JPH09326940A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH09326940A
JPH09326940A JP8143034A JP14303496A JPH09326940A JP H09326940 A JPH09326940 A JP H09326940A JP 8143034 A JP8143034 A JP 8143034A JP 14303496 A JP14303496 A JP 14303496A JP H09326940 A JPH09326940 A JP H09326940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
display
image processing
image
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8143034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3687193B2 (ja
Inventor
Yasuki Yamauchi
泰樹 山内
Tomoyasu Matsuzaki
智康 松崎
Hiroaki Ikegami
博章 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP14303496A priority Critical patent/JP3687193B2/ja
Publication of JPH09326940A publication Critical patent/JPH09326940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3687193B2 publication Critical patent/JP3687193B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color, Gradation (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイに表示する色を印刷物の色に精
度良く補正することの出来る画像処理装置を提供するこ
と。 【解決手段】 予め定められた複数の基準色の中から特
定の基準色を選択する基準色選択手段と、複数の基準色
に各々対応する複数の色パッチを格納する色パッチ格納
手段と、基準色選択手段により選択した基準色に対応す
る色パッチを色パッチ格納手段の中から選択してディス
プレイに表示する色パッチ表示手段と、ディスプレイと
同一の環境下において、基準色選択手段により選択した
基準色に色パッチ表示手段により表示した色パッチの色
を一致させることを指示する指示手段と、指示手段によ
る指示に応じた入力に基づいて、色パッチ表示手段によ
り表示した色パッチの色を基準色選択手段により選択し
た基準色に一致させるための一致情報を生成する一致情
報生成手段と、一致情報生成手段により生成された一致
情報に基づいて画像の色を印刷物の色に一致させる変換
係数を決定する係数決定手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力カラー画像を
画像処理してディスプレイへ表示する画像処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、DTP(Desk Top Publishing)
の発達に伴い、従来のハードコピーによる校正をディス
プレイ上で行おうとされている。この中で大きな問題と
なっているのはディスプレイとハードコピーの色の不一
致である。
【0003】ディスプレイとハードコピーの色が一致し
ないの原因としては両者の色再現域が異なることの他
に、両者の色が測色的な値だけは扱えず数値的な一致だ
けは両者の色の一致が達成されないことが大きい。これ
は反射物であるハードコピーと発光体であるディスプレ
イでは、色の表示モードが異なり周囲の照明(環境光)
の影響も異なるからである。環境光の分光スペクトルに
基づいて表示画像を補正する方法としては特開平4-2
55025号公報に記載された方法がある。また、環境
光の白色点を測定してディスプレイの白色点の色にフィ
ードバックする製品が発売されている。
【0004】更に、色の不一致の原因としては人間の目
の環境光に対する順応の影響も大きいので、特表平5-
508280号公報に記載の発明は人間の目の順応モデ
ルを処理系の中で考慮している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術には以下の課題がある。特開平4-255025号
公報に記載の方法は、環境光の光スペクトルを考慮して
いるが環境光に対する視覚系の順応を考慮していないの
で画像に含まれる色は十分に補正されない。また環境光
を検知する手段を設けるとコストが高くなる。
【0006】特表平5-508280号公報に記載の方
法は人間の視覚系に関する色順応モデルを考慮してい
る。順応モデルでは一意に対応関係が定まるので順応全
体を扱いやすいが個々の状態に対する補正精度が低い。
また、視覚系の順応がディスプレイだけで生じることを
前提としており環境光の影響を考慮していない。更に白
色点だけで環境の状態を扱っており色の見えの変化を考
慮していない。また、ディスプレイと反射物であるハー
ドコピーの相違を考えていない。これらの問題を解決す
るために色空間がどのように変化するかを実験的に求め
て色を補正する方法が考えられる。しかしながら、色空
間全体の対応関係を求めるには膨大な作業が必要とな
る。
【0007】本発明はこうした問題に鑑みてなされたも
ので、簡便な方法で効率良く色補正することができる画
像処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の構成にあっては、ディスプ
レイに表示する画像の色を印刷物の色に一致させる画像
処理装置であって、予め定められた複数の基準色を各々
示す複数の基準色情報を格納する基準色情報格納手段
と、当該基準色格納手段の中から特定の基準色を示す基
準色情報を選択する基準色選択手段と、前記複数の基準
色情報に各々対応する複数の色パッチを格納する色パッ
チ格納手段と、前記基準色選択手段により選択した前記
基準色情報に対応する前記色パッチを前記色パッチ格納
手段の中から選択して前記ディスプレイに表示する色パ
ッチ表示手段と、前記ディスプレイと同一の環境下にお
いて、前記基準色選択手段により選択した前記基準色情
報で示される前記基準色に、前記色パッチ表示手段によ
り表示した前記色パッチの色を一致させることを指示す
る指示手段と、前記指示手段による指示に応じた入力に
基づいて、前記色パッチ表示手段により表示した前記色
パッチの色を前記基準色選択手段により選択した前記基
準色に一致させるための一致情報を生成する一致情報生
成手段と、前記一致情報生成手段により生成された前記
一致情報に基づいて、前記画像の色を前記印刷物の色に
一致させる変換係数を決定する係数決定手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の構成にあっては、請求項
1に記載の画像処理装置において、前記画像を入力する
入力手段と、前記係数決定手段により決定された前記変
換係数に基づいて、前記入力手段により入力された前記
画像の色を前記印刷物の色に一致させる変換手段とを更
に備えたことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の構成にあっては、請求項
1または2に記載の画像処理装置において、前記複数の
基準色は白色および無彩色を含むことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の構成にあっては、請求項
2または3に記載の画像処理装置において、前記基準色
選択手段は、前記入力手段により入力された前記画像の
色に基づいて前記基準色情報を選択することを特徴とす
る。
【0012】請求項5に記載の構成にあっては、請求項
1から4のいずれかに記載の画像処理装置において、前
記色パッチ表示手段は、前記ディスプレイに表示した前
記色パッチの色を構成する複数の色係数の各々を調整さ
せる色パッチ調整手段を有することを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の構成にあっては、請求項
5に記載の画像処理装置において、前記色係数は前記デ
ィスプレイに依存した信号であることを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の構成にあっては、請求項
5に記載の画像処理装置において、前記色係数は前記デ
ィスプレイに依存しない色空間上の値であることを特徴
とする。
【0015】請求項8に記載の構成にあっては、請求項
5から7のいずれかに記載の画像処理装置において、前
記一致情報生成手段により生成された前記一致情報を格
納する一致情報格納手段を更に備え、前記一致情報生成
手段は、前記調整手段により調整された前記色パッチを
用いて前記一致情報を生成することを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の構成にあっては、請求項
1から4のいずれかに記載の画像処理装置において、前
記色パッチ表示手段は、複数の前記色パッチを前記色パ
ッチ格納手段の中から選択して前記ディスプレイ上に表
示する複数色パッチ表示手段と、前記ディスプレイに表
示した前記複数の色パッチから一部の色パッチを選択さ
せる色パッチ選択手段とを有することを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の構成にあっては、請求
項9に記載の画像処理装置において、前記複数色パッチ
表示手段は、前記複数の色パッチを前記ディスプレイに
同時に表示することを特徴とする。
【0018】請求項11に記載の構成にあっては、前記
複数色パッチ表示手段は、前記複数の色パッチを前記デ
ィスプレイに逐次的に表示することを特徴とする。
【0019】請求項12に記載の構成にあっては、請求
項9から11のいずれかに記載の画像処理装置におい
て、前記一致情報生成手段により生成された前記一致情
報を格納する一致情報格納手段を更に備え、前記一致情
報生成手段は、前記選択手段により選択された前記色パ
ッチを用いて前記一致情報を生成することを特徴とす
る。
【0020】請求項13に記載の構成にあっては、請求
項1から12のいずれかに記載の画像処理装置におい
て、前記係数決定手段は、前記変換係数として、前記デ
ィスプレイに依存しない色空間上の信号を前記ディスプ
レイに依存する信号へ変換する係数を決定することを特
徴とする。
【0021】請求項14に記載の構成にあっては、請求
項1から12のいずれかに記載の画像処理装置におい
て、前記係数決定手段は、前記変換係数として、前記デ
ィスプレイに依存しない色空間上の信号を前記ディスプ
レイに依存しない第2の信号へ変換する係数を決定する
ことを特徴とする。
【0022】請求項15に記載の構成にあっては、請求
項1から12のいずれかに記載の画像処理装置におい
て、前記係数決定手段は、前記変換係数として、前記画
像に応じた重みづけをして前記係数を決定することを特
徴とする。
【0023】請求項16に記載の構成にあっては、請求
項2から12のいずれかに記載の画像処理装置におい
て、前記係数決定手段が決定した変換係数を格納する変
換係数格納手段を更に備え、前記変換手段は、前記画像
に応じて前記変換係数記憶手段に格納した前記変換係数
を用いて前記画像を変換する手段を更に有することを特
徴とする。
【0024】請求項17に記載の構成にあっては、請求
項16に記載の画像処理装置において、前記係数決定手
段は、前記画像に基づいて、前記画像に応じて前記変換
係数記憶手段に格納した前記変換係数または前記一致情
報に基づいた前記変換係数のいずれかを選択する手段を
有することを特徴とする。
【0025】請求項18に記載の構成にあっては、ディ
スプレイに表示する画像の色を印刷装置により印刷する
印刷物の色に一致させる画像処理装置であって、前記印
刷装置により印刷した基準色に一致する前記ディスプレ
イ上の表示色を特定させる特定手段と、前記基準色およ
び前記特定手段により特定された前記表示色の相違に基
づいて、前記画像の色を変換する変換手段と、当該変換
手段により変換した画像を前記ディスプレイに表示する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】請求項19に記載の構成にあっては、ディ
スプレイに表示する画像の色を補正する画像処理装置で
あって、補正をする有彩色を前記ディスプレイに表示す
る手段と、前記ディスプレイ上の前記有彩色部の周囲に
無彩色を表示する手段とを備えることを特徴とする。
【0027】請求項20に記載の構成にあっては、請求
項19に記載の画像処理装置において前記有彩色の幅が
約3cmであり前記無彩色の幅が約2cmであることを
特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は、本カラー画像処理装置における処
理の概要を示す。本発明では、予め定めた基準色または
入力画像を用いて選択した基準色を用いて入力画像を補
正するための変換係数を求める。入力画像を用いて基準
色を選択する場合には、まず入力画像を領域分割して各
領域の特徴としての代表色と面積を算出する(S1
2)。これから入力画像の色空間内分布を求めて(S1
4)、この色空間分布に含まれる基準色を選択する(S
16、S18)。ユーザには予め全基準色を印刷して提
供しておく。
【0029】ディスプレイ上の色が印刷された基準色に
一致するようにユーザが色を調整するか、または表示さ
れた候補色から基準色に一致する色をユーザが選択する
(S20)。これにより基準色とディスプレイに表示す
べき色との対応関係を求める(S22)。この対応関係
に基づいて入力画像を変換することにより印刷物の色に
ディスプレイ上の色を一致させる(S26)。また算出
した補正係数を記憶しておく(S24)。算出された色
空間が既に補正係数を計算した色空間と同一である場合
には既に記憶した補正係数を用いる(S24、S2
6)。これにより実際に色調整を行わなくとも色を補正
することができる。
【0030】図2は、本発明のカラー画像処理装置の構
成の概要を示すブロック図であり、大きく分けて前処理
部1、一致情報生成部2、補正処理部3、表示部18の
4つの部分を有する。前処理部1は必須ではないが、画
像の色を精度良く補正するためにはこの部分を加えるこ
とが望ましい。前処理部1は特徴算出部11と基準色選
択部12を、一致情報生成部2は色調整部13と一致情
報記憶部14を 、補正処理部3は係数決定部15と変
換処理部16を有する。表示部18は画像を表示する。
また係数記憶部17は、補正処理部3において決定され
た色変換のための係数を記憶する。補正処理部3は係数
記憶部17が記憶した係数を用いて色を補正する。
【0031】カラー入力画像は、まず前処理部1の特徴
算出部11へ入力される。特徴算出部11はカラー入力
画像から各色の面積を算出しヒストグラムを求めて基準
色選択部12へ送出する。基準色選択部12はヒストグ
ラムから入力画像の色空間を求め、複数の基準色と比較
して、どの基準色を用いて色調整を行うかを示す基準色
情報を算出する。一致情報生成部2の色調整部13は、
基準色情報に基づきユーザに色調整するように指示し、
その結果得られた一致情報を一致情報記憶部14に記憶
させる。
【0032】係数決定部15は、一致情報記憶部14に
格納された一致情報に基づき色を変換するための変換係
数を求め変換処理部16へ出力する。変換処理部16は
変換係数を用いてカラー入力画像の色を変換しその結果
を表示部18へ送出する。また変換係数は係数記憶部1
7に記憶されユーザの要求に応じて呼び出される。
【0033】図3に特徴算出部11の構成を示す。特徴
算出部11は入力画像の色と面積を算出する。例えば各
画素の色成分を計算してヒストグラムを算出することに
よって画像に含まれている色を求めることもできる。し
かし実際にはユーザは各画素を判別することができず複
数画素の空間的積分値を見ている。そこで画像の領域を
分割して個々の領域の代表的な色を求める。本実施形態
では、領域分割計算部11aはk平均アルゴリズム(k
−mean法)により画像の領域を分割する。
【0034】k平均アルゴリズムにおいては、次の方法
で画像の領域を分割する。 (1)各画素と適当な方法で分割された各領域とのユー
クリッド距離を計算し、それぞれの画素を距離が最小と
なる領域に配置する。 (2)再配置された各領域の代表色を再計算する。 (3)(1)で所属する領域を変更した画素の数がある
閾値以下であれば収束したと見なす。閾値を超える場合
は(1)へ戻り処理を繰り返す。
【0035】領域分割計算部11aは、分割した各領域
に含まれる各画素の色の平均値をその領域の代表色と
し、その領域を構成する画素数をその代表色の面積とす
る。代表色計算部11bは、基準色の色空間内の座標を
中心として色空間を一定の幅を有する複数の空間に分割
する。また個々の画像領域の代表色から個々の画像領域
がどの色空間に属するかを判断する。また各色空間に属
する画像領域の面積の合計を用いてヒストグラムを算出
して基準色選択部12へ出力する。ここでどの部分空間
内に画像領域が属するかによって各色空間の幅を算出す
る。但し、色空間を適応的に分割しても良い。尚、代表
色はディスプレイに依存しない均等色空間であるL**
*の値へ変換した。但し他の形態としては例えばL*
**空間を用いても良い。
【0036】図4に示すように、基準色選択部12は色
空間算出部12aとユーザに対して提供されている基準
色を蓄積する基準色蓄積部12bとを有する。色空間算
出部12aは特徴算出部11から与えられたヒストグラ
ムから入力画像が形成する色空間を算出する。色空間算
出部12aは、閾値を設けることにより入力されたヒス
トグラム中の一定値以上、すなわち一定面積以上を有す
る空間から色空間を算出するようにフィルタリングして
もヒストグラムの全体データを用いてもよい。また、ヒ
ストグラム中で大きい値を有するものから一定数を抽出
しその値から色空間を算出してもよい。
【0037】このようにして算出した色空間を基準色決
定部12cへ出力する。基準色決定部12cは、基準色
蓄積部12bに蓄積された基準色を参照して入力された
色空間から調整に用いる基準色を決定する。本実施形態
では、L*、a*、b*の3つの変数を同時に考慮して色
空間を求めたが、例えばヒストグラムの個々の値をa*
*平面に投影し、入力画像がa**平面内で占める分
布を求めた後、この分布を含む複数の基準色を選択して
もよい。この場合にはa**平面上で領域を決定した後
で画像の持つL*情報を参照する。
【0038】基準色の数が多い方が色調整の精度が上が
るが、簡便にするために6個の有彩色、白色、および適
度な明るさを有する無彩色である灰色の合計8色を選択
した。但し基準色の数はこれに限られるものはない。決
定された基準色を示す基準色情報を色調整部13へ送出
する。但し他の形態としては、複数の基準色から構成さ
れる基準色のセットを複数用意しておき、色空間を用い
て1つのセットを選択してもよい。ユーザには全基準色
が予め提供されている。また基準色の各には番号等の識
別ラベルが付されている。色調整部13は、基準色情報
を基に調整に用いる基準色を識別ラベルを用いて指定す
る。
【0039】図5に基準色の構成を示す。基準色は、予
め色成分値が測定された色パッチと色パッチの周囲を囲
む無彩色から構成される。ここで、周囲の無彩色は前述
した8個の基準色に含まれている。人は周囲の色と比較
して中心の色を判断するので各パッチを同じ色で囲むこ
とが望ましい。無彩色を周囲色に採用したのは、無彩色
は色みを持たないので中心部に及ぼす影響が少ないこと
が実験的に求められたからである。
【0040】図6に色調整部13の構成を示す。色調整
部13は、無彩色調整部13a、白色調整部13b、及
び指定色調整部13cの3つを有する。基準色の色情報
は指定色調整部13cが用いる。それぞれの調整部にお
いて獲得された結果は一致情報記憶部14に格納され
る。無彩色調整部13aと白色調整部13bを設けたの
は、指定色調整部13cが調整する基準色中の周囲の無
彩色部の色を等しくすることによって色調整の精度を高
めるためである。また白色を調整するのは白色の差が他
の色の相違に与える影響が大きいからである。そこで無
彩色および白色は画像にかかわらず調整する。
【0041】各調整部13a〜13cにおける色調整方
法を説明する。画像はディスプレイに依存するR,G,B
信号を用いて表示される。そこで無彩色調整部13a
は、R,G,B信号を調整することによりディスプレイ上
のパッチと基準色とを一致させるようにユーザに指示す
る。ユーザがまず無彩色パッチの色を調整すると、この
R,G,B信号を一致情報記憶部14に記憶する。一致情
報記憶部14へはL***空間上の値に変更した値を
記憶しても良い。白色調整部13bと指定色調整部13
cにおける調整時は、図5に示したように候補色パッチ
の周囲を色一致が完了した無彩色で囲む。
【0042】図7に、ユーザがRGBの3つの信号値を
調整するためのユーザインタフェースの例を示す。例え
ば、ディスプレイにRGBの3つの信号値のコントロー
ルバーを設け、これらの値をユーザがマウスを動かして
変化させて色パッチの色を調整する。このような調整に
より基準色とディスプレイ上の色パッチの色を一致させ
ることで、RGB信号と基準色との対応関係が得られ
る。
【0043】本実施形態では、均等色空間と表示装置に
依存する信号、すなわちL***空間での値とディス
プレイへのRGB信号との対応関係を求めることにより
変換係数を決定した。しかし図7に示したようにデバイ
スの特性が関係するRGBとL***の空間が既知で
あればディスプレイへのRGB信号を均等色空間である
***値へ変換しL***値で扱っても良い。RG
BからL***への変換はデバイスの特性に依存する
ので予めこの対応関係を求める。但しディスプレイの経
時劣化等の変動に対応するために、経時的変化に対応し
て対応関係を調整する。
【0044】ディスプレイ上のパッチ、および基準色の
サイズは3cm×3cm、周囲の無彩色部は幅2cmとし、両
者をほぼ等距離で観察するよう指示をする。これらの値
より小さいと色を正確に比較できず、またこれらの値よ
り大きくても色の比較精度は高まらないことが実験的に
求められたからである。RGBの値を一致情報記憶部1
4に記憶する。また、本実施形態では基準色をその都度
選択しているが、あらかじめその環境下での多くの基準
色に関しての一致情報を獲得する構成を設け、入力画像
に応じて一致情報を選択して係数を求めてもよい。
【0045】このようにして指定された全ての基準色に
対する色一致が終了した時、一致情報記憶部14には基
準色とディスプレイ上での色パッチの対応関係を記述す
る一致情報が蓄積されている。この情報を用いて補正処
理部3が補正処理する。補正処理部3の係数決定部15
は、一致情報記憶部14に格納されているユーザによっ
て調整された一致情報に基づき色を変換するための変換
係数を求める。この際には公知の手段を用いて変換係数
を求める。
【0046】図8に、色変換の方法を示す。色変換のた
めには、L***とRGBの対応関係を求める必要が
ある。その方法としてはマトリックス演算法や、直接色
空間内での対応を示すDLUT法、高次項を含むような
非線形演算法など公知の方法を用いる。DLUT法や非
線形演算法を用いる場合には、対応関係を求める際に多
数の対応関係を最初に求めなければならいので実用的は
ない。
【0047】表示に用いるRGB信号とL***値の
関係を求めるためには、 (R,G,B)=f(L*,a*,b*) となる変換写像fを求めればよいが、この変換写像f
は、通常 L*,a*,b* → xyz ・・・・(1) xyz → R'G'B' ・・・・(2) R'G'B' → RGB ・・・・(3) なる段階を経て変更がなされる。
【0048】(1)の関係は式が与えられており一意に定
めることができる。これに対し、(2)と(3)の関係を求
めるためには、色の見えやデバイスの特性などを考慮す
る必要がある。(2)と(3)の関係は3×3の変換マトリ
ックスと一次元ルックアップテーブル(LUT)によって
表現する。
【0049】そのため、本実施形態においては、3×3
の変換マトリックスR(aij)を用い、各色パッチiの成
分を(L01 *,a01 *,b01 *)として、 (Ri',Gi',Bi')=R(aij)(L01 *,a01 *,b01 *) (Ri",Gi",Bi")=g(Ri',Gi',Bi') (LUTを参照して個々のRGBを変換する写像)という
変換により(Li *,ai *,bi *)の予測値(Ri",Gi",Bi")
を求め、それと一致情報中の(Ri,Gi,Bi)とを比較し
て、 E2=Σ[WRi(Ri"-Ri)2+WGi(Gi"-Gi)2+WBi(B
i"-Bi)2] を最小にするように例えば非線形最適化等の手法により
各係数を決定した。
【0050】ここで、WRi、WGi、WBiはそれぞれの要
素の重みづけ係数である。この重みづけは全て一定値に
してもよいが、本実施形態においては、先に求めた入力
画像の情報に基づき、重みを変化させた。具体的には、
あらかじめ重みづけLUTを用意し、色空間中でヒスト
グラムの値が高いもの、すなわち多くの分布する色に関
して重みを増すようにLUT中から重みづけ係数を定
め、目立つ部分の色の見えを重視して重みづけ係数を決
定する。このようにして決定した変換係数を画像変換処
理部16へ出力する。画像変換処理部16は、変換係数
を用いてカラー入力画像に対し色補色処理を行い、その
結果を画像表示部18へ出力する。
【0051】また、L***信号と表示されされるR
GB信号との関係が既知の場合には、色の見えの補正を
変換してL***間の関係を求める。この場合にも3
×3の変換マトリックスR(aij)を用いて、各色パッチ
iの色成分を(L0i *,a0i *,b0i *)として、 (L*',a*',b*')=R(aij)(L0i *,a0i *,b0i *) を求め、一致情報中の(L*,a*,b*)と比較して E2=Σ[WLi(Li *'-Li *)2+Wai(ai *'-ai *)2+W
bi(bi *'-bi *)2] を最小にするように係数を求める。また各重みづけ係数
は上述した方法で定める。
【0052】これらの変換係数を係数記憶部17に格納
する。どの基準色を用いて変換係数を決定したか、すな
わちどのような画像から変換したかを同時に係数記憶部
17に記憶しておく。前処理部で算出された色空間が同
じであれば、係数記憶部17において記憶されている変
換係数を呼び出して使用することが出来る。この場合に
は再度色調整をする必要が無く効率的に色変換が出来
る。
【0053】また、一致情報記憶部14に格納された一
致情報を複数回用いて変換係数を求めることもできる。
すなわち、画像に応じて選択された基準色の見えの情報
をすでに一致情報記憶部14に有している場合にはそれ
を用いる。このように記憶した情報を用いることにより
効率を高めることができる。このようにして画像をもと
に調整のための基準色を選択し、ユーザに対して簡便な
調節を行わせ、その結果を用いて画像に対して補正処理
を施すことにより、数少ない色の調整によって画像に適
応した色補正ができる。
【0054】(実施形態2)図9に、本実施形態における
色調整時のディスプレイの表示を示す。本実施形態の基
本構成は実施形態1と同じであり、色調整部13の色調
整方法のみが異なる。本実施形態では、複数の色パッチ
をディスプレイに提示し、その中からユーザが最も基準
色と近いと判断したものを入力させる。各候補色パッチ
にナンバリングし、ユーザが選択した候補色パッチの番
号を入力する。何らかのポインティング・デバイスを用
い、ディスプレイ上で直接そのパッチを指定させてもよ
い。
【0055】候補となる色パッチは、その基準色のL*
**色空間における座標値からその対応点となるRG
B信号を求めて、それを中心として一定間隔で変化する
座標点を計算して表示する。デバイスの特性が分かって
いる場合には、L***の座標値を中心として、L*,
*,b*のいずれかが一定間隔で変化する座標点を求
め、その座標点に対応する色をディスプレイに表示す
る。ディスプレイ上の色パッチおよび基準色のサイズは
3cm×3c、周囲の無彩色部は幅2cmとし、両者をほぼ
等距離で観察するように指示をする。
【0056】提示された候補色のパッチの中に一致する
と感じられた色がなかった場合には、さらにカラーマッ
チングの候補となる座標の領域を広げて候補色パッチを
表示する。その時には、自動的にRGBまたはL**
*のいずれかの値を変化させても良いし、ユーザにどの
値を変化させるかを入力するように指示し、その情報を
もとにさらに候補色パッチを作成して提示してもよい。
なお、このような指示は、画面右下隅のボタン(□印)
を押下して行う。そして、候補色パッチの中からユーザ
が一致していると見なした色パッチの情報を一致情報記
憶部14に記憶する。このように一致情報を獲得した後
は、実施形態1と同じ手順で変換係数を求めることがで
きる。これにより、実施形態1と同様に画像に適応した
変換ができる。
【0057】(実施形態3)図10に、本実施形態におけ
る色調整時のディスプレイの表示を示す。本実施形態の
基本的構成は実施形態2と同じであり、色調整部で選択
させるための候補となる色パッチの提示方法のみが異な
る。本実施形態では、候補色パッチを逐次的に表示す
る。これにより周囲の色に影響されることなく表示色を
調整することができる。提示された候補色パッチにより
満足な一致が得られない場合は、ユーザは次候補色パッ
チの提示を要求する。
【0058】次候補を提示する方法としては、実施形態
2と同様に予め複数の色パッチを用意しておきユーザの
要求に従って順次提示する方法や、色みの要素(明る
さ、赤み、青みなど)を強くするまたは弱くする等の指
示・要求を適切な実施形態1と同様な方法によりユーザ
に入力させ、その指示に従って色座標を計算して候補色
パッチを表示しても良い。後者の場合には、実施形態
1、2と同様に画像に適応して精度高く変換することが
できる。なお、本実施形態においても、かかる指示を行
う場合は、画面右下隅のボタン(□印)を押下する。
【0059】(その他)上記実施例においては、単一の
入力画像に対して基準色および色パッチを選択して色調
整を行った。色調整を行うごとに各基準色に対する変換
係数が係数記憶部に記憶されるので、各種画像の色調整
を行う毎に色調整の工数が小さくなる。しかし、変換係
数がまだ係数記憶部に記憶されていない場合、ディスプ
レイもしくはプリンタを変更した場合、または環境光を
変更した場合には、各画像毎に色調整をし直す必要があ
る。
【0060】そこでこの様に各画像毎の色調整をし直す
必要がある場合には、複数の入力画像を順次ディスプレ
イに表示して予め色調整を行っても良い。色調整された
画像に対応する基準色の変換係数は係数記憶部17に記
憶されるので、それ以降は色調整することなく最適な色
をディスプレイに表示することが出来る。なお、既に係
数記憶部に記憶されている変換係数を変更する場合に
は、既に記憶している変換係数を初期値として用いても
良い。更に、ディスプレイ、プリンタ、または環境光が
変更された場合にその旨を入力させる入力手段を設けて
おき、いずれかが変更された旨が入力された場合に係数
記憶部中の変換係数を再度変更するように構成しても良
い。
【0061】以上発明の実施の形態を説明したが、本出
願に係る発明の技術的範囲は上記の実施の形態に限定さ
れるものはない。上記実施の形態に種々の変更を加え
て、特許請求の範囲に記載の発明を実施することができ
る。そのような発明が本出願に係る発明の技術的範囲に
属することは特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、少数の
基準色の色を調節する簡便な方法をとることで、測定等
をすることもなく色の補正ができ、しかも画像に適応し
た基準色を選択しているために、精度的にも有効な補正
となっている。また、ユーザが簡単に選択することがで
きる。また、環境情報を獲得するセンサ等の手段を用い
ていないためコスト的にも安く、ユーザ自身が調整をす
るので順応などの要素までも含めた補正をすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における処理の手順を示す説明図であ
る。
【図2】 本発明におけるカラー画像処理装置の概略を
示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施形態1における特徴算出部11
の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施形態1における基準色選択部1
2の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施形態1における基準色の構成を
示す説明図である。
【図6】 本発明の実施形態1における色調整部13の
概略ブロック図である。
【図7】 実施形態1における色パッチの表示方法を示
す説明図である。
【図8】 本発明の実施形態1におけるデータ変換方式
を示す説明図である。
【図9】 実施形態2における色パッチの表示方法を示
す説明図である。
【図10】 実施形態3における色パッチの表示方法を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 前処理部 2 一致情報生成部 3 補正処理部 4 色表示ステップ 11 特徴算出部 11a 領域分割・計算部 11b 代表色計算部 12 基準色選択部 12a 色空間算出部 12b 基準色蓄積部 12c 基準色決定部 13 色調整部 13a 無彩色調整部 13b 白色調整部 13c 指定色調整部 14 一致情報記憶部 15 係数決定部 16 変換処理部 17 係数記憶部 18 画像表示部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイに表示する画像の色を印刷
    物の色に一致させる画像処理装置であって、 予め定められた複数の基準色の中から特定の基準色を選
    択する基準色選択手段と、 前記複数の基準色に各々対応する複数の色パッチを格納
    する色パッチ格納手段と、 前記基準色選択手段により選択した前記基準色に対応す
    る色パッチを前記色パッチ格納手段の中から選択して前
    記ディスプレイに表示する色パッチ表示手段と、 前記ディスプレイと同一の環境下において、前記基準色
    選択手段により選択した前記基準色に前記色パッチ表示
    手段により表示した前記色パッチの色を一致させること
    を指示する指示手段と、 前記指示手段による指示に応じた入力に基づいて、前記
    色パッチ表示手段により表示した前記色パッチの色を前
    記基準色選択手段により選択した前記基準色に一致させ
    るための一致情報を生成する一致情報生成手段と、 前記一致情報生成手段により生成された前記一致情報に
    基づいて、前記画像の色を前記印刷物の色に一致させる
    変換係数を決定する係数決定手段とを備えたことを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像を入力する入力手段と、 前記係数決定手段により決定された前記変換係数に基づ
    いて、前記入力手段により入力された前記画像の色を前
    記印刷物の色に一致させる変換手段とを更に備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の基準色は白色および無彩色を
    含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記基準色選択手段は、前記入力手段に
    より入力された前記画像の色に基づいて前記基準色情報
    を選択することを特徴とする請求項2または3に記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記色パッチ表示手段は、 前記ディスプレイに表示した前記色パッチの色を構成す
    る複数の色係数の各々を調整させる色パッチ調整手段を
    有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記色係数は前記ディスプレイに依存し
    た信号であることを特徴とする請求項5に記載の画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記色係数は前記ディスプレイに依存し
    ない色空間上の値であることを特徴とする請求項5に記
    載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記一致情報生成手段により生成された
    前記一致情報を格納する一致情報格納手段を更に備え、 前記一致情報生成手段は、前記調整手段により調整され
    た前記色パッチを用いて前記一致情報を生成することを
    特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記色パッチ表示手段は、 複数の前記色パッチを前記色パッチ格納手段の中から選
    択して前記ディスプレイ上に表示する複数色パッチ表示
    手段と、 前記ディスプレイに表示した前記複数の色パッチから一
    部の色パッチを選択させる色パッチ選択手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画
    像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記複数色パッチ表示手段は、前記複
    数の色パッチを前記ディスプレイに同時に表示すること
    を特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記複数色パッチ表示手段は、前記複
    数の色パッチを前記ディスプレイに逐次的に表示するこ
    とを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記一致情報生成手段により生成され
    た前記一致情報を格納する一致情報格納手段を更に備
    え、 前記一致情報生成手段は、前記選択手段により選択され
    た前記色パッチを用いて前記一致情報を生成することを
    特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の画像処
    理装置。
  13. 【請求項13】 前記係数決定手段は、前記変換係数と
    して、前記ディスプレイに依存しない色空間上の信号を
    前記ディスプレイに依存する信号へ変換する係数を決定
    することを特徴とする請求項1から12のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記係数決定手段は、前記変換係数と
    して、前記ディスプレイに依存しない色空間上の信号を
    前記ディスプレイに依存しない第2の信号へ変換する係
    数を決定することを特徴とする請求項1から12のいず
    れかに記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記係数決定手段は、前記変換係数と
    して、前記画像に応じた重みづけをして前記係数を決定
    することを特徴とする請求項1から12のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記係数決定手段が決定した変換係数
    を格納する変換係数格納手段を更に備え、 前記変換手段は、前記画像に応じて前記変換係数記憶手
    段に格納した前記変換係数を用いて前記画像を変換する
    手段を更に有することを特徴とする請求項2から12の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記係数決定手段は、前記画像に基づ
    いて、前記画像に応じて前記変換係数記憶手段に格納し
    た前記変換係数または前記一致情報に基づいた前記変換
    係数のいずれかを選択する手段を有することを特徴とす
    る請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 ディスプレイに表示する画像の色を印
    刷装置により印刷する印刷物の色に一致させる画像処理
    装置であって、 前記印刷装置により印刷した基準色に一致する前記ディ
    スプレイ上の表示色を特定させる特定手段と、 前記基準色および前記特定手段により特定された前記表
    示色の相違に基づいて、前記画像の色を変換する変換手
    段と、 当該変換手段により変換した画像を前記ディスプレイに
    表示する手段とを備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  19. 【請求項19】 ディスプレイに表示する画像の色を補
    正する画像処理装置であって、 補正をする有彩色を前記ディスプレイに表示する手段
    と、 前記ディスプレイ上の前記有彩色部の周囲に無彩色を表
    示する手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記有彩色の幅が約3cmであり、前
    記無彩色の幅が約2cmであることを特徴とする請求項
    19に記載の画像処理装置。
JP14303496A 1996-06-05 1996-06-05 画像処理装置および画像処理方法 Expired - Lifetime JP3687193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14303496A JP3687193B2 (ja) 1996-06-05 1996-06-05 画像処理装置および画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14303496A JP3687193B2 (ja) 1996-06-05 1996-06-05 画像処理装置および画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09326940A true JPH09326940A (ja) 1997-12-16
JP3687193B2 JP3687193B2 (ja) 2005-08-24

Family

ID=15329378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14303496A Expired - Lifetime JP3687193B2 (ja) 1996-06-05 1996-06-05 画像処理装置および画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3687193B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001245168A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Minolta Co Ltd 色補正装置、記録媒体、記録装置および色補正方法
JP2007036746A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd 色予測方法、色予測装置及び色予測プログラム
CN100432847C (zh) * 2004-03-18 2008-11-12 佳能株式会社 图像浓度校正方法和图像形成装置
JP2009147492A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
US7973969B2 (en) 2007-03-27 2011-07-05 Seiko Epson Corporation Printing apparatus and method for controlling printing apparatus
JP2011242484A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Fuji Xerox Co Ltd 表示評価装置及び表示評価プログラム
JP2012004931A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷プレビュー装置及びプログラム
JP5376077B1 (ja) * 2013-01-31 2013-12-25 富士ゼロックス株式会社 測定位置決定装置、測定位置決定方法、画像表示システム、プログラム
KR101394429B1 (ko) * 2006-03-02 2014-05-14 삼성전자 주식회사 출력 예측을 이용한 영상 재현 방법 및 장치

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001245168A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Minolta Co Ltd 色補正装置、記録媒体、記録装置および色補正方法
CN100432847C (zh) * 2004-03-18 2008-11-12 佳能株式会社 图像浓度校正方法和图像形成装置
US7453609B2 (en) 2004-03-18 2008-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Image color correction method and image forming apparatus
JP2007036746A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd 色予測方法、色予測装置及び色予測プログラム
JP4548261B2 (ja) * 2005-07-27 2010-09-22 富士ゼロックス株式会社 色予測方法、色予測装置及び色予測プログラム
KR101394429B1 (ko) * 2006-03-02 2014-05-14 삼성전자 주식회사 출력 예측을 이용한 영상 재현 방법 및 장치
US7973969B2 (en) 2007-03-27 2011-07-05 Seiko Epson Corporation Printing apparatus and method for controlling printing apparatus
US8325199B2 (en) 2007-12-12 2012-12-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus and computer readable medium storing program
JP2009147492A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP2011242484A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Fuji Xerox Co Ltd 表示評価装置及び表示評価プログラム
JP2012004931A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷プレビュー装置及びプログラム
US8687233B2 (en) 2010-06-18 2014-04-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Print preview apparatus and recording medium recording a program
JP5376077B1 (ja) * 2013-01-31 2013-12-25 富士ゼロックス株式会社 測定位置決定装置、測定位置決定方法、画像表示システム、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3687193B2 (ja) 2005-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7385739B2 (en) Image processing method and apparatus for color conversion accommodating device non-linearity
US5579031A (en) Color matching method and apparatus
CN100596206C (zh) 投影仪颜色校正方法
JP3290190B2 (ja) 画像記録装置
US6343147B2 (en) Print preview and setting background color in accordance with a gamma value, color temperature and illumination types
JP3290870B2 (ja) 色変換調整方法および装置
JPH07322079A (ja) 4色プリンタ校正方法および装置
US5717783A (en) Color correction apparatus and method and color image processing system including the same
JPH099089A (ja) カラー補正テーブルの改良方法
JPH09326940A (ja) 画像処理装置
JP3876650B2 (ja) 色補正パラメータ算出装置、画像色補正装置及びそれに用いる色補正パラメータ算出方法並びにそのプログラム
JP2740409B2 (ja) シャープネス処理装置
JPH09284583A (ja) 色修正装置
JP2002118763A (ja) カラー画像出力方法およびカラー画像出力装置
JP4470745B2 (ja) 色処理方法、等色特性取得装置、色処理装置、及びプログラム
JP2002055668A (ja) 表示装置の入出力特性測定方法、表示装置の画像補正方法、表示装置のiccプロファイル作成方法およびそれらの方法の手順を記憶した記憶媒体並びに表示装置
JP4595771B2 (ja) 色変換装置
JP6791299B2 (ja) 色見本、色見本作成装置および色見本作成方法、並びに、色見本を用いる画像処理システム
JP3412904B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2002281328A (ja) 色変換テーブル作成方法
JPH08194452A (ja) モニタ調整装置
US20220400187A1 (en) Updating a color profile
JPH0823449A (ja) 画像処理装置
JPH0816784A (ja) 色彩情報比較管理装置
JP2007014010A (ja) 画像色補正パラメータ計算システム、色補正方法、及び、色補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130617

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term