JPH09325957A - テキスト印刷システム - Google Patents

テキスト印刷システム

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JPH09325957A
JPH09325957A JP9006280A JP628097A JPH09325957A JP H09325957 A JPH09325957 A JP H09325957A JP 9006280 A JP9006280 A JP 9006280A JP 628097 A JP628097 A JP 628097A JP H09325957 A JPH09325957 A JP H09325957A
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雅紀 佐竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンク情報にて関連付けられた複数のテキス
トを印刷するのに、非常に煩わしい操作を必要としてい
た。 【解決手段】 印刷すべき上位階層のテキストを選択す
る上位階層テキスト選択手段12と、上位階層テキスト
選択手段12により選択された上位階層のテキストに含
まれるリンク情報が選択された場合、そのリンク情報に
対応した下位階層のテキストを選択する下位階層テキス
ト選択手段13と、上位階層テキスト選択手段12によ
り選択された上位階層のテキストと下位階層テキスト選
択手段13により選択された下位階層のテキストとを合
成する合成手段15と、合成手段15により合成された
テキストの印刷情報を出力する出力手段16と、出力手
段16から出力された印刷情報に従って所定の印刷処理
を実行する印刷手段とを備えたテキスト印刷システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各々のテキストに
含まれるリンク情報によって関連付けられた複数のテキ
ストを印刷する際に用いて好適なテキスト印刷システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、相互に関連付けられたテキス
ト(例えばハイパーテキスト)を印刷可能なテキスト印
刷システムにおいては、任意の階層のテキストを印刷す
るにあたり、その印刷対象となるテキストをウインドウ
に表示しつつ、印刷実行を指示することで、一階層のテ
キストが印刷処理されるようになっている。最近では、
テキスト印刷に関するオペレータ側の要求として、印刷
すべき上位階層のテキストだけでなく、その上位階層の
テキストに含まれるリンク情報にて関連付けられた下位
階層のテキストも一緒に印刷したいという要求がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のテ
キスト印刷システムでは、印刷すべきテキストをウイン
ドウに表示した状態でないと、印刷の指示が行えないた
め、リンク情報にて関連付けられた下位階層のテキスト
を印刷する場合は、その下位階層のテキストをいちいち
ウインドウに表示してから印刷を指示しなければならな
かった。そのため、テキスト印刷に関わる同様の操作を
何度も繰り返す必要があり、オペレータの操作が非常に
煩わしいものとなっていた。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、その主たる目的は、リンク情報にて関連付
けられた複数のテキストを印刷するにあたって、オペレ
ータの操作を簡素化できるテキスト印刷システムを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるテキスト
印刷システムは、上記目的を達成するためになされたも
ので、印刷すべき上位階層のテキストを選択するための
上位階層テキスト選択手段と、この上位階層テキスト選
択手段により選択された上位階層のテキストに含まれる
リンク情報に対応した下位階層のテキストを選択する下
位階層テキスト選択手段と、上位階層テキスト選択手段
により選択された上位階層のテキストと下位階層テキス
ト選択手段により選択された下位階層のテキストとを印
刷する印刷手段とを備えた構成となっている。
【0006】上記構成からなるテキスト印刷システムに
おいては、印刷すべき上位階層のテキストが上位階層テ
キスト選択手段を介して選択されると、その上位階層の
テキストに含まれるリンク情報に対応した下位階層のテ
キストが下位階層テキスト選択手段により選択される。
また、こうして選択された上位階層及び下位階層のテキ
ストは印刷手段によって印刷される。これにより、リン
ク情報にて関連付けられた下位階層のテキストをいちい
ちウインドウ上に表示しなくても、上位階層のテキスト
とこれに関連した下位階層のテキストとを一度の操作で
印刷処理することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明が適
用されるテキスト印刷システムの概略構成図である。先
ず、図1(a)においては、パーソナルコンピュータ等
からなるコンピュータ装置1にケーブルを介してプリン
タ装置2が接続されている。このうち、コンピュータ装
置1の制御系の構成を図1(b)に示す。同図におい
て、CPU(中央処理装置)3は、RAM(ランダムア
クセス・メモリ)4またはROM(リードオンリー・メ
モリ)5に格納された制御プログラムに従って処理動作
を行い、テキスト印刷システム全体の処理動作を制御す
るものである。さらに詳述すると、CPU3は、電源投
入時にROM5に格納されている制御プログラムに従っ
て処理動作を実行し、これによってハードディスク制御
部6を介して、ハードディスク中の初期化コマンド・フ
ァイルを読み込む。さらに、読み込んだコマンド・ファ
イルを実行することにより、ハードディスク中の制御プ
ログラムをRAM4中に読み込み、その読み込んだ制御
プログラムに従って各種の処理動作を実行する。
【0008】CRT/KB制御部7は、コンピュータ装
置1の本体部分に接続されたディスプレイ装置、キーボ
ード装置、ポイント・デバイス装置(マウス、トラック
・ボール等)を制御するもので、これはRAM4中に読
み込まれた制御プログラムに従って制御される。ネット
ワーク制御部8は、ネットワークへのデータの送受信を
行うもので、これもRAM4中に読み込まれた制御プロ
グラムに従って制御される。プリンタ・インタフェース
制御部9は、プリンタ装置2へのデータの出力を行うも
ので、これもまたRAM4中に読み込まれた制御プログ
ラムに従って制御される。
【0009】図2はコンピュータ装置1によって処理さ
れるテキストの概念図である。図2においては、複数の
階層からなるテキストT1〜T5が、各々のテキストに
含まれる文字列にて関連付けられている。さらに詳述す
ると、テキストT1の下位階層のテキストがテキストT
2に相当し、このテキストT2の下位階層のテキストが
テキストT3に相当し、さらにテキストT3の下位階層
のテキストがテキストT4及びT5に相当する。また、
テキストT1に含まれる文字列:Sampleや、テキ
ストT2に含まれる文字列:AAA及びBBB、さらに
テキストT3に含まれる文字列:XXX及びYYYが、
下位階層のテキストへのリンクが施された文字列、つま
りリンク情報に相当するものであり、これらのリンク情
報によって複数のテキストT1〜T5が関連付けられて
いる。なお、ここでは、各々のテキストに含まれる文字
列にリンクを設定するようにしたが、これ以外にも、例
えばアイコンやイメージ等にリンクを設定することも可
能である。
【0010】ここで、図3にテキストT2の原テキス
ト、即ちテキストT2の内容を表現した記述言語を示
し、図4にテキストT2をコンピュータ装置1のウイン
ドウ上に表示した例を示す。先ず図3に示す原テキスト
において、<h1>Title:Sample</h1> は、Title:Sampleを
ヘッダ文字列としてウインドウ上に表示することを表
し、<p> は改行を表している。また、<a href=″aaa.ht
ml″>AAA</a>は、文字列AAAをウインドウ上に表示
し、この文字列AAAがファイルaaa.htmlにリンクされ
ていることを表している。ちなみに、図例の場合は、文
字列AAAが下線付きで表示され、この文字列(領域)
がマウス等でクリックされると、上述したファイルaaa.
htmlが読み出されて、リンク先のテキストT3がウイン
ドウ上に表示されるようになっている。この点は、<a h
ref=″bbb.html″>BBB</a>についても同様である。
【0011】次いで、上述したテキストT1〜T5を印
刷する場合の処理手順について説明する。このテキスト
印刷のための処理は、上記制御プログラムを実行するC
PU3によって行われるものであり、そのための機能ブ
ロック図を図5に示す。図5において、テキスト表示手
段10は、装置本体に接続されたディスプレイ装置に文
書表示ウインドウ(図4参照)を表示するとともに、テ
キスト読み出し手段11により作業領域中に読み出した
任意のテキストを、ディスプレイ用のビットマップデー
タに変換して、上述した文書表示ウインドウ中に表示す
るものである。上位階層テキスト選択手段12は、印刷
すべき上位階層のテキストを選択するためのもので、例
えば、文書表示ウインドウのオープン・ボタンがクリッ
クされた場合にテキスト表示手段10から呼び出され、
テキスト読み出し手段11が読み出すテキストのファイ
ル名をオペレータが指定できるようにする。このとき、
オペレータによりハードディスクのデバイス名が指定さ
れた場合は、テキスト読み出し手段11が、上述したハ
ードディスク制御部6を介して、指定のハードディスク
装置からテキストを読み出す。また、オペレータにより
ネットワーク・デバイスのファイル名が指定された場合
は、テキスト読み出し手段11が、ネットワーク制御部
8を介して、ネットワーク上の他のコンピュータ装置
(サーバ等)から送信されたテキストを読み出す。
【0012】下位階層テキスト選択手段13は、上述し
た上位階層テキスト選択手段12により選択された上位
階層のテキストに含まれるリンク情報(本例ではリンク
が設定された文字列)に対応した下位階層のテキストを
選択するもので、例えば、ウインドウ中に表示している
テキストの他のテキストへのリンクが存在する文字列を
選択することで、これにリンクしている下位階層のテキ
ストを印刷対象とする旨をオペレータ側で指定できるよ
うになっている。作業領域中テキスト変更手段14は、
作業領域中のテキストに含まれる文字列が選択された場
合、その原テキストのリンクが記述された部分を変更す
るものである。
【0013】合成手段15は、上位階層テキスト選択手
段12により選択された上位階層のテキストと下位階層
テキスト選択手段13により選択された下位階層のテキ
ストとを合成するもので、例えば、下位階層テキスト選
択手段13により選択されたテキストを適宜作業領域に
読み出しながら、そのテキストの内容をプリンタ出力用
のビットマップに変換する。出力手段16は、上記合成
手段15により合成されたテキストの印刷情報を出力す
るもので、例えば、合成手段15にて合成されたテキス
トのビットマップを印刷情報とし、これを上記プリンタ
・インタフェース制御部9を介してプリンタ装置2に出
力する。合成済テキスト記憶手段17は、上記合成手段
15によって合成されたテキストの識別情報(後述)を
記憶するものである。
【0014】次に、印刷対象となる下位階層のテキスト
を選択する際の操作手順について図6を参照しつつ説明
する。先ず、図6(a)に示すように、印刷すべき上位
階層のテキスト、例えばテキストT2を上位階層テキス
ト選択手段12により選択し、この選択したテキストT
2をウインドウ上に表示した状態で、文書表示ウインド
ウの印刷ボタンを選択する。これにより、図6(b)に
示すように、印刷用のプルダウン・メニューが表示され
るため、そのプルダウン・メニューの中から「次の階層
を選択」または「以下の階層を選択」を選択する。ここ
で、「次の階層を選択」または「以下の階層を選択」を
選択すると、図6(c)に示すようにカーソルの形状が
変化するため、これをディスプレイ上で確認したのち、
リンクが施された文字列、つまり下線付きの文字列AA
Aを選択する。これにより図6(d)に示すように、選
択された文字列AAAの下線が実線表示から破線表示に
変更され、この時点で下位階層のテキストの選択操作が
完了する。
【0015】続いて、上記選択操作におけるコンピュー
タ装置1の内部処理につき、図7のフローチャートを参
照しつつ説明する。先ず、文書表示ウインドウの印刷ボ
タンが選択された場合は、これに応じてウインドウ中に
プルダウン・メニューを表示する(ステップS1)。次
に、プルダウン・メニューの中から「次の階層を選択」
または「以下の階層を選択」が選択されたか否かを判定
し(ステップS2)、いずれか一方が選択された場合は
カーソル形状を変更する(ステップS3)。次いで、マ
ウス等のポイント・デバイス装置がクリックされるのを
待ち(ステップS4)、クリックされた時点でそのクリ
ック座標を取得する(ステップS5)。
【0016】次に、先程取得したクリック座標が、リン
クが施された文字列(図6中の文字列:AAA)の表示
範囲であるか否かを判定する(ステップS6)。ここ
で、先に取得したクリック座標が文字列の表示範囲であ
れば、作業領域中の原テキストを変更したのち(ステッ
プS7)、リンクが施された文字列の下線(実線)を消
去して破線を描画する(ステップS8)。これに対し、
先に取得したクリック座標が文字列の表示範囲外であれ
ば、その時点で処理を終了する。なお、ステップS1に
て表示されたプルダウン・メニューの中から「次の階層
を選択」または「以下の階層を選択」が選択されなかっ
た場合はステップS2からステップS9に移行し、そこ
で今度はプルダウン・メニューの中から「印刷実行」が
選択されたか否かを判定する。ここで、「印刷実行」が
選択された場合は印刷のための処理Aに進み、「印刷実
行」が選択されなかった場合、例えばプルダウン・メニ
ューの枠外が選択された場合は、その時点で処理を終了
する。
【0017】ここで、作業領域中テキスト変更手段14
による原テキストの変更例を図8に示す。図8(a)
は、上述したプルダウン・メニューの中から「次の階層
を選択」が選択された場合のテキスト変更例を示してお
り、この例ではタグ<a href …> がタグ<a href-print
…> に変更されている。一方、図8(b)は、プルダウ
ン・メニューの中から「以下の階層を選択」が選択され
た場合のテキスト変更例を示しており、この例ではタグ
<a href …> がタグ<a href-print-recursive …> に変
更されている。
【0018】続いて、上述のごとく選択したテキストを
印刷する際の操作手順につき、図9を参照しつつ説明す
る。先ず、図9(a)に示すように、ディスプレイ上に
表示された文書表示ウインドウの印刷ボタンを選択す
る。これにより図9(b)に示すように、先程と同様の
プルダウン・メニューが表示されるため、そのプルダウ
ン・メニューの中から「印刷実行」を選択する。そうす
ると図9(c)に示すように、印刷モード指定サブ・ウ
インドウが表示されるため、実際に印刷処理を実行する
場合は上記印刷モード指定サブ・ウインドウの中から
「挿入」または「追加」を選択し、印刷処理を取り消す
場合は「取消」を選択する。
【0019】図10は上述した操作手順に従って実際に
テキストを印刷した場合の印刷結果を示す模式図であ
る。このうち、図10(a)は「次の階層を選択」で下
位階層のテキストが選択され且つ印刷モードとして「挿
入」が選択された場合の印刷結果を示し、図10(b)
は「以下の階層を選択」で下位階層のテキストが選択さ
れ且つ印刷モードとして「挿入」が選択された場合の印
刷結果を示している。一方、図10(c)は「次の階層
を選択」で下位階層のテキストが選択され且つ印刷モー
ドとして「追加」が選択された場合の印刷結果を示し、
図10(d)は「以下の階層を選択」で下位階層のテキ
ストが選択され且つ印刷モードとして「追加」が選択さ
れた場合の印刷結果を示している。
【0020】ここで、印刷モードとして「挿入」が選択
された場合の、合成手段15によるテキストの合成処理
につき、図11のフローチャートに従って説明する。先
ず、「挿入」モードでの処理にあたっては、レベルの値
を0(零)に設定する(ステップS11)。このレベル
は、実際に描画を行っているテキストの階層を示すもの
で、最上位の階層の描画を行っているときはレベルの値
が0となる。次に、レベル=0で描画されるテキスト、
すなわち印刷すべき上位階層のテキスト(本例ではテキ
ストT2)を作業領域に読み込む(ステップS12)。
次いで、作業領域内のテキストT2の描画が終了したか
否かを判定しつつ、作業領域内のテキスト内容に従って
描画メモリに描画する(ステップS13,S14)。さ
らに、上記レベルの値が0であるか否かを判定しつつ、
「次の階層を選択」または「以下の階層を選択」で選択
されたリンク文字列が存在するか否か、つまり原テキス
トのタグが<a href-print …> または<a href-print-re
cursive…> になっているか否かを判定する(ステップ
S15,S16)。
【0021】こうして作業領域中の上位階層のテキスト
T2を描画している間(レベル=0の間)に、上記選択
されたリンク文字列(本例では文字列AAA)を発見す
ると(ステップS16でYes)、そのリンク文字列A
AAの次の行を戻り位置として記憶する(ステップS1
7)。次いで、先に発見したリンク文字列が「以下の階
層を選択」で選択されたもの(タグが<a href-print-re
cursive …> )であれば、再帰印刷フラグを真(TRUE)に
設定し(ステップS19)、「次の階層を選択」で選択
されたもの(タグが<ahref-print …> )であれば、再
帰印刷フラグを偽(FALSE) に設定する(ステップS2
0)。その後、レベルの値をインクリメント(+1)し
たのち(ステップS21)、上記ステップS12に戻
る。
【0022】こうしてレベルが加算されてステップS1
2に戻ると、レベル=1で描画されるテキスト、つまり
文字列AAAにて関連付けられた下位階層のテキスト
(本例ではT3)を新たな作業領域に読み込んだのち
(ステップS12)、上記同様に作業領域内のテキスト
T3の描画が終了したか否かを判定しつつ、作業領域内
のテキスト内容に従って描画メモリに描画する(ステッ
プS13,S14)。以後、下位階層のテキストT3を
描画している間(レベル=1の間)に、リンクが施され
た文字列(本例では文字列XXX)を発見すると(ステ
ップS22でYes)、再帰印刷フラグが真(TRUE)に設
定されているか否かを判定する(ステップS23)。
【0023】ここで、再帰印刷フラグが偽(FALSE) に設
定されていた場合、つまり「次の階層を選択」で選択さ
れていた場合は、そのままステップS13に戻ってテキ
ストT3の描画を継続する。そして、テキストT3の描
画が終了すると(ステップS13でYes)、その作業
領域内のテキストT3を廃棄する(ステップS25)。
続いて、記憶した戻り位置があるか否かを判定し(ステ
ップS26)、戻り位置がある場合はその戻り位置、つ
まり古い作業領域中に処理を戻す(ステップS27)。
この時点では、テキストT2の文字列AAAの次の行が
戻り位置として記憶されているため、その位置に処理を
戻す。さらに、レベルの値をディクリメント(−1)し
たのち(ステップS28)、テキストT2の文字列AA
Aの次の行から描画を再開する。
【0024】その後、テキストT2の描画が終了すると
(ステップS13でYes)、上記同様に当該作業領域
内のテキストT2を廃棄したのち(ステップS25)、
再度、記憶した戻り位置があるか否かを判定する(ステ
ップS26)。この時点では、既にテキストT2の文字
列AAAの次の行が戻り位置として取り出されているた
め、記憶した戻り位置がないと判断し、その時点で、
「挿入」モードにおける、「次の階層を選択」が選択さ
れた場合の一連のテキスト合成処理を終える。
【0025】一方、上記ステップS23において再帰印
刷フラグが真(TRUE)に設定されていた場合、つまり「以
下の階層を選択」で選択されていた場合は、そのリンク
文字列の次の行、つまりテキストT3の文字列XXXの
次の行を戻り位置として記憶したのち(ステップS2
4)、レベルの値をインクリメントする(ステップS2
1)。これにより、レベルの値は“2”に設定される。
こうしてレベルの値が“2”に設定されると、それまで
描画していたテキストT3の下位階層のテキスト、つま
り文字列XXXにて関連付けられたテキストT4を新た
な作業領域に読み込み、そのテキスト内容に従って描画
を行う。そして、テキストT4の描画が終了すると(ス
テップS13でYes)、その作業領域内のテキストT
4を廃棄する(ステップS25)。
【0026】続いて、記憶した戻り位置があるか否かを
判定し(ステップS26)、戻り位置がある場合はその
戻り位置に処理を戻す(ステップS27)。この時点で
は、テキストT2の文字列AAAの次の行と、テキスト
T3の文字列XXXの次の行といった二つの戻り位置が
記憶されているが、ここでは後に記憶された方の戻り位
置、つまりテキストT3の文字列XXXの次の行に処理
を戻す。さらに、レベルの値をディクリメント(−1)
したのち(ステップS28)、テキストT3の文字列X
XXの次の行から描画を再開する。
【0027】こうしてテキストT3の描画を再開する
と、その後、再びリンクが施された文字列(本例では文
字列YYY)を発見することになる(ステップS22で
Yes)。このとき、再帰印刷フラグは真(TRUE)に設定
されていることから、そのリンク文字列の次の行、つま
りテキストT3の文字列YYYの次の行を戻り位置とし
て記憶したのち(ステップS24)、上記同様にレベル
の値をインクリメントする(ステップS21)。これに
より、レベルの値は再び“2”に設定される。こうして
レベルの値が“2”に設定されている間は、それまで描
画していたテキストT3の下位階層のテキスト、つまり
文字列YYYにて関連付けられた下位階層のテキストT
5を新たな作業領域に読み込み、そのテキスト内容に従
って描画を行う。そして、テキストT5の描画が終了す
ると(ステップS13でYes)、その作業領域内のテ
キストT5を廃棄する(ステップS25)。
【0028】続いて、記憶した戻り位置があるか否かを
判定し(ステップS26)、戻り位置がある場合はその
戻り位置に処理を戻す(ステップS27)。この時点で
は、テキストT2の文字列AAAの次の行と、テキスト
T3の文字列YYYの次の行といった二つの戻り位置が
記憶されているが、ここでは上記同様に、後に記憶され
た方の戻り位置、つまりテキストT3の文字列YYYの
次の行に処理を戻す。さらに、レベルの値をディクリメ
ント(−1)したのち(ステップS28)、テキストT
3の文字列YYYの次の行から描画を再開する。
【0029】その後、テキストT3の描画が終了すると
(ステップS13でYes)、上記同様に当該作業領域
内のテキストT3を廃棄したのち(ステップS25)、
記憶した戻り位置があるか否かを判定し(ステップS2
6)、戻り位置がある場合はその戻り位置に処理を戻す
(ステップS27)。この時点では、テキストT2の文
字列AAAの次の行だけが戻り位置として記憶されてい
るため、その位置に処理を戻す。さらに、レベルの値を
ディクリメント(−1)したのち(ステップS28)、
テキストT2の文字列AAAの次の行から描画を再開す
る。
【0030】その後、テキストT2の描画が終了すると
(ステップS13でYes)、上記同様に当該作業領域
内のテキストT2を廃棄したのち(ステップS25)、
記憶した戻り位置があるか否かの判定を行う(ステップ
S26)。この時点では、既にテキストT2の文字列A
AAの次の行が戻り位置として取り出されているため、
記憶した戻り位置がないと判断し、その時点で、「挿
入」モードにおける、「以下の階層を選択」が選択され
た場合の一連のテキスト合成処理を終える。
【0031】次に、印刷モードとして「追加」が選択さ
れた場合の、合成手段15によるテキストの合成処理に
つき、図12のフローチャートに従って説明する。先
ず、「追加」モードでの処理にあたっては、レベルの値
を0(零)に設定する(ステップS31)。このレベル
は、上記「挿入」モードの場合と同様、実際に描画を行
っているテキストの階層を示すもので、最上位の階層の
描画を行っているときはレベルの値が0となる。次に、
レベル=0で描画されるテキスト、すなわち印刷すべき
上位階層のテキスト(本例ではテキストT2)を作業領
域に読み込む(ステップS32)。次いで、作業領域内
のテキストの描画が終了したか否かを判定しつつ、作業
領域内のテキスト内容に従って描画メモリに描画する
(ステップS33,S34)。さらに、上記レベルの値
が0であるか否かを判定しつつ、「次の階層を選択」ま
たは「以下の階層を選択」で選択されたリンク文字列が
存在するか否か、つまり原テキストのタグが<a href-pr
int …> または<a href-print-recursive …>になって
いるか否かを判定する(ステップS35,S36)。
【0032】こうして作業領域中の上位階層のテキスト
T2を描画している間(レベル=0の間)に、上記選択
されたリンク文字列(本例では文字列AAA)を発見す
ると(ステップS36でYes)、そのリンク文字列A
AAを記憶する(ステップS37)。次いで、先に発見
したリンク文字列AAAが「以下の階層を選択」で選択
されたものであれば、再帰印刷フラグを真(TRUE)に設定
し(ステップS39)、「次の階層を選択」で選択され
たものであれば、再帰印刷フラグを偽(FALSE) に設定し
て(ステップS40)、ステップS33に戻る。
【0033】その後、テキストT2の描画が終了すると
(ステップS33でYes)、レベルの値が“0”であ
るか否かを判定し(ステップS41)、レベルの値が
“0”でない場合は当該レベルの値を“1”に設定する
(ステップS42)。続いて、記憶したリンク文字列が
あるか否かを判定し(ステップS43)、リンク文字列
がある場合はこれを取り出す。この時点では、文字列A
AAだけしか記憶されていないため、その文字列AAA
を取り出すことになるが、複数のリンク文字列が記憶さ
れている場合には、先頭(先に記憶された方)のリンク
文字列を抽出して取り出す。
【0034】次いで、先に取り出したリンク文字列AA
Aにて関連付けられた下位階層のテキストT3を新たな
作業領域に読み込んだのち(ステップS32)、上記同
様に作業領域内のテキストT3の描画が終了したか否か
を判定しつつ、作業領域内のテキスト内容に従って描画
メモリに描画する(ステップS33,S34)。以後、
下位階層のテキストT3を描画している間に、リンクが
施された文字列(本例では文字列XXX)を発見すると
(ステップS45でYes)、再帰印刷フラグが真(TRU
E)に設定されているか否かを判定する(ステップS4
6)。
【0035】ここで、再帰印刷フラグが偽(FALSE) に設
定されていた場合、つまり「次の階層を選択」で選択さ
れていた場合は、そのままステップS33に戻ってテキ
ストT3の描画を継続する。そして、テキストT3の描
画が終了すると(ステップS33でYes)、再び、記
憶したリンク文字列があるか否かを判定する(ステップ
S43)。この時点では、既にリンク文字列AAAが取
り出されているため、記憶したリンク文字列がないと判
断し、その時点で、「追加」モードにおける、「次の階
層を選択」が選択された場合の一連のテキスト合成処理
を抜ける。
【0036】一方、上記ステップS46において再帰印
刷フラグが真(TRUE)に設定されていた場合、つまり「以
下の階層を選択」で選択されていた場合は、上記ステッ
プS45で発見したリンク文字列XXXを記憶し(ステ
ップS47)、テキストT3の描画を継続する。このテ
キストT3の描画を行っている間に、再びリンク文字列
(本例では文字列YYY)を発見した場合は、そのリン
ク文字列YYYについても順次記憶しておく。その後、
テキストT3の描画が終了すると(ステップS33でY
es)、上記同様に記憶したリンク文字列があるか否か
を判定する(ステップS43)。この時点では、文字列
XXXと文字列YYYといった二つのリンク文字列が記
憶されているため、上述のごとく先頭の(先に記憶され
た方の)文字列XXXを取り出す(ステップS44)。
続いて、先に取り出した文字列XXXにて関連付けられ
た下位階層のテキストT4を作業領域に読み込んだのち
(ステップS32)、上記同様に作業領域内のテキスト
T4の描画が終了したか否かを判定しつつ、作業領域内
のテキスト内容に従って描画メモリに描画する(ステッ
プS33,S34)。
【0037】その後、テキストT4の描画が終了すると
(ステップS33でYes)、再び、記憶したリンク文
字列があるか否かを判定する(ステップS43)。この
時点では、既に文字列XXXが取り出されていることか
ら、文字列YYYだけしか記憶されていないため、その
文字列YYYを取り出す(ステップS44)。さらに、
取り出したリンク文字列YYYにて関連付けられた下位
階層のテキストT5を新たな作業領域に読み込んだのち
(ステップS32)、上記同様に作業領域内のテキスト
T5の描画が終了したか否かを判定しつつ、作業領域内
のテキスト内容に従って描画メモリに描画する(ステッ
プS33,S34)。そして、テキストT5の描画が終
了すると、再度、記憶したリンク文字列があるか否かを
判定する(ステップS43)。この時点では、既に文字
列XXXと文字列YYYの両方が取り出されているた
め、記憶したリンク文字列がないと判断し、その時点
で、「追加」モードにおける、「以下の階層を選択」が
選択された場合の一連のテキスト合成処理を抜ける。
【0038】こうして合成手段15により合成されたテ
キストの印刷情報(ビットマップ)は、出力手段16に
よってプリンタ装置2に出力される。これによりプリン
タ装置2では、コンピュータ装置1の出力手段16から
出力されたテキストの印刷情報に従って所定の印刷処理
を実行する。
【0039】その結果、「挿入」モードにおいて「次の
階層を選択」でテキストを合成した場合は、先の図10
(a)に示したように、テキストT2の文字列AAAの
後に、該文字列AAAにて関連付けられた下位階層のテ
キストT3が挿入されたかたちで合成テキストが印刷さ
れる。また、同じ「挿入」モードでも「以下の階層を選
択」でテキストを合成した場合は、先の図10(b)に
示したように、テキストT2の文字列AAAの後に、該
文字列AAAにて関連付けられた下位階層のテキストT
3が挿入されるとともに、そのテキストT3の文字列X
XXの後には、該文字列XXXにて関連付けられた下位
階層のテキストT4が、またテキストT3の文字列YY
Yの後には、該文字列YYYにて関連付けられた下位階
層のテキストT5がそれぞれ挿入されたかたちで合成テ
キストが印刷される。
【0040】一方、「追加」モードにおいて「次の階層
を選択」でテキストを合成した場合は、先の図10
(c)に示したように、テキストT2の後ろに、該テキ
ストT2に含まれる文字列AAAにて関連付けられた下
位階層のテキストT3が追加されたかたちで合成テキス
トが印刷される。また、同じ「追加」モードでも「以下
の階層を選択」でテキストを合成した場合は、先の図1
0(d)に示すように、テキストT2の後ろに、該テキ
ストT2に含まれる文字列AAAにて関連付けられた下
位階層のテキストT3が追加されるとともに、そのテキ
ストT3の後ろに、該テキストT3に含まれる文字列X
XXおよび文字列YYYにて関連付けられた下位階層の
テキストT4,T5が順に追加されたかたちで合成テキ
ストが印刷される。
【0041】ここで、「以下の階層を選択」でテキスト
の合成処理を行う場合、一つの階層のテキスト中にリン
クが施された同一の文字列(リンク情報)が複数存在す
ると、同じ内容のテキストが重複して印刷される虞れが
ある。また、任意の階層のテキスト中にそれよりも上位
階層のテキストにリンクする文字列(リンク情報)が存
在すると、上述したテキストの合成処理が無限ループに
なってしまう虞れもある。
【0042】そこで本実施形態においては、上述した二
つの不都合を解消すべく、以下のような手段を採用する
こととした。すなわち、合成手段15によって合成され
たテキストの識別情報を記憶する合成済テキスト記憶手
段17を付加し、この合成済テキスト記憶手段17に記
憶された上記識別情報に対応するテキストについては、
合成手段15がその合成対象から除外することとした。
【0043】例えば、「挿入」モードでのテキスト合成
処理においては、リンクが施された文字列を発見した際
に、その文字列を合成済テキストの識別情報として合成
済テキスト記憶手段17に記憶しておく。そして、その
後の処理中に、リンクが施された文字列を発見した場合
は、その発見した文字列と同一の文字列が合成済テキス
ト記憶手段17に記憶されていないかどうかを確認し、
記憶されていない場合に限り、その文字列の次の行を戻
り位置として記憶する。一方、「追加」モードでのテキ
スト合成処理においても、リンクが施された文字列を発
見した際に、その文字列を合成済テキストの識別情報と
して合成済テキスト記憶手段17に記憶しておく。そし
て、その後の処理中に、リンクが施された文字列を発見
した場合は、その発見した文字列と同一の文字列が合成
済テキスト記憶手段17に記憶されていないかどうかを
確認し、記憶されていない場合に限り、その文字列を記
憶する。
【0044】これにより、一度のテキスト合成処理に際
して、合成手段15により合成されたテキストについて
は、繰り返し合成されることを阻止できることから、上
述したように一つの階層のテキスト中にリンクが施され
た同一の文字列(リンク情報)が複数存在する場合や、
任意の階層のテキスト中にそれよりも上位階層のテキス
トにリンクする文字列(リンク情報)が存在する場合で
も、同じ内容のテキストが重複して印刷されてしまった
り、テキストの合成処理が無限ループになってしまうこ
とがなくなる。
【0045】ところで、ハイパーテキストのような階層
構造をなす複数のテキストを印刷する場合、実際に印刷
されたテキスト(紙面)の状態では、一旦、テキストを
バラバラにしてしまうと、各々のテキスト間の上下関係
が分かり難くなるうえ、リンク情報にて関連付けられた
複数のテキスト間に存在する上位階層から下位階層への
参照能力が印刷出力されることで消失し、ハイパーテキ
スト本体の利便性を失ってしまうことも懸念される。そ
こで、こうした懸念を解消すべくなされた本発明の他の
実施形態について以下に説明する。
【0046】図13は本発明の他の実施形態が適用され
るテキスト印刷システムの概略構成図である。本システ
ムにおいては、コンピュータ装置20とプリンタ装置2
1とがネットワーク22を介して接続されている。ま
た、印刷対象となるテキストは、ネットワーク22上に
存在する図示せぬサーバに格納されている。
【0047】図14は上記プリンタ装置21の構成を示
す機能ブロック図である。図示のようにプリンタ装置2
1は、制御部23と、操作表示部24と、ネットワーク
インタフェース部25と、受信データ格納部26と、デ
ータ処理部27と、データ展開部28と、リンク/頁情
報格納部29と、ページバッファ30と、印刷部31と
から構成されている。
【0048】制御部23は、プリンタ装置各部に対する
処理実行の指示と、ネットワークインタフェース部25
を介してネットワーク22上のサーバ(不図示)にテキ
ストの送信要求を行うものである。操作表示部24は、
オペレータがアルファベット、数字及び記号を入力可能
なキーボードとともに、入力した文字列を確認するため
の液晶表示パネルを備えたものである。ネットワークイ
ンタフェース部25は、所定の通信プロトコル(Transmi
ssionControl Protocol/Internet Protocol,Hyper Tex
t Transfer Protocol等) に従ってネットワーク22上
のサーバ(不図示)とテキストの送受信を行うもので、
このネットワークインタフェース部25を介して受信さ
れたテキストは受信データ格納部26に格納される。
【0049】データ処理部27は、「テキスト内のリン
ク情報の抽出処理」と「テキスト内への参照頁番号の付
加処理」を行うものである。ここで、「テキスト内のリ
ンク情報の抽出処理」とは、制御部23からリンク情報
の抽出実行指示を受けた場合に行われるもので、具体的
には、テキスト内に記述されている他のテキストへのリ
ンク情報を抽出し、そのリンク先テキストをリンク/頁
情報格納部29に格納する処理をいう。また「テキスト
内への参照頁番号の付加処理」とは、制御部23からデ
ータの付加実行指示を受けた場合に行われるもので、具
合的には、テキスト内のリンク情報が記述されている箇
所に対し、リンク/頁情報格納部29で検索されたリン
ク先テキストに対応する参照頁番号を付加する処理をい
う。このデータ処理部27で処理されたテキストはデー
タ展開部28に通知される。ここで、上述の“参照頁番
号”とは、実際に複数のテキストを印刷する場合に、そ
れぞれのテキストが何頁目に印刷されているかを示す頁
番号となるものである。
【0050】データ展開部28は、制御部23からデー
タ展開の実行指示を受けると、データ処理部27から通
知されたテキスト内に記述されているタグ(本形態では
テキストの表題、テキストの表示属性、リンクに関する
情報等を記述している)を解釈し、その記述内容に従っ
て各々のテキストをページ単位でビットマップに展開
し、これによって得られたビットマップデータをページ
バッファ30に格納するものである。また、データ展開
部28では、その展開処理によって得られたビットマッ
プデータの頁数をカウンタ等でカウントし、そこでカウ
ントされた総頁数に基づき、リンク/頁情報格納部29
内の処理未実施である次テキストの参照頁番号を設定す
る。
【0051】リンク/頁情報格納部29は、例えば図1
5に示すように、リンク情報の抽出順を示すエントリー
番号(NO. )とともに、データ処理部27で抽出された
リンク情報(図例ではリンク先テキストのアドレス)
や、データ展開部28で設定された各テキストの参照頁
番号、さらには処理済フラグ(flag)を一組とした「リン
ク/頁情報」を表形式で格納するもので、このうちエン
トリー番号についてはデータの初期化(リセット処理)
を行った場合でも失われないようになっている。また、
処理済フラグは、制御部23が後述の処理(頁情報収集
処理,印刷処理)を実施するにあたって、各々のリンク
先テキストに対する所定の処理が終了したことを示すフ
ラグであり、この値が「1」の場合は「処理終了」を示
し、「0」の場合は「処理未実施」を示す。
【0052】ページバッファ30は、データ展開部28
によって展開されたビットマップデータを記憶するもの
である。印刷部31は、制御部23から印刷実行指示を
受けると、ページバッファ30内に格納されているビッ
トマップデータを読み出し、これを用紙上に可視画像と
して印刷出力するものである。その際、印刷部31で
は、制御部23からの印刷指示の回数を計数し、各頁の
印刷時にその指示回数(印刷頁数)を頁番号として用紙
の所定位置(例えば右下、右上など)に合成して印刷す
る。
【0053】次に、本実施形態におけるテキスト印刷シ
ステムの動作について説明する。本テキスト印刷システ
ムでは、図16に示すように、先ず頁情報収集処理を行
い(ステップS100)、その後で印刷処理を行う(ス
テップS200)。
【0054】図17は上述した頁情報収集処理のフロー
チャートである。先ず、ステップS101では、コンピ
ュータ装置20から出力された最上位階層のテキストを
指定するアドレスを、例えばURL(Uniform Resource
Locators) の記述に従って操作入力部24にて受け付
け、その受け付けたアドレスを制御部23に通知する。
これを受けて制御部23では、リンク/頁情報格納部2
9内のデータをリセット(初期化)したのち、上述のご
とく通知された最上位テキストのアドレスをリンク/頁
情報格納部29に格納し、さらにそのアドレスに対応す
る参照頁番号に「1」を設定する(ステップS10
2)。
【0055】次に、制御部23は、アドレスに記述され
ているネットワーク22上のサーバ(不図示)に対し、
ネットワークインタフェース部25を介して上記最上位
階層のテキストの送信要求を行う。これによりネットワ
ークインタフェース部25では、プリンタ装置21側か
らの要求に対してサーバから送られてくるテキストを受
信し、これを受信データ格納部26に格納する(ステッ
プS103)。次いで、制御部23は、上述した「テキ
スト内のリンク情報の抽出処理」を実行する旨の指示を
データ処理部27に与える。これによりデータ処理部2
7では、受信データ格納部26に格納されたテキストを
読み出すとともに、そのテキスト内に記述されているリ
ンク情報を抽出し、これに記述されているリンク先テキ
ストのアドレスをリンク/頁情報格納部29に追加する
(ステップS104)。このとき、リンク情報に記述の
アドレスに対応する処理済フラグには、処理未実施を示
す値「0」を代入しておく。
【0056】これにより、リンク/頁情報格納部29に
は、図18に示すように、エントリー番号:NO. 1に最
上位階層のテキストのリンク情報(アドレス)が格納さ
れるとともに、そのテキストの中からリンク情報が抽出
されるごとに、そのリンク情報に記述されているリンク
先テキストのアドレスがエントリー番号:NO. 2,NO.
3,NO. 4…といった具合に順に追加される。
【0057】続いて、制御部23は、データ展開部28
に対してデータの展開処理を実行する旨の指示を与え
る。これによりデータ展開部28では、データ処理部2
7から通知されたテキストをビットマップに展開すると
ともに、データ展開を終えたテキストに対応するリンク
/頁情報格納部29内の処理済フラグの値を「1」に設
定する。またデータ展開部28では、リンク/頁情報格
納部29内の展開処理対象のテキストに対応する参照頁
番号と、展開処理によって得られたビットマップ頁数と
を加算し、その加算値を、処理済フラグが「0」である
テキストのうち、エントリー番号(NO. )が最も小さい
テキスト、つまり次にデータ展開すべきテキストに対応
する参照頁番号に設定する(ステップS105)。
【0058】例えば、図18において、エントリー番
号:NO. 1に対応する最上位階層のテキストをデータ展
開したときの頁数が2頁であった場合は、そのテキスト
に対応する参照頁番号「1」にその展開頁数である
「2」を加算し、その加算値「3」を次テキスト、つま
りエントリー番号:NO. 2のテキストに対応する参照頁
番号に設定する。
【0059】その後、制御部23は、リンク/頁情報格
納部29内にエントリーされているテキストの中で処理
済フラグが「0」のものが存在するか否か、つまりデー
タ展開が未実施のリンク情報が存在するか否かを判断し
(ステップS106)、存在する場合はネットワーク2
2上のサーバに対して再度ネットワークインタフェース
部25を介してテキストを要求し(ステップS10
7)、これによって得られたテキストに対してステップ
S105と同様の処理を行う。
【0060】この時点では、エントリー番号:NO. 2以
降のテキストが処理未実施、つまり処理済フラグの値が
「0」になっているため、先ずエントリー番号:NO. 2
に対応するテキストをサーバに要求し、そのテキストを
ビットマップに展開する。そして、図18に示すよう
に、エントリー番号:NO. 2のテキストをデータ展開し
たときの頁数が4頁であった場合は、そのテキストに対
応する先頭頁番頭「3」にその展開頁数である「4」を
加算し、その加算値「7」を次テキスト(エントリー番
号:NO. 3)に対応する参照頁番号に設定する。また、
データ展開を終えたエントリー番号:NO. 2のテキスト
に対応する処理済フラグを「1」に設定する。
【0061】以後、処理未実施のテキスト(エントリー
番号:NO. 3以降のテキスト)に対しても上記同様の処
理を繰り返し、ステップS106にて処理未実施のリン
ク情報がリンク/頁情報格納部29内に存在しないと判
断した時点で一連の頁情報収集処理を終了する。
【0062】図19は先述した印刷処理のフローチャー
トである。先ず、ステップS201において、制御部2
3は、リンク/頁情報格納部29内の処理済フラグを全
て、処理未実施を示す値「0」に設定する。次に、制御
部23は、リンク/頁情報格納部29内のエントリー番
号:NO. 1に対応する最上位階層のテキストをネットワ
ークインタフェース部25を介してサーバに要求する。
これによりネットワークインタフェース部25では、プ
リンタ装置21側からの要求に対してサーバから送られ
てくるテキストを受信データ格納部26に格納する(ス
テップS202)。
【0063】次いで、制御部23は、先述した「テキス
ト内への参照頁番号の付加処理」を実行する旨の指示を
データ処理部27に与える。これによりデータ処理部2
7では、受信データ格納部26に格納されているテキス
トを読み出すとともに、そのテキスト内に記述されてい
るリンク情報の記述箇所とリンク先テキストとを検出
し、そのリンク先テキストに対応するリンク/頁情報格
納部29内の参照頁番号を、上記リンク情報の記述箇所
に付加する(ステップS203)。
【0064】例えば、図20において、上述のごとく受
信データ格納部26に格納されているテキストを読み出
した際に、エントリー番号:NO. 3に対応するリンク情
報が検出された場合は、これに対応するリンク/頁情報
格納部29内の参照頁番号「7」をそのリンク情報の記
述箇所に付加し、同様にエントリー番号:NO. 4に対応
するリンク情報が検出された場合は、これに対応するリ
ンク/頁情報格納部29内の参照頁番号「10」をその
リンク情報の記述箇所に付加する。
【0065】続いて、制御部23は、データ展開部28
に対してデータの展開処理を実行する旨の指示を与え
る。これによりデータ展開部28では、データ処理部2
7から通知されたテキスト、この場合は頁情報が付加さ
れたテキストをビットマップに展開するとともに、これ
によって得られたビットマップデータをページバッファ
30に記憶し、さらにデータ展開を終えたテキストに対
応するリンク/頁情報格納部29内の処理済フラグの値
を「1」に設定する(ステップS204)。
【0066】次に、制御部23は、印刷部31に対して
印刷実行の指示を与える。これにより印刷部31では、
テータ展開部28によってビットマップに展開され且つ
ページバッファ30に記憶されたビットマップデータを
印刷出力するとともに、その印刷出力に際して、制御部
23からの印刷指示回数を計数し、その計数値(印刷頁
数)をテキストの印刷イメージに合成して印刷出力する
(ステップS205)。このとき、印刷部31に対して
は、制御部23から1頁分ごとに印刷指示が与えられる
ため、最上位階層のテキストを印刷する場合は、印刷開
始から順に印刷指示回数がインクリメント(+1)さ
れ、最上位階層のテキスト印刷を終了した段階では印刷
指示回数が「2」となる。したがって、エントリー番
号:NO. 1のテキスト(text1) については、最初の頁に
「1」の頁番号が合成印刷され、次の頁に「2」の頁番
号が合成印刷される。
【0067】その後、制御部23は、リンク/頁情報格
納部29内にエントリーされているテキストの中で処理
済フラグが「0」のものが存在するか否か、つまり印刷
処理が未実施のリンク情報が存在するか否かを判断し
(ステップS206)、存在する場合はネットワーク2
2上のサーバに対して再度ネットワークインタフェース
部25を介してテキストを要求し(ステップS20
7)、これによって得られたテキストに対してステップ
S203〜S205と同様の処理を行う。
【0068】この時点では、エントリー番号:NO. 2以
降のテキストが処理未実施、つまり処理済フラグが
「0」になっているため、ステップS207にてエント
リー番号:NO. 2に対応するテキストをサーバに要求
し、上記ステップS203〜S205と同様に頁情報の
付加処理及びビットマップへの展開を行ったのち、その
テキストの印刷イメージに、制御部23からの印刷指示
回数である頁番号を合成して印刷出力する。そして、印
刷処理を終えたエントリー番号:NO. 2のテキストに対
応する処理済フラグを「1」に設定する。これにより、
エントリー番号:NO.2のテキストは、上記最上位階層
のテキストに続いて「3」頁目から印刷開始され、印刷
終了の頁番号は「6」となる。以後、処理未実施のテキ
スト(エントリー番号:NO. 3以降のテキスト)に対し
ても上記同様の処理を繰り返し、ステップS206にて
処理未実施のリンク情報がリンク/頁情報格納部29内
に存在しないと判断した時点で一連の印刷処理を終了す
る。
【0069】図21は印刷部31によるテキストの印刷
結果を示す模式図である。図示した印刷結果では、先の
図20に示す「リンク/頁情報」に対応して上位階層の
テキスト(text1) から順に、その下位階層のテキスト(t
ext2),(text3),(text4) が印刷されている。また、各階
層のテキストには、それぞれの頁内(テキスト用紙)の
所定位置(図例では右下)に対し、印刷順に従って頁番
号が合成印刷されている。さらに、上位階層のテキスト
(text1) 内容には、リンク情報の記述箇所に対してリン
ク先テキストの参照頁番号が付加されたかたちで印刷さ
れている。
【0070】このように本テキスト印刷システムでは、
テキスト内のリンク情報の記述箇所にそのリンク先テキ
ストの参照頁番号を付加し、さらに参照頁番号が付加さ
れた各階層のテキストに対し、印刷頁数に対応した頁番
号を合成して印刷するようにしたので、実際に印刷出力
されたテキスト(紙面)の状態でも、ハイパーテキスト
本体のテキスト間の参照能力を消失することなく、上位
階層のテキストと下位階層のテキストとの関連付けを視
覚的に認識することが可能となる。
【0071】さらに、本テキスト印刷システムに対し
て、各階層のテキスト内に記述されている表題(タイト
ル)を抽出し、この表題を、そのテキストの参照頁番号
と対応させて目次を作成する目次作成手段を付加し、こ
の目次作成手段により作成された目次、すなわち図22
に示すように各階層テキストの表題と印刷時の参照頁番
号を一覧印刷するようにすれば、印刷出力されたテキス
ト資料の何頁目にどのような内容が印刷されているかを
一目で確認できるようになる。
【0072】なお、上記他の実施形態においては、最上
位階層のテキストに含まれるリンク情報のみを抽出する
ようにしたが、さらにそれよりも下位階層のテキストに
含まれるリンク情報をも抽出することで、上記一連の処
理を再帰的に行うことも可能である。また、本発明に係
るテキスト印刷システムは、ハイパーテキストを印刷す
るものに限らず、所定のリンク情報で関連付けられたハ
イパーテキスト以外のテキストを印刷する場合において
も同様に適用することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明のテキスト印
刷システムによれば、上位階層テキスト選択手段を介し
て上位階層のテキストを選択するだけで、その上位階層
のテキストに含まれるリンク情報に対応した下位階層の
テキストが下位階層テキスト選択手段によって選択さ
れ、こうして選択された上位階層及び下位階層のテキス
トが印刷手段により印刷される構成となっているため、
オペレータとしては一度の操作で複数のテキストを印刷
処理することが可能となる。その結果、リンク情報にて
関連付けられた複数のテキストを印刷する場合、従来の
ように下位階層のテキストをいちいちウインドウ上に表
示しなくても済むようになるため、オペレータの操作を
大幅に簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるテキスト印刷システムの
概略構成図である。
【図2】 テキストの概念図である。
【図3】 テキストの記述言語を示す図である。
【図4】 テキストの表示例を示す図である。
【図5】 テキスト印刷のための機能ブロック図であ
る。
【図6】 テキストを選択する際の操作手順を説明する
図である。
【図7】 テキスト選択操作における装置内部の処理を
説明するフローチャートである。
【図8】 原テキストの変更例を示す図である。
【図9】 テキストを印刷する際の操作手順を説明する
図である。
【図10】 印刷結果の一例を示す模式図である。
【図11】 「挿入」モードにおけるテキスト合成処理
を説明するフローチャートである。
【図12】 「追加」モードにおけるテキスト合成処理
を説明するフローチャートである。
【図13】 本発明の他の実施形態が適用されるシステ
ム構成図である。
【図14】 他の実施形態におけるプリンタ装置の構成
図である。
【図15】 リンク/頁情報のテーブルデータを示す図
である。
【図16】 他の実施形態でのメインフローチャートで
ある。
【図17】 頁情報収集処理のフローチャートである。
【図18】 参照頁番号の設定処理を説明する図であ
る。
【図19】 印刷処理のフローチャートである。
【図20】 参照頁番号の付加処理を説明する図であ
る。
【図21】 テキスト印刷例を示す図である。
【図22】 目次印刷例を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ装置 2 プリンタ装置(印刷手段) 12 上位階層テキスト選択手段 13 下位階層テキスト選択手段 15 合成手段 16 出力手段 17 合成済テキスト記憶手段 20 コンピュータ装置(上位階層テキスト選択手段) 27 データ処理部(下位階層テキスト選択手段,頁番
号付加手段) 29 リンク/頁情報格納部(設定手段) 31 印刷部(印刷手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/20 570D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷すべき上位階層のテキストを選択す
    るための上位階層テキスト選択手段と、 前記上位階層テキスト選択手段により選択された上位階
    層のテキストに含まれるリンク情報に対応した下位階層
    のテキストを選択する下位階層テキスト選択手段と、 前記上位階層テキスト選択手段により選択された上位階
    層のテキストと前記下位階層テキスト選択手段により選
    択された下位階層のテキストとを印刷する印刷手段とを
    備えたことを特徴とするテキスト印刷システム。
  2. 【請求項2】 印刷すべき上位階層のテキストを選択す
    るための上位階層テキスト選択手段と、 前記上位階層テキスト選択手段により選択された上位階
    層のテキストに含まれるリンク情報が選択された場合、
    そのリンク情報に対応した下位階層のテキストを選択す
    る下位階層テキスト選択手段と、 前記上位階層テキスト選択手段により選択された上位階
    層のテキストと前記下位階層テキスト選択手段により選
    択された下位階層のテキストとを合成する合成手段と、 前記合成手段により合成されたテキストを印刷する印刷
    手段とを備えたことを特徴とするテキスト印刷システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記合成手段は、前記上位階層のテキス
    トに含まれる前記リンク情報の位置に前記下位階層のテ
    キストを挿入して合成することを特徴とする請求項2記
    載のテキスト印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記合成手段は、前記上位階層のテキス
    トの後ろに前記下位階層のテキストを追加して合成する
    ことを特徴とする請求項2記載のテキスト印刷システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記合成手段は、前記リンク情報に対応
    した下位階層のテキスト全てを合成することを特徴とす
    る請求項2記載のテキスト印刷システム。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のテキスト印刷システムに
    おいてさらに、 前記合成手段により合成されたテキストの識別情報を記
    憶する合成済テキスト記憶手段を有し、 前記合成手段は、前記合成済テキスト記憶手段に記憶さ
    れた前記識別情報に対応するテキストを合成対象から除
    外することを特徴とするテキスト印刷システム。
  7. 【請求項7】 印刷すべき上位階層のテキストを選択す
    るための上位階層テキスト選択手段と、 前記上位階層テキスト選択手段により選択された上位階
    層のテキストに含まれるリンク情報を抽出し、そのリン
    ク情報に対応した下位階層のテキストを選択する下位階
    層テキスト選択手段と、 前記上位階層テキスト選択手段及び前記下位階層テキス
    ト選択手段により選択された各階層のテキストの印刷順
    序を、前記リンク情報の抽出順に従って設定する設定手
    段と、 前記上位階層テキスト選択手段及び前記下位階層テキス
    ト選択手段により選択された各階層のテキストに対し、
    前記リンク情報の記述箇所に該リンク情報に対応するリ
    ンク先テキストの参照頁番号を付加する頁番号付加手段
    と、 前記頁番号付加手段により前記参照頁番号が付加された
    各階層のテキストを、前記設定手段により設定された印
    刷順序に従って印刷するとともに、その印刷頁数に対応
    した頁番号を各階層のテキストに合成して印刷する印刷
    手段とを備えたことを特徴とするテキスト印刷システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のテキスト印刷システムに
    おいてさらに、 前記上位階層テキスト選択手段及び前記下位階層テキス
    ト選択手段により選択された各階層のテキストに記述さ
    れた表題を抽出するとともに、その抽出した表題と該表
    題が記述されたテキストの参照頁番号とを対応させて目
    次を作成する目次作成手段を有し、 前記印刷手段は、前記参照頁番号が付加された各階層の
    テキストを印刷する際に前記目次作成手段により作成さ
    れた目次を一覧印刷することを特徴とするテキスト印刷
    システム。
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