JPH09325091A - 車両用故障診断装置 - Google Patents

車両用故障診断装置

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JPH09325091A
JPH09325091A JP8143124A JP14312496A JPH09325091A JP H09325091 A JPH09325091 A JP H09325091A JP 8143124 A JP8143124 A JP 8143124A JP 14312496 A JP14312496 A JP 14312496A JP H09325091 A JPH09325091 A JP H09325091A
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Haruo Fujiki
晴夫 藤木
Yasushi Uehara
康司 上原
Kunihiro Abe
邦宏 阿部
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定の機能をディスプレイに直ちに表示させる
ことで操作性の向上を図る。 【解決手段】ディスプレイ30にメニュー画像を階層構
造方式で表示し、作業者がメニュー画像中からひとつの
項目を選択することで、メニュー画像を上位階層から下
位階層へ切換えて所望の機能を特定する際に、ある階層
にファンクションキー割当てメニューを設け、ファンク
ションキー割当てメニューに複数の特定機能を一覧表示
し、この機能中からカーソル移動により所望の機能を選
択し、この機能を割当てるファンクションキーFiを入
力すると、選択した機能を実行するコマンドが当該ファ
ンクションキーFiに割当てられる。そして、ファンク
ションキーFiに割当てた機能を実行する場合には、所
定の単純なキー入力により、割当てられた機能がメニュ
ーの階層構造を越えて直ちに実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば使用頻度の
高い機能については、この機能の実行を特定のキーに割
当てる車両用故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車等の車両の制御系は複雑に
電子制御化されており、故障診断に際しては、車両に搭
載された電子制御系の情報を簡単に読込むことのできる
故障診断装置の装備が不可欠となっている。
【0003】一般に、この種の車両用故障診断装置は、
例えば特公平7−76735号公報に開示されているよ
うに、車載電子制御システムに通信ケーブルを介して接
続される。
【0004】作業者は、上記車両用故障診断装置におい
て車載電子制御システムに対して診断したいモードを指
定し、この車両用故障診断装置のディスプレイに表示さ
れた内容を確認しながら診断を行う。すなわち、上記車
載電子制御システムのセンサ、スイッチ類の検出信号
や、駆動回路を介してインジェクタなどのアクチュエー
タ類に出力する制御信号、及びシステム内部の演算デー
タ等を読込み、正常値と比較しながら不具合箇所、或い
は故障原因を探究し、必要な修理、又は調整を行う。
【0005】ところで、上記車両用故障診断装置では、
車載電子制御システムから必要なデータを読込む場合、
作業者は先ずマニュアルを参照し、実行機能に対応する
コマンドを調べ、このコマンドをキーボード操作により
車両用故障診断装置に入力することで、上記車載電子制
御システムに対し必要なデータの送信要求を行うように
している。
【0006】しかし、故障診断作業をマニュアルを参照
しながら進めると作業効率が低下する。そのため、最近
では、装置本体に比較的大きなサイズのディスプレイを
配設し、作業者は、このディスプレイに階層構造方式で
表示されるメニュー中の項目を選択しながら、メニュー
を上位階層から下位階層へ移行して、作業に必要な機能
を特定する車両用故障診断装置が開発されている。
【0007】この車両用故障診断装置によれば、作業者
はマニュアルを逐次参照することなく所望の機能を実行
することができ、操作に不慣れな作業者であっても簡単
に使いこなすことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メニューを階
層構造方式で表示する車両用故障診断装置では、所望の
機能を特定し実行する場合、ディスプレイに表示される
初期階層メニューから下位階層メニューへ、作業を開始
する度に毎回操作しなければならず、車両用故障診断装
置の操作性が極めて煩雑化する。
【0009】又、作業内容には、使用頻度の比較的高い
機能(例えば、診断対象がエンジン制御系であれば、エ
ンジン回転数、車速、バッテリ電圧、冷却水温等のデー
タ読出し)があり、このような機能を実行させる場合に
も、作業開始毎に初期メニューから順に階層を下げて実
行機能を特定しなければならず、作業効率が悪い。
【0010】本発明は、上記事情に鑑み、診断メニュー
を階層構造方式で表示する場合であっても、例えば使用
頻度の比較的高い機能については、所望のときに直ちに
実行してデータを読込むことができて、操作性がよく、
作業効率の向上を図ることのできる故障診断装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、装置本体のディスプレイに、項目を選択可能
なメニューを表示し、該メニュー中の項目を選択するこ
とで上位階層から下位階層へメニューを切換えながら実
行すべき機能を特定する車両用故障診断装置において、
上記メニューのひとつに特定機能を複数表示すると共
に、表示された複数の機能の中から選択された機能を実
行するコマンドをキーボードの特定のキーに対して割当
て可能なキー割当てメニューを設けたことを特徴とす
る。又、好ましくは、前記ディスプレイに、前記選択さ
れた機能を実行するコマンドを割当てたキーに対応する
表示部を設け、この表示部に選択された機能の内容を表
示可能にすることを特徴とする。
【0012】すなわち、本発明では作業者がキー割当て
メニューに予め登録されている複数の機能から所望の機
能を選択し、該機能を実行するコマンドを特定のキーに
割当てる。そして、次回以降の作業時には少なくとも上
記キーを所定に操作することで、上記機能が直ちに実行
される。また、好ましくは、割当てたキーに対応する機
能の内容をディスプレイに表示させることで、キー割当
ての有無、及びキーが割当てられてる機能の内容を識別
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1において、符号Aは、自動
車などの車両Bに搭載される車載電子制御システムCに
接続し、故障診断を行う携帯型の車両用故障診断装置
(以下、「セレクトモニタ」)である。このセレクトモ
ニタAは、車種、完成車メーカを問わず、様々な車載電
子制御装置に対して接続可能な汎用インタフェースを有
する。
【0014】又、故障診断のベース機能に加え、電圧、
抵抗、パルス信号等を計測するための計測機能、有線通
信、無線通信、光通信等による対コンピュータ通信機
能、データメモリの増設機能等の豊富な拡張機能を有し
ており、基本的に、階層構造のメニュー方式によって各
種の処理を選択するようになっている。
【0015】上記セレクトモニタAには、前面に、バッ
クライト付き液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ
30、複数のLED等からなるインジケータ部31、及
びキーボード32が配設され、側部に後述するメモリカ
セット50が着脱自在に装着される。上記キーボード3
2は、四隅に配列された“S”,“C”,“Y”,
“N”の各キー、左右上下方向へのカーソル移動のため
の“←”,“→”,“↑”,“↓”の各キー、及び、下
段のファンクションキーF1〜F4から構成されてい
る。
【0016】車両Bに搭載した車載電子制御システムC
の故障診断を行う場合、図示するように、上記セレクト
モニタAに設けたダイアグコネクタ33をダイアグケー
ブル34を介して上記電子制御装置Cの外部接続用コネ
クタ2aに接続する。そして、側部の電源スイッチをO
Nして上記ディスプレイ30に表示されるメニューの中
から所望の項目を上記キーボード32により選択するこ
とで、容易に各部の故障診断が行える。
【0017】尚、上記車両Bに搭載される車載電子制御
システムCとしては、燃料噴射制御、点火時期制御等を
実行するエンジン制御システム、自動変速機等のパワー
トレイン制御を実行するAT(Automatic Transmission)
制御システム、設定温度に応じてエアーミックスダン
パ、ブロア回転数、エアコンコンプレッサのON−OF
F等を自動的に制御するエアコン制御システム、走行速
度が任意にセットされた車速に収束するようにスロット
ル弁の開度を調整するクルーズ制御システム、制動時の
ブレーキ油圧を制御して車輪のロックを回避するABS
(Anti lock Brake System)、駆動輪の駆動力を運転条
件に応じて制御して駆動輪の空転を防止するTCS(Tra
ction Control System)、車速等に応じて後輪の舵角を
積極的に制御し、転舵時の車体の横滑りを抑制する4W
S(Four Wheel steering System)等がある。
【0018】一方、上記車載電子制御システムCに接続
する上記セレクトモニタAは、図2に示すように、内部
に、マイクロコンピュータからなるメイン制御部35、
各部に定電圧を供給する電源回路36等が設けられてい
る。又、上記メイン制御部35には、カセットコネクタ
37を介して、外部から交換可能なメモリカセット50
が接続されている。
【0019】尚、上記電源回路36は、上記車両Bのバ
ッテリVBからシガーライタケーブルを介して、或い
は、一般交流電源からAC/DCアダプタを介して、或
いは、電池を内蔵することにより、電源を供給すること
のできる、いわゆる3電源対応方式である。又、上記電
池はバックアップ用電源としても利用される。
【0020】上記メイン制御部35は、主演算装置であ
るCPU40、システムブートプログラムやディスプレ
イ30に表示するメニュー、及び各種メッセージのデー
タ等を記憶したROM41、ワークデータを格納するワ
ークRAMや画像表示データを格納するビデオRAM等
からなるRAM42、車両Bに搭載された電子制御装置
Cとの接続インタフェースであるダイアグインタフェー
ス43、インジケータ部31のLEDの点灯(或いは点
滅)や上記キーボード32からのキー操作信号を処理す
る入力・表示インタフェース44、上記メモリカセット
50に設けられたROM51がバスラインを介して接続
される構成となっている。尚、上記RAM42の一部
は、電源がOFFされた後も、電源回路36から電源が
供給され、データを保持するバックアップRAMとなっ
ている。
【0021】又、上記ダイアグインタフェース43は、
設計情報を与えることにより論理機能をオンボードで再
プログラミング可能なFPGA(Field Programmable G
ateArray)を中心として構成されている。このFPGA
により、車種、完成車メーカを問わず、様々な車載電子
制御システムCに接続可能なI/Oインタフェース、及
び、様々な車載電子制御システムCの通信プロトコルに
適合したシリアル通信インタフェースのハードウエアを
実現することができる。
【0022】又、上記メモリカセット50は、診断項目
や車種の相違、各種通信プロトコルの相違に対し、上記
セレクトモニタAを汎用的に使用できるようにするもの
であり、車載電子制御システムCに対応した診断処理用
プログラム、及び、車載電子制御システムCの通信プロ
トコルに適合するよう上記FPGAを再プログラムする
ための論理情報等からなる設計データが格納されてい
る。
【0023】そして、故障診断に際しては、車載電子制
御システムCに対応した診断処理用プログラム、及び、
ダイアグインタフェース43のFPGAを再プログラミ
ングするための設計データ等を格納したメモリカセット
50を装着し、セレクトモニタAのイニシャライズとと
もに、上記ROM51に格納されているFPGAの設計
データを上記ダイアグインタフェース43に転送し、F
PGAを再プログラミングして車載の電子制御装置Cと
のI/O接続及びシリアル通信が可能な状態とする。
【0024】尚、上記ダイアグインタフェース43を構
成するFPGAの設計データは、必ずしも、メモリカセ
ット50内のROM51に格納するものに限定されるも
のではなく、例えば、CPU40のブートプログラムを
変更して外部コンピュータからFPGAの設計データを
ロードするようにしても良い。
【0025】前述したように、上記セレクトモニタAに
よる故障診断は、基本的に階層構造方式によりメニュー
を表示するよう設定されており、メニュー中の項目を選
択することによって高度な知識と経験を要することな
く、故障診断等の処理を行うことが可能である。又、本
実施の形態によるセレクトモニタAには、上記階層構造
方式によって表示されるメニューを上位階層から下位階
層へ切換えて作業を行う、いわゆる選択方式と、例えば
使用頻度の比較的高い機能を予め登録しておき、メニュ
ー中の項目を選択することなく、登録した機能を所定キ
ー操作により直ちに実行させる、いわゆるショートカッ
ト方式とが採用されている。
【0026】以下、図10〜図12のフローチャートに
従いショートカット方式により実行する機能の登録、及
び登録した機能の実行について説明する。
【0027】診断対象とする車両Bの車載電子制御シス
テムCに適合したメモリカセット50を装着したセレク
トモニタAを、ダイアグケーブル34を介して上記車載
電子制御システムCに接続し、電源スイッチをONする
と、セレクトモニタAのシステムを制御するCPU40
がリセットされ、図10に示すセレクトモニタメニュー
ルーチンがスタートする。
【0028】先ず、ステップS1でメイン制御部35を
初期化処理する。次いで、ステップS2で、メニュー画
像データのメモリテーブルから初期メニューであるセレ
クトモニタメニューの画像データを読込み、ステップS
3で上記画像データをビデオRAMに転送して、ディス
プレイ30にセレクトモニタメニューを表示する。この
セレクトモニタメニューは、セレクトモニタAに電源を
投入した後、最初に表示される最上位階層メニューであ
り、図3(a)に示すように、本実施の形態では、7項
目が設定されている。又、画面最下部には、キーボード
32の各ファンクションキーF1〜F4に対応し、各フ
ァンクションキーF1〜F4の登録内容を表示するFキ
ー表示部30aが設けられている。尚、上記ディスプレ
イ30にセレクトモニタメニューが表示された直後のカ
ーソルは、例えば、最上段の“1.全ダイアグコードの
点検”の位置にあり、又、カーソル位置にある項目が反
転表示される。
【0029】上記ステップS3でディスプレイ30にセ
レクトモニタメニューを表示した後は、“↑”,
“↓”,“Y”,“S”キー、或いは“S”+“Fi
(i=1,2,3,4)”キーの入力待ちとなる。作業
者がキーボード32から何かを入力すると、ステップS
4でキー入力が解釈される。解釈されたキー入力が
“↑”キー入力のときはステップS5からステップS6
へ進み、カーソルを上へ移動させてステップS4へ戻
る。又、“↓”キー入力のときはステップS7からステ
ップS8へ進み、カーソルを下へ移動させてステップS
4へ戻る。
【0030】そして、上記“↑”キー、或いは“↓”の
入力操作によりカーソルを所望の項目に移動させた後、
“Y”キーを入力するとステップS9を経てステップS
10へ進み、選択された項目のサブルーチンを実行し、
該サブルーチン終了後、ステップS2へ戻る。“S”キ
ー入力のときは、ステップS11からステップS12へ
進み、ファンクションキーFiに割当てられている機能
があるか判定する。ここで、何かのファンクションキー
Fiに割当てられている機能がある場合は、ステップS
13へ進み、図3(b)に示すように、その機能の内容
を対応する位置に表示する。
【0031】又、“S”キーと同時に“Fi”キー(以
下、「“S”+“Fi”キー」と略称)を入力したとき
は、ステップS14からステップS15へ進み、選択さ
れたファンクションキーFi(i=1,2,3,4)に
割当てられた機能を実行し、終了後ステップS2へ戻
る。尚、この“S”+“Fi”キーは、後述する図12
に示すファンクションキー割当ルーチンにおいて、ファ
ンクションキーFi(i=1,2,3,4)に割当てた
機能を実行させるための2ストロークキー操作である。
又、各ファンクションキーFiに機能が割当てられてい
ないときは、ステップS15で何も実行せず、ステップ
S2へ戻る。
【0032】又、入力されたキーが“↑”,“↓”,
“Y”,“S”キー、或いは“S”+“Fi”キーの何
れでもないときは、ステップS14から上記ステップS
4へ戻る。
【0033】作業者がショートカットにより機能を実行
するためには、先ず、上記ファンクションキーF1〜F
4の何れかに、機能を実行させるコマンドを割当てる必
要がある。この場合、先ず、上記セレクトモニタメニュ
ー中から“6.セレクトモニタの機能設定”をカーソル
移動により選択し、“Y”キーを入力する。すると、ス
テップS10で、“6.セレクトモニタの機能設定”に
関するサブルーチンが実行される。
【0034】上記サブルーチンは、図11に示す機能設
定メニュールーチンに従って実行される。
【0035】先ず、ステップS21で、メニュー画像デ
ータのメモリテーブルから、上記セレクトモニタメニュ
ーの下位階層に位置する機能設定メニューの画像データ
を読込み、ステップS22で上記画像データをビデオR
AMに転送して、ディスプレイ30に機能設定メニュー
を表示する。図4(a)に示すように、上記機能設定メ
ニューには、本実施の形態では3項目の処理内容が表示
される。尚、ショートカットにより実行する機能を登録
する場合は、“3.ファンクションキー割当て”の項目
を選択する。
【0036】上記ステップS22でディスプレイ30に
機能設定メニューを表示た後は、“C”,“↑”,
“↓”,“Y”,“S”+“Fi”キー,或いは“S”
+“Fi(i=1,2,3,4)”キーの入力待ちとな
る。作業者がキーボード32から何かを入力すると、ス
テップS23でキー入力が解釈される。解釈されたキー
入力が“C”キー入力のときは、ステップS24からそ
のままルーチンを抜ける。その結果、メニューが上位階
層のセレクトモニタメニュー(図3参照)に戻る。
【0037】一方、“↑”キー入力のときはステップS
25からステップS26へ進み、カーソルを上へ移動さ
せてステップS23へ戻る。又、“↓”キー入力のとき
はステップS27からステップS28へ進み、カーソル
を下へ移動させてステップS23へ戻る。
【0038】そして、上記“↑”キー、或いは“↓”の
入力操作によりカーソルを所望の項目に移動させた後、
“Y”キーを入力するとステップS29を経てステップ
S30へ進み、選択された項目のサブルーチンを実行
し、該サブルーチン終了後、ステップS21へ戻る。
“S”キー入力のときは、ステップS31からステップ
S32へ進み、ファンクションキーFiに割当てられて
いる機能があるかを判定する。ここで、何かのファンク
ションキーFiに割当てられている機能がある場合はス
テップS33へ進み、図4(b)に示すようにその機能
の内容を対応する位置に表示する。
【0039】又、“S”+“Fi”キー入力のときは、
ステップS34からステップS35へ進み、選択された
Fi(i=1,2,3,4)に割当てられた機能を実行
し、終了後ステップS21へ戻る。尚、操作したファン
クションキーFiに機能が割当てられていないときは、
ステップS32で何も実行せず、そのままステップS2
1へ戻る。又、入力されたキーが“C”,“↑”,
“↓”,“Y”,“S”キー、或いは“S”+“Fi”
キーの何れでもないときは、ステップS31からそのま
まステップS23へ戻る。
【0040】作業者が、機能設定メニュー中から“3.
ファンクションキー割当て”の項目をカーソル移動によ
り選択し、“Y”キーを入力すると、ステップS30
で、“ファンクションキー割当て”に関するサブルーチ
ンが実行される。
【0041】このサブルーチンは、図12に示すファン
クションキー割当てルーチンに従って実行される。
【0042】このルーチンでは、先ず、ステップS41
で、メニュー画像データのメモリテーブルから、上記機
能設定メニューの下位階層に位置するファンクションキ
ー割当てメニューの画像データを読込み、ステップS4
2で上記画像データをビデオRAMに転送して、ディス
プレイ30にファンクションキー割当てメニューを表示
する。図5に示すように、上記ファンクションキー割当
てメニューには、ショートカットにより実行可能な機能
の一覧が表示されている。この各機能は、例えば故障診
断の際の使用頻度が比較的高いものを予め特定して表示
したものである。
【0043】上記ステップS42でディスプレイ30に
ファンクションキー割当てメニューを表示した後は、作
業者からのキー入力待ちとなり、作業者がキーボード3
2から入力すると、ステップS43でキー入力が解釈さ
れ、“C”キー入力のときは、ステップS44からその
ままルーチンを抜ける。その結果、メニューが上位階層
の機能設定メニュー(図4(a)参照)に戻る。
【0044】一方、“↑”キー入力のときはステップS
45からステップS46へ進み、カーソルを上へ移動さ
せてステップS43へ戻る。又、“↓”キー入力のとき
はステップS47からステップS48へ進み、カーソル
を下へ移動させてステップS43へ戻る。
【0045】そして、上記“↑”キー、或いは“↓”の
入力操作によりカーソルをショートカットによって実行
させたい機能に移動させた後、ファンクションキーF1
〜F4の何れかを入力するとステップS49を経てステ
ップS50へ進み、入力したファンクションキーF1〜
F4に対し、選択された機能を割当てる処理、すなわち
ショートカットを作成し、RAM42の一部を構成する
バックアップRAMの一連のアドレスに上記ショートカ
ットを登録して、ステップS41へ戻る。
【0046】尚、入力されたキーが“C”,“↑”,
“↓”,“Fi”キーの何れでもないときは、ステップ
S49からそのままステップS43へ戻る。
【0047】上記ステップS50では、入力されたファ
ンクションキーF1〜F4に対して、カーソルで選択し
た機能のショートカットを割当てると共に、上記ディス
プレイ30のFキー表示部30aの該当する表示欄にシ
ョートカットを作成した機能の内容を表示する。例え
ば、作業者が上記ファンクションキー割当てメニューか
ら「エンジンのデータモニタ」の機能をカーソル移動に
より選択し、ファンクションキーF1を入力すると、図
5に示すように、上記Fキー表示部30aのF1表示欄
に“E/Gデータ“と作業者が選択した機能の内容が表示
される。
【0048】図3に示すファンクションキー割当てメニ
ューは、作業者が“C”キーを入力するまで表示されて
おり、ファンクションキーF1に“E/Gデータ”キーを
割当てた後、続けて、ファンクションキーF2に対し、
上記ファンクションキー割当てメニューに掲げられてい
る機能の中から「ATのデータモニタ」の機能を割当て
ると、上記Fキー表示部30AのF2表示欄に、“A/T
データ”と選択した機能の内容が表示される。同様に、
他のファンクションキーF3,F4に対しても、上記フ
ァンクションキー割当てメニューに掲げらられている機
能を割り当てることができ、割当てた機能の内容が上記
Fキー表示部30aの各表示欄に表示される。尚、エン
ジンデータは、エンジン制御システムにおいて計測、或
いは演算したバッテリ電圧、車速、エンジン回転数、及
び燃料噴射パルス時間等、エンジン制御システムの故障
診断の際に比較的高い頻度で読込まれるデータであり、
読込まれたデータがディスプレイ30に物理量変換して
表示される。又、ATデータはAT制御システムにおい
て計測、或いは演算したATF温度、変速制御用ソレノ
イドのON−OFF等、AT制御システムの故障診断の
際に比較的高い頻度で読込まれるデータである。
【0049】そして、作業者が上記ファンクションキー
割当てメニューからショートカットにより実行する機能
をファンクションキーF1〜F4に所定に割当てた後、
“C”キーを入力すると、ディスプレイ30には、直上
位の階層メニューである機能設定メニュー(図4(a)参
照)が表示され、その状態で更に、“C”キーを入力す
ると、初期メニューであるセレクトモニタメニュー(図
3(a)参照)が表示される。尚、ファンクションキーF
1〜F4に設定された機能は、全てのメニュー画面にお
いて“S”キーを押すことによって、ディスプレイ30
の最下部のFキー表示部30aに表示される。
【0050】そして、上記ファンクションキーF1〜F
4の少なくとも1つに上記ファンクションキー割当てメ
ニューに表示されている機能のショートカットを割当て
た後、この機能を実行するときは、メニューが表示され
ているときに、“S”+“Fi”(Fi:ショートカッ
トの割当てられているファンクションキー)の2ストロ
ークキーを入力する。すると、当該ファンクションキー
Fiに割当てた機能に対応するコマンドが、メニュー中
の項目を選択することなく直ちに実行される。
【0051】すなわち、図10に示すセレクトモニタメ
ニュールーチン、図11に示す機能設定メニュールーチ
ンのメニュー画面において“S”+“Fi”キーを入力
すると、セレクトモニタメニュールーチンのステップS
4、機能設定メニュールーチンのステップS23で、キ
ー入力が解釈され、ステップS14,S34からステッ
プS15,S35へ進み、選択されたファンクションキ
ーFiに割当てられた機能が実行される。
【0052】その結果、メニューを上位階層から下位階
層へいちいち開くことなく、ファンクションキーF1〜
F4に割当てられている機能が瞬時に実行される。すな
わち、例えば、ファンクションキーF1に割当てた“E/
Gデータ”を実行すると、図6に示すようなエンジン制
御システム内のデータがディスプレイ30に表示され、
作業者は階層メニューをいちいちを開くことなく、エン
ジン制御システム内のデータを読み取ることができる。
【0053】もちろん、上記エンジン制御システム内の
データを表示させる機能は、階層構造方式で表示される
メニューを上位階層から下位階層へ開くことで選択する
ことも可能である。
【0054】この場合、先ず、図3(a)に示すセレク
トモニタメニューから一点鎖線で示す“2.車両システ
ムの故障診断”の項目を選択し、その下位階層メニュー
である車両システム故障診断メニュー(図7参照)を表
示させ、ここで、“1.車両システム選択”を選択し、
その下位階層メニューである車両システム選択メニュー
(図8参照)を表示させ、エンジン制御システムを対象
とする“1.EGI・EMPi”の項目を選択する。す
ると、次の階層メニューであるEGI・EMPi故障診
断メニュー(図9参照)が表示され、ここで、“1.デ
ータ表示・メモリ”の項目を選択すると、図6に示す前
述のエンジンデータの一覧がディスプレイ30に表示さ
れる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、階
層構造方式で表示するメニューのひとつに、機能を一覧
表示するキー割当てメニューを設け、このキー割当てメ
ニューに表示されている機能を選択し、該機能を実行す
るコマンドを特定のキーに割当てることで、少なくとも
該キーの操作により階層表示されるメニューをいちいち
開くことなく、キーに割り当てられた機能を直ちに実行
させることができるので、操作性がよく、作業効率の向
上が図れる。又、ディスプレイに、機能を割当てたキー
に対応する表示部を設け、この表示部に割当てた機能の
内容を表示することで、キー割当ての有無、及びキーに
割当てた機能を簡単に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用故障診断装置と該車両用故障診断装置を
接続する車両との概略図
【図2】車載電子制御システムに接続する車両用故障診
断装置の回路構成図
【図3】車両用故障診断装置のディスプレイに表示され
るセレクトモニタメニューの内容を示す説明図
【図4】車両用故障診断装置のディスプレイに表示され
る機能設定メニューの内容を示す説明図
【図5】車両用故障診断装置のディスプレイに表示され
るファンクションキー割当てメニューの内容を示す説明
【図6】車両用故障診断装置のディスプレイに表示され
るエンジンデータの内容を示す説明図
【図7】車両用故障診断装置のディスプレイに表示され
る車両システム故障診断メニューの内容を示す説明図
【図8】車両用故障診断装置のディスプレイに表示され
る車両システム選択メニューの内容を示す説明図
【図9】車両用故障診断装置のディスプレイに表示され
るエンジン制御システムの故障診断メニューの内容を示
す説明図
【図10】セレクトモニタメニュールーチンを示すフロ
ーチャート
【図11】機能設定メニュールーチンを示すフローチャ
ート
【図12】ファンクションキー割当てメニュールーチン
を示すフローチャート
【符号の説明】
A…故障診断装置 30…ディスプレイ 30a…Fキー表示部(表示部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体のディスプレイに、項目を選択
    可能なメニューを表示し、該メニュー中の項目を選択す
    ることで上位階層から下位階層へメニューを切換えなが
    ら実行すべき機能を特定する車両用故障診断装置におい
    て、 上記メニューのひとつに特定機能を複数表示すると共
    に、表示された複数の機能の中から選択された機能を実
    行するコマンドをキーボードの特定のキーに対して割当
    て可能なキー割当てメニューを設けたことを特徴とする
    車両用故障診断装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイに、前記選択された機
    能を実行するコマンドを割当てたキーに対応する表示部
    を設け、この表示部に選択された機能の内容を表示可能
    にすることを特徴とする請求項1記載の車両用故障診断
    装置。
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