JPH09327402A - 洗面台及びその設置構造 - Google Patents

洗面台及びその設置構造

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JPH09327402A
JPH09327402A JP16833796A JP16833796A JPH09327402A JP H09327402 A JPH09327402 A JP H09327402A JP 16833796 A JP16833796 A JP 16833796A JP 16833796 A JP16833796 A JP 16833796A JP H09327402 A JPH09327402 A JP H09327402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washbasin
rear wall
cabinet
plate
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP16833796A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukuo Itou
福生 伊藤
Yukio Iwakawa
幸生 岩川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Publication of JPH09327402A publication Critical patent/JPH09327402A/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】洗面台の必要部材点数及び組付工数を少な
くして洗面台を安価に構成できるようにし、且つ設置状
態で従来の洗面台と同様の外観を呈するようにする。 【解決手段】洗面台10を、洗面器20付きのカウンタ
ー22及びその保持枠24を含むカウンター部26と、
開閉可能な扉28付きのキャビネット前面部34とを組
み付けてL字状に構成し、後板,側板及び底板を省略し
て後面,側面及び底面を開放した形態となす。そしてこ
れを後方の壁14と左右の壁16との間の空間に挿入し
て床18上に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洗面台及びその設
置構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
洗面台は洗面器付きのカウンター部と両サイドの側板,
後板及び扉付きのキャビネット前面部とからなる箱体状
をなしており、その設置に際しては通常これを後方の壁
に接する状態で床上に立て、必要に応じて後板等を後方
の壁に止め付けて固定を行うようにしていた。
【0003】洗面台の設置に際しては、また、左右の壁
の間の空間に洗面台を挿入した状態で設置することも多
く行われている。この場合、洗面台の後板と後方の壁、
底板と床、側板と左右の壁とで洗面台における後部,底
部,左右の側部が二重壁構造となり、そこに無駄が生じ
るとともに、洗面台内部の収納空間が狭くなるといった
問題が生じていた。
【0004】また洗面台の設置に際して、床上に又は後
方の壁から突き出した配管を通すための穴加工を底板又
は後板に施した上でそれらの穴に配管を通す作業が必要
であって、このことが洗面台の設置作業を複雑化する要
因となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の発明の洗面台はこ
のような課題を解決するために案出されたものである。
而して本願の発明の洗面台は、洗面器付きのカウンター
部と開閉可能な扉付きのキャビネット前面部とを組み付
けて成り、後板及び底板が除かれていて後面及び底面が
開放された形態を成していることを特徴とする(請求項
1)。
【0006】本願の別の発明の洗面台は、請求項1にお
いて、更に側板も除かれていて側面が開放された形態を
成していることを特徴とする(請求項2)。
【0007】本願の更に別の発明は洗面台の設置構造に
係るもので、請求項1又は2の洗面台を後方の壁と左右
の壁との間の空間に挿入して設置し、該後方の壁と床と
によって洗面台におけるキャビネットの後壁部と底壁部
を構成せしめ若しくは該後方の壁と左右の壁及び床とに
よって該キャビネットの後壁部と側壁部及び底壁部を構
成せしめたことを特徴とする(請求項3)。
【0008】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、洗面器付きのカウンター部と扉付きのキャビネット
前面部とで基本的に洗面台を構成し、後板及び底板を省
略してそれぞれ後面及び底面を開放した形態となしたも
ので、本発明によれば、従来洗面台構成部材として必要
とされていた後板及び底板を必要としないことから材料
費を安価となすことができるとともに、洗面台の組付作
業を単純化でき、ひいては洗面台自体のコストを安価と
なすことができる。
【0009】請求項2の発明は、更に側板も省略して側
面を開放した形態となしたもので、本発明によれば、洗
面台構成部材としての側板も必要としないことから、洗
面台のコストを更に安価となすことができる。
【0010】請求項3の発明は、洗面台を後方の壁と左
右の壁との間の空間に挿入して設置し、これによって後
方の壁と床とによって洗面台におけるキャビネットの後
壁部と底壁部を構成させ、又は後方の壁と床と左右の壁
とによってキャビネットの後壁部と底壁部及び左右の側
壁部を構成させるようにしたもので、本発明の設置構造
によれば、従来の箱体状の洗面台と同様の外観で洗面台
を設置することが可能となり、また後方の壁と床とによ
って、更には左右の壁とによって扉付きのキャビネット
前部とともにその内側に必要な収納空間を構成すること
ができる。
【0011】しかもこの場合においてキャビネットの後
壁部及び底壁部、更には左右の側壁部が従来のように二
重壁構造をなしていないため、収納空間を広くとること
ができる。尚この場合において、洗面台におけるカウン
ター部の後部を後方の壁に対して固定し、また併せてキ
ャビネット前部における下端部を床に固定することによ
って、非箱体状の洗面台を安定した姿勢で固定・設置す
ることができる。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1は、洗面台10とその上部のミラー12
とを備えた洗面化粧台を後方の壁14と左右の壁16と
の間の空間に挿入して床18上に設置した状態を示して
いる。
【0013】本例において、洗面台10は、図2に示し
ているように洗面器20付きのカウンター22及びその
保持枠24から成るカウンター部26(図1(A)参
照)と、観音扉形式の開閉可能な扉28及び幕板30と
それらの保持枠32とから成るキャビネット前面部34
とで構成されている。即ち本例においては従来の後板,
側板及び底板が除かれており、後面,側面及び底面がそ
れぞれ開放された形態をなしている。
【0014】尚、図2に明らかに示しているように幕板
30には洗面器20との干渉回避用の湾曲状の切欠き3
6が形成されており、また保持枠32は、図3に示して
いるように縦方向の左右の一対の支板38とそれらを左
右方向に連結する連結板40,42とから成っており、
また扉28の下側において蹴込み幅木44が前面に取付
固定されている。
【0015】一方カウンター22の保持枠24は平面コ
字枠形状を成しており、その前端部においてキャビネッ
ト前面部34に、具体的にはその保持枠32に所定の接
合手段にて接合されている。
【0016】本例の洗面台10の場合、図1において後
方の壁14と左右の壁16との間の空間に挿入して床1
8上に設置することで、外観上従来の洗面台と同様の形
態とすることができる。このとき、後方の壁14と左右
の壁16及び床18がそれぞれ洗面台10におけるキャ
ビネットの後壁部,左右の側壁部及び底壁部を構成す
る。即ちそれら後方の壁14と左右の壁16と床18と
がそれぞれ従来の洗面台における後板,左右の側板及び
底板としての機能を兼用するものであり、それら後方の
壁14,左右の壁16及び床18とキャビネット前面部
34とによってキャビネットの内部の収納空間が構成さ
れる。
【0017】尚、本例の洗面台10は側面形状がL字状
を成していて自立できないものであることから、設置に
際してはカウンター部26における保持枠24の後部を
ビス46(図2参照)等にて後方の壁14に止め付けて
固定し、また側部を同様にしてビス46等により左右の
壁16に止め付けて固定するのが望ましい。また併せて
キャビネット前面部34の下端部に折曲部48を設け
て、これを床18にビス46等にて止め付け、固定する
のが望ましい。
【0018】本例の洗面台10は、これを基本的にカウ
ンター部26とキャビネット前面部34とでL字形状に
構成し、従来洗面台構成部材として必要とされていた後
板,底板及び側板を省略して後面,底面及び側面を開放
した形態としていることから、洗面台10に要する材料
費を安価となすことができるとともに、洗面台10の組
付作業も単純化し、ひいては洗面台10自体のコストを
安価となすことができる。
【0019】しかも本例によれば、従来の箱体状の洗面
台と同様の外観で洗面台10を設置することが可能であ
り、加えて本例の設置構造によれば、キャビネットの後
壁部,左右の側壁部及び底壁部が従来のように二重壁構
造とならず、収納空間を広くとることができる利点が得
られる。
【0020】本例の洗面台10は、L字状形態を成して
いることから、これを梱包し、輸送するに際してはカウ
ンター22の保持枠24とキャビネット前面部34とを
分離した状態で梱包して輸送し、現地において図4に示
すような三角形状或いはL字形状の接合部材にてそれら
を接合し、組み付けるようにするのが好都合である。
【0021】更にまた、必要に応じて図5に示している
ようにキャビネット内にトレー50を挿入しておくよう
にしても良い。
【0022】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば図1の例では洗面台10を
建築側の躯体壁である左右の壁16の間の空間に挿入し
て設置するようにしているが、洗面台10の側方に隣接
して背の高いキャビネットを配置し、そのキャビネット
の側板を左右の一方の壁として利用することも可能であ
る。その他本発明はその主旨を逸脱しない範囲において
種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である洗面台を所定の空間に
設置して示す図である。
【図2】図1の洗面台の構成を示す分解図である。
【図3】図1の洗面台の要部を拡大して示す分解図であ
る。
【図4】図1の洗面台を設置現場においてL字形状に接
合する手段を示す図である。
【図5】図1の洗面台を設置する際の応用例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 洗面台 14 後方の壁 16 左右の壁 18 床 20 洗面器 22 カウンター 26 カウンター部 28 扉 34 キャビネット前面部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面器付きのカウンター部と開閉可能な
    扉付きのキャビネット前面部とを組み付けて成り、後板
    及び底板が除かれていて後面及び底面が開放された形態
    を成していることを特徴とする洗面台。
  2. 【請求項2】 請求項1において、更に側板も除かれて
    いて側面が開放された形態を成していることを特徴とす
    る洗面台。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の洗面台を後方の壁と左
    右の壁との間の空間に挿入して設置し、該後方の壁と床
    とによって洗面台におけるキャビネットの後壁部と底壁
    部を構成せしめ若しくは該後方の壁と左右の壁及び床と
    によって該キャビネットの後壁部と側壁部及び底壁部を
    構成せしめたことを特徴とする洗面台の設置構造。
JP16833796A 1996-06-07 1996-06-07 洗面台及びその設置構造 Pending JPH09327402A (ja)

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