JPH0932599A - 内燃機関の自動始動停止装置 - Google Patents

内燃機関の自動始動停止装置

Info

Publication number
JPH0932599A
JPH0932599A JP18570095A JP18570095A JPH0932599A JP H0932599 A JPH0932599 A JP H0932599A JP 18570095 A JP18570095 A JP 18570095A JP 18570095 A JP18570095 A JP 18570095A JP H0932599 A JPH0932599 A JP H0932599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion engine
internal combustion
vehicle
stop
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18570095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tashiro
宏 田代
Masashi Honda
正志 本多
Toyoji Yagi
豊児 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP18570095A priority Critical patent/JPH0932599A/ja
Publication of JPH0932599A publication Critical patent/JPH0932599A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の自動始動停止装置において、ドラ
イバーに与える不快感を防止するとともに、バッテリの
放電を防止すること。 【解決手段】 エンジン回転数Ne<1000rpm、
アイドルスイッチ15bがON、車速<10km/hの
極低速の条件が満たされた場合に(108)、更に、ク
ラッチ39cがON(110)、バッテリ電圧>10.
5V(111)、デフォッガスイッチ39bがOFF
(112)、冷却水水温T>60℃(113)、右折タ
ーンスイッチ39eがON(114)の条件が満たさ
れ、その上、駐車ブレーキスイッチ25がOFF(11
6)の条件が満たされた場合には、短期の停車を示す全
ての条件が満たされたので、燃料カットを行って、内燃
機関1を停止する。一方、条件の一つでも満たされなか
った場合は、内燃機関1を継続して運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の自動始
動停止装置、特に自動車の停車時に内燃機関を自動的に
停止せしめるとともに、発進時に運転者の発進動作(ア
クセル操作もしくはクラッチ操作など)に応答して内燃
機関を自動的に始動させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、市街地走行時に、交差点等で自動
車が停車した場合、所定の停止条件下で内燃機関を自動
停止させ、その後、所定の始動条件下で内燃機関を再始
動させることにより、燃料を節約したり、排気エミッシ
ョンを改善する自動停止始動装置が知られている。
【0003】このような装置として、特開昭50−78
724号公報に記載の技術が挙げられる。この装置で
は、バッテリの放電過多を防止するために、スタータに
より始動する時や、停車時で内燃機関を停止させている
時に、アクセサリ類(スピードメータ、タコメータ等の
計器類、ヒータ、クーラ、前照灯など)への通電を遮断
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
様に始動時等にアクセサリ類への通電を遮断すると、オ
ーディオ関係の音が途絶えたり、車室内に設置された時
計が見えなくなったり、あるいは始動・停止のたびにヒ
ータやクーラの作動音が発生して、ドライバーに不快感
を与える結果となった。
【0005】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、自動車の停車時間の長短に応じて、内
燃機関の運転状態を制御することにより、ドライバーに
与える不快感を防止するとともに、バッテリの放電を防
止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、図1に例示する様に、所定の始
動条件が満たされた場合に、スタータに通電して車両の
内燃機関を自動的に起動させ、所定の停止条件が満たさ
れた場合に、内燃機関を自動的に停止させる内燃機関の
自動始動停止装置において、前記車両の速度を検出する
車速検出手段と、前記車両の停車時間の長短の状態を検
出する停車状態検出手段と、前記車速検出手段によって
前記車速が所定値以下の極低速又は0であることが検出
され、且つ前記停車状態検出手段によって前記停車時間
が短い状態であることが検出された場合には、前記内燃
機関を停止させる内燃機関停止手段と、を備えたことを
特徴とする内燃機関の自動始動停止装置を要旨とする。
【0007】請求項2の発明は、前記停車状態検出手段
によって前記停車時間が長い状態であることが検出され
た場合には、前記内燃機関停止手段による内燃機関の停
止を規制して内燃機関の運転を継続させることを特徴と
する前記請求項1記載の内燃機関の自動始動停止装置を
要旨とする。
【0008】請求項3の発明は、前記内燃機関停止手段
による内燃機関の停止中には、アクセサリ類への通電を
行なうことを特徴とする前記請求項2記載の内燃機関の
自動始動停止装置を要旨とする。
【0009】請求項4の発明は、図2に例示する様に、
更に前記車両の状態を検出する車両状態検出手段を備
え、該車両状態検出手段の検出結果に応じて、前記内燃
機関停止手段による前記内燃機関の停止の実行か否かを
決定する停止制御規制手段を備えたことを特徴とする前
記請求項1〜3のいずれか記載の内燃機関の自動始動停
止装置を要旨とする。
【0010】請求項5の発明は、前記車両状態検出手段
によって検出される前記車両の状態が、エンジン回転
数、アイドルスイッチ、バッテリ電圧、デフォッガスイ
ッチ、冷却水温、ターンスイッチの各状態のうち1種以
上であることを特徴とする前記請求項1〜4のいずれか
記載の内燃機関の自動始動停止装置を要旨とする。
【0011】請求項6の発明は、前記停車状態検出手段
が駐車ブレーキの操作状態を示す駐車ブレーキスイッチ
であり、該駐車ブレーキが操作されたことを示す前記駐
車ブレーキスイッチがオンの時には長時間停車とし、オ
フの時には短時間停車とすることを特徴とする前記請求
項1〜5のいずれか記載の内燃機関の自動始動停止装置
を要旨とする。
【0012】請求項7の発明は、前記停車状態検出手段
がドアの開閉状態を示すドアスイッチであり、該ドアス
イッチがドアが開いたことを示すオフの時には長時間停
車とし、オンの時には短時間停車とすることを特徴とす
る前記請求項1〜5のいずれか記載の内燃機関の自動始
動停止装置を要旨とする。
【0013】この様に、請求項1の発明では、所定の始
動条件が満たされた場合に、スタータに通電して内燃機
関を自動的に起動させ、所定の停止条件が満たされた場
合に、内燃機関を自動的に停止させる。そして、車速検
出手段によって車速が所定値以下の極低速又は0である
ことが検出され、且つ停車状態検出手段によって停車時
間が短い状態であることが検出された場合には、内燃機
関停止手段によって内燃機関を停止させる。
【0014】つまり、本発明では、0を含む極低速の場
合に、停車時間が短いと判断された時には、内燃機関の
停止を行なうので、たとえ、その停車期間中にアクセサ
リ類への通電を継続した場合でも、バッテリの過放電が
発生することがない。即ち、停車時間が短く内燃機関の
停止時間も短いので、この停車期間中に、従来の様に
(例えばステレオやエアコン等の)アクセサリ類への通
電を停止する必要がなく、よってアクセサリ類への通電
の停止によるドライバーの不快感の発生を防止すること
ができる。
【0015】従って、本発明によれば、必要でない場合
は内燃機関を停止することにより、燃料消費を抑制した
り排出エミッションを改善できるだけでなく、バッテリ
の過放電を防止するとともに、ドライバーの不快感を低
減することができる。請求項2の発明では、停車時間が
長いと判断された場合には、内燃機関を停止しないの
で、バッテリの過放電を防止できる。
【0016】請求項3の発明では、停車時間が短いと判
断された場合には、アクセサリ類への通電を継続するの
で、ドライバーに不快感を与えることがない。請求項4
の発明では、車両状態検出手段の検出結果に応じて、内
燃機関の停止の実行か否かを決定するので、必要な場合
には内燃機関を継続して運転することにより、内燃機関
の停止の制御をより的確に行なうことができる。
【0017】請求項5の発明では、車両状態検出手段に
よって検出される車両の状態として、エンジン回転数、
アイドルスイッチ、アクセル、バッテリ電圧、デフォッ
ガスイッチ、冷却水温、ターンスイッチの各状態のうち
1種以上を採用することができる。
【0018】例えば、エンジン回転数が所定回転数以
上、アイドルスイッチオフ、バッテリ電圧所定値以下、
デフォッガスイッチオン、冷却水温所定値以下、(右折
を示す)ターンスイッチオンの場合には、内燃機関を継
続する方が望ましいので、その場合には、内燃機関を継
続して運転することによって、適切な制御を行なうこと
ができる。
【0019】請求項6の発明では、停車状態検出手段と
して駐車ブレーキの操作状態を示す駐車ブレーキスイッ
チを採用することができ、その場合は、駐車ブレーキが
操作されたことを示す駐車ブレーキスイッチのオンの時
には長時間停車とし、オフの時には短時間停車とするこ
とにより、内燃機関の制御を適切に行なうことができ
る。
【0020】請求項7の発明では、停車状態検出手段と
してドアスイッチを採用でき、ドアスイッチがドアが開
いたことを示すオフの時には長時間停車とし、オンの時
には短時間停車とすることにより、内燃機関の制御を適
切に行なうことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内燃機関の自動始
動停止装置の実施例を図面に基づいて説明する。図3
に、本実施例の内燃機関の自動始動停止装置のシステム
構成図を示す。
【0022】図3に示す様に、内燃機関1には、インジ
ェクタ3、スタータ5、イグナイタ7が設けられ、内燃
機関1の出力軸には、手動変速機9が接続されている。
また、内燃機関1の各気筒には、インテークマニホルド
11およびエキゾーストマニホルド13が接続され、イ
ンテークマニホルド11には、アクセルペダル14と連
動するスロットルバルブ15が設けられている。他に
も、車両内には駐車ブレーキ17等が設けられている。
【0023】スロットルバルブ15には、その開度を検
出するスロットル位置センサ15aと、全閉状態を検出
するアイドルスイッチ15bとが設けられ、手動変速機
9には、出力軸の回転速度に基づき車速を検出する車速
センサ23が設けられている。
【0024】駐車ブレーキ17には、作動時に駐車ブレ
ーキ信号を出力する駐車ブレーキスイッチ25が設けら
れ、運転席の前の表示パネル19には、各種警告をドラ
イバーに伝えるための表示ランプ27が設けられてい
る。尚、内燃機関の始動時に、スタータ5にスタート信
号が出力されるイグニッションスイッチ20が、運転席
の前の所定の場所に設けられている。
【0025】インジェクタ3は、燃料リレー31を介し
て、スタータ5は、スタータリレー33を介して、イグ
ナイタ7は、点火リレー35を介して、それぞれ電子制
御装置37に接続されている。この電子制御装置37に
は、各種の信号を入力するために、イグナイタ7の点火
1次コイル7a、スロットル位置センサ15a、アイド
ルスイッチ15b、イグニッションスイッチ20、車速
センサ23、駐車ブレーキスイッチ25、ドアスイッチ
39a、デフォッガスイッチ39b、クラッチスイッチ
39c、(例えばアクセサリ類としてラジオの動作を示
す)ラジオスイッチ39d、ターンスイッチ39e、バ
ッテリ電圧センサ39f、水温センサ39gが接続さ
れ、更に、各種の信号を出力するために、表示ランプ2
7、燃料リレー31、スタータリレー33、点火リレー
35が接続されている。
【0026】このうち、駐車ブレーキスイッチ25は、
駐車ブレーキ17のブレーキ操作が行われたときにオン
になり、ドアスイッチ39aはドアが閉じられた場合に
オンになり、デフォッガスイッチ39bは除霜を行なう
デフォッガ(図示せず)が作動している場合にオンにな
り、クラッチスイッチ39cはクラッチが結合された場
合にオンになる。
【0027】図4は、前記図3に示した電子制御装置3
7の詳細構成例を示す。図4に示す様に、電子制御装置
37は、各種機器を制御するCPU37a、予め各種の
数値やプログラムが書き込まれたROM37b、演算過
程の数値やフラグが所定の領域に書き込まれるRAM3
7c、アナログ入力信号をディジタル信号に変換するA
/Dコンバータ(ADC)37d、各種ディジタル信号
が入力され、各種ディジタル信号が出力される入出力イ
ンターフェース(I/O)37e、及びこれら各機器が
それぞれ接続されるバスライン37fから構成されてい
る。尚、後述するフローチャートに示すプログラムはR
OM37bに予め書き込まれている。
【0028】前記I/O37eには、アイドルスイッチ
15bからのアイドル信号、点火一次コイル7aからの
エンジン回転数信号、イグニッションスイッチ20から
のスタート信号、駐車ブレーキスイッチ25からパーキ
ングブレーキ信号、車速センサ23からの車速信号、ド
アスイッチ39aからのドア信号、デフォッガスイッチ
39bからのデフォッガ信号、クラッチスイッチ39c
からのクラッチ信号、ラジオスイッチ39dからのラジ
オ信号、ターンスイッチ39eからのターン信号が入力
され、ADC37dには、バッテリ電圧センサ39fか
らのバッテリ電圧信号、水温センサ39gからの水温信
号、スロットル位置センサ15aからのスロットル位置
信号が入力される。
【0029】そして、CPU37aは、これら各種信号
に基づいて各種演算を実行し、I/O37eから、点火
カットおよび点火信号と、燃料カットおよび燃料噴射信
号と、スタータ駆動信号と、表示パネル19の駆動信号
とを出力する。次に、このように構成された内燃機関の
自動始動停止装置の動作を、図5及び図6のフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0030】まず、図5に示す様に、イグニッションキ
ーが操作されて、イグニッションスイッチ20がオン
(ON)の位置を経てスタート(START)位置とな
ると(101,102)、スタータ5を電動させて、イ
ジェクタ3から燃料を噴射し、イグナイタ7を用いて点
火プラグを点火させて、内燃機関1を始動する(10
3)。
【0031】次に、電子制御装置37は、点火一次コイ
ル7aから内燃機関1の回転数(エンジン回転数)Ne
を読み込み(104)、エンジン回転数Neが300r
pmよりも大きいか否かを判定する(105)。ここ
で、エンジン回転数Neが300rpmよりも大きいと
判断されると、始動完了とみなし、ステップ106へ進
み、スタータ5の電動動作を停止させる(106)。一
方、300rpm以下であると判断されると、始動完了
とみなさず、再びステップ103へ戻る(105)。以
上が内燃機関1の始動に関する部分である。
【0032】次に内燃機関1の停止に関する制御処理を
説明する。前記ステップ106で内燃機関1の始動が完
了すると、図6に示す様に、イグニッションスイッチが
ONであることを確認し(107)、内燃機関1のエン
ジン回転数Ne、アイドルスイッチ(Isw)、車速V
を読み込む(108)。
【0033】そして、Ne<1000rpm、Isw=
ON、V<10km/hの3条件が成立したか否かを判定し
(109)、ここで肯定判断されると、即ち内燃機関1
を停止させるモードと判断されると、ステップ109以
降の処理に進み、一方、この条件が成立しなければ停止
モードとみなされないので、ステップ118に進んで、
継続して内燃機関1が運転される。
【0034】また、前記ステップ109で、内燃機関1
の停止モードと判断されても、実際に内燃機関1を停止
させるためには、下記のいくつかのチェック項目が存在
する(110〜116)。まず、ステップ110では、
クラッチがON(結合)されているか確認する。そして
ONならば次のチェックに進み、オフ(OFF)ならば
内燃機関1を継続運転する処理に進む。これは内燃機関
1を再始動させる条件を、クラッチOFF(開放)とし
ているためである。
【0035】ステップ111では、バッテリ電圧Vbが
10.5Vを上回るか確認する。そして10.5Vを上
回れば次のチェックに進み、そうでなければ内燃機関1
を継続運転する処理に進む。これはバッテリの充電量が
低い時には内燃機関1を停止させるのは好ましくないた
めである。
【0036】ステップ112では、デフォッガの作動状
態を確認する。そしてデフォッガスイッチ39bがOF
Fであれば次のチェックに進み、そうでなければ内燃機
関を継続運転する処理に進む。これはデフォッガの消費
電力が大きく、内燃機関1を停止させるとバッテリの放
電量が増大するためである。
【0037】ステップ113では、冷却水水温Tを確認
する。そして冷却水水温Tが60℃を上回れば次のチェ
ックに進み、そうでなければ内燃機関を継続運転する処
理に進む。これは冷却水の水温が低い(60℃以下)の
時には内燃機関1を停止させずに早期に暖機を完了した
方が好ましいからである。
【0038】ステップ114では、(右折を示す)ター
ンスイッチ39eの状態を確認する。そしてターンスイ
ッチ39eがOFFであれば次のチェックに進み、ON
であれば内燃機関1を継続運転する処理に進む。これは
右折する時には、早く車両を発進させたいので内燃機関
1を停止させない方が好ましいからである。
【0039】ステップ116では、駐車ブレーキ17の
状態を確認する。そして駐車ブレーキスイッチ25がO
FFであれば次の処理に進み、ONであれば内燃機関1
を継続運転する処理に進む。これは、駐車ブレーキ17
がONの時は長時間の停車であり、アクセサリ類の消費
電力によりバッテリの放電量が増大するからである。
尚、このステップ116は、ステップ114終了後、所
定の時間(約5秒位)を経過して実行される(11
5)。これは、停車後に、ドライバーが駐車ブレーキ1
7を操作するには若干の時間を要するためである。
【0040】そして、前記ステップ109〜116まで
の条件をすべて満足すると、燃料がカットされ(11
7)、内燃機関1は自動停止する。この時には、短時間
の停車と見なされているので、アクセサリ類へは給電さ
れている。一方、ステップ109〜116の条件の一つ
でも満足しない場合は、継続して内燃機関1は運転され
(118)、再びステップ107へ戻る。
【0041】そして、内燃機関1が自動停止した状態で
クラッチがOFF(開放)されると(119)、自動始
動モードとなり、所定時間待機後に(120)、ステッ
プ103へ戻り、内燃機関1が再始動される。この様
に、本実施例では、エンジン回転数Ne<1000rp
m、アイドルスイッチ15bがON、車速<10km/
hの極低速の条件が満たされた場合に、更に、クラッチ
スイッチ39cがON、バッテリ電圧>10.5V、デ
フォッガスイッチ39bがOFF、冷却水水温T>60
℃、右折ターンスイッチ39eがONの条件が満たさ
れ、その上、駐車ブレーキスイッチ25がOFFの条件
が満たされた場合には、短期の停車を示す全ての条件が
満たされたので、燃料カットを行って、内燃機関1を停
止している。従って、短期の停車において、燃費の節減
及びエミッションの低減を実現することができる。
【0042】また、本実施例の場合には、この短期の停
車の場合には、従来の様に、ラジオ等のアクセサリ類へ
の通電の停止を行わないので、ドライバーに不快感を生
じさせることがない。つまり、本実施例の場合は、上記
条件判定によって、短期の停車であることが分かってい
るので、バッテリ上がりを防止するためのアクセサリ類
への通電の停止を行わなくてもよく、それによって、ド
ライバーの不快感の発生を防ぐことができる。
【0043】一方、前記諸条件のうちいずれかでも満た
されなかった場合は、内燃機関1を停止させないので、
内燃機関1の停止によるトラブルの発生を未然に防ぐこ
とができる。特に、本実施例では、駐車ブレーキスイッ
チ25がONの場合には、他の諸条件が満たされている
場合でも、長期の停車であると見なして、内燃機関1を
停止せず継続して運転している。従って、バッテリ上が
りを未然に防止することができるとともに、当然ながら
アクセサリ類への通電を停止しないので、ドライバーの
不快感の発生を防ぐことができる。
【0044】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本実施例の要旨を逸脱しない範囲内で各種の
態様で実施できることは勿論である。例えば、前記実施
例では、停車時間の長さを検出する手段として、駐車ブ
レーキスイッチ25を利用したが、これに代えて例えば
ドアスイッチ39aを使用しても同様な効果を得ること
ができる。
【0045】この場合は、ドアスイッチ39aがONの
時(ドアが閉じている時)には短時間停車とみなし、O
FFの時(ドアが開いている時)には長時間停車とみな
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明を例示する概略構成図であ
る。
【図2】 請求項4の発明を例示する概略構成図であ
る。
【図3】 実施例の内燃機関の自動始動停止装置が適用
されるシステム構成図である。
【図4】 実施例の電子制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】 実施例の制御処理の一部をフローチャートで
ある。
【図6】 実施例の制御処理の一部をフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…内燃機関 3…インジェクタ 5…スタータ 17…駐車ブレーキ 15b…アイドルスイッチ 23…車速センサ 25…駐車ブレーキスイッチ 20…イグニッションスイッチ 37…電子制御装置 39a…ドアスイッチ 39b…デフォッガスイッチ 39c…クラッチスイッチ 39e…ターンスイッチ 39f…バッテリ電圧センサ 39g…水温センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の始動条件が満たされた場合に、ス
    タータに通電して車両の内燃機関を自動的に起動させ、
    所定の停止条件が満たされた場合に、内燃機関を自動的
    に停止させる内燃機関の自動始動停止装置において、 前記車両の速度を検出する車速検出手段と、 前記車両の停車時間の長短の状態を検出する停車状態検
    出手段と、 前記車速検出手段によって前記車速が所定値以下の極低
    速又は0であることが検出され、且つ前記停車状態検出
    手段によって前記停車時間が短い状態であることが検出
    された場合には、前記内燃機関を停止させる内燃機関停
    止手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の自動始動停止装
    置。
  2. 【請求項2】 前記停車状態検出手段によって前記停車
    時間が長い状態であることが検出された場合には、前記
    内燃機関停止手段による内燃機関の停止を規制して内燃
    機関の運転を継続させることを特徴とする前記請求項1
    記載の内燃機関の自動始動停止装置。
  3. 【請求項3】 前記内燃機関停止手段による内燃機関の
    停止中には、アクセサリ類への通電を行なうことを特徴
    とする前記請求項2記載の内燃機関の自動始動停止装
    置。
  4. 【請求項4】 更に前記車両の状態を検出する車両状態
    検出手段を備え、 該車両状態検出手段の検出結果に応じて、前記内燃機関
    停止手段による前記内燃機関の停止の実行か否かを決定
    する停止制御規制手段を備えたことを特徴とする前記請
    求項1〜3のいずれか記載の内燃機関の自動始動停止装
    置。
  5. 【請求項5】 前記車両状態検出手段によって検出され
    る前記車両の状態が、エンジン回転数、アイドルスイッ
    チ、バッテリ電圧、デフォッガスイッチ、冷却水温、タ
    ーンスイッチの各状態のうち1種以上であることを特徴
    とする前記請求項1〜4のいずれか記載の内燃機関の自
    動始動停止装置。
  6. 【請求項6】 前記停車状態検出手段が駐車ブレーキの
    操作状態を示す駐車ブレーキスイッチであり、該駐車ブ
    レーキが操作されたことを示す前記駐車ブレーキスイッ
    チがオンの時には長時間停車とし、オフの時には短時間
    停車とすることを特徴とする前記請求項1〜5のいずれ
    か記載の内燃機関の自動始動停止装置。
  7. 【請求項7】 前記停車状態検出手段がドアの開閉状態
    を示すドアスイッチであり、該ドアスイッチがドアが開
    いたことを示すオフの時には長時間停車とし、オンの時
    には短時間停車とすることを特徴とする前記請求項1〜
    5のいずれか記載の内燃機関の自動始動停止装置。
JP18570095A 1995-07-21 1995-07-21 内燃機関の自動始動停止装置 Pending JPH0932599A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18570095A JPH0932599A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 内燃機関の自動始動停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18570095A JPH0932599A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 内燃機関の自動始動停止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0932599A true JPH0932599A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16175344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18570095A Pending JPH0932599A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 内燃機関の自動始動停止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0932599A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007023830A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Hino Motors Ltd 燃料消費量評価装置
WO2013179753A1 (ja) * 2012-06-01 2013-12-05 日産自動車株式会社 エンジン制御装置
KR101662633B1 (ko) * 2015-06-17 2016-10-05 재단법인 건설기계부품연구원 건설기계의 오토 아이들 제어 장치 및 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007023830A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Hino Motors Ltd 燃料消費量評価装置
JP4536612B2 (ja) * 2005-07-13 2010-09-01 日野自動車株式会社 アイドリングストップ装置が装備された車両の燃料消費量評価装置
WO2013179753A1 (ja) * 2012-06-01 2013-12-05 日産自動車株式会社 エンジン制御装置
JP2013249781A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Nissan Motor Co Ltd エンジン制御装置
KR101662633B1 (ko) * 2015-06-17 2016-10-05 재단법인 건설기계부품연구원 건설기계의 오토 아이들 제어 장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6763903B2 (en) Automatic stop/ start-up controlling device of an engine
US7099768B2 (en) Automatic shutdown control for vehicular internal combustion
US8566007B2 (en) Automatic stop/restart device for internal combustion engine
US20030089326A1 (en) Automatic engine stop and restart system for vehicles and method therefor
JP3716495B2 (ja) 車載コンプレッサの運転制御装置
JP4811360B2 (ja) 車両用制御装置
US20130231850A1 (en) Control apparatus for vehicular internal combustion engine
JP2006348831A (ja) 車載用過給機付きエンジンの制御装置
JP2003227366A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2004278365A (ja) エンジンの停止始動装置
JP2001207884A (ja) 車載エンジンの自動停止始動装置
JP3189479B2 (ja) エンジンの自動始動停止装置
JPH0932599A (ja) 内燃機関の自動始動停止装置
JP3687414B2 (ja) 内燃機関の自動停止・始動装置
JP3741064B2 (ja) エンジン自動停止・自動再始動装置
JP4214812B2 (ja) アイドルストップ装置
JPH10115237A (ja) エンジンのアイドル回転数制御装置
JP2010053794A (ja) 内燃機関の制御装置
JP3978959B2 (ja) 車両用内燃機関の制御装置
JP4200605B2 (ja) クラッチ制御装置
JP4069589B2 (ja) 内燃機関の制御装置
EP2006519B1 (en) Controller for a vehicle
JP2009209722A (ja) エンジンの始動制御装置及び始動制御方法
JP3812504B2 (ja) 車両のエンジンの始動方法
JP2004218606A (ja) 内燃機関の自動停止始動装置