば開口12cの周りに溝が設けられ、その溝にあわせてシート状素子11が嵌め込み可能となっていても良い。
匂い放出装置40は、匂い源キット10が着脱自在となっており、情報端末装置30からの制御信号により指示された種類の匂いを指示されたタイミングで匂い源キット10から匂いを放出する機能を備える。具体的手段としては、制御信号の指示に従って匂い源キット10のシート状素子11から匂いの放出開始と停止を行う匂い放出制御手段41が設けられている。たとえば、図3に示すように、匂い放出制御手段41は各シート状素子11に対応して設けられる複数の加熱吸熱手段(ペルチェ素子)41aを備えるものである。匂い放出制御装置41には、匂い放出制御手段41にベース12の開口12cが対応するように匂い源キット10が配置される。ベース12の開口12cを介してシート状素子11が加熱吸熱手段41aに接する状態となり、各加熱吸熱手段41aにより対応する各シート状素子11を加熱又は吸熱することで、シート状素子11ごとに独立して匂いの放出開始と放出停止の制御が可能となっている。シート状素子11の選択及び匂いの放出開始と停止は、情報端末装置30から受信する制御信号により制御される。受信した制御信号に応じて、駆動する吸熱放熱手段41aを選択し、印加電圧を反転させてシート状素子11が接する面を放熱駆動又は吸熱駆動することで、匂いの種類と放出タイミングを制御する。匂い放出制御手段41はこれに限らず、シート状素子11が光、圧力等の物理的刺激により匂いを放出するものであれば、それに応じた手段とすればよい。なお、匂い放出装置40はファンを設けて、匂い放出中にファンを駆動して匂いを送り、ユーザに素早く届くようにしたり、匂い放出停止後にファンを駆動させて匂いを散逸させ、不要な匂いを除去したりしても良い。
コンテンツデータDには匂い源キット10のベース12に装着されたシート状素子11のうち匂いを放出させるシート状素子11の選択、及び、匂いの放出開始と放出停止を制御する制御信号が挿入されている。
制御信号は、いずれの吸熱加熱手段41aをいずれのタイミングで加熱駆動又は吸熱駆動するかを指示することにより、シート状素子11の選択及び匂いの放出タイミングを制御可能となっている。制御信号としてDTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号を用いる場合は、例えばDTMF信号0をすべての吸熱加熱手段41aに対して吸熱を指示する信号(匂い放出停止信号)とし、DTMF信号1から9には各々特定の吸熱加熱手段41aを対応付け、1から9の各DTMF信号は対応付けられた特定の吸熱加熱手段41aに加熱駆動を指示する信号(匂い放出開始信号)とする。なお、匂い放出開始信号は所望の匂いを放出させるために加熱駆動させる加熱吸熱手段41aを選択する情報が必要であり、複数のDTMF信号(信号1から9)を利用しているが、匂い放出停止信号はすべての加熱吸熱手段41aを吸熱駆動させるため一つのDTMF信号(信号0)のみでよい。
この制御信号は、例えば、特定の周波数帯域、好ましくは超高周波又は超低周波の非可聴領域周波数、又は、使用されていない音声チャネルを利用してコンテンツデータDに重畳されている。使用されていない音声チャネルとしては、例えばステレオ音声や5.1chサラウンド音声などの複数音声チャネルのいずれか使用されていない音声チャネル、音声多重の主音声又は副音声チャネルのいずれか使用されていない音声チャネルを利用すれば良い。
情報端末装置30は、例えばテレビ受像機、ラジオ受信機、DVD再生装置等の動画像出力制御装置、CD再生装置等の音声出力制御装置、パーソナルコンピュータ等であり、コンテンツデータDを時系列に出力装置50に出力する手段と、コンテンツデータDから制御信号を取り出して匂い放出装置40に送信する手段とを備える。コンテンツデータDをハードディスクやメモリ等に記憶する記憶手段を備えても良い。制御信号が使用していない音声チャネルに重畳される場合は、情報端末装置30のヘッドフォンジャック等の音声出力端末を介して分離可能である。
出力装置50は、情報端末装置30からのコンテンツデータDを出力する機能を備えており、例えば、ディスプレイ等の表示装置やスピーカである。情報端末装置30と出力装置50は別体でも一体でも良い。
ここで、匂い放出装置40と情報端末装置30とは一体型であっても良いが、無線や有線で接続される別体とすることが好ましい。別体とすることで、使用時に際して匂い放出装置40をユーザの近くに設置することができるため、放出された匂いを遠くまで送るファンや空気砲などが不要となり、小型化が実現され、騒音もなくなり、コストも抑えることができる。
さらに、匂い放出装置40と情報端末装置30とは赤外線により信号を送受信可能となっていることが好ましい。この場合、匂い放出装置40に赤外線受信手段を設け、情報端末装置30に制御信号を赤外線に変換して送信する手段を設ける。制御信号として音声信号を利用する場合は、音声信号に対するハイパス或いはローパスフィルタと、その変換回路、及び既存の赤外線信号発生・送出手段だけで構成できるため、非常に簡単・小型・低廉に実現できる。
上記匂い放出装置40ではコンテンツデータDに挿入された制御信号により匂いの放出が制御される。この制御信号は、どのような方法によって挿入されても良いが、家庭や個人レベルで挿入の作業を行う場合は、本発明の制御信号挿入装置20を用いることにより簡単な作業で挿入することができる。以下に、制御信号挿入装置について説明する。
制御信号挿入装置20は、匂い源キット10のベース12に装着されたシート状素子11のうち匂いを放出させるシート状素子11の選択、及び、匂いの放出開始と放出停止を制御する制御信号を入力可能な制御信号入力手段と、当該制御信号入力手段により入力された制御信号をコンテンツデータDに挿入する制御信号挿入手段を備える。制御信号挿入装置20は、例えばプログラムが情報処理装置等で実行されることにより制御信号挿入装置20として機能するコンピュータ等であってもよいし、音声を録音可能な録画録音装置などでもよい。制御信号が音声信号として与えられる場合は、録音機能を備える動画像録画装置や録音装置などの既存の装置を利用して、制御信号を音声信号として挿入できる。
制御信号入力手段は、上記制御信号を入力する機能を備える。たとえば、DTMF信号を利用する場合は、コンテンツデータDを指定し、キーボードやマウスを用いてDTMF信号を入力することが可能となっている。コンテンツデータDは動画像データや音声データのような時系列に再生される動的コンテンツデータでも、静止画像データやテキストデータのような静的コンテンツデータでも良いが、動的コンテンツデータの場合は、コンテンツデータを出力しながらシーンに合わせて制御信号を入力することによりタイミングを指定可能となっている。
制御信号挿入手段は、制御信号入力手段により入力された制御信号をコンテンツデータDに挿入する機能を備える。コンテンツデータDが動的コンテンツデータの場合は指定されたタイミングで制御信号を挿入する。
制御信号入力手段と制御信号挿入手段は、例えば、図4(a)に示すように制御信号を入力・挿入するものでも良い。制御信号入力手段はシート状素子11を選択して匂いの放出の開始を指示する匂い放出開始信号s1と、匂いの放出の停止を指示する匂い放出停止信号s2を入力可能となっており、制御信号挿入手段は入力されたタイミングで制御信号をコンテンツデータDに挿入する。匂い放出装置40は、匂い放出開始信号s1を受信すると指定された匂いの放出を開始し、匂い放出停止信号s2を受信すると匂いの放出を停止する。
また、制御信号入力手段と制御信号挿入手段は、例えば、図4(b)に示すように制御信号を入力・挿入しても良い。制御信号入力手段は、匂い放出開始信号s1と匂い放出停止信号s2を断続的又は連続的に入力可能となっている。制御信号挿入手段は、入力されたタイミングで制御信号をコンテンツデータDに挿入する。匂い放出装置40は、匂い放出開始信号s1を受信すると、匂いが放出されていない状態の場合は指示されたシート状素子11から匂いの放出を開始し、指示されたシート状素子11とは異なるシート状素子11から匂いが放出されている状態の場合はその放出を停止した後に指示されたシート状素子11から匂いの放出を開始し、指示されたシート状素子11から既に匂いが放出されている状態の場合はその状態を維持する。匂い放出停止信号s1を受信すると、匂いが放出されている場合は放出を停止し、停止状態である場合はその状態を維持する。
また、制御信号入力手段と制御信号挿入手段は、例えば、図4(c)に示すように制御信号を入力・挿入しても良い。制御信号入力手段は、匂いの放出開始信号s1と匂い放出停止信号s2を入力可能となっており、制御信号挿入手段は、入力された匂い放出開始信号s1と匂い放出停止信号s2をコンテンツデータDに挿入するとともに、入力された匂い放出開始信号s1から次の匂い放出停止信号s2の間には断続的又は連続的に匂い放出開始信号s11を挿入し、匂い放出停止信号s2から次の匂い放出開始信号の間には断続的又は連続的に匂い停止信号s21を挿入する。
ここで、制御信号挿入手段は、制御信号を特定の周波数、好ましくは超高周波又は超低周波の非可聴領域周波数、又は、使用されていない音声チャネルを利用してコンテンツデータDに重畳することが好ましい。使用されていない音声チャネルとしては、例えばステレオ音声や5.1chサラウンド音声などの複数音声チャネルのいずれか使用されていない音声チャネル、音声多重の主音声又は副音声チャネルのいずれか使用されていない音声チャネルを利用する。
また、匂い放出装置20から放出される匂いは、放出開始からユーザの鼻に達するまで、又は、放出停止からユーザの周辺から除去されるまで、多少の時間を要する。そこで、匂いの発生又は停止を本来放出開始又は停止すべきタイミングよりも先行して行うことにより、タイミング良くユーザの鼻に到達させることができる。このため、例えば、制御信号挿入手段は、制御信号が入力されたタイミングよりも所定時間(およそ数秒間)前のタイミングに挿入する機能を備えても良い。これにより、例えば匂いを発生させたいシーンよりも若干前に匂いの放出が開始され、そのシーンに達したときにタイミング良くユーザに匂いが感じられることとなり、また、匂いの発生を停止したいシーンではそのシーンよりも若干前に匂いの放出が停止され、そのシーンに達したときには匂いが拡散除去されてユーザに感じられなくなり、コンテンツデータDと匂いの同期がより適正なものとなる。
つぎに、ユーザAが情報端末装置30で動画像などのコンテンツデータDを出力装置50に出力しながら、コンテンツデータDに合わせて匂い放出装置40の匂い源キット10から匂いを放出させる場合について説明する。
匂い源キット10にはコンテンツデータDに必要な匂いが揃うように複数のシート状素子11がベース12に装着されている。コンテンツデータDには、コンテンツデータDのシーンに合わせて指定された位置のシート状素子11から匂いが放出されるように制御信号が挿入されている。匂い源キット10へのシート状素子11の装着は、匂い放出装置10を使用するユーザAが付属の指示書等に記載されたシート状素子11の種類と並べ方の指示に従って行っても良いし、コンテンツデータDを作成した作成者であるユーザBが作成してユーザAに渡しても良い。匂い源キット10は、匂いが付されたシート状素子11を自由に組み合わせ可能であり、そのコンテンツデータDに応じた匂いの組み合わせを簡単に作ることができる。シート状素子11はシート状であるため取り扱いも容易であり、ベース12への取り付けや取り外し作業も行いやすく、又、販売や配布、雑誌や広告への添付、ユーザ同士の受け渡しにも適する。シート状素子11の匂いが消失した場合は匂いが消失したシート状素子11のみを交換したり、対象のコンテンツデータが変わった場合はそのコンテンツデータに必要な匂いが付されたシート状素子11に交換したりすれば良い。ベース12は再利用可能であり、資源の無駄も省ける。
ユーザAは、情報端末装置30がコンピュータなどである場合はネットワークや記憶媒体を介してコンテンツデータを入力したり、DVD再生装置等の動画像再生装置である場合は記憶媒体を挿入したり、テレビ受像機やラジオ受信機である場合はコンテンツデータの信号を受信するとともに、匂い放出装置40にそのコンテンツデータD専用にシート状素子11が組み合わせられた匂い源キット10を装着する。つぎに、ユーザAは情報端末装置30からコンテンツデータDを出力装置50に出力する。情報端末装置30は、コンテンツデータDをディスプレイやスピーカである出力装置50から出力するとともに、コンテンツデータDに挿入されている制御信号を取り出して匂い放出装置40に送信する。
匂い放出装置40が情報端末装置30と別体の場合は、ユーザAは匂い放出装置40を手元に置くなどして近くに設置し、放出される匂いがユーザAに早く到達するようにすることが好ましい。また、制御信号が使用されていない音声チャネルに音声信号として重畳されている場合は、別体の匂い放出装置40を情報端末装置30のヘッドフォンジャック等の音声出力端子に接続する。制御信号が赤外線を用いて送受信される場合は、赤外線信号が到達する位置に匂い放出装置を設置する。
匂い放出装置40は、制御信号を受信すると、制御信号にしたがってシート状素子11の選択及び匂い放出開始と停止を行う。具体的には、シート状素子11の選択及び匂い放出開始を指示する匂い放出開始信号を受信すると、対応する加熱吸熱手段41aを加熱駆動し、指示されたシート状素子11を指示されたタイミングで加熱して匂いの放出を開始する。つぎに匂い放出の停止を指示する匂い放出停止信号を受信すると、すべての加熱吸熱手段41aを吸熱駆動し、匂いの放出を停止する。匂いを放出した状態で更に同じ匂いの放出開始信号を受信した場合、又は、匂いの放出を停止した状態で更に匂い放出停止信号を受信した場合は、その状態を継続する。異なる匂いの放出開始信号を受信した場合は、放出中の匂いの放出を停止して、指示された匂いの放出を開始する。
これにより、コンテンツデータDのシーンに合わせて匂いが放出され、ユーザは出力装置50に出力されるコンテンツデータDの動画像や音声とともに、それに合わせて匂い放出装置40から放出される匂いにより嗅覚的な刺激も受けることとなる。たとえば、コンテンツデータDに料理が表示されるシーンがあれば、そのシーンではその料理の匂いが放出される。
コンテンツデータDに制御信号が断続的又は連続的に挿入されている場合は、ユーザがコンテンツデータDの途中から出力を開始しても、その開始時点での制御信号により匂いの放出が制御され、そのタイミングに合った匂いの放出又は放出停止が遅滞なく行われる。
つぎに、制御信号挿入装置20を使用してコンテンツデータDに制御信号を挿入する場合について説明する。ユーザBは、匂い源キット10に必要な匂いのシート状素子11をベース12のどの位置に装着するかを決めて取り付ける。その後に、制御信号挿入装置20を用いてコンテンツデータDに制御信号を挿入する。制御信号の挿入は以下のように行う。ユーザは制御信号挿入装置20にてコンテンツデータDを再生しながら、制御信号入力手段によりシーンに合わせてシート状素子11の選択及び匂いの放出タイミングを制御する制御信号を入力する。たとえば、コンテンツデータDの料理が表示されるシーンでは、タイミング良くその料理の匂いが放出されるように、そのシーンに合わせて料理の匂いを付したシート状素子11を選択して匂い放出開始を指示する制御信号を入力し、その場面が終了したときに匂い放出停止を指示する制御信号を挿入する。制御信号挿入装置20は、制御信号入力手段により入力された制御信号をコンテンツデータDに挿入する。これにより、ユーザBはコンテンツデータDを出力するときに所望の匂いを所望のタイミングで放出させることができる。
ユーザBは、制御信号を入力する際に、匂いを放出させたいシーンではその匂いを選択して放出する匂い放出開始信号を断続的又は連続的に入力し、匂いの放出を停止させたいシーンでは匂い放出停止信号を断続的又は連続的に入力するようにしても良い。こうすることで、コンテンツデータDには、制御信号が断続的又は連続的に挿入されるため、コンテンツデータDの途中から出力を開始した場合などにおいても、出力開始時点で挿入されている制御信号により匂いの放出や放出停止が遅滞なく行われる。
また、制御信号挿入手段が断続的又は連続的に制御信号を自動挿入する機能を備える場合は、ユーザBは匂いの放出を開始したいタイミングで匂い放出開始信号s1を入力し、匂いの放出を停止したいタイミングで匂い放出停止信号s2を入力する。制御信号挿入手段は、匂い放出開始信号s1から次の匂い放出停止信号s2までの間に匂い放出開始信号s1を断続的又は連続的に補完して挿入し、匂い放出停止信号s2から次の匂い放出開始信号s1までの間には匂い放出停止信号s2を断続的又は連続的に補完して挿入する。これにより、ユーザが自ら断続的又は連続的に制御信号を入力する手間が省け、制御信号を挿入する作業がより簡単になる。
そして、これらの匂い源キット10や制御信号挿入装置20を用いることにより、個人や家庭レベルでの動画像データや音声データやリンク先の特定のホームページの加工においても、簡単な作業でコンテンツデータに同期させて匂いを放出させることができる。これにより、家庭や個人レベルでコンテンツデータの加工においても、画像や音声を加工するほかに、匂いを連動させることができ、より多様な加工が可能となる。
なお、上記実施の形態においては、動画像データなどの時系列に再生等される動的コンテンツデータを例に説明したが、例えば静止画像などのような静的コンテンツデータにも適用可能である。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
本実施の形態の匂い源キットと、制御信号挿入装置の使用状態の例を示す図。 (a)はベースの斜視図、(b)はベースを開いてシート状素子を並べた状態の斜視図、(c)はシート状素子を並べたベースを閉じた状態の斜視図。 匂い放出制御手段を示す図。 制御信号を入力・挿入する例を概念的に説明する図。
符号の説明
10 匂い源キット
11 シート状素子
12 ベース
12a 一方側の薄板
12b 他方側の薄板
12c 開口
12d ガイド
20 制御信号挿入装置
30 情報端末装置
40 匂い放出装置
41 匂い放出制御手段
41a 加熱吸熱手段
50 出力装置
D コンテンツデータ
NET ネットワーク
s1,s11 匂い放出開始信号
s2,s21 匂い放出停止信号

Claims (3)

  1. 設定された種類の匂いを設定されたタイミングで放出可能な匂い放出装置に匂い源として使用される匂い放出装置用の匂い源キットであり、
    匂いが付されたシート状素子と、当該シート状素子を二つ以上着脱可能なベースとを備えることを特徴とする匂い放出装置用の匂い源キット。
  2. 請求項1記載の匂い源キットのベースに装着されたシート状素子のうち匂いを放出させるシート状素子の選択、及び、匂いの放出開始と放出停止を制御する制御信号を入力可能な制御信号入力手段と、当該制御信号入力手段により入力された制御信号をコンテンツデータに挿入する制御信号挿入手段を備えることを特徴とする制御信号挿入装置。
  3. 前記制御信号挿入手段は、前記制御信号を断続的又は連続的にコンテンツデータに挿入することを特徴とする請求項2に記載の制御信号挿入装置。
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