JPH09326023A - 基板の表面処理装置 - Google Patents

基板の表面処理装置

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JPH09326023A
JPH09326023A JP8144181A JP14418196A JPH09326023A JP H09326023 A JPH09326023 A JP H09326023A JP 8144181 A JP8144181 A JP 8144181A JP 14418196 A JP14418196 A JP 14418196A JP H09326023 A JPH09326023 A JP H09326023A
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JP
Japan
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substrate
processing chamber
particle counter
particles
surface treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP8144181A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kono
進 河野
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Advanced Display Inc
Original Assignee
Advanced Display Inc
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Publication date
Application filed by Advanced Display Inc filed Critical Advanced Display Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面処理工程における基板のパーティクル付
着状況を把握することができる基板の表面処理装置を提
供する。 【解決手段】 基板処理室1に基板搬送機構2が並設さ
れてなる基板7の表面処理装置であって、前記基板処理
室1と基板搬送機構2とのあいだの基板搬送経路内に基
板7に付着したパーティクルの数を計測するパーティク
ルカウンタ4が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板の表面処理装置
に関する。さらに詳しくは、液晶ディスプレイ(LC
D)製造装置、半導体製造装置、ディスク製造装置など
における基板の表面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶ディスプレイの高精細化およ
び大型化または半導体装置の高集積化に伴う微細化など
により、製造工程における基板上にパーティクルが付着
すると、製品の品質低下および製品の歩留りの低下を招
くため、パーティクルの監視がますます重要になってき
ている。
【0003】たとえば、従来のLCD製造装置における
表面処理装置は、図4に示すように、ガラス基板51を
処理するための処理室52と、ガラス基板51をカセッ
ト53および処理室52から出し入れするための搬送機
構54とから構成され、該搬送機構54によりカセット
53から取り出されたガラス基板51は、処理室52内
に設置された基板支持台55上にセットされ、一定の処
理を行なったのち、再び搬送機構54により処理室52
からカセット53へ搬送し収納される。そして、処理室
52内での処理中および搬送機構54による搬送時にガ
ラス基板51に付着するパーティクルの測定が行なわれ
ている。かかる測定は、処理室内にダミー基板を放置ま
たは搬送させ、取り出した基板の表面に付着したパーテ
ィクルを表面異物検査装置などによりパーティクルの数
を測定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記パ
ーティクルの測定は、製品の処理を中断しなければなら
ず、また表面処理装置から検査装置まで測定基板を運搬
する際にパーティクルが付着しやすいため、製造過程で
付着するパーティクルの数の把握が困難であるという問
題がある。さらに、パーティクルの測定は断続的にしか
行われないため、たとえ異常が発生しても次回の測定ま
では気づかないという問題がある。
【0005】これらの問題を解決する方法として、たと
えば、特開平5−74673号公報に完全密閉室または
密閉度の高い処理室内からの排気口にパーティクルカウ
ンタを設け、排出ガスに含まれるパーティクルの数をカ
ウントすることが開示されている。しかし、一部開放し
ている密閉度の低い処理室のばあい、内部のガスを完全
に排出できず、パーティクルが処理室内に残留するた
め、処理室内の実際のパーティクルの数よりも少なくカ
ウントする可能性があり、排気ガス中にミストや水滴を
含むようなばあいは実際のパーティクルの数よりも多く
カウントする可能性があること、さらには処理室外の搬
送機構などで付着するパーティクルの数の把握が困難で
あるという問題がある。
【0006】本発明は、叙上の事情に鑑み、表面処理工
程における基板のパーティクル付着状況を把握すること
ができる基板の表面処理装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の基板の表面処理
装置は、基板処理室に基板搬送機構が並設されてなる基
板の表面処理装置であって、前記基板処理室と基板搬送
機構とのあいだの基板搬送経路内に基板に付着したパー
ティクルの数を計測するパーティクルカウンタが備えら
れてなることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の基板の表面処理装置を説明する。
【0009】図1は本発明の基板の表面処理装置の一実
施例を示す概略図、図2は本発明の基板の表面処理装置
の他の実施例を示す概略図、図3は本発明の基板の表面
処理装置のさらに他の実施例を示す説明図である。
【0010】図1に示すように、本実施例の表面処理装
置は、基板処理室1に基板搬送機構2が並べて設けられ
ており、前記基板処理室1と基板搬送機構2とのあいだ
の基板搬送経路内にある基板搬送機構2の真空吸着路3
の途中にパーティクルカウンタ4を設けている。搬送機
構2としては、スライダ、昇降機構および吸着機構から
なるものを用いることができる。パーティクルカウンタ
4には記録計5が接続され、測定結果が記録されるよう
になっている。搬送機構2はカセット6から、たとえば
ガラス基板7を取り出すと同時に真空吸着し、処理室1
内部の基板支持台8にセットしたのち、吸着を解除す
る。このあいだにパーティクルカウンタ4により一定時
間パーティクルが計測される。パーティクルカウンタ4
は吸着口9からパーティクルカウンタ4までの真空吸着
路3内の体積から単位体積あたりのパーティクルを算出
し、記録計5に記録する。ここで処理室1への搬入時に
一度、処理室1からの搬出時に一度、同一箇所を測定す
れば、処理室1内での処理時に基板7に付着したパーテ
ィクルの数が把握でき、基板一枚毎にパーティクルの付
着数を管理できる。なお、前記吸着機構は、処理に影響
のない基板7の裏面を吸着する。そのため測定箇所は基
板7の裏面になるが、基板7が処理室1内にあるとき、
前記測定箇所が処理室1内の雰囲気にさらされるように
すれば、処理室内での基板7へのパーティクルの付着数
を把握できる。ここで許容できるパーティクル数を予め
設定しておけば、許容数以上のパーティクルが付着した
ばあいに警報を出し、基板7の品質低下を防止すること
ができる。また、基板7の裏面には搬送機構2などが接
触する機会が多く、パーティクルが付着し易いので、処
理室1内でのパーティクルの付着だけではなく前工程の
搬送機構からのパーティクルの付着も把握でき、より厳
しいパーティクル管理が可能となり、品質の向上が図れ
る。
【0011】つぎに本発明の他の実施例を説明する。図
2に示すように、表面処理装置は、基板搬送機構12
a、12bが基板処理室1の両側に形成される基板搬入
側13および基板搬出側14の位置にそれぞれ配置され
ている。本実施例では、処理室1への搬入、搬出を個別
の搬送機構12a、12bで行なうため、それぞれの搬
送機構に基板7の同一箇所を吸着するように吸着機構を
設け、各吸着機構の真空吸着路17a、17bを切換弁
18を介して1本の真空吸着路17cに接続し、17c
の途中にパーティクルカウンタ4を設けている。搬送機
構12aはカセット6aから基板7を取り出すと同時に
基板7を吸着する。このとき切換弁18は搬送機構12
aに接続する真空路17aに対して開いている。搬送機
構12aは基板7を処理室1内の基板支持台8上にセッ
トすると同時に吸着を解除する。パーティクルカウンタ
4は搬送機構12aが基板7を吸着しているあいだに一
定時間測定を行ない、搬送機構12aが吸着を解除する
前に測定を終了する。処理室1での基板7の処理完了
後、搬送機構12bは基板支持台8上の基板7を取り出
し吸着する。このとき切換弁18は搬送機構12bに接
続する真空路17bに対して開くようにする。搬送機構
12bがカセット6bへの基板7を収納するまでのあい
だにパーティクルカウンタ4は再度一定時間測定を行な
い、前回の測定結果とともに記録計5に出力する。吸着
口19aおよび19bが基板7の同一箇所を吸着するよ
うにすれば、前記実施例と同様に基板毎の測定が可能と
なる。このばあい、複数の処理室が設けられた装置にお
いて、各処理室間の搬送機構に同様のパーティクルカウ
ンタを設ければ、処理室毎のパーティクルの付着数を即
座に確認できるため、異常のある搬送機構または処理室
を特定することができる。
【0012】つぎに本発明のさらに他の実施例を説明す
る。図3に示すように、本実施例では、パーティクルカ
ウンタ4が基板搬送機構22の上方に配置されるパーテ
ィクル吸引機構30に接続されている。該吸引機構30
は、予め充分にパーティクルを取り除いた高圧エアを吹
き出す吹き出し口31と、真空吸引路27に接続した吸
引口32からなる。吸引機構30を基板7の間近に設
け、基板7が通過する際に吹き出し口31よりエアを吹
き出し、同時に吸引口32より真空吸引すれば、基板7
上のパーティクルは吹き飛ばされ、吸引口32から真空
吸引路27を通過して、パーティクルカウンタ4により
計測される。本実施例は、基板の裏面を吸着保持するこ
とが不可能な装置、または基板表面のような接触を避け
たい部位のパーティクルをカウントする際に有効であ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
基板搬送時および処理室内で基板に付着するパーティク
ルの数を基板毎に把握することができ、また、異常のあ
る搬送機構または処理室を即座に確認できるため、たと
えばLCD製造時の歩留りの向上およびLCDの品質、
信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板の表面処理装置の一実施例を示す
概略図である。
【図2】本発明の基板の表面処理装置の他の実施例を示
す概略図である。
【図3】本発明の基板の表面処理装置のさらに他の実施
例を示す説明図である。
【図4】従来の表面処理装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 基板処理室 2 基板搬送機構 3 真空吸着路 4 パーティクルカウンタ 5 記録計 6 カセット 7 基板 8 基板支持台 9 吸着口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板処理室に基板搬送機構が並設されて
    なる基板の表面処理装置であって、前記基板処理室と基
    板搬送機構とのあいだの基板搬送経路内に基板に付着し
    たパーティクルの数を計測するパーティクルカウンタが
    備えられてなることを特徴とする基板の表面処理装置。
  2. 【請求項2】 前記パーティクルカウンタが基板搬送機
    構の下方に形成される基板真空吸着路に設けられてなる
    請求項1記載の表面処理装置。
  3. 【請求項3】 前記パーティクルカウンタが基板搬送機
    構の上方に配置されてなる請求項1記載の表面処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記パーティクルカウンタが基板上に載
    置されるパーティクル吸引機構に接続されてなる請求項
    3記載の表面処理装置。
  5. 【請求項5】 前記基板搬送機構が基板処理室の両側に
    形成される基板搬入側および基板搬出側の位置にそれぞ
    れ配置されてなる請求項1、2、3または4記載の表面
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記パーティクルカウンタに記録計が接
    続されてなる請求項1、2、3、4または5記載の表面
    処理装置。
JP8144181A 1996-06-06 1996-06-06 基板の表面処理装置 Pending JPH09326023A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8144181A JPH09326023A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 基板の表面処理装置

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ID=15356091

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JP8144181A Pending JPH09326023A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 基板の表面処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022059158A1 (ja) * 2020-09-18 2022-03-24

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022059158A1 (ja) * 2020-09-18 2022-03-24
WO2022059158A1 (ja) * 2020-09-18 2022-03-24 株式会社日立ハイテク 真空処理装置の異物測定方法

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