JP3714631B1 - 調香方法及び調香器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 調香器は、要素臭瓶5a〜5fと、電磁弁4a〜4fと、ブレンダー室7と、空気供給室3と、エアーポンプ2を具備する。電磁弁4a〜4fで制御された空気が要素臭瓶5a〜5fに導入され、各要素臭瓶5a〜5f内の香料12a、12bが揮発し匂いが発生する。発生した匂いをブレンダー室7で混合する。この混合比を、要素臭瓶5a〜5fの前に設置した電磁弁4a〜4fの各々の一秒当たりの開閉回数によって調整できるように構成した。
【選択図】 図2
Description
(1)レシピは要素臭ガスの混合比から決定される。最終の混合比は、要素臭ガスの混合比を変えてパターンマッチングを逐次行うことにより決定される。
(2)電磁弁の開閉はΔ-Σ変調法により行う。
(3)要素臭ガスとキャリアガスは対になっている。
(4)要素臭ガスの混合比を電気信号に変換することが可能である。
(5)要素臭ガスの混合比を記録することが可能である。
(6)要素臭ガスの混合比を通信媒体を介して送信することが可能である。
(7)記録された要素臭ガスの混合比に基づいて匂いを再現することが可能である。
(1)対象臭のレシピを決定するのに、センサアレイからの計測結果を受けてパターンマッチングを計算し、要素臭ガスの混合比を変えてパターンマッチングを逐次改善する方法を用いている。従って、対象臭ガスのレシピを決定するのに、複雑な装置が必要でかつ多大の時間を要する。
(2)レシピは要素臭ガスの混合比である。従って、各要素臭の濃度も正確に求められる必要があり、レシピのデータが複雑となっている。
(3)電磁弁の開閉がΔ―Σ変調法を用いており、制御が複雑である。
(4)電磁弁に匂いが残臭する構成である。従って、定期的に電磁弁を消臭することが必要である。
(5)要素臭ガスとキャリアガスは対になっており、センサセルの流量は電磁弁の切り替えにかかわりなく一定に保つ必要があるため、キャリアガスの利用効率が悪い構成である。
(a)テレビ又はビデオの画面の内容に対応した匂いを発生させる。即ち、本願発明の調香器をTV、映画、DVDの機器と組み合わせ、その画面の場面に応じた匂いを随時発生させる。視聴者は臨場感が大いに増すこととなる。この場合、匂いのレシピは放送される番組の映像電波やDVDの画像データに重畳しておくことで、特に匂いを発生させる手続きを取らなくても自動で匂いが発生される。
(b)絵本に合わせて匂いを発生させる。見ている絵、例えばバナナを見ているときにバナナの匂いを調香器で発生させる。この場合、バナナの絵の中に匂いのレシピのデータを埋め込ませておくことも可能である。絵を見ながら匂いを嗅げるので理解度がより深まることとなる。
(2)聴覚との連動において
(a)聞いている音楽、歌っている曲に合わせて匂いを発生させる。音楽や曲のイメージに合わせて匂いを発生させることで、聞いている音楽、歌っている曲に対する感動を増すことができる。
(b)異常な音を検知したときに不快な匂いを発生させ、不審者の侵入を防止するようにすることも可能である。
(3)触覚との連動において
マッサージ器と本願発明の調香器を組み合わせ、匂いを嗅ぎながらマッサージを受けることで、マッサージの効果を一層高めることができる。医学的にも痛みを和らげる効果のある匂い、鎮静効果のある匂いなどが研究されており、匂いと共に治療を受けることが将来大いに考えられる。
(4)インターネットとの連動において
前述したようにインターネットで匂いのレシピを配信する。世界中の何処にいても同一の匂いを発生できるので、様々な応用が考えられる。
(5)脳神経との連動において
本願発明の調香器を自分の部屋に置き、食欲増進のための、禁煙のための、満腹感を与えるための、又は気分回復のための匂いを随時発生させることが考えられる。また、動物調教用にも匂いを発生するようにしても良い。
(6)時間との連動において
本願発明の調香器を自分の部屋に置き、時間帯で発生する匂いを変え、生活のリズムを整えるようにする。
以上、具体的に挙げてみたが、これらはほんの一例であって、その他にも種々の活用方法が考えられる。
2 エアーポンプ
3 空気供給室
4a、4b、4c、4d、4e、4f 電磁弁
5a、5b、5c、5d、5e、5f 要素臭瓶
6a 要素臭瓶蓋部
6b 入口パイプ
6c 出口パイプ
7 ブレンダー室
8 ビニールパイプ
9 インターネット
10a、10b パソコン
12a、12b 香料
17、21 キャリアガス瓶
18 サンプル瓶
19、20 要素臭ガス瓶
27 電磁弁
28、29 スイッチング用電磁弁
30 センサセル
30A、30B センサ
31 ポンプ
32 周波数カウンタ
33 コンピュータ
40 流量メータ
41 バルブ付流量メータ
50 バッファタンク
Claims (5)
- 複数の要素臭瓶に格納された複数の香料に空気を吹き付け、前記複数の香料を揮発させて複数の匂いを発生させ、当該発生させた複数の匂いを特定の混合比で混合する調香方法であって、前記混合比は前記複数の要素臭瓶の各入口側に接続された複数の電磁弁により決められ、前記電磁弁が開いている場合は前記要素臭瓶に空気が行き、前記電磁弁が閉じている場合は当該電磁弁に接続され空気を溜める空気供給室に空気が戻ることを特徴とする調香方法。
- 香料が格納され当該香料に空気を吹き付けて揮発させて発生した匂いを溜める複数の要素臭瓶と、前記空気を生成するエアーポンプと、当該エアーポンプで生成された空気を一旦溜める空気供給室と、当該空気供給室から前記複数の要素臭瓶に空気を導入する際の流量を制御する複数の電磁弁と、当該複数の電磁弁によって制御された空気を導入し前記複数の要素臭瓶内で発生した匂いを混合するブレンダー室とを具備し、前記複数の要素臭瓶で発生した複数の匂いを前記ブレンダー室で特定の混合比で混合する際に、前記混合比は前記複数の要素臭瓶の各入口側に接続された複数の電磁弁により決められ、前記電磁弁が開いている場合は前記要素臭瓶に空気が行き、前記電磁弁が閉じている場合は当該電磁弁に接続され空気を溜める空気供給室に空気が戻るように構成して成ることを特徴とする調香器。
- 前記複数の要素臭瓶はバーコードが添付され当該バーコードによって前記複数の要素臭瓶を管理し且つ前記複数の要素臭瓶により混合可能な匂いを演算する演算素子と、前記演算素子による演算結果を記憶するデータベースとを具備して成ることを特徴とする請求項2に記載の調香器。
- 前記複数の電磁弁により決められる前記混合比は、電気的な信号に変換され、インターネット上で配信可能なように構成して成ることを特徴とする請求項2又は3に記載の調香器。
- 前記電磁弁が開いて匂いが発生しているときは発光ダイオードを発光させて、前記匂いと前記発光ダイオードの光とが連動するように構成して成ることを特徴とする請求項2乃至4の何れか一に記載の調香器。
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