JP3208059B2 - 故障診断装置 - Google Patents
故障診断装置Info
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Description
電子制御装置内のデータを読み出して故障診断を行う故
障診断装置に関する。
に電子制御化されており、故障診断に際しては、車両に
搭載された電子制御装置からデータを簡単に読み込むこ
とのできる故障診断装置の装備が不可欠となっている。
本出願人による特公平7−76737号公報に開示され
ている汎用性を重視した携帯型の故障診断装置があり、
予め車種、あるいは、年式等に対応する診断プログラム
を格納した記憶媒体を内蔵するメモリカ−トリッジを故
障診断装置本体に対して交換自在とし、車両の電子制御
装置とのデータ通信により電子制御装置内のデータを読
み込むことで、整備員が車両の制御系を簡単にチェック
できるようになっている。
の故障診断装置では、本体を把持し、あるいは、車体の
適当な位置に置く等してキーボードを操作することにな
るが、作業の都合上、故障診断装置を車体の適当な場所
に置かざるを得ない場合、置き場所によっては、作業を
中断して煩雑に画面表示を確認しなければならず、例え
ば、ダッシュボード上等に置いた場合等には、画面表示
を見るためには、無理な姿勢を取らざるを得ず、作業効
率が著しく低下してしまう。
で、作業の都合上、表示部を直接見ることが容易でない
状態に故障診断装置を置く場合においても、ガラスや鏡
等に画面表示を反射させて画面表示を容易に確認するこ
とのできる故障診断装置を提供することを目的としてい
る。
れた電子制御装置に接続し、この電子制御装置内のデー
タを表示部に表示させて故障診断を行う故障診断装置に
おいて、選択入力により、上記表示部の表示モードを通
常表示モードから鏡像表示モードに切り換える表示切換
手段を備えたことを特徴とする。
車のダッシュボード上等に置いて作業を行うような場
合、選択入力により表示部の表示モードを通常表示モー
ドから鏡像表示モードに切り換えることができ、鏡像表
示された表示部の表示をガラスやミラー等に反射させて
確認することができる。
施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態を示
し、図1は機能設定ルーチンのフローチャート、図2は
セレクトモニタメニュー処理ルーチンのフローチャー
ト、図3は画面表示処理ルーチンのフローチャート、図
4はキー入力解釈処理ルーチンのフローチャート、図5
はセレクトモニタメニュ画面の説明図、図6は機能設定
メニュー画面の説明図、図7は通常表示モード時の画面
と鏡像表示モード時の画面の説明図、図8は鏡像表示モ
ード時の画面のモニタ方法を示す説明図、図9は車載の
電子制御装置と故障診断装置の回路ブロック図、図10
は車載の電子制御装置に接続する故障診断装置の外観図
である。
車両に搭載される電子制御装置に接続し、故障診断を行
う携帯型の故障診断装置(以下、セレクトモニタと称す
る)である。このセレクトモニタAは、車種、完成車メ
ーカを問わず、様々な車載電子制御装置に対して接続可
能な汎用インタフェースを有するとともに、故障診断の
ベース機能に加え、電圧、抵抗、パルス信号等を計測す
るための計測機能、有線通信、無線通信、光通信等によ
る対コンピュータ通信機能、データメモリの増設機能等
の豊富な拡張機能を有しており、基本的に、階層構造の
メニュー方式によって各種の処理を選択するようになっ
ている。
面左側に、表示部としてのバックライト付き液晶ディス
プレイ等からなるディスプレイ30及び複数のLED等
からなるインジケータ部31が配設されるとともに、前
面右側にキーボード32が配設され、左側部に後述する
メモリカセット60が装着されるようになっている。
の機能を変更可能であり、図5に示すように、個々のキ
ーのキートップに、“↑”,“↓”,“→”,“←”の
記号が表示されたカーソル移動キー45,46,47,
48が中央部に配設されるとともに、その上下四隅に、
“S”の文字が表示されたSキー(シフトキー)49
と、“C”の文字が表示されたCキー(コントロールキ
ー)50と、“Y”の文字が表示されたYキー(イエス
キー)51と、“N”の文字が表示されたNキー(ノー
キー)52とが配設され、最下段部に、それぞれ、“F
1”,“F2”,“F3”,“F4”の表示がなされた
ファンクションキー53,54,55,56が配設され
たキーレイアウトになっている。
の故障診断を行う場合、図示するように、上記セレクト
モニタAに設けたダイアグコネクタ33をダイアグケー
ブル34を介して上記電子制御装置Cの外部接続用コネ
クタ2aに接続し、側部の電源スイッチをONして上記
ディスプレイ30に表示されるメニューの中から所望の
項目を上記キーボード32により選択することで、容易
に各部の故障診断が行える。
置Cとしては、エンジンや自動変速機等のパワートレイ
ン制御に係わるもの、エアコンや各種インフォメーショ
ンシステム等のボディ制御に係わるもの、サスペンショ
ンやオートクルーズ等の車両制御に係わるもの等があ
り、本形態においては、エンジンを制御するエンジン制
御ユニット(ECU)2を故障診断対象とする例につい
て説明する。
算装置であるCPU3、エンジン制御プログラムや各種
のマップ類等の固定データが記憶されているROM4、
各種センサ・スイッチ類の出力信号を処理した後のデー
タや演算処理したデータが格納されるRAM5、各種セ
ンサ・スイッチ類からの信号を入力する入力インタフェ
ース6、各種アクチュエータ類に対する制御信号等を出
力する出力インタフェース7がバスラインを介して互い
に接続されるマイクロコンピュータを中核として構成さ
れており、各部に定電圧を供給する定電圧回路8、上記
出力インタフェース6からの信号によりアクチュエータ
類を駆動する駆動回路9等の周辺回路が内蔵されてい
る。
れるデータとしては、冷却水温センサ10で検出した冷
却水温信号、O2センサ11で検出した空燃比のリーン
/リッチ信号、吸入空気量センサ12で計測した吸入空
気量信号、エアコンスイッチ13のON/OFF信号、
車速センサ14で検出した車速信号、アイドルスイッチ
15のON/OFF信号、スロットル開度センサ16で
検出したスロットル開度信号、ニュートラルスイッチ1
7のON/OFF信号、エンジン回転数センサ18で検
出したエンジン回転数信号等があり、これらの各入力デ
ータは、上記CPU3によって処理されてRAM5に一
時格納され、制御量の演算に使用される。すなわち、C
PU3で、上記RAM5に格納されている各データに基
づいて、燃料噴射パルス幅、点火時期等、種々の制御量
演算を行い、その制御量に対応する制御信号を上記出力
インタフェース7から駆動回路9へ所定タイミングで出
力する。
を制御するキャニスタ制御装置19、スロットル開度を
制御するスロットルアクチュエータ20、アイドル回転
数を制御するアイドル制御アクチュエータ21、点火プ
ラグに高電圧を印加するイグニッションコイル22、燃
料を噴射するインジェクタ23等が接続されており、上
記出力インタフェース7からの制御信号によって駆動さ
れ、各運転領域ごとにエンジンが最適な状態に制御され
る。
能によってシステム中の異常を検知した場合、上記RO
M4から読み出された故障部位に対応するトラブルコー
ドを、例えば複数個のランプを適宜点灯させたり、ある
いは、所定回数点滅することで表示する自己診断ランプ
24が接続されている。
源がOFFされた後も、バッテリVBから上記定電圧回
路8を介して電源が供給され、データを保持するバック
アップRAMとなっており、学習制御による学習値や、
自己診断機能によって検知された故障部位に対応するト
ラブルコード等が格納される。
除く基本構成について説明する。このセレクトモニタA
は、ディーラのサービス工場等に配備され、内部に、マ
イクロコンピュータからなるメイン制御部35、各部に
定電圧を供給する電源回路36等が設けられている。ま
た、上記メイン制御部35には、カセットコネクタ37
を介して、外部から交換可能なように着脱自在なメモリ
カセット60が接続されている。
バッテリVBからシガーライタケーブルを介して、ある
いは、一般交流電源からAC/DCアダプタを介して、
あるいは、電池を内蔵することにより、電源を供給する
ことができ、いわゆる3電源対応となっている。
るCPU40に、システムブートプログラムやディスプ
レイ30に表示するメニュー及び各種メッセージのデー
タ等を記憶したROM41、ワークデータを格納するワ
ークRAMやビデオRAM等からなるRAM42、車載
電子制御装置Cとの接続インタフェースであるダイアグ
インタフェース43、インジケータ部31のLEDの点
灯(あるいは点滅)、上記キーボード32からのキー操
作信号、及び、上記ディスプレイ30への表示信号を処
理する入力・表示インタフェース44、上記メモリカセ
ット60に設けられたROM61がバスラインを介して
接続される構成となっている。
情報を与えることにより論理機能をオンボードで再プロ
グラミング可能なFPGA(Field Programmable Gate
Array)を中心として構成され、このFPGAにより、
車種、完成車メーカを問わず、様々な車載電子制御装置
Cに接続可能なI/Oインタフェース、及び、様々な車
載電子制御装置Cの通信プロトコルに適合したシリアル
通信インタフェースのハードウエアを実現することがで
きる。
目や車種毎の相違、各種通信プロトコルの相違に対し、
上記セレクトモニタAを汎用的に使用できるようにする
ものであり、車載の電子制御装置Cに対応した診断処理
用プログラム、及び、車載の電子制御装置Cの通信プロ
トコルに適合するよう上記FPGAを再プログラムする
ための論理情報等からなる設計データ等が格納されてい
る。
制御装置C(本形態においては、エンジンを制御対象と
するECU2)に対応した診断処理用プログラム、及
び、ダイアグインタフェース43のFPGAを再プログ
ラミングするための設計データ等を格納したメモリカセ
ット60を装着し、セレクトモニタAのイニシャライズ
とともに、上記ROM61に格納されているFPGAの
設計データを上記ダイアグインタフェース43に転送
し、FPGAを再プログラミングして車載の電子制御装
置CとのI/O接続及びシリアル通信が可能な状態とす
る。
よる故障診断は、基本的に階層構造のメニュー方式とな
っており、メニュー選択によって高度な知識と経験を要
することなく容易に故障診断を行うことが可能である
が、この場合、上記セレクトモニタAは、前述したよう
に携帯型の故障診断装置であり、本体を把持し、あるい
は、作業の都合上、車体の適当な場所に置く等してキー
ボード32の操作を行うことになる。
に置く場合、置き場所によっては、作業を中断して煩雑
にディスプレイ30の画面を確認しなければならず、例
えば、ダッシュボード上等に置いた場合、ディスプレイ
30の画面を見るためには、無理な姿勢を取らざるを得
ず、作業効率が著しく低下してしまう。
択入力によりディスプレイ30の表示モードを通常表示
モードから鏡像表示モードに切り換える表示切換手段の
機能を備えており、上記セレクトモニタAをディスプレ
イ30の鏡像表示画面をガラスやミラー等に反射させて
無理な姿勢を取ることなくディスプレイ30の画面を確
認できるようになっている。
セレクトモニタAをダッシュボード上においてフロント
ガラスに反射させるような場合、すなわち、セレクトモ
ニタAの上方の反射物を利用する場合に対し、ディスプ
レイ30の表示画面を鏡像表示するとともに上下を逆転
して倒立像とする倒立鏡像モードである。
ード切換に係る処理について、図1〜図4のフローチャ
ートに従って説明する。
適合したメモリカセット60を装着したセレクトモニタ
Aを、ダイアグケーブル34を介してECU2に接続
し、電源スイッチをONすると、セレクトモニタAのシ
ステムを制御するCPU40がリセットされ、図2のセ
レクトモニタメニュー処理ルーチンがスタートする。
では、まず、ステップS101で、システムを初期化する
と、ステップS102で、メニュー画面データのメモリテー
ブルを検索して初期メニュー画面であるセレクトモニタ
メニューの画面表示データを設定する。次に、ステップ
S103へ進んで図3の画面表示処理ルーチンを実行する。
と、まず、ステップS301で画面表示のデータが有るか否
かを調べ、表示データが無いときには待ちループとな
り、画面表示データが有るとき、ステップS302へ進んで
モード変更フラグFlagを参照する。このモード変更
フラグFlagは、ディスプレイ30への表示モードが
通常表示モードか鏡像表示モードかを示すものであり、
初期値は通常表示モードを示すFlag=0であり、鏡
像表示モードに設定変更されたとき、Flag=1にセ
ットされる。
g=0のとき、すなわち通常表示モードのときには、ス
テップS304へジャンプしてデータをメモリにストアし、
ステップS305でメモリ内容をビデオRAM(VRAM)
に出力すると、ステップS306でVRAMのデータをディ
スプレイ30に出力して画面表示を行い、ルーチンを抜
ける。
とき、すなわち、鏡像表示モードのときには、上記ステ
ップS302からステップS303へ進み、画面表示を鏡像表示
させるためのデータ再配置を行い、前述のステップS304
からステップS305を経てステップS306でVRAMのデー
タをディスプレイ30に出力して画面表示を行い、ルー
チンを抜ける。
図5に示すように、ディスプレイ30にセレクトモニタ
メニューが表示され、メニュー選択のキー入力待ちとな
る。このセレクトモニタメニューは、図5においては、
7項目のメニューからなる最上位階層の初期メニューで
あり、画面下部に、F1〜F4のファンクションキーへ
の登録内容が表示される。作業者は、このメニュー画面
を見ながらキーボード32のカーソル移動キー45,4
6(“↑”キー、“↓”キー)を使ってカーソルを上下
させ、目的のメニュー項目にカーソルを一致させて反転
表示させたところでYキー51を押すと、選択が確定し
て次の階層のメニューが表示される。
チンのステップS103でセレクトモニタメニューを表示し
た後、ステップS104へ進んで図4のキー入力解釈処理ル
ーチンを実行し、キーコードテーブルを検索してキー入
力をキーコードKEYに変換する。すなわち、図4のキ
ー入力解釈処理ルーチンでは、ステップS401におけるキ
ー入力有りか否かを調べるキー入力待ちループにおいて
キー入力が有ったとき、ステップS402へ進んで入力キー
のコード化を行い、ルーチンを抜ける。
05へ進み、入力キーのキーコードKEYがカーソルを1
行上に移動させるコード値0001であるか否かを調べ
る。KEY=0001のキーコードはカーソル移動キー
45からの入力であり、KEY=0001のとき、上記
ステップS105からステップS106へ進んでカーソルを1行
上に移動させ、ステップS104のキー入力解釈処理へ戻
る。一方、KEY≠0001のときには、上記ステップ
S105からステップS107へ進んでキーコードKEYがカー
ソルを1行下に移動させるコード値0002であるか否
かを調べる。
移動キー48からの入力を意味し、上記ステップS107に
おいて、KEY=0002であるとき、ステップS108へ
進んでカーソルを1行下へ移動させてステップS104のキ
ー入力解釈処理へ戻り、KEY≠0002のとき、ステ
ップS109へ進んでキーコードKEYが項目選択決定のキ
ー入力を意味するコード値0005、すなわち、Yキー
51からの入力か否かを調べる。
05のとき、すなわち、上下のカーソル移動キー45,
48でもなく、Yキー51でもない他のキーが押された
ときには、そのキー入力を無効として上記ステップS109
からステップS104のキー入力解釈処理へ戻り、KEY=
0005のとき、ステップS110へ進んで選択されたメニ
ュー項目のサブルーチンを実行する。ここでは、図5に
示すように、セレクトモニタメニューの6番目のメニュ
ーである“6.セレクトモニタの機能設定”にカーソル
が合わされてYキー51が押されたときの処理について
説明する。
されると、図1の機能設定ルーチンが起動され、ステッ
プS201で、メニュー画面データのメモリテーブルから機
能設定メニューの画面表示データを選択し、機能設定メ
ニューの表示データ設定を行う。次に、ステップS202へ
進み、前述した図3の画面表示処理ルーチンを実行す
る。これにより、図6に示すように、ディスプレイ30
に機能設定メニューが表示され、キー入力待ちとなる。
ューを表示した後、ステップS203へ進んで前述した図4
のキー入力解釈処理ルーチンを実行し、ステップS204
で、入力キーのキーコードKEYが現在の処理をキャン
セルして1階層上のメニューに戻るためのキー入力を示
すコード値0008、すなわち、Cキー50からのキー
入力であるか否かを調べ、KEY=0008のとき、ル
ーチンを抜けて、1階層上のメニュー、すなわち、前述
のセレクトモニタメニュー処理ルーチンへ戻り、KEY
≠0008のとき、ステップS205へ進んでキーコードK
EYがカーソルを1行上に移動させるコード値0001
であるか否かを調べる。
01のとき、ステップS206でカーソルを1行上に移動さ
せてステップS203のキー入力解釈処理へ戻り、KEY≠
0001のとき、ステップS207へ進んでキーコードKE
Yがカーソルを1行下に移動させるコード値0002で
あるか否かを調べる。そして、KEY=0002のと
き、ステップS208へ進んでカーソルを1行下へ移動させ
てステップS203のキー入力解釈処理へ戻り、KEY≠0
002のとき、ステップS209へ進んでキーコードKEY
が項目選択決定のYキー51からのキー入力を意味する
コード値0005であるか否かを調べる。
Y≠0005のときには、上記ステップS209からステッ
プS203のキー入力解釈処理へ戻り、KEY=0005の
とき、上記ステップS209からステップ210へ進んで、選
択されたメニュー項目が6番目の鏡像表示モード設定で
あるか否かを調べる。
きには、さらに、ステップS210で、7番目の鏡像表示モ
ード解除選択か否かを調べ、鏡像表示モード解除が選択
されているとき、ステップS213でモード変更フラグFl
agを0にクリアしてステップS201の機能設定メニュー
の表示データ設定へ戻り、鏡像表示モード解除が選択さ
れていないとき、ステップS214で、時刻設定、RS23
2C設定、ブザーON/OFF等の選択された他の機能設定を
実行し、ステップS201へ戻る。
ド設定選択のとき、すなわち、図7に示すように6番目
のメニュー項目である“6.鏡像表示モード設定”にカ
ーソルが合わせられてYキー51が押されたときには、
上記ステップS210からステップS211へ進んでモード変更
フラグFlagを1にセットし、ステップS201へ戻って
機能設定メニューの表示データを再設定すると、このス
テップS201からステップS202へ進んで、再び、画面表示
処理ルーチンを実行する。
切り換えられ、例えば、初期メニューのセレクトモニタ
メニューから車両システムの故障診断を選択してECU
2からエンジン回転数データや点火時期データを読み込
み、ディスプレイ30に表示させると、図7(a)に示
すような通常表示モードの画面に対し、鏡像表示モード
では、図7(b)に示すような上下逆転を伴う鏡像表示
となる。
タAをダッシュボード100上に置いて作業を行う場合
にも、ディスプレイ30に鏡像表示させたエンジン回転
数データ及び点火時期データを、フロントガラス101
に反射させて確認することができ、ディスプレイ30の
画面を見るためには、作業を中断して無理な姿勢を取る
こともなく、作業効率を向上することができる。
ドに戻すには、機能設定メニューの表示画面において7
番目のメニュー項目である“7.鏡像表示モード解除”
にカーソルを合わせ、Yキー51を押す。これにより、
前述した図1の機能設定ルーチンではステップS201以
降、ステップS202,S203,S204,S205,S207,S209,S210,S21
2を経てステップS213へ至り、このステップS213でモー
ド変更フラグFlagを0にクリアした後、ステップS2
01へ戻り、続くステップS202の画面表示処理ルーチンの
実行により、機能設定メニューの表示データを鏡像表示
のための配置から通常表示のための配置に戻す。
図6に示す通常表示モードに戻され、以後、セレクトモ
ニタAを把持する等してディスプレイ30の画面表示を
直接確認しながら所望のメニュー項目をキーボード32
により選択し、故障診断を行うことができる。
示モードとの切り換えをメニュー選択によって行うよう
にしているが、特定のキー入力あるいはスイッチ等から
の選択入力により、各モードを切り換えるようにしても
良い。
択入力により故障診断装置の表示部の表示モードを通常
表示モードから鏡像表示モードに切り換えることができ
るため、作業の都合上、表示部を直接見ることが容易で
ない状態に故障診断装置を置く場合においても、鏡像表
示された表示部の表示をガラスやミラー等に反射させて
容易に確認することができ、表示部を見るために姿勢を
煩雑にかえることもなく、作業効率を向上することがで
きる等優れた効果が得られる。
チャート、
画面の説明図
明図
ック図
の外観図
Claims (1)
- 【請求項1】 車両に搭載された電子制御装置に接続
し、この電子制御装置内のデータを表示部に表示させて
故障診断を行う故障診断装置において、 選択入力により、上記表示部の表示モードを通常表示モ
ードから鏡像表示モードに切り換える表示切換手段を備
えたことを特徴とする故障診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06460196A JP3208059B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06460196A JP3208059B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 故障診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09257659A JPH09257659A (ja) | 1997-10-03 |
JP3208059B2 true JP3208059B2 (ja) | 2001-09-10 |
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ID=13262953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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---|---|---|---|---|
JP7244330B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-03-22 | 日本車輌製造株式会社 | 鉄道車両 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP06460196A patent/JP3208059B2/ja not_active Expired - Fee Related
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