JPH08238951A - 自動車用制御装置 - Google Patents

自動車用制御装置

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JPH08238951A
JPH08238951A JP7281285A JP28128595A JPH08238951A JP H08238951 A JPH08238951 A JP H08238951A JP 7281285 A JP7281285 A JP 7281285A JP 28128595 A JP28128595 A JP 28128595A JP H08238951 A JPH08238951 A JP H08238951A
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JP
Japan
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driver
unit
data
control
control device
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Application number
JP7281285A
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English (en)
Inventor
Masaaki Fujisawa
正明 藤沢
Taiji Hasegawa
泰二 長谷川
Toshio Ishii
俊夫 石井
Shoji Sasaki
昭二 佐々木
Masahide Sakamoto
正英 坂本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジン制御や車両運転制御の特性に対して、
運転者の意志を反映できるよう、運転者によって特性の
設定値または動作特性を変更できると共に制御装置異常
にバックアップ手段に切換えることにより、運転者の意
志を反映した操作性と安全性を確保すること。 【解決手段】書換え可能な記憶手段を持ち、該記憶手段
に設定値を含む特性データを記憶し、運転者の指示によ
って記憶の書換えができる手段と、制御装置の異常を診
断する診断手段を備え、異常時にバックアップ手段に切
換わるバックアップ切換え手段を有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の制御装
置に係り、特に制御特性を運転者によって変更できる制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車用の自動変速制御装
置では予め設定された変速線図にしたがって、変速制御
が行われるようになっている。特開昭61−274155号公報
参照。又、変速線図は、いくつかのモードが設定されて
いて、これらを切換えて使用することもできるが、これ
らの変速線図は制御装置内のメモリに予め書込まれてい
る。このため運転者の意志を運転特性に反映させること
ができなった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、予め設定された
変速モードの中から1つのモードを選ぶことはできたが
その選択対象モードは少なく、満足できるものではなか
った。例えば、ある1つのモードを選択したとしても、
運転の仕方の個人差や、走行する道路の状況などの違い
のため、そのモードとして設定されている変速線図のパ
ターンが運転者に対し必ずしも満足のいくものとならな
い。
【0004】そのほか変速制御以外、例えばパワーステ
アリングのアシスト量も運転者の意志を反映することが
望ましい。従来電動ミラーや座席のように運転中は制御
されずまた他の制御にまったく無関係のものは調整可能
となっていた。
【0005】しかしエンジン制御や車両運転制御の特性
に対して運転者の意志を反映することは困難であった。
【0006】本発明の目的は、このような、運転者によ
って設定値または動作特性を変更できる制御装置を提供
すると共に、前記制御装置の異常時においてもバックア
ップ機能を有する制御装置を提供し、運転者の意志を反
映した運転性と安全性を確保することにある。また、こ
の運転者毎のデータ設定を簡単に行うことができる装置
の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、書換え可能な記憶手段を持ち、該記憶手段に設定値
を含む特性データを記憶し、運転者の指示によって記憶
の書換えができるようにしたものである。さらに該記憶
手段の記憶領域を運転者毎に分割し、運転者識別手段に
よって、運転者に応じた記憶領域を選択することも可能
とし、前記制御手段を診断する診断手段と異常に際しバ
ックアップ手段に切換わるように構成したものである。
【0008】又、運転者毎の特性データの記憶手段を制
御装置から分離し、必要な時にこれを装着することによ
り運転者毎のデータ設定が容易に行えるものである。
【0009】書換え可能な記憶手段とは、例えばEEPROM
とか電源バックアップされたRAMとか、NVRAMと
か磁気メモリとかを記憶媒体として用いる記憶手段であ
り、ここには、制御手段の動作状態や動作特性を規定す
るデータを記憶できる。
【0010】制御手段は、該記憶手段に記憶されたデー
タや、センサ類からのセンサ信号、あるいは必要に応じ
て制御対象の制御状態をモニタする制御状態モニタ信号
などに基づき、制御対象を制御するための制御信号を出
力することが可能である。
【0011】運転者による入力手段は、例えば、キーボ
ード,スイッチ,操作レバーなどがある。この入力手段
によって必要に応じ、運転者の好みの設定値,制御特性
などを入力することができる。
【0012】記憶の書換えは、入力手段からの設定,変
更指示信号に基づき、又場合によっては、センサ信号,
制御状態モニタ信号、あるいは記憶手段に記憶されてい
る現在の記憶内容、などにも基づき、記憶内容を書換え
ることができる。
【0013】運転者識別手段は、運転者を識別し、その
結果によって、その運転者に対応した記憶領域を選択す
る。これは例えばキーボードやスイッチによって運転者
が自分の登録番号を入力あるいは選択するようにしても
よいし、又は、記憶手段を装置から分離,携帯可能なも
のとして、運転者が自分用の記憶手段を所有し、該記憶
手段を装置に装着することにより、自動的に運転者の識
別や使用すべきデータの選択が行われるようにすること
もできる。本手段によって、運転者ごとの好みのデータ
の設定が簡単にできる。
【0014】診断手段は、運転者の識別手段,書換え可
能な記憶手段、などが正しく動作できるかどうかを診断
し、正しく動作できない場合には、制御手段が用いるデ
ータを予め設定された別の記憶手段から読み出すように
切換える。これによって装置故障時の安定性を高められ
る。
【0015】表示手段は、運転者の意志に基づいた記憶
の書換えが可能かどうか(例えば、許容書換え範囲をこ
えていないかなどのチェック結果など)、又、書換えが
正しく終了したかどうか、あるいは、診断手段により診
断結果に基づき不具合が発生していないかどうか、など
を表示するものであり、これにより、操作性,安全性が
高められる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下一実施形態を図面を用いて説
明する。
【0017】図2は運転席の一部を示す外観図である。
正面の表示部22や24は車速やエンジン回転速度を表
示し、表示部26や28は冷却水温やガソリン残量を表
示し、表示部30は指示や警報を表示する。これらは表
示ユニット110を構成し、エンジンの運転状態や指示
警報の表示あるいはパワステの運転状態や指示警報の表
示,トランスミッションの状態や指示警報の表示を行
う。車体の状態や指示警報も正面に表示できる。即ちエ
ンジンやパワトレーン系および車体等の運転に必要表示
が表示ユニットで行われる。
【0018】右側にはカードユニット116を構成する
カードリーダ32と操作キー34と表示部36が備えら
れている。カードリーダには個人の希望特性データ等の
個人データや個人暗号が保持されているカードが挿入さ
れ、これらのデータの読出しや書込みを行う。システム
はキースイッチのみならずカードユニットの操作でも立
上げることができ、後述する如くカードユニットの操作
でキースイッチスッチを使用せずに車を動かすことがで
きる。
【0019】左側には通信ユニット112を構成する操
作キー42と表示部44と電話等の外部通信器46が設
けられている。この通信器46を介してシステムが外部
機関と接続される。これにより外部機関からの指示によ
るシステムの診断や、外部機関からのデータの入力例え
ばナビゲーションデータの入力が可能となり、またシス
テムから外部機関へのデータの送信が可能となる。これ
により外部機関を利用した車の診断やそれに伴う種々な
指示、また道路情報に関する指示,高速道路等の自動支
払等が可能となる。
【0020】ディスクドライブ48はディスクユニット
114を構成し、必要なデータの記憶を可能とするのみ
でなく、このシステム中個人に開放された制御部のプロ
グラムの入出力が可能となる。また通信ユニットを介し
て外部機関とのデータ通信のプログラムの書込み、通信
に基づくデータの保持を可能とすると共にソフトウェア
ハウスで作られた販売プログラムの読込みにも使用され
る。
【0021】ハンドル58の中央部にはシステムを操作
する操作ユニット118を構成する表示部50と操作ス
イッチ52,54とキースイッチ等の入力部56が設け
られている。システムを構成する各ユニットはそれぞれ
の入力手段で操作可能であるがシステムが立上った後は
各ユニットの入力手段とは別にこの操作ユニットを介し
て各ユニットを制御できる。さらに加えてそれぞれのユ
ニットを有機的に通信ユニットを介してつなぎ合せ、種
々の新たな機能を持つことができる。又外部機関との接
続による操作が可能となる。
【0022】このシステム自身の立上げは後述の如く、
キースイッチによる立上げとカードユニット操作による
立上げの2つの方法で行うことができる。またシステム
の種類も複数個あり、ディスクドライブを使用しないR
OMプログラムによるシステムやディスクドライブによ
るシステムがあり、既に立上っているシステムを他の種
類のシステムで再立上げする場合には上述のキースイッ
チやカードユニット操作によらなくても操作ユニットの
みで再立上げできる。
【0023】図2では運転座席左に変速機ユニットを構
成するセレクトレバー60が設けられ、このレバーの操
作により自動変速,パーキングの操作が可能となる。ま
た図示されていないがテレビ,ラジオ,電話その他のユ
ニットが設けられている。
【0024】図3はシステムのブロック図であり、エン
ジン制御ユニット102,変速機ユニット104,エア
コンユニット106,パワステユニット108,表示ユ
ニット110,通信ユニット112,ディスクユニット
114,カードユニット116、その他のユニット12
0,操作ユニット120はそれぞれ光伝送ライン124
と電気伝送ライン126で繋がっている。さらにバッテ
リより各ラインに電源が電源ラインを介して供給され
る。エンジン制御ユニット102,変速機ユニット10
4,エアコンユニット106,パワステユニット108
は密接に関連があるので伝送ライン124,126とは
別に相互に接続されている。これを一応ライン128と
して示す。しかしこれは、多重伝送ではなくそれぞれ専
用線で繋がれている。
【0025】図4はシステムの動作モードを説明するた
めの図である。図3の各制御ユニットは他のユニットか
ら一部はデータを受けるが、原則は各ユニット毎にそれ
ぞれ独立して動作する。またシステムとして診断を行う
が、原則は各ユニット毎に自己診断され、必要に応じバ
ックアップ手段に切換わる。バックアップ手段は各ユニ
ット毎に設けられている。
【0026】(イ)図は操作ユニットの動作を示す。停
止状態でキースイッチまたはカードユニットの操作でシ
ステムが立上がり,動作モードとなる。動作モードで他
のユニットへ立上げ指令Aを出すが、システムが立上が
らないときはキースイッチの操作で他のユニットを立上
げる(動作させる)こともできる。またこのとき異常で
あるとしてバックアップ手段に切換え、そのバックアッ
プ手段により立上げ指令Aを出すことも可能である。動
作が終了するとキースイッチの操作または操作ユニット
への運転者からの指令で停止指令Bが出る。システム異
常のときでもキースイッチの操作で必要な制御ユニット
が動作し、車を動かすことができる。
【0027】図4(ロ)はエンジン制御ユニットの動作
モードを示す。このユニットは指令Aで停止モードから
待機モードへ移る。つまりカードユニットによりシステ
ムを立上げこのシステムより立上げ指令を出すことによ
りエンジン制御ユニットへ電源が供給され、待機モード
となる。このモードでは制御ユニット自身は既に動作状
態であるがエンジンの始動指令のない状態である。エン
ジンの始動指令で制御ユニットはエンジンを始動させ、
エンジンの運転モードへ移る。エンジンの始動中は始動
中を示す信号Cを運転中は信号Dを出す。
【0028】またエンジンの停止は指令信号Bをシステ
ムより受けて行われる。但し、システムからの指示とは
別にキースイッチで各モードへの動作の推進が可能であ
る。これはシステムの異常時のバックアップのためのも
のもあるが、老人や女性が簡単に車を運転したいときの
希望を可能にするためである。キースイッチを切るとエ
ンジンコントロールユニットのメイン電源が切られ、ユ
ニットは停止状態となりエンジンも停止する。
【0029】図4(ハ)に示す如く変速機ユニットは操
作ユニットからの信号Aつまりカードユニット操作によ
り立上がり、停止モードから待機モードとなる。このモ
ードや自己診断等を行い、その終了で動作モードにな
る。従ってエンジンが始動モードに入る前であっても動
作可能である。運転者からの停止指示を示す信号Bで停
止する。故障すればバックアップモードとなる。エンジ
ン制御ユニットや他のユニットと同様、キースイッチの
みでも動作させたり停止させたりでき、それを含めて
A,Bとして図示している。
【0030】図4(ニ)にオートエアコンユニットの動
作を示す。停止状態より待機モードへの移動は図4
(イ)の条件Aで移る。待機状態では表示が可能とな
り、温度設定も可能となる。但し、オートエアコンの動
作はエンジンが運転中を示す条件Cで開始される。
【0031】故障でバックアップ手段に動作が移る点お
よび条件Bで動作が停止する。
【0032】図4(ホ)は表示ユニットの動作モードを
示す。車が停止状態つまりパーキング状態でユニットは
待機状態である。この状態では時計など最少の表示がさ
れる。また操作ユニット等からの表示指令が入るとそれ
に対応して表示動作を行う。エンジンが始動モードであ
る条件Cで表示チェックのためのモード1となる。ここ
で表示不能となっていないかのチェックを行う。次にエ
ンジンの運転中を示す条件Dでモード2へ移る。故障の
ときバックアップ手段に動作が移り、それでも表示でき
ないとき、システムでバックアップする。つまり正面に
表示できないとき、操作ユニットの表示面に表示する。
また上記B条件で待機モードへ戻る。図4(ヘ)は通信
ユニットであり、車のパーキング状態でしかもエンジン
制御ユニットが停止している状態では待機モードであ
る。この状態は車内伝送の必要性が低いので電力消費の
少ない電気伝送ラインを働らかせ、光伝送ラインは停止
する。次に条件Aに基づき動作状態となる。つまり光伝
送ラインを介しての伝送が行われる。また異常時にはバ
ックアップ動作が行われる。
【0033】図4(ト)はカードユニットやディスクユ
ニットの動作を示す。電源スイッチの投入により待機状
態となり、自己診断により動作状態に移る。しかし、エ
ンジン始動時は電源電圧が低下するので、始動時は読出
し,書込み動作を行わない待機状態となる。
【0034】図5はシステム立上げを示すフロー図であ
る。システム立上げは2つに分けられる。1つはシステ
ムの停止状態より立上げるものであり、コールドスター
トと呼ぶことにする。他の1つは既に立上がっているシ
ステムを他のシステムに変更するものでホットスタート
と呼ぶ。
【0035】コールドスタートはキースイッチによるス
タート502とカードによるスタート504がある。車
の盗難を防止するためキースイッチを使用するか、カー
ドの暗号を入力することが立上げの条件となる。ステッ
プ504の詳細は後述するが暗号入力が正しいことを確
認するとキースイッチがなくてもステップ508へ移
る。
【0036】ホットスタートはシステム変更指示がある
とステップ506でそれによりステップ508へ移る。
但し、ステップ506は車が停止状態つまりエンジンの
アイドル状態やセレクトレバー60がパーキング位置で
あることを条件として実行される。
【0037】ステップ508,510で通信ユニットや
ディスクユニットの異常を診断する。通信ユニットの異
常ではその異常の内容に応じバックアップが決まる。例
えば内部の光伝送ラインの故障のとき、電気伝送ライン
を使用して能力を下げて動作する。また外部との通信ラ
インの異常では内部伝送は正常に動作させる。また光伝
送ラインと電気伝送ラインの双方とも使用できないとき
システムは立上がらない。このときはキースイッチの操
作で各ユニットが独立して動作する。
【0038】ディスクが異常のときは使用せず内部メモ
リによるシステムで立上がる。このときステップ514
でディスク異常を表示する。
【0039】ステップ516でディスクに記憶のシステ
ムで立上げるか内部メモリで立上げるかを判断する。デ
ィスクの電源オフ、またはディスクにシステムフロッピ
がセットされていないとき、ステップ520で内部メモ
リに記憶されたシステムで立上がる。一方ディスクにシ
ステムがセットされているとき、ステップ518でディ
スクを読込み、ディスクに保持されたシステムプログラ
ムで立上がる。これによりシステムの改良が容易とな
り、ソフトウェアハウスでもシステム作成が可能とな
る。
【0040】ステップ520で各ユニットに図4の信号
Aを伝える。また各ユニットから型式の報告と診断結果
の報告を受ける。ステップ522でユニットが正常かど
うかを判断し、正常であればステップ524へ、異常で
あればステップ526へ進む。
【0041】図6は使用決定ステップ524,526で
使用する表示面表であり、運転者がその仕様を決定す
る。例えばエンジン特性を自分に合ったものに変更し、
これを使用するときは特性の( )内に2を入れる。変
速機も同様である。エアコンの場合やディスクユニット
の場合使用不使用を入れる。また型式によっては標準の
みで特性が個人に開放されていない場合強制的に1とな
り、変更不能となる。最後にシステム仕様の決定結果を
最初から優先して出したいときは第10項の( )内に1
を入れる。この結果がカードにセットされ、最初から
( )内に既に選択された結果が表示され、実行キーの
操作のみで完了する。ユニット異常のときはステップ5
26で表示する図6の画面に異常ユニットに異常が表示
され、そのユニットは強制的に使用が決まる。例えばエ
アコンユニットの異常では強制的に不使用が選択され
る。
【0042】ステップ524,526の仕様が決まると
各ユニットへそれが伝送され、システムの立上げが終了
する。
【0043】危険防止のためのステップ524,526
はエンジンのアイドルかセレクトレバー60がパーキン
グの条件であるがシステム立上げ以降のメニュー表示ス
テップ530も同様にアイドル運転かセレクトレバー6
0がパーキングのときのみである。もし車が走行状態と
なると直ちにメニューは消える。仕様変更したいときに
その指示により再びステップ524,526を実行する
ことになる。
【0044】以上のような装置構成において、さらに図
8に示すボタン及びレバーから成る操作部を、例えば図
2のステアリング中央部56の部分に設け、自動変速機
の変速パターンを運転者の意志によって容易に書換えら
れるよう(変更可能)にしたものである。
【0045】図9は、本実施形態の自動変速制御システ
ム(図3の変速機ユニット104)の構成を示すもので
あり、変速動作は車速センサ202からの車速信号(V
SP)と、スロットルセンサ203からのスロットル角
度信号(θTH)とに基づいて、図13の特性220aに
示すような変速線図にしたがって、シフトソレノイドA
211,シフトソレノイドB212のON,OFF動作
の組み合わせを制御することにより実行される。制御装
置210の入力としては、このほか、図8に示すシフト
点選択ボタン207,変更量設定レバー204,確定入
力ボタン205,走行モード選択ボタン206などから
の信号がある。また変更操作の中止はRESETボタン
からの信号で行われる。また、制御装置210には、ス
ロットルセンサ203などのアナログ量を取り込むため
のA/D変換器208が備わっている。演算装置209
はマイクロプロセッサを用いており、それに接続される
メモリとしては、制御装置210に内蔵されるROM213及
び図2に示されるようなカードリーダ32を介して接続
されるICカードメモリ201がある。なお、演算装置
209が演算処理を実行する際に使用されるRAMは特
に図示されていないが、演算装置209に内蔵されてい
る。さらに表示装置50も接続されていて各種表示が可
能である。
【0046】変速制御のためのプログラム及びデータは
ROM213に格納されているが、データ部分のみ又は一部
は、ICカードメモリ201にもデータ領域が用意され
ており、ICカードメモリが正常に接続されかつ正常動
作可能な場合は、優先的にICカードメモリ側が選択さ
れて使用されるように、プログラムは構成されている。
このROMとICカードメモリとのメモリの切換え動作
を示したのが図14である。尚、ICカードメモリ20
1のメモリ素子はNVRAMが使用されている。NVR
AMとは不揮性RAMのことであり、電源を切ってもそ
の内容が保存されるRAMである。
【0047】次に図10,図11によって、停止時に変
速パターンを変更する方法を説明する。この場合の運転
者側から見た機器の操作手順は図11に示すようにな
り、制御装置側から見た処理手順は図10のようにな
る。以下にこれを説明する。
【0048】まず最初は手順301によって、運転者に
変更意志があるかないかを確認する。これは、シフト点
選択ボタン207のうちどれか1つでも押されたかどう
かで判断する。これが押されていないければ変更意志無
しとしてデータの書換えは実行しない。これは変更開始
の信号となる。変更開始を専用スイッチより入力しても
よい。1つでも押されていれば、変更意志有りとして手
順302以降に進むが、誤操作などに対して安全性を高
めるため、手順302ではタイムアウトの判定を行い、
シフト点選択ボタンが押されてもそれ以後の操作が所定
時間内に実行されない場合は、手順303により変更意
志を取り消して終了する。手順304では変更内容を入
力する。これは、図8に示すボタン,レバー類によって
設定された、走行モード,シフト点,変更量を入力する
ものである。この場合、変更量設定レバー204によっ
て設定される変更量は、確定入力ボタン(SETボタ
ン)205が押されたとき、その時点で押されているシ
フト点選択ボタン207,走行モード選択ボタン206
と一緒に一組のデータとして取込まれる。
【0049】次に手順305では、入力した変更量が許
容範囲かどうかをチェックし、範囲外の要求であれば手
順306によって、表示装置50にそれを表示し、運転
者に対し、再入力を促す。これはあまり大幅な変更を運
転者に許容して安全性,運転性などをかえって損うよう
なことはになるのを防止するために行うものである。次
に、入力値が許容範囲内である場合には、手順307に
よって変速パターン(変速線図)の変更が実施される。
この場合、変更量設定レバー204の位置が「下げる」
側であれば同一スロットル開度に対する変速点(シフト
アップ点)の車速をより低速側へ変更し、「上げる」側
であれば、より高速側へ変更する。尚、本実施例では、
シフトアップ側のみ変更できるようにしているが、シフ
トダウン側も、シフトアップ/シフトダウン選択手段を
設ければ同様に変更できるようになる。
【0050】図13は、手順307でのパターン変更の
具体例を示したものである。いずれも変更量設定レバー
が「下げる」側に設定された場合であり、220bは、
もとのパターンに対し平行移動したもの、220cは変
更量がスロットル開度θTHに比例するようにしたもの、
220dはあるスロットル開度の部分で変更量が最大に
なるようにしたもの、である。パターンの変更の仕方と
しては、これ以外の方法も可能である。
【0051】次に手順308では、変更された変速パタ
ーンを指定されたモードのシフトパターンとして、IC
カードメモリ上の変速パターンデータ領域へ書込む。手
順309では以上の変更手順がすべて終了したことを、
表示装置50によって表示し、運転者に知らせる。
【0052】以上の手順301から309はすべてROM2
13にプログラムされている。又、ROM213には変速制御プ
ログラムの手順310もプログラムされているが、この
手順310では、手順308でICカードメモリに書込
まれた変速パターンデータを参照し、それに基づいて変
速制御を行う。
【0053】ただし、すでに図14の説明で述べたよう
に、ICカードメモリ201が正常に動作しない場合
は、予めROM213に設定されている初期データを参照して
変速制御を行い、この場合、手順301から309のデ
ータ変更手順も実施されない。この時は、やはり表示装
置50によって、その旨表示される。
【0054】次に図12によって、走行中にシフトパタ
ーンを変更する方法を説明する。
【0055】手順330,331,332は、図11の
手順301,302,303と同様である。手順333
では、シフト点選択ボタンをチェックし、(1→2)ボ
タンが押されていれば手順334以下を実行し、そうで
なければ手順343,345へと移行するが、手順34
4以降及び手順346以降は、手順334から手順34
2までと同様なため省略している。
【0056】手順334ではシフト動作を禁止し、レン
ジ1に固定する。この状態のまま加速が行われていく
が、その後、常に所定の周期で、手順335に示す車速
データ(VSP)とスロットル開度データ(θTH)の取
込みが行われる。この時、もし確定入力ボタンが押され
る前に車速がシフトレンジ1での、その時のスロットル
開度に対して許容された上限に達したら、安全のため、
上限値を設定値とし、シフトパターンを書換え、さらに
シフト動作を許可し、レンジ2にシフトアップする。こ
の手順を示すのが、手順336,337,341,34
2である。
【0057】車速が上限値に達する前に確定入力ボタン
が押された場合は、同様にして下限値をチェックする。
【0058】確定入力ボタンが押された時点の車速がそ
の時のスロットルセンサ開度に対し、上・下限値の範囲
内にあれば、その車速データとスロットル開度データを
用いて、手順341によりシフトパターンがICカード
メモリに書込まれる。即ち、その車速とスロットル開度
によって決まる点を通るような変速線図に書換えが行わ
れるのであるが、この場合も図13に示すようないくつ
かの書換え方法が可能である。
【0059】以上述べたような方法により、自動変速機
の変速パターンを運転者の好みに合った特性に変えるこ
とができる。本実施例では、書換え可能な記憶手段とし
てはICカードメモリを用いているため、このICカー
ドを各運転者が1枚ずつ所有し、運転時にそのカードを
カードリーダにセットすることで、自動的に運転者が識
別されることになるが、他の実施例としては、書換え可
能な記憶手段として装置組込みの大容量メモリ(例えば
ハードディスク装置)を用い、運転者識別スイッチある
いは、キーボードから運転者IDNo.を入力することに
よって運転者を識別し、それによってデータの記憶領域
を変える方法も可能である。
【0060】また、本実施例は、自動変速制御装置の例
を示したものであるが、その他どんな制御装置について
も同様の考え方で、運転者の好みの特性を簡単に設定す
ることが可能となる。
【0061】図1は一実施例を示す機能ブロック図であ
る。入力手段1より運転者識別暗号を入力すると識別手
段3で確認し、第1記憶手段を有する記憶書換え手段8
に識別信号を送る。第1記憶手段には特性データが保持
されている。この第1記憶手段の運転者識別表示との一
致を調べ、不一致のとき表示手段9に不一致を表示す
る。入力手段7からの操作により第1記憶手段の運転者
表示および記憶データを変更できる。記憶書換え手段8
により第1記憶手段から読出されたデータは選択手段4
を介して制御手段5に加えられ、このデータによる制御
特性で制御対象6を制御する。この制御手段5は必要に
応じセンサ11やモニタ手段12の出力信号を制御に使
用する。記憶書換え手段8の動作を診断手段10で検査
し、異常のとき選択手段で第2記憶手段を選択しこの読
出しデータで制御手段5は制御対象6を制御する。また
異常の表示を表示手段9で行う。制御対象としては自動
変速機,パワステのパワーアシスト手段,エンジン制御
などがある。この場合第1あるいは第2の記憶手段から
のデータはそれぞれ変速機のシフトアップやシフトダウ
ンの条件,パワステのアシスト力,エンジン制御の加減
速時の燃料供給特性である。
【0062】図1の機能ブロック図は計算機のプログラ
ムで実現できる。選択手段4と診断手段10の動作をフ
ローチャートにすると図14のようになる。
【0063】先ず第1の記憶手段であるICカードをス
テップ350で優先的に選択する。次にステップ351
でICカードの読出しや書込みのチェックを行う。ステ
ップ352で正常かどうかを判断する。異常のときステ
ップ353で第2の記憶手段である標準特性データを選
択する。
【0064】図15は個人別のメモリに記憶されたデー
タをリーダ(読出し装置)でリードする際のフローを示
している。ステップ801ではリーダによるメモリリー
ド動作が規定回数行われたかどうかがチェックされる。
規定回路リード動作が終了している場合はステップ80
9においてリーダ又はメモリがエラーと判定し、報知手
段により報知する。メモリリード動作が規定回数に達し
ない場合は、ステップ801からステップ802に進
み、メモリリード動作を行う。読出しデータをバッファ
メモリに入れる。ステップ803において、リードされ
たバッファメモリの内容と、メモリより再度リードした
内容を比較し、両者が等しければステップ804へ、等
しくなければリードエラーとしてステップ801に戻
る。
【0065】ステップ804においては、メニューによ
り選ばれた制御データを、リーダ内で選択する(DS1
Sn)。ステップ810では、リーダ又はメモリがエラ
ーになった場合に制御データの初期値となるデータを発
生する(DS1〜DSn)。ステップ805においては、制
御データの初期値となるDS1〜DSnを、各コントローラ
1〜Cnに伝送する。ステップ806において、各コン
トローラC1〜Cnが受信したデータがリーダにより読出
される。ステップ507では、ステップ805とステッ
プ806のデータ伝送動作が規定回数実行されたかどう
かがチェックされる。ステップ808において、DS1
SnとDR1〜DRnが同じ値であることが確認されれば、
メモリからのデータ読出しおよび伝送を終了する。ステ
ップ811では、DSi≠DRiとなるコントローラCi およ
びその伝送系を特定し、CEに分類すると共にエラーの
ストアと表示を行う。
【0066】図16は、運転者により選択された制御デ
ータや、自動車が走行中に自己修正した制御データをメ
モリに記憶する際のフローを示している。ステップ90
1でイグニッシションキーがOFFとなった時点を判定
し、ステップ902で、メモリがプロテクトされている
かどうかをチェックする。プロテクトされていない場合
には、ステップ903において、各コントローラの最終
的な制御量データを記憶するが、この際にステップ81
1においてエラーと判定されたコントローラおよびその
系からの制御量データの記憶は行わない。ステップ90
4においてメモリ内容の書込み,読出しを行うリーダの
電源をおとして終了する。
【0067】図17は運転席の一部を示す外観図であ
る。正面には、車速やエンジン回転数等自動車の状態及
び各種指示警報を表示する計器類704が有り、その右
側にはカードユニット701が備えられている。その
他、メモリユニット702やハンドル中央部に有る操作
ユニット703が備えられている。
【0068】図18はシステムのブロック図であり、カ
ードユニット701,メモリユニット702,操作ユニ
ット703,表示ユニット713,通信ユニット71
4,エンジン制御ユニット709,変速機ユニット71
0,エアコンユニット711,パワステユニット71
2,その他のユニット715より成っている。各ユニッ
トは多重伝送を行う光伝送ライン705と電気伝送ライ
ン706で繋がっている。さらに、エンジン制御ユニッ
ト709,変速機ユニット710,エアコンユニット7
11,パワステユニット712は密接な関連があるので
それぞれ専用線で繋がる。ここでは、ライン707で示
している。カードユニット701にパーソナルカードが
挿入されると、そこに記憶されている個人番号を読込み
操作ユニット703へ送信する。操作ユニットはその個
人番号に対応するメモリエリアを割出し、メモリユニッ
ト702に記憶されているパーソナル情報をエンジン制
御ユニット709,変速機ユニット710,エアコンユ
ニット711,パワステユニット712,その他のユニ
ット715で送信される。メモリユニット内には複数の
パーソナル情報の他に各仕様の標準設定値であるイニシ
ャル値も記憶されており、システムの異常時他必要に応
じて各ユニットへ送信させる事が可能である。自動車の
運転中など各ユニットにパーソナル情報またはイニシャ
ル値を設定した後の変更は操作ユニットに入力して行
う。イグニッションキーOFF時には、全ユニットにイ
ニシャル値が設定されている場合を除きメモリユニット
へパーソナル情報として記憶される。
【0069】図19にシステム立上げ時における異常検
出時の処理を示す。イグニッションキーON時、ステッ
プ720でカードュニットは制御を立上げ、ステップ7
22で自己診断を行い異常検出時には操作ユニット表示
部へカードユニット異常と表示させ、計器類704中の
パーソナルメモリシステム警告灯を点灯させ同時にアラ
ーム音を発する。操作ユニット表示部にはその後、ステ
ップ723で各仕様はイニシャル設定にすることを表示
する。
【0070】カードユニットが正常ならばステップ72
4でカードが挿入されているかを確認し、未挿入の場合
はステップ726で各仕様でイニシャル設定で良いかを
カードユニット表示部及び操作ユニット表示部にステッ
プ728で示す。ここで運転者がカードユニットまたは
操作ユニットへイニシャル設定を選択する旨入力した場
合及びイグニッションキーをSTARTの位置にした場
合は、各ユニットの仕様はイニシャル設定にする。カー
ドユニットまたは操作ユニットへパーソナル情報設定を
選択する旨入力した場合はパーソナルカードの挿入指示
をステップ727で行う。
【0071】パーソナルカードが挿入されるとカード上
に記憶されている個人番号をステップ730で読込み、
正しく読込まれたかをステップ732で判断する。正し
く読込むことができてない場合及び読込まれた個人番号
に対応するパーソナル情報が無い場合は、ステップ73
4でそのパーソナルカードは無効である旨カードユニッ
ト及び操作ユニットの表示部へ表示させると同時にアラ
ーム音を発し、操作ユニットの表示部へはその後、ステ
ップ736で各仕様はイニシャル設定にすることを表示
させる。
【0072】カードが有効と判断されたならステップ7
40でパーソナル情報を各ユニットへ送信する。
【0073】各ユニットへパーソナル情報またはイニシ
ャル値が送信された時点でシステム立上げ完了となる。
【0074】システム立上げ時、操作ユニットから仕様
変更の入力がなされると、その入力値が仕様制限範囲内
にあるか否かを判定し、範囲外にある場合は操作ユニッ
トの表示部にその旨表示させアラーム音も発する。仕様
設定は変更値入力以前の値を保持する。
【0075】本実施形態によればシステム中に異常を検
出した場合に運転に必要な標準値に各仕様を設定し、運
転を可能とする。かつ警報を発することにより、運転者
に異常箇所のメンテナンスを促す事が可能となる。ま
た、操作ユニットから入力する事により各仕様の設定変
更が可能となり、運転者の指向に合わせる事ができる。
本実施形態によれば、システム中に異常を検出した場合
に運転に必要な標準値に各仕様を設定し、運転を可能と
する。また異常がある事を警報を発することにより運転
者に告知できるので、メンテナンスの必要を促す事がで
きる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、エンジン制御や車両運
転制御の動作特性または設定値を、運転者によって変更
できると共に制御装置異常時にバックアップ手段に切換
えることができるため運転者の意志を反映した運転性と
安全性が確保できる。
【0077】また、運転者毎の特性データの記憶手段を
制御装置から分離し、自分用の記憶手段を所有これを制
御装置に装着することにより、運転者毎の好みのデータ
設定が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】運転席の一部を示す外観図。
【図3】システムの全体ブロック図。
【図4】システムの動作モードを示す図。
【図5】システム立上げを示すフローチャート。
【図6】表示画面図。
【図7】カードによるシステム立上げを示すフローチャ
ート。
【図8】変速パターン変更のための操作盤の構成図。
【図9】自動変速制御装置のブロック図。
【図10】停止時の変更手順図。
【図11】操作手順図。
【図12】走行中の変更手順図。
【図13】変速パターン変更例。
【図14】記憶手段の切換手順。
【図15】個人別メモリに記憶されたデータの読出しフ
ロー図。
【図16】個人別メモリに記憶するためのフロー図。
【図17】運転席の一部を示す外観図。
【図18】制御ブロック。
【図19】システム立上げ時の異常を検出するためのフ
ロー図。
【符号の説明】
1…入力手段、2…記憶手段、3…識別手段、4…選択
手段、5…制御手段、6…制御対象、9…表示手段、1
0…診断手段、48…ディスクドライブ、112…通信ユ
ニット、116…カードユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 23/02 301 9063−3H G05B 15/02 Z (72)発明者 佐々木 昭二 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所佐和工場内 (72)発明者 坂本 正英 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所佐和工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に設けられた制御装置の制御特性を決
    めるための特性データを保持する記憶手段と、前記特性
    データの変更を指示する入力手段と、前記入力手段に基
    づいて運転者を識別し、該当運転者の前記特性データを
    変更するデータ変更手段と、 前記特性データに基づいて制御対象を制御する制御信号
    を出力する制御手段と、 運転者識別手段と、 前記特性データを運転者毎に区別して複数人数分記憶
    し、かつ書換える手段と、 前記制御装置の異常を診断する診断手段と、を備え、 前記制御装置が異常と診断されたときにバックアップ手
    段に切換わることを特徴とする自動車用制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動車用制御装置におい
    て、 前記記憶手段は、 前記制御装置に固定された第1記憶手段と分離可能な第
    2記憶手段を有し、変更可能な特性データを第2記憶手
    段に保持する自動車用制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の自動車用制御装置におい
    て、 前記第1記憶手段よりのデータ読出しの異常を表示手段
    に表示する手段を有することを特徴とする自動車用制御
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3のいずれかに記載の
    自動車用制御装置において、制御データは自動変速機の
    シフト特性に関することを特徴とする自動車用制御装置
    および自動車用制御装置。
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