JPH09327054A - データ送信方法、データ送信装置、及び通信システム - Google Patents
データ送信方法、データ送信装置、及び通信システムInfo
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- JPH09327054A JPH09327054A JP8144440A JP14444096A JPH09327054A JP H09327054 A JPH09327054 A JP H09327054A JP 8144440 A JP8144440 A JP 8144440A JP 14444096 A JP14444096 A JP 14444096A JP H09327054 A JPH09327054 A JP H09327054A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同じメッセージを複数の端末に送信する際
に、メッセージフィールドの有効利用を図ったデータ送
信を実現できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 呼出番号が登録されていた場合(ステッ
プS1〜S3)、次にダイヤル入力されたデータを指定
コード「*06」に照合させ(ステップS4及びS
5)、一致した場合、指定コード「*06」に続くデー
タで示される呼出番号に対応するフレームNo.から、
登録されていた呼出番号のフレームNo.に一致するも
のを検索し(ステップS6)、一致した場合、ベクトル
フィールドに、フレームNo.を同じにする各アドレス
に対応のベクトルデータに対して同じメッセージ開始ワ
ード番号を設定し、メッセージフィールドのそのメッセ
ージ開始ワード番号の位置に共有メッセージデータを格
納して、送信データを各ページャーに無線送信する(ス
テップS7〜S11)。
に、メッセージフィールドの有効利用を図ったデータ送
信を実現できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 呼出番号が登録されていた場合(ステッ
プS1〜S3)、次にダイヤル入力されたデータを指定
コード「*06」に照合させ(ステップS4及びS
5)、一致した場合、指定コード「*06」に続くデー
タで示される呼出番号に対応するフレームNo.から、
登録されていた呼出番号のフレームNo.に一致するも
のを検索し(ステップS6)、一致した場合、ベクトル
フィールドに、フレームNo.を同じにする各アドレス
に対応のベクトルデータに対して同じメッセージ開始ワ
ード番号を設定し、メッセージフィールドのそのメッセ
ージ開始ワード番号の位置に共有メッセージデータを格
納して、送信データを各ページャーに無線送信する(ス
テップS7〜S11)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RCR STD−
43標準規格無線呼出システム(以下に高度無線呼出シ
ステムと称する)を採用した無線呼出システムにおい
て、複数の端末を一斉に呼び出して同一のメッセージデ
ータを送信するデータ送信方法、データ送信装置、及び
通信システムに関する。
43標準規格無線呼出システム(以下に高度無線呼出シ
ステムと称する)を採用した無線呼出システムにおい
て、複数の端末を一斉に呼び出して同一のメッセージデ
ータを送信するデータ送信方法、データ送信装置、及び
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ページングサービスには、NTT
方式とPOCSAG方式とが標準方式として採用されて
いた。
方式とPOCSAG方式とが標準方式として採用されて
いた。
【0003】POCSAG方式では、変調方式に2値F
SK(Frequency Shift Keying:周波数偏移変調)が採
用され、伝送速度は512bps(ビット/秒)と規定
されている。ページングの際には、この伝送速度の規定
に従って、無線信号に変調されたディジタルデータを送
信することによってメッセージをやり取りするサービス
が実施される。
SK(Frequency Shift Keying:周波数偏移変調)が採
用され、伝送速度は512bps(ビット/秒)と規定
されている。ページングの際には、この伝送速度の規定
に従って、無線信号に変調されたディジタルデータを送
信することによってメッセージをやり取りするサービス
が実施される。
【0004】しかしながら、このPOCSAG方式によ
るページングサービスでは、近年の移動体通信技術の発
達に伴い、ビジネスユースのみならずパーソナルユー
ス、特に、若年層への普及が進み、サービス加入者が著
しく増加し、利用者に対し十分なサービスの提供が困難
になった。
るページングサービスでは、近年の移動体通信技術の発
達に伴い、ビジネスユースのみならずパーソナルユー
ス、特に、若年層への普及が進み、サービス加入者が著
しく増加し、利用者に対し十分なサービスの提供が困難
になった。
【0005】このような、最近の急激な需要の増加やペ
ージングサービスの拡張に伴って、無線呼出システムも
高度にする必要があり、その結果、標準方式として、高
度無線呼出システムという高度ページング方式の導入が
決定している。
ージングサービスの拡張に伴って、無線呼出システムも
高度にする必要があり、その結果、標準方式として、高
度無線呼出システムという高度ページング方式の導入が
決定している。
【0006】ここで、高度無線呼出システムについて簡
単に説明する。高度無線呼出システムに採用されるデー
タ構成を図7に示す。図7において、60は1時間単位
で送信されるデータ構成、61は1サイクルのサイクル
構成、そして、62は1フレームのデータフォーマット
構成を示している。データ構成60は、“0”から“1
4”までの番号が付けられた15サイクルよりなり、こ
れは1時間に送信されるサイクルの順序を示す。また、
サイクル構成61は、“0”から“127”までの番号
が付けられた128フレームよりなり、これは4分間に
送信されるフレーム順序を示す。1フレームは1.87
5秒であり、1分間に32フレームのデータが送信され
る。1フレームのデータフォーマット構成62は、1フ
レーム分のデータをそのデータ内容や性質に応じて8つ
に区分されている。
単に説明する。高度無線呼出システムに採用されるデー
タ構成を図7に示す。図7において、60は1時間単位
で送信されるデータ構成、61は1サイクルのサイクル
構成、そして、62は1フレームのデータフォーマット
構成を示している。データ構成60は、“0”から“1
4”までの番号が付けられた15サイクルよりなり、こ
れは1時間に送信されるサイクルの順序を示す。また、
サイクル構成61は、“0”から“127”までの番号
が付けられた128フレームよりなり、これは4分間に
送信されるフレーム順序を示す。1フレームは1.87
5秒であり、1分間に32フレームのデータが送信され
る。1フレームのデータフォーマット構成62は、1フ
レーム分のデータをそのデータ内容や性質に応じて8つ
に区分されている。
【0007】上記フレーム構成62は、同期部1(S
1)62A、フレーム情報(FI)62B、同期部2
(S2)62C、ブロック情報(BI)62D、アドレ
スフィールド(AF)62E、ベクトルフィールド(V
F)62F、メッセージフィールド(MF)62G、及
びアイドルブロック(IB)62Hより構成される。
1)62A、フレーム情報(FI)62B、同期部2
(S2)62C、ブロック情報(BI)62D、アドレ
スフィールド(AF)62E、ベクトルフィールド(V
F)62F、メッセージフィールド(MF)62G、及
びアイドルブロック(IB)62Hより構成される。
【0008】同期信号である同期部1(S1)62A、
フレーム情報(FI)62B、同期部2(S2)62C
の内、同期部1(S1)62A、フレーム情報(FI)
62Bは、2値FSK変調され、1600bpsで送信
される。この内、同期部1(S1)62Aは、112ビ
ットで構成され、後に送信されるブロック情報(BI)
62D、アドレスフィールド(AF)62E、ベクトル
フィールド(VF)62F、メッセージフィールド(M
F)62G、アイドルブロック(IB)62Hで構成さ
れるインタ−リーブブロックのフレームタイプ(変調方
式及び伝送速度)が、 2値FSK方式/1600bps 2値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/6400bps の内の何れであるかを規定する規定情報である。
フレーム情報(FI)62B、同期部2(S2)62C
の内、同期部1(S1)62A、フレーム情報(FI)
62Bは、2値FSK変調され、1600bpsで送信
される。この内、同期部1(S1)62Aは、112ビ
ットで構成され、後に送信されるブロック情報(BI)
62D、アドレスフィールド(AF)62E、ベクトル
フィールド(VF)62F、メッセージフィールド(M
F)62G、アイドルブロック(IB)62Hで構成さ
れるインタ−リーブブロックのフレームタイプ(変調方
式及び伝送速度)が、 2値FSK方式/1600bps 2値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/3200bps 4値FSK方式/6400bps の内の何れであるかを規定する規定情報である。
【0009】フレーム情報(FI)62Bは、2値FS
K変調された32ビットから構成され、フレーム構成6
1本フレームのフレームNo.及びデータ構成60にお
いて送信される本サイクルのサイクル番号等を規定する
情報である。同期部2(S2)62Cは、同期部1(S
1)62Aで規定されたフレームタイプでの受信機が同
期をとれるよう設定されるタイミング情報である。
K変調された32ビットから構成され、フレーム構成6
1本フレームのフレームNo.及びデータ構成60にお
いて送信される本サイクルのサイクル番号等を規定する
情報である。同期部2(S2)62Cは、同期部1(S
1)62Aで規定されたフレームタイプでの受信機が同
期をとれるよう設定されるタイミング情報である。
【0010】62D〜62Gの各フィールド及びアイド
ルブロック(IB)62Hは、上記同期部1(S1)6
2Aで規定されたフレームタイプで送信されるインタ−
リーブブロックである。ブロック情報(BI)62D
は、後述のアドレスフィールド(AF)62E及びベク
トルフィールド(VF)62Fに格納される各データの
開始ワード番号等の情報を格納するブロックであり、ア
ドレスフィールド(AF)62Eは、ページング先のI
D番号であるアドレスコードを複数規定するフィールド
である。
ルブロック(IB)62Hは、上記同期部1(S1)6
2Aで規定されたフレームタイプで送信されるインタ−
リーブブロックである。ブロック情報(BI)62D
は、後述のアドレスフィールド(AF)62E及びベク
トルフィールド(VF)62Fに格納される各データの
開始ワード番号等の情報を格納するブロックであり、ア
ドレスフィールド(AF)62Eは、ページング先のI
D番号であるアドレスコードを複数規定するフィールド
である。
【0011】ベクトルフィールド(VF)62Fは、ア
ドレスフィールドと対をなし後述のメッセージフィール
ド(MF)62Gの起点となるワード番号、データの長
さを示すワード数等の情報を規定するフィールドであ
る。図8には一例として後述するメッセージフィールド
(MF)62Gのメッセージデータが数字であることを
示す標準数字ベクトルのワード構成が示されており、3
2ビットの情報からなる。この内、情報ビットは21ビ
ットで構成され、チェックサム(x)を示す4ビット、
送信するメッセージのデータ種別内容を示すベクトルタ
イプ(v)を示す3ビット、タイミング情報データとし
てメッセージフィールド(MF)62F内の自己のメッ
セージデータのメッセージ開始点のワード番号(b)を
示す7ビット、メッセージのワード数(n)を示す3ビ
ット、及びメッセージのフラグメントチェックサム
(K)のLSB側の4ビット、チェックビット(p)を
示す10ビット、及び偶数パリティ(p’)を示す1ビ
ットに区分される。
ドレスフィールドと対をなし後述のメッセージフィール
ド(MF)62Gの起点となるワード番号、データの長
さを示すワード数等の情報を規定するフィールドであ
る。図8には一例として後述するメッセージフィールド
(MF)62Gのメッセージデータが数字であることを
示す標準数字ベクトルのワード構成が示されており、3
2ビットの情報からなる。この内、情報ビットは21ビ
ットで構成され、チェックサム(x)を示す4ビット、
送信するメッセージのデータ種別内容を示すベクトルタ
イプ(v)を示す3ビット、タイミング情報データとし
てメッセージフィールド(MF)62F内の自己のメッ
セージデータのメッセージ開始点のワード番号(b)を
示す7ビット、メッセージのワード数(n)を示す3ビ
ット、及びメッセージのフラグメントチェックサム
(K)のLSB側の4ビット、チェックビット(p)を
示す10ビット、及び偶数パリティ(p’)を示す1ビ
ットに区分される。
【0012】メッセージフィールド(MF)62Gは、
ベクトルフィールド(VF)62Fで規定されたメッセ
ージデータを複数格納するフィールドである。そして、
アイドルブロック62Hは、未使用ブロックであり、こ
こには“1”又は“0”のパターンがセットされる。
ベクトルフィールド(VF)62Fで規定されたメッセ
ージデータを複数格納するフィールドである。そして、
アイドルブロック62Hは、未使用ブロックであり、こ
こには“1”又は“0”のパターンがセットされる。
【0013】ここで、フレームNo.、データを同じく
する複数のページャー(端末;通信端末)にグループア
ドレスデータを使用せずに同じメッセージを送信する場
合のデータ送信方法について図9を用いて説明する。な
お、以下の説明では、#1〜#3までの3つのページャ
ーに対してデータ送信を行うものとする。図9には、デ
ータフォーマット構成62の内、ブロック情報(BI)
62D〜アイドルブロック(IB)62Hの各フィール
ド構成が示されいる。アドレスフィールド(AF)62
Eには、端末#1〜#3までを呼出すためのアドレスデ
ータが格納され、ベクトルフィールド(VF)62Fに
は、アドレスフィールド(AF)62E内の#1、#
2、#3の各アドレスデータにそれぞれ対応して端末#
1〜#3の各ベクトルデータが格納されている。そし
て、メッセージフィールド(MF)62Gには、アドレ
スフィールド(AF)62E内の各アドレスデータにそ
れぞれ対応して端末#1〜#3の各メッセージデータが
格納されている。このため、メッセージフィールド(M
F)62Gには、各端末(アドレス#1、#2,#3)
に送信するメッセージの同一/非同一に関係なく独立し
てメッセージデータを格納するフィールドが設定されて
いる。
する複数のページャー(端末;通信端末)にグループア
ドレスデータを使用せずに同じメッセージを送信する場
合のデータ送信方法について図9を用いて説明する。な
お、以下の説明では、#1〜#3までの3つのページャ
ーに対してデータ送信を行うものとする。図9には、デ
ータフォーマット構成62の内、ブロック情報(BI)
62D〜アイドルブロック(IB)62Hの各フィール
ド構成が示されいる。アドレスフィールド(AF)62
Eには、端末#1〜#3までを呼出すためのアドレスデ
ータが格納され、ベクトルフィールド(VF)62Fに
は、アドレスフィールド(AF)62E内の#1、#
2、#3の各アドレスデータにそれぞれ対応して端末#
1〜#3の各ベクトルデータが格納されている。そし
て、メッセージフィールド(MF)62Gには、アドレ
スフィールド(AF)62E内の各アドレスデータにそ
れぞれ対応して端末#1〜#3の各メッセージデータが
格納されている。このため、メッセージフィールド(M
F)62Gには、各端末(アドレス#1、#2,#3)
に送信するメッセージの同一/非同一に関係なく独立し
てメッセージデータを格納するフィールドが設定されて
いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たデータ送信方法及びその方法を用いた装置は、同じメ
ッセージを複数の端末に送信する場合、各端末がID情
報として相異なるアドレスデータをもち、共通のフレー
ムデータをもっていても、同じフレーム内の各端末のベ
クトルフィールド(VF)62Fで、図9に示したよう
に、メッセージフィールド(MF)62Gにおけるメッ
セージ開始のワード番号を互いに違えて設定するように
したので、一つのフレーム内において、同じメッセージ
データを3つ格納して送信することになり、この場合に
は、センター側でそのメッセージデータに対応する受信
タイミング情報を3回使って各端末に同じメッセージを
送信することから、比較的データ量の多いメッセージデ
ータを送信する際はメッセージフィールドを無駄に使用
するという問題が発生した。
たデータ送信方法及びその方法を用いた装置は、同じメ
ッセージを複数の端末に送信する場合、各端末がID情
報として相異なるアドレスデータをもち、共通のフレー
ムデータをもっていても、同じフレーム内の各端末のベ
クトルフィールド(VF)62Fで、図9に示したよう
に、メッセージフィールド(MF)62Gにおけるメッ
セージ開始のワード番号を互いに違えて設定するように
したので、一つのフレーム内において、同じメッセージ
データを3つ格納して送信することになり、この場合に
は、センター側でそのメッセージデータに対応する受信
タイミング情報を3回使って各端末に同じメッセージを
送信することから、比較的データ量の多いメッセージデ
ータを送信する際はメッセージフィールドを無駄に使用
するという問題が発生した。
【0015】また、これらの問題を解消するために、共
通のフレームデータでアドレスデータを一時的に書き換
えて一斉に呼出す「テンポラリサービス」が高度無線呼
出システムにはあるが、着信動作を2回行う必要がある
ため、効率がよいとはいえない。
通のフレームデータでアドレスデータを一時的に書き換
えて一斉に呼出す「テンポラリサービス」が高度無線呼
出システムにはあるが、着信動作を2回行う必要がある
ため、効率がよいとはいえない。
【0016】本発明の目的は、上述した課題を解消する
ため、同じメッセージを複数の端末に送信する際に、メ
ッセージフィールドの有効利用を図ったデータ送信を実
現することが可能なデータ送信方法、データ送信装置、
及び通信システムを提供することにある。
ため、同じメッセージを複数の端末に送信する際に、メ
ッセージフィールドの有効利用を図ったデータ送信を実
現することが可能なデータ送信方法、データ送信装置、
及び通信システムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るデータ送信方法は、複数の端末に同一のデータを送信
するデータ送信方法であって、同じフレームに割当てら
れた複数の端末を端末固有のアドレスデータに従って呼
出すとともに、この複数の端末に対して前記データの受
信タイミングが同一になるように受信制御し、前記複数
の端末がこの同一の受信タイミングで受信できるように
前記データを送信することを特徴とする。
るデータ送信方法は、複数の端末に同一のデータを送信
するデータ送信方法であって、同じフレームに割当てら
れた複数の端末を端末固有のアドレスデータに従って呼
出すとともに、この複数の端末に対して前記データの受
信タイミングが同一になるように受信制御し、前記複数
の端末がこの同一の受信タイミングで受信できるように
前記データを送信することを特徴とする。
【0018】この請求項1記載の発明によれば、少なく
とも同じフレームナンバーデータを記憶する複数の端末
を各端末固有のアドレスデータにより呼出した後、同一
の受信タイミングでデータを受信させる。
とも同じフレームナンバーデータを記憶する複数の端末
を各端末固有のアドレスデータにより呼出した後、同一
の受信タイミングでデータを受信させる。
【0019】従って、例えば、同じデータを同一のフレ
ームナンバーデータを記憶する複数の端末に送信する際
には、このデータについては同一の受信タイミングで受
信できるように送信するので、共通のデータをひとつ格
納するだけで済む。これによって、メッセージフィール
ドを有効利用したデータ送信を実現することが可能であ
る。
ームナンバーデータを記憶する複数の端末に送信する際
には、このデータについては同一の受信タイミングで受
信できるように送信するので、共通のデータをひとつ格
納するだけで済む。これによって、メッセージフィール
ドを有効利用したデータ送信を実現することが可能であ
る。
【0020】請求項2記載の発明に係るデータ送信方法
は、各フレーム毎に、端末のアドレスデータと、前記端
末に送信するデータ及び該データの受信タイミングを指
定するタイミング情報データとを送信することにより、
所望の端末にデータを受信させる通信システムにおい
て、同じフレームに割当てられた複数の端末に同一のデ
ータを送信するデータ送信方法であって、同一のデータ
を受信すべき複数の端末各々のアドレスデータを設定
し、この複数の端末の各々に割り当てるタイミング情報
データとして、同一の受信タイミングを指定し、前記設
定されたアドレスデータに従って、前記データを、この
指定された同一の受信タイミングで送信することを特徴
とする。
は、各フレーム毎に、端末のアドレスデータと、前記端
末に送信するデータ及び該データの受信タイミングを指
定するタイミング情報データとを送信することにより、
所望の端末にデータを受信させる通信システムにおい
て、同じフレームに割当てられた複数の端末に同一のデ
ータを送信するデータ送信方法であって、同一のデータ
を受信すべき複数の端末各々のアドレスデータを設定
し、この複数の端末の各々に割り当てるタイミング情報
データとして、同一の受信タイミングを指定し、前記設
定されたアドレスデータに従って、前記データを、この
指定された同一の受信タイミングで送信することを特徴
とする。
【0021】この請求項2記載の発明によれば、送信デ
ータを送信する場合には、このデータのデータフォーマ
ットに従って、複数の端末の内、少なくとも同じフレー
ムナンバーデータを記憶する複数の端末が呼出され、各
端末毎に設定されたタイミング情報データによってこの
データを受信するタイミングが計られる。データはこれ
らの複数の端末で共有でき、各端末では、タイミング情
報データが示す同一の受信タイミングで同時にデータを
受信する。
ータを送信する場合には、このデータのデータフォーマ
ットに従って、複数の端末の内、少なくとも同じフレー
ムナンバーデータを記憶する複数の端末が呼出され、各
端末毎に設定されたタイミング情報データによってこの
データを受信するタイミングが計られる。データはこれ
らの複数の端末で共有でき、各端末では、タイミング情
報データが示す同一の受信タイミングで同時にデータを
受信する。
【0022】従って、同じデータを複数の端末に送信す
る際に、これら複数の端末が同じフレームナンバーを記
憶している場合、同じデータを送信するときは、同一の
受信タイミングで受信できるように送信するので、デー
タフォーマット中のメッセージフィールドにこの共通の
データをひとつ格納するだけで済み、これによって、メ
ッセージフィールドを有効利用したデータ送信を実現す
ることが可能である。
る際に、これら複数の端末が同じフレームナンバーを記
憶している場合、同じデータを送信するときは、同一の
受信タイミングで受信できるように送信するので、デー
タフォーマット中のメッセージフィールドにこの共通の
データをひとつ格納するだけで済み、これによって、メ
ッセージフィールドを有効利用したデータ送信を実現す
ることが可能である。
【0023】請求項3記載の発明に係るデータ送信装置
は、複数の端末に同一のデータを送信するデータ送信装
置において、個々の端末を呼出すためのフレームナンバ
ーデータ、及びアドレスデータを記憶する記憶手段と、
複数の端末に同一のデータを送信する際、この記憶手段
より同一のフレームナンバーデータで呼出される複数の
端末のアドレスデータを検出する検出手段と、この検出
手段によって検出されたアドレスデータで呼出される複
数の端末に送信する前記同一のデータのこのフレーム内
での格納位置を特定するためのタイミング情報データを
前記複数の端末の各端末毎に設定する設定手段と、同一
のデータを送信するための1フレームのデータフォーマ
ットを形成する場合、前記複数の端末のアドレスデータ
と、前記設定手段により設定された前記複数の端末のア
ドレスデータに対応するタイミング情報データによって
特定される位置に設定される前記複数の端末に共通する
データとを1フレームに格納するデータフォーマット形
成手段と、前記形成されたデータフォーマットでデータ
送信を行う送信手段とを備えたことを特徴とする。
は、複数の端末に同一のデータを送信するデータ送信装
置において、個々の端末を呼出すためのフレームナンバ
ーデータ、及びアドレスデータを記憶する記憶手段と、
複数の端末に同一のデータを送信する際、この記憶手段
より同一のフレームナンバーデータで呼出される複数の
端末のアドレスデータを検出する検出手段と、この検出
手段によって検出されたアドレスデータで呼出される複
数の端末に送信する前記同一のデータのこのフレーム内
での格納位置を特定するためのタイミング情報データを
前記複数の端末の各端末毎に設定する設定手段と、同一
のデータを送信するための1フレームのデータフォーマ
ットを形成する場合、前記複数の端末のアドレスデータ
と、前記設定手段により設定された前記複数の端末のア
ドレスデータに対応するタイミング情報データによって
特定される位置に設定される前記複数の端末に共通する
データとを1フレームに格納するデータフォーマット形
成手段と、前記形成されたデータフォーマットでデータ
送信を行う送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】この請求項3記載の発明によれば、記憶手
段は個々の端末を呼出すためのフレームナンバーデー
タ、及びアドレスデータを記憶し、検出手段は、複数の
端末に同一のデータを送信する際、この記憶手段より同
一のフレームナンバーデータで呼出される複数の端末の
アドレスデータを検出し、設定手段はこの検出手段によ
って検出されたアドレスデータで呼出される複数の端末
に送信する同一のデータのこのフレーム内での格納位置
を特定するためのタイミング情報データを複数の端末の
各端末毎に設定し、データフォーマット形成手段は、同
一のデータを送信するための1フレームのデータフォー
マットを形成する場合、複数の端末のアドレスデータ
と、設定手段により設定された複数の端末のアドレスデ
ータに対応するタイミング情報データによって特定され
る位置に設定される複数の端末に共通するデータとを1
フレームに格納し、送信手段は形成されたデータフォー
マットでデータ送信を行う。
段は個々の端末を呼出すためのフレームナンバーデー
タ、及びアドレスデータを記憶し、検出手段は、複数の
端末に同一のデータを送信する際、この記憶手段より同
一のフレームナンバーデータで呼出される複数の端末の
アドレスデータを検出し、設定手段はこの検出手段によ
って検出されたアドレスデータで呼出される複数の端末
に送信する同一のデータのこのフレーム内での格納位置
を特定するためのタイミング情報データを複数の端末の
各端末毎に設定し、データフォーマット形成手段は、同
一のデータを送信するための1フレームのデータフォー
マットを形成する場合、複数の端末のアドレスデータ
と、設定手段により設定された複数の端末のアドレスデ
ータに対応するタイミング情報データによって特定され
る位置に設定される複数の端末に共通するデータとを1
フレームに格納し、送信手段は形成されたデータフォー
マットでデータ送信を行う。
【0025】従って、同じデータを同じフレームナンバ
ーデータを記憶する複数の端末に送信する際に、データ
フォーマット中のメッセージフィールドに共通のメッセ
ージデータをひとつだけ格納すればよいので、メッセー
ジフィールドを有効利用したデータ送信を実現すること
が可能である。
ーデータを記憶する複数の端末に送信する際に、データ
フォーマット中のメッセージフィールドに共通のメッセ
ージデータをひとつだけ格納すればよいので、メッセー
ジフィールドを有効利用したデータ送信を実現すること
が可能である。
【0026】請求項4記載の発明に係る通信システム
は、通信端末と、これらの通信端末で構成される端末群
を呼出し、同一のデータを送信するデータ送信装置から
なる通信システムにおいて、前記データ送信装置は、個
々の端末を呼出すためのフレームナンバーデータ、及び
アドレスデータを記憶する記憶手段と、複数の通信端末
に同一のデータを送信する際、この記憶手段より同一の
フレームナンバーデータで呼出される複数の通信端末の
アドレスデータを検出する検出手段と、この検出手段に
よって検出されたアドレスデータで呼出される複数の通
信端末に送信する前記同一のデータの、このフレーム内
での格納位置を特定するためのタイミング情報データを
前記複数の通信端末の各通信端末毎に設定する設定手段
と、前記同一のデータを送信するための1フレームのデ
ータフォーマットを形成する場合、前記複数の通信端末
のアドレスデータと、前記設定手段により設定されたタ
イミング情報データと、このタイミング情報データによ
って特定される位置に設定される前記複数の端末に共通
するデータとを1フレームに格納するデータフォーマッ
ト形成手段と、前記形成されたデータフォーマットでデ
ータ送信を行う送信手段とを備え、前記通信端末は、自
己のフレームナンバーデータ、及びアドレスデータを記
憶するID情報記憶手段と、このフレームナンバーデー
タのタイミングで、自己のアドレスデータを検出した際
にデータの受信を開始する受信開始手段と、受信された
1フレームのデータより前記タイミング情報データを検
出すると、このタイミング情報データで特定された位置
のデータを受信する受信制御手段とを備えることを特徴
とする。
は、通信端末と、これらの通信端末で構成される端末群
を呼出し、同一のデータを送信するデータ送信装置から
なる通信システムにおいて、前記データ送信装置は、個
々の端末を呼出すためのフレームナンバーデータ、及び
アドレスデータを記憶する記憶手段と、複数の通信端末
に同一のデータを送信する際、この記憶手段より同一の
フレームナンバーデータで呼出される複数の通信端末の
アドレスデータを検出する検出手段と、この検出手段に
よって検出されたアドレスデータで呼出される複数の通
信端末に送信する前記同一のデータの、このフレーム内
での格納位置を特定するためのタイミング情報データを
前記複数の通信端末の各通信端末毎に設定する設定手段
と、前記同一のデータを送信するための1フレームのデ
ータフォーマットを形成する場合、前記複数の通信端末
のアドレスデータと、前記設定手段により設定されたタ
イミング情報データと、このタイミング情報データによ
って特定される位置に設定される前記複数の端末に共通
するデータとを1フレームに格納するデータフォーマッ
ト形成手段と、前記形成されたデータフォーマットでデ
ータ送信を行う送信手段とを備え、前記通信端末は、自
己のフレームナンバーデータ、及びアドレスデータを記
憶するID情報記憶手段と、このフレームナンバーデー
タのタイミングで、自己のアドレスデータを検出した際
にデータの受信を開始する受信開始手段と、受信された
1フレームのデータより前記タイミング情報データを検
出すると、このタイミング情報データで特定された位置
のデータを受信する受信制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0027】この請求項4記載の発明によれば、データ
送信装置においては、記憶手段は、個々の端末を呼出す
ためのフレームナンバーデータ、及びアドレスデータを
記憶し、検出手段は、複数の通信端末に同一のデータを
送信する際、この記憶手段より同一のフレームナンバー
データで呼出される複数の通信端末のアドレスデータを
検出し、設定手段は、この検出手段によって検出された
アドレスデータで呼出される複数の通信端末に送信する
同一のデータの、このフレーム内での格納位置を特定す
るためのタイミング情報データを複数の通信端末の各通
信端末毎に設定し、データフォーマット手段は、同一の
データを送信するための1フレームのデータフォーマッ
トを形成する場合、複数の通信端末のアドレスデータ
と、設定手段により設定されたタイミング情報データ
と、このタイミング情報データによって特定される位置
に設定される複数の端末に共通するデータとを1フレー
ムに格納し、送信手段は形成されたデータフォーマット
でデータ送信を行う。また、通信端末においては、ID
情報記憶手段は自己のフレームナンバーデータ、及びア
ドレスデータを記憶し、受信開始手段はこのフレームナ
ンバーデータのタイミングで、自己のアドレスデータを
検出した際にデータの受信を開始し、受信制御手段は受
信された1フレームのデータよりタイミング情報データ
を検出すると、このタイミング情報データで特定された
位置のデータを受信する。
送信装置においては、記憶手段は、個々の端末を呼出す
ためのフレームナンバーデータ、及びアドレスデータを
記憶し、検出手段は、複数の通信端末に同一のデータを
送信する際、この記憶手段より同一のフレームナンバー
データで呼出される複数の通信端末のアドレスデータを
検出し、設定手段は、この検出手段によって検出された
アドレスデータで呼出される複数の通信端末に送信する
同一のデータの、このフレーム内での格納位置を特定す
るためのタイミング情報データを複数の通信端末の各通
信端末毎に設定し、データフォーマット手段は、同一の
データを送信するための1フレームのデータフォーマッ
トを形成する場合、複数の通信端末のアドレスデータ
と、設定手段により設定されたタイミング情報データ
と、このタイミング情報データによって特定される位置
に設定される複数の端末に共通するデータとを1フレー
ムに格納し、送信手段は形成されたデータフォーマット
でデータ送信を行う。また、通信端末においては、ID
情報記憶手段は自己のフレームナンバーデータ、及びア
ドレスデータを記憶し、受信開始手段はこのフレームナ
ンバーデータのタイミングで、自己のアドレスデータを
検出した際にデータの受信を開始し、受信制御手段は受
信された1フレームのデータよりタイミング情報データ
を検出すると、このタイミング情報データで特定された
位置のデータを受信する。
【0028】従って、同じデータを複数の通信端末に送
信する際に、これら複数の通信端末が同じフレームナン
バーを記憶している場合、同じデータを同一の受信タイ
ミングで受信できるように送信するので、データフォー
マット中のメッセージフィールドにこの共通のデータを
ひとつ格納するだけで済み、これによって、メッセージ
フィールドを有効利用した通信を実現することが可能で
ある。
信する際に、これら複数の通信端末が同じフレームナン
バーを記憶している場合、同じデータを同一の受信タイ
ミングで受信できるように送信するので、データフォー
マット中のメッセージフィールドにこの共通のデータを
ひとつ格納するだけで済み、これによって、メッセージ
フィールドを有効利用した通信を実現することが可能で
ある。
【0029】請求項5記載の発明に係る通信システム
は、請求項4記載の発明において、前記通信端末は、前
記受信した1フレームのデータより前記タイミング情報
データを検出した場合、前記受信したデータが、前記複
数の通信端末に共通して送信されたデータであることを
示す表示内容を表示する表示手段を更に備えたことを特
徴とする。
は、請求項4記載の発明において、前記通信端末は、前
記受信した1フレームのデータより前記タイミング情報
データを検出した場合、前記受信したデータが、前記複
数の通信端末に共通して送信されたデータであることを
示す表示内容を表示する表示手段を更に備えたことを特
徴とする。
【0030】この請求項5記載の発明によれば、同じフ
レームナンバーデータを記憶する複数の通信端末が共通
のデータを受信した際は、その旨を示す表示を行うの
で、同じアドレスデータで呼出されてデータを受信して
も、そのデータが個別に送られたものか、複数の通信端
末に共通して送られたものなのか、容易に判別すること
が可能になる。
レームナンバーデータを記憶する複数の通信端末が共通
のデータを受信した際は、その旨を示す表示を行うの
で、同じアドレスデータで呼出されてデータを受信して
も、そのデータが個別に送られたものか、複数の通信端
末に共通して送られたものなのか、容易に判別すること
が可能になる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、こ
の実施の形態では、高度無線呼出システムに従い、図7
に示したデータ構成60が採用される。図1は本発明に
係る通信システムの一例を示す構成図であり、同図に示
した通信システムは、例えば、電話機1a…、モデム1
b、パーソナルコンピュータ1c、携帯情報機器1d、
公衆回線網2、センタ3、送信基地局4、及びページャ
5…より構成されている。ここでは、ID情報として同
じフレームナンバーデータ、アドレスデータ#1〜#3
をもつ3つのページャ5…に対して同じメッセージを送
信する例を挙げる。
明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、こ
の実施の形態では、高度無線呼出システムに従い、図7
に示したデータ構成60が採用される。図1は本発明に
係る通信システムの一例を示す構成図であり、同図に示
した通信システムは、例えば、電話機1a…、モデム1
b、パーソナルコンピュータ1c、携帯情報機器1d、
公衆回線網2、センタ3、送信基地局4、及びページャ
5…より構成されている。ここでは、ID情報として同
じフレームナンバーデータ、アドレスデータ#1〜#3
をもつ3つのページャ5…に対して同じメッセージを送
信する例を挙げる。
【0032】以上の構成において、電話機1a…は、公
衆回線網2に接続されたプッシュフォン等の端末機器で
あり、赤外線によるインタ−フェース部(図示せず)を
備えているものとする。また、パーソナルコンピュータ
1cはモデム1bを介して公衆回線網2とリンクし、ま
た、携帯情報機器1dは、赤外線信号(Ir)データ用
のインターフェースを備え、電話機1aにデータを出力
することで、呼出し対象のページャに対するメッセージ
送信の依頼をセンタ3に要求することができる。公衆回
線網2は、センタ3に接続されており、パーソナルコン
ピュータ1cや携帯情報機器1dからの呼出し要求とメ
ッセージデータとをセンタ3に送出する。
衆回線網2に接続されたプッシュフォン等の端末機器で
あり、赤外線によるインタ−フェース部(図示せず)を
備えているものとする。また、パーソナルコンピュータ
1cはモデム1bを介して公衆回線網2とリンクし、ま
た、携帯情報機器1dは、赤外線信号(Ir)データ用
のインターフェースを備え、電話機1aにデータを出力
することで、呼出し対象のページャに対するメッセージ
送信の依頼をセンタ3に要求することができる。公衆回
線網2は、センタ3に接続されており、パーソナルコン
ピュータ1cや携帯情報機器1dからの呼出し要求とメ
ッセージデータとをセンタ3に送出する。
【0033】センタ3は、公衆回線網2と送信基地局4
とに接続された中央基地局であり、公衆回線網2から受
け取った呼出し要求に応じて送信基地局4に呼出し対象
であるページャの呼出しを指示する。送信基地局4は、
送信用アンテナを具備しており、センタ3からの指示に
従ってページャに対しデータを無線にて送信する。ペー
ジャ5…は、それぞれID情報であるアドレスデータ、
及びフレームNo.データが与えられた無線通信端末で
あり、送信基地局4から送信された送信データに基づい
て表示部5aにメッセージや呼種別等の表示処理を表示
部5aに実行する。
とに接続された中央基地局であり、公衆回線網2から受
け取った呼出し要求に応じて送信基地局4に呼出し対象
であるページャの呼出しを指示する。送信基地局4は、
送信用アンテナを具備しており、センタ3からの指示に
従ってページャに対しデータを無線にて送信する。ペー
ジャ5…は、それぞれID情報であるアドレスデータ、
及びフレームNo.データが与えられた無線通信端末で
あり、送信基地局4から送信された送信データに基づい
て表示部5aにメッセージや呼種別等の表示処理を表示
部5aに実行する。
【0034】次にセンタ3について詳述する。図2はセ
ンタ3の内部構成の一例を示すブロック図であり、図3
は後述の加入者メモリ304のメモリ構成を示す図であ
る。
ンタ3の内部構成の一例を示すブロック図であり、図3
は後述の加入者メモリ304のメモリ構成を示す図であ
る。
【0035】図2に示されるセンタ3は、例えば、入出
力回路301、切換部302、呼出番号照合部303、
加入者メモリ304、音声応答回路305、制御部30
6、メッセージレジスタ307、ベクトルレジスタ30
8、アドレスレジスタ309、送信信号処理部310、
及びブロック情報記憶用メモリ311を備えている。
力回路301、切換部302、呼出番号照合部303、
加入者メモリ304、音声応答回路305、制御部30
6、メッセージレジスタ307、ベクトルレジスタ30
8、アドレスレジスタ309、送信信号処理部310、
及びブロック情報記憶用メモリ311を備えている。
【0036】入出力回路301は、公衆回線網2に接続
され、その公衆回線網2に接続されている電話機1aを
介し、発呼者によるプッシュ操作やパーソナルコンピュ
ータ1cや携帯情報機器1dから呼出対象となるページ
ャー5の呼出番号及びメッセージ情報を入力すると共
に、音声応答回路305からの音声メッセージを電話機
1aに対して応答(出力)する機能を有している。切換
部302は、入出力回路301に接続され、制御部30
6の切換制御によって、入力データの内、呼出番号を呼
出番号照合部303に、メッセージ情報を制御部306
に、それぞれ出力する回路である。
され、その公衆回線網2に接続されている電話機1aを
介し、発呼者によるプッシュ操作やパーソナルコンピュ
ータ1cや携帯情報機器1dから呼出対象となるページ
ャー5の呼出番号及びメッセージ情報を入力すると共
に、音声応答回路305からの音声メッセージを電話機
1aに対して応答(出力)する機能を有している。切換
部302は、入出力回路301に接続され、制御部30
6の切換制御によって、入力データの内、呼出番号を呼
出番号照合部303に、メッセージ情報を制御部306
に、それぞれ出力する回路である。
【0037】呼出番号照合部303は、切換部302よ
り入力された呼出番号と予め加入者メモリ304に登録
されている呼出番号とを比較して一致したか否かを判定
する機能を有している。加入者メモリ304は、図3に
示した如く、呼出番号と、送信されるデータのフレーム
No.を示すフレームNo.データと、呼出対象となる
ページャー5においてロングアドレス(2ワード/64
ビット)、ショートアドレス(1ワード/32ビッ
ト)、アドレスデータ(21ビット)とを契約加入者毎
に関連付けて記憶する記憶媒体であり、これは制御部3
06によって読み出し制御される。図3に示した加入者
メモリ304の場合には、例えば、呼出番号「00−0
000−0000」には、フレームNo.データ「N
o.1」とアドレスデータ「#1」が対応する。
り入力された呼出番号と予め加入者メモリ304に登録
されている呼出番号とを比較して一致したか否かを判定
する機能を有している。加入者メモリ304は、図3に
示した如く、呼出番号と、送信されるデータのフレーム
No.を示すフレームNo.データと、呼出対象となる
ページャー5においてロングアドレス(2ワード/64
ビット)、ショートアドレス(1ワード/32ビッ
ト)、アドレスデータ(21ビット)とを契約加入者毎
に関連付けて記憶する記憶媒体であり、これは制御部3
06によって読み出し制御される。図3に示した加入者
メモリ304の場合には、例えば、呼出番号「00−0
000−0000」には、フレームNo.データ「N
o.1」とアドレスデータ「#1」が対応する。
【0038】制御部306は、センタ3全体の動作を制
御すると共に、各電話機1a、パーソナルコンピュータ
1c、携帯情報機器1d等からのページャー呼び出し要
求に応じてページャー5を呼び出す際の受信及び表示制
御をフレーム情報に設定する等、一連のページング処理
を制御する機能を有している。また、この制御部306
には、センタ3全体を制御するCPUと、そのCPUを
動作させる制御プログラムやパラメータを格納したRO
Mと、各種制御プログラムのワークエリアとして及びデ
ータの一時格納エリアとして用いるRAMを具備してい
る。
御すると共に、各電話機1a、パーソナルコンピュータ
1c、携帯情報機器1d等からのページャー呼び出し要
求に応じてページャー5を呼び出す際の受信及び表示制
御をフレーム情報に設定する等、一連のページング処理
を制御する機能を有している。また、この制御部306
には、センタ3全体を制御するCPUと、そのCPUを
動作させる制御プログラムやパラメータを格納したRO
Mと、各種制御プログラムのワークエリアとして及びデ
ータの一時格納エリアとして用いるRAMを具備してい
る。
【0039】音声応答回路305は、入出力回路301
に接続され、制御部306の制御に従って音声メッセー
ジを生成する回路であり、入出力回路301を介して発
呼者(プッシュホン1)に音声でメッセージを応答する
機能を有している。メッセージレジスタ307は、制御
部306よりページャー5に対して発信するメッセージ
データを受け取り格納すると共に、その情報を送信信号
処理部310に出力する構成を有している。このメッセ
ージレジスタ307は、例えば4ビット単位の数値コー
ド(数字データ)で構成されるメッセージデータ、同一
フレームNo.データを記憶するページャー5…(例え
ばアドレス(#1)、(#2)、(#3))に対して同
一メッセージ送信を指定するための指定コード「*0
6」、アドレスデータ(例えば#1、#2、#3)を格
納できる記憶容量をもっている。このメッセージレジス
タ307に格納されたアドレスデータはデータフォーマ
ット62のメッセージフィールド(MF)62Gに設定
されるデータである。
に接続され、制御部306の制御に従って音声メッセー
ジを生成する回路であり、入出力回路301を介して発
呼者(プッシュホン1)に音声でメッセージを応答する
機能を有している。メッセージレジスタ307は、制御
部306よりページャー5に対して発信するメッセージ
データを受け取り格納すると共に、その情報を送信信号
処理部310に出力する構成を有している。このメッセ
ージレジスタ307は、例えば4ビット単位の数値コー
ド(数字データ)で構成されるメッセージデータ、同一
フレームNo.データを記憶するページャー5…(例え
ばアドレス(#1)、(#2)、(#3))に対して同
一メッセージ送信を指定するための指定コード「*0
6」、アドレスデータ(例えば#1、#2、#3)を格
納できる記憶容量をもっている。このメッセージレジス
タ307に格納されたアドレスデータはデータフォーマ
ット62のメッセージフィールド(MF)62Gに設定
されるデータである。
【0040】ベクトルレジスタ308は、制御部306
により図7に示した如くベクトルデータを格納すると共
に、そのベクトルデータを送信信号処理部20に出力す
る構成を有している。このベクトルレジスタ308に格
納されるベクトルデータは、上記データフォーマット構
成62のベクトルフィールド(VF)62Fに設定され
るデータであり、ここに含まれるベクトルタイプデータ
は加入者メモリ304(図4参照)を参照して得られ
る。アドレスレジスタ309は、制御部306よりアド
レスデータ及びフレームNo.データ等の情報を受け取
り格納すると共に、その情報を送信信号処理部20に出
力する構成を有している。このアドレスレジスタ309
に格納されたアドレスデータ及びフレームNo.データ
はそれぞれ上記データフォーマット構成62のアドレス
フィールド(AF)62E、フレーム情報(FI)62
Bに設定されるデータである。
により図7に示した如くベクトルデータを格納すると共
に、そのベクトルデータを送信信号処理部20に出力す
る構成を有している。このベクトルレジスタ308に格
納されるベクトルデータは、上記データフォーマット構
成62のベクトルフィールド(VF)62Fに設定され
るデータであり、ここに含まれるベクトルタイプデータ
は加入者メモリ304(図4参照)を参照して得られ
る。アドレスレジスタ309は、制御部306よりアド
レスデータ及びフレームNo.データ等の情報を受け取
り格納すると共に、その情報を送信信号処理部20に出
力する構成を有している。このアドレスレジスタ309
に格納されたアドレスデータ及びフレームNo.データ
はそれぞれ上記データフォーマット構成62のアドレス
フィールド(AF)62E、フレーム情報(FI)62
Bに設定されるデータである。
【0041】送信信号処理部310は、メッセージレジ
スタ307、ベクトルレジスタ308及びアドレスレジ
スタ309に接続され、メッセージデータ、ベクトルデ
ータ、アドレスデータ及びフレームデータ等の情報を取
り出し、前述のデータフォーマット構成62の如く所定
のデータ形式に変換して送信データを形成すると共に、
制御部306の制御に従って送信データを送信基地局4
に出力する機能を有している。なお、送信基地局4で
は、送信信号処理部310で形成された送信データを受
け取り変調して不図示のアンテナより各ページャー5…
に無線出力する処理が実行される。
スタ307、ベクトルレジスタ308及びアドレスレジ
スタ309に接続され、メッセージデータ、ベクトルデ
ータ、アドレスデータ及びフレームデータ等の情報を取
り出し、前述のデータフォーマット構成62の如く所定
のデータ形式に変換して送信データを形成すると共に、
制御部306の制御に従って送信データを送信基地局4
に出力する機能を有している。なお、送信基地局4で
は、送信信号処理部310で形成された送信データを受
け取り変調して不図示のアンテナより各ページャー5…
に無線出力する処理が実行される。
【0042】ブロック情報記憶用メモリ311は、制御
部306によりデータフォーマット構成62のブロック
情報(BI)62Dを設定するためのブロック情報を読
み書きする記憶媒体であり、アドレスフィールド(A
F)62E及びベクトルフィールド(VF)62Fの起
点となるワード番号等の格納位置情報が格納される。
部306によりデータフォーマット構成62のブロック
情報(BI)62Dを設定するためのブロック情報を読
み書きする記憶媒体であり、アドレスフィールド(A
F)62E及びベクトルフィールド(VF)62Fの起
点となるワード番号等の格納位置情報が格納される。
【0043】次に、ダイヤルデータ入力による呼出しか
らメッセージデータ送信までの動作について説明する。
図4はデータ送信手順を説明するフローチャートであ
り、図5はデータフォーマットの一例を示す図である。
なお、図4に示したフローは、制御部30の制御に加え
て送信基地局4の送信動作までを含むものである。
らメッセージデータ送信までの動作について説明する。
図4はデータ送信手順を説明するフローチャートであ
り、図5はデータフォーマットの一例を示す図である。
なお、図4に示したフローは、制御部30の制御に加え
て送信基地局4の送信動作までを含むものである。
【0044】電話機1aやパーソナルコンピュータ1c
や携帯情報機器1dにおいてページャー5の呼出番号の
データ入力操作がなされると、その呼出番号データ(ダ
イヤルデータ)は公衆回線網2を介してセンター3の入
出力回路301に入力される(ステップS1)。その
際、切換部302は制御部306の制御で呼出番号照合
部303に出力を切換える。この切換部302の切換え
に従い、入力された呼出番号データは呼出番号照合部3
03に出力され解析される(ステップS2)。呼出番号
照合部303では、入力された呼出番号データと加入者
メモリ304に登録されている呼出番号データとに基づ
いて番号照合が行われ、入力された呼出番号が登録され
ているか否か判定される(ステップS3)。このステッ
プS3による判定の結果、入力された呼出番号の登録が
確認されると、この呼出番号の発信者に対してメッセー
ジ入力をガイダンスするため、音声応答回路305より
音声メッセージ(音声信号)が生成され、これが入出力
回路301及び公衆回線網2を介して電話機1aに送出
される(ステップS3)。一方、ステップS3において
入力された呼出番号の登録が確認できないと、処理はス
テップS12に移行する。このステップS12では、発
信者に対して送信取り止めのアナウンス通知をガイダン
スするため、音声応答回路305より音声メッセージ
(音声信号)が生成され、これが入出力回路301及び
公衆回線網2を介して電話機1aに送出される。
や携帯情報機器1dにおいてページャー5の呼出番号の
データ入力操作がなされると、その呼出番号データ(ダ
イヤルデータ)は公衆回線網2を介してセンター3の入
出力回路301に入力される(ステップS1)。その
際、切換部302は制御部306の制御で呼出番号照合
部303に出力を切換える。この切換部302の切換え
に従い、入力された呼出番号データは呼出番号照合部3
03に出力され解析される(ステップS2)。呼出番号
照合部303では、入力された呼出番号データと加入者
メモリ304に登録されている呼出番号データとに基づ
いて番号照合が行われ、入力された呼出番号が登録され
ているか否か判定される(ステップS3)。このステッ
プS3による判定の結果、入力された呼出番号の登録が
確認されると、この呼出番号の発信者に対してメッセー
ジ入力をガイダンスするため、音声応答回路305より
音声メッセージ(音声信号)が生成され、これが入出力
回路301及び公衆回線網2を介して電話機1aに送出
される(ステップS3)。一方、ステップS3において
入力された呼出番号の登録が確認できないと、処理はス
テップS12に移行する。このステップS12では、発
信者に対して送信取り止めのアナウンス通知をガイダン
スするため、音声応答回路305より音声メッセージ
(音声信号)が生成され、これが入出力回路301及び
公衆回線網2を介して電話機1aに送出される。
【0045】さて、ステップS4によりメッセージ入力
のアナウンス通知が行われると、電話機1aやパーソナ
ルコンピュータ1cや携帯情報機器1dには、このアナ
ウンス通知に従ってメッセージデータの入力操作が行わ
れる。この入力操作に応じてセンタ3にメッセージデー
タが公衆回線網2を介して入出力回路301に入力さ
れ、この場合には切換部302の出力が制御部306と
なる(ステップS4)。制御部306は、メッセージデ
ータを入力すると、その入力されたメッセージデータを
RAMに一時格納する。
のアナウンス通知が行われると、電話機1aやパーソナ
ルコンピュータ1cや携帯情報機器1dには、このアナ
ウンス通知に従ってメッセージデータの入力操作が行わ
れる。この入力操作に応じてセンタ3にメッセージデー
タが公衆回線網2を介して入出力回路301に入力さ
れ、この場合には切換部302の出力が制御部306と
なる(ステップS4)。制御部306は、メッセージデ
ータを入力すると、その入力されたメッセージデータを
RAMに一時格納する。
【0046】複数のページャーに対して同じメッセージ
を送信する場合には、ステップS4によるメッセージ入
力で、メッセージデータに続いて指定コード「*06」
及び第2呼出番号以降がダイヤル入力されることから、
制御部306では、入力されたダイヤルデータとその指
定コード「*06」とを照合する処理が実行される(ス
テップS5)。その結果、指定コード「*06」以降に
一致するダイヤルデータが確認されると、そのダイヤル
データより前に入力されたメッセージデータがメッセー
ジレジスタ307に出力される。なお、指定コード「*
06」以降に一致するダイヤルコードが確認されなかっ
た場合には、この入力されたダイヤルデータはメッセー
ジデータとしてメッセージレジスタ307に出力され
る。そして、ベクトルデータはベクトルレジスタ308
に出力され、呼出対象であるページャー5のアドレスデ
ータがアドレスレジスタ309に出力される。
を送信する場合には、ステップS4によるメッセージ入
力で、メッセージデータに続いて指定コード「*06」
及び第2呼出番号以降がダイヤル入力されることから、
制御部306では、入力されたダイヤルデータとその指
定コード「*06」とを照合する処理が実行される(ス
テップS5)。その結果、指定コード「*06」以降に
一致するダイヤルデータが確認されると、そのダイヤル
データより前に入力されたメッセージデータがメッセー
ジレジスタ307に出力される。なお、指定コード「*
06」以降に一致するダイヤルコードが確認されなかっ
た場合には、この入力されたダイヤルデータはメッセー
ジデータとしてメッセージレジスタ307に出力され
る。そして、ベクトルデータはベクトルレジスタ308
に出力され、呼出対象であるページャー5のアドレスデ
ータがアドレスレジスタ309に出力される。
【0047】上記ステップS5においてメッセージデー
タに続く指定コード「*06」が確認された後に、処理
はステップS6に移行する。このステップS6では、ダ
イヤル入力されたメッセージの呼出番号に対応して格納
されるフレームNo.データが加入者メモリ304より
読み出され、そのフレームNo.データと共通のフレー
ムNo.データをもつ呼出番号の検索が行われる。この
場合、同一フレームNo.をもつ呼出番号が確認されな
かった場合には、各々入力されたメッセージデータはメ
ッセージレジスタ307に出力され、ベクトルデータは
ベクトルレジスタ308に出力され、複数の呼出番号に
基づいて呼出対象であるページャー5のアドレスデータ
が順次アドレスレジスタ309に出力される。
タに続く指定コード「*06」が確認された後に、処理
はステップS6に移行する。このステップS6では、ダ
イヤル入力されたメッセージの呼出番号に対応して格納
されるフレームNo.データが加入者メモリ304より
読み出され、そのフレームNo.データと共通のフレー
ムNo.データをもつ呼出番号の検索が行われる。この
場合、同一フレームNo.をもつ呼出番号が確認されな
かった場合には、各々入力されたメッセージデータはメ
ッセージレジスタ307に出力され、ベクトルデータは
ベクトルレジスタ308に出力され、複数の呼出番号に
基づいて呼出対象であるページャー5のアドレスデータ
が順次アドレスレジスタ309に出力される。
【0048】また、例えば、ステップS1の段階で電話
機1aからアドレス#1のページャー5に対する呼出番
号「00−0000−0000」がダイヤル入力された
場合には、図3に示したように、その呼出番号「00−
0000−0000」にはフレームNo.1が対応して
いるので、ステップS6では、指定コード「*06」以
降のダイヤル入力すなわち呼出番号「11−1111−
1111」、「22−2222−2222」に対応する
フレームNo.が同じ1であるか否かの判断となる。そ
の結果、呼出番号「11−1111−1111」、「2
2−2222−22」にそれぞれ対応するフレームN
o.はどちらも1なので、呼出番号「00−0000−
0000」のページャー5(アドレス#1)に対して送
信するメッセージと同じメッセージを送信する送信先の
ページャー5…の呼出番号として、「00−0000−
0000」の他に「11−1111−1111」と「2
2−2222−2222」との2つが加入者メモリ30
4から検出される。
機1aからアドレス#1のページャー5に対する呼出番
号「00−0000−0000」がダイヤル入力された
場合には、図3に示したように、その呼出番号「00−
0000−0000」にはフレームNo.1が対応して
いるので、ステップS6では、指定コード「*06」以
降のダイヤル入力すなわち呼出番号「11−1111−
1111」、「22−2222−2222」に対応する
フレームNo.が同じ1であるか否かの判断となる。そ
の結果、呼出番号「11−1111−1111」、「2
2−2222−22」にそれぞれ対応するフレームN
o.はどちらも1なので、呼出番号「00−0000−
0000」のページャー5(アドレス#1)に対して送
信するメッセージと同じメッセージを送信する送信先の
ページャー5…の呼出番号として、「00−0000−
0000」の他に「11−1111−1111」と「2
2−2222−2222」との2つが加入者メモリ30
4から検出される。
【0049】ステップS7において、加入者メモリ30
4から明らかなように呼出番号「00−0000−00
00」、「11−1111−1111」、「22−22
22−2222」にはそれぞれアドレス(#1)、(#
2)、(#3)が対応しており、ベクトルフィールド
(VF)62Fに格納するベクトルデータとして、その
アドレス(#1)、(#2)、(#3)にそれぞれ対応
させて同一メッセージ開始ワード番号(b0〜b6)と
そのワード数(n0〜n2)が設定される。このように
してベクトルデータが作成されると、そのベクトルデー
タはベクトルレジスタ308に出力される。また、アド
レスデータ(#1)、(#2)、(#3)はアドレスレ
ジスタ309に出力される。
4から明らかなように呼出番号「00−0000−00
00」、「11−1111−1111」、「22−22
22−2222」にはそれぞれアドレス(#1)、(#
2)、(#3)が対応しており、ベクトルフィールド
(VF)62Fに格納するベクトルデータとして、その
アドレス(#1)、(#2)、(#3)にそれぞれ対応
させて同一メッセージ開始ワード番号(b0〜b6)と
そのワード数(n0〜n2)が設定される。このように
してベクトルデータが作成されると、そのベクトルデー
タはベクトルレジスタ308に出力される。また、アド
レスデータ(#1)、(#2)、(#3)はアドレスレ
ジスタ309に出力される。
【0050】次に、ステップS8では、データフォーマ
ットの形成に処理が移行して、図5に示したデータフォ
ーマット101が形成される。
ットの形成に処理が移行して、図5に示したデータフォ
ーマット101が形成される。
【0051】ここで、図5を参照してデータフォーマッ
ト101の形成方法について説明する。図5には、現在
提案されているデータフォーマット100と本実施の形
態によるデータフォーマット101とが、主に、アドレ
スフィールド(AF)62E、ベクトルフィールド(V
F)62F、メッセージフィールド(MF)62Gの各
内容で対比できるように示されている。
ト101の形成方法について説明する。図5には、現在
提案されているデータフォーマット100と本実施の形
態によるデータフォーマット101とが、主に、アドレ
スフィールド(AF)62E、ベクトルフィールド(V
F)62F、メッセージフィールド(MF)62Gの各
内容で対比できるように示されている。
【0052】まず、データフォーマット100におい
て、現在の提案ではアドレスフィールド#1〜#3には
どのページャ5…に対しても個々のアドレスデータが格
納される。ベクトルフィールド(VF)62Fには、3
つのページャ5…に対応して、メッセージフィールド
(MF)62G内の別々のメッセージデータのワード番
号を特定するベクトルデータが格納される。このデータ
フォーマット100では、各ページャ5…に送信するメ
ッセージが共通であっても各自別々の位置に同一メッセ
ージデータが格納されることになって、ベクトルフィー
ルド(VF)62Fに格納されるベクトルデータは、ど
のアドレス(#1)、(#2)、(#3)に対しても異
なったワード番号を設定したものとなる。
て、現在の提案ではアドレスフィールド#1〜#3には
どのページャ5…に対しても個々のアドレスデータが格
納される。ベクトルフィールド(VF)62Fには、3
つのページャ5…に対応して、メッセージフィールド
(MF)62G内の別々のメッセージデータのワード番
号を特定するベクトルデータが格納される。このデータ
フォーマット100では、各ページャ5…に送信するメ
ッセージが共通であっても各自別々の位置に同一メッセ
ージデータが格納されることになって、ベクトルフィー
ルド(VF)62Fに格納されるベクトルデータは、ど
のアドレス(#1)、(#2)、(#3)に対しても異
なったワード番号を設定したものとなる。
【0053】一方、本実施の形態によるデータフォーマ
ット101では、少なくとも同じフレームNo.データ
を記憶する3つのページャー5…(アドレス(#1)、
(#2)、(#3))に対して同じメッセージを送信す
るため、アドレスフィールド(AF)62Eにはアドレ
スレジスタ309に格納されたアドレスデータに基づい
て各ページャ5…に対応するアドレスデータが格納さ
れ、ベクトルフィールド(VF)62Fにはベクトルレ
ジスタ308に格納されたベクトルデータに基づいて各
アドレス(#1)、(#2)、(#3)に対応させて同
一のメッセージ開始ワード番号(メッセージフィールド
(MF)62G内)が格納され、メッセージフィールド
(MF)62Gにはベクトルフィールド(VF)62F
に格納されたメッセージ開始ワード番号の位置を起点に
共通のメッセージデータが格納される。ここで、ベクト
ルデータは、アドレス(#1)、(#2)、(#3)に
それぞれ対応するページャ5…に対して同一メッセージ
を、同一のタイミングで受信させるためのタイミング情
報を示すものである。
ット101では、少なくとも同じフレームNo.データ
を記憶する3つのページャー5…(アドレス(#1)、
(#2)、(#3))に対して同じメッセージを送信す
るため、アドレスフィールド(AF)62Eにはアドレ
スレジスタ309に格納されたアドレスデータに基づい
て各ページャ5…に対応するアドレスデータが格納さ
れ、ベクトルフィールド(VF)62Fにはベクトルレ
ジスタ308に格納されたベクトルデータに基づいて各
アドレス(#1)、(#2)、(#3)に対応させて同
一のメッセージ開始ワード番号(メッセージフィールド
(MF)62G内)が格納され、メッセージフィールド
(MF)62Gにはベクトルフィールド(VF)62F
に格納されたメッセージ開始ワード番号の位置を起点に
共通のメッセージデータが格納される。ここで、ベクト
ルデータは、アドレス(#1)、(#2)、(#3)に
それぞれ対応するページャ5…に対して同一メッセージ
を、同一のタイミングで受信させるためのタイミング情
報を示すものである。
【0054】このように、ステップS8によって、送信
データのデータフォーマット101が形成されると、そ
のデータフォーマット101をもつ送信データが出力部
36を介して送信基地局4に出力され(ステップS1
0)、処理は次のステップS11に移行する。なお、上
記ステップS5もしくはステップS6において、指定コ
ード「*06」がなかったり、同一フレームがないと判
定された場合には、何れの場合にも処理はステップS9
に移行し、メッセージレジスタ307、ベクトルレジス
タ308、アドレスレジスタ309の各データに基づい
て通常のデータフォーマットで送信データが作成され、
その送信データが送信基地局4に出力される。
データのデータフォーマット101が形成されると、そ
のデータフォーマット101をもつ送信データが出力部
36を介して送信基地局4に出力され(ステップS1
0)、処理は次のステップS11に移行する。なお、上
記ステップS5もしくはステップS6において、指定コ
ード「*06」がなかったり、同一フレームがないと判
定された場合には、何れの場合にも処理はステップS9
に移行し、メッセージレジスタ307、ベクトルレジス
タ308、アドレスレジスタ309の各データに基づい
て通常のデータフォーマットで送信データが作成され、
その送信データが送信基地局4に出力される。
【0055】続くステップS11において、送信基地局
4では、入力された送信データが変調され無線によるデ
ータ送信が行われる。その際、データフォーマット10
1をもつ送信データであった場合には、呼出し対象であ
るアドレス(#1)、(#2)、(#3)の各ページャ
ー5…に対して、送信データ中のアドレス#1,#2,
#3対応のベクトルデータによって共通のメッセージ開
始ワード番号から同一の受信タイミングが指定される。
各ページャ5…においては、その同一の受信タイミング
で上記メッセージ開始ワード番号に位置するメッセージ
データが送信されてきたときに、そのメッセージデータ
を受信するように、受信動作が制御される。この場合、
どのページャー5…(アドレス(#1)、(#2)、
(#3))においても、同じメッセージ開始ワード番号
の位置からメッセージデータを取り込み、表示部5aに
このメッセージデータに基づくメッセージを表示する。
4では、入力された送信データが変調され無線によるデ
ータ送信が行われる。その際、データフォーマット10
1をもつ送信データであった場合には、呼出し対象であ
るアドレス(#1)、(#2)、(#3)の各ページャ
ー5…に対して、送信データ中のアドレス#1,#2,
#3対応のベクトルデータによって共通のメッセージ開
始ワード番号から同一の受信タイミングが指定される。
各ページャ5…においては、その同一の受信タイミング
で上記メッセージ開始ワード番号に位置するメッセージ
データが送信されてきたときに、そのメッセージデータ
を受信するように、受信動作が制御される。この場合、
どのページャー5…(アドレス(#1)、(#2)、
(#3))においても、同じメッセージ開始ワード番号
の位置からメッセージデータを取り込み、表示部5aに
このメッセージデータに基づくメッセージを表示する。
【0056】例えば、図6のページャーに表示される表
示例の場合、共通のメッセージとして「定時に連絡せよ
!」と表示している。しかしながら、この場合、アドレ
スフィールド(AF)62Eでのアドレスデータの比較
では、1つのアドレスデータで同一のメッセージを複数
のページャーに送るいわゆる「グループコール」のアド
レスで一致するわけではないので、表示部5a上ではこ
のメッセージがグループコールなのか、個人への個別呼
出しなのか区別することは不可能である。
示例の場合、共通のメッセージとして「定時に連絡せよ
!」と表示している。しかしながら、この場合、アドレ
スフィールド(AF)62Eでのアドレスデータの比較
では、1つのアドレスデータで同一のメッセージを複数
のページャーに送るいわゆる「グループコール」のアド
レスで一致するわけではないので、表示部5a上ではこ
のメッセージがグループコールなのか、個人への個別呼
出しなのか区別することは不可能である。
【0057】したがって、この実施の形態では、同一の
フレームNo.をもつページャー5に同一のメッセージ
を送る場合は、メッセージデータにその旨を示す識別コ
ード、例えば識別コード「*06」を設定し、個別呼出
しでメッセージを受信した場合、この識別コードを検出
することで本実施の形態のグループコールを示すマーク
5bを表示させることが好ましい。
フレームNo.をもつページャー5に同一のメッセージ
を送る場合は、メッセージデータにその旨を示す識別コ
ード、例えば識別コード「*06」を設定し、個別呼出
しでメッセージを受信した場合、この識別コードを検出
することで本実施の形態のグループコールを示すマーク
5bを表示させることが好ましい。
【0058】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、少なくとも同じフレームNo.データを記憶してい
る複数のページャー5…に同じメッセージデータを送信
する場合には、その同じメッセージデータについては同
一の受信タイミングとなるようにベクトルフィールド
(VF)62Fにメッセージ開始ワード番号を設定する
ようにしたので、メッセージフィールド(MF)62G
には共通のメッセージデータをひとつ格納するだけで済
み、これによって、メッセージフィールド(MF)62
Gを有効利用したデータ送信を実現することが可能であ
る。
ば、少なくとも同じフレームNo.データを記憶してい
る複数のページャー5…に同じメッセージデータを送信
する場合には、その同じメッセージデータについては同
一の受信タイミングとなるようにベクトルフィールド
(VF)62Fにメッセージ開始ワード番号を設定する
ようにしたので、メッセージフィールド(MF)62G
には共通のメッセージデータをひとつ格納するだけで済
み、これによって、メッセージフィールド(MF)62
Gを有効利用したデータ送信を実現することが可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、同じデー
タを同一のフレームナンバーデータを記憶する複数の端
末に送信する際には、このデータについては同一の受信
タイミングで受信できるように送信するので、共通のデ
ータをひとつ格納するだけで済む。これによって、メッ
セージフィールドを有効利用したデータ送信を実現する
ことが可能なデータ送信方法を得られるという効果を奏
する。
タを同一のフレームナンバーデータを記憶する複数の端
末に送信する際には、このデータについては同一の受信
タイミングで受信できるように送信するので、共通のデ
ータをひとつ格納するだけで済む。これによって、メッ
セージフィールドを有効利用したデータ送信を実現する
ことが可能なデータ送信方法を得られるという効果を奏
する。
【0060】請求項2記載の発明によれば、同じデータ
を複数の端末に送信する際に、これら複数の端末が同じ
フレームナンバーを記憶している場合、同じデータを送
信するときは、同一の受信タイミングで受信できるよう
に送信するので、データフォーマット中のメッセージフ
ィールドにこの共通のメッセージデータをひとつ格納す
るだけで済み、これによって、メッセージフィールドを
有効利用したデータ送信を実現することが可能なデータ
送信方法を得られるという効果を奏する。
を複数の端末に送信する際に、これら複数の端末が同じ
フレームナンバーを記憶している場合、同じデータを送
信するときは、同一の受信タイミングで受信できるよう
に送信するので、データフォーマット中のメッセージフ
ィールドにこの共通のメッセージデータをひとつ格納す
るだけで済み、これによって、メッセージフィールドを
有効利用したデータ送信を実現することが可能なデータ
送信方法を得られるという効果を奏する。
【0061】請求項3記載の発明によれば、同じデータ
を同じフレームナンバーデータを記憶する複数の端末に
送信する際に、データフォーマット中のメッセージフィ
ールドに共通のデータをひとつだけ格納すればよいの
で、メッセージフィールドを有効利用したデータ送信を
実現することが可能なデータ送信装置を得られるという
効果を奏する。
を同じフレームナンバーデータを記憶する複数の端末に
送信する際に、データフォーマット中のメッセージフィ
ールドに共通のデータをひとつだけ格納すればよいの
で、メッセージフィールドを有効利用したデータ送信を
実現することが可能なデータ送信装置を得られるという
効果を奏する。
【0062】請求項4記載の発明によれば、同じデータ
を複数の通信端末に送信する際に、これら複数の通信端
末が同じフレームナンバーを記憶している場合、同じデ
ータを同一の受信タイミングで受信できるように送信す
るので、データフォーマット中のメッセージフィールド
にこの共通のデータをひとつ格納するだけで済み、これ
によって、メッセージフィールドを有効利用した通信を
実現することが可能な通信システムを得られるという効
果を奏する。
を複数の通信端末に送信する際に、これら複数の通信端
末が同じフレームナンバーを記憶している場合、同じデ
ータを同一の受信タイミングで受信できるように送信す
るので、データフォーマット中のメッセージフィールド
にこの共通のデータをひとつ格納するだけで済み、これ
によって、メッセージフィールドを有効利用した通信を
実現することが可能な通信システムを得られるという効
果を奏する。
【0063】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明による効果に加え、同じフレームナンバーデー
タを記憶する複数の通信端末が共通のデータを受信した
際は、その旨を示す表示を行うので、同じアドレスデー
タで呼出されてデータを受信しても、そのデータが個別
に送られたものか、複数の通信端末に共通して送られた
ものなのか、容易に判別することが可能な通信システム
を得られるという効果を奏する。
載の発明による効果に加え、同じフレームナンバーデー
タを記憶する複数の通信端末が共通のデータを受信した
際は、その旨を示す表示を行うので、同じアドレスデー
タで呼出されてデータを受信しても、そのデータが個別
に送られたものか、複数の通信端末に共通して送られた
ものなのか、容易に判別することが可能な通信システム
を得られるという効果を奏する。
【図1】本発明に係るデータ送信装置を適用したページ
ングシステムの一例を示す構成図である。
ングシステムの一例を示す構成図である。
【図2】本発明に係るデータ送信装置の一構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図2に示した加入者メモリのメモリ構成例を説
明する図である。
明する図である。
【図4】本実施の形態によるデータ送信手順を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】本実施の形態によるデータフォーマットの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本実施の形態によるページャーの表示例を示す
図である。
図である。
【図7】高度無線呼出システムで採用されるデータ構成
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図8】高度無線呼出システムに採用されるデータフォ
ーマット中のベクトルフィールドを示す図である。
ーマット中のベクトルフィールドを示す図である。
【図9】高度無線呼出システムで採用されるデータフォ
ーマットの一例を示す図である。
ーマットの一例を示す図である。
1a 電話機 1b モデム 1c パーソナルコンピュータ 1d 携帯通信機器 2 公衆回線網 3 センタ 4 送信基地局 5 ページャ 301 入出力回路 302 切換部 303 呼出番号照合部 304 加入者メモリ 305 音声応答回路 306 制御部 307 メッセージレジスタ 308 ベクトルレジスタ 309 アドレスレジスタ 310 送信信号処理部 311 ブロック情報記憶用メモリ
Claims (5)
- 【請求項1】複数の端末に同一のデータを送信するデー
タ送信方法であって、 同じフレームに割当てられた複数の端末を端末固有のア
ドレスデータに従って呼出すとともに、この複数の端末
に対して前記データの受信タイミングが同一になるよう
に受信制御し、前記複数の端末がこの同一の受信タイミ
ングで受信できるように前記データを送信することを特
徴とするデータ送信方法。 - 【請求項2】各フレーム毎に、端末のアドレスデータ
と、前記端末に送信するデータ及び該データの受信タイ
ミングを指定するタイミング情報データとを送信するこ
とにより、所望の端末にデータを受信させる通信システ
ムにおいて、同じフレームに割当てられた複数の端末に
同一のデータを送信するデータ送信方法であって、 同一のデータを受信すべき複数の端末各々のアドレスデ
ータを設定し、この複数の端末の各々に割り当てるタイ
ミング情報データとして、同一の受信タイミングを指定
し、前記設定されたアドレスデータに従って、前記デー
タを、この指定された同一の受信タイミングで送信する
ことを特徴とするデータ送信方法。 - 【請求項3】複数の端末に同一のデータを送信するデー
タ送信装置において、 個々の端末を呼出すためのフレームナンバーデータ、及
びアドレスデータを記憶する記憶手段と、 複数の端末に同一のデータを送信する際、この記憶手段
より同一のフレームナンバーデータで呼出される複数の
端末のアドレスデータを検出する検出手段と、 この検出手段によって検出されたアドレスデータで呼出
される複数の端末に送信する前記同一のデータのこのフ
レーム内での格納位置を特定するためのタイミング情報
データを前記複数の端末の各端末毎に設定する設定手段
と、 同一のデータを送信するための1フレームのデータフォ
ーマットを形成する場合、前記複数の端末のアドレスデ
ータと、前記設定手段により設定された前記複数の端末
のアドレスデータに対応するタイミング情報データによ
って特定される位置に設定される前記複数の端末に共通
するデータとを1フレームに格納するデータフォーマッ
ト形成手段と、 前記形成されたデータフォーマットでデータ送信を行う
送信手段とを備えたことを特徴とするデータ送信装置。 - 【請求項4】通信端末と、これらの通信端末で構成され
る端末群を呼出し、同一のデータを送信するデータ送信
装置からなる通信システムにおいて、 前記データ送信装置は、 個々の端末を呼出すためのフレームナンバーデータ、及
びアドレスデータを記憶する記憶手段と、 複数の通信端末に同一のデータを送信する際、この記憶
手段より同一のフレームナンバーデータで呼出される複
数の通信端末のアドレスデータを検出する検出手段と、 この検出手段によって検出されたアドレスデータで呼出
される複数の通信端末に送信する前記同一のデータの、
このフレーム内での格納位置を特定するためのタイミン
グ情報データを前記複数の通信端末の各通信端末毎に設
定する設定手段と、 前記同一のデータを送信するための1フレームのデータ
フォーマットを形成する場合、前記複数の通信端末のア
ドレスデータと、前記設定手段により設定されたタイミ
ング情報データと、このタイミング情報データによって
特定される位置に設定される前記複数の端末に共通する
データとを1フレームに格納するデータフォーマット形
成手段と、 前記形成されたデータフォーマットでデータ送信を行う
送信手段とを備え、 前記通信端末は、 自己のフレームナンバーデータ、及びアドレスデータを
記憶するID情報記憶手段と、 このフレームナンバーデータのタイミングで、自己のア
ドレスデータを検出した際にデータの受信を開始する受
信開始手段と、 受信された1フレームのデータより前記タイミング情報
データを検出すると、このタイミング情報データで特定
された位置のデータを受信する受信制御手段とを備える
ことを特徴とする通信システム。 - 【請求項5】前記通信端末は、前記受信した1フレーム
のデータより前記タイミング情報データを検出した場
合、前記受信したデータが、前記複数の通信端末に共通
して送信されたデータであることを示す表示内容を表示
する表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項4記
載の通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8144440A JPH09327054A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | データ送信方法、データ送信装置、及び通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8144440A JPH09327054A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | データ送信方法、データ送信装置、及び通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09327054A true JPH09327054A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15362270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8144440A Pending JPH09327054A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | データ送信方法、データ送信装置、及び通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09327054A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6512748B1 (en) | 1998-01-30 | 2003-01-28 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Radio paging signal coding control scheme using variable number of logical channels according to paging signal traffic |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP8144440A patent/JPH09327054A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6512748B1 (en) | 1998-01-30 | 2003-01-28 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Radio paging signal coding control scheme using variable number of logical channels according to paging signal traffic |
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