JP2008145605A - レーザ照射装置及び加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ある程度の規則性を持って近接して分布する複数のパターンの加工に適したレーザ照射装置を提供する。
【解決手段】 ステージが、照射対象物を保持する。分岐光学系が、1本のレーザビームを、進行方向が相互に平行な複数のレーザビームに分岐させる。また、分岐光学系は、分岐後の複数のレーザビームの間隔を変化させることができる。集光光学系が、分岐光学系によって分岐された分岐後のレーザビームの各々を、ステージに保持された照射対象物の表面上に集光させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 ステージが、照射対象物を保持する。分岐光学系が、1本のレーザビームを、進行方向が相互に平行な複数のレーザビームに分岐させる。また、分岐光学系は、分岐後の複数のレーザビームの間隔を変化させることができる。集光光学系が、分岐光学系によって分岐された分岐後のレーザビームの各々を、ステージに保持された照射対象物の表面上に集光させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、レーザ照射装置に関し、特に1本のレーザビームを複数のレーザビームに分岐させて、分岐後の複数のレーザビームを被照射物に入射させるレーザ照射装置に関する。
図6に、液晶表示装置のバックライト用導光板の平面図を示す。長方形の導光板101の1つの頂点に点光源100が取り付けられている。導光板101の表面に、凹凸パターン102が形成されている。凹凸パターン102は、点光源100が取り付けられている頂点を中心とする同心円の円周に沿って、円周方向に離散的に配置される。点光源100が取り付けられている頂点から離れるに従って、同心円を構成する各円の半径の増分が小さくなる。すなわち、点光源100から離れるに従って、凹凸パターン102の分布が密になる。
点光源100から放射された光が、導光板101内を伝搬し、凹凸パターン102で散乱されることにより、導光板101の表面から外部に光が放射される。点光源100から離れるに従って凹凸パターン102の分布を密にすることにより、導光板101の表面内に関して、明るさを、均一に近づけることができる。
凹凸パターン102は、例えばレーザビームを入射させて導光板101の表層部を除去することにより形成される。凹凸パターン102の形成時間を短くするために、複数本のレーザビームを用いて加工を行うことが好ましい。下記の特許文献1に、1本のレーザビームを4本のレーザビームに分割して加工を行う装置が開示されている。
特許文献1に開示された装置では、分割後の4本のレーザビームの各々を、ガルバノスキャナで走査し、その後、fθレンズで被照射物上に収束させることにより、レーザ加工が行われる。ガルバノスキャナでレーザビームを走査することにより、被照射物表面の所望の位置にレーザビームを入射させることができる。
図6に示したバックライト用導波板101に形成される凹凸パターン102は、完全にランダムに分布するわけではなく、ある程度の規則性を持って分布する。すなわち、同心円の円周に沿って離散的に分布するとともに、同心円の各々の半径の増分は、点光源100から離れるにしたがって小さくなる。
上記特許文献1に開示されたレーザ加工装置は、複数のレーザビームを独立に走査することが可能であるため、複数のレーザビームの入射位置を独立に移動させることができる。このため、形成可能な凹凸パターン102の自由度が高い。ところが、レーザビームごとにガルバノスキャナ及びfθレンズが配置されるため、装置が大型になってしまう。
また、バックライト用導波板101においては、通常、1つの凹凸パターン102の近傍に他の凹凸パターン102が配置される。このため、近接して配置される複数の凹凸パターンを同時に加工することが便利である。ところが、特許文献1に開示されたレーザ加工装置では、レーザビームごとにガルバノスキャナ及びfθレンズが配置されるため、2本のレーザビームを近接させることが困難である。
本発明の目的は、ある程度の規則性を持って近接して分布する複数のパターンの加工に適したレーザ照射装置及びレーザ加工方法を提供することである。
本発明の一観点によると、
照射対象物を保持するステージと、
1本のレーザビームを、進行方向が相互に平行な複数のレーザビームに分岐させるとともに、分岐後の複数のレーザビームの間隔を変化させることができる分岐光学系と、
前記分岐光学系によって分岐された分岐後のレーザビームが入射し、レーザビームの各々を、前記ステージに保持された照射対象物の表面上に集光させる集光光学系と
を有するレーザ照射装置が提供される。
照射対象物を保持するステージと、
1本のレーザビームを、進行方向が相互に平行な複数のレーザビームに分岐させるとともに、分岐後の複数のレーザビームの間隔を変化させることができる分岐光学系と、
前記分岐光学系によって分岐された分岐後のレーザビームが入射し、レーザビームの各々を、前記ステージに保持された照射対象物の表面上に集光させる集光光学系と
を有するレーザ照射装置が提供される。
本発明の他の観点によると、
進行方向が相互に平行な2本のレーザビームを同一の集光レンズを経由して被照射物の表面に入射させる工程と、
被照射物を、その表面に平行な方向に移動させながら、前記2本のレーザビームの間隔を変化させる工程と
を有するレーザ加工方法が提供される。
進行方向が相互に平行な2本のレーザビームを同一の集光レンズを経由して被照射物の表面に入射させる工程と、
被照射物を、その表面に平行な方向に移動させながら、前記2本のレーザビームの間隔を変化させる工程と
を有するレーザ加工方法が提供される。
分岐光学系を経由した複数のレーザビームの間隔を変化させると、被照射物の表面におけるレーザビームの入射位置の位置関係が変化する。これにより、パターン形成の自由度を高めることができる。
図1に、第1の実施例によるレーザ照射装置の概略図を示す。レーザ光源1から出射されたレーザビームが、可変減衰器2を経由して、マスク3に入射する。マスク3は、レーザビームのビーム断面の形状を所望の形状に整形する。第1の実施例においては、ビーム断面が細長い長方形状に整形される。
マスク3でビーム断面が整形されたレーザビームが、分岐光学系10に入射する。分岐光学系10は、入射したレーザビームを、進行方向が相互に平行な2本のレーザビームに分岐させる。さらに、分岐光学系10は、分岐された2本のレーザビームの相対的な位置関係を変化させることができる。分岐光学系10の構成については、後に、図2A及び図2Bを参照して詳細に説明する。
分岐光学系10で分岐された2本のレーザビームが、折り返しミラー4で反射され、結像レンズ5を経由して、被照射物7に入射する。被照射物7は、XYステージ6に保持されている。XYステージ6は、被照射物7を、その表面に平行な2次元方向に移動させることができる。結像レンズ7は、マスク3の位置を、XYステージ6に保持された被照射物7の表面に結像させる。なお、XYステージは、さらに被照射物7を、その表面に垂直な軸を中心として回転させるθステージを含んでもよい。
図2A及び図2Bに、分岐光学系10の概略図を示す。図1に示したマスク3を経由したレーザビームが、1/2波長板11を経由して、第1の偏光ビームスプリッタ15に入射する。第1の偏光ビームスプリッタ15に入射するレーザビームの進行方向をz軸、入射面をyz面とするxyz直交座標系を定義する。1/2波長板11を回転させることにより、第1の偏光ビームスプリッタ15に入射するレーザビームのP偏光成分とS偏光成分との比を調整することができる。第1の実施例においては、P偏光成分とS偏光成分とが50%ずつになるように、1/2波長板11の回転方向の位置を調節する。第1の偏光ビームスプリッタ15は、P偏光成分を透過させ、S偏光成分を反射する。
図2Aに示すように、第1の偏光ビームスプリッタ15で反射されたレーザビームは、y軸の負の向きに進み、第1の光軸変位機構20に入射する。第1の偏光ビームスプリッタ15を透過したレーザビームは、z軸の正の向きに進み、第2の光軸変位機構30に入射する。第1の光軸変位機構20を経由したレーザビーム、及び第2の光軸変位機構30を経由したレーザビームは、第2の偏光ビームスプリッタ18に入射する。第1の光軸変位機構20を経由したレーザビームが第2の偏光ビームスプリッタ18で反射され、第2の光軸変位機構30を経由したレーザビームが第2の偏光ビームスプリッタ18を透過することにより、進行方向が相互に平行な2本のレーザビームになる。
第1の光軸変位機構20は、固定ミラー21、可動ミラー22、及びミラー移動機構23を含む。第1の偏光ビームスプリッタ15で反射されたレーザビームが、固定ミラー21で反射されてz軸の正の向きに進み、その後可動ミラー22で反射されて、y軸の正の向きに進み、第2の偏光ビームスプリッタ18に入射する。ミラー移動機構23は、固定ミラー21と可動ミラー22との間のレーザビームの進行方向(z軸に平行な方向)に平行な方向に、可動ミラー22を並進移動させことができる。なお、可動ミラー22の移動方向は、z軸に平行な方向に限られない。
第2の偏光ビームスプリッタ18は、可動ミラー22で反射されたレーザビームの入射面がyz面に平行になり、かつ入射角が45°になるような姿勢で配置されている。このため、第2の偏光ビームスプリッタ18は、可動ミラー22で反射されたレーザビームを、z軸の正の向きに反射する。
可動ミラー22を移動させると、第2の偏光ビームスプリッタ18に入射するレーザビームの中心軸がz軸方向(入射面に平行な方向)に変位する。このため、第2の偏光ビームスプリッタ18で反射されたレーザビームの中心軸がy軸方向に変位する。
図2Bに示すように、第2の光軸変位機構30は、固定反射部材31、可動反射部材32、及び反射部材移動機構33を含む。固定反射部材31は、相互に直交し、外側を向く2枚の反射面を持つ。可動反射部材32は、相互に直交し、内側を向く2枚の反射面を持つ。
第1の偏光ビームスプリッタ15を透過し、z軸の正の向きに進むレーザビームは、固定反射部材31の一方の反射面で、x軸の正の向きに反射され、続いて可動反射部材32の一方の反射面でz軸の正の向きに反射され、他方の反射面でx軸の負の向きに反射される。その後、固定反射部材31のもう一方の反射面でz軸の正の向きに反射され、第2の偏光ビームスプリッタ18に入射する。
反射部材移動機構33が、可動反射部材32をz軸に平行な方向に移動させる。可動反射部材32がz軸に平行な方向に移動すると、可動反射部材32から固定反射部材31に進むレーザビームの中心軸がz軸方向に変位する。これにより、第2の偏光ビームスプリッタ18に入射するレーザビームの中心軸がx軸方向(入射面に直交する方向)に変位する。
上述のように、分岐光学系10は、図1に示したように、マスク3を経由したレーザビームを2本のレーザビームに分岐させると共に、分岐後の一方のレーザビームの中心軸をy軸方向に変位させ、他方のレーザビームの光軸をx軸方向に変位させることができる。また、図2Aに示した可動ミラー22を移動させても、マスク3から結像レンズ5までの光路長は不変であり、図2Bに示した可動反射部材32をz軸方向に移動させても、マスク3から結像レンズ5までの光路長は不変である。このため、マスク3の位置の結像状態が維持される。
図3A〜図3Cに、被照射物7の表面上における2本のレーザビームの入射領域の位置関係を示す。被照射物7の表面に、xy直交座標系を定義する。x軸及びy軸は、それぞれ図2A及び図2Bに示したxyz直交座標系のx軸及びy軸に対応する。マスク3の透過領域は、y軸方向に長い長方形であるとする。
図3Aに示すように、図2Aに示した可動ミラー22及び図2Bに示した可動反射部材32が基準位置に配置されている時、第1の光軸変位機構20を経由したレーザビームの入射領域(以下、「第1のビーム入射領域」と記す。)25と、第2の光軸変位機構30を経由したレーザビームの入射領域(以下、「第2のビーム入射領域」と記す。)35とが一致する。入射領域25及び35の形状は、マスク3の透過領域の形状に相似し、y軸方向に長い長方形である。
図2Bに示した可動反射部材32をz軸方向に移動させると、図3Bに示すように、第2のビーム入射領域35がx軸方向に変位する。さらに、図2Aに示した可動ミラー22を移動させると、図3Cに示すように、第1のビーム入射領域25がy軸方向に変位する。このように、2本のレーザビームの入射領域の、x軸方向及びy軸方向に関する相対位置を変化させることができる。
マスク3を回転させることにより、第1のビーム入射領域25及び第2のビーム入射領域35の長手方向の向きを変化させることができる。XYステージ6を移動させることにより、被照射物7の表面の所望の場所にレーザビームを入射させることができる。パルスレーザビームを用いることにより、離散的に分布する複数の凹部を形成することができる。XYステージ6を移動させながら、分岐光学系10を経由した2本のレーザビームの間隔を変化させることにより、面内で分布密度が変動する複数の凹部を形成することができる。
図6に示した導光板101の凹凸パターン102が疎の領域を加工する際には、2本のレーザビームの入射領域を遠ざけ、凹凸パターン102が密の領域を加工する際には、2本のレーザビームの入射領域を近づければよい。このように、同時に2本のレーザビームで加工を行うことができるため、1本のレーザビームで加工を行う場合に比べて、加工時間を短くすることが可能になる。また、2本のレーザビームを独立に走査する場合に比べて、装置を小型化することが可能になる。
第1の実施例では、2本のレーザビームの入射位置の、x軸方向及びy軸方向に関する位置関係を変化させることが可能である。1次元方向に関してのみ位置関係を変化させれば十分であるような用途に用いる場合には、可動ミラー22及び可動反射部材32の一方を固定してもよい。
図4Aに、第2の実施例によるレーザ照射装置の分岐光学系の概略図を示す。第1の実施例では、1本のレーザビームを2分岐させたが、第2の実施例では、1本のレーザビームを4分岐させる。
図4Aに示すように、図1のマスク3を経由したレーザビームがハーフミラー12により、2分岐される。ハーフミラー12で反射されたレーザビームが、折り返しミラー13で反射された後、第1の1/2波長板11Aを経由して第1の偏光ビームスプリッタ15に入射する。ハーフミラー12を透過したレーザビームが、第2の1/2波長板11Bを経由して第1の偏光ビームスプリッタ15に入射する。
第1の偏光ビームスプリッタ15で反射された2本のレーザビームが、第1の光軸変位機構20に入射し、第1の偏光ビームスプリッタ15を透過した2本のレーザビームが、第2の光軸変位機構30に入射する。
第2の実施例による第1の光軸変位機構20においては、図2Aに示した第1の実施例によるレーザ照射装置の可動ミラー22に代えて、2つの可動ミラー22A及び22Bが配置されている。可動ミラー22A及び22Bは、独立してz軸方向に移動することができる。第1の光軸変位機構20に入射した2本のレーザビームのうち一方のレーザビームが、一方の可動ミラー22Aで反射され、他方のレーザビームが他方の可動ミラー22Bで反射される。
第2の実施例による第2の光軸変位機構30においては、図2Bに示した第1の実施例によるレーザ照射装置の可動反射部材32に代えて、2つの可動反射部材32A及び32Bが配置されている。可動反射部材32A及び32Bは、独立してz軸方向に移動することができる。第2の光軸変位機構30に入射した2本のレーザビームのうち一方のレーザビームが、一方の可動反射部材32Aを経由し、他方のレーザビームが他方の可動反射部材32Bを経由する。
第1の光軸変位機構20及び第2の光軸変位機構30を経由したレーザビームは、第1の実施例の場合と同様に、第2の偏光ビームスプリッタ18により、z軸の正の向きに伝搬する4本のレーザビームとなる。
図4Bに、可動ミラー22A及び22B、可動反射部材32A及び32Bが、共に基準位置に配置されているときのレーザビームの照射領域を示す。第1の可動ミラー22Aを経由したレーザビームの入射領域25Aと、第1の可動反射部材32Aを経由したレーザビームの入射位置35Aとが一致する。同様に、第2の可動ミラー22Bを経由したレーザビームの入射領域25Bと、第2の可動反射部材32Bを経由したレーザビームの入射位置35Bとが一致する。ビーム入射位置25Aと25Bとは、x軸方向に関して同じ位置に配置される。
図4Cに、可動ミラー22A、22B、及び可動反射部材32A、32Bを基準位置から移動させたときのレーザビームの入射領域を示す。第1の実施例の場合と同様に、第1の光軸変位機構20を経由したレーザビームの入射位置25A及び25Bは、y軸方向に移動する。また、第2の光軸変位機構30を経由したレーザビームの入射位置35A及び35Bは、x軸方向に移動する。このため、相互にある間隙を隔てて配置された4箇所に、同時にレーザビームを入射させることができる。これにより、第1の実施例の場合に比べて、加工時間をより短くすることが可能になる。
図5に、第3の実施例によるレーザ照射装置の特徴的な部分の概略図を示す。図1に示したマスク3を経由したレーザビームが、ハーフミラー50により2分岐される。ハーフミラー50で反射されたレーザビームが、折り返しミラー51で、z軸の正の向きに反射される。
ハーフミラー50を透過したレーザビームが、第1のプリズム55で屈折し、その後第2のプリズム56で、z軸の正の向きに屈折する。第1のプリズム55の出射側の表面と第2のプリズム56の入射側の表面とは、相互に平行である。また、第1のプリズム55の入射側の表面と第2のプリズム56の出射側の表面とは、相互に平行である。この相対位置関係を維持したまま、第2のプリズム56を移動させることにより、2本のレーザビームの中心軸の間隔を変化させることができる。
第3の実施例の場合には、第2のプリズム56を移動させると、図1に示したマスク3から結像レンズ5までの光路長が変化してしまう。ただし、この光路長の変化が、被写界深度の範囲内であれば、被照射物7の表面に鮮明な像を得ることができる。
上記実施例では、マスク3の位置を被照射物7の表面に結像させる場合を説明したが、被照射物7の表面においてレーザビームのビーム径を最小にしてレーザ加工を行うことも可能である。この加工方法は、「焦点加工」と呼ばれる。焦点加工を行う場合には、マスク3を配置する必要はない。結像レンズ5に代えて、被照射物7の表面でビームスポットを最小にする集光レンズが用いられる。分岐光学系10でレーザビームの間隔を変化させることにより、被照射物7の表面に形成されるビームスポットの間隔を変化させることができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
1 レーザ光源
2 可変減衰器
3 マスク
4 折り返しミラー
5 結像レンズ
6 XYステージ
7 被照射物
10 分岐光学系
11、11A、11B 1/2波長板
12 ハーフミラー
13 折り返しミラー
15 第1の偏光ビームスプリッタ
18 第2の偏光ビームスプリッタ
20 第1の光軸変位機構
21 固定ミラー
22、22A、22B 可動ミラー
23 ミラー移動機構
25 第1のビーム入射領域
30 第2の光軸変位機構
31 固定反射部材
32、32A、32B 可動反射部材
33 反射部材移動機構
35 第2のビーム入射領域
50 ハーフミラー
51 折り返しミラー
55 第1のプリズム
56 第2のプリズム
100 点光源
101 導光板
102 凹凸パターン
2 可変減衰器
3 マスク
4 折り返しミラー
5 結像レンズ
6 XYステージ
7 被照射物
10 分岐光学系
11、11A、11B 1/2波長板
12 ハーフミラー
13 折り返しミラー
15 第1の偏光ビームスプリッタ
18 第2の偏光ビームスプリッタ
20 第1の光軸変位機構
21 固定ミラー
22、22A、22B 可動ミラー
23 ミラー移動機構
25 第1のビーム入射領域
30 第2の光軸変位機構
31 固定反射部材
32、32A、32B 可動反射部材
33 反射部材移動機構
35 第2のビーム入射領域
50 ハーフミラー
51 折り返しミラー
55 第1のプリズム
56 第2のプリズム
100 点光源
101 導光板
102 凹凸パターン
Claims (6)
- 照射対象物を保持するステージと、
1本のレーザビームを、進行方向が相互に平行な複数のレーザビームに分岐させるとともに、分岐後の複数のレーザビームの間隔を変化させることができる分岐光学系と、
前記分岐光学系によって分岐された分岐後のレーザビームが入射し、レーザビームの各々を、前記ステージに保持された照射対象物の表面上に集光させる集光光学系と
を有するレーザ照射装置。 - さらに、前記分岐光学系に入射するレーザビームのビーム断面を整形するマスクを有し、前記集光光学系が、前記マスクの位置を前記ステージに保持された被照射物の表面に結像させる請求項1に記載のレーザ照射装置。
- 前記分岐光学系は、分岐後の複数のレーザビームの間隔を変化させても、前記マスクから前記集光光学系までの光路長が変化しない構成とされている請求項2に記載のレーザ照射装置。
- 前記分岐光学系は、
入射するレーザビームのP偏光成分を透過させ、S偏光成分を反射させることにより、相互に異なる経路に沿って伝搬させる第1の偏光ビームスプリッタと、
前記第1の偏光ビームスプリッタで分岐された2本のレーザビームが入射し、一方のレーザビームを透過させ、他方のレーザビームを反射させることにより、2本のレーザビームの中心光線を相互に平行にする第2の偏光ビームスプリッタと、
前記第1の偏光ビームスプリッタで分岐されたレーザビームの少なくとも一方のレーザビームを、前記第2の偏光ビームスプリッタへの入射位置において、レーザビームの進行方向と直交する方向に変位させる光軸変位機構と
を含む請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーザ照射装置。 - 前記光軸変位機構は、
前記第2の偏光ビームスプリッタに入射する一方のレーザビームを、入射面に平行な方向に変位させ、他方のレーザビームを、入射面に垂直な方向に変位させる請求項4に記載のレーザ照射装置。 - 進行方向が相互に平行な2本のレーザビームを同一の集光レンズを経由して被照射物の表面に入射させる工程と、
被照射物を、その表面に平行な方向に移動させながら、前記2本のレーザビームの間隔を変化させる工程と
を有するレーザ加工方法。
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---|---|---|---|
JP2006330968A JP2008145605A (ja) | 2006-12-07 | 2006-12-07 | レーザ照射装置及び加工方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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