JPH09325231A - 光ファイバの軸合わせ方法および光ファイバの軸合わせ用観測装置 - Google Patents
光ファイバの軸合わせ方法および光ファイバの軸合わせ用観測装置Info
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- JPH09325231A JPH09325231A JP16076796A JP16076796A JPH09325231A JP H09325231 A JPH09325231 A JP H09325231A JP 16076796 A JP16076796 A JP 16076796A JP 16076796 A JP16076796 A JP 16076796A JP H09325231 A JPH09325231 A JP H09325231A
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- optical fiber
- spot light
- axis direction
- connection end
- optical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設計や製造が容易な簡単な装置構成で、容易
に、かつ、正確に軸合わせできる光ファイバの軸合わせ
方法と軸合わせ用観測装置を提供する。 【解決手段】 第1と第2の光ファイバ3,4の接続端
面23同士を対向させて配置し、光軸に直交するY軸方向
には、光ファイバ接続端面対向部位にスポット光を照射
するスポット光源9と、スポット光収束レンズ7と、光
ファイバ観察装置5を配置する。光ファイバ観察装置5
によって光ファイバ3,4を観察してZ軸方向とX軸方
向の軸合わせを行うと共に、スポット光をスポット光収
束レンズ7を介して光ファイバ3,4の接続端面23の対
向部位に照射し、スポット光源9と接続端面対向部位と
のY軸方向の距離に応じて形状が変化する非点的結像を
光ファイバ観察装置5に結像させ、第1の光ファイバ3
側と第2の光ファイバ4側の非点的結像が一致するよう
に光ファイバを移動させてY軸方向の軸合わせを行う。
に、かつ、正確に軸合わせできる光ファイバの軸合わせ
方法と軸合わせ用観測装置を提供する。 【解決手段】 第1と第2の光ファイバ3,4の接続端
面23同士を対向させて配置し、光軸に直交するY軸方向
には、光ファイバ接続端面対向部位にスポット光を照射
するスポット光源9と、スポット光収束レンズ7と、光
ファイバ観察装置5を配置する。光ファイバ観察装置5
によって光ファイバ3,4を観察してZ軸方向とX軸方
向の軸合わせを行うと共に、スポット光をスポット光収
束レンズ7を介して光ファイバ3,4の接続端面23の対
向部位に照射し、スポット光源9と接続端面対向部位と
のY軸方向の距離に応じて形状が変化する非点的結像を
光ファイバ観察装置5に結像させ、第1の光ファイバ3
側と第2の光ファイバ4側の非点的結像が一致するよう
に光ファイバを移動させてY軸方向の軸合わせを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば接続用の光
ファイバ同士を対向配置してその光軸を合わせるときに
用いられる光ファイバの軸合わせ方法および光ファイバ
の軸合わせ用観測装置に関するものである。
ファイバ同士を対向配置してその光軸を合わせるときに
用いられる光ファイバの軸合わせ方法および光ファイバ
の軸合わせ用観測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、周知の如く、コアの周り
をクラッドで覆って形成されており、シングルモード光
ファイバを例にとれば、図14に示すように、空気とクラ
ッド25間で約40%、クラッド25とコア24間で約0.3 %の
比屈折差を有している。
をクラッドで覆って形成されており、シングルモード光
ファイバを例にとれば、図14に示すように、空気とクラ
ッド25間で約40%、クラッド25とコア24間で約0.3 %の
比屈折差を有している。
【0003】また、光ファイバは、光を透過させるため
に、例えば図15の(a)に示すように、光ファイバの側
方から平行光(透過光)を照射すると、光ファイバ自体
が円柱レンズとして機能するようになり、空気とクラッ
ド25との屈折率の差および、クラッド25とコア24との屈
折率の差により、光ファイバ断面を通過する光は光ファ
イバの中心方向に曲げられ、その結果、光線の粗の部分
と密の部分とその他の部分とにコントラストが生じ、同
図の(b)に示すような画像(透過光画像)が形成され
る。そしてこの画像の計測ラインでコントラストの輝度
レベルを計測すると、同図の(c)に示す特性を得るこ
とができる。
に、例えば図15の(a)に示すように、光ファイバの側
方から平行光(透過光)を照射すると、光ファイバ自体
が円柱レンズとして機能するようになり、空気とクラッ
ド25との屈折率の差および、クラッド25とコア24との屈
折率の差により、光ファイバ断面を通過する光は光ファ
イバの中心方向に曲げられ、その結果、光線の粗の部分
と密の部分とその他の部分とにコントラストが生じ、同
図の(b)に示すような画像(透過光画像)が形成され
る。そしてこの画像の計測ラインでコントラストの輝度
レベルを計測すると、同図の(c)に示す特性を得るこ
とができる。
【0004】図16には、図15の(c)に示した輝度レベ
ルの拡大図が示されており、図16の特性線によって、空
気とクラッド25との境界(ファイバ境界)やクラッド25
とコア24との境界(コア境界)を検出することが可能で
あり、この特性データを利用して、光ファイバ同士の接
続の際の光軸合わせや接続による伝送ロスの推定等が行
われている。
ルの拡大図が示されており、図16の特性線によって、空
気とクラッド25との境界(ファイバ境界)やクラッド25
とコア24との境界(コア境界)を検出することが可能で
あり、この特性データを利用して、光ファイバ同士の接
続の際の光軸合わせや接続による伝送ロスの推定等が行
われている。
【0005】上記光軸合わせ(軸合わせ)は、例えば図
17の(a),(b)に示すように、第1の光ファイバ3
と第2の光ファイバ4をその接続端面23同士を対向させ
て配置し、第1と第2の光ファイバ3,4の接続端面対
向部位を、第1、第2の光ファイバ3,4の光軸Z軸方
向に直交するX軸とY軸の2方向からの透過光を用いて
観察することにより行われていた。
17の(a),(b)に示すように、第1の光ファイバ3
と第2の光ファイバ4をその接続端面23同士を対向させ
て配置し、第1と第2の光ファイバ3,4の接続端面対
向部位を、第1、第2の光ファイバ3,4の光軸Z軸方
向に直交するX軸とY軸の2方向からの透過光を用いて
観察することにより行われていた。
【0006】すなわち、同図の(a)に示すものは、X
軸方向およびY軸方向から透過光を照射する透過光源20
a,20bをそれぞれ配置し、各透過光源20a,20bに対
して第1、第2の光ファイバ3,4を挟んだ反対側には
光ファイバ観察装置5a,5bを配置し、透過光源20a
からの透過光により形成される第1、第2の光ファイバ
3,4の画像を光ファイバ観察装置5aによって観察
し、一方、透過光源20bからの透過光によって映し出さ
れる第1、第2の光ファイバ3,4の画像を光ファイバ
観察装置5bによって観察する。なお、各光ファイバ観
察装置5a,5bは、それぞれ、顕微鏡2a,2bとテ
レビカメラ1a,1bを備えた装置とし、これらの光フ
ァイバ観察装置5a,5bによって観察される第1、第
2の光ファイバ3,4の画像を利用して、第1の光ファ
イバ3と第2の光ファイバ4との軸合わせを行うもので
ある。
軸方向およびY軸方向から透過光を照射する透過光源20
a,20bをそれぞれ配置し、各透過光源20a,20bに対
して第1、第2の光ファイバ3,4を挟んだ反対側には
光ファイバ観察装置5a,5bを配置し、透過光源20a
からの透過光により形成される第1、第2の光ファイバ
3,4の画像を光ファイバ観察装置5aによって観察
し、一方、透過光源20bからの透過光によって映し出さ
れる第1、第2の光ファイバ3,4の画像を光ファイバ
観察装置5bによって観察する。なお、各光ファイバ観
察装置5a,5bは、それぞれ、顕微鏡2a,2bとテ
レビカメラ1a,1bを備えた装置とし、これらの光フ
ァイバ観察装置5a,5bによって観察される第1、第
2の光ファイバ3,4の画像を利用して、第1の光ファ
イバ3と第2の光ファイバ4との軸合わせを行うもので
ある。
【0007】一方、同図の(b)に示すものは、同図の
(a)に示したものと同様に透過光源20a,20bをそれ
ぞれ配置し、透過光源20aから第1、第2の光ファイバ
3,4に照射される光をミラー29によって反射して、透
過光源20a,20bによる光ファイバ3,4の透過光画像
を1つの光ファイバ観察装置5により観察を行うもので
あり、光ファイバ観察装置5により観察される画像を利
用して第1の光ファイバ3と第2の光ファイバ4との光
軸合わせが行われる。
(a)に示したものと同様に透過光源20a,20bをそれ
ぞれ配置し、透過光源20aから第1、第2の光ファイバ
3,4に照射される光をミラー29によって反射して、透
過光源20a,20bによる光ファイバ3,4の透過光画像
を1つの光ファイバ観察装置5により観察を行うもので
あり、光ファイバ観察装置5により観察される画像を利
用して第1の光ファイバ3と第2の光ファイバ4との光
軸合わせが行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバの軸合わせ方法によれば、図17に示したよう
に、X軸方向から透過光を照射する透過光源20aとY軸
方向から透過光を照射する透過光源20bとを配置し、こ
れら2方向からの透過光によって形成される画像を観察
するための光ファイバ観察装置5(図17の(a)に示す
ものにおいては5a,5b)を、各透過光源20a,20b
に対して正確に位置合わせして配置固定する必要があ
り、さらに、同図の(b)に示すものは、ミラー29の角
度等も精度良く配置固定する必要があり、このように、
透過光源20a,20bおよび光ファイバ観察装置5,5
a,5b、ミラー29を精度良く配置固定して光ファイバ
の軸合わせを行う操作は非常に大変であった。また、こ
の軸合わせのための光ファイバの軸合わせ用観測装置を
作製する際には、その設計および製造が非常に困難であ
るといった問題があった。
光ファイバの軸合わせ方法によれば、図17に示したよう
に、X軸方向から透過光を照射する透過光源20aとY軸
方向から透過光を照射する透過光源20bとを配置し、こ
れら2方向からの透過光によって形成される画像を観察
するための光ファイバ観察装置5(図17の(a)に示す
ものにおいては5a,5b)を、各透過光源20a,20b
に対して正確に位置合わせして配置固定する必要があ
り、さらに、同図の(b)に示すものは、ミラー29の角
度等も精度良く配置固定する必要があり、このように、
透過光源20a,20bおよび光ファイバ観察装置5,5
a,5b、ミラー29を精度良く配置固定して光ファイバ
の軸合わせを行う操作は非常に大変であった。また、こ
の軸合わせのための光ファイバの軸合わせ用観測装置を
作製する際には、その設計および製造が非常に困難であ
るといった問題があった。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、容易に、かつ、精度
良く光ファイバの軸合わせを行うことが可能な光ファイ
バの軸合わせ方法および、設計、製造が容易な光ファイ
バの軸合わせ用観測装置を提供することにある。
なされたものであり、その目的は、容易に、かつ、精度
良く光ファイバの軸合わせを行うことが可能な光ファイ
バの軸合わせ方法および、設計、製造が容易な光ファイ
バの軸合わせ用観測装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本発明の光ファイバの軸
合わせ方法は、第1の光ファイバと第2の光ファイバを
その接続端面同士を対向させて配置し該第1と第2の光
ファイバの軸合わせを行う光ファイバの軸合わせ方法で
あって、第1と第2の光ファイバの接続端面対向部位に
該光ファイバの光軸と直交するY軸方向からスポット光
を照射するスポット光源を前記接続端面対向部位に対し
て間隔を介して配置し、該スポット光源と前記接続端面
対向部位との間にはスポット光収束レンズを配置し、さ
らに、スポット光源に対して光ファイバを挟んだ反対側
には光ファイバ観察装置を配置し、該光ファイバ観察装
置によって前記接続端面対向部位をY軸方向から観察し
て、第1と第2の光ファイバの光軸Z軸方向と、該光軸
Z軸方向および前記Y軸方向に直交するX軸方向の軸合
わせを行うと共に、スポット光源からのスポット光を前
記スポット光収束レンズを介して前記接続端面対向部位
に照射し、該スポット光源と接続端面対向部位とのY軸
方向の距離に応じて形状が連続的に変化する非点的結像
を前記光ファイバ観察装置に結像させ、該光ファイバ観
察装置によって観測される接続端面対向部位の第1の光
ファイバ側の非点的結像と第2の光ファイバ側の非点的
結像とが一致するように第1と第2の光ファイバの少な
くとも一方側をY軸方向に相対移動させて第1の光ファ
イバ接続端面と第2の光ファイバ接続端面のY軸方向の
軸合わせを行うことを特徴として構成されている。
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本発明の光ファイバの軸
合わせ方法は、第1の光ファイバと第2の光ファイバを
その接続端面同士を対向させて配置し該第1と第2の光
ファイバの軸合わせを行う光ファイバの軸合わせ方法で
あって、第1と第2の光ファイバの接続端面対向部位に
該光ファイバの光軸と直交するY軸方向からスポット光
を照射するスポット光源を前記接続端面対向部位に対し
て間隔を介して配置し、該スポット光源と前記接続端面
対向部位との間にはスポット光収束レンズを配置し、さ
らに、スポット光源に対して光ファイバを挟んだ反対側
には光ファイバ観察装置を配置し、該光ファイバ観察装
置によって前記接続端面対向部位をY軸方向から観察し
て、第1と第2の光ファイバの光軸Z軸方向と、該光軸
Z軸方向および前記Y軸方向に直交するX軸方向の軸合
わせを行うと共に、スポット光源からのスポット光を前
記スポット光収束レンズを介して前記接続端面対向部位
に照射し、該スポット光源と接続端面対向部位とのY軸
方向の距離に応じて形状が連続的に変化する非点的結像
を前記光ファイバ観察装置に結像させ、該光ファイバ観
察装置によって観測される接続端面対向部位の第1の光
ファイバ側の非点的結像と第2の光ファイバ側の非点的
結像とが一致するように第1と第2の光ファイバの少な
くとも一方側をY軸方向に相対移動させて第1の光ファ
イバ接続端面と第2の光ファイバ接続端面のY軸方向の
軸合わせを行うことを特徴として構成されている。
【0011】また、本発明の光ファイバの軸合わせ用観
測装置は、第1の光ファイバと第2の光ファイバをその
接続端面同士を対向させて配置し該第1と第2の光ファ
イバの軸合わせを行う光ファイバの軸合わせ用観測装置
であって、第1と第2の光ファイバの光軸Z軸方向に直
交するY軸方向に該第1と第2の光ファイバと間隔を介
し第1と第2の光ファイバの接続端面対向部位に対して
Y軸方向からスポット光を照射するスポット光源が配置
されており、該スポット光源と前記接続端面対向部位と
の間にはスポット光収束レンズが配置され、さらに、ス
ポット光源に対して光ファイバを挟んだ反対側にはスポ
ット光源からのスポット光をスポット光収束レンズを介
して前記接続端面対向部位に照射したときに該スポット
光源と接続端面対向部位とのY軸方向の距離に応じて形
状が連続的に変化する非点的結像と、第1および第2の
光ファイバの接続端面側のZ軸方向の位置と、これらの
接続端面側のZ軸およびY軸に直交するX軸方向の位置
を観察するための光ファイバ観察装置が設けられている
ことを特徴として構成されている。
測装置は、第1の光ファイバと第2の光ファイバをその
接続端面同士を対向させて配置し該第1と第2の光ファ
イバの軸合わせを行う光ファイバの軸合わせ用観測装置
であって、第1と第2の光ファイバの光軸Z軸方向に直
交するY軸方向に該第1と第2の光ファイバと間隔を介
し第1と第2の光ファイバの接続端面対向部位に対して
Y軸方向からスポット光を照射するスポット光源が配置
されており、該スポット光源と前記接続端面対向部位と
の間にはスポット光収束レンズが配置され、さらに、ス
ポット光源に対して光ファイバを挟んだ反対側にはスポ
ット光源からのスポット光をスポット光収束レンズを介
して前記接続端面対向部位に照射したときに該スポット
光源と接続端面対向部位とのY軸方向の距離に応じて形
状が連続的に変化する非点的結像と、第1および第2の
光ファイバの接続端面側のZ軸方向の位置と、これらの
接続端面側のZ軸およびY軸に直交するX軸方向の位置
を観察するための光ファイバ観察装置が設けられている
ことを特徴として構成されている。
【0012】上記構成の本発明において、スポット光源
から第1と第2の光ファイバの接続端面対向部位に光フ
ァイバの光軸と直交するY軸方向から照射されるスポッ
ト光によって、光ファイバ観察装置には前記接続端面対
向部位の非点的結像が結像される。この非点的結像は、
スポット光源と接続端面対向部位とのY軸方向の距離に
応じて形状が連続的に変化するものであるために、接続
端面対向部位の第1の光ファイバ側の非点的結合と第2
の光ファイバ側の非点的結像の形状を観察すれば、第
1、第2の各光ファイバのスポット光源とのY軸方向の
距離が把握可能となる。また、光ファイバ観察装置によ
るY軸方向からの光ファイバ観察によって、第1、第2
の光ファイバのX軸方向および光軸Z軸方向の位置は把
握される。
から第1と第2の光ファイバの接続端面対向部位に光フ
ァイバの光軸と直交するY軸方向から照射されるスポッ
ト光によって、光ファイバ観察装置には前記接続端面対
向部位の非点的結像が結像される。この非点的結像は、
スポット光源と接続端面対向部位とのY軸方向の距離に
応じて形状が連続的に変化するものであるために、接続
端面対向部位の第1の光ファイバ側の非点的結合と第2
の光ファイバ側の非点的結像の形状を観察すれば、第
1、第2の各光ファイバのスポット光源とのY軸方向の
距離が把握可能となる。また、光ファイバ観察装置によ
るY軸方向からの光ファイバ観察によって、第1、第2
の光ファイバのX軸方向および光軸Z軸方向の位置は把
握される。
【0013】そのため、光ファイバ観察装置によって観
察される光軸Z軸方向とX軸方向の位置に基づいてこれ
らの方向の軸合わせを行うとともに、非点的結像を利用
して、接続端面対向部位の第1の光ファイバ側の非点的
結像と第2の光ファイバ側の非点的結像とが一致するよ
うに第1と第2の光ファイバの少なくとも一方側をY軸
方向に相対移動させることにより、Y軸方向の軸合わせ
を行うことができるようになり、したがって、X,Y,
Z軸方向の軸合わせを1方向からの光を用いて行うこと
が可能となる。
察される光軸Z軸方向とX軸方向の位置に基づいてこれ
らの方向の軸合わせを行うとともに、非点的結像を利用
して、接続端面対向部位の第1の光ファイバ側の非点的
結像と第2の光ファイバ側の非点的結像とが一致するよ
うに第1と第2の光ファイバの少なくとも一方側をY軸
方向に相対移動させることにより、Y軸方向の軸合わせ
を行うことができるようになり、したがって、X,Y,
Z軸方向の軸合わせを1方向からの光を用いて行うこと
が可能となる。
【0014】このように、本発明においては、スポット
光源から照射される1方向からの光を利用して光ファイ
バ観察装置によって、第1と第2の光ファイバの接続端
面部位をX,Y,Zの3軸方向について観察できるため
に、この観察系の形成が容易となり、観察系を用いた光
ファイバの軸合わせが光ファイバの軸合わせが容易に可
能となるし、観察系を形成する光ファイバの軸合わせ用
観測装置の設計および製造も容易となり、上記課題が解
決される。
光源から照射される1方向からの光を利用して光ファイ
バ観察装置によって、第1と第2の光ファイバの接続端
面部位をX,Y,Zの3軸方向について観察できるため
に、この観察系の形成が容易となり、観察系を用いた光
ファイバの軸合わせが光ファイバの軸合わせが容易に可
能となるし、観察系を形成する光ファイバの軸合わせ用
観測装置の設計および製造も容易となり、上記課題が解
決される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。図1には、本発明に係る光ファイバ
の軸合わせ用観測装置の第1実施形態例が示されてい
る。
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。図1には、本発明に係る光ファイバ
の軸合わせ用観測装置の第1実施形態例が示されてい
る。
【0016】同図において、第1の光ファイバ3と第2
の光ファイバ4とはその接続端面23同士を対向させて配
置されており、この第1と第2の光ファイバ3,4と間
隔を介し、第1と第2の光ファイバ3,4の接続端面対
向部位に対してY軸方向からスポット光を照射するスポ
ット光源9を二次元アレイ状に配設した光源アレイ8が
配置されている。なお、スポット光源9は、第1、第2
の光ファイバ3,4に対して透過光を照射する透過光源
としても機能する。また、光源アレイ8と前記接続端面
対向部位との間には、スポット光収束レンズ7をアレイ
状に配設したレンズアレイ6が配置されており、スポッ
ト光源9に対して第1、第2の光ファイバ3,4を挟ん
だ反対側には光ファイバ観察装置5が配置されている。
の光ファイバ4とはその接続端面23同士を対向させて配
置されており、この第1と第2の光ファイバ3,4と間
隔を介し、第1と第2の光ファイバ3,4の接続端面対
向部位に対してY軸方向からスポット光を照射するスポ
ット光源9を二次元アレイ状に配設した光源アレイ8が
配置されている。なお、スポット光源9は、第1、第2
の光ファイバ3,4に対して透過光を照射する透過光源
としても機能する。また、光源アレイ8と前記接続端面
対向部位との間には、スポット光収束レンズ7をアレイ
状に配設したレンズアレイ6が配置されており、スポッ
ト光源9に対して第1、第2の光ファイバ3,4を挟ん
だ反対側には光ファイバ観察装置5が配置されている。
【0017】この光ファイバ観察装置5は、従来の光フ
ァイバ観察装置5と同様に、顕微鏡2とテレビカメラ1
とを備えて構成されており、光ファイバ観察装置5に
は、図示されていない画像処理装置が接続されている。
本実施形態例では、光ファイバ観察装置5は、スポット
光源9からのスポット光がスポット光収束レンズ7を介
して第1、第2の光ファイバの接続端面対向部位に照射
されたときに、スポット光源9と接続端面対向部位との
Y軸方向の距離に応じて形状が連続的に変化する非点的
結像を観察し、スポット光源9からの透過光が第1およ
び第2光ファイバ3,4に照射されたときに、その接続
端面23側のZ軸方向の位置と、X軸方向の位置とを観察
するための装置と成している。
ァイバ観察装置5と同様に、顕微鏡2とテレビカメラ1
とを備えて構成されており、光ファイバ観察装置5に
は、図示されていない画像処理装置が接続されている。
本実施形態例では、光ファイバ観察装置5は、スポット
光源9からのスポット光がスポット光収束レンズ7を介
して第1、第2の光ファイバの接続端面対向部位に照射
されたときに、スポット光源9と接続端面対向部位との
Y軸方向の距離に応じて形状が連続的に変化する非点的
結像を観察し、スポット光源9からの透過光が第1およ
び第2光ファイバ3,4に照射されたときに、その接続
端面23側のZ軸方向の位置と、X軸方向の位置とを観察
するための装置と成している。
【0018】なお、光ファイバ観察装置5のテレビカメ
ラ1は、図2に示すように、二次元アレイ状に配設され
た複数の画素10を有しており、光ファイバ観察装置5に
結像される非点的結像11は、その形状が円形状で大きさ
が最も小さい場合にも、4画素以上となるように、光フ
ァイバ観察装置5、スポット光収束レンズ7、スポット
光源9の相対位置が定められて構成されている。
ラ1は、図2に示すように、二次元アレイ状に配設され
た複数の画素10を有しており、光ファイバ観察装置5に
結像される非点的結像11は、その形状が円形状で大きさ
が最も小さい場合にも、4画素以上となるように、光フ
ァイバ観察装置5、スポット光収束レンズ7、スポット
光源9の相対位置が定められて構成されている。
【0019】ところで、周知の如く、円柱レンズに、そ
の光軸と直交する方向からスポット光を照射した場合に
は非点収差が生じ、そのため、例えば図12の(a)に示
すように、スポット光をスポット光収束レンズ7を介し
て円柱レンズ26に照射した場合には、同図の(b)に示
すように、互いに垂直な2つの線焦点P1 ,P2 が生じ
る。そして、この2つの線焦点P1 ,P2 間において、
光のスポットパターンは連続的に変化し、この変化する
スポットパターンが非点的結像と呼ばれている。例えば
同図に示すように、各結像面28での非点的結像の形状
は、結像面28と円柱レンズ26との距離に応じ、結像面28
と円柱レンズ26との距離が遠くなるにつれてS2 ,
S0 ,S1 の形状に連続的に変化する。
の光軸と直交する方向からスポット光を照射した場合に
は非点収差が生じ、そのため、例えば図12の(a)に示
すように、スポット光をスポット光収束レンズ7を介し
て円柱レンズ26に照射した場合には、同図の(b)に示
すように、互いに垂直な2つの線焦点P1 ,P2 が生じ
る。そして、この2つの線焦点P1 ,P2 間において、
光のスポットパターンは連続的に変化し、この変化する
スポットパターンが非点的結像と呼ばれている。例えば
同図に示すように、各結像面28での非点的結像の形状
は、結像面28と円柱レンズ26との距離に応じ、結像面28
と円柱レンズ26との距離が遠くなるにつれてS2 ,
S0 ,S1 の形状に連続的に変化する。
【0020】そのため、例えば図13の(a)に示すよう
に、S0 の非点的結像(最小錯乱円)が形成されるとき
の円柱レンズ26と結像面28との距離をA0 として、この
位置を原点とし、スポット光収束レンズ7と結像面28の
距離をLに固定すると、同図の(b)に示すように、円
柱レンズ26が結像面28寄りにずれて、円柱レンズ26と結
像面28との距離A2 がA0 よりも小さくなったときに
は、結像面28にはS2 の非点的結像11が形成され、その
逆に、円柱レンズ26が結像面28から原点よりも遠ざか
り、円柱レンズ26と結像面28との距離A1 がA0 よりも
大きいときには、結像面28にS1 の非点的結像が形成さ
れる。
に、S0 の非点的結像(最小錯乱円)が形成されるとき
の円柱レンズ26と結像面28との距離をA0 として、この
位置を原点とし、スポット光収束レンズ7と結像面28の
距離をLに固定すると、同図の(b)に示すように、円
柱レンズ26が結像面28寄りにずれて、円柱レンズ26と結
像面28との距離A2 がA0 よりも小さくなったときに
は、結像面28にはS2 の非点的結像11が形成され、その
逆に、円柱レンズ26が結像面28から原点よりも遠ざか
り、円柱レンズ26と結像面28との距離A1 がA0 よりも
大きいときには、結像面28にS1 の非点的結像が形成さ
れる。
【0021】本出願人は、光ファイバが円柱レンズとし
ても機能することに着目し、前記円柱レンズと非点的結
像との関係を光ファイバの観察に適用することを考えて
本実施形態例を構成しており、図13に示した関係を図1
に示す構成の本発明に適用すると、光ファイバ観察装置
5の結像面(図1には図示せず)と第1、第2の光ファ
イバ3,4との距離に応じて非点的結像11が連続的に変
化することになり、言い換えれば、スポット光源9と第
1、第2の光ファイバ3,4の接続端面対向部位とのY
軸方向の距離の応じて非点的結像の形状が連続的に変化
することになる。そして、この非点的結像の形状を把握
することにより、スポット光源9と第1、第2の光ファ
イバ3,4の接続端面23側のY軸方向の距離の把握が光
ファイバ観察装置5を用いて行われることになる。
ても機能することに着目し、前記円柱レンズと非点的結
像との関係を光ファイバの観察に適用することを考えて
本実施形態例を構成しており、図13に示した関係を図1
に示す構成の本発明に適用すると、光ファイバ観察装置
5の結像面(図1には図示せず)と第1、第2の光ファ
イバ3,4との距離に応じて非点的結像11が連続的に変
化することになり、言い換えれば、スポット光源9と第
1、第2の光ファイバ3,4の接続端面対向部位とのY
軸方向の距離の応じて非点的結像の形状が連続的に変化
することになる。そして、この非点的結像の形状を把握
することにより、スポット光源9と第1、第2の光ファ
イバ3,4の接続端面23側のY軸方向の距離の把握が光
ファイバ観察装置5を用いて行われることになる。
【0022】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、次に、この装置を用いた光ファイバの軸合わせ方法
を説明する。まず、光源アレイ8の全発光エレメントを
発光させてスポット光源9からの透過光を第1、第2の
光ファイバ3,4の接続端面側に照射し、図3に示すよ
うな透過光画像13,14を得る。次に、光ファイバ観察装
置5による画像処理によって、透過光画像13,14の中心
を見つけ、この中心に向けて、光源アレイ8のスポット
光源9からのスポット光を照射する。この操作は、光源
アレイ8のうち、透過光画像13,14の中心に対応する位
置のスポット光源9を点灯し、それ以外の発光エレメン
トを消灯することにより行われる。
り、次に、この装置を用いた光ファイバの軸合わせ方法
を説明する。まず、光源アレイ8の全発光エレメントを
発光させてスポット光源9からの透過光を第1、第2の
光ファイバ3,4の接続端面側に照射し、図3に示すよ
うな透過光画像13,14を得る。次に、光ファイバ観察装
置5による画像処理によって、透過光画像13,14の中心
を見つけ、この中心に向けて、光源アレイ8のスポット
光源9からのスポット光を照射する。この操作は、光源
アレイ8のうち、透過光画像13,14の中心に対応する位
置のスポット光源9を点灯し、それ以外の発光エレメン
トを消灯することにより行われる。
【0023】そうすると、第1、第2の光ファイバ3,
4の接続端面対向部位が、Y軸方向に共に一致している
場合には、図4の(a)に示すように、第1の光ファイ
バ3側の非点的結像11aと第2の光ファイバ4側の非点
的結像11bとが一致することになり、一方、第1の光フ
ァイバ3の接続端面23側のY軸方向の位置と第2の光フ
ァイバ4の接続端面23側のY軸方向の位置とが異なる場
合には、同図の(b)に示すように、非点的結像11a,
11bの形状が異なることになる。
4の接続端面対向部位が、Y軸方向に共に一致している
場合には、図4の(a)に示すように、第1の光ファイ
バ3側の非点的結像11aと第2の光ファイバ4側の非点
的結像11bとが一致することになり、一方、第1の光フ
ァイバ3の接続端面23側のY軸方向の位置と第2の光フ
ァイバ4の接続端面23側のY軸方向の位置とが異なる場
合には、同図の(b)に示すように、非点的結像11a,
11bの形状が異なることになる。
【0024】そこで、接続端面対向部位の第1の光ファ
イバ3側の非点的結像11aと第2の光ファイバ4側の非
点的結像11bとが一致するように、第1と第2の光ファ
イバ3,4の少なくとも一方側をY軸方向に移動させ
て、第1の光ファイバ3の接続端面23と第2光ファイバ
4の接続端面23のY軸方向の軸合わせを行う。
イバ3側の非点的結像11aと第2の光ファイバ4側の非
点的結像11bとが一致するように、第1と第2の光ファ
イバ3,4の少なくとも一方側をY軸方向に移動させ
て、第1の光ファイバ3の接続端面23と第2光ファイバ
4の接続端面23のY軸方向の軸合わせを行う。
【0025】また、透過光画像13,14を利用して、第1
と第2の光ファイバ3,4の光軸Z軸方向と光軸Z軸方
向およびY軸方向に直交するX軸方向の軸合わせを、第
1、第2の光ファイバ3,4の少なくとも一方側の相対
移動によって行う。
と第2の光ファイバ3,4の光軸Z軸方向と光軸Z軸方
向およびY軸方向に直交するX軸方向の軸合わせを、第
1、第2の光ファイバ3,4の少なくとも一方側の相対
移動によって行う。
【0026】なお、この軸合わせのための光ファイバの
移動は、手動により行ってもよいし、例えば、前記画像
処理装置の画像信号に応じて第1と第2の光ファイバ
3,4の相対位置を把握して第1と第2の光ファイバ
3,4を自動的に相対移動させる移動機構を設け、この
移動機構によって第1と第2の光ファイバ3,4の少な
くとも一方側を自動的に相対移動させるようにしてもよ
い。
移動は、手動により行ってもよいし、例えば、前記画像
処理装置の画像信号に応じて第1と第2の光ファイバ
3,4の相対位置を把握して第1と第2の光ファイバ
3,4を自動的に相対移動させる移動機構を設け、この
移動機構によって第1と第2の光ファイバ3,4の少な
くとも一方側を自動的に相対移動させるようにしてもよ
い。
【0027】本実施形態例によれば、スポット光源9か
ら照射される1方向(Y軸方向)からの光(スポット光
と透過光)を利用して、上記の如く、第1と第2の光フ
ァイバ3,4の接続端面23についてそのX,Y,Zの3
軸方向の位置を観察することができるために、1方向か
らの光を利用して容易に、かつ、確実に光ファイバの軸
合わせを行うことができる。
ら照射される1方向(Y軸方向)からの光(スポット光
と透過光)を利用して、上記の如く、第1と第2の光フ
ァイバ3,4の接続端面23についてそのX,Y,Zの3
軸方向の位置を観察することができるために、1方向か
らの光を利用して容易に、かつ、確実に光ファイバの軸
合わせを行うことができる。
【0028】そして、このように、光源を1方向にのみ
設け、この光を収束するスポット光収束レンズ7の配置
と、光源に対して第1、第2の光ファイバ3,4を挟ん
だ反対側に光ファイバ観察装置5を配置するだけの簡単
な構成で光ファイバの軸合わせ用観測装置を形成するこ
とができるために、その設計および製造が非常に容易と
なり、装置のコストを安くすることもできるし、装置の
メンテナンス向上を図ることもできる。
設け、この光を収束するスポット光収束レンズ7の配置
と、光源に対して第1、第2の光ファイバ3,4を挟ん
だ反対側に光ファイバ観察装置5を配置するだけの簡単
な構成で光ファイバの軸合わせ用観測装置を形成するこ
とができるために、その設計および製造が非常に容易と
なり、装置のコストを安くすることもできるし、装置の
メンテナンス向上を図ることもできる。
【0029】図5には、本発明に係る光ファイバの軸合
わせ用観測装置の第2実施形態例が示されている。本実
施形態例は上記第1実施形態例とほぼ同様に構成されて
おり、本実施形態例が上記第1実施形態例と異なる特徴
的なことは、透過光源20を設け、この透過光源20からの
透過光を反射してスポット光源9からのスポット光およ
び透過光を透過するハーフミラー21を、スポット光収束
レンズ7と第1、第2の光ファイバ3,4との間に設け
たことである。
わせ用観測装置の第2実施形態例が示されている。本実
施形態例は上記第1実施形態例とほぼ同様に構成されて
おり、本実施形態例が上記第1実施形態例と異なる特徴
的なことは、透過光源20を設け、この透過光源20からの
透過光を反射してスポット光源9からのスポット光およ
び透過光を透過するハーフミラー21を、スポット光収束
レンズ7と第1、第2の光ファイバ3,4との間に設け
たことである。
【0030】なお、本実施形態例では、図6に示すよう
に、スポット光源9からのスポット光により形成される
非点的結像が最小錯乱円のときに、その非点的結像の大
きさがテレビカメラ1の複数の画素10のうち、4画素程
度あるいはそれ以下の小さい像となる。また、図5に示
す例においては、第1の光ファイバ3および第2の光フ
ァイバ4は、それぞれ四本ずつ並設されて被覆15,16に
よって覆われ、第1の光ファイバテープ18、第2の光フ
ァイバテープ19を形成している。
に、スポット光源9からのスポット光により形成される
非点的結像が最小錯乱円のときに、その非点的結像の大
きさがテレビカメラ1の複数の画素10のうち、4画素程
度あるいはそれ以下の小さい像となる。また、図5に示
す例においては、第1の光ファイバ3および第2の光フ
ァイバ4は、それぞれ四本ずつ並設されて被覆15,16に
よって覆われ、第1の光ファイバテープ18、第2の光フ
ァイバテープ19を形成している。
【0031】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、本実施形態例でも、上記第1実施形態例と同様に、
図7に示すような透過光画像13,14を得た後に、スポッ
ト光源9からのスポット光により、図8に示すような非
点的結像11a,11bを形成して上記第1実施形態例と同
様に第1、第2の光ファイバ3,4のY軸方向の位置を
把握し、第1の光ファイバ3と第2の光ファイバ4との
光軸合わせを行うが、本実施形態例では、光源アレイ8
の他に透過光源20が設けられているために、光源アレイ
8からの光のみでは十分な透過光画像13,14が得られな
い場合には、その補助用として透過光源20からの光を利
用し、より一層明確な透過光画像を得るようにする。
り、本実施形態例でも、上記第1実施形態例と同様に、
図7に示すような透過光画像13,14を得た後に、スポッ
ト光源9からのスポット光により、図8に示すような非
点的結像11a,11bを形成して上記第1実施形態例と同
様に第1、第2の光ファイバ3,4のY軸方向の位置を
把握し、第1の光ファイバ3と第2の光ファイバ4との
光軸合わせを行うが、本実施形態例では、光源アレイ8
の他に透過光源20が設けられているために、光源アレイ
8からの光のみでは十分な透過光画像13,14が得られな
い場合には、その補助用として透過光源20からの光を利
用し、より一層明確な透過光画像を得るようにする。
【0032】本実施形態例によれば、上記動作により、
上記第1実施形態例と同様の効果を奏することができ
る。
上記第1実施形態例と同様の効果を奏することができ
る。
【0033】図9には、本発明に係る光ファイバの軸合
わせ用観測装置の第3実施形態例が示されている。本実
施形態例は上記第2実施形態例とほぼ同様に構成されて
おり、本実施形態例が上記第2実施形態例と異なる特徴
的なことは、光ファイバ観察装置5のテレビカメラ1
を、Y軸を中心に第2実施形態例の状態から45°回転さ
せており、それに対応させて、光源アレイ8およびレン
ズアレイ6をY軸を中心に第2実施形態例の状態から45
°回転させたことである。
わせ用観測装置の第3実施形態例が示されている。本実
施形態例は上記第2実施形態例とほぼ同様に構成されて
おり、本実施形態例が上記第2実施形態例と異なる特徴
的なことは、光ファイバ観察装置5のテレビカメラ1
を、Y軸を中心に第2実施形態例の状態から45°回転さ
せており、それに対応させて、光源アレイ8およびレン
ズアレイ6をY軸を中心に第2実施形態例の状態から45
°回転させたことである。
【0034】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、本実施形態例でも上記第2実施形態例と同様の動作
により、同様の効果を奏することができる。
り、本実施形態例でも上記第2実施形態例と同様の動作
により、同様の効果を奏することができる。
【0035】また、本実施形態例では、光ファイバ観察
装置5のテレビカメラ1の撮像素子を方形に形成し、光
源アレイ8およびレンズアレイ6を第2実施形態例の状
態からY軸を中心として45°回転させているために、テ
レビカメラ1には、図10、図11に示すような透過光画像
13,14および非点的結像11が結像される。そして、非点
的結像11がテレビカメラ1の画素10に占める割合が小さ
くても、非点的画像11を前記S1 ,S2 の形状となるよ
うに第1、第2の光ファイバ3,4の少なくとも一方側
を相対移動させると、テレビカメラ1を用いての非点的
結像11の形状把握をより一層行い易くなり、それによ
り、第1の光ファイバ3の接続端面23側と第2の光ファ
イバ4の接続端面23側のY軸方向の位置合わせをより一
層正確に行うことができる。
装置5のテレビカメラ1の撮像素子を方形に形成し、光
源アレイ8およびレンズアレイ6を第2実施形態例の状
態からY軸を中心として45°回転させているために、テ
レビカメラ1には、図10、図11に示すような透過光画像
13,14および非点的結像11が結像される。そして、非点
的結像11がテレビカメラ1の画素10に占める割合が小さ
くても、非点的画像11を前記S1 ,S2 の形状となるよ
うに第1、第2の光ファイバ3,4の少なくとも一方側
を相対移動させると、テレビカメラ1を用いての非点的
結像11の形状把握をより一層行い易くなり、それによ
り、第1の光ファイバ3の接続端面23側と第2の光ファ
イバ4の接続端面23側のY軸方向の位置合わせをより一
層正確に行うことができる。
【0036】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、光ファイバ観察装置5はテレビカ
メラ1を有する構成とし、このテレビカメラ1の撮像素
子を正方形状に形成したが、テレビカメラ1の撮像素子
の形状は特に限定されるものではなく、適宜設定される
ものであり、例えば長方形状のものとしてもよい。な
お、撮像素子を長方形状に形成する場合には、画素10の
対角を第1、第2の光ファイバの光軸Z軸方向と垂直又
は水平に合わせて、テレビカメラ1を有する光ファイバ
観察装置5およびレンズアレイ6、光源アレイ8を配置
すると、上記第3実施形態例と同様に、前記S1 又はS
2 形状の非点的結像11を観察し易くなる。
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、光ファイバ観察装置5はテレビカ
メラ1を有する構成とし、このテレビカメラ1の撮像素
子を正方形状に形成したが、テレビカメラ1の撮像素子
の形状は特に限定されるものではなく、適宜設定される
ものであり、例えば長方形状のものとしてもよい。な
お、撮像素子を長方形状に形成する場合には、画素10の
対角を第1、第2の光ファイバの光軸Z軸方向と垂直又
は水平に合わせて、テレビカメラ1を有する光ファイバ
観察装置5およびレンズアレイ6、光源アレイ8を配置
すると、上記第3実施形態例と同様に、前記S1 又はS
2 形状の非点的結像11を観察し易くなる。
【0037】また、上記実施形態例では、光ファイバ観
察装置5は顕微鏡2とテレビカメラ1とを備えた構成と
したが、光ファイバ観察装置5は必ずしも顕微鏡2とテ
レビカメラ1を備えた構成とするとは限らず、第1、第
2の光ファイバ3,4の透過光画像13,14および非点的
結像11を観察できる装置であればその装置構成は適宜設
定されるものである。
察装置5は顕微鏡2とテレビカメラ1とを備えた構成と
したが、光ファイバ観察装置5は必ずしも顕微鏡2とテ
レビカメラ1を備えた構成とするとは限らず、第1、第
2の光ファイバ3,4の透過光画像13,14および非点的
結像11を観察できる装置であればその装置構成は適宜設
定されるものである。
【0038】さらに、上記実施形態例では、1本の第1
の光ファイバ3と第2の光ファイバ4とを軸合わせする
場合および、4本の第1の光ファイバ3と4本の第2の
光ファイバ4とを軸合わせする場合について述べたが、
本発明の光ファイバの軸合わせ方法および光ファイバの
軸合わせ用観測装置を用いて観測又は軸合わせされる光
ファイバの本数は特に限定されるものではなく、適宜設
定されるものである。
の光ファイバ3と第2の光ファイバ4とを軸合わせする
場合および、4本の第1の光ファイバ3と4本の第2の
光ファイバ4とを軸合わせする場合について述べたが、
本発明の光ファイバの軸合わせ方法および光ファイバの
軸合わせ用観測装置を用いて観測又は軸合わせされる光
ファイバの本数は特に限定されるものではなく、適宜設
定されるものである。
【0039】さらに、本発明の光ファイバの軸合わせ用
観測装置は、上記実施形態例のように、必ずしも第1の
光ファイバ3と第2の光ファイバ4とを軸合わせして接
続するときにのみ用いられるとは限らず、例えば融着接
続した第1の光ファイバと第2の光ファイバとの軸合わ
せが正確に行われたか否かを確認する際にも用いること
ができる。
観測装置は、上記実施形態例のように、必ずしも第1の
光ファイバ3と第2の光ファイバ4とを軸合わせして接
続するときにのみ用いられるとは限らず、例えば融着接
続した第1の光ファイバと第2の光ファイバとの軸合わ
せが正確に行われたか否かを確認する際にも用いること
ができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の光ファイバの軸合わせ方法によ
れば、スポット光源に対して光ファイバを挟んだ反対側
に配置する光ファイバ観察装置によって、第1と第2の
光ファイバの接続端面対向部位をY軸方向から観察する
と共に、スポット光源からのスポット光をスポット光収
束レンズを介して前記接続端面対向部位に照射すること
により、スポット光源と接続端面対向部位とのY軸方向
の距離に応じて形状が連続的に変化する非点的結像を光
ファイバ観察装置に結像されるようにしたものであるか
ら、光ファイバ観察装置によるY軸方向からの観察によ
って、第1と第2の光ファイバの接続端面のX軸方向お
よびZ軸方向の位置を把握できると共に、非点的結像を
観測することによりY軸方向の位置も把握することがで
きる。
れば、スポット光源に対して光ファイバを挟んだ反対側
に配置する光ファイバ観察装置によって、第1と第2の
光ファイバの接続端面対向部位をY軸方向から観察する
と共に、スポット光源からのスポット光をスポット光収
束レンズを介して前記接続端面対向部位に照射すること
により、スポット光源と接続端面対向部位とのY軸方向
の距離に応じて形状が連続的に変化する非点的結像を光
ファイバ観察装置に結像されるようにしたものであるか
ら、光ファイバ観察装置によるY軸方向からの観察によ
って、第1と第2の光ファイバの接続端面のX軸方向お
よびZ軸方向の位置を把握できると共に、非点的結像を
観測することによりY軸方向の位置も把握することがで
きる。
【0041】そして、第1と第2の光ファイバの光軸Z
軸方向とX軸方向の軸合わせを行うと共に、接続端面対
向部位の第1の光ファイバ側の非点的結像と第2の光フ
ァイバ側の非点的結像とが一致するように、第1と第2
の光ファイバの少なくとも一方側をY軸方向に相対移動
させることにより、第1の光ファイバ接続端面と第2の
光ファイバ接続端面のY軸方向の軸合わせも同時に正確
に行うことが可能となり、1方向からの照射光を利用し
てX,Y,Zの3軸方向の軸合わせを容易に、かつ、正
確に行うことできる。
軸方向とX軸方向の軸合わせを行うと共に、接続端面対
向部位の第1の光ファイバ側の非点的結像と第2の光フ
ァイバ側の非点的結像とが一致するように、第1と第2
の光ファイバの少なくとも一方側をY軸方向に相対移動
させることにより、第1の光ファイバ接続端面と第2の
光ファイバ接続端面のY軸方向の軸合わせも同時に正確
に行うことが可能となり、1方向からの照射光を利用し
てX,Y,Zの3軸方向の軸合わせを容易に、かつ、正
確に行うことできる。
【0042】また、本発明の光ファイバの軸合わせ用観
測装置によれば、前記の如く、1方向からの光を利用し
て、第1、第2の光ファイバをX,Y,Zの3軸方向か
ら観測できる装置であるために、従来の装置のように、
光源を2方向に設け、各光源からの光による光ファイバ
の画像を観察するための光ファイバ観察装置をこれらの
光源に対して位置合わせして形成する場合と異なり、装
置の設計および製造を容易とすることができるし、この
装置を用いての光ファイバの観察も正確に行うことがで
きるし、装置のメンテナンスも向上させることができ
る。
測装置によれば、前記の如く、1方向からの光を利用し
て、第1、第2の光ファイバをX,Y,Zの3軸方向か
ら観測できる装置であるために、従来の装置のように、
光源を2方向に設け、各光源からの光による光ファイバ
の画像を観察するための光ファイバ観察装置をこれらの
光源に対して位置合わせして形成する場合と異なり、装
置の設計および製造を容易とすることができるし、この
装置を用いての光ファイバの観察も正確に行うことがで
きるし、装置のメンテナンスも向上させることができ
る。
【図1】本発明に係る光ファイバの軸合わせ用観測装置
の第1実施形態例を示す要部構成図である。
の第1実施形態例を示す要部構成図である。
【図2】上記実施形態例の装置によって観測される光フ
ァイバの非点的結像の一例がテレビカメラの画素に占め
る割合を示す説明図である。
ァイバの非点的結像の一例がテレビカメラの画素に占め
る割合を示す説明図である。
【図3】上記実施形態例の観測装置によって観察される
光ファイバの透過光画像の一例を示す説明図である。
光ファイバの透過光画像の一例を示す説明図である。
【図4】上記実施形態例の観測装置によって観測される
光ファイバの非点的結像の例を示す説明図である。
光ファイバの非点的結像の例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る光ファイバの軸合わせ用観測装置
の第2実施形態例を示す要部構成図である。
の第2実施形態例を示す要部構成図である。
【図6】上記第2実施形態例の観測装置の非点的結像の
一例がテレビカメラの画素に占める割合を示す説明図で
ある。
一例がテレビカメラの画素に占める割合を示す説明図で
ある。
【図7】上記第2実施形態例の観測装置によって観測さ
れる光ファイバの透過光画像の一例を示す説明図であ
る。
れる光ファイバの透過光画像の一例を示す説明図であ
る。
【図8】上記第2実施形態例の観測装置によって観測さ
れる光ファイバの非点的結像の一例を示す説明図であ
る。
れる光ファイバの非点的結像の一例を示す説明図であ
る。
【図9】本発明に係る光ファイバの軸合わせ用観測装置
の第3実施形態例を示す要部構成図である。
の第3実施形態例を示す要部構成図である。
【図10】上記第3実施形態例の観測装置によって観測さ
れる光ファイバの非点的結像がテレビカメラの画素に占
める割合を示す説明図である。
れる光ファイバの非点的結像がテレビカメラの画素に占
める割合を示す説明図である。
【図11】上記第3実施形態例の観測装置によって観測さ
れる光の非点的結像の例を示す説明図である。
れる光の非点的結像の例を示す説明図である。
【図12】非点的結像の形成原理を示す説明図である。
【図13】非点的結像を形成するためのスポット光収束レ
ンズ7と結像面28との距離を一定にし、円柱レンズ26の
位置を変えたときの非点的結像の形状の違いを示す説明
図である。
ンズ7と結像面28との距離を一定にし、円柱レンズ26の
位置を変えたときの非点的結像の形状の違いを示す説明
図である。
【図14】一般的な光ファイバの比屈折差の説明図であ
る。
る。
【図15】光ファイバに平行光(透過光)を照射したとき
の透過像画像およびその輝度レベルを示す説明図であ
る。
の透過像画像およびその輝度レベルを示す説明図であ
る。
【図16】図15の(c)に示した輝度レベルの拡大図であ
る。
る。
【図17】従来の光ファイバの軸合わせ方法を示す説明図
である。
である。
3 第1の光ファイバ 4 第2の光ファイバ 5,5a,5b 光ファイバ観察装置 7 スポット光収束レンズ 8 光源アレイ 9 スポット光源 11, 11a,11b 非点的結像
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の光ファイバと第2の光ファイバを
その接続端面同士を対向させて配置し該第1と第2の光
ファイバの軸合わせを行う光ファイバの軸合わせ方法で
あって、第1と第2の光ファイバの接続端面対向部位に
該光ファイバの光軸と直交するY軸方向からスポット光
を照射するスポット光源を前記接続端面対向部位に対し
て間隔を介して配置し、該スポット光源と前記接続端面
対向部位との間にはスポット光収束レンズを配置し、さ
らに、スポット光源に対して光ファイバを挟んだ反対側
には光ファイバ観察装置を配置し、該光ファイバ観察装
置によって前記接続端面対向部位をY軸方向から観察し
て、第1と第2の光ファイバの光軸Z軸方向と、該光軸
Z軸方向および前記Y軸方向に直交するX軸方向の軸合
わせを行うと共に、スポット光源からのスポット光を前
記スポット光収束レンズを介して前記接続端面対向部位
に照射し、該スポット光源と接続端面対向部位とのY軸
方向の距離に応じて形状が連続的に変化する非点的結像
を前記光ファイバ観察装置に結像させ、該光ファイバ観
察装置によって観測される接続端面対向部位の第1の光
ファイバ側の非点的結像と第2の光ファイバ側の非点的
結像とが一致するように第1と第2の光ファイバの少な
くとも一方側をY軸方向に相対移動させて第1の光ファ
イバ接続端面と第2の光ファイバ接続端面のY軸方向の
軸合わせを行うことを特徴とする光ファイバの軸合わせ
方法。 - 【請求項2】 第1の光ファイバと第2の光ファイバを
その接続端面同士を対向させて配置し該第1と第2の光
ファイバの軸合わせを行う光ファイバの軸合わせ用観測
装置であって、第1と第2の光ファイバの光軸Z軸方向
に直交するY軸方向に該第1と第2の光ファイバと間隔
を介し第1と第2の光ファイバの接続端面対向部位に対
してY軸方向からスポット光を照射するスポット光源が
配置されており、該スポット光源と前記接続端面対向部
位との間にはスポット光収束レンズが配置され、さら
に、スポット光源に対して光ファイバを挟んだ反対側に
はスポット光源からのスポット光をスポット光収束レン
ズを介して前記接続端面対向部位に照射したときに該ス
ポット光源と接続端面対向部位とのY軸方向の距離に応
じて形状が連続的に変化する非点的結像と、第1および
第2の光ファイバの接続端面側のZ軸方向の位置と、こ
れらの接続端面側のZ軸およびY軸に直交するX軸方向
の位置を観察するための光ファイバ観察装置が設けられ
ていることを特徴とする光ファイバの軸合わせ用観測装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076796A JPH09325231A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 光ファイバの軸合わせ方法および光ファイバの軸合わせ用観測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076796A JPH09325231A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 光ファイバの軸合わせ方法および光ファイバの軸合わせ用観測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325231A true JPH09325231A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15722023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16076796A Pending JPH09325231A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 光ファイバの軸合わせ方法および光ファイバの軸合わせ用観測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325231A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0985943A2 (en) * | 1998-09-09 | 2000-03-15 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of making an optical fiber array, and apparatus for making an optical fiber array |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP16076796A patent/JPH09325231A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0985943A2 (en) * | 1998-09-09 | 2000-03-15 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of making an optical fiber array, and apparatus for making an optical fiber array |
EP0985943A3 (en) * | 1998-09-09 | 2001-11-07 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of making an optical fiber array, and apparatus for making an optical fiber array |
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